いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

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小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

第 5 学年 組家庭科学習指導案 指導者 1 題材名 食べて元気! ご飯とみそ汁 2 題材設定の理由〇児童観本学級の児童は ゆでる 炒める という加熱調理において調理の基礎的 基本的な技能を身に付けている また 5 月の自然教室においては 事前に食品を3つのグループに分ける学習を実施し その後 栄養

平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

有り ) については, おもに食べる主食 は, パンが5 人, ごはんが3 人, コーンフレークが1 人, おもに食べる主菜 は, 肉, ハム, などが4 人, 豆腐, 納豆などが1 人, 食べないが3 人, おもに食べる副菜 は, みそ汁が4 人, 炒め物が2 人, サラダが1 人, 食べないが2

第 4 学年学級活動学習指導案 1 題材名 バランスよく食べよう ( キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食生活の形成 ) 2 題材について (1) 児童の実態 < 男子 11 名 女子 15 名計 26 名 > 本学級は 元気で明るい子どもたちが多い学級である 給食時間は 放送をよく聞いたり

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

第2学年1組 家庭科学習指導案

保健体育科学習指導案

第 5 学年 2 組学級活動 (2) 学習指導案 11 月 20 日 ( 火 ) 第 5 校時 指導者 山下智裕 展開場所 5 年 2 組教室 1 題材見直そう! 私たちの給食 2 題材について (1) 題材設定の理由児童が一日に取る食事 3 回のうち1 回は学校給食であり 給食の時間は児童にとって

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

( ( ) ) 3 題材の指導計画と評価計画 (1) 指導目標 毎日の食事や使われている食品に関心をもち バランスを考えた食事をしようとする 食品の栄養的な特徴や食品の組み合わせに関心をもつ ごはんとみそしるに関心をもち 調理することができる (2) 指導計画 5 年 12 時間 6 年 12 時間

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学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

Taro-6学習指導案(事例①小学校

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

学級活動 ( 食に関する指導 ) 指導案 指導者 1 対象 第 1 学年組 男子 名女子 名合計 名 2 日時 平成 年 月 日 曜日第 校時 3 場所 1 年組教室 4 主題 食べ物を3つの仲間に分けよう! 5 本時の目標好き嫌いせずに食べられるようにする ( 関心 意欲 態度 ) 食べ物が3つの

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中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済


1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

Taro-12事例08.jtd

理科学習指導案

[ 授業実践の詳細 ] 1 時限目 マラウイってどこの国だろう!? 1 担任が夏休みにマラウイという国に行くという話を聞く 2 地図帳を使ってマラウイの位置を確認する 3 マラウイといってもイメージが沸きにくいと思うのでアフリカと聞いてどんなイメージが沸くのか発表をする 4 今自分が思うことのアンケ

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

Taro11-018学活(参考文献).jtd

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

コラム授業力の向上について食育では 生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性を育んでいきます そのためには 教師の授業力が一つの鍵になることはいうまでもありません そこで どのような授業を行えば 子どもたちに望ましい生活習慣等が定着するのか 小学校 中学校授業評価システムガイドライン ( 平成

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

解答類型

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<小学校 生活科>

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 指導日時 : 平成 25 年 11 月 6 日第 3 校時 指導学級 : 第 2 学年 組 名 指導者 : 宮城県古川黎明高等学校教諭千田健二 1 単元名保健 : 社会生活と健康ウ労働と健康 ( 大修館書店 現代保健体育改訂版 ) 2 単元の目標社会生活にお

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

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とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

○ ○ 科 学 習 指 導 案

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

第4学年算数科学習指導案

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

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Microsoft Word - t2gika1.doc

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

いろいろな衣装を知ろう

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Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

○ ○ 科 学 習 指 導 案

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

○ ○ 科 学 習 指 導 案

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平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

Transcription:

8 学習指導案例第 5 学年学級活動指導案指導者教諭 T1 栄養職員 T2 1 題材 おやつの取り方を考えよう 2 題材について 食べること は, 私たちが生きていく上でとても大切なことである そして, 食を取り巻く社会環境は, 食に関する価値観や情報の氾濫によって日々めまぐるしく変化している その中で生活している児童にとって, 健康に過ごすために, 食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることの重要性が高まっている しかし, 児童の中で, 毎日食べているものが自を作っているという強い自覚を持って生活していることはほとんどない 家の人が出してくれたものを無意識に食べ, 体にいいからという理由で苦手なものも少しは食べる程度の受け身の態度がまだまだ普通といってよい また, 家庭科や給食時の学習から, バランスよく食べる, 野菜も食べる, よく噛むなどは気をつけているが, 自から積極的に行動しようとする児童はいない 食べ物が豊富な今だからこそ, 大人になって自で食べ物を選択するときに, より健康的な食べ方ができるように成長していってほしい そのために, 本題材では, 食習慣と深く関わる脂質 塩 糖を取り上げていきたい おやつにも多く含まれていて, 取りすぎの心配もされる脂質 塩 糖に焦点を当てて学習することによって, 食べる前に表示を見て確認する, 食事とのバランスを取る, などのちょっとした意識を持てるようなきっかけ作りができればよいと考え本題材を設定した また, 興味を持てるように実物や体験を取り入れる, 児童の身近な物を提示する, 学習したことを今後の生活に生かすために具体的な行動として表す, などに取り組んでいきたい 3 児童の実態男子 18 名, 女子 9 名, 計 27 名である 全体的に元気で明るい児童が多い 学習その他の面で新しい物事に興味関心を示して, 前向きに取り組もうとする児童が多いが何事においても個人差が大きい 毎日の給食では, 残飯が無い日が多く, 学級全体としてはよく食べるといえる ただ, 細かく見ていると, 何でもよく食べる児童もいるが, 苦手な物を減らしている児童, 友達と話していて食べるのが遅くなってしまう児童, あっという間に食べてしまい, おかわりの時間を待っている児童, 素早くおしゃべりしないで食べてはいるが, よく噛まないで食べている児童など様子は様々である 普段から食べることや食べ物に興味関心があると答えた児童は,17 人 (63%) で食べることの楽しさや食べ物のおいしさをその理由に挙げている 反対に,10 名 (37%) は, 出された物を食べることが当たり前で食べること自体にあまり関心が無い様子が見られる また, 食べるときに気をつけていることの内容を見ても, 家の人に言われたことなどが中心で自の健康を考えて食べている様子はあまり見られない おやつに関しては,25 名 (93%) の児童が毎日あるいは時々食べると答え, 食べるものを自で決める割合も高い 食べ過ぎないように気をつけている児童は多いが, 何が入っているかを意識して選んでいる様子はあまり見られない 4 目標 心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食べ方を理解し, 自で気をつけようする意欲を持つことができる 食べ物に含まれている脂質や塩や糖について理解し, おやつの取り方について自の生活を見直すことができる 5 第 5 学年及び第 6 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲 態度 集団の一員としての思考 判断 実践 集団活動や生活についての知識 理解 自己の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち, 自主的に日常の生活や学習に取り組もうとしている 楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために, 日常の生活や学習の課題について話し合い, 自に合ったよりよい解決方法などにつ 楽しく豊かな学級や学校の生活をつくることの大切さ, そのための健全な生活や自主的な学習の仕方などについて理

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方を考えよう 学習内容 1 脂質について知ろう ( 本時 ) 食べ物に含まれている脂質について理解し, おやつの取り方を考えながら食べられるようになろう 2 塩 糖について知ろう 食べ物に含まれている塩や糖について理解し, 食事とおやつのバランスを考えて食べられるようになろう < 関連 > 8 事前の指導 家庭科 食べて元気に ( 全 11 時間 ) 1 なぜ食べるのか考えよう (1 時間 ) 2 五大栄養素の働き (1 時間 ) 33 つの食品のグループとその働き (2 時間 ) 4 ご飯とみそしるをつくろう (7 時間 ) 活動時間 児童の活動 指導上の留意点 目指す児童の姿と 評価方法 朝活動 事前アンケートに答える 普段の様子がわかるように振り返らせていく 関心 意欲 態度 食べ物やおやつに対する自の考えなどを振り返ることができている ( アンケート ) 9 本時の学習 (1) 日時平成 28 年 10 月 26 日 ( 水 )5 校時 (2) 場所豊富小学校 5 年教室 (3) ねらい 食べ物に含まれている脂質について理解し, おやつの取り方について自の生活を見直すことができる 学習したことを今後の生活に生かせるような具体的行動目標を決めることができる (4) 展開課授業の流れと児童の活動程主な反応 教師の活動 留意点 資料 教材等目指す児童の姿と評価方法

導入 7 1 本時の学習内容を知る チョコレートとポテトチップスを食べる おいしい 甘い お菓子 おやつ 太りそう 油のこと (T1) 1 二つの食べ物を食べ比べて感想や共通点を考えさせる (5 年生がよく食べるおやつの中の二つ ) チョコレートポテトチップス 関心 意欲 態度 本時の学習に興味を持っている ( 観察 ) 本時の学習内容を理解する 2 二つの食べ物に共通している 脂質 について学習していくことを知らせる 脂質について知ろう おやつについて考えよう 掲示用 展開 30 2 脂質 について知る 脂質 とはどんなものか考える エネルギーになる 体に必要な物 成長に必要 必要な量が決められている バランスよく取る 家庭科で習った チョコレートやポテトチップスにどのくらいの量が入っているか予想する 脂質 について理解を深める 脂質 は体に必要なもの 何グラムくらい必要か 3 脂質 とはどんなものか考えさせる 4 体にとっては必要で大切な物で, ふだんの食事やおやつから取っていることに目を向けさせる (T2) 5 一日にどのくらいの量の 脂質 が必要か知らせる (10~11 才では,67~ 75 グラム位が一日の摂取量の目安 ) 油の入ったカップ 3 個 10~11 才の脂質の摂取量油の入ったカップ1 個 たくさん入っている 予想以上だった 6 ポテトチップスから油を取り出している様子を見せて, 脂質が多いことを実感させる 7 先ほどのチョコレート一箱では, 約 44.8g, ポテトチップスは一袋約 20g 入っていることを知らせる 録画資料掲示資料 他の食べ物にも入っているんだ 8 他のおやつの 脂質 の量を知らせる 脂質 の量 脂質 を取りすぎると体によくないことがわかる 太る, ご飯が食べられない血管が弱くなる大人になってから病気にな 9 一日の食事と合わせると脂質を多く取っていることに気づかせていく 10 脂質 を取りすぎるとど 一日の合計摂取量 脂質の取りす 知識 理解 脂質 を取りすぎると体によくないことを理解している

る可能性があるんな弊害があるか知らせる ぎの害 ( 授業後感想 ) まとめ 8 3 脂質 に関して自のおやつやその取り方を振り返り見直す 脂質 を取りすぎないようにするためにできそうなことを考える おやつを食べない おやつを減らす おやつを取りけて食べる だらだら食べない 脂質がどのくらい入っているか確かめる 食べたら運動する 食事とのバランスを取る 脂質 の少ない物を選ぶ 考えた方法を班の中で出し合う 発表する 4 学習の振り返りをして, 自が実行できそうな目標を決める ワークシートに自の目標を書く (T1) 11 脂質 を取りすぎないようにするために, どんなおやつを選ぶか, どんな食べ方をするか考えさせる 12お互いの考えを出し合い, 班ごとに発表させる ( 無理に一つにしなくてもよい ) 13 自の生活を見直して実行できそうな目標を書かせる 付箋 小ボード ワークシート 思考 判断 実践 自の生活を振り返りながら改善の方法を考えている ( 付箋 ) 思考 判断 実践 自が実行できそうなことを書いている ( ワークシート ) 10 事後の指導 活動時間 児童の活動 指導上の留意点 目指す児童の姿と 評価方法 授業後 ( 家庭 ) 11 板書計画 取り組み表を家に持ち帰り, 実生活に活かす 決めた目標が守れるように助言していく 学習したことを保護者に伝え, 家での様子を見てもらえるようにする 思考 判断 実践 脂質 を意識して, 取りすぎないように食べている 脂質について知ろう おやつについて考えよう 5 年生がよく食べるおやつ < 取りすぎないために 脂質 とは チョコレート g できること> エネルギー ポテトチップス g おやつを食べない 体に必要 1 日 3 食で g おやつを減らす 運動する バランスよく取る 取りすぎてしまう 脂質 の量を見る 取りすぎない 取りすぎると 1 日の必要量 (10~11 才 ) < 自の目標 >