<4D F736F F F696E74202D2097D58FB08E8E8CB1838F815B834E F197D58FB E96D8816A66696E616C CF68A4A2E >

Similar documents
オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

PowerPoint プレゼンテーション

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

【発出】ICH見解「腫瘍溶解性ウイルス」について

Microsoft Word - 【プレスリリース・J】毛包再生非臨床 説明文 最終版.docx

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

Microsoft PowerPoint - 資料3-8_(B理研・古関)拠点B理研古関120613

生殖発生毒性試験の実施時期について

動物用医薬品(医薬部外品)製造販売承認事項変更承認申請書

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム

を行った 2.iPS 細胞の由来の探索 3.MEF および TTF 以外の細胞からの ips 細胞誘導 4.Fbx15 以外の遺伝子発現を指標とした ips 細胞の樹立 ips 細胞はこれまでのところレトロウイルスを用いた場合しか樹立できていない また 4 因子を導入した線維芽細胞の中で ips 細

く 細胞傷害活性の無い CD4 + ヘルパー T 細胞が必須と判明した 吉田らは 1988 年 C57BL/6 マウスが腹腔内に移植した BALB/c マウス由来の Meth A 腫瘍細胞 (CTL 耐性細胞株 ) を拒絶すること 1991 年 同種異系移植によって誘導されるマクロファージ (AIM


ごあいさつ バイオシミラーの課題 バイオ医薬品は 20 世紀後半に開発されて以来 癌や血液疾患 自己免疫疾患等多くの難治性疾患に卓抜した治療効果を示し また一般にベネフィット リスク評価が高いと言われています しかしその一方で しばしば高額となる薬剤費用が 患者の経済的負担や社会保障費の増大に繋がる

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

Microsoft PowerPoint - 資料6-1_高橋委員(公開用修正).pptx

報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効

図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル

解禁日時 :2019 年 2 月 4 日 ( 月 ) 午後 7 時 ( 日本時間 ) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 2019 年 2 月 1 日 国立大学法人東京医科歯科大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 IL13Rα2 が血管新生を介して悪性黒色腫 ( メラノーマ ) を

革新的がん治療薬の実用化を目指した非臨床研究 ( 厚生労働科学研究 ) に採択 大学院医歯学総合研究科遺伝子治療 再生医学分野の小戝健一郎教授の 難治癌を標的治療できる完全オリジナルのウイルス遺伝子医薬の実用化のための前臨床研究 が 平成 24 年度の厚生労働科学研究費補助金 ( 難病 がん等の疾患

前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ

2017 年 12 月 15 日 報道機関各位 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科国立大学法人九州大学生体防御医学研究所国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ヒト胎盤幹細胞の樹立に世界で初めて成功 - 生殖医療 再生医療への貢献が期待 - 研究のポイント 注 胎盤幹細胞 (TS 細胞 ) 1 は

本日の話題 1. 遺伝子治療 1 総論 ( 現状と課題 ) 2 日本の動向 ( 現状と課題 ) 2. ゲノム編集 1 総論 ( 現状と課題 ) 2 日本の動向 ( 現状と課題 ) 2

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 松尾祐介 論文審査担当者 主査淺原弘嗣 副査関矢一郎 金井正美 論文題目 Local fibroblast proliferation but not influx is responsible for synovial hyperplasia in a mur

STAP現象の検証の実施について

られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規

PowerPoint プレゼンテーション

系統看護学講座 クイックリファレンス 2012年 母性看護学

公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研究事業 ( 平成 28 年度 ) 公募について 平成 27 年 12 月 1 日 信濃町地区研究者各位 信濃町キャンパス学術研究支援課 公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研


ランゲルハンス細胞の過去まず LC の過去についてお話しします LC は 1868 年に 当時ドイツのベルリン大学の医学生であった Paul Langerhans により発見されました しかしながら 当初は 細胞の形状から神経のように見えたため 神経細胞と勘違いされていました その後 約 100 年

スライド 1

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 森脇真一 井上善博 副査副査 教授教授 東 治 人 上 田 晃 一 副査 教授 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independe

臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美

ICH Q8, Q9, Q10ガイドライン 運用実務研修会 討論会の概略及び結果

報道発表資料 2007 年 4 月 11 日 独立行政法人理化学研究所 傷害を受けた網膜細胞を薬で再生する手法を発見 - 移植治療と異なる薬物による新たな再生治療への第一歩 - ポイント マウス サルの網膜の再生を促進することに成功 網膜だけでなく 難治性神経変性疾患の再生治療にも期待できる 神経回

報道発表資料 2006 年 6 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 アレルギー反応を制御する新たなメカニズムを発見 - 謎の免疫細胞 記憶型 T 細胞 がアレルギー反応に必須 - ポイント アレルギー発症の細胞を可視化する緑色蛍光マウスの開発により解明 分化 発生等で重要なノッチ分子への情報伝達

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

「いわゆる健康食品」の安全性評価ガイドライン(案)

60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起

H


資料 6 rash2 マウス ( 短期発がんモデル ) の特性と品質管理 財団法人実験動物中央研究所 浦野浩司 2018/3/7 1

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

遺伝子の近傍に別の遺伝子の発現制御領域 ( エンハンサーなど ) が移動してくることによって その遺伝子の発現様式を変化させるものです ( 図 2) 融合タンパク質は比較的容易に検出できるので 前者のような二つの遺伝子組み換えの例はこれまで数多く発見されてきたのに対して 後者の場合は 広範囲のゲノム

論文題目  腸管分化に関わるmiRNAの探索とその発現制御解析

がん免疫療法モデルの概要 1. TGN1412 第 Ⅰ 相試験事件 2. がん免疫療法での動物モデルの有用性がんワクチン抗 CTLA-4 抗体抗 PD-1 抗体 2

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

PowerPoint プレゼンテーション

の感染が阻止されるという いわゆる 二度なし現象 の原理であり 予防接種 ( ワクチン ) を行う根拠でもあります 特定の抗原を認識する記憶 B 細胞は体内を循環していますがその数は非常に少なく その中で抗原に遭遇した僅かな記憶 B 細胞が著しく増殖し 効率良く形質細胞に分化することが 大量の抗体産

医療機器開発マネジメントにおけるチェック項目

Transcription:

再生医療等製品の非臨床安全性評価の考え方 ex vivo 遺伝子治療を中心に 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) 再生医療製品等審査部 真木一茂 様式 1-B 第 24 回日本遺伝子細胞治療学会学術集会 CO I 開示 発表者名 : 真木一茂 演題発表に関連し 開示すべき CO I 関係にある企業などはありません 2 1

本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験 3. ケーススタディ 4. まとめ 3 ADA 欠損症の遺伝子治療 北海道大学総合博物館ニュース (2002 年 3 月 ) 第 5 号 4 2

Ex vivo 遺伝子治療の例 CAR 体性幹細胞 T 細胞 5 Ex vivo 遺伝子治療用製品の安全性評価 遺伝子導入 細胞 発現産物 ベクター 6 3

Ex vivo 遺伝子治療用製品の位置づけ 細胞加工製品 自己由来 同種由来 体性幹細胞由来 ips( 様 ) 細胞由来 ES 細胞由来 遺伝子治療用製品 プラスミドベクター ウイルスベクター ( 増殖型 / 非増殖型 ) Ex vivo 遺伝子治療 7 本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験 3. ケーススタディ 4. まとめ 8 4

Ex vivo 遺伝子治療用製品の安全性評価 遺伝子導入 細胞 発現産物 ベクター 9 本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験 細胞加工製品 遺伝子治療用製品 3. ケーススタディ 4. まとめ 10 5

細胞 組織加工製品の非臨床安全性試験 目的外の形質転換を起こしていないこと 細胞 組織が産生する生理活性物質による影響 正常な細胞又は組織への影響 望ましくない免疫反応が生じる可能性 腫瘍形成 一般毒性試験の実施 遺伝子導入が行われている場合には 遺伝子治療用製品指針に定める安全性評価を実施 ヒト ( 自己 ) 由来細胞や組織を加工した医薬品又は医療機器の品質及び安全性の確保について ( 薬食発第 0208003 号 ) など 11 細胞加工製品の構成 細胞成分 非細胞成分 製造工程由来不純物 12 6

治験開始の重要ポイント 非臨床安全性 製品の特性を考慮して 一般毒性 ( 生命維持に関わる機能への影響を含む ) 造腫瘍性 製造工程由来不純物 の評価が必要 30 日調査の重要ポイント例 ( 品質 & 安全性 ) 一般毒性試験 14 7

一般毒性試験 科学的合理性のある範囲 で 医薬品毒性試験法ガイドライン を参考する ただし ガイドラインは 標準的な考え方 科学的に適正であれば修正可能 製品の特性や動物試験の限界を踏まえ ケース バイ ケース で対応 15 造腫瘍性試験 16 8

代表的な試験 造腫瘍性関連試験 in vitro 試験 核型分析試験 遺伝的安定性 軟寒天コロニー形成試験 足場非依存的な増殖能 in vivo 試験 免疫不全動物を用いた試験 生体内での腫瘍形成能 製品ごとに必要な試験は異なる 17 細胞の由来による造腫瘍性リスク 安全性上の懸念 加工方法 培養期間 類似品の使用実績等により変動 ips 細胞 ips 細胞 ES 細胞 体性幹細胞 体細胞 遺伝子導入 ES 細胞例 : 造血幹細胞 最終製品 最終製品 最終製品 奇形腫形成 悪性形質転換 18 9

細胞加工製品の構成 細胞成分 非細胞成分 製造工程由来不純物 19 非細胞成分の安全性評価 Step 1 Step 2 含有量と臨床の用法 用量を踏まえ 既存情報から評価 評価できない場合 最終製品または個々の成分で試験実施 化学合成物質 バイオ成分 スキャフォールド等 参考ガイドライン ICH-M3 ICH-S6 医療機器の生物学的安全性評価 20 10

細胞加工製品の構成 細胞成分 非細胞成分 製造工程由来不純物 21 製造工程由来不純物の安全性評価 Step 1 可能な限り不純物を除去 Step 2 残留量と臨床での用法 用量を踏まえ 既存情報から評価 例 新規物質 ( 化学物質 バイオ ) 内因性物質 使用実績 ガイドライン毒性学的概念 無毒性量 (NOAEL) や最小薬理作用量 (MABEL) など ヒト血中濃度など 医薬品や添加物として使用前例 許容摂取量など ICH-Q3C & D, ICH-M7 毒性学的懸念の閾値 (TTC) など Step 3 評価できない場合 非細胞成分と同様に試験 22 11

本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験 細胞加工製品 遺伝子治療用製品 3. ケーススタディ 4. まとめ 23 遺伝子治療用製品の非臨床安全性試験 増殖性ウイルスが出現する可能性 正常細胞又は正常組織に傷害を与える可能性 染色体に組み込まれる可能性等の安全性 導入遺伝子からの発現産物の安全性 腫瘍形成及びがん化の可能性 望ましくない免疫反応が生じる可能性 一般毒性試験の実施 24 12

増殖性ウイルスが出現する可能性 非増殖性のウイルスベクターは増殖性ウイルスが出現しないことを確認する ウイルスベクターの製造段階や遺伝子導入細胞における増殖性ウイルス否定試験等 25 染色体に組み込まれる可能性等の安全性 ウイルスの特性高 ; レトロ レンチ低 : アデノ プラスミドほぼ無 : センダイ 標的細胞の分化程度 高 ; 造血幹細胞低 :T 細胞 筋肉細胞 26 13

細胞の由来による造腫瘍性リスク 安全性上の懸念 加工方法 培養期間 類似品の使用実績等により変動 ips 細胞 ips 細胞 ES 細胞 体性幹細胞 体細胞 遺伝子導入 ES 細胞例 : 造血幹細胞 最終製品 最終製品 最終製品 奇形腫形成 悪性形質転換 27 染色体に組み込まれる可能性等の安全性 ウイルスの特性高 ; レトロ レンチ低 : アデノ プラスミドほぼ無 : センダイ 標的細胞の分化程度 高 ; 造血幹細胞低 :T 細胞 筋肉細胞 細胞あたりのコピー数 挿入部位に関する情報 生殖細胞へのリスクは ex vivo では通常低い 28 14

導入遺伝子からの発現産物の安全性 一般毒性 生殖発生毒性 がん原性 既存情報およびバイオ医薬品 GL (ICH S6) 29 一般毒性試験 ( バイオ医薬品 ) 動物種 : 2 種以上の薬理反応を示す動物種 投与期間 : 臨床使用予想期間に準ずる 例えば 臨床試験 毒性試験 2 週間まで 2 週間 臨床試験 2 週間以上 ~ 毒性試験臨床試験と同じ ( 最大 6 カ月 ) 30 15

生殖発生毒性試験 Seg.I 受胎能および着床までの初期胚発生に関する試験 Seg.II 胚 胎児発生に関する試験 Seg.III 出生前および出生後の発生並びに母体の機能に関する試験 31 がん原性試験 ( バイオ医薬品 ) 既存情報 : 遺伝子改変マウス ヒト遺伝性疾患 クラスエフェクト等 薬理作用 : 標的分子の生物学的特性 作用機序等 非臨床試験成績 :in vitro 試験 長期毒性試験等長期がん原性試験は必須ではない 総合的にヒトに対する発がんリスクを評価する 32 16

本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験 3. ケーススタディ 4. まとめ 33 ケーススタディ 1 適応症 : 遺伝性疾患 ( 先天的酵素欠損症など ) 発現産物 : ヒト内在性 ( 分泌 ) 遺伝子導入細胞 : 体性幹細胞 ( 脂肪前駆細胞など ) ベクター : レトロウイルスベクター 体性幹細胞 34 17

Ex vivo 遺伝子治療用製品の安全性評価 遺伝子導入 細胞 発現産物 ベクター 35 ケーススタディ 1 発現産物 一般毒性 生殖発生毒性 がん原性 細胞 一般毒性 造腫瘍性 ベクター 増殖性ウイルス 染色体への組込み 既存情報およびバイオ医薬品 GL 技術的ガイダンス LAM-PCR 増殖性ウイルス否定試験 体性幹細胞 36 18

ケーススタディ 2 適応症 : 遺伝性疾患 ( 原発性免疫不全症など ) 発現産物 : ヒト内在性 ( 細胞内 ) 遺伝子導入細胞 : 体性幹細胞 (CD34+ など ) ベクター : レンチウイルスベクター 体性幹細胞 37 ケーススタディ 2 細胞 一般毒性 造腫瘍性 発現産物 技術的ガイダンス ベクター 増殖性ウイルス 染色体への組込み LAM-PCR 増殖性ウイルス否定試験 体性幹細胞 38 19

ケーススタディ 3 CAR 適応症 : 重篤な悪性腫瘍 (B 細胞リンパ腫など ) 発現産物 : ヒト抗原に対するキメラ受容体 (CAR) 遺伝子導入細胞 :T 細胞 ベクター : レトロウイルスベクター T 細胞 39 ケーススタディ 3 CAR 細胞 一般毒性造腫瘍性 発現産物 動物に投与しても GVHD が発現し ヒトでのリスクが適切に評価できない CAR の抗原特異性は高く 動物でヒトのオフターゲット毒性を予測することは困難 動物試験の限界 T 細胞 40 20

ケーススタディ 3 CAR 細胞 一般毒性 ヒトや組織を用いた交叉反応性試験を活用する 動物を用いた評価は 薬理試験等の一般状態観察にとどめる 造腫瘍性 In vitro 不死化アッセイの活用 (IL-2 依存性試験など ) ベクター 発現産物 増殖性ウイルス LAM-PCR T 細胞 染色体への組込み 41 増殖性ウイルス否定試験 本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験 3. ケーススタディ 4. まとめ 42 21

毒性試験の目的 副作用の予測 標的臓器の把握 回復性の確認 用量依存性の確認 初回投与量 医薬品評価概説 43 毒性試験は ヒトのリスクアセスメント のため 決して チェックリストではありません! 44 22

おわりに 再生医療等製品は ケースバイケースでの評価が必須 RS 戦略相談などを有効にご活用ください 45 ご静聴ありがとうございました 46 23