志摩広域消防組合警防規程

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⑴ ⑵ ⑶ ⑷ 1


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⑴ ⑵ ⑶

○宇城広域連合●●条例

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⑵ ⑶ ⑷ ⑸ ⑴ ⑵

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志摩広域消防組合火災出動規程


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5 改正条文の書式

1青森県防災ヘリコプター運航管理要綱

Microsoft Word - 02_21 衛星通信車調達仕様書

例規標準書式スタイル

ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

自衛隊の原子力災害派遣に関する達




火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

予防課関係の要綱,通達改正案

吹田市告示第  号

Microsoft Word - 1表紙

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

新旧対照表

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

( 補助の限度 ) 第 4 条補助金の額は 1 年度あたり500,000 円を限度とし, 毎年度予算の範囲内で市長が定める ( 交付の期間 ) 第 5 条補助金の交付期間は, 市長がこの要綱による補助金を最初に交付したときから5 年とする 2 前項の規定にかかわらず, 補助金の交付は, 組合にあって

札幌市道路位置指定審査基準

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

⑴ ⑵ ⑶ ⑵

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○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)


屋外広告物のしおり

北広島市社会福祉協議会特定個人情報取扱規程 平成 28 年 1 月 1 日 平成 30 年 1 月 15 日 制定 一部改正 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章組織体制等 ( 第 7 条 - 第 10 条 ) 第 3 章取得及び収集の制限 ( 第 11 条 - 第 1

( 管理責任者 ) 第 6 条航空隊に管理責任者を置き 地域部地域運用課長をもって充てる 2 管理責任者は 航空隊の効率的な管理 運営並びに航空機の効果的な運用を図るものとする ( 航空隊長 ) 第 7 条地域部地域運用課航空隊長 ( 以下 航空隊長 という ) は 規則第 4 条第 3 項に規定す


5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

寝屋川市母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 雇用の安定及び就職の促進を図るために必要な教育訓練に係る講座 ( 以下 講座 という ) を受講する母子家庭の母 又は父子家庭の父に対し 母子及び父子並びに寡婦福祉法 ( 昭和 39 年法律第 129 号 以下

必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

GVP省令

宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

1


⑴ ⑵ ⑶

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(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

筒先進入技術等の伝承の一方策について

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ


3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

○島原地域広域市町村圏組合消防署の組織

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

( 活動基地及び活動区域 ) 第 5 条 航空隊の活動基地は 西八代郡市川三郷町黒沢 5375 番地に設置する山梨県警察航空基地 ( 以下 航空基地 という ) とする 2 航空隊の活動区域は 県内全域とする ( 編成 ) 第 6 条 航空隊の編成は 別表第 1 のとおりとする ( 業務 ) 第 7

として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

2 術科教師は 術科に関する専門的知識及び技能を有する原則として警部補以上の階級 にある警察官をもって充て 警察本部長 ( 以下 本部長 という ) が指名するものと する 3 警務部教養課長 ( 以下 教養課長 という ) は 必要の都度 術科教師を警察署等 に派遺して指導に当たらせるものとする

2 航空隊に 企画通信係 運航係及び整備係を置き その事務は次に掲げるとおりとする (1) 企画通信係ア県警察が装備する航空機 ( 以下 航空機 という ) の支援申請等の受理及び承認手続に関すること イ航空隊の庶務 企画及び指導に関すること ウ航空業務計画及び調整に関すること エ航空機の派遣申請等

⑴ 申請書 ( 様式第 1 号 ) ⑵ 位置図 ( 1 / 1 0, ~1/ 5 0, 程度 ) ⑶ 平面図 ( 1 / ~1/ 1,0 0 0 程度で設備の配置等が分かるもの ) ⑷ 地番図, 土地の権利関係書類 ( 自社用地 : 公図及び登記簿の写し, 借地

⑵ 街頭防犯カメラの設置は 補助金の交付申請を行った年度に着手し 当該年度内に完了できるものであること ⑶ 補助金の交付を受けようとする街頭防犯カメラに関し 他の法令等により 国 県又は市から同種の補助金の交付を受けていないこと ( 補助対象経費 ) 第 5 条補助の対象となる経費 ( 以下 補助対

安全管理規程

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

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情報システムセキュリティ規程

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

9川総行推第29号

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富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

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2-1 出場体制等 1 出場体制東京消防庁における出場体制は 火災 救助 救急及び危険排除等の災害区分に応じて 普通出場 特別出場 特命出場により対応しています ⑴ 火災普通出場 市街地の一般火災及び大規模又は特殊な対象物の火災が発生した場合 火災の規模に応じて第 1 出場から第 4 出場に区分して

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

議案第4号

14個人情報の取扱いに関する規程

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

個人情報保護規程

目次 1 目的 1 2 医療機関及び行政機関等との協力関係の確保 1 3 事業主体 1 (1) ドクターヘリ 1 (2) 防災消防ヘリ 1 4 定義 1 (1) ドクターヘリ基地病院 1 (2) 地域救急医療体制支援病院 1 (3) ヘリ救急搬送体制支援病院 2 (4) 出動区分 2 5 ドクターヘ

privacypolicy

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

( 寄附の受入れ ) 第 6 条寄附金については 次の各号に定める場合 これを受け入れることができる ⑴ 学術研究に要する経費にあてることを目的とする場合 ⑵ 図書 機械 器具及び標本等の購入費にあてることを目的とする場合 ⑶ 学生に貸与または給与する学資にあてることを目的とする場合 ⑷ 前各号以外

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

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外部通報処理要領(ホームページ登載分)

大館市入札参加資格に関する要綱

改正要点マニュアル

宝塚市条例第 33 号宝塚市市街化調整区域における開発行為及び建築物の新築等に関する条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章市街化調整区域において行うことができる開発行為及び建築物の新築等 ( 第 3 条 第 4 条 ) 第 3 章北部地域において行うことができる開発行為及

Transcription:

志摩広域消防組合警防規程 昭和 58 年 11 月 1 日 訓令第 6 号 平成 23 年 3 月 29 日訓令第 5 号改正 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 消防法 ( 昭和 23 年法律第 186 号 ) に基づき常時における火災及びその他の災害 ( 以下 火災等 という ) を警戒し 並びに鎮圧するのに必要な事項を定め志摩広域消防組合 ( 以下 組合 という ) の機能を十分発揮させて 住民の生命 身体及び財産を火災等から保護するとともに被害を軽減することを目的とする ( 警防責任 ) 第 2 条消防長及び消防署長は この規程の定めるところにより組合管内の消防事情の実態を把握し これに対応する警防態勢の確立を図るとともに部下職員を指揮監督して 警防の万全を期するものとする ( 用語 ) 第 3 条この規程の用語は 次の例による ⑴ 警防行動とは 火災等の覚知 出動 防ぎょ 人命救助等の行動をいう ⑵ 警防計画とは 火災等の被害を最小限にとどめるに必要な事前の対策をいう ⑶ 危険区域とは 第 12 条に定めたものをいう ⑷ 特殊建築物とは 第 13 条に定めたものをいう ⑸ 防ぎょとは 発生した火災等の鎮圧又は排除に従事することをいう ⑹ 人命救助とは 生命又は身体に現実に危険が及んでいる要救助者を人力 機械力 器具等を用いて安全な場所に救出することをいう ⑺ その他の災害とは 救助 救援 危険排除 排水 洗浄等の作業を必要とするものをいう 第 2 章消防隊等の編成 ( 消防隊等の編成 ) 第 4 条消防隊は 大隊 中隊及び小隊とし その編成については別に定める 2 消防本部消防課に指揮支援隊を置き その編成については別に定める 第 3 章警防計画 第 1 節通則

( 警防計画の区分 ) 第 5 条警防計画は 運用計画及び諸計画に区分する ( 運用計画 ) 第 6 条運用計画は 次の 3 種とし消防長がこれを樹立する ⑴ 災害出動計画 ⑵ 通信運用計画 ⑶ その他の運用計画 2 消防長は 運用計画を樹立又は変更したときは 関係図書を整備し 計画内容を職員に周知徹底しておくものとする ( 諸計画 ) 第 7 条諸計画は 次の 5 種とし消防署長 ( 以下 署長 という ) がこれを樹立する ⑴ 危険区域警防計画 ⑵ 特殊建築物警防計画 ⑶ 水道断減水時警防計画 ⑷ 通行止時警防計画 ⑸ その他の警防計画 2 署長は 諸計画を樹立又は変更したときは 関係図書を整備し 消防長に報告するとともに計画内容を所属職員に周知徹底しておくものとする 第 2 節運用計画第 1 款災害出動計画 ( 出動の種別 ) 第 8 条出動の種別及び出動計画は 別に定める ( 出動区域 ) 第 9 条各隊の出動区域は 別に定める 第 2 款通信運用計画 ( 通信の運用 ) 第 10 条通信は 有線通信 無線通信及び移動体電話 ( 以下 有線通信等 という ) とし 運用計画は 別に定める 第 3 款その他の運用計画 ( 計画の内容 ) 第 11 条その他の運用計画で組合管内全域にわたるものについては その都度計画を樹立するものとする 第 3 節諸計画第 1 款危険区域警防計画 ( 危険区域の計画 ) 第 12 条危険区域警防計画は 別に定めるところにより区域を指定し 計画を樹立しなけ

ればならない 第 2 款特殊建築物警防計画 ( 特殊建築物の計画 ) 第 13 条特殊建築物警防計画は 別に定めるところにより建物を指定し 計画を樹立しなければならない 第 3 款水道断減水時警防計画 ( 水道断減水時の計画 ) 第 14 条関係者から水道断減水に関する通知を受け 警防行動上支障があると認めたときは 水道断減水時警防計画 ( 水道断減水時警防計画図 ) を樹立しなければならない 第 4 款通行止時警防計画 ( 通行止時の計画 ) 第 15 条関係者から通行止に関する通知を受け 又は通行不能箇所を知り警防行動上支障があると認めたときは 通行止時警防計画 ( 通行止時警防計画図 ) を樹立しなければならない 第 5 款その他の警防計画 ( その他の計画 ) 第 16 条消防長から指示されたとき 又は署長が必要と認めるときは その都度計画を樹立しなければならない 第 4 章警防調査第 1 節通則 ( 調査の種別 ) 第 17 条警防調査は 次の 3 種とし 署長は 所属職員に調査を実施させなければならない ⑴ 普通調査 ⑵ 特別調査 ⑶ その他の調査 ( 報告及び処置 ) 第 18 条前条の調査を実施したときは その結果を署長に報告しなければならない 2 署長は 前項の報告に基づき警防行動上支障があると認めたときは 第 7 条第 2 項に基づく措置その他必要な措置を講じなければならない 第 2 節普通調査 ( 普通調査 ) 第 19 条普通調査は 管轄区域内における地理 消防水利 危険区域及び特殊建築物の状況について調査させるものとする ( 調査の実施 )

第 20 条調査は 管轄区域内の実情等を考慮して区域その他を定め 精通の徹底が期されるよう実施させなければならない 2 調査簿その他については 別に定める 第 3 節特別調査 ( 特別調査 ) 第 21 条特別調査は 新たに機関担当を命ぜられた者 新任配置者及び署長において特に必要があると認める者に対して速やかに第 19 条の状況を知得させるために調査させるものとする ( 調査の実施 ) 第 22 条調査は 第 20 条により定めた全調査区域について実施期間を定めて実施させなければならない 第 4 節その他の調査 ( その他の調査 ) 第 23 条その他の調査は 危険度判定に必要なもの 消防水利の保全その他必要と認める事項について調査させるものとし 実施方法等については 適宜に定めるものとする 第 5 章消防訓練 ( 訓練の種類 ) 第 24 条消防訓練は 次の 7 種とする ⑴ 出動訓練 ⑵ 操縦訓練 ⑶ 放水訓練 ⑷ 救助訓練 ⑸ 通信訓練 ⑹ 救急訓練 ⑺ 警防訓練 2 前項の訓練は 次により行うものとする ⑴ 出動訓練は 出動準備の迅速確実を期するとともに 機械の調整及び器具の点検を行うものとする ⑵ 操縦訓練は 地理及び消防水利の周知徹底並びに消防自動車の操縦技術の向上を図るために行うものとする ⑶ 放水訓練は 注水技術の向上を図るため吸水措置及び放水操作の迅速確実を期するとともに 協同動作の円滑を図るために行うものとする ⑷ 救助訓練は 人命救助作業の迅速確実を期するため建物及び物件の利用並びに救助器具取扱いの習熟により救助技術の習得を図るために行うものとする ⑸ 通信訓練は 通信の迅速確実な疎通を期するため有線通信等の用語 運用等の習熟

を図るため実施するものとする ⑹ 救急訓練は 救急事案に対する現場活動に係る知識及び技術の向上を図るため実施するものとする ⑺ 警防訓練は 各種訓練を総合的に実施するものとし 小隊警防訓練 中隊警防訓練 大隊警防訓練により行うものとする ( 実施回数 ) 第 25 条消防訓練の実施回数その他については 別に定める ( 訓練計画及び報告 ) 第 26 条救助訓練及び警防訓練の実施については 別に定めるところによりあらかじめ計画を樹立しなければならない ただし 特に必要と認める場合 署長は訓練を実施させることができる 2 救助訓練及び警防訓練について計画を樹立したとき 又は実施したときは 署長は消防長に報告しなければならない ( 訓練旗 ) 第 27 条警防訓練に出動する消防車には 別に定める訓練旗を使用しなければならない 第 6 章特別警戒第 1 節通則 ( 特別警戒 ) 第 28 条特別警戒は 警防行動上特に警戒を必要とする場合に行う警戒をいう ( 警戒の種別 ) 第 29 条特別警戒は 次の2 種とする ⑴ 火災期特別警戒 ⑵ 特命特別警戒 ( 計画の樹立及び報告 ) 第 30 条署長は 警戒計画を樹立し 警戒の万全を期さなければならない 2 署長は 警戒計画を樹立したときは 消防長に報告しなければならない 第 2 節火災期特別警戒 ( 火災期特別警戒 ) 第 31 条火災期は 12 月 1 日から翌年 3 月 31 日までの期間をいう 2 火災期特別警戒は 前項の期間において特別に行う警戒をいう 第 3 節特命特別警戒 ( 特命特別警戒 ) 第 32 条特命特別警戒は 消防長の特命に基づくとき 又は人命安全 火災等の発生に対処するため必要があると認めた場合に行う警戒をいう

第 7 章警防行動第 1 節通則 ( 消防車等の確保 ) 第 33 条署長は 消防隊等を常に出動し得る状態におかなければならない 2 署長は 訓練等に消防車等を出動させるときは 消防長に報告しなければならない 3 前項により出動したときであっても 火災等を覚知したときは 所定の警防行動を開始しなければならない ( 事故発生時の処置 ) 第 34 条出動中において事故が発生した場合 事故当事者からの報告を受けた消防本部消防課通信係は 消防長に即報するとともに警防行動上必要な処置を取らなければならない 第 2 節火災等受報時の処置 ( 火災等受報時の処置 ) 第 35 条消防長は 火災の通報を受報したときは 第 8 条に規定する出動計画に基づき出動指令をするとともに 別に定める関係先に通報するものとする 2 火災以外の災害の通報を受報したときは その状況を聴取し 必要と認めたときは 所要隊の出動を指令するものとする 第 3 節指揮本部 ( 指揮本部 ) 第 36 条災害現場の指揮統制を図るため 状況に応じ指揮本部を設置することができるものとし その運営は別に定める 第 4 節警防行動 ( 警防行動の原則 ) 第 37 条警防行動は 人命救助に主力を注がなければならない 2 火災の防ぎょは 延焼阻止を主眼にしなければならない 第 8 章警防行動の効果の評定及び検討第 1 節警防行動の効果の評定 ( 効果の評定 ) 第 38 条署長は 防ぎょに従事した火災等について 警防行動の実態を正しく把握し 警防技術の進歩向上に資するため 別に定めるところにより警防行動の効果の評定をしなければならない 2 署長は 火災等の警防行動において特に顕著であると思われるものについては 別に定めるところにより消防長に報告しなければならない 第 2 節警防行動の検討 ( 警防行動の検討 )

第 39 条署長は 警防行動検討会 ( 以下 検討会 という ) を開催し 将来における警 防施策に資さなければならない 2 前項の検討会を開催するに必要な事項は 別に定める 第 9 章報告 ( 活動報告 ) 第 40 条署長は 火災等発生の都度 別に定めるところにより報告書を作成し 消防長に報告しなければならない 第 10 章災害対策本部が設置された場合の警防行動 ( 災害対策本部が設置されたときの警防行動 ) 第 41 条組合管内の市町に災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) に基づく災害対策本部が設置されたときの警防行動については この規程に定めるもののほか 志摩広域消防組合消防計画に定めるところによるものとする 附則 1 この訓令は 発布の日から施行する 2 志摩広域消防組合警防規程 ( 昭和 50 年 6 月 10 日規程第 1 号 ) は 廃止する 附則 ( 平成 23 年 3 月 29 日訓令第 5 号 ) この訓令は 平成 23 年 4 月 1 日から施行する