所得金額の計算方法 1 まず所得の種類を確かめましょう 異なる種類の所得がある場合は それぞれの所得の合算となります 給与所得とは 給料 賃金 ボーナスなどの所得です たとえば 会社員 パート アルバイト 事業専従者などの所得をいいます 給与でいう 年収 とは 給与所得控除をする前の金額であり 所得 とは異なるので注意してください 事業等所得とは 事業所得 利子所得 配当所得 不動産所得 雑所得などの所得です たとえば 自営業 外交員などの所得をいいます これらの所得は確定申告書でお確かめください 年金所得とは 厚生年金 国民年金 共済年金 年金基金などの所得です 年金の 所得 とは 受給した金額ではありません 遺族年金 障害年金は加算しないでください 12 ~ 13 ページをご覧ください 14 ページをご覧ください 15 ページをご覧ください 所得としないもの 1 次の収入を得ている方は その収入についての所得は 0 とします 仕送り 増加恩給 ( これに併給される普通恩給を含む ) 遺族年金 障害年金 失業給付金 労災保険の各種給付金 生活扶助料 支援給付金等の非課税所得 退職金等の一時的な所得 2 給与所得 事業所得については 過去に収入があっても 申込書配布期間 ( 平成 28 年 2 1 日 ~2 9 日 ) 現在退職 廃業で収入がない場合はその収入に限り所得を 0 とします ( ただし 人材派遣会社に登録されている方は その登録が抹消されていることが必要です ) 3 現在は収入があっても 申込書配布期間以降 次のアまたはイの理由により 平成 28 年 4 末日までに退職することが申込書配布期間に確定しており かつ 退職後無職 無収入となり そのことが資格審査のときに証明できる方は 申込書に退職年日を記入のうえ所得を 0 とすることができます 2 ( ただし 人材派遣会社に登録されている方は その登録を抹消された日が退職年日となります ) ア申込書配布期間以降に結婚をするためイ現在妊娠中で出産をするため 家族数は何人ですか? 所得基準表 (P.9) の家族数とは 申込者本人 + 同居親族数 + 遠隔地扶養者数 = 家族数 所得基準表の家族数はこの人数でみます [1 人 ] [ 人 ] [ 人 ] [ 人 ] 出産する予定であっても申込書配布期間内に生まれていなければ その胎児は家族数には含まれません 遠隔地扶養者数とは都営住宅に入居しないが 申込者または同居親族の所得税法上の扶養親族数をいいます たとえば 離れて住んでいる親などを扶養しているような場合です 会社や税務署に 扶養親族の申告 をしていることが必要です ( 課税証明書で確認 ) 10
3 家族全員の所得の合計はいくらですか? 所得基準表の所得金額は 申込書配布期間現在の家族全員 ( 都営住宅に入居する家族全員 ) の 所得金額の合計 でみます 収入のある方の名前 ( 所得金額 )- 16ページ下表 2 特別控除金額の特別控除金額所得金額から差し引いてください ( )-( ) 詳しくは 16 ページをご覧ください 合計 ( )-( ) ( )-( ) 16 ページ上表 1 の特別控除金額 = あなたの家族の所得金額 4 所得基準表 ( 単身者 家族 ) 家族数 都営住宅に入居する方全員の所得金額の合計 遠隔地扶養者 ( を含む ) 一 般 区 分 特 別 区 分 1 人 0 ~ 1,896,000 0 ~ 2,568,000 2 人 0 ~ 2,276,000 0 ~ 2,948,000 3 人 0 ~ 2,656,000 0 ~ 3,328,000 4 人 0 ~ 3,036,000 0 ~ 3,708,000 5 人 0 ~ 3,416,000 0 ~ 4,088,000 6 人 0 ~ 3,796,000 0 ~ 4,468,000 家族数が7 人以上の世帯は 1 人増えるごとに38 万を加算してください 所得基準表の特別区分にあてはまる世帯とは 1 心身障害者を含む世帯申込者本人または同居親族が次のいずれかにあてはまること ア身体障害者手帳の交付を受けている 1 級 ~4 級の障害者イ重度または中度の知的障害者 ( 愛の手帳の場合は総合判定で 1 度 ~3 度 ) ウ精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている 1 級 2 級の障害者 ( 障害年金等の受給に際し 障害の程度が同程度と判定された方を含む ) エ戦傷病者手帳の交付を受けている恩給法別表第 1 号表ノ 3 の第 1 款症以上の障害者 2 60 歳以上の世帯申込者本人が 60 歳以上 ( 昭和 31 年 2 10 日以前の生まれ ) または 昭和 31 年 4 1 日以前に生まれた方 ( 経過措置 ) であり かつ 同居親族全員が次のア イのいずれかにあてはまること ア 60 歳以上 または昭和 31 年 4 1 日以前に生まれた方 ( 経過措置 ) イ 18 歳未満の児童 ( 平成 10 年 2 3 日以降生まれ ) 3 小学校就学前の子供のいる世帯同居親族に小学校就学前の子供 ( 平成 21 年 4 2 日以降の生まれ ) がいる世帯であること 4 原子爆弾被爆者を含む世帯申込者本人または同居親族が厚生労働大臣の認定書 ( 被爆者健康手帳ではありません ) の交付を受けている原子爆弾被爆者であること 5 海外からの引揚者を含む世帯申込者本人または同居親族が海外からの引揚者で日本国に引き揚げた日から起算して 5 年を経過していないことが厚生労働省の発行する引揚証明書で確認できること 6 ハンセン病療養所入所者等を含む世帯申込者本人または同居親族がハンセン病療養所入所者等であり そのことが国立ハンセン病療養所等の長等の証明書で証明できること 11
給与所得の方 ( 会社員 パート アルバイト等 ) 1 現在の勤め先に就職した日が 平成 27 年 1 1 日以前の方 休職期間がある方 病気や産休等により収入のないがある方 2 か所以上から給与がある方は 下記の注意事項も参考にして所得を計算してください 源泉徴収票のでる方 平成 20 27 年分 この金額が所得金額です 年間総収入額 源泉徴収票のでない方 平成 27 年 1 から平成 27 年 12 までの税込支給額 ( 交通費 定期代等の課税対象外の収入は除く ) が年間総収入額となります 次にその金額を下段の計算式で所得金額に換算してください 注意事項 < 休職関連の取り扱い > 申込書配布期間 ( 平成 28 年 2 1 日 ~2 9 日 ) 現在 病気や産休等により休職中の場合は 休職前 1 年分の収入が所得計算の対象となります 申込書配布期間現在は復職しているが 病気や産休等の休職により平成 27 年 2 以降に収入のないがある場合は 次ページ 2(2) の計算式のように収入のないを除いて計算した推定年収が所得計算の対象となります 収入のないが平成 27 年 1 以前の場合は 復職後の収入を次ページ 2(1) の計算式にあてはめて 所得を計算します <2 か所以上から給与を受けている場合 > 支払金額または税込支給額 ( 交通費 定期代等の課税対象外の収入は除く ) を合算したのち 所得金額に換算してください 年間総収入額を所得金額に換算します 次の区分により 年間総収入額を所得金額に換算してください 年間総収入額が (1) 0 ~1,627,999 の方 (2) 1,628,000 ~6,599,999 の方 4,000 単位で端数整理します [ 例 ] 年間総収入額が 2,386,998 の場合 年間総収入額 端数整理後の額 2,386,998 4,000 = 596.7495 小数点以下切捨 596 4,000 = 2,384,000 (3) 6,600,000 ~9,999,999 の方 12
2 現在の勤め先に就職した日が 平成 27 年 1 2 日以降の方 現在の勤め先での あなたの別収入を記入してください 働いた税込支給額賞与 年 次の (1)(2)(3) からあてはまるケースを選び 収入を計算します (1) 就職した日が 27 年 1 2 日 ~ 27 年 2 1 日までの方 27 年 2 から 28 年 1 までの合計となります 収入計 + 賞与計 = 推定年収 (2) 就職した日が 27 年 2 2 日以降の方就職した翌から28 年 1 までの収入計を 収入のあった数で割り それを12 倍します それに その間の賞与を加えます 収入計賞与計推定年収 12+ = 収入のあった数 下段で計算した所得金額を記入してください 合計 収入計 賞与計 (3) 就職した日が最近で まだ 1 か分の給料が支給されていない方基本給 家族手当 住宅手当など毎必ず支給される固定的給与を 12 倍してください 固定的給与推定年収 12 = 年間総収入額 交通費 定期代等の課税対象外の収入は除いてください 病気や産休等により 収入のないがある場合は そのを除いて上記の (2) を参考にして推定計算をしてください 2 か所以上から給与を受けている場合は 推定年収を合算したのち所得金額に換算してください 年間総収入額を所得金額に換算する計算式年間総収入額計算式と所得金額 650,999 まで所得金額は0 (3) (1) (2) 651,000 から 1,618,999 まで 1,619,000 から 1,619,999 まで 1,620,000 から 1,621,999 まで 1,622,000 から 1,623,999 まで 1,624,000 から 1,627,999 まで 1,628,000 から 1,803,999 まで 1,804,000 から 3,603,999 まで 3,604,000 から 6,599,999 まで 6,600,000 から 9,999,999 まで 年間総収入額所得金額 ( )-650,000 =( ) 所得金額は 969,000 所得金額は 970,000 所得金額は 972,000 所得金額は 974,000 端数整理後の額所得金額計算結果をに記 ( ) 0.6=( ) 入します 端数整理後の額所得金額 ( ) 0.7-180,000 =( ) 端数整理後の額所得金額 ( ) 0.8-540,000 =( ) 年間総収入額所得金額 ( ) 0.9-1,200,000 =( ) 13
事業等所得の方 ( 自営業 外交員等 ) 1 現在の仕事を始めた日が 平成 27 年 1 1 日以前の方 平成 27 年分の所得税の確定申告書 の控えなどで所得金額を確認してください 第一表 平成 27 年分の 所得税の確定申告書 B 第二表 事業専従者に関する事項 54 この金額から 8 を差し引いた金額が所得金額となります 妻や子供を事業専従者としている場合 この事業専従者の所得は それぞれの専従者給与額を 12~13 ページの下段の計算式で所得に換算してに記入してください 確定申告をしていない方は平成 27 年 1 から 27 年 12 までの所得金額の合計となります 下記 2 を参考に計算してください ( 入居資格審査時には確定申告が必要になります ) 2 現在の仕事を始めた日が 平成 27 年 1 2 日以降の方 現在の仕事を始めたときからの別の収入金額 必要経費 所得金額を記入してください 働いた収入金額必要経費所得金額 年 次の (1)(2) からあてはまるケースを選び 所得を計算します (1) 現在の仕事を始めた日が 27 年 1 2 日 ~27 年 2 1 日までの方 (27 年 2 から 28 年 1 までの合計となります ) 推定所得金額 (2) 現在の仕事を始めた日が 27 年 2 2 日以降の方現在の仕事を始めた翌から 28 年 1 までの所得金額の合計を営業した数で割り それを 12 倍します 所得金額合計 営業した数 12= 推定所得金額 合計 14
年金を受けている方 年金の 所得金額 は 受給した金額ではありません 遺族年金 障害年金以外のすべての公的年金 年金基金等の受給額を合計し 所得に換算してから申込書に記入してください 1 平成 26 年 12 以前から年金を受けていて すべての受給額に変更がない方 平成 27 年分公的年金等の源泉徴収票 などで支払金額欄を確認して すべての年金の受給額を合計してください 2 平成 27 年 1 以降に年金を受け始めた方 受給額が変更になった方 年金決定通知書 支払額変更通知書 などで合計年金額欄を確認して すべての年金の受給額を合計してください 平成 27 年分 年金収入を所得金額に換算します すべての年金の受給額の合計額を 下の表に当てはめて 所得に換算してください 年金を受給している方が 2 名以上いる場合は 一人ひとり別に計算してください 本人の年齢年金合計金額の範囲計算式と所得金額 1,200,000 まで所得金額は 0 65 歳以上年金額の合計所得金額 1,200,001 ~3,299,999 昭和 26 年 2 ( ) -1,200,000 =( ) 10 日以前生まれ年金額の合計所得金額 3,300,000 ~4,099,999 ( ) 0.75-375,000 =( ) 700,000 まで所得金額は 0 65 歳未満年金額の合計所得金額 700,001 ~1,299,999 昭和 26 年 2 ( ) -700,000 =( ) 11 日以降生まれ年金額の合計所得金額 1,300,000 ~4,099,999 ( ) 0.75-375,000 =( ) 年金収入が4,100,000 以上の場合は 都営住宅募集センターへお問い合わせください 計算結果を申込書のこの欄に記入します 15
特別控除について 次の 控除の種類 にあてはまる場合には 1の場合は申込世帯の合計所得金額から 2の場合はその方の所得金額から それぞれの特別控除金額を差し引きます 1 申込世帯の合計所得金額から差し引くもの ( 申込者 同居親族 遠隔地扶養者が対象です ) 控除の種類 ア老人扶養控除イ特定扶養控除 ウ障害者控除 エ特別障害者控除 特別控除金額 10 万 25 万 27 万 40 万 1 の特別控除金額の合計 特 所得税法上の扶養対象親族で 70 歳以上の方 別 控 除 を 受 所得税法上の扶養対象親族 ( 配偶者は含みません ) で 16 歳以上 23 歳未満の方 1 愛の手帳等の交付を受けている方で 3 度 4 度の方 2 精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方で 2 級 3 級の方 ( 障害年金等の受給に際し 障害の程度が同程度と判定された方を含む ) 3 身体障害者手帳の交付を受けている方で 3 級 ~6 級の方 4 戦傷病者手帳の交付を受けている方で第 4 項症 ~ 第 2 目症の方 5 65 歳以上の方で1 3と同じ程度であるものとして福祉事務所長の認定を受けている方 1 愛の手帳等の交付を受けている方で 1 度 2 度の方 2 精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方で 1 級の方 ( 障害年金等の受給に際し 障害の程度が同程度と判定された方を含む ) 3 身体障害者手帳の交付を受けている方で1 級 2 級の方 4 戦傷病者手帳の交付を受けている方で特別項症 ~ 第 3 項症の方 5 精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く方 6 原子爆弾被爆者の方で 厚生労働大臣の認定書の交付を受けている方 7 常に就床を要し 複雑な介護を要する方 8 65 歳以上の方で 1 3と同じ程度であるものとして福祉事務所長の認定を受けている方万 11 ページの特別控除金額 1へ け ら れ る 方 備 考 エの特別障害者控除を受ける方は ウの障害者控除をあわせて受けることはできません 2 特別控除を受けられる方に所得があるとき その方の所得金額から差し引くもの申込者 同居親族が対象です ただし その方の所得金額が特別控除金額よりも少ない場合は その所得金額のみ差し引きます 控除の種類 オ寡婦控除 カ寡夫控除 特別控除金額 27 万 27 万 2 の特別控除金額の合計 特 別 控 除 を 受 申込者本人または同居親族で 夫と死別もしくは離婚し その後婚姻をしていない女性 または夫の生死が明らかでない女性で 次の1 2のいずれかにあてはまる女性 1 扶養親族または生計を一にする子 ( 年間所得金額 38 万以下であること ) を有する女性 2 年間所得金額が 500 万以下の女性 (1の 扶養親族 子 のいない方もあてはまりますが 離婚した場合は除きます ) 申込者本人または同居親族で 妻と死別もしくは離婚し その後婚姻をしていない男性 または妻の生死が明らかでない男性で 次にあてはまる男性生計を一にする子 ( 年間所得金額 38 万以下であること ) を有し かつ年間所得金額が500 万以下の男性 け 万 11 ページの特別控除金額 2 へ ら れ る 方 備考 表中の16 歳以上 23 歳未満の方とは平成 5 年 2 3 日 ~ 平成 12 年 2 10 日生まれの方 表中の65 歳以上の方とは昭和 26 年 2 10 日以前生まれの方 表中の70 歳以上の方とは昭和 21 年 2 10 日以前生まれの方 16