災害情報の分類 A 災害時等の発生結果伝達情報 B 大きな災害が発生する恐れの予告情報 ( 身の安全確保等の 警報 ) C 災害後の処置対策情報 D 災害時の被害減災システム制御信号 通報制御信号 E 警報 等の解除情報 F 記録的自然災害情報 ( 特別警報 ) 1 緊急速報メール ( 各通信会社

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Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

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ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

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Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

続報を伝達しますので 引き続き屋内に避難していて下さい 弾道ミサイルが日本の上空を通過した場合には 他に追尾しているミサイルやミサイルから分離した落下物が我が国の領土 領海に落下する可能性が無いことを確認した後 弾道ミサイルが通過した旨の情報をお知らせします ((2)2) 引き続き屋内に避難する必要

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北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

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内閣官房ホームページ ( 国民保護ポータルサイト ) 掲載内容別添 1 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達について 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降 弾道ミサイ

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

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本件については, 消防庁から都道府県防災 国民保護担当部局に周知しているところですが, 日本語の理解が困難な児童生徒等やその保護者, 教職員等への情報提供の際に有用と考えられることから, 各教育委員会 学校等においても必要に応じ御活用ください 各都道府県 指定都市教育委員会におかれては, 所管の学校


第8章 災害復旧計画

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新

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平成17年度 児童生徒用身分証明書発行計画(案)

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大雪警報発表時の対応暴風警報等と異なり 大雪の場合は大雪警報が解除された後も積雪の状況により登園が困難になることも想定されるため 各園の判断で臨時休園等の措置をとります その際 幼稚園敷地内の適切な場所を観測地点として その場所の積雪量が一定基準 ( 大雪警報に準じて20センチメートル程度 ) に達

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

最近の弾道ミサイル等の発射状況 1( 防衛省 HP 等より抜粋 ) 日付推定される弾種発射数場所飛翔距離備考 ムスダン 1 東岸地域不明 ( 失敗 ) SLBM 1 新浦 ( シンポ ) 沖約 30km 潜水艦発射 ムスダン 2 元山 ( ウォン

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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本日のお話 大雨から身を守るために 1. 大雨をもたらす気象現象 2. 気象庁が発表する情報と対応 動 3. 急な大雨から身を守るために 4. 情報の入手方法 地震から身を守るために 1. 地震とは 2. 緊急地震速報とは 3. 緊急地震速報を 聞きしたときは 4. 緊急地震速報の入手方法 2

全国瞬時警報システム (J アラート ) とは 弾道ミサイル情報 津波警報 緊急地震速報等 対処に時間的余裕のない事態に関する情報を 人工衛星及び地上回線を用いて国 ( 内閣官房 気象庁から消防庁を経由 ) から送信し 市町村防災行 政無線 ( 同報系 ) 等を自動起動することにより 国から住民まで

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

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日本海溝海底地震津波観測網の整備と緊急津波速報 ( 仮称 ) システムの現状と将来像 < 日本海溝海底地震津波観測網の整備 > 地震情報 津波情報 その他 ( 研究活動に必要な情報等 ) 海底観測網の整備及び活用の現状 陸域と比べ海域の観測点 ( 地震計 ) は少ない ( 陸上 : 1378 点海域

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防災 減災への民間情報の活用の必要性 東日本大震災において 明らかになった課題 従来の情報収集の取組 職員による現地調査 報道機関からの情報 通報 検知器 ( センサー ) 課題 対応できる人員の限界 小さな地域に関する情報の不足 紙情報が多い 情報の整理 管理が困難 設備 維持費用が大きい 上記課

目 次 はじめに 1 1 防衛省から官邸対策室 ( 危機管理センター ) への情報伝達の検証 2 検証項目 1 防衛省は 7 時 40 分に米国から受信したSEW 情報を官邸幹部及び官邸対策室 ( 危機管理センター ) に一斉通報すべきではなかったか 検証項目 2 何らかの飛翔体が発射されたことを把

( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

背景 現状と問題点 背景緊急地震速報の高度利用者向け先行提供開始から 8 年 一般提供開始及び警報化から 7 年が経過し 情報伝達手段をはじめ社会環境が変化している 緊急地震速報 ( 予報 ) は 導入当初 機器 設備等の制御等への活用に大きな期待が寄せられた 緊急地震速報 ( 警報 ) の認知度は

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

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訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

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試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 29 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

平成28年4月 地震・火山月報(防災編)

2 災害用伝言板 (web171) 1. 登録可能電話番号全国の加入電話 ISDN ひかり電話( 電話サービス ) IP 電話 (050の電話番号から始まるIP 電話も含む ) 携帯電話 PHSの電話番号 2. 伝言蓄積数 20 伝言 3. 伝言保存期間 6 ヶ月 4. 伝言登録 閲覧可能地域全国

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

台風18号に伴う「災害用伝言ダイヤル(171)」及び「災害用伝言板(web171)」の運用開始について

試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

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布 ) の提供を開始するとともに 国民に対し分かりやすい説明を行い普及に努めること 図った 複数地震の同時発生時においても緊急地震速報の精度を維持するための手法を導入するとともに 緊急地震速報の迅速化を進める 特に 日本海溝沿いで発生する地震については 緊急地震速報 ( 予報 ) の第 1 報を発表

津波情報に活用する観測地点の追加について 別紙 津波情報への活用を開始する海底津波計の分布図 活用を開始する海底津波計沿岸の津波観測点 GPS 波浪計海底津波計 活用を開始する海底津波計の地点名称は 沖 を省略して記載しています ( 宮城牡鹿沖 及び 茨城神栖沖 を除く)

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目次 : はじめに 2 1. 安否確認アプリについて 安否確認アプリの設定について 安否確認アプリのインストール方法について Android の場合 iOS の場合 アプリの通知設定について 7 2. メールについて 8 2-

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事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

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緊急通報の現状 ( 回線保留機能等の仕組み ) 1 メタル電話は NTT 東日本 西日本の PSTN により 回線保留 及び 逆信 が可能 1 1 回線保留 とは が受話器を下ろしても指令台側が切断しない限り接続状態を維持すること 逆信 とは 回線保留状態でが受話器を下ろしている時に側から着信音を鳴

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

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地震の概要 検知時刻 : 1 月 3 日 18 時分 10 発生時刻 : 1 月 3 日 18 時 10 分 マグニチュード: 5.1( 暫定値 ; 速報値 5.0から更新 ) 場所および深さ: 熊本県熊本地方 深さ10km( 暫定値 ) 発震機構 : 南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型 ( 速報

改正履歴 平成 23 年 4 月 22 日 平成 25 年 8 月 2 日 平成 26 年 6 月 19 日 平成 30 年 6 月 25 日 策定一部改正一部追記一部改正

津波に対する水門 陸閘等の操作指針について 1. 目的 本指針は, 水門 陸閘等に関して, 海岸, 河川, 港湾, 漁港等の管理者 ( 以下 施設管理者 という ) と現場操作員が平常時及び津波発生時に実施すべき事項や, 施設に関する閉鎖基準等及び配備体制などの基本的な方針を定め, 本県沿岸に襲来す

土砂災害警戒情報って何? 土砂災害警戒情報とは 大雨警報が発表されている状況でさらに土砂災害の危険性が高まったときに, 市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の方々が自主避難をする際の参考となるよう, 宮城県と仙台管区気象台が共同で発表する防災情報です 気象庁 HP より :

Ⅰ. はじめに はじめに 調査プロジェクトの一環として 外部会場を利用した実査 ( 会場調査 CLT やグループインタビュー等 ) の実施時における 台風 地震 火災その他の災害に対する対応の指針として ここに JMRA 外部会場における調査時の緊急時対応ガイドライン を定める 当ガイドラインは 調

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緊急速報メール 配信の手引き 第2.1版

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各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

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第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

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油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

平成 29 年 7 月 20 日滝川タイムライン検討会気象台資料 気象庁札幌管区気象台 Sapporo Regional Headquarters Japan Meteorological Agency 大雨警報 ( 浸水害 ) 洪水警報の基準改正 表面雨量指数の活用による大雨警報 ( 浸水害 )

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参考資料 三郷市火災予防条例の一部を改正する条例案の素案 平成 26 年 9 月 三郷市消防本部 大規模な屋外催しにおける防火管理体制の構築について 1 改正の背景 1 京都府福知山市花火大会火災平成 25 年 8 月 15 日 京都府福知山市で行われた花火大会において 死者 3 名 負傷者 56

Transcription:

最近の防災情報伝達と訓練おおさか 880 万人訓練から その情報を単なる情報として扱うか その情報を信頼して行動するか それは情報の内容等に期待を持つかで大きく違ってくる 訓練で情報の伝達は確認できた さてどのように活用するか になる 要するに役に立つかではないか 下記の1 は 単なる情報でその内容を期待できるものではなく災害時の結果情報伝達と理解すべき 45も結果情報伝達でニュースである 23は 観測結果から物理的な根拠のある随一信頼できる情報 その内容で対処できる現状の正確な本来の防災情報ではないか その情報にも限界もあるが一番信頼のできる情報内容であることを周知した上で利用すれば有効な手段と言える そこで 仮に利用者が誤報の情報を信頼し期待して行動した場合その内容が著しく反した場合 凶器になる場合もある点を考慮しておきたい だが 速報 は 情報の伝達スピードと精度が求められ 短時間の処理能力が必要でそれが緊急通報の要である 後に示す時間列の情報の伝達の難しさがある 結果 緊急地震速報の ( 高度利用の1 秒が ) 限界ではないか 地震速報も J アラートも技術的には可能であろうが 秒単位の戦いの中でIT 技術 通信技術が生命であると言える その点を理解し地震速報は近傍の地震には対応できない J アラートも大陸間弾道弾の発射を検知して4 分以上の場合は対応できない物理的限界を事前に示し周知し正しい対応 ( 行動 ) を指導すべきではないか 誰もが間に合わないシステムとは思っていない 国が 100 億もかけ構築した設備 現状の設備の特徴を正しく提示し理解を求めて対処するのが重要ではないか ( 間に合う 合わないが問題ではない ) 物理的な限界は理解できる 道路の信号は赤で車は止まることが信頼できるから利用している黄色で注意している ここを 正さないと訓練もできない それは 現状では本当の災害が発生した時に証明されるがそれでは遅い 地震は自然現象として限界 J アラートは物理的な限界がある その点を今回 北朝鮮のミサイル発射で示されたのではないか 地震速報の 警報 も東北太平洋沖地震で示された Jアラートは弾道弾には勝てない 地震速報の 警報 は 近傍の地震には対応できないと示すべきではないか対応できるような曖昧なままの現状では大変危険ではないかシステムの限界の中で最良の方法を講ずるのがプロの世界 世の務めではないか ようやく 大震法の見直しの動きも出てきた今日次に考えたい事項 情報過多現象 国の情報はもつと重みが必要 だれも行動しない速報ならいらない 誤解を招く本物で泣くことになる 緊急通報 警報 発令の場合の対処心得 緊急地震速報 警報 発令の場合の対処方法時の防御の方法 ( 地震 台風 豪雨 強風 津波 核ミサイル 火災 ) 地震の場合は 3 分以内で揺れは収まるが二次災害に注意 ( 火災 爆発 倒壊 ) 津波の場合地震発生後反応が起きる 津波発生の情報の入手 高台に避難開始 高層建物の高層階に避難 建物の倒壊 = 身の安全確保 / 地震 強風 暴風 爆破 建物の隅で身を低くして 転倒 落下物に注意建物の火災 = 一瞬避難 / 単独火災 延焼 爆破 避難口の確保 避難 ( 身を低く避難 ) 核爆発 = ミサイル攻撃 / 耳と目を手で保護して 建物の隅の強固な場所に身を低くして避難場所 ( 道路 )= 建物の軒下上部からの落下物を防ぐ ( 身を低くして ) ( 建物の中 )= 窓から離れ柱 建物の隅で身を低くして保護する シャンデリア 照明器具から離れた場所に避難建物から出る場合上階からの落下物を確認して避難する津波 = 発生の情報で高台に避難

災害情報の分類 A 災害時等の発生結果伝達情報 B 大きな災害が発生する恐れの予告情報 ( 身の安全確保等の 警報 ) C 災害後の処置対策情報 D 災害時の被害減災システム制御信号 通報制御信号 E 警報 等の解除情報 F 記録的自然災害情報 ( 特別警報 ) 1 緊急速報メール ( 各通信会社 ) 情報の伝達 ( 約 6 秒の伝達時間が必要 ) エリアメール おおさか防災情報メール等統一されていない その他に通信会社独自のメール配信システムを利用した緊急通報情報がある 主 情報は気象庁からの 警報 発令の場合 予報事業者 総務省から情報を各地で再配信される 2 緊急地震速報 気象業務法による速報 ( 気象庁 予報事業者 ) 緊急地震情報 ( 警報 )( 約 1 秒の伝達時間が必要 ) 緊急地震速報の発令基準は2 点以上の地震観測点で地震波が観測され 最大震度が5 弱以上と予想され重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合 気象庁が定める基準に該当する場合政令の定めるところにより その旨を示して 警報 が発令される 現在も緊急地震速報は気象業務法では 地震動警報 と位置づけられています 他に 特別警報 も定められている ( 正規の緊急地震速報は気象庁が端末まで所要時間 1 秒以内とされています ) 警報の発令者は気象庁長官 ** 気象庁は 予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合として降雨量その他に関し気象庁が定める基準に該当する場合には 政令の定めるところにより その旨を示して 気象 地象 津波 高潮及び波浪についての一般の利用に適合する警報をしなければならない 警報 とは 重大な災害の起るおそれのある旨を警告して行う予報 警報をしたときは 政令の定めるところにより 直ちにその警報事項を警察庁 消防庁 国土交通省 海上保安庁 都道府県 東日本電信電話株式会社 西日本電信電話株式会社又は日本放送協会の機関に通知しなければならない予報事業者は警報の伝達義務を負うと定められている 緊急地震速報はその情報と時間 ( 秒 ) の戦い それは地震波のスピードと競走するためです ( 参考 )(1 秒 ) 地震 P 波のスピード秒速 5 ~ 7km 時速に直すと P 波で 18,000~25,200km/ 時 S 波のスピード秒速 3 ~4km 時速 10,800km ~ 14,400km の差を認識ください ( 緊急地震速報は P 波 S 波の時間差を利用しているものでこの猛スピードに対応するには近傍の地震には対応できないのです ) 3 全国瞬時警報 (J アラート) 国民保護法に基づく( 国民保護サイレン )( 消防庁 地方公共団体 ) 情報の伝達 緊急情報を伝達します 北朝鮮が予告することなく弾道ミサイルを発射した場合には 政府としても 伝達される緊急情報には 内閣官房が発表する 国民保護に関する情報 と気象庁が発表する 自然災害に関する情報 の 2 種類があります 国民保護に関する情報 とは 国民保護法に基づき内閣官房の発表する弾道ミサイル情報や航空攻撃情報 ゲリラ 特殊部隊攻撃情報などの武力攻撃に関する情報です ( 約 4 秒の伝膣時間が必要 ). 4 緊急警報放送 EWS 早期警報システム (NHK) 情報の伝達と待機受信機の制御 ( 約 5 秒の伝達時間必要 )

総務省令電波法施行規則第 2 条第 1 項第 84 号の 2 に規定による放送 緊急地震速報とは違います 緊急警報放送とは 津波など人命 や財産に重大な影響の予想される災害が発生した時に緊急警報信号 ( ピロピロ音 ) を鳴らすことで テレビやラジオのスイッチが入り 災害情いち早く知らせる放送. 5 TV ラジオ放送 災害の発生速報 被害状況の伝達 避難状況の伝達 結果放送 今回の訓練での検証事項 対応機種の確認お持ちの携帯電話が 災害 避難情報 に対応しているかどうかについては 各携帯電話会社にお問い合わせください 工場出荷時から対応しているもの アプリのダウンロードで対応するもの パソコンに接続すれば対応するもの 販売店に持ち込む必要のあるものなど 機種によって大きく異なります お手持ちの携帯電話に エリアメール 緊急速報メールの設定 項目があり この中に 災害 避難情報 の設定があれば 対応している機種です 対応していれば当日緊急通報メールを受信しています 受信しない場合に上記のご確認をお願いします 送信メールの種類訓練当日の午前 11 時 03 分頃に大阪府内にある携帯電話に訓練開始の合図として発信する 訓練情報 は 携帯電話会社のエリアメール / 緊急速報メールサービスの 災害 避難情報 を利用します エリアメール / 緊急速報メールに対応している機種でも 設定メニューに 災害 避難情報 の項目が表示されていない機種は 災害 避難情報 には対応していません 大阪 880 万人訓練で発信するエリアメール / 緊急速報メールを受信しませんので ご注意ください e-メールではなく 文字放送を携帯電話機が受信するシステムです メールの着信時間緊急速報メールは発信してから数秒で携帯電話に届きますが 受信できなかった場合 自動再送されますので 着信が数分遅れる事があります緊急速報メールではありません ( 地震の揺れの後になる場合もあります ) 予報事業者としての情報の取扱検討から

図 1 11:03 大阪府の訓練開始通報 2 図 3 枚方 くずは駅の状況 11210 ミサイル発射時の J/アラートは間に合わない その時系列の検証 Jアラートとは 人工衛星と市町村の防災無線を使って地震や津波 弾道ミサイルの発射など緊急情報を伝える

国の全国瞬時警報システム 今迄から 技術的に懸念されていましたがどうやらその J アラート 弾道ミサイルが発射された際に間に合 わないのではないかと言われ現実に証明された 100 億もかけたシステムが間に合わないでは意味がないではないか今回の北朝鮮が発射 したミサイルは北海道襟裳岬の上空を通過して襟裳岬東方 1180km の太平洋に落下した 国民保護情報等の対応 J アラート受信後 2 分後に着弾している 発射から着弾までの J アラートの伝達経過時系列の例約 9 分経過 北朝鮮がミサイル発射 5:58 00 政府がJアラート発信 6:02 04 対象者がJアラート受信 6:04 02 分単位 北海道上空を通過 6:07 03 太平洋沖着弾 6:12 01 結果受信 2 分後には上空を通過している 逃げるための時間はないことになる 気象庁の緊急地震速報より猶予時間はない ( システムが自動化での時間 手動で操作では間に合わない ) 28 年 8 月 1 日 17 時 09 分頃発生の千葉県富津付近震源地の地震発生緊急地震速報配信経過 気象庁緊急地震速報の伝達経過時系列の例 1 秒以内確保 ( 気象庁から端末 ) 地震発生時刻 17:09:00 地震発生検知時刻 17:09:35 第 1 報配信 17:09:45 秒単位 第 1 報受信 17:09:46 予報事業者 ( 専用端末 ) NHK の速報 17:11:02 携帯緊急通報メール 17:14:05 民間放送事業者 気象庁の震度は 広範囲な地域の震度階で現実の個別地点の震度ではない 地震発生時の主要動の到達時間を気象庁は教えてくれない それを知るには予報事業者の高度利用 ( 緊急地震速報 ) でなくては本来の避難猶予時間を知ることは出来ない これも気象庁は個別地点情報ではないから 気象庁は公的な機関で個別地点の発表はしていない 広域を対象としている そのことを公に発表していないために誤解をまねき自分の所は大丈夫と思い込み避難が遅れる場合もある そこで 情報は正確に伝達しその防災情報の内容を日々周知徹底する必要があるのではないか 地震の震度は地形地盤状況で大きく変動します そこで正確な震度は個別地点の計測が必要 気象庁発表値では固定地点の数値の 揺れと異なり場所によって数 km はなれた地点の結果で示されている そこで個別地点での計測でより正確な震度を求めています 又この装置を使うことで最近多くなった高層建物の各階の震度を容易に計測可能にしました ( 各階構造により建物の揺れが違う )

個別地点で地震波 gal 値を計測し個別地点の震度計算 大森先生の公式で震源距離 初期微動計測時間 地震波から震源地の方向位 置を推定しています 結果 確実的な個別地点の震度を知ることが出来ます 最近 各種緊急情報として伝達されていますが その内容は統一性がなくまちまちで 何を信用してよいものかととっさの場合に妨げになっているかもする それと その情報の内 容を正確に周知徹底されていない 差の情報の泣き所 ( 欠点 ) を示されないで提供されているものもある その結果は イザ と言 う時の後に証明されるが防災情報はそれでは遅い 人々の直接生命に関係していることを原点にビジネスを考える必要がある 自衛隊のミサイル防衛のシステムでは発射後まもなく飛行コースの予測ができることを踏まえ 政府はミサイルがどこを飛行しているかわかっているので きめ細かく情報を提供すれば 住民に与える余計な不安や心配を減らせるのではないか 情報提供はできるだけリアルタイムに近づけるべきで それを技術的にどこまで改良できるのかが今後の課題になる と述べ 発射 と 上空通過 の情報の間に 通過の見込み など情報を加えてはどうかと提言していました 家の中にいる人が 頑丈な建物や地下に避難して下さい と言われてそのとおりに行動すると 家の外に出てかえって危険なってしまう 家の中にいるのであれば カーテンを閉めて窓ガラスから離れるか トイレや風呂場など柱が丈夫な空間にいれば けがをする可能性は減らせる 外にいて周りに建物がない場合は 木の陰に隠れて身をかがめるだけでも意味がある 最悪のケースを想定することは危機管理上 大事なことだが 正しく想定しておかないと不安をあおることになりかねない と話していました 内閣官房の担当者は今回の情報提供について ミサイルが飛来する前に緊急情報を発信でき 必要なタイミングで情報が伝達できたと考えている より正確かつ迅速な情報発信ができるように不断の努力をしていきたい としています 2016/10/25 改 政府のミサイルが発射された場合の対策 北朝鮮の核 ミサイル開発が止まらない 8 月 29 日早朝には中距離弾道ミサイルを発射し 日本上空を通過させた 9 月 3 日には6 度目の核実験を強行した 更に 9 月 15 日早朝に発射された ミサイル発射の際には 日本政府のJアラート ( 全国瞬時警報システム ) が東日本を中心に鳴った 国民に 避難 を呼びかける Jアラートとは そもそもどのような仕組みなのか 万が一 ミサイルが落ちてきたらどうすればいいのか 政府 内閣官房の国民保護ポータルサイトで示している

Jアラートには二通りの配信ルートがある 北朝鮮のミサイルが日本に落ちる場合 発射から着弾までは早くて10 分前後 この間の情報による行動に欠かせないのが Jアラートだ J アラートは ミサイルの飛来だけでなく 津波警報や緊急地震速報など 日本にいる人々が安全のため素早い対応を迫られる情報を伝える仕組みです ミサイルに関する情報が伝わるルートは二通りある 一つは全国の自治体経由 各市区町村の庁舎などにある受信機に情報が届くと 防災行政無線が自動的に起動 特別のサイレンに続き メッセージが流れる 同じメッセージを登録制メールでも流している自治体もある もう一つは個人の携帯電話向け 消防庁は携帯電話の大手事業者と提携しており Jアラートのメッセージを 緊急速報メール や エリアメール で配信する方式 第一報で 避難 呼びかけミサイルが日本の方向に来ると政府が判断すれば 予測される軌道の周辺地域 に 総務省消防庁を通じて第一報として ミサイル発射 避難して下さい というメッセージが流れる こ の第一報まで数分 対応に残された時間も数分と短い その 通報の場合の対処方法 屋外にいる場合 近くのできるだけ頑丈な建物や地下街に避難する 適当な建物がなければ物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る 屋内にいる場合 できるだけ窓から離れ できれば窓のない部屋へ移動するこうした対応が必要なのは 近くにミサイルが落ちた場合 爆発にできるだけ身をさらさないようにするためだ 爆弾の中身や破壊された物が爆風で飛び散れば 物陰にいるかどうかが生死を分けることもありえる 自動車の運転中に第一報を受け取ることもある 内閣官房はその場合 ミサイルの爆発でガソリンに引火する恐れがあるため 車から離れたうえで 屋外にいる場合 の対応をとるよう求めている ただ 高速道路などで車外に出ると危険な場合は 安全な所に車を止め 中で姿勢を低くするようにとしてほしい 落ちたのか第二報以降も注意 Jアラートの第一報の段階では ミサイルが日本に落下するかは不明だ 領土や領海に落ちるかもしれないと政府が判断すれば 直ちに避難 ミサイルが落下する可能性があります という第二報が流れる さらに実際に落ちたと推定されれば ミサイルが 地方に落下した可能性があります 引き続き屋内に避難して下さい という第三報が続く 第二 三報とも 第一報が流れたのと同じ地域に伝わる ただ 発射されたミサイルは領土や領海に落ちるとは限らない 手前の日本海や東シナ海に落ちたり 8 月末のように日本列島を越えて太平洋に落ちる可能性もある 日本上空を通過 あるいは領海外に落下したと推定される場合は Jアラートの第二報でその旨を伝え 不審物を発見した場合は近寄らず警察や消防へ連絡して下さい と流れる 領土や領海にミサイルの本体が落ちなくても 分離したミサイルの一部が落ちるかもしれないからだ

もし落ちてしまったら 万が一 ミサイルが領土や領海に落ちた場合 第二報で流れた 地方 を中心に対処が必要になるミサイルの弾頭に兵器が搭載されている可能性があり さらにその中身次第で被害状況が異なるからだ 例えば 核兵器や生物化学兵器のような弾頭だった場合 ミサイルが落下した地域には甚大な被害も予想される 内閣官房では テレビ ラジオ インターネットなどを通じて情報収集に努めて下さい また 行政からの指示があれば従って 落ち着いて行動して下さい としている 行政からの指示 は 政府が引き続きJアラートを使ったり 着弾点付近の市区町村が独自の情報を防災行政無線で流したりすることが考えられている 混乱や不安がさらなる被害を生まないよう 国民が情報をしっかりと把握し続けることが大切だ 国や都道府県 市区町村は連携し 速やかな調整によって被害に対処する一方 それぞれの地域に必要な情報を発信することが求められている 1. 政府内閣官房は ミサイル発射され日本に着弾されるまでの時間を早くて10 分前後 としているが9 月 15 日の北朝鮮の実験結果によると J アラートの信号受信に発射から約 6 分かかっているミサイルは北海道の上空を通過している点を考慮しておきたい 北朝鮮から発射された場合 東京 大阪は もっと短時間で着弾することになる点を理解して行動しないと J アラートで身を守ることは出来ない 結果 ミサイルが着弾してから J アラートは鳴ることになる スマホの情報は 2 3 分遅れ ることを考慮してください 内閣官房の国民保護ポータルサイト