「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

Similar documents
1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F C D815B838B43505F4F E31302E646F63>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F A A E5F89968FF E372E646F63>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F D815B838B8FF E31312E646F63>

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc

医薬品の適正使用に欠かせない情報です

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>


<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

スライド 1

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください - 効能又は効果 用法及び用量の一部変更 使用上の注意改訂のお知らせ 平成 23 年 5 月 劇薬 処方せん医薬品 ( 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること ) エタンブトール製剤 エタンブトール塩酸塩錠 このたび 標記製品の 効

110607セチリジン5-1.indd

Microsoft Word - オーソ_201302_Final.docx

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F D815B838B4E618FF931306D E3131>

Untitled

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

Microsoft Word - sa_niflec_ doc

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

減量・コース投与期間短縮の基準

Microsoft Word - 茬çfl�宛玺0618第1å‘·_æŠ¥èŒ¬é•£å®łã†¦é•ıç�¥ï¼‹ã…¡ã…‹ã…łã…«ã…�ㅳ;.doc

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

Microsoft Word - オメプラゾール.doc

Microsoft Word - kipres_Info.doc

改訂後 用法 用量 用法 用量 カンデサルタン錠 2mg 4mg 8mg 12mg オーハラ の場合 高血圧症 高血圧症通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセ通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセチルとして4~8mgを経口投与し 必要に応じチルとして4~8mgを経口投与し 必

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E838D A B838B8DD797B E332E646F63>

じ治療上必要最小限の使用にとどめ 本剤で効果がみられない場合には他の療法に切りかえること なお 血液像 肝機能 腎機能等に注意すること 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 左記の薬剤の血中 濃度が低下する アゾール系抗真菌薬イトラコナゾー

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

使用上の注意の改訂理由 副作用( その他の副作用 ) 妊婦, 産婦, 授乳婦等への投与 臨床検査結果に及ぼす影響 の項の改訂について ( 薬生安通知によらない改訂 ) 先発医薬品の改訂に伴い 同様の改訂を行い注意をお願いすることとしました ここでお知らせした内容は 田辺製薬販売株式会社ホームページ

アシクリル・アシクリルバッグ(アイロム)使用上の注意改訂のお知らせ_120913

2. 性状クレストール錠 改訂後 ( 下線部は追加変更箇所 ) 2. 性状 改訂前 クレストール OD 錠 販売名 クレストール OD 錠 2.5mg クレストール OD 錠 5mg 剤形 淡黄色の円形の素錠 淡黄色の円形の素錠 外形表面 該当なし 外形裏面 外形側面直径 約 6mm 約 8mm 厚

Microsoft Word - ランソプラゾール.doc

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 用法 用量 用法 用量 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 Zollinger 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 Zollinger Ellison 症候群 Ellison 症候群現行のとおり略 逆流性食道炎 逆流性食道炎現行のとおり略 非びらん性胃食道逆流

2. 改訂内容 ( ) 自主改訂 オルメテック錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg 錠 40mg 改訂後改訂前 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 リチウム製剤炭酸リチウム -2- 臨床症状 措置方法 血清カリウム値が上昇することがある 血中リチウム濃度が上昇し リチウム

使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

<4D F736F F D AD8F6F94C5817A93FA96F A082C492CA926D2E646F63>

パリエット錠5mg、パリエット錠10mg、パリエット錠20mg

160223メトトレキサート1_4.indd

<4D F736F F D C B82A8926D82E782B995B68F C4816A5F C A2E646F6378>

23103.indd

医薬品の適正使用に欠かせない情報です

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

< アシクリル点滴静注用 250mg> 改訂後 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること (1 腎障害のある患者 [ 用法 用量に関連する使用上の注意 及び 重要な基本的注意 の項参照 ] (2 肝障害のある患者 [ 肝障害が増悪するおそれがある ] (3 高齢者 [ 用法 用量に関連する

扶桑薬品工業 再審査結果のお知らせ 無水エタノール注

バイエル薬品工業 改訂のお知らせネクサバール錠

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

アビガン錠 200mg に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 アビガン錠 200mg 有効成分 ファビピラビル 製造販売業者 富士フイルム富山化学株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特定されたリスク 頁 重要な潜在

改訂後 改訂前 使用上の注意 3. 副作用 (1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) 下記の重大な副作用があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ₁) 現行通り ₂) 中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necroly

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

BD( 寛解導入 ) 皮下注療法について お薬の名前と治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 薬の名前作用めやすの時間 1 日目

抗がん剤を受けられる皆様へ

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F B838F8FF E392E646F63>

スライド 1

改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

この薬には併用を注意すべき薬があります 他の薬を使用している場合や 新たに使用する場合は 必ず医師または薬剤師に相談してください この薬の使い方は? 使用量および回数飲む量は あなたの症状などにあわせて 医師が決めます 通常 6 歳以上の小児では 1 日 1 回 1 錠を就寝前に飲みます どのように

Microsoft Word - kipres_Info.doc

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 用法 用量 通常 成人にはドネペジル塩酸塩として 1 日 1 回 3mg から開始し 1 ~ 2 週間後に 5mg に増量し 経口投与する 高度のアルツハイマー型認知症患者には 5mg で 4 週間以上経過後 10mg に増量する

「             」  説明および同意書

<4D F736F F D D A616C5F208E FE382CC928D88D389F090E08F915F A E A2E646F63>

untitled

プラザキサ服用上の注意 1. プラザキサは 1 日 2 回内服を守る 自分の判断で服用を中止し ないこと 2. 飲み忘れた場合は 同日中に出来るだけ早く1 回量を服用する 次の服用までに 6 時間以上あけること 3. 服用し忘れた場合でも 2 回量を一度に服用しないこと 4. 鼻血 歯肉出血 皮下出

改訂理由 1. 重要な基本的注意の項について 2. 重要な基本的注意 (9) ギラン バレー症候群においては 筋力低下の改善が認められた後 再燃することがあるので その場合には本剤の再投与を含め 適切な処置を考慮すること 学会のガイドライン等でギラン バレー症候群の治療においては 静注用免疫グロブリ

経皮吸収型鎮痛消炎貼付剤 外皮用インドメタシン貼付剤 1. 改訂内容改訂後 ( 下線部は追加 変更箇所 ) 4. 妊婦 産婦 授乳婦等への使用妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用すること 妊婦に対する安全性は確立していない 厚生労働

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

保険薬局の登録 ~ クロザリルは CPMS に登録された保険薬局で調剤され 通院患者に渡されることにな っています CPMS 登録にあたり薬局には下記要件が求められます < 要件 1> 1) インターネットが使えること (ecpms(web site) にアクセス可能であること ) 2) 処方元の医

患者向医薬品ガイド

Microsoft Word _ボグリボースお知らせ

ベージニオ(アベマシクリブ)患者向医薬品ガイド

Microsoft Word - ガイド新規案_アダラートカプセル_PTPシート差替_final_150908R.docx

-~ E M~

アムロジピンOD錠2.5mg・アムロジピンOD錠5mg・アムロジピンOD錠10mg「EMEC」

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去にアレディア点滴静注用に含まれる成分や他のビスホスホン酸塩で過敏な反応を経験したことがある人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師に告げてください 腎臓に重篤な障害がある人 全身状態が

患者向け医薬品ガイド

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

平 成 17 年 3 月

untitled

患者向医薬品ガイド

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

Microsoft Word - 1812doc.doc

患者向医薬品ガイド

この薬を使う前に 確認すべきことは? 次の人は この薬を使用することはできません 過去に NikP に含まれる成分で過敏症のあった人 妊婦または妊娠している可能性のある人および授乳中の人 次の人は 慎重に使う必要があります 使い始める前に医師または薬剤師にその旨を告げてください 肝臓に重篤な障害のあ

20(1) 重篤な肝障害の報告症例数の推移 2000 年 2 月に緊急安全性情報を発出した以後も重篤な肝障害が毎年 20 例前後報告されております ( 図 1 参照 ) また ユリノーム R 3) 錠服用患者様における肝機能検査の実施状況について調査した結果 投与開始後に一度も肝機能検査が実施されな

Transcription:

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意改訂のお知らせ H2 受容体拮抗剤 このたび H2 受容体拮抗剤ガスメット錠 10mg ガスメット錠 20mg 及びガスメット D 錠 10mg ガスメット D 錠 20mg につきまして 自主改訂に基づき 使用上の注意を下記のとおり改訂致しましたので お知らせ申し上げます 平成 25 年 8 月 記 ガスメット錠 10mg ガスメット錠 20mg ガスメット D 錠 10mg ガスメット D 錠 20mg ( ファモチジン 1. 改訂理由先発企業の自主改訂に基づき 一部追記改訂及び文言削除をし 注意喚起をすることと致しました また アナフィラキシー様症状 を アナフィラキシー と記載整備 致しました ( 従来 添付文書で使用してまいりました副作用名 アナフィラキシー様症状 つきまして 最近の知見に基づき アナフィラキシー の概念を WHO の提唱する 重症で致命的な全身的に及ぶ過敏反応 と解釈し 添付文書で用いる副作用名は その機序に寄らず アナフィラキシー とすることとなりました 医薬品 医療機器等安全性情報 299 号 ( 平成 25 年 3 月 厚生労働省医薬食品局 より抜粋 2. 改訂内容 ( 次頁に記載致しました

2. 改訂内容 ( 自主改訂 改訂後 ( 下線部分 : 改訂箇所 改訂前 ( 点線部分 : 削除 (1 重大な副作用 1 ショック アナフィラキシー : ショック アナフィラキシー ( 呼吸困難 全身潮紅 血管浮腫 顔面浮腫 咽頭浮腫等 蕁麻疹等 があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと (1 重大な副作用 1 ショック アナフィラキシー様症状 : ショック アナフィラキシー様症状 ( 呼吸困難 全身潮紅 血管浮腫 顔面浮腫 咽頭浮腫等 蕁麻疹等 があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 2~9( 省略 (2 重大な副作用 ( 類薬 ( 省略 2~9( 省略 (2 重大な副作用 ( 類薬 ( 省略 (3 その他の副作用 (3 その他の副作用 消化器 便秘 下痢 軟便 口渇 悪心 嘔吐 腹部膨満感 食欲不振 口内炎 消化器 便秘 下痢 軟便 口渇 悪心 嘔吐 腹部膨満感 食欲不振 口内炎等 肝 臓 AST(GOT 上昇 ALT(GPT 上昇 Al-P 上昇 総ビリルビン上昇 LDH 上昇 肝機能異常 黄疸 肝 臓 AST(GOT 上昇 ALT(GPT 上昇 Al-P 上昇 総ビリルビン上昇 LDH 上昇等 肝機能異常 黄疸 内分泌系注 月経不順 女性化乳房 乳汁漏出症 内分泌系注 月経不順 女性化乳房 その他 CK(CPK 上昇 味覚異常 筋肉痛 背部痛 その他 CK(CPK 上昇 味覚異常 他の項省略 注 このような症状があらわれた場合には投与を中止すること 他の項省略 注 このような症状があらわれた場合には投与を中止すること 3. 本情報は DSU( 医薬品安全対策情報 No.222( 平成 25 年 8 月下旬発送予定 に掲載されます 改訂後の 禁忌 用法及び用量に関連する使用上の注意 及び 使用上の注意 の全文を次頁以降に収載致しました 添付文書情報は 医薬品医療機器情報提供ホームページ (URL:http://www.info.pmda.go.jp/ 扶桑薬品工業株式会社 (URL:http://www.fuso-pharm.co.jp/ 及び 東菱薬品工業株式会社 (URL:http://tobishipharm.com/ のホームページにおいてもご確認いただけます ( 掲載まで最大 2 週間かかる場合があります

ガスメット錠 10mg ガスメット錠 20mg の 禁忌 用法 用量に関連する使用上の注意 及び 使用上の注意 ( 改訂後 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 腎機能低下患者への投与法ファモチジンは主として腎臓から未変化体で排出される 腎機能低下患者にファモチジンを投与すると 腎機能の低下とともに血中未変化体濃度が上昇し 尿中排泄が減少するので 次のような投与法を目安とする 1 回 20mg1 日 2 回投与を基準とする場合 クレアチニンクリアランス投与法 (ml/min Ccr 60 1 回 20mg 1 日 2 回 1 回 20mg 1 日 1 回 60>Ccr>30 1 回 10mg 1 日 2 回 1 回 20mg 2~3 日に 1 回 30 Ccr 1 回 20mg 透析後 1 回透析患者 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること (1 薬物過敏症の既往歴のある患者 (2 腎障害のある患者 [ 血中濃度が持続するので 投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること ] (3 心疾患のある患者 [ 心血管系の副作用を起こすおそれがある ] (4 肝障害のある患者 [ 症状が悪化するおそれがある ] (5 高齢者 [ 高齢者への投与 の項参照] 2. 重要な基本的注意治療にあたっては経過を十分に観察し 病状に応じ治療上必要最小限の使用にとどめ 本剤で効果がみられない場合には他の療法に切りかえること なお 血液像 肝機能 腎機能等に注意すること 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 アゾール系抗真菌薬イトラコナゾール 用法 用量に関連する使用上の注意 左記の薬剤の血中濃度が低下する 本剤の胃酸分泌抑制作用が左記薬剤の経口吸収を低下させる (1 重大な副作用 1 ショック アナフィラキシー : ショック アナフィラキシー ( 呼吸困難 全身潮紅 血管浮腫 顔面浮腫 咽頭浮腫等 蕁麻疹等 があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 2 再生不良性貧血 汎血球減少 無顆粒球症 溶血性貧血 血小板減少 : 再生不良性貧血 汎血球減少 無顆粒球症 溶血性貧血 血小板減少 ( 初期症状として全身倦怠感 脱力 皮下 粘膜下出血 発熱等 があらわれることがあるので 定期的に血液検査を実施し 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 3 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 中毒性表皮壊死症(Lyell 症候群 : 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 中毒性表皮壊死症 (Lyell 症候群 があらわれることがあるので 観察を十分に行 い このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 4 肝機能障害 黄疸 :AST(GOT ALT(GPT 等の上昇 黄疸があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 5 横紋筋融解症 : 横紋筋融解症があらわれることがあるので 高カリウム血症 ミオグロビン尿 血清逸脱酵素の著明な上昇 筋肉痛等が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 6QT 延長 :QT 延長があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと 特に心疾患 ( 心筋梗塞 弁膜症 心筋症等 を有する患者においてあらわれやすいので 投与後の患者の状態に十分注意すること 7 意識障害 痙攣 : 意識障害 全身痙攣 ( 痙直性 間代性 ミオクローヌス性 があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと 特に腎機能障害を有する患者においてあらわれやすいので 注意すること 8 間質性腎炎 急性腎不全 : 間質性腎炎 急性腎不全があらわれることがあるので 初期症状として発熱 皮疹 腎機能検査値異常 (BUN クレアチニン上昇等 等が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 9 間質性肺炎 : 発熱 咳嗽 呼吸困難 胸部 X 線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので このような症状があらわれた場合には投与を中止し 副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと (2 重大な副作用 ( 類薬 不全収縮 : 他の H 2 受容体拮抗剤で不全収縮があらわれるとの報告がある (3 その他の副作用 過 敏 症注 発疹 皮疹 蕁麻疹 ( 紅斑 顔面浮腫 血 液注 白血球減少 好酸球増多 消 化 器 便秘 下痢 軟便 口渇 悪心 嘔吐 腹部膨満感 食欲不振 口内炎 循 環 器 血圧上昇 顔面潮紅 耳鳴 徐脈 頻脈 房室ブロック 肝 臓 AST(GOT 上昇 ALT(GPT 上昇 Al-P 上昇 総ビリルビン上昇 LDH 上昇 肝機能異常 黄疸 精神神経系 全身倦怠感 無気力感 頭痛 眠気 不眠 可逆性 の錯乱状態 うつ状態 痙攣 意識障害 めまい 内 分 泌 系注 月経不順 女性化乳房 乳汁漏出症 その他 CK(CPK 上昇 味覚異常 筋肉痛 背部痛 注 このような症状があらわれた場合には投与を中止すること 5. 高齢者への投与高齢者では 本剤を減量するか投与間隔を延長するなど慎重に投与すること [ 本剤は主として腎臓から排泄されるが 高齢者では 腎機能が低下していることが多いため血中濃度が持続するおそれがある ] 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 (1 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ投与すること [ 妊娠中の投与に関する安全性は確立していない ] (2 授乳婦に投与するときは授乳させないよう注意すること [ 母乳中に移行することが報告されている ]

7. 小児等への投与低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は小児に対する安全性は確立していない [ 使用経験が少ない ] 8. 適用上の注意薬剤交付時 : PTP 包装の薬剤は PTP シートから取り出して服用するよう指導すること [PTP シートの誤飲により 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し 更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている ] 9. その他の注意本剤の投与が胃癌による症状を隠蔽することがあるので 悪性でないことを確認のうえ投与すること 2013 年 8 月改訂 ( アンダーラインは追加 変更箇所

ガスメット D 錠 10mg ガスメット D 錠 20mg の 禁忌 用法 用量に関連する使用上の注意 及び 使用上の注意 ( 改訂後 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 腎機能低下患者への投与法ファモチジンは主として腎臓から未変化体で排出される 腎機能低下患者にファモチジンを投与すると 腎機能の低下とともに血中未変化体濃度が上昇し 尿中排泄が減少するので 次のような投与法を目安とする 1 回 20mg1 日 2 回投与を基準とする場合 クレアチニンクリアランス投与法 (ml/min Ccr 60 1 回 20mg 1 日 2 回 1 回 20mg 1 日 1 回 60>Ccr>30 1 回 10mg 1 日 2 回 1 回 20mg 2~3 日に 1 回 30 Ccr 1 回 20mg 透析後 1 回透析患者 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること (1 薬物過敏症の既往歴のある患者 (2 腎障害のある患者 [ 血中濃度が持続するので 投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること ] (3 心疾患のある患者 [ 心血管系の副作用を起こすおそれがある ] (4 肝障害のある患者 [ 症状が悪化するおそれがある ] (5 高齢者 [ 高齢者への投与 の項参照] 2. 重要な基本的注意 (1 本剤は口腔内で崩壊するが 口腔の粘膜から吸収されることはないため 唾液又は水で飲み込むこと (2 治療にあたっては経過を十分に観察し 病状に応じ治療上必要最小限の使用にとどめ 本剤で効果がみられない場合には他の療法に切りかえること なお 血液像 肝機能 腎機能等に注意すること 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 アゾール系抗真菌薬イトラコナゾール 用法 用量に関連する使用上の注意 左記の薬剤の血中濃度が低下する 本剤の胃酸分泌抑制作用が左記薬剤の経口吸収を低下させる (1 重大な副作用 1 ショック アナフィラキシー : ショック アナフィラキシー ( 呼吸困難 全身潮紅 血管浮腫 顔面浮腫 咽頭浮腫等 蕁麻疹等 があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 2 再生不良性貧血 汎血球減少 無顆粒球症 溶血性貧血 血小板減少 : 再生不良性貧血 汎血球減少 無顆粒球症 溶血性貧血 血小板減少 ( 初期症状として全身倦怠感 脱力 皮下 粘膜下出血 発熱等 があらわれることがあるので 定期的に血液検査を実施し 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 3 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 中毒性表皮壊死症(Lyell 症候群 : 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 中毒性表皮壊死症 (Lyell 症候群 があらわれることがあるので 観察を十分に行い このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 4 肝機能障害 黄疸 :AST(GOT ALT(GPT 等の上昇 黄疸があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 5 横紋筋融解症 : 横紋筋融解症があらわれることがあるので 高カリウム血症 ミオグロビン尿 血清逸脱酵素の著明な上昇 筋肉痛等が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 6QT 延長 :QT 延長があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと 特に心疾患 ( 心筋梗塞 弁膜症 心筋症等 を有する患者においてあらわれやすいので 投与後の患者の状態に十分注意すること 7 意識障害 痙攣 : 意識障害 全身痙攣 ( 痙直性 間代性 ミオクローヌス性 があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと 特に腎機能障害を有する患者においてあらわれやすいので 注意すること 8 間質性腎炎 急性腎不全 : 間質性腎炎 急性腎不全があらわれることがあるので 初期症状として発熱 皮疹 腎機能検査値異常 (BUN クレアチニン上昇等 等が認められた場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 9 間質性肺炎 : 発熱 咳嗽 呼吸困難 胸部 X 線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので このような症状があらわれた場合には投与を中止し 副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと (2 重大な副作用 ( 類薬 不全収縮 : 他の H2 受容体拮抗剤で不全収縮があらわれるとの報告がある (3 その他の副作用 過 敏 症注 発疹 皮疹 蕁麻疹 ( 紅斑 顔面浮腫 血 液注 白血球減少 好酸球増多 消 化 器 便秘 下痢 軟便 口渇 悪心 嘔吐 腹部膨満感 食欲不振 口内炎 循 環 器 血圧上昇 顔面潮紅 耳鳴 徐脈 頻脈 房室ブロック 肝 臓 AST(GOT 上昇 ALT(GPT 上昇 Al-P 上昇 総ビリルビン上昇 LDH 上昇 肝機能異常 黄疸 精神神経系 全身倦怠感 無気力感 頭痛 眠気 不眠 可逆性 の錯乱状態 うつ状態 痙攣 意識障害 めまい 内 分 泌 系注 月経不順 女性化乳房 乳汁漏出症 その他 CK(CPK 上昇 味覚異常 筋肉痛 背部痛 注 このような症状があらわれた場合には投与を中止すること 5. 高齢者への投与高齢者では 本剤を減量するか投与間隔を延長するなど慎重に投与すること [ 本剤は主として腎臓から排泄されるが 高齢者では 腎機能が低下していることが多いため血中濃度が持続するおそれがある ] 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 (1 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ投与すること [ 妊娠中の投与に関する安全性は確立していない ]

(2 授乳婦に投与するときは授乳させないよう注意すること [ 母乳中に移行することが報告されている ] 7. 小児等への投与低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は小児に対する安全性は確立していない [ 使用経験が少ない ] 8. 適用上の注意 (1 薬剤交付時 : PTP 包装の薬剤は PTP シートから取り出して服用するよう指導すること [PTP シートの誤飲により 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し 更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている ] (2 服用時 : 1 本剤は舌の上にのせ唾液を浸潤させ舌で軽くつぶし 崩壊後唾液のみで服用可能である 2 本剤は寝たままの状態では 水なしで服用させないこと 9. その他の注意本剤の投与が胃癌による症状を隠蔽することがあるので 悪性でないことを確認のうえ投与すること 2013 年 8 月改訂 ( アンダーラインは追加 変更箇所