Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

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Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

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ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

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(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

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北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

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U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

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本件については, 消防庁から都道府県防災 国民保護担当部局に周知しているところですが, 日本語の理解が困難な児童生徒等やその保護者, 教職員等への情報提供の際に有用と考えられることから, 各教育委員会 学校等においても必要に応じ御活用ください 各都道府県 指定都市教育委員会におかれては, 所管の学校


内閣官房ホームページ ( 国民保護ポータルサイト ) 掲載内容別添 1 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達について 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降 弾道ミサイ

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

平成17年度 児童生徒用身分証明書発行計画(案)

全国瞬時警報システム (J アラート ) とは 弾道ミサイル情報 津波警報 緊急地震速報等 対処に時間的余裕のない事態に関する情報を 人工衛星及び地上回線を用いて国 ( 内閣官房 気象庁から消防庁を経由 ) から送信し 市町村防災行 政無線 ( 同報系 ) 等を自動起動することにより 国から住民まで

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災害情報の分類 A 災害時等の発生結果伝達情報 B 大きな災害が発生する恐れの予告情報 ( 身の安全確保等の 警報 ) C 災害後の処置対策情報 D 災害時の被害減災システム制御信号 通報制御信号 E 警報 等の解除情報 F 記録的自然災害情報 ( 特別警報 ) 1 緊急速報メール ( 各通信会社

最近の弾道ミサイル等の発射状況 1( 防衛省 HP 等より抜粋 ) 日付推定される弾種発射数場所飛翔距離備考 ムスダン 1 東岸地域不明 ( 失敗 ) SLBM 1 新浦 ( シンポ ) 沖約 30km 潜水艦発射 ムスダン 2 元山 ( ウォン

第8章 災害復旧計画

国民保護について 2

(1) 確実な受信体制内閣官房からの緊急情報ネットワークシステム ( 以下 エムネット という ) J アラート 消防庁からの消防防災無線 FAX 等により伝達される情報を確実に受信できる体制をとること (2) 住民に対する情報伝達体制各市区町村は 取得した情報を J アラートの自動起動による放送等

大雪警報発表時の対応暴風警報等と異なり 大雪の場合は大雪警報が解除された後も積雪の状況により登園が困難になることも想定されるため 各園の判断で臨時休園等の措置をとります その際 幼稚園敷地内の適切な場所を観測地点として その場所の積雪量が一定基準 ( 大雪警報に準じて20センチメートル程度 ) に達

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( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

過去に官邸対策室を設置した事例 2 平成 18 年 7 月 5 日 北朝鮮による飛翔体発射事案に関する官邸対策室設置北朝鮮による弾道ミサイル発射事案に関する官邸対策室に名称変更 10 月 9 日 北朝鮮による核実験実施情報に関する官邸対策室設置 平成 19 年 3 月 25 日 石川県能登を中心とす

目 次 はじめに 1 1 防衛省から官邸対策室 ( 危機管理センター ) への情報伝達の検証 2 検証項目 1 防衛省は 7 時 40 分に米国から受信したSEW 情報を官邸幹部及び官邸対策室 ( 危機管理センター ) に一斉通報すべきではなかったか 検証項目 2 何らかの飛翔体が発射されたことを把

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

2 地震発生時の教職員対応マニュアル ( 勤務時間内 外 ) 地震発生 < 一般的な初期の対応 > 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 自分自身の安全確保 緊急連絡先へ連絡 負傷者がいれば救助 勤務時間の内 外 通常勤 務に戻 る なし 本部からの避難指示 勤務時間外 < 震度 5> 未満 出勤

金正恩体制下の北朝鮮は 近年 ICBMやミサイルの発射実験をくり返しています 特に2017年夏以降は弾道ミサイルが北海道などの日本上空を通過し 太平洋上に落下する事案が複数回 発生しており 日本国内でもJアラートの警報が発令されて国民生活にも影響が出てきています 2017年9 月3 日には 6 回目

地方自治体の危機管理 自然災害 ( 地震 大雨等 ) 災害対策基本法等 事故等 ( 火災 列車事故 ) 感染症 鳥インフルエンザ等 武力攻撃 大規模テロ 武力攻撃事態対処法 (H15.6 月成立 ) 国民保護法 (H16.6 月成立 ) 地方自治体に災害時と同様 重要な役割 1

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その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

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-災害に備えて-

北朝鮮による核実験 弾道ミサイル発射事案 2016 年来 3 回の核実験の他 40 発もの弾道ミサイルの発射を強行〇 2017 年後半は特に 新型を含む長射程の弾道ミサイルを繰り返し発射 近年の北朝鮮による弾道ミサイル発射数 2 0

2 平成 30 年 6 月分 市民の声 6 月 21 日 7 月 5 日ブロック塀について ( 大阪地震に関連して ) 地震による倒壊から命を守り 津波から早く逃げるための避難経路を確保するため 沼津市では 一般の道路境いつも市政を通じた市民へのご貢献ありがとうございます 界に面する危険なブロック塀

緊急通報の現状 ( 回線保留機能等の仕組み ) 1 メタル電話は NTT 東日本 西日本の PSTN により 回線保留 及び 逆信 が可能 1 1 回線保留 とは が受話器を下ろしても指令台側が切断しない限り接続状態を維持すること 逆信 とは 回線保留状態でが受話器を下ろしている時に側から着信音を鳴

位置ナビ一斉検索 Quick Start Guide | クイックスタートガイド

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

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もくじ 鎌倉市教育委員会の災害発生時における小中学校の基本的対応 非常災害時と大規模地震への対応について 災害発生時の対応について 一斉下校時の教職員の立哨について 大規模地震発生時の職員対応 ( 授業中 ) ( 休み時間中 ) 避難訓練年間計画 防災計画

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

とができます また 緊急情報を受信した際は緊急ランプが点滅し 視覚的にも確認することができます 2. 荒天時に屋内にいる人にとって 風雨や建物による反響の影響を受けないため 緊急情報を明瞭に確認することができます 3. 軽量で 乾電池による稼働ができるため 災害時には避難中でも情報を収集することがで

あんしんフィルターfor au(Android)設定ガイド

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし

~ 浦商連絡メール の登録方法 ( 生徒用 )~ 1. 下記のQRコードから登録画面へ QRコードが読み取りできない場合は宛先 携帯電話から件名と本文欄に 入会 と入力して送信 ( 携帯が iphone の場合は 件名 本文欄に 入会 と入力して送信 ) 2

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新

学校の危機管理マニュアル作成の手引

い場合は 引渡しカードに書かれた代理者でもかまいません 原則 記入された方以外には引渡しをしません Q3 学校からの情報を得られる方法は? A3( 保護者への連絡方法 ) 災害時には 被災地などへ通話が集中することから 電話 ( 固定電話 携帯電話を問わず ) での連絡が取れなくなることが予想されま

答弁 谷町長青野議員の質問にお答えいたします 全国瞬時警報システム いわゆるJアラートは弾道ミサイル情報や津波情報 緊急地震速報など 対処に時間的余裕がない事態に関する情報を 人工衛星等を用いて国から市町村まで緊急情報を瞬時に伝えるシステムです 鷹栖町では平成 24 年の3 月にシステムの設置を行い

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第33回

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平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

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試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

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報道資料 2007 年 10 月 22 日株式会社インタラクティブ プログラム ガイド株式会社ディーツーコミュニケーションズ KDDI 株式会社株式会社ジャパン モバイルコミュニケーションズ 携帯電話向け向け電子電子番組表サービス番組表サービス G ガイドモバイル が 3 キャリア合計登録登録利用者

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災害時アクションカード ( 鳴門モデル ) の作成 鳴門教育大学客員研究員プロジェクト研究 アクションカード とは, 医療現場で使われるカードである これは, 緊急時に集合したスタッフ一人ひとりに配布される 行動指標カード であり, 限られた人員と限られた物資で, できるだけ効率よく緊急対応を行うこ

年報経営ディスクロージャー研究 2016 年 3 月第 15 号 30,000 25,000 20,000 被害者数 ( 人 ) 15,000 10,000 5,000 0 死者 不明者の合計 行方不明

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第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

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北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達及び行動に関する Q&A Q1. 弾道ミサイルが発射されても J アラートが鳴らないことがあるのはなぜでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に使用されます 逆に 日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がないと判断した場合は J アラートは使用されません なお 日本の排他的経済水域 (EEZ) 内にミサイルが落下する可能性がある場合は J アラートは使用されませんが 船舶 航空機に対して迅速に警報を発します Q2. 実際 どのように情報伝達が行われるのでしょうか A2. 政府から J アラートにより情報伝達があった場合は 携帯電話にエリアメー ル 緊急速報メールが配信されます Q3. これまで J アラートにより弾道ミサイルに関する情報伝達を行った実績を教えて下さい A3. 北朝鮮が 人工衛星 と称する弾道ミサイルを発射した平成 28 年 2 月 7 日及び平成 24 年 12 月 12 日と 予告なく弾道ミサイルを発射した平成 29 年 8 月 2 9 日に それぞれ ミサイル発射情報 と ミサイル通過情報 を J アラートにより対象地域に伝達されました ( 本市には伝達されていません ) 1

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発射場所から約 1,600km 離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています なお 弾道ミサイルの種類や発射の方法 発射場所等により日本へ飛来するまでの時間は異なります Q5. ミサイルが発射された との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A5. 弾道ミサイル発射の情報を伝達し 避難を呼びかけます 屋外にいる場合は近くの建物 ( できればコンクリート造り等頑丈な建物 ) の中又は地下 ( 地下街や地下駅舎などの地下施設 ) に避難して下さい なお ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性があると判断した場合には その時点で改めて 直ちに避難することを呼びかけます Q6. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A6. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にいる場合 できるだけ窓から離れ できれば窓のない部屋へ移動してください Q7. どのような建物などに避難すれば良いのでしょうか A7. 近くの建物 ( できればコンクリート造り等の頑丈な建物 ) の中又は地下街 地下駅舎などの地下施設に避難してください 2

Q8. なぜ建物の中又は地下へ避難するのですか A8. ミサイル着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるためには屋内 ( できれば頑丈な建物 ) や地下街 地下駅舎などの地下施設への避難が有効だからです 避難施設として指定されているかどうかにかかわらず 近くの建物 ( できれ ば頑丈な建物 ) の中又は地下施設に避難してください Q9. 自宅にいる場合はどうしたらよいでしょうか A9. すぐに避難できるところにより頑丈な建物や地下 ( 地下街 地下駅舎などの 地下施設 ) があれば直ちにそちらに避難してください それができない場合は できるだけ窓から離れ できれば窓のない部屋へ移動してください Q10. 建物内に避難してから気を付けることはありますか A10. 爆風で壊れた窓ガラスなどで被害を受けないよう できるだけ窓から離れ できれば窓のない部屋へ移動してください Q11. 弾道ミサイルの情報が伝達されたとき 自動車の車内にいる場合はどうすればよいですか A11. 車は燃料のガソリンなどに引火するおそれがあります 車を止めて近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下 ( 地下街 地下駅 舎などの地下施設 ) に避難してください 周囲に避難できる建物や地下施設がない場合 車から離れて地面に伏せ 頭部を守ってください 3

Q12. 車から出ると危険な場合はどうしたらよいですか A12. 高速道路を通行している時など 車から出ると危険な場合には 車を安全な場所に止め 車内で姿勢を低くして 行政からの指示があるまで待機してください Q13. ミサイルが 地方に落下した可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A13. 続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難して下さい 弾頭の種類に応じて被害の様相や対応が大きく異なります そのため テレビ ラジオ インターネットなどを通じて情報収集に努めてください また 行政からの指示があればそれに従って 落ち着いて行動してください もし 近くにミサイルが着弾した場合は 弾頭の種類に応じて被害の及ぶ範囲などが異なりますが 次のように行動してください 屋外にいる場合は 口と鼻をハンカチで覆いながら 現場から直ちに離れ 密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難してください 屋内にいる場合は 換気扇を止め 窓を閉め 目張りをして室内を密閉してください Q14. ミサイルが 地方に落下した可能性がある との情報伝達後の続報とはどのような情報が伝達されるのですか A14. その後の状況に応じて 屋内避難を解除するような情報 又は 引き続き屋内避難をして頂く あるいは別の地域へ避難をして頂くといった情報を伝達します 4

Q15. ミサイルが 地方から へ通過した との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A15. 政府からの情報について テレビやラジオで確認してください 引き続き避難をしていただく必要はありませんが もし 不審な物を発見した場合には 決して近寄らず すぐに警察 消防や海上保安庁に連絡してください Q16. ミサイルが 海に落下した との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A16. 政府からの情報について テレビやラジオで確認してください 引き続き避難をしていただく必要はありませんが もし 不審な物を発見した場合には 決して近寄らず すぐに警察 消防や海上保安庁に連絡してください Q17. ミサイル情報を伝達するエリアメール 緊急速報メールの着信音は国民保護サイレン音なのでしょうか A17. 津波や火山情報などに関するエリアメール 緊急速報メールと同じ着信音です 国民保護サイレン音ではありません ミサイル情報のエリアメール 緊急速報メールの着信音は以下のサイトをご確認ください NTT ドコモエリアメール ( 災害 避難情報 ) のページ https://www.nttdocomo.co.jp/service/areamail/disaster_evacuation/index.html au 緊急速報メール ( 災害 避難情報 ) のページ https://www.au.com/mobile/anti-disaster/kinkyu-sokuho/saigai-hinan/ ソフトバンク緊急速報メール ( 災害 避難情報 ) のページ http://www.softbank.jp/mobile/service/urgent_news/about/disaster_info/ Y モバイル緊急速報メール ( 災害 避難情報 ) のページ http://www.ymobile.jp/service/urgent_mail/disaster_info/ 5

Q18. 所有している携帯電話 スマートフォンが J アラート作動時にエリアメール 緊急速報メールを受信するか知りたいのですが A18. 消防庁において 受信可能な機種かどうかの確認方法と 受信できない場合等 の対策をまとめて ホームページに公表しています 添付ファイルをご覧くだ さい ( 参考 : スマートフォンアプリ等による国民保護情報の配信サービスの活用 ) Q19. 国民保護サイレンを学校や事業所などで吹鳴させて児童 生徒や従業員などに周知したいのですが 構いませんか A19. 構いません なお 国民保護サイレン音は国民保護ポータルサイトから確認できます ただし 国民保護サイレン音を聞いた人が 実際に武力攻撃事態等が発生していると混同しないように注意してください ( これから周知のために国民保護サイレン音を鳴らしますが 実際に武力攻撃事態等が起こっているわけではありません と事前アナウンスをしてから吹鳴させるなど ) 6