2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Taro-学級活動学習指導案.jtd

う来なかった 翌々日の月曜日 あきらは じゅんに いいよ と返事をもらったのに どうしてこなかったのか と詰め寄った それに対して じゅんからは いいよ って 断ったじゃないか という返事が返ってきた という内容である ここでは 文字だけで思いを伝える難しさと 相手の立場をよく考えて情報を発信する大

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第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への 集団の一員としての 集団活動や生活についての 関心 意欲 態度 思考 判断 実践 知識 理解 学級の生活上の問題に関心を 楽しい学級生活をつくるため みんなで楽しい学級生活をつ もち, 他の児童と協力して意欲 に話し合い, 自己の役割や

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

<小学校 生活科>

(3) 資料について本資料は混雑したお店で孫が積んである段ボールを崩してしまい困っているおばあさんの代わりに わたし とその友達の友子が 整理していると 事情の知らない店員に叱られてしまう その後 おばあさんにお礼を言われたが わたし と友子はすっきりしないで帰る 数日後 店員からお詫びの手紙が来た

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

第 2 学年 2 組学級活動 (1) 学習指導案 指導者澤村正太郎 1. 議題 2 年 2 組がもっと元気で楽しくなるクリスマス会をしよう 2. 議題について (1) 学級の実態 ( 男子 15 名女子 9 名計 24 名 ) 本学級の児童は 全体的に仲良く 助け合って学校生活を過ごしている 優しく

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

解答類型

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

藤井 博敏

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

国語科学習指導案

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

いとする価値 生命の尊さ と自己の生き方との関わりについて, さらに考えを深める時間としたい これは, 内容項目 生命の尊さを知り, 生命あるものを大切にすること に関する学習を道徳の時間を要にし, 関連する各教科 領域または日常生活と組み合わせて作成したものである 導入では, 生命に関する価値を確

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○ ○ 科 学 習 指 導 案

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

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自己紹介をしよう

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

4 研究主題との関連 自分を見つめ 友達の思いを大切にする子供の育成 道徳授業の充実を通して 研究主題に迫るために 4 年生では子供たちの目指すべき児童像を 自分の思いを見つめる子 友達の思いに気付く子とした また 目指すべき具体的な児童像を 資料の世界観に浸り 登場人物に自分を重ねながら登場人物の

○ ○ 科 学 習 指 導 案

生徒自身, 思いやりをもった行動ができたと感じていても, 相手の立場に立った行動になっていないこともあるこのキャストの心情を考えることで, 相手の気持ちや立場に共感し, 相手のことを考えた上でキャストがとった思いやりある行動, 親切な行為を学ばせたい (4) 生徒の実態と関わらせた指導の方策 ( 指

第 5 学年 1 組学級活動 (1) 指導案 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 第 5 校時 指導者 西山裕二 1 議題 6 年生が卒業しても忘れない ありがとうの会の計画を立てよう 2 議題について (1) 学級の実態 ( 男子 4 名女子 7 名計 11 名 ) 本学級のある更科小

Taro-6学習指導案(事例①小学校

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Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

4 単元の評価規準 ア生活への関心 意欲 態度イ活動や体験への思考 表現ウ身近な環境や自分に ついての気付き 野菜の収穫を楽しみにしながら 植物の変化や成長の様子に関心をもち 継続的に世話をしようとしている 場所に応じて育てる植物を決めたり 植物の変化や成長の様子に合わせて世話の工夫をしたりしている

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

社会科学習指導案

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とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

が分かり 地域に親しみや愛着をもち 人々と適切に接することや安全に生活することができるようにすることを目指している 本校は 隣接する小学校が休校することになり 今年度非常に多くの転校生を迎えた それに伴い学区域が二校分の広さに広がり 2 年生にとっては新しくなった学区域の中には 知らない場所やまだ行

群教セ I01-08 平 集 特 情緒障害 中学校自閉症 情緒障害特別支援学級における人と関わる意識を高める支援の工夫 自己肯定感を高めるための振り返りと ソーシャルスキルトレーニングを通して 特別研修員田子賢一 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 自閉症 情緒障害特別支援学級の生徒は 社会生活

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から 自分はよいと思っていても, 相手は迷惑がっているかもしれないから 自分がいらいらしている時などは思いやりを忘れてしまうから 相手のことを思っても, どうしたらよいか分からないことがあるから などがあったこれらの結果から, 多くの児童が思いやりの心で人に接することは大切であるが, 相手との人間関

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指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

道徳科学習指導案 指導者 T1 重森恵美子 T2 毛利佐由理 1 日時平成 30 年 6 月 27 日 ( 水 )5 校時 2 学年第 1 学年 (16 名 ) 3 主題名 だれにでもおなじように [C 公正, 公平, 社会正義 ] 4 ねらい誰に対しても同じように接することがすてきであることに気づ

第 5 学年 2 組学級活動 (2) 学習指導案 11 月 20 日 ( 火 ) 第 5 校時 指導者 山下智裕 展開場所 5 年 2 組教室 1 題材見直そう! 私たちの給食 2 題材について (1) 題材設定の理由児童が一日に取る食事 3 回のうち1 回は学校給食であり 給食の時間は児童にとって

ていく必要がある 本題材はその練習であるので 比べる商品の情報は 5 年生に判断しやすいものを精選し提示するように工夫する これらの学習内容を通して 商品に付いている品質表示や価格 鮮度などに関心をもつ消費者へ育ってほしい さらに 店舗に行かなくても商品を購入できる通信販売やネット販売 カード払いな

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

(3) 指導について指導に当たっては つかむ の段階で まず整理 整頓の必要性を実感させるために 実際に自分の机に入っている学習用具を整理 整頓させ どんなことを考えながら整理 整頓したのかを発表させる その上で ロッカーの中など範囲を広げて整理 整頓させていく 終わった後 自分の机の中や周囲を見渡

第 学年 図画工作科学習指導案

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

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【授業 1】

<小学校 生活科>

第4学年算数科学習指導案

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

て, 全員トライを達成させるために, 自分たちでルールを工夫していくことも考えさせたい 習得したことを生かす段階では, それぞれのチームがこれまでの学習で得たものを生かし, チームのめあてをもって チャレンジカップ を行う パスをつないでトライした場合や全員がトライにチャレンジした場合, 全試合を通

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

第1学年国語科学習指導案

Microsoft Word - 社会科

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

4 題材の目標 (1) 歌詞の内容や曲想に関心をもち 音楽表現を工夫して歌う学習に主体的に取り組む ( 音楽への関心 意欲 態度 ) (2) 声部の役割や全体の響きを感じ取って音楽表現を工夫し どのように合わせて歌うかについて思いや意図をもっている ( 音楽表現の創意工夫 ) (3) 歌詞の内容や曲

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

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第14章 キャリア教育

Transcription:

第 2 学年 3 組学級活動 (2) 指導案 平成 28 年 1 月 15 日 ( 金 ) 第 5 校時指導者 T1 養護教諭松橋喜代子 T2 教諭藤光隆男子 15 名女子 10 名計 25 名 1 題材たいせつないのち 学級活動 (2) カ心身ともに健康で安全な生活態度の形成 2 題材について (1) 児童の実態本学級の児童は 明るく活発であり 体を動かすことがとても好きである 生活の中では 多くの児童が 友達を思いやる発言や行動を心掛けているが 友達の行動を注意するときには厳しい口調になってしまうことがある 体育のドッジボールでも自が投げたい一心でボールを奪い合ってしまう場面が見られる その一方で 練習の中で全員にボールが回るように渡したり 盛り上げるために肩を組んで掛け声をしたりする場面も見られる こうした 友達と協力し合い 相手の気持ちを考えて活動できるよさをさらに高めるために 各教科等でも 意図的にグループでの活動を取り入れている さらに 帰りの会で友達のよいところを発表する キラキラハート賞 や クラスの仲を深める集会活動の取組を通して 児童は思いやりの気持ちがもてるようになってきている 引き続き 友達とのトラブルが起きても いやなことを言ったり 暴力をふるったりすることがないように思いやりの気持ちを伸ばす指導をしていきたい (2) 題材設定の理由性に関する指導を各教科や総合的な学習の時間などと関連付けながら 計画的 継続的に指導を実施していくことは 生きる力 の基盤をつくる上で非常に重要であると考える 特にこの時期においては 自己肯定感を高めるとともに自他の生命を大切にしようとする気持ちを育てることが大切であるととらえている 2 年生では 生活科で生き物を飼育する活動を通して 生き物は生命をもっていることや成長をしていることに気付き 大切に育てることができるようにしている また あしたへジャンプ の学習を通して 自自身の成長や生活の様子を振り返り 自の誕生や成長への興味 関心が高まっている こうした教科との関連を図ることで 命の大切さについて考える学習がより豊かに効果的に進められるものと考える 本時では 自たちが母親の胎内で へその緒を通して栄養や酸素の供給を受けながら 家族や周囲の人の愛情によって大切に育てられてきたこと 自が生まれた時の家族や周囲の人々の喜びや思いに気付かせることで 自自身を大切にすることはもとより 自と同じように生まれ 家族や周囲の人に愛されている友達も大切にしようとする気持ちを養い 相手を思いやる具体的な行動がとれるようにすることをねらいとして 本題材を設定した

3 養護教諭が指導する効果について 児童の健康に関する実態や生活行動を踏まえた指導ができる 最新の保健情報や知識等 専門性を生かした指導ができる 健康問題に対して実践的な方法を提示でき 関心 意欲を高めることができる 自己の健康問題等について相談するきっかけとなり 個別の指導につなげることができる 4 第 1 学年及び第 2 学年の評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度 自己の身の回りの問題に関心をもち 進んで日常の生活や学習に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践学級生活を楽しくするために日常の生活や学習の課題について話し合い 自に合ったよりよい解決方法などについて考え 判断し 実践している 集団活動や生活についての知識 理解学級生活を楽しくすることの大切さ そのための基本的な生活や学習の仕方などについて理解している 5 事前の指導 たいせつないのち の学習について家庭に知らせ 児童が母親の胎内にいた時の様子や生まれた時の両親 家族の気持ちなどを手紙に書いてもらうよう保護者に依頼する 生活科 あしたへジャンプ の学習において 自の誕生や成長の記録 出産時の様子についてカードにまとめ 家族の思いに気付くことができるようにする 道徳の時間において 生命の尊さに関する授業を実施する 6 本時のねらい 生命の大切さに気付き 自と同じように大切にされてきた友達とさらに仲よくする方法を考 え 実践できるようにする 7 本時の展開 段階導入 5 つかむ 展開 30 学習活動 1 赤ちゃんの頃の写真を見て自の乳児期があったことに気付く 2 自たちは おなかの中でどのように育ったかについて話を聞く 指導上の留意点 (T1: 担任 T2: 養護教諭 ) 目指す児童の姿と評価規準 T2: 赤ちゃんの写真を提示し クイズ形式で自由に意見を発表させながら 楽しい雰囲気で本時の学習への関心を高める 自にも赤ちゃんの時期があったことを想起させ 赤ちゃんは どのように育つのか考えさせる T1: 掲示資料 お母さんのおなかの中の赤ちゃんの絵 を使い 説明する お母さんの体には 赤ちゃんを育てるための働きが備わっている お母さんのおなかの中で 約 10 ヶ月位かけて大きくなる 資料 赤ちゃんの写真 おなかの中の赤ちゃんの絵

さぐる お母さんと一本の管 ( へその緒 ) でつながっている その管を通じて 栄養 や 空気 病気とたたかう力 をもらっている おなか中の新しい命は 家族や周りの人をうれしい気持ち 幸せな気持ちにしている ( 命の共有 ) 10 ヶ月のカレンダー 3 家族からの手紙を読み おなか中で赤ちゃんが育っていた時の家族の気持ちを話し合う T1: 事前に書いてもらった手紙を読ませ 家族の気持ちに気付かせる これからどう生活していくか考えよう! 見付ける 4 これからどう生活していけばよいか考える T1: 大切に育てられた自たちは これからどんなことに気を付けて生活をしていけばよいか考え 発表させる T2: 児童が 発表したことを全体で共有できるように板書する 体を大事にする お母さんのお手伝いをする けがをしない 友達に優しくする等 T1: 話合いを通して自自身を大切にするとともに 友達も自と同じように家族に大切に育てられたことに気付かせる さらに このことを踏まえ 友達の体や心を傷付けないように 仲よく過ごすことが大切であることを考えさせる T1: 友達とさらに仲よくしていくためには どんなことに気を付けたらよいか どうすればよいか具体的に考えさせる 終末 10 決める 5 これから友達とどのように接していくか決める < 自己決定 > 6 教師の話を聞く T2: 友達の意見も参考にして これから友達ともっと仲よくしていくためにはどうすればよいか 自の考えを自己決定カードに記入させる T1 T2: 机間指導を行い 具体的な考えを自己決定カードに記入している児童について賞賛し 実践への意欲付けを図る また 自の考えをうまく書けない児童には 友達にしてもらってうれしかったことなどについて書くよう助言する 自たちは おなかの中にいる時から大切に育てられたことに気付き 同じように大切にされている友達と仲よく生活するためにどうしたらよいか 自のめあてを決めている また 自他の生命の大切さ 友達と仲よく生活するために自のめあてを考え 決めている 思考 判断 実践 自己決定カード

8 事後の指導 帰りの会などで 自で決めためあてに取り組めているかを確認し 実践の継続ができるよう意欲付けを図る 実践について学年だより等で家庭に知らせ 継続して取り組むことを依頼する 家庭での児童の様子や家族で話し合ったことについて記入してもらう 家庭との連携を図り 気付いたことがあれば 担任や養護教諭に連絡してもらうようにする 9 板書計画 おなかの中の赤ちゃんの絵 これからどう生活していくか考えよう どんなことに気を付けて生活する気を付けて生活すること 板書板書児童の意見 体を大事にする お手伝いをする 友だちにやさし くする みんな大切にそだてられた 大切に育てられた友だちともっともっとなか友だちも大切によく生活するには そだてられた もっともっとなかよくするために 10 ヶ月のカレンダー掲示 10 資料 ( 先行授業で行ったクラスの保護者より )

友だちとなかよくする方ほうを考えよう! 年組名前 みんな同じように家ぞくに大切にされている友だちと なかよくするためには どんなことができるかな? ぼくは わたしは 友だちともっとなかよくするために をめあてに生活していきます!