平成25年4月から9月までの年金額は

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150130【物価2.7%版】プレス案(年金+0.9%)

2. 年金額改定の仕組み 年金額はその実質的な価値を維持するため 毎年度 物価や賃金の変動率に応じて改定される 具体的には 既に年金を受給している 既裁定者 は物価変動率に応じて改定され 年金を受給し始める 新規裁定者 は名目手取り賃金変動率に応じて改定される ( 図表 2 上 ) また 現在は 少

強制加入被保険者(法7) ケース1

[ 組合員期間等の特例 ] 組合員期間等については 年齢 職種などにより 過去の制度からの経過措置が設けられており 被用者年金制度の加入期間 ( 各共済組合の組合員期間など ) については 生年月日に応じて次表の年数以上であれば 組合員期間等が 25 年以上とみなされます 生 年 月 日 組合員期間

平成 28 年 9 月度実施実技試験 損保顧客資産相談業務 139

260401【厚生局宛て】施行通知

目 次 1 平成 30 年度の年金額について 問 1 今年度は年金額の改定はないのですか 1 問 2 年金が下がっているのですが なぜですか 1 問 3 マクロ経済スライドとは どういうものですか 3 問 4 マクロ経済スライドによる年金額調整とは どういうものですか また 平成 30 年度の年金額

問 28 高年齢雇用継続給付との調整難度 A 70 問 29 特例老齢年金難度 B 72 問 30 経過的加算難度 B 74 問 31 老齢厚生年金の支給の繰下げ難度 B 76 問 32 老齢厚生年金の支給の繰上げ難度 B 80 問 歳以後の在職老齢年金難度 A 84 問 34 障害厚生

第14章 国民年金 

Microsoft Word - T2-06-2_紙上Live_老齢(2)_①年金額・マクロ(12分)_

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

( 第 1 段階 ) 報酬比例部分はそのまま定額部分を段階的に廃止 2 年ごとに 1 歳ずつ定額部分が消える ( 女性はすべてプラス 5 年 ) 報酬比例部分 定額部分 S16 S16 S18 S20 S22 4/1 前 4/2 ~4/2 4/2 4/2 4/2 ~~~

Web 版 Vol.59( 通巻 704 号 ) 中高齢寡婦加算 ( 遺族基礎年金の4 分の3) 779,300 円 3/4=584,475 円 584,500 円 (100 円単位 ) (2) 老齢厚生年金の年金額の算定式 平成 30 年度の本来水準と従前額保障 図表

一元化後における退職共済年金および老齢厚生年金の在職支給停止 65 歳未満の場合の年金の支給停止計算方法 ( 低在老 ) 試算表 1 年金と賃金の合算額が 28 万を超えた場合に 年金額の支給停止 ( これを 低在老 といいます ) が行われます 年金と賃金の合算額 (c) が 28 万以下の場合は

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

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再任用と年金加入の関係をまとめると次のようになる ( 都道府県によって勤務形態は異なる ) 再任用の勤務形態フルタイム勤務 3/4 1/2 週の勤務時間 38 時間 45 分 29 時間 19 時間 15 分 共済年金 厚生年金 (2016 年 9 月 30 日まで ) 加入する年金 (2015 年

スライド 1

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 16,490 円 ( 平成 29 年度 ) 付加保険料月額 400

目 次 1 平成 29 年 4 月からの年金額の改定について 問 1 4 月の年金額は 3 月に比べマイナス 0.1% の改定が行われたそうですが ( 下がっているのですが ) なぜ下がるのですか 1 問 2 年金額が マイナス 0.1% の改定 と年金受給者だよりに書いてあったので 改定前の年金額

他の所得による制限と雇用保険受給による年金の停止 公務員として再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額停止となり 特別 ( 本来 ) 支給の老齢厚生年金の一部または全部に制限がかかることがあります なお 民間に再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額支給されますが

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 15,250 円 ( 平成 26 年度 ) 付加保険料月額 400

Microsoft Word - "ç´ıå¿œçfl¨ docx

平成 27 年 10 月から全国市町村職員共済組合連合会 ( 以下 市町村連合会 1 ) が年金の決定 支払いを行います ~ 各種届出等の手続き及び各種相談は 今までどおり共済組合で行います ~ 平成 24 年 8 月 22 日に公布された 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部

しくみ2 厚生年金は基礎年金に上乗せ 厚生年金保険が適用されている事業所に勤めるサラリーマン等は 国民年金と厚生年金保険の2つの年金制度に加入することになります 厚生年金保険から支給される年金は 加入期間とその間の平均収入に応じて計算される報酬比例の年金となっていて 次のように基礎年金に上乗せするか

NO.92 年金受給者だよりに関する Q&A 令和元年 6 月 地方職員共済組合

年金・社会保険セミナー

板書ノート 1 労働編 6 頁 公務員関係等の適用 の表を, 次の表に差し替 える 改正労働 ( が改訂箇所 ) 公務員等 労基法の適用 労災法の適用 一般職の国家公務員 適用しない 適用しない 行政執行法人の職員 適用する 適用しない 行政執行法人以外の独立行政法人の職員 適用する 適

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年金・社会保険セミナー

受けているときは これらの年金総額が 230 万円となるように計算されます 計算例 1. 単一の共済年金が支給されている場合 事例 1 退職共済年金 + 老齢基礎年金を受給している方の場合 現在の年金額退職共済年金 210 万円老齢基礎年金 60 万円 (= 組合員期間に係る基礎年金相当額 ) 退職

(2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職 再就職 老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 ( 一部又は全額支給停止 ) 3 年金決定請求 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありますの

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

年金額の改定について 公的年金制度は平成 16 年の法改正により永久に年金財政を均衡させる従来の仕組みから おおむね ( 100 ) 年間で年金財政を均衡させる仕組みへと変わった この年金財政を均衡させる期間を 財政均衡期間 という これにより 政府は少なくとも ( 5 ) 年ごとに財政の検証をおこ

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

<ライフプランニング>

Microsoft Word - (差替)170620_【総務部_厚生課_櫻井望恵】論文原稿

はじめに 定年 は人生における大きな節目です 仕事をする 働く という観点からすれば ひとつの大きな目標 ( ゴール ) であり 定年前と定年後では そのライフスタイルも大きく変わってくることでしょう また 昨今の労働力人口の減少からも 国による 働き方改革 の実現に向けては 高齢者の就業促進も大き

2. 年金改定率の推移 2005 年度以降の年金改定率の推移をみると 2015 年度を除き 改定率はゼロかマイナスである ( 図表 2) 2015 年度の年金改定率がプラスとなったのは 2014 年 4 月の消費税率 8% への引き上げにより年金改定率の基準となる2014 年の物価上昇率が大きかった

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52 (2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業 無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職再就職老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 3 年金決定請求 ( 一部又は全額支給停止 ) 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありま

1-3. 想定問題 2 (1) 老齢基礎年金の支給要件問 1. 老齢基礎年金は 保険料納付済期間又は保険料免除期間 ( A の規定により納付することを要しないものとされた保険料に係るものを除く ) を有する者が 65 歳に達したときに その者に支給する ただし その者の保険料納付済期間と保険料免除期

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Microsoft Word - T2-06-1_紙上Live_老齢(1)_①支給要件(9分)_

公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

被用者年金一元化法による追加費用削減について 昨年 8 月に社会保障 税一体改革関連法の一つとして被用者年金一元化法が成立 一元化法では 追加費用財源の恩給期間にかかる給付について 以下の配慮措置を設けた上で 負担に見合った水準まで一律に 27% 減額することとし 本年 8 月まで ( 公布から 1

はじめに 定年 は人生における大きな節目です 仕事をする 働く という観点からすれば ひとつの大きな目標 ( ゴール ) であり 定年前と定年後では そのライフスタイルも大きく変わってくることでしょう また 昨今の労働力人口の減少からも 国による 働き方改革 の実現に向けては 高齢者の就業促進も大き

労災年金のスライド

3 老齢厚生年金に係る年金額誤りの概要について 平成 16 年 8 月 6 日公表 概要 老齢厚生年金の受給権発生月に厚生年金保険の資格喪失及び同日付の資格取得があった場合でかつ当該日に賞与が支給された場合の年金額計算のプログラム誤り ( 社会保険業務センターの指示誤り ) のため 未払い 過払いが

2019年度はマクロ経済スライド実施見込み

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目 次 最新データ更新ページ 本誌該当ページ更新内容ページ P7 P15 P17 平成 25 年 10 月時点の老齢基礎年金の年金額および厚生年金の保険料率等の修正 平成 25 年 10 月時点の厚生年金の保険料率および毎月の保険料額の修正 平成 25 年 10 月時点の厚生年金の保険料率および賞与

生活福祉研レポートの雛形

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年金・社会保険セミナー

例 言 厚生年金保険被保険者厚生年金保険被保険者については 平成 27 年 10 月 1 日から被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い 厚生年金保険法第 2 条の5の規定に基づき 以下のように分類している 1 第 1 号厚生年金被保険者第 2

達したときに消滅する旨を定めている ( 附則 10 条 ) (3) ア法 43 条 1 項は, 老齢厚生年金の額は, 被保険者であった全期間の平均標準報酬額の所定の割合に相当する額に被保険者期間の月数を乗じて算出された額とする旨を定めているところ, 男子であって昭和 16 年 4 月 2 日から同

実技試験 ( 個人資産相談業務 ) 次の設例に基づいて 下記の各問 ( 問 1 ~ 問 3 ) に答えなさい 設例 Aさん (33 歳 ) および妻 Bさん (29 歳 ) は 民間企業に勤める会社員である 平成 29 年 3 月に第 1 子を出産予定の妻 Bさんは 産前産後休業および育児休業を取得

(4) 年金額の改定年金額の改定は 原則として 年金額の算定の基礎となる掛金の標準となった給料の額及び期末手当等の額を 物価変動率又は名目手取り賃金変動率を用いて再評価することにより 毎年度 自動的に改定される ただし 年金財政が安定する見通しが立つまでの間 調整期間を定め 被保険者数の変動等を用い

源泉徴収税額について 年金課年金給付担当 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 をお送りしました 平成 28 年中に年金を受給された方に 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 を 平成 29 年 1 月 12 日 ( 木 ) にお送りしました 今回下記のように様式が改正されております 裏面に記載

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スライド 1

スライド 1

新規裁定当該期間 ( 月又は年度 ) 中に新たに裁定され 年金受給権を得た者が対象であり 年金額については裁定された時点で決定された年金額 ( 年額 ) となっている なお 特別支給の老齢厚生年金の受給権者が65 歳に到達した以降 老齢基礎年金及び老齢厚生年金 ( 本来支給もしくは繰下げ支給 ) を

被用者年金一元化法

給付の支給時期 脱退一時金 加入者資格を喪失したとき ( 退職 65 歳到達等 ) 65 歳未満の年齢到達で資格喪失させることも可能 遺族一時金 1 加入中に死亡したとき 2 給付の繰下期間中に死亡したとき 3 年金受給中に死亡したとき 年金 < 退職による資格喪失の場合 > 1 50 歳未満で資格

政策課題分析シリーズ16(付注)

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年金制度について 31

2 障害厚生年金障害厚生年金は次の1~3の条件すべてに該当する方が受給できます 1 障害の原因となった病気やケガの初診日 ( 1) が 厚生年金保険の被保険者である期間にあること 2 障害の原因となった病気やケガによる障害の程度が 障害認定日 ( 2) に法令により定められている障害等級表 ( 3)

12 ページ, 図表 ,930 円 保険料納付済月数 + 全額免除月数 1/2+4 分の 3 免除月数 5/8+ 半額免除月数 3/4+4 分の 1 免除月数 7/8 ( 出所 ) 厚生労働省 老齢年金ガイド平成 2730 年度版 より筆者作成 40 年 ( 加入可能年数

2010年金7号_H1

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1. はじめに 自ら変わります 社会保険庁を変えます 社会保険庁ホームページ : 社会保険庁改革リスタートプラン より やるき化 プロジェクト あたりまえ化プロジェクト 見える化 プロジェクト きれい化 プロジェクト 2007/4/14 Copyright

第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退

2 厚年と国年の加入期間がある人 昭和 36 年 3 月以前 20 歳未満および 60 歳以後の厚年の被保険者期間 昭和 36 年 3 月以前の厚年期間のみの人 坑内員 船員 ( 第 3 種被保険者 ) の場合 昭和 61 年 3 月までの旧船員保険の

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強制加入被保険者(法7) ケース1

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国民年金

老齢基礎年金 老齢基礎年金は 国民年金の加入者であった方の老後の保障として給付され 65 歳になったときに支給されます 老齢基礎年金は 保険料納付済期間 ( 厚生年金保険や共済組合の加入期間を含む ) と保険料免除期間などを合算した資格期間が 10 年以上ある場合に 終身にわたって受け取ることができ

ただし 対象期間の翌年度から起算して3 年度目以降に追納する場合は 保険料に加算額が上乗せされます 保険料の免除や猶予を受けず保険料の未納の期間があると 1 年金額が減額される 2 年期を受給できない3 障害基礎年金や遺族基礎年金を請求できない 場合がありますのでご注意ください 全額または一部免除

労働法令のポイント に賞与が分割して支払われた場合は 分割した分をまとめて 1 回としてカウントし また 臨時的に当該年に限り 4 回以上支払われたことが明らかな賞与については 支払い回数にカウントしない ( 賞与 として取り扱われ に該当しない ) ものとされている 本来 賞与 として取り扱われる

改訂正表 横断縦断

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

平成19年度税制改正.xls

ライフプランニングと資金計画 問題 1. ファイナンシャル プランナーの顧客に対する行為に関する次の記述のうち 職 業倫理や関連法規に照らし 最も適切なものはどれか 1. 税理士資格を有しないファイナンシャル プランナーが 住宅ローン相談セミナーを開催し その出席者に対して無償で確定申告書の作成代行

年金支給開始年齢図 特別支給の ( 給料比例部分 ) 昭和 29 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 特別支給の退職共済年金 昭和 25 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 退職共済年金 経過的職域加算額 ( 旧職域部分 ) 退職等年金給付 ( 年金払い退職給付 ) 平成 27 年 9 月までの組合

スライド 1

老齢基礎年金 老齢基礎年金を受けられる方 老齢基礎年金は 原則として受給資格期間が 25 年 (300 ヵ月 ) 以上ある方が 65 歳になったときから受けられます 受給資格を満たしているときは 本人の希望により 60 歳から 70 歳までの間で年金を受け始める年齢を変更することができます (17

2. 特例水準解消後の年金額以下では 特例水準の段階的な解消による年金額の変化を確認する なお 特例水準の解消により実際に引き下げられる額については 法律で定められた計算方法により年金額を計算することに加え 端数処理等の理由により203 年 9 月の年金額に所定の減額率を乗じた額と完全に一致するもの

平成19年度分から

Transcription:

平成 27 年 4 月分からの年金額の改定について 平成 27 年 4 月分からの年金額は 物価と賃金の伸び 特例水準の解消 およびマクロ経済スライドによる調整を合わせ 基本的には 0.9%( 昭和 13 年 4 月 2 日以降生まれの方は 0.7%) 程度の引上げとなります なお 改定後の年金額は 同年 6 月 15 日支給分 (4 月分 5 月分 ) から反映されることになりますので 6 月中旬送付の 年金改定証書 にてお知らせします 1 平成 26 年度の年金額について 平成 26 年度までの年金額は 平成 12 年度から 14 年度にかけて 物価下落にもかかわらず 特例法でマイナスの物価スライドを行わず年金額を据え置いたことなどにより 多くの方が 本来想定している年金額 ( 本来水準 ) より高い水準 ( 特例水準 ) で支払われていました なお 平成 26 年度の特例水準の年金額は 多くの方が次の式により計算されていました 退職共済年金 ( 給料比例部分 ) の年金額 ( 特例水準 従前額保障 ) = 平均給与 ( 給料 ) 月額 旧給付乗率 組合員期間月数 0.961( 1) 1.031( 2) ( 平成 6 年水準 ) =0.991 ( 1) 平成 26 年度における物価スライド率です ( 2) 平成 6 年から平成 12 年制度改正までの物価変動率 ( 平成 5 年物価指数に対する平成 10 年物価指数変 動率 ) です 2 平成 27 年度の年金額について 平成 27 年からの年金額は 特例水準はなくなり 本来水準での算定のみとなります 1 年金額の改定のルールについて 毎年の年金額 ( 本来水準 ) は 次の式により計算されることになっています 1

退職共済年金 ( 給料比例部分 ) の年金額 ( 本則 ) = 平均給与 ( 給料 ) 月額 新給付乗率 組合員期間月数 ( 毎年度水準 ) 再評価率を用い 毎年度の水準で再評価されます 再評価率 67 歳までは前年度の再評価率 名目手取り賃金変動率 スライド調整率 ( 下記 2 参照 ) 68 歳以降は前年度の再評価率 物価変動率 ( 3) スライド調整率 ( 下記 2 参照 ) ( 3) ただし 物価変動率が名目手取り賃金変動率より高い場合は 名目手取り賃金変動率を用いる ただし 改正前の計算式による年金額 ( 従前額保障 ) が上記計算式による年金額 ( 本則 ) を上回る際は 改正前の計算式による年金額 ( 従前額保障 ) を保障することとされていま す 退職共済年金 ( 給料比例部分 ) の年金額 ( 本来水準 従前額保障 ) = 平均給与 ( 給料 ) 月額 旧給付乗率 組合員期間月数 従前額改定率 ( 平成 6 年水準 ) 平成 6 年から現在までの物価スライド等を累積した率です 従前額改定率 = 前年度の従前額改定率 物価変動率 ( 3) スライド調整率 ( 下記 2 参照 ) 平成 26 年度の従前額改定率は 誕生年度に応じて次のとおりです 昭和 12 年度以前生まれの方 0.986 昭和 13 年度以降生まれの方 0.984 なお 平成 26 年時点での本来水準の年金額は 多くの方が従前額保障に該当しています ( 平成 27 年度の年金額の改定 ) 平成 27 年 1 月末に発表された平成 26 年平均の全国消費者物価指数の前年比変動率 ( 物価変動率 ) は +2.7% となりました また 名目手取り賃金変動率 ( 4) は+2.3% となりました なお 物価の伸び (2.7%) が賃金の伸び (2.3%) を上回った場合 年金額は法律の規定により 物価ではなく賃金で改定されることになっています そのため 平成 27 年度の年金額は 名目手取り賃金変動率 2.3% をもとに改定されます 2

( 4) 名目手取り賃金変動率とは 前年の物価変動率に2 年度前から4 年度前までの3 年度平均の実質賃金変動率と可処分所得割合変化率を乗じたものです 具体的には次のとおりです 名目手取り賃金変動率 (1.023)= 物価変動率 (1.027) 実質賃金変動率 (0.998) 可処分所得割合変化率 (0.998) 2.3% ( 平成 27 年度 ) ( 平成 26 年の値 ) ( 平成 23~25 年度の平均 ) ( 平成 24 年度の変化率 ) 2 マクロ経済スライドについてマクロ経済スライドとは 平成 16 年の年金制度改正により導入された賃金や物価の改定率 ( 上記 1) を調整して 緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みです これにより 将来の年金受給者である現役世代の年金水準を確保することとされています 具体的には 現役被保険者の減少と平均余命の伸びに基づいて スライド調整率 ( 5) が設定され その分を上記 1の改定率より控除するものです このスライド調整率は 0.9% ( 平成 27 年度 ) となります ( 5) スライド調整率とは 現役被保険者の減少と平均余命の伸びに基づいて設定されます 具体的には次のとおりです スライド調整率 (0.991)= 公的年金被保険者数の変動率 (0.994) 平均余命の伸び率 (0.997) 0.9% ( 平成 27 年度 ) ( 平成 23~25 年度の平均 ) 3 特例水準の解消について平成 25 年 9 月分までの年金は 過去の物価下落にもかかわらず年金額を据え置いたことなどにより 本来の改定ルールに則った年金額 ( 本来水準 ) より 2.5% 高い水準 ( 以下 特例水準 といいます ) で支払われていました このため 平成 24 年に成立した法律により 特例水準の計画的な解消を図ることが定められ その解消スケジュールに基づき 平成 25 年 10 月に 1.0% 平成 26 年 4 月に 1.0%( 名目手取り賃金変動率と相殺し 実際は 0.7%) の年金額改定が行われ 平成 27 年 4 月より特例水準が廃止され 解消が行われました なお 上記 1の平成 26 年度における特例水準のスライド率と本来水準の従前額改定率との差は 生年月日により異なる ( 下表参照 ) ため 解消幅は次のとおりとなります ( 昭和 12 年度以前生まれの方 ) 昭和 12 年度以前に生まれた方は 特例水準と本来水準との差が 0.5% であったため その解消幅は 0.5% となります ( 昭和 13 年度以降生まれの方 ) 昭和 13 年度以降に生まれた方は 特例水準と本来水準との差が 0.7% であったため その解消幅は実質的に 0.7%( 6) となります ( 6) 平成 27 年 4 月に 0.5% の解消とご案内しておりましたが 平成 27 年 4 月以降は本来水準でのみ計算することとなります そのため 実質的な解消幅が 0.7% となります 3

従前額保障 : 平成 26 年度 ( 本来水準 ) の従前額改定率 Aと 平成 26 年度 ( 特例水準 ) のスライド率 Bとの差 H26 従前額改定率 A H26 スライド率 B 差 (A-B) 昭和 12 年度以前生まれ 0.986 0.991 0.005( 0.5%) 昭和 13 年度以降生まれ 0.984 0.991 0.007( 0.7%) 4 平成 27 年 4 月からの給料比例部分の額について上記 1から3により 平成 27 年 4 月分の年金から 本来の改定ルールに則った年金額の上昇 (2.3%) とマクロ経済スライドによる調整 ( 0.9%) 誕生年度による特例水準の解消 ( 0.5% または 0.7%) とを合わせ 次のように引上げとなります < 従前額保障に該当する方 > ( 昭和 12 年度以前生まれの方 )0.9% ( 昭和 13 年度以降生まれの方 )0.7% 平成 26 年度は特例水準の従前額保障で決定しており 平成 27 年度は本則で決定した方のうち 昭和 12 年度以前生まれの方は 0.9% 以上 昭和 13 年度以降生まれの方は 0.7% 以上の引上げとなります ただし 引上幅は生年月日や組合員期間を有していた時期等によって異なります 平成 26 年度に本来水準で決定していた方は 特例水準の解消がないため 1.4% の引上げとなります 4

5 平成 27 年 4 月からの給料比例部分以外の額について給料比例部分以外 ( 定額部分 経過的加算 加給年金額 中高齢寡婦加算等を指します ) の特例水準の解消幅は 誕生年度によって異なることはなく 一律で 0.5% となります よって 平成 27 年 4 月分から 本来の改定ルールに則った年金額の上昇 (2.3%) とマクロ経済スライドによる調整 ( 0.9%) 特例水準の解消( 0.5%) とを合わせ 0.9% の引上げとなります 注意 0.9%( または 0.7%) は年金の改定率の幅であって 平成 26 年度の年金額に上記の率をかけても改定後の年金額と同額にはなりません 年金の種類や組合員期間等によっては 過去の従前額保障に該当し 年金額が改定されない方もいます 5

3 退職共済年金 ( 従前額保障 ) の計算例について 1 加給年金額 中高齢寡婦加算 について 区 分 年金受給者の生年月日 平成 26 年度 平成 27 年度 昭和 9 年 4 月 1 日以前 222,400 円 224,500 円 昭和 9 年 4 月 2 日 ~ 昭和 15 年 4 月 1 日 255,200 円 257,700 円 65 歳未満の 昭和 15 年 4 月 2 日 ~ 昭和 16 年 4 月 1 日 288,000 円 290,700 円 退職共済年金の 配偶者 昭和 16 年 4 月 2 日 ~ 昭和 17 年 4 月 1 日 320,900 円 323,900 円 加給年金額 昭和 17 年 4 月 2 日 ~ 昭和 18 年 4 月 1 日 353,700 円 357,000 円 昭和 18 年 4 月 2 日以降 386,400 円 390,100 円 子 2 人まで1 人につき 222,400 円 224,500 円 ( 7) 3 人目から1 人につき 74,100 円 74,800 円 障害共済年金の加給年金額 (65 歳未満の配偶者 ) 222,400 円 224,500 円 遺族共済年金の中高齢寡婦加算額 ( 8) 579,700 円 585,100 円 ( 7) 18 歳に到達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にあるか 20 歳未満の障害の状態に ある未婚の子に限ります ( 8) 一定の条件を満たす遺族共済年金であって 受給者が 40 歳以上 65 歳未満の元組合員の 妻に対する加算です 2 年金額の計算例平成 26 年度の年金額 ( 特例水準 従前額保障 ) の具体的な計算は 次のとおりです 1 厚生年金相当部分 (a+b) a 平均給与月額 旧給付乗率 ( 9) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間の月数 1.031 0.961 b 平均給料月額 旧給付乗率 ( 10) 平成 15 年 3 月までの組合員期間の月数 1.031 0.961 2 職域年金相当部分 (a+b) a 平均給与月額 旧給付乗率 ( 11) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間の月数 1.031 0.961 b 平均給料月額 旧給付乗率 ( 12) 平成 15 年 3 月までの組合員期間の月数 1.031 0.961 3 経過的加算 (65 歳以上の方のみ ) 定額単価 (1,676 円 生年月日に応じた率 ( 13)) 組合員期間の月数 ( 14) 0.961-772,800 円 組合員期間のうち老齢基礎年金の額の算定の基礎となった月数 /480 月 ( 15) 4 加給年金額 ( 原則 65 歳以上で かつ 組合員期間 20 年以上で対象者がいる場合 ) 65 歳未満 1+2= 年金額 65 歳以上 1+2+3(+4)= 年金額 ( 9) 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 5.481/1000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 7.308/1000~5.562/1000 となります ( 10) 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 7.125/1000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 9.5/1000~7.230/1000 となります ( 11) 組合員期間が 20 年以上で 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 1.096/1000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 0.365/1000~1.075/1000 となります 6

組合員期間が 20 年未満で 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 0.548/1000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 0.183/1000~0.541/1000 となります ( 12) 組合員期間が 20 年以上で 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 1.425/1000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 0.475/1000~1.397/1000 となります 組合員期間が 20 年未満で 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 0.713/1000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 0.238/1000~0.703/1000 となります ( 13) 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 1.000 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 1.875~1.032 となります ( 14) 昭和 21 年 4 月 2 日以後生まれの方は 480 月 が上限となります 昭和 21 年 4 月 1 日以前生まれの方は 生年月日によって 420 月 ~468 月 が上限となります ( 15) 昭和 16 年 4 月 2 日以後生まれの方は 480 月 昭和 16 年 4 月 1 日以前生まれの方は生年月日によって 300 月 ~468 月 となります 平成 27 年度の年金額 ( 従前額保障 ) の具体的な計算は 次のとおりです 1 厚生年金相当部分 (a+b) a 平均給与月額 旧給付乗率 ( 9) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間の月数 0.998( 16) b 平均給料月額 旧給付乗率 ( 10) 平成 15 年 3 月までの組合員期間の月数 0.998( 16) 2 職域年金相当部分 (a+b) a 平均給与月額 旧給付乗率 ( 11) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間の月数 0.998( 16) b 平均給料月額 旧給付乗率 ( 12) 平成 15 年 3 月までの組合員期間の月数 0.998( 16) 3 経過的加算 (65 歳以上の方のみ ) 定額単価 (1,626 円 生年月日に応じた率 ( 13)) 組合員期間の月数 ( 14) -780,100 円 組合員期間のうち老齢基礎年金の額の算定の基礎となった月数 /480 月 ( 15) 4 加給年金額 ( 原則 65 歳以上で かつ 組合員期間 20 年以上で対象者がいる場合 ) 65 歳未満 1+2= 年金額 65 歳以上 1+2+3(+4)= 年金額 ( 16) 従前額改定率は 生年月日に応じて次の2つに分かれます 昭和 13 年 4 月 1 日以前生まれの方 0.986( 平成 26 年度の従前額改定率 ) 1.023( 平成 27 年度の名目手取り賃金変動率 ) 0.991( 平成 27 年度のスライド調整率 )= 1.000 昭和 13 年 4 月 2 日以後生まれの方 0.984( 平成 26 年度の従前額改定率 ) 1.023( 平成 27 年度の名目手取り賃金変動率 ) 0.991( 平成 27 年度のスライド調整率 )= 0.998 このように 平成 26 年度は給料比例部分 ( 厚生年金相当部分と職域年金相当部分 ) の 1.031 0.961(=0.991) であった改定率が 昭和 13 年 4 月 1 日以前生まれの方は 1.000 昭和 13 年 4 月 2 日以後生まれの方は 0.998 になることで 年金額が引き上げられることになります よって 改定前の年金額を直接 0.9%( 昭和 13 年 4 月 2 日以後生まれの方の給料比例部分は 0.7%) 引き上げた額とは必ずしも一致しません 7

4 よくあるご質問 Q1: 他の公的年金も 共済年金と同様に年金額が上がっているのですか A1: 国民年金の平成 27 年 4 月分以降の年金額は 0.9% の引上げとなっています 具体的に老齢基礎年金の場合 平成 27 年 3 月分までは 772,800 円 ( 満額支給額 ) でしたが 今回の改定により 平成 27 年 4 月分からは 780,100 円 ( 満額支給額 ) となりました 厚生年金保険などの他の被用者年金の給料比例部分は 共済年金と同様に 生年月日と被保険者期間の時期等により 0.9%( 昭和 13 年度以降生まれの方は 0.7%) 以上の引上げとなっています Q2: なぜ 本則と従前額保障の 2 つの計算式があるのですか A2: 平成 12 年の年金制度改正の際 少子 高齢化の発展 経済の低成長の中で将来とも安心して年金が受給できる制度とするため 給付と負担の均衡を図り 将来の世代の負担を過重にしないため 将来の給付総額の伸びを抑制する方策の一つとして 給付水準 ( 給料比例部分 ) の5% 適正化 ( 引下げ ) を図ることとしました 本則は 賃金 物価スライドを加味した毎年度水準の再評価率を用いた平均給与 ( 給料 ) 月額と 5% 適正化 ( 引下げ ) 後の新給付乗率を用いて計算します ただし 急激な年金額の低下を防ぐため 平成 6 年水準の再評価率を用いた平均給与 ( 給料 ) 月額と 5% 適正化 ( 引下げ ) 前の旧給付乗率 物価変動率 ( 平成 16 年以降は物価の伸びが賃金の伸びを上回るときは賃金の伸び ) を用いて計算した年金額を従前額保障とし 従前額保障の年金額が本則の年金額を上回る間は 従前額保障を保障することになっています Q3: 本則に該当する人と従前額保障に該当する人の違いを教えてください A3: 受給者の方の生年月日 組合員期間を有していた時期 また その当時の給料の 額により お一人ずつ異なります 8

Q4: 私の年金は下がっているのですが なぜですか A4: 年金の支給額が減額になる主な理由としては 次の事由が考えられます 1 決定年金額が減額改定となる主な理由 (1) 配偶者または子の年齢到達に伴い加給年金額の加算がなくなる場合平成 27 年 3 月または4 月に配偶者が 65 歳に到達した場合は その翌月 (4 月分または5 月分 ) から加給年金額の加算がなくなります また 平成 8 年 4 月 2 日から平成 9 年 4 月 1 日生まれの子は 平成 27 年 3 月 31 日をもって 18 歳到達年度の末日を終了することから その翌月 (4 月分 ) から加給年金額の加算がなくなります (2) 遺族共済年金受給者 ( 妻 ) が 65 歳に到達し 中高齢寡婦加算が経過的中高齢寡婦加算に切り替わる場合遺族共済年金受給者 ( 妻 ) が 65 歳に到達すると ご自身の国民年金の老齢基礎年金の受給できるようになるため 遺族共済年金に加算されていた中高齢寡婦加算がなくなり かわって経過的中高齢寡婦加算が加算されることとなります なお 経過的中高齢寡婦加算に切り替わる時期または切り替え後の額は 次表のとおり生年月日により異なります 生年月日 3 月分まで 4 月分から 5 月分から昭和 25 年 3 月 2 日 ~4 月 1 日 579,700 円 (a) 136,500 円 (b) 136,500 円 (b) 昭和 25 年 4 月 2 日 ~5 月 1 日 579,700 円 (a) 585,100 円 (a) 117,000 円 (b) (a) 65 歳未満の中高齢寡婦加算 (b) 65 歳到達による経過的中高齢寡婦加算 2 加給年金額が停止となる場合加給年金額対象者である配偶者が 自身の年金 ( 被用者年金制度に 20 年以上 (20 年以上とみなされる場合を含む ) 加入したものまたは障害給付 ) を受給することとなった場合は 加給年金額の加算が停止となり 支給年金額が減額となります 3 保険料の特別徴収額が変更になる場合年金から 介護保険料 後期高齢者医療保険料 ( または国民健康保険料 ) 個人住民税が特別徴収されている場合がありますが これは個々の受給者の方の状況により お住まいの市区町村が決定しているものです 徴収の有無や徴収額の変更に伴い 支給年金額が減額となる場合もありますが 保険料等の徴収に係る変更の理由などにつきましては お住まいの市区町村の担当課の窓口へお問い合わせください 9