海外留学支援制度(協定派遣・協定受入)募集要項Q&A

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Ⅴ. 応募方法 手順応募は オンラインシステム上で行います トビタテ! 留学 JAPAN 公式 HP よりオンラインシステムへアクセスしてください ( トビタテ! 公式 HP 1 応募には キーコード が必要です 応募を希望する場合は

平成30年度海外留学支援制度(協定派遣)募集要項

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2019年度海外留学支援制度(協定派遣)募集要項

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平成30年度学習奨励費(6か月採用)Q&A

る諸費用 健康診断料 予防接種含み その他当財団が認める費用のことを指します 8 在籍する大学での単位システムに換算してセメスターあたり6 単位以上に相当する時間の学習計画を立てていること 9 帰国後の報告会 留学生ネットワーク等本制度における諸活動に主体的に参画できること 10 以下に掲げる学力基

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7 応募書類の 奨学金貸与証明 書 とは何ですか 日本学生支援機構へ申請することにより入手できます 奨学生証とは別のものです 申請方法については 日本学生支援機構のHPをご確認ください ( 就職後の状況報告の際に提出いただく 奨学金返還証明書 も同様です )

2) 言語能力 SPACE J では JLPT N2 以上が求められます 大学院生の場合は 佐賀大学国際交流推進センターへ事前にお問い合わせください * 日本語能力試験 (JLPT) が受けられない場合は 日本留学試験 (EJU) の日本語セクションの結果を考慮します EJU の結果を語学力証明とし

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区分学部研究生特定事項の研究について 指導教員の下で研究を行います 制度の概要 授業を受けて単位を得ることはできません 次のいずれか1つに該当する女子とします 1. 学校教育法第 83 条に規定する大学を卒業した者出願資格 2. 大学を卒業したと同等以上の学力があると本学の認めた者 大学院博士前期課

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東京大学推薦入試FAQ

国際商経学部推薦入試 ( グローバルビジネスコース ) 学科 募集人員国際商経学科 ( グローバルビジネスコース ) 20 名 出願期間平成 30 年 11 月 1 日 ( 木 )~ 平成 30 年 11 月 7 日 ( 水 ) 入学考査日平成 30 年 11 月 25 日 ( 日 ) 合格発表日平

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履修できる授業科目は 原則として全授業科目としますが 実験 実習 外書講読 演習等は 履修できないことがあります 履修科目詳細は学務課にお問い合わせください なお 許可を受けて追加することができます ( 科目等履修生履修科目追加願 ( 別記様式第 4 号 ) 使用 ) 合格通知を受けた者は 4 月入

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=== プログラムの紹介 === 1. 内容 本プログラムは 本学の学生交換協定校のミネソタ州立大学マンケート校 (MSUM)( 米国 ミネソタ州 ) での 認定海外留学制度 等による各種奨学金付きの1 年間の私費留学プログラムです 高い英語力を有していない学生であっても 現地での秋学期に集中的な英

奨学生出願のしおり (2017 年度 ) 公益財団法人三菱 UFJ 信託奨学財団 The Mitsubishi UFJ oundation Trust Scholar

2 募集人数 若干名 3 支給内容 別表 1に定める派遣先地域 都市に応じた滞在費 ( 月額 ) を派遣期間に応じて支給する これに加えて, 研究活動費 ( 学会参加費, 授業料, 調査旅費, 資料購入費等 ) として,200,000 円を支給する 100,000 円 ( 指定都市 ) 80,000

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(2) 大学院学生の研究成果の学会発表としての海外医学活動推進奨学金 ( 一つの年度において 総額 50 万円を上限とする ) 自ら ( 自分たち ) の研究成果を口頭発表する場合 ( 海外での活動期間を問わない 同一学会で 2 件を上限 ) 応募多数の場合は 研究の評価の高いものを選考する 5 万

平成26年度海外留学支援制度(短期受入れ)様式

海外留学について

3 AAO への手続き方法 志願者は下の URL よりオンライン手続きを進めてください 各種証明書などの提出必要書類は 電子ファイルでアップロードして下さい 志願者情報入力 URL 4 AAO へ志願者がアップロードする必要書類

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平成16年度 金沢大学海外留学奨励費取扱要項

(2)APM への 3 回生編入学 転入学への志願にあたって APM への 3 回生編入学 転入学を志願するにあたって 各志願者が前籍機関において学んだ内容がどの程度 APM のとして認定される見込みがあるかを踏まえた上で志願を行うことが極めて重要です 単位認定は志願者ごとの前籍機関における学修内容

   

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認定科目表に掲げる授業科目を履修したものとみなす際の手続き及び方法について

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

2 応募書類の提出 (1) 応募書類の種類 応募書類は 1( 留学計画書 ) と 2( 応募申請書 ) の 2 種類です 留学計画書は応募分野によって異なりますので注意してください 書類名作成者応募分野部数 1 留学計画書 2 応募申請書 応募生徒等 在籍高等学校等

Q11. 過去に SAP に参加しましたが 再度応募することはできますか? 過去に参加経験があっても 過去の参加プログラムと同じプログラムでなければ応募することができますが 選考の際は初めて SAP へ参加する学部学生が優先されます Q12. 東北大学グローバルリーダー育成 (TGL) プログラムに

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(5) 日程 : 別紙 1-1を参照 グローバル キャリア デザイン2( 第 16 回 FSP アジア ) (1) 募集人数 :20 名程度 ( 国際本部職員が全行程に同行します ) (2) 実施期間 :2016 年 8 月 27 日 ( 土 )~9 月 11 日 ( 日 )( 14 泊 16 日

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( 研修料の額 ) 第 4 条研修員の研修料の額は 実験を要する部門にあっては月額 36,300 円とし 実 験を要しない部門にあっては月額 18,100 円とする ( 研究料の額 ) 第 5 条民間等共同研究員 ( 共同研究のために民間企業等から派遣される研究員をいう 以下同じ ) の研究料の額は

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国際共同研究加速基金 ( 国際共同研究強化 (B)) の公募に係る FAQ 1. 趣旨及び対象について 問 1 日本国内で実施する国際共同研究も対象となるのか? 3 問 2 日本側研究者が海外の研究機関等に直接出向くこととなっているが 研究代表者が必ず海外に行かなければならないのか? 3 問 3 海

なお 申請可能な期間は 文部科学大臣の指定を受けた期間 (3 年以内の期間 ( 継続はさらに 3 年間 )) とする 支出全体に対する教育研究用機器備品費の割合が 90% を超えるものについては 対象とならな いので 留意すること 拠点校とは : 当該コンソーシアムにおける諸活動において重要な役割を

平成 20 年度 福島県立医科大学大学院医学研究科 修士課程医科学専攻 ( 申請中 ) 入試概要 1 募集人員 ( 予定 ) 専攻入学定員募集人員 医科学専攻 10 人 10 人 2 出願資格 次の各号のいずれかに該当する者とする (1) 大学を卒業した者及び平成 20 年 3 月までに卒業見込みの

別紙 1 東京海上日動あんしん生命奨学金制度 2019 年度奨学生募集要項本奨学金は 疾病により保護者を失った遺児で 経済的理由により進学が困難な方に 奨学金の給付を行うことで大学等への進学を後押しすることを目的とし 東京海上日動あんしん生命奨学金制度 に基づいて運営されるものです 申請資格等疾病に

2019 年度 事業計画書 自 :2019 年 4 月 1 日至 :2020 年 3 月 31 日 公益財団法人古河記念基金 東京都千代田区丸の内二丁目 2 番 3 号 丸の内仲通りビル ( 古河三水会内 ) 1

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平成28年度海外留学支援制度(協定派遣)事務手続きの手引き

< 理工学研究科 > 博士課程前期課程 : 以下の (1)~(3) の条件を満たす者 (1) 外国籍を有し 貴大学で学士の学位と同等以上の学位を取得した者 および入学までにその学位を取得する見込みの者 (2) 日本語での授業を受けるに足る高い日本語能力を有している者 (3) 出願までに 本学の希望指

(4) 日本語能力 日本の大学において 日本語による履修が可能な程度の日本語能力を有する者 (5) 健康 所定の健康診断書様式において 日本留学について心身ともに支障がないと医師が判 断した者 (6) 渡日時期原則として 研修コースの始まる2 週間前からコース開始日までのうち 受入大学の指定する期日

長期履修制度とは当研究科の全専攻 全課程に適用する制度です 通常 標準の修業年限内に行うべき授業履修や研究を 指導教員とともに事前に計画を立てたうえで 標準の修業年限を超えて一定の期間にわたり長期的に教育課程を履修することが認められる制度です 長期履修は最大で標準修了年限の2 倍の期間まで認められ

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○関西学院大学大学院支給奨学金規程

平成16年度 金沢大学海外留学奨励費取扱要項

文学部資格 成績証明書等, 推薦書, 自己推薦書, 諸活動の記録, 課題論文及び面接等の結果を総合して合格者を決定する 2 第 2 次選考第 1 次選考に合格した者に対して, 課題論文を課し, 面接を行う 課題論文 : 読解力, 論理的思考力, 問題発見能力, 表現力等を問う 面接 : 人間や人間の

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平成30年度留学生受入れ促進プログラム(6か月採用)募集要項(日本語教育機関)

2019 年度 コース履修の手引 教職コース 司書教諭コース 学芸員コース

(6). 高等専門学校留学生 各国における中堅技術者の育成に協力することを目的とし 高等専門学校において教育指導を行う 1 年間の日本を中心とした予備教育を受講後 高等専門学校の 3 年次に編入学 留学期間は原則 4 年間 (7). 専修学校留学生 ( 昭和 57 年度創設 ) ( 昭和 57 年度

平成30年度留学生受入れ促進プログラム募集要項

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1-(2) 推薦入試 ⅠB( ) 募集人員 3 名 3 名 2 名 3 名 次の (1)~ (3) のすべてを満たす者で, 学業成績及び人物が優秀で, かつ健康状態が良好であり, 特に学校長が責任を持って推薦できるものとします ただし, 各学校長が推薦できる人数は 1 学科につき 2 名まで (4

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筑波大学長 殿 留学生 独立生計者提出用 様式 1 収支状況申告書 平成年月日 { 学群 / 博士前期課程相当 / 博士後期課程相当 } { 学群 研究科 } { 学類 専攻 } 氏学籍番号名授業料免除の申請に関して 下記のとおり申告します 記本人の 1 か月当たりの生活費を記入してください 本人の

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平成 28 年度海外留学支援制度 ( 協定派遣 協定受入 ) 募集要項 Q&A < 目次 > 1. 定義 2. 支援の対象となるプログラム (1) プログラムの開始時期 (2) プログラムの申請要件 (3) プログラムの形態区分と申請上の制限 (4) プログラムの選考における審査の観点 3. 支援の対象者 (1) 支援の内容 (2) 奨学金支給対象者の選考 (3) 奨学金支給対象者の資格及び要件 4. プログラムの採否及び奨学金支給割当の決定 1. 定義 (1) 諸外国の高等教育機関 Q1: 諸外国の高等教育機関 とはどのような機関を指しますか? A1: 我が国の大学 大学院 短期大学 高等専門学校又は専修学校 ( 専門課程 ) に相当する諸外国の機関を指します なお 協定派遣の短期研修 研究型プログラムについては 高等教育機関以外の機関 ( 諸外国の政府研究機関 国際機関 公的機関 NPO 等 ) において 研修やインターンシップ ボランティア活動等を行うプログラムについても申請可能ですが その場合 派遣先機関との協定等に基づき 履修科目の一部等として実施されるもので 帰国後に単位認定されることが必要です 2. 支援の対象となるプログラム (1) プログラムの開始時期 Q1: プログラムの開始時期は 平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に開始されるプログラム とありますが たとえば平成 28 年 4 月 1 日から開始するプログラムの場合 学生は3 月に渡航又は渡日しても構いませんか? A1: 宿舎入居手続き等 プログラム参加のための生活面における必要最低限の期間であれば 3 月に渡航または渡日しても構いません ただし 支援はプログラム開始以降 (4 月 1 日以降 ) となります (2) プログラムの申請要件 1コンソーシアムでの申請 Q1: 我が国の大学等が形成するコンソーシアムで実施するプログラムを申請することは可能ですか? A1: 可能です ただし 申請の際は コンソーシアムに所属する1 校が代表校として事務を統括する必要があります また 採択後の事務についても 代表校が統括することになります 1

Q2: 同じ系列 ( 学校法人 ) の大学と短期大学で1つのプログラムを申請したいのですが その場合は大学 短期大学毎に申請しなければなりませんか? A2: コンソーシアムの形での申請が可能です 本制度では 同系列 ( 学校法人 ) の大学等であっても 学校コードが異なる場合は別の組織として扱っています (2)1 A1 のとおり コンソーシアムの形をとる場合は1 校が代表校となり 事務を統括する必要があります なお 大学 短期大学毎にそのプログラムを別々に申請することも可能です Q3: 海外の大学が代表となっているコンソーシアムで実施するプログラムの場合 代表校はどうしたらよいですか? A3: 本制度への申請にあたっては 我が国の大学等が代表校となる必要があります なお 我が国の大学等が代表校となり事務を統括する場合に コンソーシアムに海外の大学が含まれていることは差し支えありません 2 高等専門学校 Q1:3 年生以上の学生を対象に実施するプログラムですが 1 年生 2 年生もプログラムに参加させることは可能ですか? A1: 可能です ただし 1 年生 2 年生については本制度の支援対象となりません 3 専修学校 ( 専門課程 ) Q1: 専門課程に在籍する学生を対象に実施するプログラムですが 一般課程の学生もプログラムに参加させることは可能ですか? A1: 可能です ただし 一般課程の学生については本制度の支援対象となりません 4 学生交流に関する協定等 (3) プログラムの形態区分と申請上の制限 (Q&A の 4~6 ページ ) をご覧ください 5プログラム実施期間 Q1: プログラム実施期間が8 日以上 1 年以内 とありますが 1つのプログラムで複数回 派遣又は受入を行うプログラムの場合 プログラム実施期間 とはプログラム全体の実施期間のことを指しますか? それとも個別の派遣又は受入期間のことを指しますか? A1: 各学生が個別に派遣又は受入される期間を指します 支援対象となるプログラム実施期間は 最短で 連続した8 日以上である必要があります Q2:1つのプログラム内で 各学生の派遣又は受入の期間が異なる場合も申請することは可能ですか? A2: 可能です Q3: プログラム実施期間は渡日 渡航 ~ 離日 帰国を含む総日数で考えてよいですか? A3: プログラム実施期間に渡日 渡航及び離日 帰国にかかる期間は含みません 実施期間とは 留学先国 地域 ( 協定派遣 ) 又は日本 ( 協定受入 ) におけるプログラム開始日から終了日までの期間を指します 2

Q4:1つのプログラム内で複数回 ( 例 : 夏季と春季 等 ) の派遣又は受入を行う場合 同じ学生を複数回派遣又は受入することは可能ですか? また 可能な場合 支援日数はどのように計算しますか? A4: プログラムの特性上 複数回の派遣又は受入が必要な場合は可能です ただし その場合 各回の派遣又は受入期間は連続して8 日以上である必要があります 支援日数は複数回の派遣又は受入日数の合計になり 奨学金の支給月数はその合計日数により決定します ( 例 :1 回目 =8 日 2 回目 =10 日 合計 18 日 この場合 奨学金支給は1か月分 ) 6 語学水準 ( 協定派遣のみ ) Q1: 参加に必要な語学水準を適切に設定しているもの とあるが 基準はありますか? A1: 基準は設定していませんが 設定されている語学水準がプログラムの内容を実施するにあたって適切かという点は審査対象となります なお 英語によるプログラムの場合は 募集要項 3. 支援の対象となる派遣プログラム (3) 派遣プログラムの申請要件 4 のとおり 英語能力は TOEIC400 点相当以上 (TOEFL の場合 PBT435 点以上 ibt41 点以上 IELTS の場合 5.0 以上 ) もしくは 在籍大学等における前年度の語学成績で成績評価係数 2.3 以上 の学生を対象としたプログラムを優先的に採択します Q2: 英語以外の語学水準は何を基準とすればよいですか? A2: プログラムの参加に必要な語学水準を設定してください なお 募集要項 3. 支援の対象となる派遣プログラム (3) 派遣プログラムの申請要件 4 のとおり 在籍大学等における前年度の語学成績で成績評価係数 2.3 以上 の学生を対象としたプログラムは優先的に採択します Q3: 英語圏以外の国へ派遣し 当該国の言語をゼロからトレーニングすることを目的のひとつとするプログラムにおいても語学水準の設定は必要ですか? A3: 本制度で支援するプログラムについては 全て語学水準の設定が必要です 派遣先国で習得する言語が在籍大学等で語学科目として開講されていない場合等は 他の言語により語学への適応能力に関する水準を設ける等 プログラムの特性に応じて設定してください なお 設定された語学水準が適切であるかどうかは 全てのプログラムで審査対象となります Q4: 前年度の語学成績について 前年度に語学成績がない場合はどうしたらよいですか? A4: 直近の語学成績を用いてください 例えば 修士 2 年の学生で修士 1 年次の語学成績がない場合 学部 4 年次 ( 又はそれ以前の直近 ) の語学成績で構いません 7フォローアップ調査への協力について Q1: 奨学金を受けた学生に対する在学中の追跡調査とはどのようなものですか? A1: 募集要項 7. プログラム実施後の報告書の提出等 に定める報告書のほか 機構が実施する本制度に関する調査を指します 奨学金を受けた学生のプログラム参加による効果 ( 成 3

績推移 学習意欲の向上 長期留学への意識向上 卒業後の進路等 ) を調査し 本制度の改善等 を図りますので ご協力をお願いいたします (3) プログラムの形態区分と申請上の制限 1 双方向協定型 短期研修 研究型 共通 Q1: 諸外国の高等教育機関等との学生交流に関する協定等とは 具体的にはどのようなものですか? A1: 募集要項 3. 支援の対象となるプログラム (4) プログラムの形態区分と申請上の制限 に記載のとおり プログラムの形態区分により異なります 双方向協定型については 授業料不徴収 授業料免除の内容を含む学生交流協定に基づく 双方向の交換留学でなければなりません 申請にあたっては 協定書 ( 写し ) の提出が必要です 短期研修 研究型については 学生交流協定という形態のほか 組織として締結した学生交流に関する合意文書 (MOU や研究室間の覚書 契約書 確認文書等 ) に基づいて実施されるプログラムも申請可能です 申請にあたっては 協定書や合意文書の写しの提出は不要です このため 計画書別表 の 協定写し番号 の欄は 空欄のままで構いません Q2: 申請予定のプログラムが双方向協定型と短期研修 研究型のどちらの条件も満たしている場合 一度に両方に申請してもよいですか? A2: 同一プログラムは重複申請できません どちらか一方への申請としてください Q3: 特定の協定校を相手として 双方向協定型と短期研修 研究型の両方に申請することはできますか? A3: 同一プログラムでなければ申請可能です 同一プログラムの場合 どちらか一方への申請としてください Q4: 派遣と受入がセットになっているプログラムの場合 全て双方向協定型として申請することは可能ですか? A4: 双方向協定型の要件を満たし 平成 28 年度内に派遣プログラムとともに受入プログラムが実施されるものであれば可能です 本年度は受入プログラムのみで次年度に派遣プログラムを実施するもの等 派遣と受入の実施年度が異なる場合は 短期研修 研究型により申請してください Q5: 学生交流協定に基づく派遣のみのプログラムは どの型で申請すればよいのですか? A5: 学生交流協定に基づく派遣のみ あるいは受入のみ ( 一方向 ) のプログラムは 短期研修 研究型で申請してください Q6: 短期研修 研究型に参加後 帰国せず続けて双方向協定型に同じ学生を参加させることは可能ですか? A6: 可能です ただし 帰国せずに新たなプログラムに参加することにあたり 渡航手続きや在留資格申請手続きだけでなく プログラムへの参加確認や報告書の提出等について 大学等において適切な管理が可能な場合に限ります 4

Q7: 通信教育部 ( 正規課程 ) の学生 ( 正規生 ) の海外スクーリングは申請できますか? また 通信教育部が実施するプログラムは申請対象となりますか? A7: 通信教育部が正規課程である場合 申請可能です なお 海外スクーリングについては 計画書において その必要性及び実現性等を十分に説明してください Q8: 申請内容と実施内容に大幅な変更があった場合や 採択後にプログラムを辞退した場合 何らかのペナルティを科せられますか? A8: 採択プログラムの実施内容や派遣 ( 受入 ) 人数について 計画 ( 申請内容 ) から大幅な変更があった場合 次年度以降の審査 採択に影響する場合がありますのでご留意ください なお 採択プログラムの実施条件等が計画 ( 申請内容 ) から変更となる場合は 変更内容を速やかに申請し 機構の承認を受ける必要があります 2 双方向協定型 Q1: 平成 28 年度は日本人学生 ( 永住権取得者も含む ) の派遣を実施し 平成 29 年度に外国人学生の受入を実施する予定ですが 双方向協定型に申請することは可能ですか? A1: 双方向協定型に申請することはできません 双方向協定型については 派遣 受入の両プログラムともに 平成 28 年度 ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) 中にプログラムが開始する場合に 申請することが可能です Q2: 学生交流協定は 大学 学校間で締結されたもののみが対象ですか? A2: 大学 学校間 もしくは 学部 研究科 学科間で締結された協定が対象です Q3: 授業料不徴収 授業料免除の内容を含む学生交流協定 とありますが 不徴収及び免除は派遣側 受入側の双方で実施されることが必要ですか? A3: 双方でなくとも 派遣側または受入側のどちらか一方が不徴収又は免除としていれば構いません Q4: プログラムに参加する全ての学生に対して 授業料の不徴収又は免除が適用されなければなりませんか? A4: 協定に授業料不徴収や免除の条項が明記され その下で交換留学が実施されるプログラムであれば結構です Q5: 授業料不徴収 授業料免除の内容を含む学生交流協定 とありますが 人数制限や免除の条件に成績基準が設けられている場合や 免除額が全額ではない ( 一部免除など ) 場合も申請することは可能ですか? A5: 可能です 授業料不徴収 授業料免除の内容を含む学生交流協定 であればよく 内容について詳細は問いません Q6: 授業料免除について 実際には免除されるものの協定には記載されていない場合 申請することは可能ですか? A6: 可能ですが 授業料免除を行う側の学則等で明文化されていることが必要です また 申請時には 協定書とともに明文化されている部分の書類の提出もお願いいたします 5

Q7: 平成 28 年度に新規の協定の締結を予定しています 申請時点で 協定の締結については手続き中でもよいですか? A7: 申請時には締結手続き中でも構いません その場合には 締結手続き中であることが分かる書類 ( メールの写し等 ) を必ず添付してください ただし プログラム開始時には 協定は必ず締結されている必要があり 機構への協定書の写しの提出も必要となりますので ご留意ください Q8: 協定に基づかない外国人学生が 個人で受入プログラムに参加することは可能ですか? A8: プログラムに参加することは可能ですが 本制度の支援対象とはなりません Q9:1つの協定に基づき申請できるのは 1プログラムのみですか? A9:1つの協定に基づき複数のプログラムを実施している場合 その全ての申請が可能です Q10:1つのプログラムに複数の協定が含まれていてもよいですか? A10: 構いません Q11:1つのプログラムに複数の協定が含まれている場合 その協定締結先は 派遣と受入で同一でなければいけませんか? A11: プログラムとして派遣 受入の双方向交流を行うものであれば 大学等 国 地域 人数等は同一でなくても構いません Q12: 1セメスター以上 1 年以内の間 とあるが 1セメスターに具体的な期間は設定されていますか? A12: 設定していません 日本の大学等または海外の大学等が設定しているセメスター単位であれば構いません Q13: 総派遣計画人数及び総受入計画人数の 8 割 を算出するときには 端数は切り上げになりますか? 切り捨てになりますか? A13: 端数は切り上げてください なお 4 人以下の場合は 全員対象となります Q14: 8 割又は100 名 ( 協定受入の短期研修 研究型の場合は50 名 ) のいずれか少ない数を上限 とありますが 採択後に総派遣計画人数あるいは総受入計画人数が 当初の計画よりも減った場合 奨学金支給割当人数は 変更後の総人数の8 割になりますか? A14: プログラム採択後に 総派遣計画人数及び総受入計画人数の変更が生じても 一度配分された奨学金支給割当人数が減少することはありません 3 短期研修 研究型 Q1: 学生交流協定に基づくプログラムでなくても申請することは可能ですか? A1: 短期研修 研究型の場合は 学生交流協定という形態のほか 合意文書等を取り交わしており それに基づいて実施されるプログラムでも申請可能です (3)1の Q1 も併せて参照してください Q2: 協定派遣について 派遣先においてインターンシップのみを行うようなプログラムも申請することは可能ですか? 6

A2: 派遣先機関との協定等に基づき履修科目の一部等として行うもので 帰国後に単位認定されるも のであれば申請可能です この場合は 高等教育機関以外 ( 諸外国の政府研究機関 国際機関 公的機関 NPO 等 ) におけるインターンシップ ボランティア活動等であっても構いません (4) プログラムの選考における審査の観点 Q1: 申請するプログラムは 審査の観点で示されている内容を全て満たしている必要がありますか? A1: 審査の観点で示している各項目について 内容が優れているものを高評価します なお プログラム終了後 プログラム実施報告書の提出をもって 申請時に書かれた内容が適切に実施されたかを確認しますので 実施可能な内容でプログラムを作成してください Q2: 過去の実績がない新規のプログラムも申請することは可能ですか? A2: 可能です Q3: 単位認定が行われないプログラムも申請することは可能ですか? A3: 単位認定が行われない場合 それに替わる修学成果の測定方法が明確であれば 申請することは可能です 本制度では プログラム終了後に 学生の取得単位等の報告書の提出が必須となっていますが 単位認定が行われない場合においても 修了証明書や成績証明書の代替書類 ( 修学の成果が記載された書類 ) を求めます 3. 支援の対象者 (1) 支援の内容 1 奨学金月額 ( 協定派遣のみ ) Q1: 派遣先地域によって奨学金の月額が異なっていますが 計画書及び計画書別表の 地域区分 は派遣先大学等の所在地で考えればよいですか? A1: 派遣先大学等の所在地 ( 都市 ) と考えてください キャンパスが複数存在する場合には 実際に学生が派遣される都市が該当地域となります 指定都市がある国に学生を派遣する場合には 特にご留意ください ただし 短期研修 研究型 のプログラムにおいて 派遣先大学等との連携により別機関に派遣される場合は 実際の派遣先 ( 別機関 ) の所在地となります Q2:1つのプログラムで指定都市に5 名 甲地方に5 名を派遣するような場合 奨学金月額はどちらの地区で考えればよいですか? A2:1つのプログラムであっても 学生それぞれの派遣先地域に応じた奨学金月額となります Q3: 研究の都合により 1つのプログラムで1 人の学生を複数地域に派遣することは可能ですか? A3: 可能です ただし 募集要項 別表 1 派遣先地域による奨学金月額 に掲げる地域区分をまたがり その支給回数が複数回となる場合 全ての期間において 支給月額の低い地域を基準としてください また 派遣期間が31 日に満たないプログラムについては 滞在日数の多い地域を基準としてください 7

Q4:1つのプログラムで複数の地域に学生を派遣する場合 学生の応募状況によっては派遣先が申請時と実際の派遣時で異なる可能性があります その場合 採択人数及び配分された奨学金の範囲内であれば 申請時と異なる地域への派遣に変更することは可能ですか? A4: 奨学金月額が低い地域から高い地域への変更であっても奨学金の追加配分は行いませんが 採択人数及び配分額の範囲内であれば変更は可能です ただし 採択された計画から大幅な変更があった場合 次年度以降の審査 採択に影響する場合がありますので 安易に変更することのないようご留意ください 2 奨学金の支給方法 Q1: 奨学金は機構から我が国の大学等に対してどのように支払われますか? また送金のタイミングはどのようになりますか? A1: 機構から我が国の大学等には 原則として プログラム毎に最大 4か月分までをまとめて支給します また 送金は 大学等が学生へ支給する月の前月末に行う予定ですが 4 月開始のプログラムについてはプログラム開始後の送金となりますので ご了承ください 詳細は 後日機構ホームページ上に公開する 事務手続きの手引き を参照してください Q2: 各学生への奨学金の支給は どのように行いますか? A2: 支給対象となる月ごとに 在籍確認を行った後 1か月分の奨学金を支給するようにしてください 支援開始月 支援終了月の支給については 以下の表を参考にしてください A B C D 開始日 終了日 日数 開始日 終了日 日数 開始日 終了日 日数 開始日 終了日 日数 支援期間 11/23 ~ 12/23 11/10 ~ 12/11 2/28 ~ 5/3 12/1 ~ 3/31 開始月 (a) 11/23 ~ 11/30 8 11/10 ~ 11/30 21 2/28 ~ 2/28 1 12/1 ~ 12/31 31 終了月 (b) 12/1 ~ 12/23 23 12/1 ~ 12/11 11 5/1 ~ 5/3 3 3/1 ~ 3/30 30 (a) と (b) の合計 31 32 4 61 開始月の支給終了月の支給奨学金支給回数 開始月の支給 開始月の支給 開始月の支給 終了月の支給 終了月の支給 終了月の支給 1 回 奨学金支給回数 2 回 奨学金支給回数 3 回 奨学金支給回数 4 回 在籍確認においては 1 派遣先大学等 ( 協定派遣 ) 又は受入大学等 ( 協定受入 ) に在学していること 2 採択プログラムに参加していること 3 支給対象者が奨学金の支給期間中 月の初めから終わりまで1か月以上にわたって 留学先国 地域 ( 協定派遣 ) 又は日本 ( 協定受入 ) を離れている状態ではないことの3 点を月毎に確認することとなります 派遣学生の在籍確認においては 学生本人だけでなく派遣先大学等の担当者とも必ず連絡を取るようにしてください また 奨学金の支給が適正に実施されているかを確認するため 大学等における在籍確認の実施状況を確認する場合があります 在籍確認の根拠書類等は適切に保管するようにしてください 詳細は 後日機構ホームページ上に公開する予定の 事務手続きの手引き を参照してください 8

(2) 奨学金支給対象者の選考 Q1: 別に定める期日までに奨学金支給対象者を機構に登録する となっていますが 具体的にはどのような事務手続きですか? A1: プログラム毎に そのプログラムに参加する学生全員のデータを派遣又は受入を開始する月の前月 (1つのプログラム内で複数回派遣又は受入するプログラムの場合 それぞれの派遣又は受入開始月の前月 ) に提出します 機構において申請要件を満たしていない学生がいると判断した場合は 大学等はその分は返納するか あるいは 代わりの学生を登録することになります 詳細は 後日機構ホームページ上に公開する予定の 事務手続きの手引き をご参照ください (3) 奨学金支給対象者の資格及び要件 1 支給対象者の国籍等 Q1: 協定受入において 二重国籍者も本制度の支援対象となりますか? A1: 登録時に日本国籍を有する者は対象となりません Q2: 協定派遣において 日本に留学中の外国人留学生も本制度の支援対象となりますか? A2: 対象となりません Q3: 重点地域 とはどのようなものですか? A3: 文部科学省に置かれた 戦略的な留学生交流の推進に関する検討会 において 平成 25 年 12 月に 世界の成長を取り込むための外国人留学生の受入戦略 が取りまとめられたことを受け 本制度においても重点地域からの受入れ予定人数等を勘案して決定します 重点地域との交流促進に資する計画については 審査において評価対象とします 2 支給対象者の成績基準 双方向協定型 短期研修 研究型 共通 Q1: 成績評価係数で表すことができない場合 とありますが どのような場合ですか? A1: 入学 1 年目の1 学期目や 評価が 合格 不合格 しかない場合等です 修士 1 年の場合 学部最終年次の成績により成績評価係数を算出してください なお 成績基準は人物 熱意による判断は避けてください Q2: 学部の新 1 年生が夏休み期間に実施するプログラムに参加する場合 前期の成績が出ていないため成績評価係数を表すことができませんが どのような取り扱いとなりますか? A2: 学部の新 1 年生については 入学試験の成績やプログラム参加のための選考試験を活用するなど 成績評価係数 2.30 以上に相当するという根拠 ( 考え方 ) を示してください 短期研修 研究型 Q3: 選考時の成績評価係数が2.00 以上 2.30 未満の学生が提出する 自己推薦書 は どのようなものですか? A3: 短期研修 研究型については 成績評価係数が2.00 以上 2.30 未満の学生であっても 学生が記入する 自己推薦書 等に基づき 在籍大学等において成績評価係数 2.30 相当以上と認められ 本制度の支援を受けることが適当であると判断する学生を推薦するこ 9

とが可能です 自己推薦書 には 学業 成績に関して特筆すべきこと 及び 留学志望 理由 目標 を記入します 3 支給対象者の経済状況 Q1: 協定派遣において 原則として 別表 2に掲げる家計基準に合致する者 別表 2に掲げる家計基準に合致する者を優先とするが 奨学金支給割当状況に応じ 在籍大学等において 経済的理由により自費のみでの派遣プログラムへの参加が困難な者 であることが認められる者も対象とします とありますが どのように取り扱えばよいですか? A1: 各大学等においては 奨学金支給割当人数のうち まず 別表 2に掲げる家計基準に合致する者から優先的に支援の対象としてください 奨学金支給割当人数に残りがある場合 各大学等が経済的理由により自費のみでの派遣プログラムへの参加が困難な者であると認めた者も支援対象とすることが可能です Q2: 協定受入において 募集要項に 経済的理由により 自費のみでの受入プログラムへの参加が困難な者 という記載がありますが 特に受入の場合 資金証明を取ることが難しいケースも考えられます そういった学生も含め 受入学生の経済状況についてはどのように確認すればよいですか? A2: 受入の場合 在籍大学等に対し 募集要項 4. 支援の対象者 (4) 奨学金支給対象者の資格及び要件 に記載されている内容を明示し 在籍大学等から その資格及び要件等に合致した学生として推薦を受けることにより確認することも可能です 4 併給条件 Q1: 学生が研修やインターンシップ等に参加することで 報酬が発生する場合には どうしたらよいですか? A1: 研修やインターンシップ等を含むプログラムに参加して報酬を受ける場合 他団体の奨学金同様 支給月額が本制度による奨学金月額を超えなければ 併給は可能です 5 支給対象者以外のプログラム参加 Q1: 支給対象者の要件を満たさない学生でもプログラムに参加することは可能ですか? A1: プログラムに参加することは可能ですが 本制度の支援対象とはなりません 4. プログラムの採否及び奨学金支給割当の決定 Q1: プログラムの審査は書面審査のみですか? A1: 書面審査のみです Q2: 双方向協定型 短期研修 研究型 の審査は 一律審査ですか? あるいは別枠での審査ですか? A2: 別枠での審査です Q3: プログラム実施期間の長短は審査に影響しますか? A3: プログラム内容に対して 適切な実施期間となっているかが審査対象となります Q4: プログラムが採択されれば その申請人数分が全員採用されていると考えてよいですか? 10

A4: 予算に応じて採択人数を査定する場合があります 採否通知に記載する採択人数が 機構が支 援する人数となります Q5: 支給対象者 15 人のプログラムで 12 人しか採択されなかった場合 12 人分の奨学金の合計金額を割って15 人に支給することは可能ですか? A5: この場合 15 人に支給することはできません 募集要項で指定している月額以外の金額を学生に支給することはできません Q6: 複数のプログラムが採択された場合 あるプログラムから他のプログラムへ奨学金を流用することは可能ですか? A6: 他のプログラムへ流用することはできません 以上 11