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Transcription:

2009 年 6 月 13 日第 66 回北摂小児科医会西宮 小児尿路感染症の診断と治療 兵庫県立西宮病院山本勝輔 小児科

小児尿路感染症の特徴 1 頻度が高い 乳幼児の発熱の4 7.5% 8 週以下の乳児では 7 14% とさらに高率である 乳児期には先天性尿路異常の頻度差から男児に多く ( 男 : 女 =2.8 5.4:1) 1 2 歳以降は下部尿路の解剖学的特徴から女児に多い ( 男 : 女 =1:10)

小児尿路感染症の特徴 2 診断が困難 症状が非特異的 ( 発熱 不機嫌 哺乳力低下 嘔吐 下痢など ) であり 見逃されやすい 診断不明のまま抗生剤投与を受けてしまい 初回エピソードかどうか不明のことがある 尿採取が困難である 外部清拭後のパック採尿では10 5 /ml 以上でも確定的ではない 正確な診断にはカテーテル採尿が必要

当科での VCUG 施行の流れ 不明熱など 検尿 尿培養 上部尿路感染症と診断腎 膀胱エコー抗生剤治療抗生剤予防投与 胎児エコーなどで水腎症と診断 腎 膀胱エコー VCUG VUR あり 継続加療 VUR なし 他院 ( 県立こども病院 ) 泌尿器科紹介 フォロー中止

小児での VCUG 手技 細めの栄養チューブにて膀胱を空にした後 希釈した造影剤を膀胱内に注入する 膀胱容量は 2 歳以下では7 体重 (kg)ml 2 歳以上では年齢 30mlと目安とし 過剰に投与しないようにする 排尿を認めるか膀胱が充満したらカテーテルを抜去し 排尿時の腎 尿管 膀胱 尿道の撮影を行う

対象 2001 年 4 月から 2008 年 3 月までに当科で施行した 71 症例 述べ 84 回の VCUG を対象とし後方視的に 検討した

症例の年齢と性別 71 症例中男児 48 例女児 23 例 VCUG 施行時年齢 1 カ月 8 歳 人 30 % 100 25 80 20 15 女児 60 10 男児 40 5 20 0 0.5 0.5 1 1 2 2 4 4 歳 0 0.5 0.5 1 1 2 2 4 4 歳

症例の年齢と施行理由 人 30 25 尿路感染症 (UTI)61 例 水腎症 8 例 その他 2 例 20 15 10 5 0 6 カ月未満 6 カ月から 1 歳 1 歳から 2 歳 2 歳から 4 歳 4 歳以上

VCUG 症例の経過 尿路感染症 (UTI) 61 水腎症 8 ( うち胎児診断 6) その他 2 再検 13(10 症例 ) VCUG 84 VUR なし 2 VUR あり 19 VUR なし 42 VUR なし 8 県立こども病院紹介 13 他院紹介 1 手術施行 3

UTI の診断医療機関 当科での診断 17 例 6 カ月から 1 歳 6 カ月未満 1 歳から 2 歳 2 歳から 4 歳 10% 5% 4 歳以上 5% 5% 3% 近医での診断 25% 6 カ月未満 44 例 4 歳以上 8% 25% 2 歳から 4 歳 8% 7% 6 カ月から 1 歳 1 歳から 2 歳

UTI 症例の年齢と性別 人 % 45 40 35 30 4 歳以上 2 歳から4 歳 1 歳から2 歳 100 80 4 歳以上 2 歳から4 歳 1 歳から2 歳 25 20 15 6 カ月から 1 歳 60 40 6 カ月から 1 歳 10 5 6 カ月未満 20 6 カ月未満 0 0 男 女 男 女

超音波検査における水腎症の分類 grade 0 1 2 3 4 grade 0: 腎盂が確認できない grade 1: 軽度に腎盂を認める grade 2: 拡張腎盂は腎内に限局 腎盂拡張はない grade 3: 拡張腎盂は腎外まで進展 腎杯も拡張 ( 腎杯拡張がないものはgrade 2) grade 4: 腎盂腎杯の拡張高度 実質の厚さは菲薄化

VUR の国際分類 gradeⅠ: 尿管のみへの逆流 gradeⅡ: 尿管 腎盂 腎杯まで逆流があるが 拡張はなく腎杯の形は正常 gradeⅢ: 尿管の軽度 中等度の拡張や蛇行 腎盂の軽度 中等度の拡張はあるが 腎杯の鈍化はないかあっても軽度 gradeⅣ: 尿管の中等度の拡張や蛇行 腎盂腎杯の中等度の拡張がある 腎盂辺縁角は完全に鈍化しているが 大部分の腎杯乳頭部の形態は保たれている gradeⅤ: 尿管の著明な拡張と蛇行 腎盂腎杯の著明な拡張がある 大部分の腎杯乳頭部分の形態は消失している

腎エコー所見と VUR の有無 腎盂の拡大 VURなし VURあり Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ なし 84 70 14 2 5 3 3 1 あり 38 23 15 4 3 4 4 0 尿管の描出 VURなし VURあり Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ なし 105 85 20 4 5 6 4 1 あり 17 8 9 2 3 1 3 0

症例 1 4 歳の女児 現病歴 :11 月 X 日から発熱 腹痛を認め同日夕に応急診療所を受診 投薬を受けたが その後排尿痛 頻尿を認めたため当科救急受診 来院時の自排尿にて尿蛋白 1+ 潜血 3+ WBC3+ であった UTI の診断にて同日入院 当科受診後経過 :WBC 19100/mm 3 CRP 1.3mg/dl ABPC/SBT にて速やかに改善 CFDN 内服に変更し退院後も予防投与を行った

症例 1 の腎膀胱部エコー (11 月 X 日 ) 左腎中心部離開 5.0mm 右腎中心部離開 5.0mm 両側尿管を描出

症例 1 の VCUG 1 回目 ( 翌年 1 月 Y 日 ) 右 :grade Ⅱ 左 :grade Ⅱ 県立こども病院泌尿器科紹介 DMSA シンチにて 左腎上極に腎瘢痕を疑う所見を認めた 分腎機能右 : 左 =55:45

症例 1 の VCUG 2 回目 ( 翌々年 1 月 Z 日 ) 右 :grade Ⅰ 左 :VUR なし 転居のため他院でフォロー中

症例 2 4 カ月の男児 現病歴 :3 月 A 日から発熱 応急診療所にて抗生剤投与を受けた 翌 13 日に近医受診し WBC 14200/mm 3 CRP 4.4mg/dl 検尿にて WBC を少数認めたが 尿培養は陰性 腎エコーにて両側の腎盂拡大を軽度認めた 一旦軽快した後 4 月 B 日に再び発熱を認め近医再診 WBC 13400/mm 3 CRP 3.2mg/dl 導尿での検尿にて WBC>100 認め CFPN-PI 投与を開始 精査加療のため当科紹介となった 当科受診後経過 : 来院時発熱なく 全身状態良好であったため CFPN-PI の投与を続行した

症例 2 の腎膀胱部エコー (4 月 C 日 ) 左右とも中心部離開は正常範囲内尿管の描出なし

症例 2 の VCUG(5 月 D 日 ) 右 :VUR なし左 :grade Ⅳ 県立こども病院泌尿器科紹介 DMSA シンチにて 腎瘢痕はないものの左小腎を認めた 転居のため他院でフォロー中

米国泌尿器科学会による 5 年間の予防的抗菌療法における VUR 自然消失率 Reflux grade 自然消失率 (%) Ⅰ 91.8 Ⅱ 80.6 Ⅲ 片側性 0 2 歳 70 2 5 歳 51.3 5 10 歳 43.6 Ⅲ 両側性 0 2 歳 49.3 2 5 歳 30.5 5 10 歳 12.5 Ⅳ 片側性 40 Ⅳ 両側性 9.9

米国泌尿器科学会における小児原発性 VUR の治療ガイドライン 1. gradeⅠ ⅣのVURは 抗菌薬の予防内服による経過観察を行う 6 歳以上で発見された 両側性 gradeⅢ ⅣのVURは治療適応となる 2. 1 歳未満で発見されたgradeⅤのVURは 抗菌薬の予防内服による保存的経過観察を行う 1 5 歳で発見された片側性 gradeⅤ のVURは 腎瘢痕を認めなければ保存療法と手術療法のどちらかを選択する 腎瘢痕がある場合は手術適応となる 6 歳以上で発見されたgradeⅤのVURは手術適応となる 3. gradeⅢ Ⅳ ⅤのVURで 経過観察中も改善あるいは消失していない場合は手術適応となる gradeⅠ Ⅱに関しては コンセンサスはない 4. フォローアップ期間については一定の見解はなく VURの自然消失率 患児の病状経過 予防的抗菌療法に対するコンプライアンス 予防的抗菌療法不応性尿路感染症の有無 保護者の選択が考慮される

小児尿路感染と VUR 予防投薬に関するアンケート調査報告 RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則 中井秀郎 林祐太郎 金子一成 大友義之 吉村仁志 日本逆流性腎症フォーラム Prospective Study 委員会において 各施設での尿路感染症の診断 VUR に対する予防投薬の現状を把握するためにアンケート調査を実施した RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

対象と方法 RNフォーラム幹事施設 46( 外科系 32 内科系 14) 施設に対し UTIの診断とVURの予防投与に関するアンケートを郵送配付した 回答が得られたのは32 施設 ( 外科系 22:68.8% 内科系 10:71.4%) であった これらの施設を内科系施設 ( 小児科 腎疾患科など ) と外科系施設 ( 泌尿器科 小児外科など ) に分けて 回答の集積 データ分析を行った RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

採尿法 乳幼児 年長児 RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

UTI 診断後の検査法 最も重要な検査法 施行する検査法 RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

VCUG の施行症例 ( どのような症例に行うか?) RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

予防投与の対象 RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

UTI の要因となる病態への対応 ー包茎に対してー RN Prospective Study UTI Working Group 山口孝則ら第 15 回日本逆流性腎症フォーラム記録集日児腎誌 Vol.20 No.2

小児真性包茎の外用薬による治療 小児の真性包茎は生理的なものであるが VURの要因の一つとも考えられ 治療が必要な場合がある 従来 包皮を外科的に切除するのが一般的であったが 最近はステロイド軟膏などを用いた薬物治療が主体となっている 痛みを訴えない程度に包皮を根元方向に引っ張り 包皮の先端部分に少量の軟膏を塗布する (2 回 / 日 ) 余分な包皮を退縮させるものではないため 仮性包茎以上に改善させることはできない

包茎に対する薬物治療法の成績 Nikkei Medical 2006.12

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