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非課税上場株式等管理に関する約款

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用語の意義 この FAQ において使用している用語の意義は 次のとおりです 用語 意義 所得税法 ( 所法 ) 所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) をいいます 所得税法施行令 ( 所令 ) 所得税法施行令 ( 昭和 40 年政令第 96 号 ) をいいます 改正所令 所得税法施行令の一

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

第一法基通改正7

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

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旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

月に締結 ) し それぞれについて教育資金非課税申告書を提出 ( 教育資金管理契約の締結日にそれぞれ提出 ) して 教育資金の非課税 の特例の適用を受けることはできますか 15 [Q2-8] 平成 25 年 4 月 1 日前に祖母から金銭等の贈与を受け 平成 25 年 4 月 1 日以後に金融機関等

証券総合取引および口座開設に関する確認書兼確約書(2017年3月31日改定版)

与等の支払者 ) から毎年最初に給与等の支払を受ける日の前日までに 次に掲げる事項を記載した申告書を 当該給与等の支払者を経由して その給与等に係る所得税の納税地 第一章第五節 の所轄税務署長に提出しなければならない ( 法 1941 措法 41の162 41の172 規 731) ( 一 ) 当該

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ


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間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

目 次 問 1 法人税法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 1 問 2 租税特別措置法における当初申告要件及び適用額の制限に関する改正の概要 3 問 3 法人税法における当初申告要件 ( 所得税額控除の例 ) 5 問 4 法人税法における適用額の制限 ( 所得税額控除の例 ) 6

平成21年度税制改正について

(Q13) 複数の金融機関に NISA( 少額投資非課税制度 ) の非課税口座開設の申込みをしてしまいましたが ど うすればよろしいですか... 6 (Q14) 非課税適用確認書の交付を行わない旨の通知書 が送られてきましたが どうすればよろしいですか 6 ( 基準日における国内の住所を証する書類

⑴ ⑵ ⑶ ⑵

贈与税の納税猶予に関する適格者証明書

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内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

「証券総合サービス約款集」新旧対照表

15 共済事業を行う農業協同組合の締結した建物更生共済契約又は火災共済契約その他これに類する共済に関する契約 ( 注 )1 確定給付企業年金法の規定による承認の取消しを受けた規約型企業年金に係る規約に基づきその取消しを受けた時以後に支払われる年金等についても 上記と同様に源泉徴収を行うこととなります

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平成19年12月○日

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

平成 29 年 10 月 6 日 丸三証券株式会社 NISA の 非課税上場株式等管理に関する約款 等の変更について 平成 30 年 1 月より開始される つみたて NISA 制度および平成 29 年度税制改正に伴い 平成 29 年 10 月 10 日付で 非課税上場株式等管理に関する約款 および

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

吹田市告示第  号

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自己株式の公開買付けの結果及び取得終了に関するお知らせ

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

資料2-1(国保条例)

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Transcription:

平成13 年11 月30 日 特定上場株式等に係る譲渡所得等の非課税 ( 措法 37 の 14 の 2) 1 制度の概要居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者が 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日までの間に購入又は払込みにより取得した 特定上場株式等 を 平成 17 年 1 月 1 日から平成 19 年 12 月 31 日までの間に 証券業者等への売委託などの一定の方法による譲渡をした場合において その年においてその譲渡した特定上場株式等のうち 住所地又は納税地の所轄税務署長に提出した 特定上場株式等非課税適用選択申告書 に特例の適用を受けるものとして記載されたもので その取得の対価の額の合計額が 1,000 万 ( その年の前年又は前々年において譲渡をした特定上場株式等につき 特定上場株式等非課税適用選択申告書 が提出されている場合には 1,000 万からこの特例の適用を受けるものとしてその前年又は前々年の 特定上場株式等非課税適用選択申告書 に記載された特定上場株式等の取得対価の額の合計額を控除した残額 ) に達するまでのものの譲渡による所得は非課税となる ( 措法 37 の 14 の 2) 1,000 この非課税の特例の適用を受けるためには 確定申告時に取得対価の額を証明する書類を 添付した 特定上場株式等非課税適用選択申告書 を提出する必要がある 2 特定上場株式等 の範囲この非課税の特例の適用の対象となる特定上場株式等は 上場株式等でその者が平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日までの期間内に購入又は払込みにより取得をしたもの ( その取得の時において上場株式等に該当していたものに限る ) をいう ただし 特定口座源泉徴収選択届出書 が提出された特定口座 ( 源泉徴収口座 ) において譲渡がされた特定口座内保管上場株式等及び相続 贈与などにより取得した上場株式等は この特例の対象とはならない 3 特例の適用を受けるための手続この非課税の規定の適用を受けるためには その年において譲渡をした特定上場株式等のうち この特例の適用を受けようとする特定上場株式等の取得対価の額を証する書類の添付がある 特定上場株式等非課税適用選択申告書 を 住所地又は納税地の所轄税務署長に 譲渡した年の翌年 1 月 1 日から3 月 15 日までの間 ( 確定申告書を提出すべき場合等については 確定申告期間 ) に提出しなければならない ( 措法 37 の 14 の22 措令 25 の 13 の213) 1

14 12 31 () () () () () () () () 2

参考 : 関係条文 租税特別措置法施行規則別表第七 ( 三 ) 特定上場株式等非課税適用選択申告書 の書式における備考 ( 記載要領 ) 部分 1 この申告書は 居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者が特定譲渡 ( 施行令第 25 条の 13 の 2 第 4 項第 1 号に規定する特定譲渡をいう 以下同じ ) をした特定上場株式等 ( 法第 37 条の 14 の 2 第 1 項に規定する特定上場株式等をいう 以下同じ ) につき 同項の規定の適用を受ける場合に当該申告書を提出する者の住所地 ( 同条第 2 項に規定する住所地をいう ) の所轄税務署長に提出すること 2 この申告書の記載の要領は 次による ⑴ 住所 及び 氏名 の欄には この申告書を提出する日の現況による住所 ( 国内に住所がない場合には 所得税法第 15 条第 2 号から第 6 号までに掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める場所 以下同じ ) 及び氏名を記載すること この場合において 法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定の適用を受けようとする年分の所得税につき確定申告書を提出すべき場合又は提出する場合には 住所に代えて 同条第 2 項に規定する納税地を記載すること ⑵ 前回提出時の住所 の欄には 法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定の適用を受けようとする年の前年又は前々年にこの申告書が提出されている場合に 当該申告書が提出されている年のうちその適用を受けようとする年の直近の年の申告書に記載した住所又は ⑴ の納税地を記載すること ⑶ 生年月日 の欄には 該当する年号を〇で囲み その年月日を記載すること ⑷ 譲渡をした上場株式等 の欄のイ 種類 の項には 株式 投資口 ( 投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 21 項に規定する投資口をいう ) 新株予約権付社債 転換社債 転換特定社債 新優先出資引受権付特定社債 特定株式投資信託の受益証券 非公社債等投資信託の受益証券 ( 法第 37 条の 10 第 2 項第 5 号に掲げる証券投資信託以外の投資信託で公社債等運用投資信託に該当しないものの受益証券をいう ) 特定目的信託の受益証券のように記載すること ロ 譲渡をした数 の項には 特定譲渡をした上場株式等の数を記載すること ⑸ 譲渡の直前に有する上場株式等のうち平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した数 の欄のイ 譲渡直前における保有数 の項には 特定譲渡の直前において有していた当該特定譲渡をした上場株式等と同一銘柄の上場株式等 ( 以下 同一銘柄株式等 という ) の数を記載すること ロ 平成 15 年 1 月 1 日以後に取得した数 の項には 平成 15 年 1 月 1 日から特定譲渡の直前までの間に取得した同一銘柄株式等の数を記載すること ⑹ 特定取得株式等のうち非課税の特例の適用を受けていないもの の欄のイ 数 の項には 施行令第 25 条の 13 の 2 第 4 項第 1 号に規定する特定取得株式等の数 ( 当該特定譲渡の前に法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定の適用を受けた特定上場株式等がある場合又は同項の規定の適用を受けようとする特定上場株式等がある場合には 当該特定取得株式等の数からその適用を受けた特定上場株式等の数及びその適用を受けようとする特定上場株式等の数を控除した数 ) を記載すること ロ 取得年月日 の項には 当該特定取得株式等の取得年月日を記載すること ハ 単価 の項には 当該特定取得株式等の一単位当たりの法第 37 条の 14 の 2 第 1 項に規定する取得対価の額を記載すること ⑺ 4 のうち取得期間内に取得した上場株式等の数 の項には 施行令第 25 条の 13 の 2 第 4 項の規定の例によつた場合に 特定譲渡の直前において有していた同一銘柄株式等のうち同項に規定する取得期間内に取得したこととなるものの数を記載すること ⑻ 譲渡をした特定上場株式等の数 の項には 譲渡をした数 の項に記載した数と 4 のうち取得期間内に取得した上場株式等の数 の項に記載した数のうち いずれか少ない数を記載すること ⑼ 非課税の適用を選択する特定上場株式等 の欄の 選択する数 の項には 譲渡をした特定上場株式等の数 の項に記載した数のうち 法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定の適用を受けることを選択する当該特定上場株式等の数を記載すること ⑽ 既に非課税を適用した額 の欄の 平成 17 年分 及び 平成 18 年分 の項には 平成 17 年及び平成 18 年の各年において譲渡をした上場株式等につき法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定の適用を受けた特定上場株式等の数に当該特定上場株式等の一単位当たりの同項に規定する取得対価の額を乗じて得た金額をそれぞれ記載すること 3 この申告書を提出する場合には 法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定の適用を選択した特定上場株式等に係る第 18 条の 15 の 4 第 3 項各号に定める書類 ( 当該書類の写しを含む ) を添付すること 3

選択の方法 1 平成 17 年に譲渡した株式 (5,000 株 ) は全て 取得期間内 ( 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日 ) に取得した株式であるので 全てが特例の対象となる 2 1 で判定した特例の対象株式のうち 取得対価が 1,000 万に達する部分までの株式数を任意に選 択する 記載例 適用可能株数の全てを選択した場合( 以下の事例についても同じ ) 平成 17 年分特定上場株式等非課税適用選択申告書 税務署長殿平成 18 年 2 月 16 日 住 所 123-4567 フリカ ナ 氏名印 明 大 昭 平前回提出電話番号生年職時の住所 ( 連絡先 ) - - 月日業会社員 00 0000 0000 ** ** ** 私は 租税特別措置法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定による特定上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の適用を受ける上場株式等の譲渡として 次のものを選択して 非課税の適用を受けます 譲渡の直前に有する上場株式等のうち特定取得株式等のうち非課税の 7 8 非課税の適用を選択す譲渡をした上場株式等 4 のうち譲渡をし平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した数特例の適用を受けていないものる特定上場株式等取得期間た特定上 2 3 4 内に取得場株式等 1 証券業者等譲渡直前平成 15 年差引 5 取得 6 した上場の数 9 年月日種類銘柄譲渡を取得対価した数の名称における 1 月 1 日以後に取数年月日単価株式等の選択の額保有数得した数 ( 2-3 ) 数する数 (6 9) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 17 8 29 株式 A 5,000 K 証券 5,000 0 5,000 5,000 14 1 31 1,000 5,000 5,000 5,000 5,000,000 ( 摘要 ) 区 町 1-2-3 東京一郎 (4 及び 5 欄の数のうち いずれか少ない数を 7 に記載します ) (1 及び 7 欄の数のうち いずれか少ない数を 8 欄に記載します ) 非課税の適用を選択する特定上場株式等の 取得対価の額 の合計額 (13 欄の金額を限度とします ) 非課税 適用購入 限度額 10 限度額の上限 トウキョウイチロウ 購入に係る委託手数料は含めない 5,000,000 既に非課税を適用した額 13 本年分の非課税適用購入限度額 11 17 年分 12 18 年分 (10-11-12) 本年分 (17 年分 ) では 1,000 万を記入する ( 以下の事例も同じ ) 翌年分 (18 年分 ) の非課税限度額は 1,000 万から本年分の非課税適用額 ( 本事例の場合 500 万 ) を控除した残額 ( 本事例の場合 500 万 ) となる 4

選択の方法 住 1 平成 17 年に譲渡した株式 (10,000 株 ) の取得の日を先入先出法で判定し 平成 14 年 12 月 31 日以 前の取得株式数を特定する 事例の場合 今回の譲渡前に譲渡した株式がないため 平成 14 年に取得 した 5,000 株が 平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した株式となる 2 次に 平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した株式 (5,000 株 ) は全て 取得期間内 ( 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日 ) に取得した株式であるので 譲渡した株式 (10,000 株 ) のうち 5,000 株が特例の対象となる 3 2 で判定した特例の対象株式のうち 取得対価が 1,000 万に達する部分までの株式数を任意に選 択する 記載例 平成 17 年分特定上場株式等非課税適用選択申告書 税務署長殿平成 18 年 2 月 16 日 所 123-4567 フリカ ナ 氏名印 明 大 昭 平前回提出電話番号生年職時の住所 ( 連絡先 ) 00-0000 - 0000 月日 ** 業 ** ** 会社員 私は 租税特別措置法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定による特定上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の適用を受ける上場株式等の譲渡として 次のものを選択し て 非課税の適用を受けます 譲渡をした上場株式等 譲渡の直前に有する上場株式等のうち特定取得株式等のうち非課税の 7 8 非課税の適用を選択す 4 のうち譲渡をし平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した数特例の適用を受けていないものる特定上場株式等取得期間た特定上 2 3 4 内に取得場株式等 1 証券業者等譲渡直前平成 15 年差引 5 取得 6 した上場の数 9 年月日種類銘柄譲渡を取得対価した数の名称における 1 月 1 日以後に取数年月日単価株式等の選択の額保有数得した数 ( 2-3 ) 数する数 (6 9) 17 10 4 株式 B 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 10,000 U 証券 10,000 5,000 5,000 5,000 14 5 30 3,000 5,000 5,000 3,000 ( 摘要 ) 区 町 1-2-3 関信一郎 (4 及び 5 欄の数のうち いずれか少ない数を 7 に記載します ) (1 及び 7 欄の数のうち いずれか少ない数を 8 欄に記載します ) 非課税の適用を選択する特定上場株式等の 取得対価の額 の合計額 (13 欄の金額を限度とします ) 非課税 適用購入 限度額 10 限度額の上限 カンシンイチロウ 非課税の限度額の 1,000 万に 達するまでの株数を分数で記載 する 既に非課税を適用した額 13 本年分の非課税適用購入限度額 11 17 年分 12 18 年分 (10-11-12) 5

参考 非課税を選択した株式以外の株式の譲渡所得等の計算 課税の対象となる株数は 譲渡した株数 ( 10,000 株 ) から 非課税を選択した株数 (/3,000) 株 =10,000/3 株 を控除した株数となる 申告する株数 = (10,000-(10,000/3)) 株 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書の記載方法 3,000 ( 単価 ) 20,000,000 (10,000-10,000/3) 株 = 20,000,000 20,000,000 16,833,334 200,000 17,033,334 課税の対象となる株数は 譲渡した株数 (10,000 株 ) から 非課税を選択した株数 (10,000/3 株 ) を控除した残株数となる 2,966,666 2,966,666 300,000 ( 手数料 ) (10,000-10,000/3) 株 10,000 株 = 200,000 2,966,666 譲渡に係る委託手数料の うち 課税の対象となる株 式に対応する金額を按分す 取得費の計算 る {(15,000,000 + 150,000) + ( + 100,000)} (5,000 + 5,000) = 2,525 取得費の計算は 平成 14 年 5 月及び平成 15 年 3 月に取得した株式の取得価額 ( 購入に係る委託手数料を含む ) を基に総平均法に準ずる方法により計算した金額となる 2,525 ( 取得費 ) (10,000-10,000/3) 株 = 16,833,334 6

選択の方法 住 1 平成 17 年に譲渡した株式 (8,000 株 ) の取得の日を先入先出法で判定し 平成 14 年 12 月 31 日以 前の取得株式数を特定する 事例の場合 平成 14 年に取得した計 10,000 株のうち 平成 16 年に譲渡 した 2,000 株を差引いた残株数 8,000 株が 平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した株式となる 2 次に 平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した株式 (8,000 株 ) は全て 取得期間内 ( 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日 ) に取得した株式であるので 譲渡した株式 (8,000 株 ) の全てが特 例の対象となる 3 2 で判定した特例の対象株式のうち 取得対価が 1,000 万に達する部分までの株式数を任意に選 択する 記載例 平成 17 年分特定上場株式等非課税適用選択申告書 税務署長殿平成 18 年 2 月 16 日 所 123-4567 フリカ ナ 氏名印 明 大 昭 平前回提出電話番号生年職時の住所 ( 連絡先 ) - - 月日業会社員 00 0000 0000 ** ** ** 私は 租税特別措置法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定による特定上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の適用を受ける上場株式等の譲渡として 次のものを選択して 非課税の適用を受けます 譲渡の直前に有する上場株式等のうち特定取得株式等のうち非課税の 7 8 非課税の適用を選択す譲渡をした上場株式等 4 のうち譲渡をし平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した数特例の適用を受けていないものる特定上場株式等取得期間た特定上 2 3 4 内に取得場株式等 1 証券業者等譲渡直前平成 15 年差引 5 取得 6 した上場の数 9 年月日種類銘柄譲渡を取得対価した数の名称における 1 月 1 日以後に取数年月日単価株式等の選択の額保有数得した数 ( 2-3 ) 数する数 (6 9) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 17 8 19 株式 C 8,000 M 証券 8,000 0 8,000 2,000 14 1 16 2,500 2,000 2,000 0 0 2,000 14 3 14 2,000 2,000 2,000 2,000 4,000,000 4,000 14 12 2 1,500 4,000 4,000 4,000 6,000,000 ( 摘要 ) (4 及び 5 欄の数のうち いずれか少ない数を 7 に記載します ) (1 及び 7 欄の数のうち いずれか少ない数を 8 欄に記載します ) 非課税の適用を選択する特定上場株式等の 取得対価の額 の合計額 (13 欄の金額を限度とします ) 非課税 適用購入 限度額 10 限度額の上限 オオサカ イチロウ 区 町 1-2-3 大阪一郎 同一銘柄株式の場合 特定取得株 式等で非課税の適用を選択しなか った株式についても記載する 8 欄に記載した 譲渡をした特定 上場株式等 から取得対価の額が 1,000 万に達するまでの株数を任意 に選択し 記載する ( この事例では 取得対価の額の低いものから選択 ) 7 既に非課税を適用した額 13 本年分の非課税適用購入限度額 11 17 年分 12 18 年分 (10-11-12)

参考 非課税を選択した株式以外の株式の譲渡所得等の計算 課税の対象となる株数は 譲渡した株数 (8,000 株 ) から 非課税を選択した株数 (6,000 株 ) を控除した残株数 (2,000 株 ) となる 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書の記載方法 2,500 ( 単価 ) 2,000 株 5,000,000 = 5,000,000 5,000,000 4,040,000 50,000 4,090,000 課税の対象となる株数は 譲渡した株数 (8,000 株 ) から 非課税を選択した株数 (6,000 株 ) を控除した残株数 (2,000 株 ) となる 910,000 910,000 200,000 ( 手数料 ) (2,000 株 /8,000 株 ) = 50,000 譲渡に係る委託手数料の 910,000 うち 課税の対象となる株 式に対応する金額を按分す る 取得費の計算 {( + 100,000) + (4,000,000 + 40,000) + (6,000,000 + 60,000)} (4,000 + 2,000 + 4,000) = 2,020 取得費の計算は 平成 14 年中に取得した株式の取得価額 ( 購入に係る委託手数料を含む ) を基に総平均法に準ずる方法により計算した金額となる ( 取得費の計算は既に平成 16 年の譲渡時に行われている ) 2,020 ( 取得費 ) 2,000( 株 ) = 4,040,000 8

選択の方法 1 平成 17 年に譲渡した株式 (3,000 株 ) は全て 取得期間内 ( 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日 ) に取得した株式であるので 全てが特例の対象となる 2 1 で判定した特例の対象株式のうち 取得対価が 1,000 万に達する部分までの株式数を任意に選 択する 源泉徴収口座における譲渡については この特例の適用がないことに留意する 記載例 平成 17 年分特定上場株式等非課税適用選択申告書 税務署長殿平成 18 年 2 月 16 日 住 所 123-4567 フリカ ナ 氏名印 明 大 昭 平前回提出電話番号生年職時の住所 ( 連絡先 ) - - 月日業会社員 00 0000 0000 ** ** ** 私は 租税特別措置法第 37 条の 14 の 2 第 1 項の規定による特定上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の適用を受ける上場株式等の譲渡として 次のものを選択して 非課税の適用を受けます 譲渡の直前に有する上場株式等のうち特定取得株式等のうち非課税の 7 8 非課税の適用を選択す譲渡をした上場株式等 4 のうち譲渡をし平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した数特例の適用を受けていないものる特定上場株式等取得期間た特定上 2 3 4 内に取得場株式等 1 証券業者等譲渡直前平成 15 年差引 5 取得 6 した上場の数 9 年月日種類銘柄譲渡を取得対価した数の名称における 1 月 1 日以後に取数年月日単価株式等の選択の額保有数得した数 ( 2-3 ) 数する数 (6 9) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 株 ( 口 ) 17 9 21 株式 D 3,000 A 証券 3,000 0 3,000 3,000 14 1 16 5,000 3,000 3,000 2,000 ( 摘要 ) (4 及び 5 欄の数のうち いずれか少ない数を 7 に記載します ) (1 及び 7 欄の数のうち いずれか少ない数を 8 欄に記載します ) 非課税の適用を選択する特定上場株式等の 取得対価の額 の合計額 (13 欄の金額を限度とします ) 非課税 適用購入 限度額 10 限度額の上限 ナコ ヤ イチロウ 区 町 1-2-3 名古屋一郎 非課税の限度額の 1,000 万に達 するまでの株数を選択する 既に非課税を適用した額 13 本年分の非課税適用購入限度額 11 17 年分 12 18 年分 (10-11-12) 9

座開設者 参考 非課税を選択した株式以外の株式の譲渡所得等の計算 課税の対象となる株数は 譲渡した株数 (3,000 株 ) から 非課税を選択した株数 (2,000 株 ) を 控除した残株数 (1,000 株 ) となる 特定口座年間取引報告書 を使用して申告する場合の補完記入方法 定口平成 17 年分特定口座年間取引報告書 住 税務署長殿平成年月日フリガナナコ ヤイチロウ 所 ( 居所 ) 区 町 1-2-3 氏 特名口座開設年月日 名古屋一郎 18 1 31 勘定の種類 1 保管 2 信用 15 1 1 前回提出時の 住所又は居所 生年月日 明 大 ** ** ** 昭 平 源泉徴収の選択 1 有 2 無 ( 年間取引損益及び源泉徴収税額 ) 源泉徴収税額 千 譲渡区分 一般上場分 特定信用分 1 譲渡の対価の額 ( 収入金額 ) 2 取得費及び譲渡に要した費用の額等 3 差引金額 ( 差損益金額 ) ( 1 2 ) 4 所得金額 千千千千 16 500 000 15 315 000 1 185 000 1 185 000 合 証券業者等 計所在地名称 外 5 500 000 外 5 105 000 外 395 000 16 500 000 15 315 000 1 185 000 1 185 000 ( 摘要 ) 東京都千代田区 1-1-1 A 証券株式会社本店 特定口座年間取引報告書 に.. は 課税の対象となる株式を外書. で記載する ( 租税特別措置法施行規則別表第七㈠備考欄 ) 5,500 ( 単価 ) 1,000 株 = 5,500,000 課税の対象となる株数は 譲渡した株数 (3,000 株 ) から 非課税を選択した株数 (2,000 株 ) を控除した残株数 (1,000 株 ) となる 取得費の計算 (15,000,000+150,000)/3,000 = 5,050 取得費の計算は 平成 14 年中に取得した株式の取得価額 ( 購入に係る委託手数料を含む ) を基に総平均法に準ずる方法により計算した金額となる 5,050 ( 取得費 ) 1,000( 株 )= 5,050,000 譲渡に要した費用の計算 165,000 ( 手数料 ) (1,000 株 /3,000 株 ) = 55,000 合計 5,050,000 +55,000 = 5,105,000 10

選択の方法 1 平成 17 年に譲渡した株式 (2,000 株 ) の取得の日を先入先出法で判定し 平成 14 年 12 月 31 日以前の取得株式数を特定する 事例の場合 平成 14 年に取得した 3,000 株は平成 16 年に譲渡していることとなるため 譲渡の時の直前において有する保有株式は平成 16 年に取得した 3,000 株だけとなり 平成 14 年 12 月 31 日以前に取得した株式はないこととなる 同一銘柄株式を 一般口座と特定口座でそれぞれ管理している場合における株式の取得の日については 一般口座と特定口座とを区分せずに先入先出法を適用して判定する 2 したがって 取得期間内 ( 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日 ) に取得した株式はなく 特例の適用を受けることはできない 11