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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

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葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

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平 成 17 年 3 月

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc

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改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

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110607セチリジン5-1.indd

医薬品の適正使用に欠かせない情報です

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

保険薬局の登録 ~ クロザリルは CPMS に登録された保険薬局で調剤され 通院患者に渡されることにな っています CPMS 登録にあたり薬局には下記要件が求められます < 要件 1> 1) インターネットが使えること (ecpms(web site) にアクセス可能であること ) 2) 処方元の医

レキサルティに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ( 別紙様式 ) レキサルティ錠 1mg 販売名有効成分ブレクスピプラゾールレキサルティ錠 2mg 製造販売業者大塚製薬株式会社薬効分類 安全性検討事項 提出年月 重要な特定されたリスク 平成 30 年 5 月 錐

改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

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オランザピン口腔内崩壊錠

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

スライド 1

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

オランザピン細粒1%「アメル」

医薬安発第 号

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減量・コース投与期間短縮の基準

表イ 同種同効品一覧表

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

オランザピン錠「アメル」

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改訂後 (2) その他の副作用副作用の頻度頻度不明倦怠 ( 感 ) ほてり 無力症 疲労 全身症状発熱 悪寒傾眠 めまい 頭痛 不眠 振戦 神経過敏 知覚減退 躁病反応 感情鈍麻 錐体外路障害 あくび アカシジ精神神経系ア注 2) 味覚異常 異常な夢( 悪夢を含む ) 激越 健忘 失神 緊張亢進 離

使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

改訂後 4. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない (1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) 1)~6) < 略 : 現行どおり> 7) 横紋筋融解症 : 横紋筋融解症があらわれることがあるので 観察を十分に行い 筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中


オランザピン錠2.5mg「ヨシトミ」/オランザピン錠5mg「ヨシトミ」/オランザピン錠10mg「ヨシトミ」

改訂後 ( 下線 : 薬食安通知による追加記載 ) ( 下線 : 自主改訂による追加記載 ) 4. 副作用 1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) (1)~(6) 現行のとおり (7) 横紋筋融解症横紋筋融解症があらわれることがあるので 観察を十分に行い 筋肉痛 脱力感 CK (CPK) 上昇 血中及

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オランザピン細粒1%「タカタ」

オランザピンOD錠5mg「ヨシトミ」/オランザピンOD錠10mg「ヨシトミ」

オランザピン錠2.5mg「KN」・オランザピン錠5mg「KN」・オランザピン錠10mg「KN」・オランザピン錠20mg「KN」

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

オランザピンOD錠「アメル」

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

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扶桑薬品工業 再審査結果のお知らせ 無水エタノール注

抗がん剤を受けられる皆様へ

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

オランザピン錠2.5mg/5mg/10mg/細粒1%「サワイ」

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

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使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

⑵ 原則として抗悪性腫瘍剤の投与前に本剤を投与し がん化学療法の各サイクルにおける本剤の投与期間は 6 日間までを目安とすること 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) ⑴ 糖尿病の家族歴 高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者 [ 重要な基本的注意 の項参

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

改訂後 用法 用量 用法 用量 カンデサルタン錠 2mg 4mg 8mg 12mg オーハラ の場合 高血圧症 高血圧症通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセ通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセチルとして4~8mgを経口投与し 必要に応じチルとして4~8mgを経口投与し 必

バイエル薬品工業 改訂のお知らせネクサバール錠

エビリファイに係る ( 別紙様式 ) 販売名 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 1 エビリファイ錠 1 mg /3 mg /6 mg /12 mg 2 エビリファイ散 1% 3 エビリファイ内用液 0.1% 4 エビリファイ OD 錠 3 mg /6 mg /12 mg /24 mg 5

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

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使用上の注意の改訂理由 副作用( その他の副作用 ) 妊婦, 産婦, 授乳婦等への投与 臨床検査結果に及ぼす影響 の項の改訂について ( 薬生安通知によらない改訂 ) 先発医薬品の改訂に伴い 同様の改訂を行い注意をお願いすることとしました ここでお知らせした内容は 田辺製薬販売株式会社ホームページ

ジプレキサ(オランザピン)患者向医薬品ガイド(筋注)

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クエチアピン錠25mg「ヨシトミ」/クエチアピン錠100mg「ヨシトミ」/クエチアピン錠200mg「ヨシトミ」

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

4. 副作用 (2) その他の副作用 血液 改訂後改訂前 4. 副作用 (2) その他の副作用頻度不明頻度不明 白血球増多 ヘモグロビン減少 ヘマトクリット値増加又は減少 異常出血 ( 皮下溢血 紫斑 胃腸出血等 ) 赤血球減少 血液 白血球増多又は減少 ヘモグロビン減少 ヘマトクリット値増加又は減

アリピプラゾール口腔内崩壊錠

*2019 年 3 月改訂 ( 第 2 版 使用上の注意の項の改訂 ) 2019 年 2 月作成 抗精神病剤 日本標準商品分類番号 DK2-1 劇薬処方箋医薬品 ( 注意 - 医師等の処方箋により使用すること ) Quetiapine Fumarate Tablets FFP 貯法 :

2. 改訂内容 ( ) 自主改訂 オルメテック錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg 錠 40mg 改訂後改訂前 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 リチウム製剤炭酸リチウム -2- 臨床症状 措置方法 血清カリウム値が上昇することがある 血中リチウム濃度が上昇し リチウム

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会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 用法 用量 通常 成人にはドネペジル塩酸塩として 1 日 1 回 3mg から開始し 1 ~ 2 週間後に 5mg に増量し 経口投与する 高度のアルツハイマー型認知症患者には 5mg で 4 週間以上経過後 10mg に増量する

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以下は メディカルトリビューンの解説記事 酸化マグネシウム使用例の高 Mg 血症はどのように起きているのか 先日, 便秘症などに適応を有する酸化マグネシウム使用に伴う高マグネシウム ( Mg) 血症に関する添付文書の記載強化が行われた ( 関連記事 ) 直近 3 年度で因果関係を否定できない症例を含

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アビガン錠 200mg に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 アビガン錠 200mg 有効成分 ファビピラビル 製造販売業者 富士フイルム富山化学株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特定されたリスク 頁 重要な潜在

アリピプラゾール錠/散

相互作用DB

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

リスペリドン錠・細粒「CH」

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

リスペリドン内用液・内用液分包

リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」・リスペリドンOD錠1mg「タカタ」・リスペリドンOD錠2mg「タカタ」・リスペリドンOD錠3mg「タカタ」

医薬品リスク管理計画書(本文)

Transcription:

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意改訂のお知らせ 2011 年 3 月 東和薬品株式会社 このたび 標記製品の 使用上の注意 を改訂いたしましたのでお知らせ申し上げます なお 改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには日数を要する場合がございますので 今後のご使用に際しましては 下記内容にご留意くださいますようお願い申し上げます 1. 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1) 2) 3)QT 延長を起こしやすい患者 [QT 延長が発現するおそれがある ] (1)QT 延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者 (2) 低カリウム血症のある患者等 4)~10)( 省略 : 現行の 3)~9) のとおり ) 3. 相互作用本剤は 主として薬物代謝酵素 CYP2D6 及び CYP3A4 で代謝される 1) 併用禁忌 ( 併用しないこと ) 2) 併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 CYP3A4を阻害する薬剤イトラコナゾール等 CYP2D6を阻害する薬剤キニジンプロメタジンクロルプロマジン等 本剤の作用が増強し 副作用が発現するおそれがある 薬物代謝酵素阻害作用により 本剤の血中濃度が上昇する 改訂前 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1) 2) ( 記載なし ) 3)~9) 3. 相互作用本剤は 主として薬物代謝酵素 CYP2D6 及び CYP3A4 で代謝される 1) 併用禁忌 ( 併用しないこと ) 2) 併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 ( 記載なし ) -1-

改訂後 ( 下線部改訂 ) 改訂前 4. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない 1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) (1) (2) 心室細動 心室頻拍 : 心室細動 心室頻拍 (Torsades de pointes を含む ) QT 延長があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと (3)~(5) (6) 無顆粒球症 白血球減少 血小板減少 : 無顆粒球症 白血球減少 ( 初期症状として発熱 咽頭痛 全身けん怠等 ) 血小板減少 ( 初期症状として皮下 粘膜下出血等 ) があらわれることがあるので 異常があらわれた場合には 血液検査を行い 投与を中止するなど適切な処置を行うこと (7) (8) (9) 肝機能障害 黄疸 :AST(GOT) ALT(GPT) γ -GTP ALP ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害 黄疸があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止するなど適切な処置を行うこと 2) その他の副作用 4. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない 1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) (1) (2) 心室頻拍 : 心室頻拍 (Torsades de pointes を含む ) QT 延長があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと (3)~(5) (6) 無顆粒球症 白血球減少 : 無顆粒球症 白血球減少があらわれることがあるので 異常 ( 初期症状として発熱 咽頭痛 全身けん怠等 ) があらわれた場合には 投与を中止し 血液検査を行うこと (7) (8) ( 記載なし ) 2) その他の副作用 頻度不明 頻度不明 肝臓注 3) 肝機能異常 肝臓注 3) 肝障害 黄疸 過敏症注 3) 発疹 蕁麻疹 そう痒感 光線過敏症 過敏症注 3) 発疹 そう痒感 光線過敏症 精神神経系 精神神経系 不眠 焦躁感 神経過敏 眠気 眩暈 頭痛 頭重 不安 幻覚 興奮 痙れん 性欲異常 過鎮静 抑うつ 知覚変容発作 不眠 焦躁感 神経過敏 眠気 眩暈 頭痛 頭重 不安 幻覚 興奮 痙れん 性欲異常 抑うつ 知覚変容発作 注 2) 注 3) 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 4) 注 2) 注 3) 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 4) -2-

改訂後 ( 下線部改訂 ) 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 1) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと [ 催奇形性を疑う症例がある 動物実験で口蓋裂 ( マウス ) 脳奇形 ( ハムスター ) 等の催奇形性及び着床数の減少 胎児吸収の増加 ( マウス ) 流産率の上昇 ( ラット ) 等の胎児毒性が報告されている また 妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合 新生児に哺乳障害 傾眠 呼吸障害 振戦 筋緊張低下 易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある ] 2) 改訂前 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 1) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと [ 催奇形性を疑う症例がある また 動物実験で口蓋裂 ( マウス ) 脳奇形 ( ハムスター ) 等の催奇形性及び着床数の減少 胎児吸収の増加 ( マウス ) 流産率の上昇 ( ラット ) 等の胎児毒性が報告されている ] 2) 4ページ以降に改訂後の 使用上の注意 を記載しておりますので 併せてご参照ください 2. 改訂理由 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項( 平成 23 年 3 月 22 日付け厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡 ) 妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合 新生児に離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がなされたことから 医薬品医療機器総合機構において抗精神病薬における本項の注意喚起内容が検討されました その結果をうけ 本項目に追記し 注意喚起いたしました 慎重投与 相互作用 副作用 の項( 平成 23 年 3 月 22 日付け厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡及び自主改訂 ) 他社のハロペリドール製剤における症例情報の集積により 新たに追記し 注意喚起することといたしました なお 弊社製剤 : ハロペリドール細粒 トーワ においては 現時点で追記された副作用に関する報告はありません 今回の改訂内容につきましては 日本製薬団体連合会の医薬品安全対策情報 (DSU)No.198 (2011 年 4 月 ) に掲載される予定です -3-

使用上の注意 ( 改訂項目のみ記載 ) 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 現行のとおり 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1) 肝障害のある患者 [ 血中濃度が上昇するおそれがある ] 2) 心 血管疾患 低血圧 又はこれらの疑いのある患者 [ 一過性の血圧降下があらわれることがある ] 3)QT 延長を起こしやすい患者 [QT 延長が発現するおそれがある ] (1)QT 延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者 (2) 低カリウム血症のある患者等 4) てんかん等の痙れん性疾患 又はこれらの既往歴のある患者 [ 痙れん閾値を低下させることがある ] 5) 甲状腺機能亢進状態にある患者 [ 錐体外路症状が起こりやすい ] 6) 高齢者 ( 高齢者への投与 の項参照) 7) 小児 ( 小児等への投与 の項参照) 8) 薬物過敏症の患者 9) 脱水 栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者 脳に器質的障害のある患者 [ 悪性症候群 (Syndrome malin) が起こりやすい ] 10) 高温環境下にある患者 [ 体温調節中枢を抑制するため 高熱反応が起こるおそれがある ] 2. 重要な基本的注意現行のとおり 3. 相互作用本剤は 主として薬物代謝酵素 CYP2D6 及びCYP3A4で代謝される 1) 併用禁忌 ( 併用しないこと ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 アドレナリンボスミン アドレナリンの作用を逆転させ 重篤な血圧降下を起こすことがある アドレナリンはアドレナリン作動性 α β- 受容体の刺激剤であり 本剤の α- 受容体遮断作用により β- 受容体刺激作用が優位となり 血圧降下作用が増強される 2) 併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 中枢神経抑制剤バルビツール酸誘導体等 アルコール 中枢神経抑制作用が増強することがあるので 減量するなど注意すること 相互に作用を増強することがある 本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による アルコールは中枢神経抑制作用を有する 薬剤名等リチウム 抗コリン作用を有する薬剤抗コリン作動性抗パーキンソン剤フェノチアジン系化合物三環系抗うつ剤等 抗ドパミン作用を有する薬剤ベンザミド系薬剤メトクロプラミドスルピリドチアプリド等ドンペリドン等 タンドスピロン ドパミン作動薬レボドパ製剤ブロモクリプチン等 臨床症状 措置方法機序 危険因子 心電図変化 重症の錐体外路症状 持続性のジスキネジア 突発性の悪性症候群 (Syndrome malin) 非可逆性の脳障害を起こすとの報告があるので 観察を十分に行い このような症状があらわれた場合には投与を中止すること 腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれることがある また 精神症状が悪化したとの報告がある 内分泌機能異常 錐体外路症状が発現することがある 錐体外路症状を増強するおそれがある これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある 薬物代謝酵素 ( 主に本剤の作用が減弱す CYP3A4) を誘導するることがある 薬剤カルバマゼピンリファンピシン等 CYP3A4 を阻害する薬剤イトラコナゾール等 CYP2D6 を阻害する薬剤キニジンプロメタジンクロルプロマジン等 本剤の作用が増強し 副作用が発現するおそれがある 機序は不明であるが 併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている 併用により抗コリン作用が強くあらわれる 併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる タンドスピロンは弱い抗ドパミン (D 2 ) 作用を有する ドパミン作動性神経において 作用が拮抗することによる 薬物代謝酵素誘導作用により 本剤の血中濃度が低下する 薬物代謝酵素阻害作用により 本剤の血中濃度が上昇する -4-

使用上の注意 ( 改訂項目のみ記載 ) 4. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない 1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) (1) 悪性症候群 (Syndrome malin): 無動緘黙 強度の筋強剛 嚥下困難 頻脈 血圧の変動 発汗等が発現し それにひきつづき発熱がみられる場合は 投与を中止し 体冷却 水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと 本症発症時には 白血球の増加や血清 CK(CPK) の上昇がみられることが多く また ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下や 筋強剛を伴う嚥下困難から嚥下性肺炎が発現することがある なお 高熱が持続し 意識障害 呼吸困難 循環虚脱 脱水症状 急性腎不全へと移行し 死亡した例が報告されている ( 用法 用量に関連する使用上の注意 慎重投与 の項参照 ) (2) 心室細動 心室頻拍 : 心室細動 心室頻拍 (Torsades de pointesを含む ) QT 延長があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと (3) 麻痺性イレウス : 腸管麻痺 ( 食欲不振 悪心 嘔吐 著しい便秘 腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状 ) をきたし 麻痺性イレウスに移行することがあるので 腸管麻痺があらわれた場合には 投与を中止すること なお この悪心 嘔吐は 本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること (4) 遅発性ジスキネジア : 長期投与により 遅発性ジスキネジア ( 口周部の不随意運動 四肢の不随意運動等を伴うことがある ) があらわれ 投与中止後も持続することがある 抗パーキンソン剤を投与しても 症状が軽減しない場合があるので このような症状があらわれた場合には 本剤の投与継続の必要性を 他の抗精神病薬への変更も考慮して慎重に判断すること (5) 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH): 低ナトリウム血症 低浸透圧血症 尿中ナトリウム排泄量の増加 高張尿 痙れん 意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) があらわれることがあるので このような場合には投与を中止し 水分摂取の制限等適切な処置を行うこと (6) 無顆粒球症 白血球減少 血小板減少 : 無顆粒球症 白血球減少 ( 初期症状として発熱 咽頭痛 全身倦怠等 ) 血小板減少( 初期症状として皮下 粘膜下出血等 ) があらわれることがあるので 異常があらわれた場合には 血液検査を行い 投与を中止するなど適切な処置を行うこと (7) 横紋筋融解症 : 横紋筋融解症があらわれることがあるので 筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合に は 投与を中止し 適切な処置を行うこと また 横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること (8) 肺塞栓症 深部静脈血栓症 : 抗精神病薬において 肺塞栓症 静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので 観察を十分に行い 息切れ 胸痛 四肢の疼痛 浮腫等が認められた場合には 投与を中止するなど適切な処置を行うこと (9) 肝機能障害 黄疸 :AST(GOT) ALT(GPT) γ-gtp ALP ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害 黄疸があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止するなど適切な処置を行うこと 2) その他の副作用 循環器注 2) 肝臓注 3) 錐体外路症 状注 4) 眼 過敏症注 3) 血液 消化器 内分泌 呼吸器注 3) 精神神経系 頻度不明血圧降下 起立性低血圧 心電図異常 (QT 間隔の延長 T 波の変化等 ) 頻脈 肝機能異常 パーキンソン症候群 ( 振戦 筋強剛 流涎 寡動 歩行障害 仮面様顔貌 嚥下障害等 ) アカシジア ( 静坐不能 ) ジスキネジア( 口周部 四肢等の不随意運動等 ) ジストニア ( 痙れん性斜頸 顔面 喉頭 頸部のれん縮 後弓反張 眼球上転発作等 ) 眼の調節障害 長期又は大量投与による角膜 水晶体の混濁 角膜等の色素沈着 発疹 蕁麻疹 そう痒感 光線過敏症 貧血 白血球減少 食欲不振 悪心 嘔吐 便秘 下痢 口渇 月経異常 体重増加 女性型乳房 乳汁分泌 高プロラクチン血症 インポテンス 持続勃起 呼吸困難 喉頭れん縮 不眠 焦躁感 神経過敏 眠気 眩暈 頭痛 頭重 不安 幻覚 興奮 痙れん 性欲異常 過鎮静 抑うつ 知覚変容発作 脱力感 けん怠感 疲労感 発熱 発汗 その他潮紅 鼻閉 浮腫 排尿困難 体温調節障害注 2) 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 減量又は中止するなど適切な処置を行うこと 注 3) 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと 注 4) 異常が認められた場合には 必要に応じて抗パーキンソン剤投与など適切な処置を行うこと 5. 高齢者への投与現行のとおり 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 1) 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと [ 催奇形性を疑う症例がある 動物実験で口蓋裂 ( マウス ) 脳奇形( ハムスター ) 等の催奇形性及び着床数の減少 胎児吸収の増加 ( マウス ) 流産率の上昇 ( ラット ) 等の胎児毒性が報告されている また -5-

使用上の注意 ( 改訂項目のみ記載 ) 妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合 新生児に哺乳障害 傾眠 呼吸障害 振戦 筋緊張低下 易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある ] 2) 授乳中の女性に投与する場合には 授乳を中止させること [ ヒト母乳中への移行が報告されている ] 7. 小児等への投与現行のとおり 8. 過量投与現行のとおり 9. その他の注意現行のとおり -6-

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