4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

Taro-6学習指導案(事例①小学校

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

第14章 キャリア教育

3 題材の目標 < 家庭生活への関心 意欲 態度 > 身の回りの整理 整頓に関心をもつことができるようにす ごみを減らす方法や不用品の再利用に関心をもつことができるようにす < 生活を創意工夫する能力 > 自の持ち物の整理 整頓の仕方を工夫することができるようにす ごみを少なくする方法を考えたり 不

ていく必要がある 本題材はその練習であるので 比べる商品の情報は 5 年生に判断しやすいものを精選し提示するように工夫する これらの学習内容を通して 商品に付いている品質表示や価格 鮮度などに関心をもつ消費者へ育ってほしい さらに 店舗に行かなくても商品を購入できる通信販売やネット販売 カード払いな

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

( ( ) ) 3 題材の指導計画と評価計画 (1) 指導目標 毎日の食事や使われている食品に関心をもち バランスを考えた食事をしようとする 食品の栄養的な特徴や食品の組み合わせに関心をもつ ごはんとみそしるに関心をもち 調理することができる (2) 指導計画 5 年 12 時間 6 年 12 時間

第2学年1組 家庭科学習指導案

(1) 自分の成長と家族について, 次の事項を指導する ア自分の成長を自覚することを通して, 家庭生活と家族の大切さに気付くこと (1) 自分の成長と家族 の評価規準に盛り込むべき事項 2 学年間の学習に見通しをもち, 自分の成長と家族に関心をもって学習活動に取り組み, 家庭生活と家族の大切さに気付

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解答類型

とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

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< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

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表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

国語科学習指導案様式(案)

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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第5学年2組         家庭科学習指導案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第 5 学年 組家庭科学習指導案 指導者 1 題材名 食べて元気! ご飯とみそ汁 2 題材設定の理由〇児童観本学級の児童は ゆでる 炒める という加熱調理において調理の基礎的 基本的な技能を身に付けている また 5 月の自然教室においては 事前に食品を3つのグループに分ける学習を実施し その後 栄養

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

第4学年算数科学習指導案

Microsoft Word - 技術・家庭科(家庭分野)

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Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

3. 題材の目標 (1) 米飯 みそ汁 並びにそれを中心とした 1 食分の食事のとり方に関心をもち よりよい食生活をしようとしている ( 家庭生活への関心 意欲 態度 ) (2) おいしい米飯とみそ汁の作り方を考えたり 自分なりに工夫したりしている ( 生活を創意工夫する能力 ) (3) 安全に気を

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

<小学校 生活科>

授業実践 『買い物名人になろう!』

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

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○ ○ 科 学 習 指 導 案

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

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H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

指導案

20情報【授業】

Taro-小学校家庭科学習指導案改訂

有り ) については, おもに食べる主食 は, パンが5 人, ごはんが3 人, コーンフレークが1 人, おもに食べる主菜 は, 肉, ハム, などが4 人, 豆腐, 納豆などが1 人, 食べないが3 人, おもに食べる副菜 は, みそ汁が4 人, 炒め物が2 人, サラダが1 人, 食べないが2

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

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(1)

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給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

4 題材の指導 評価計画 ( 時間扱い ) 時評価規準数学習活動 関心 意欲 態度工夫 創造技能知識 理解 3 本時 / 衣服と社会生活 衣服と社会生活 目的に応じた着 衣服の社会生活上 とのかかわり とのかかわりに関 用や個性を生かす の機能について理解 心を持ち 時 場 着用について考え してい

~ ~ ~ おいしいご飯の炊き方について調べる 2 3 基本的なご飯の炊き方について知り, もっと知りたいことを出し合う インターネットを使った調べ方について知る 調べたことを情報カードに記録し, 出典を記す おいしいご飯を炊くための方法について調べ, 基本的な炊き方を理解している ( 発言 活動の

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

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資料2 消費者教育について 教育委員会

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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< 家庭科 > 授業改善に向けて 1 家庭科における主体的 対話的で深い学び ( アクティブ ラーニング ) についてこれまで家庭科では, 実践的 体験的な活動を通して日常生活に必要な基礎的 基本的な知識 技能を身に付けるとともに, それらを活用して身近な生活の課題を解決しようと主体的に学習に取り組

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3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

(3) 指導について指導に当たっては つかむ の段階で まず整理 整頓の必要性を実感させるために 実際に自分の机に入っている学習用具を整理 整頓させ どんなことを考えながら整理 整頓したのかを発表させる その上で ロッカーの中など範囲を広げて整理 整頓させていく 終わった後 自分の机の中や周囲を見渡

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

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算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

Taro-【HP用】指導案.jtd

授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Transcription:

家庭科学習指導案 横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校山本奈央 1. 題材名選んで作ろうお弁当 ( 第 6 学年 ) 2. 題材の目標 (1) お弁当作りに関心をもち, おかずの調理の計画を立て, 材料の買物をしたり, 調理をしたりしようとする (2) お弁当に合うおかずの材料や手順, 材料の選び方, 買い方, 栄養のバランスのよい献立について考えたり, 自分なりに工夫したりする (3) お弁当のおかずの調理や材料の買物に関する基礎的 基本的な技能を身に付けることができる (4) 材料や目的に応じた調理の仕方, 選び方や適切な買い方, 栄養のバランスのよい1 食分の献立の立て方について理解する 3. 題材について (1) 題材について本題材は, B 日常の食事と調理の基礎 の (2) 栄養を考えた食事イ, ウ (3) 調理の基礎ア, イ, ウと, D 身近な消費生活と環境 の (1) 物や金銭の使い方と買物イとの関連を図って構成している 子どもたちに身近な月に1 度の学校行事 お弁当の日 との関連を図った題材を設定することで, 実践意欲を高めるとともに, 学校で学んだことを実生活に生かすことをねらいとしている まず, お弁当の献立を立て, 調理計画を立てる 次に文房具の適切な選び方の学習を生かし, 必要な食材の購入計画を立てて買物し, お弁当の調理実習をする さらに学んだことを生かして次の お弁当の日 につなげるために家庭での実践を行う構成としている (2) 児童について児童の調理に対する関心は高く, 多くが家庭科の授業を通して, 年生の時より調理の基礎的 基本的な技能を高めたいと願っている また, 文房具の適切な選び方では, 品質や価格など様々な観点があることを学習し, 意欲的に情報を集め, 整理することができた しかし, 月に 1 度の学校行事 お弁当の日 に持ってくるお弁当は, 家庭が用意してくれるものと思っているようである そこで, 本題材では, お弁当をより身近に感じ, 家庭での実践化につなげるために, 学校でのお弁当作りに取り組ませ, これまで学んだ栄養バランスのよい食品の取り合わせや, 文房具の選び方の学習を生かして工夫させるとともに, 調理の技能を高められるようにした

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力 お弁当に合うおかずの材料や 生活の技能 お弁当のおかずの調理や材料 家庭生活についての知識 理解 材料や目的に応じた調理の仕 ずの調理の計画を立て 材料の 手順, 材料の選び方, 買い方, の買物に関する基礎的 基本的 方, 選び方や適切な買い方, 栄 買物をしたり, 調理をしたりし 栄養バランスのよい献立につ な技能を身に付けている 養バランスのよい 1 食分の献 ている いて考えたり, 自分なりに工夫 立の立て方について理解して したりしている いる. 指導と評価の計画 (9 時間 ) 時間 1 23 4 6 7 8 小題材名 ねらい 学習活動 お弁当作りの計画を立てよう 調べたお弁当作りの工夫を生かし,1 食分の食事としてお弁当作りの計画を立てることができる 家庭でのインタビューをもとに, お弁当作りの工夫について話し合う 栄養バランスを考えたお弁当作りについて, アドバイスし合い,1 食分の献立としてお弁当作りの調理計画を立てる 材料の選び方を考えよう 材料の品質や価格を考えた選び方について理解し, 集めた情報を活用して材料を選ぶことができる 加工食品を選ぶ観点を考え, 発表する ベーコンについて情報を集め整理する 集めた情報を活用してベーコンを選ぶ 材料を購入しよう 目的に合った買物について購入計画を立て, 適切に購入することができる 目的に応じた適切な材料や分量について考える グループごとの購入計画を立てる 集めた情報を活用し, 材料の選び方や買い方について考えながら買物をする お弁当作りをしよう 彩りを考え, 調理計画に沿ってゆでたり, いためたりしてお弁当を作ることができる 調理実習をする 試食をする 片付けをする 家庭生活への関心 意欲 態度 1お弁当作りに関心をもち, 家庭での工夫について調べようとしている ワークシート 2 お弁当の材料や手順に関心をもち, 購入計画を立て, 材料や目的に応じて適切に調理しようとしている 行動観察 ワークシート 生活を創意工夫する能力 1 栄養のバランスを考えた1 食分の献立について考えたり, 自分なりに工夫したりしている 2お弁当に必要な材料や手順を考え, 調理計画を自分なりに工夫している ワークシート 資料 1 3 集めた情報を活用し, お弁当に合った材料の選び方について考え, 自分なりに工夫したりしている ワークシート 資料 2 3 集めた情報を活用し, お弁当に合った材料の選び方について考え, 自分なりに工夫したりしている ワークシート 4 彩りを考えたお弁当の盛り付けについて, 自分なりに工夫したりしている 写真 行動観察 評価規準 評価方法 生活の技能 1 お弁当に用いる材料の品質や価格などの情報を集め, 整理することができる 行動観察 ワークシート 1 お弁当に用いる材料の品質や価格などの情報を集め, 整理することができる 行動観察 ワークシート 2 調理の計画に沿って, ゆでたりいためたりしてお弁当のおかずを作ることができる 行動観察 家庭生活についての知識 理解 1 栄養のバランスのよい1 食分の献立の立て方について理解している 2 調理に必要な材料の分量や手順を考えた調理計画の立て方を理解している ペーパーテスト 3 お弁当に用いる材料の品質や価格を考えた選び方や買い方について理解してい る ワークシート ペーパーテスト

9 お弁当作りを見直そう 学習を振り返り, 実生活に生かす計画を立てることができる 学習を振り返り, 家庭での実践を考える 既習事項を生かして, 栄養バランスのよいお弁当について, 自分なりに工夫したりしている ワークシート ペーパーテストについては, ある程度の内容のまとまりについて実施する 2. 本時の展開 (4/9 時間 ) (1) 小題材名材料の選び方を考えよう (2) 本時のねらい材料の品質や価格を考えた選び方について理解し, 集めた情報を活用して材料を選ぶことができる (3) 学習活動と評価 時間学習活動指導上の留意点評価場面 評価方法 ( 分 ) 1. 本時の学習のめあてを確認する 調理実習のための買物を, 自分で行 食品の上手な選び方を考えよう うという自覚を持たせるようにす る 1 2. 食品を選ぶ観点について考え, 発表する 文房具の選択に関する既習事項を想起させる ベーコンを選ぶ観点を発表する場面 グループごとに食品を選ぶ観点について話し合い, 発表する 食品は次時の調理実習で多くのグループが使用する加工食品 ( ベーコ 評価方法 ワークシート 知識 理解 ( 価格量大きさなど ) ン ) を扱う 3. 加工食品 ( ベーコン ) の表示から情報を集め, 整理する 集めた情報をワークシートに整理する 発表する ベーコンの実物, 表示がわかる写真を掲示する 1~4 のベーコンの情報を集め, 整理する場面 評価方法 ワークシート 生活の技能 4. 集めた情報を活用して, ベーコンの選び方を考える なぜそのベーコンを選んだか理由を記述する 観点や集めた情報をもとに, 理由が記述できるよう助言する 1~4 のベーコンの中から選択する場面 評価方法 ワークシート 創意工夫. 本時のまとめ 次時の予告をする 次時 ( 買物学習 調理実習 ) に向けて 注意点を確認する

資料 生活の技能 の 1 の評価規準については, お弁当に用いる材料の品質や価格などの情報を集め, 整理することができるかどうかを評価する 創意工夫 3 集めた情報を活用し, お弁当作りに合った材料の選び方や買い方について考え, 自分なりに工夫したりしている 十分満足できる 状況(A) と判断した児童の具体的な例量がちょうどよくて 1 枚あたりの値段を計算しても経済的だし, グリーンマークがついている さらに小分けになっていて使いやすいと思ったからです 既習事項を生かし, 品質や価格のことだけでなく, 環境への配慮を考えたり, 人数を考えた りして具体的に記述していることから 十分満足できる 状況 (A) と判断した

D 身近な消費生活と環境 (1) 物や金銭の使い方と買物 における 2 年間を見通した題材配列 学年月題材 ( 時数 ) 指導内容学習活動 3 8 クリーン大作戦 (4) C(2) ア D(1) ア, イ (2) ア 整理 整頓及び清掃の仕方を考える 持ち物を見直し 生活の中での生かし方を考える 不用品の活用の仕方を工夫する 6 3 物やお金の使い方を見直そう (3) 物やお金の上手な使い方を振り返り, じょうずな買い方について話し合う 6 選んで作ろうお弁当 (9) B(2) イ, ウ (3) ア, イ, ウ 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を立てる 材料の適切な選び方, 購入の仕方について話し合う 目的に応じた適切な材料や分量について考え, 購入計画を立てる 既習事項を生かしてお弁当を作る 学習を振り返り, 家庭での実践を考える 11 6 生活を楽しくしようソーイング (11) A(1) ア C(3) ア, イ, ウ (2) ア 身の回りにある物の大きさや形を考えた布製品を調べ, 家族との生活に役立つ物を考える 入れる物の大きさや形, 布の性質, 環境への配慮などを考えて, 製作する 製作した布作品を活用し, 家族との生活に役立てるために工夫したことを話し合う