患者さんパンフレット 四国がんセンター消化器内科 外科
化学療法 (5FU+ シスプラチン療法 ) を受けられる方へ さま 主治医 受け持ち看護師 2015.7.8 改訂
私たちは Ⅰ 化学療法に対する不安を軽減し 最良の状態で治療が受けられるようにお手伝いいたします Ⅱ 治療後の苦痛や副作用を最小限にし 順調に回復され安心して退院を迎えられるようお手伝いいたします
あなたのからだや気持ちのつらさについてお伺いします 1. からだの症状についてお伺いします 2. 気持ちのつらさについてお伺いします 3. 気がかりなことや心配していることがあればチェックしてください 今の不安な気持ちや心配なことを相談したり聞いてほしいと思う 仕事のことや治療費など経済的なことで相談したいと思う 治療に伴い日常生活や通院など困ることがある 家族 ( 特に子ども ) への病気の伝え方について相談したい その他 4. 気がかりなことや心配なことについて専門のチームへの相談を希望しますか? からだの痛みや気持ちのつらさに対応する緩和ケアの医師や看護師や心理士 仕事や経済的な問題 制度について対応する医療ソーシャルワーカー 自宅での生活を支援するための介護保険の利用やかかりつけ医について 現時点では希望しないが 今後必要時に相談したい 月日担当看護師 :
このパンフレットには 病気や化学療法 日常生活で注意していただき たいことなどを出来る限り分かりやすく記載しています また 日々の目標としてそれぞれ 医療スタッフの目標 をあげて さらによりよい状態で退院を迎えられるよう 患者さんご自身の日々の目標 もあげています 入院期間は 10 日前後を予定しています 不安なく日常生活を送れるよう 私たち医療スタッフがサポートさせて いただきます このパンフレットの内容は当院での標準的な診療内容を記載しています化学療法後の経過には個人差があり 必ずしも内容どおりには進まないこともありますが 私たち医療スタッフはその都度対応していきますのでご安心ください
四国がんセンターでは 治療時に起こるお口のトラブルを予防し治療が円滑に進むよう治療開始前の歯科診察を行っています 口腔内 ( 口の中 ) はとても細菌の多い場所です治療中や治療後などその細菌が悪影響を及ぼすことがあります特に 治療後の口内炎 肺炎等を防ぐには 治療前からの口腔ケア ( 口の中をきれいにし細菌をできるだけ減らしておく ) を行うことが有効です 治療前の歯科受診では 以下を行いますレントゲン検査 診察 ( 口腔内の状態を診る ) 歯ブラシではとれない細菌の除去適切な歯ブラシ方法の指導通常 1~2 回の受診で終えることが出来ます 続けてのケアが必要な方で かかりつけ歯科をお持ちの方はかかりつけの歯科にご紹介させていただきますのでご相談ください
FP 療法は フルオロウラシル ( 商品名 :5FU) とランダ ( 商品名 : シスプラチン ) を併用する化学療法です 5 日間 抗がん剤の点滴を持続して行います 治療日数 1 2 3 4 5 6-28 29 日目以降 5FU( 点滴 ) 800mg/m 24 時間 2 シスプラチン 80ml/m 2 時間 2 ( 次コース ) 治療効果を高めるために 手術前や手術後に行う場合もあります この治療法では 抗がん剤特有の副作用が起きる可能性があります MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう
投与日 : アレルギー反応 吐き気 嘔吐 血管痛 発熱 血圧低下 2~7 日 : 疲れやすい だるい 食欲不振 吐き気 嘔吐 下痢 7~14 日 : 口内炎 下痢 食欲不振 胃もたれ 骨髄機能の抑制 ( 貧血 白血球減少 血小板減少 ) 14~28 日 : 脱毛 皮膚の角化やしみ 手足のしびれ 膀胱炎 下記図は一例であり 副作用の種類 程度については個人差があります 急性吐き気嘔吐 過敏症点滴部位の痛み 血管痛神経障害 ( 急性末梢神経障害 ) 遅延吐き気 嘔吐味覚障害 食欲不振神経障害 ( 急性末梢神経障害 ) 倦怠感 便秘 下痢 頻度 ( 高 ) 自分でわかる副作用 口内炎下痢倦怠感 神経障害 ( 遅発性神経障害 ) 皮膚障害息切れ 動悸 肺障害 脱毛 検査でわかる副作用 頻度 ( 高 ) 1 2 3 4 腎機能障害 骨髄毒性 肺障害 経過 ( 週 ) 図の副作用について 次ページより詳しい説明があります
1. 起こりやすいもの抗がん剤の血管外への漏れ 血管痛点滴部位の周辺の痛み 血管に沿った発赤 刺入部の発赤や腫れが起こる場合があります症状が進むと 水泡や潰瘍をつくることがありますまれに皮膚の障害部位が壊死したり 点滴をしていた部位周囲の運動が困難になる可能性があります点滴漏れを予防するため 点滴 3 日目または 4 日目に針の刺し替えを行い 夜間も 2 時間毎に刺入部の観察を行います 日常生活の注意点 痛みや発赤 晴れなどの症状がある場合は我慢せず医師 看護師にお知らせください 点滴のチューブが入っている手に負担をかけないようにしましょう着替えや下膳は看護師がお手伝いします 動くときに点滴のチューブを引っ張らないようにしましょう 輸液ポンプはこまめに充電しましょう 輸液ポンプのアラーム音が鳴った場合はすぐに医師や看護師にお知らせください 腎機能障害抗がん剤の副作用により腎臓の働きが障害されると 尿の量が少なくなり 手足や顔のむくみ 体重の増加や血液検査データの異常が起こることがあります 日常生活の注意点 水分を 1500ml 程度とりましょう 治療開始日から 4 日目頃までは尿量測定と体重測定を行います毎朝起床後には排尿を済ませて体重を測定してください 骨髄抑制抗がん剤によって骨髄中の正常な細胞も攻撃してしまい 白血球 赤血球 血小板などが減少します * 白血球 ( 好中球 ) 減少により感染 ( 発熱 ) しやすくなります 日常生活の注意点 手洗い うがいを実施しましょう 入浴やシャワー浴で体を清潔にして 感染予防の習慣をつけましょう 人が多いところへ行く時 ( なるべく避けましょう ) は マスクを着用しましょう
* 血小板減少により出血しやすくなります 日常生活の注意点 血小板が減少している時は 出血しやすくなるため鼻出血や歯肉出血が起こりやすくなりますぶつけたり 傷つけたりしないように注意しましょう * 赤血球減少により貧血症状 ( ふらつき 動悸 呼吸困難 ) が現れます 日常生活の注意点 息切れ 動悸の症状が出現してきた場合には まず身体を休め 症状については医師 看護師にご相談ください 全身倦怠感体がだるい 体がしんどいなど 全身の疲労感だけでなく やる気が出ない 集中力がないなどの精神的疲労感を含みます 1 回目の治療から出現し 回数を重ねるごとに症状が蓄積されやすいといわれています 日常生活の注意点 着替えや下膳などは看護師がお手伝いしますので声をかけてください 食欲不振 味覚障害食欲がない 食事がおいしく感じられない たくさん食べられないなどの症状が起こります金属のような味 砂を噛んでいるような感じ 味がわかりにくい 味が強く感じられる などの症状が起こることがあります 日常生活の注意点 食欲不振時のメニューとして坊ちゃん食 フルーツ食 シャーベット食 麺セット等もありますので看護師にご相談ください 吐き気 しゃっくり抗がん剤により脳の中にある嘔吐中枢が刺激されることで起こります 日常生活の注意点 病院で処方された吐き気を抑える薬は 決められた指示どおりに内服してください また 吐き気やしゃっくりが強い場合には内服薬や点滴もありますので 看護師にご相談ください 食事については栄養士に相談することもできますので ご相談ください
便秘便が硬くなったり乾燥したりして出しにくく 便通が十分でない状態をいいます 日常生活の注意点 水分がとれるようであれば 1 日 1500ml 程度の水分をとるようにしましょう 便を軟らかくする薬と腸を動かす薬がありますので 医師 看護師にご相談ください 下痢便中の水分量が増えた状態 または 便の回数が多くなった状態をいいます 日常生活の注意点 下痢が続くと脱水症状になってしまうため 常温の水分を摂取しましょう 1 日 4~6 回以上の強い下痢や3~4 日間以上続く下痢の場合は医師 看護師にご相談ください 必要時は輸液( 水分や電解質の補給 ) をすることもあります 口内炎痛み 出血 食事がしみる 口の中の乾燥 口の中が腫れる 口の中が赤くなるなどの症状が起こることがあります痛みが強い場合は消毒作用や痛み止めの作用のあるうがい薬を使うこともあります 日常生活の注意点 必要に応じてうがい薬でこまめにうがいをして口の中を清潔に保ちましょう アレルギー症状手のひらや足の裏が痒くなる 蕁麻疹 口の中やのどの違和感やしびれ感 吐き気お腹の痛み 冷や汗などの症状が初期症状として現れることがあります 日常生活の注意点 抗がん剤の投与を開始して 過敏症状がでたら早めに点滴を止めることが大切です症状を感じたら遠慮せずにすぐにナースコールでお知らせください 末梢神経障害末梢神経障害の多くは両側の手足に同時に起こります日常生活に影響がでるほどの症状が出た場合には 抗がん剤の量を減らしたり 休んだりすることがあります 日常生活の注意点 末梢神経障害が起こると 感覚が鈍くなるためやけどや外傷に気付きにくくなります 怪我をしないように履物は スリッパタイプではなく かかとのあるタイプのものを選びましょう
爪の黒ずみ 脱毛治療後 4 週間以降に出現する場合があります頭皮にピリピリした刺激があったあとに抜ける方もいれば 自覚症状が全くないまま抜ける方もいます抗がん剤の投与が終了すれば 個人差がありますが 3~6 ヶ月で髪の毛が生え始めてくることが多いと言われています 日常生活の注意点 頭髪の清潔に努めましょう不衛生な状態が続くと毛穴部分に細菌が入り 毛膿炎を起こして頭皮に湿疹やかぶれを生じることがあります MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう
入院日月日 今日の目標治療の流れを看護師と一緒に確認しましょう < 時間 > < 予定 > 11:00 入院 これからの入院生活を快適にするために看護師から 病院内 病棟内の説明があります ( テレビの病院案内も参考にしてください ) 12:00 昼食 以下のことを予定しています 歯磨き 病棟案内 血圧 身体測定 入院生活の説明 連絡先 既往歴 生活習慣などの聞き取り 歯科受診( 午後から ) 14:00 検温 < 内服薬 > シャワー浴 他の病院で処方されたお薬については 当院での採用があるかどうか確認のため 一度お預かりし 医師に内服を続けるか 中止するかを確認します < 食事 > 特に制限はありません( 医師の指示がある場合を除く ) 18:00 夕食 食事についての希望をお伝えください 歯磨き できる範囲でご希望に添えるようにします 21:30 消灯 < 睡眠 > 眠れない場合は安定剤を飲むことができすます MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 入院生活について説明します抗がん剤治療が不安なく受けられるよう説明します
抗がん剤投与前日月日 今日の目標治療の流れを看護師と一緒に確認しましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食歯磨き 10:00 検温 治療当日からの尿量測定 体重測定について説明します 12:00 昼食歯磨き 14:00 検温 18:00 夕食歯磨き 21:30 消灯 シャワー浴が行えます 抗がん剤投与中 投与終了後 48 時間程度は排泄物に抗がん剤が含まれています抗がん剤に触れると何らかの皮膚障害などを起こす可能性があります 尿が床や便座などに付着しないように 排泄時は座って行い 便器の蓋を閉めて 2 回流すようにましょう MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 抗がん剤治療が不安なく受けられるよう説明します
抗がん剤投与 1 日目月日 今日の目標抗癌剤治療と副作用について説明を受けましょう副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう < 時間 > < 予定 > 7:00 起床後 排尿を済ませてから体重測定を行いましょう 7:30 朝食 歯磨き検温 10:00 検温 点滴が始まったら尿量チェックを開始しましょう医師もしくはがん化学療法看護院内認定看護師が ナイロンの針を留置します シスプラチンの投与中 投与後に検温をします 点滴のスケジュール 1500mlの点滴 1 時間 2500mlの点滴 1 時間 イメンド ( 吐き気止め )1カプセル内服します 3 吐き気止めの点滴 15 分 4シスプラチン ( 抗がん剤 ) 2 時間 5 利尿剤の点滴 15 分 6ソルデム3A+5FU( 抗がん剤 ) 24 時間 1) 抗がん剤の横から500mlの点滴 2 時間 2) 抗がん剤の横から500mlの点滴 2 時間 12:00 昼食 歯磨き ご希望があれば体を拭きます 14:00 検温 18:00 夕食 歯磨き 18 時に尿量をチェックします尿量が 1500ml 以下の時は利尿剤の点滴をします 19:00 検温 21:30 消灯 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます必要時身の回りの介助を行います疑問点等ありましたらその都度説明します
1 日目の尿量をチェックしましょう! 体重 ( )kg 尿量の目標 1 日目 10 時 ~18 時までに 1500ml 以上 1 日目 10 時 ~2 日目 10 時までに 3000ml 以上 時間一回量合計量時間一回量合計量
抗がん剤投与 2 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 起床後 排尿を済ませてから体重測定を行いましょう朝食 歯磨き検温 朝食後イメンド ( 吐き気止め ) を飲みましょう 10:00 検温尿量をチェックします 12:00 昼食 歯磨き 抗がん剤の横から点滴があります 1 吐き気止めの点滴 15 分 2500mlの点滴 2 時間 3500mlの点滴 2 時間 ソルデム3A1L+5FU( 抗がん剤 ) 24 時間 前日に開始したものが終了次第交換します 14:00 検温 ご希望があれば体を拭きます 15:00 尿量をチェックします 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 10 時と 15 時に尿量をチェックします目標量に足りない場合利尿剤の点滴をします 21:30 消灯 MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます必要時身の回りの介助を行います
2 日目の尿量をチェックしましょう! 体重 ( )kg 尿量の目標 2 日目 10 時 ~15 時までに 800ml 以上 2 日目 10 時 ~3 日目 10 時までに 3000ml 以上 時間一回量合計量時間一回量合計量
抗がん剤投与 3 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう点滴の針の刺し替えとシャワー浴を行いましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 起床後 排尿を済ませてから体重測定を行いましょう朝食 歯磨き 朝食後イメンド ( 吐き気止め ) を飲みましょう 10:00 検温尿量をチェックします 12:00 昼食 歯磨き 14:00 検温 15:00 尿量をチェックします 抗がん剤の横から点滴があります 1 吐き気止めの点滴 15 分 2500mlの点滴 2 時間 3500mlの点滴 2 時間 ソルデム3A1L+5FU( 抗がん剤 ) 24 時間 前日に開始したものが終了次第交換します 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 10 時と 15 時に尿量をチェックします目標量に足りない場合利尿剤の点滴をします 点滴漏れを予防するため針の刺し替えを行います刺し替えの時間は 医師と調整をして当日担当看護師からお知らせします点滴の針を抜いている間にシャワー浴ができますご希望があれば体を拭きます 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます必要時身の回りの介助を行います針の刺し替えを行い点滴漏れの予防に努めます
3 日目の尿量をチェックしましょう! 体重 ( )kg 尿量の目標 3 日目 10 時 ~15 時までに 800ml 以上 3 日目 10 時 ~4 日目 10 時までに 3000ml 以上 時間一回量合計量時間一回量合計量
抗がん剤投与 4 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう点滴の針の刺し替えとシャワー浴を行いましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 起床後 排尿を済ませてから体重測定を行いましょう朝食 歯磨き検温 10 時に尿量をチェックします目標量に足りない場合 利尿剤の点滴をします 10:00 検温尿量をチェックします ( 尿量測定は終了です ) 尿量や体重変動により継続となる場合があります 終了時は看護師がお知らせします 12:00 昼食 歯磨き 点滴がありますソルデム 3A1L+5FU( 抗がん剤 ) 24 時間 * 前日に開始したものが終了次第交換します 14:00 検温 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 点滴漏れを予防するため針の刺し替えを行います (3 日目に行っていない場合 ) 刺し替えの時間は 医師と調整をして当日担当看護師からお知らせします点滴の針を抜いている間にシャワー浴ができますご希望があれば体を拭きます MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます必要時身の回りの介助を行います針の刺し替えを行い点滴漏れの予防に努めます
4 日目の尿量をチェックしましょう! 体重 ( )kg 4 日目の 10 時までで尿量測定は終了の予定です 必要に応じて尿量測定が継続になる場合もあります 時間一回量合計量時間一回量合計量
( ) 日目の尿量をチェックしましょう! 体重 ( )kg 時間一回量合計量時間一回量合計量
( ) 日目の尿量をチェックしましょう! 体重 ( )kg 時間一回量合計量時間一回量合計量
抗がん剤投与 5 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食 歯磨き検温 10:00 検温 点滴がありますソルデム 3A1L+5FU( 抗がん剤 ) 24 時間 * 前日に開始したものが終了次第交換します 12:00 昼食 歯磨き 14:00 検温 ご希望があれば体を拭きます 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます必要時身の回りの介助を行います
抗がん剤投与 6 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食 歯磨き検温 10:00 検温 前日に開始したものが終了次第 点滴の針を抜きます 12:00 昼食 歯磨き 14:00 検温 点滴終了後はシャワー浴ができます 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます必要時身の回りの介助を行います
抗がん剤投与 7 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食 歯磨き 10:00 検温 12:00 昼食 歯磨き 14:00 検温 シャワー浴をしましょう 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます
抗がん剤投与 8 日目月日 今日の目標副作用やふらつき出現時 看護師に知らせましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食 歯磨き 10:00 検温 採血があります 8 日目頃に血液検査があります結果が良ければ 医師から退院許可が出ます退院日についてご希望があればお知らせください 12:00 昼食 歯磨き 14:00 検温 シャワー浴をしましょう 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 副作用を早期発見し 症状緩和に努めます
抗がん剤投与 9 日目 ~ 退院前日月日 ~ 月日 今日の目標退院後の生活について説明を受けましょう不明な点があれば確認しましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食 歯磨き 10:00 検温 12:00 昼食 歯磨き 退院後の生活について説明します不明な点があれば遠慮なくお聞きください 14:00 検温 シャワー浴をしましょう 18:00 夕食 歯磨き 19:00 検温 21:30 消灯 MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 退院後の生活の注意点について説明します
退院日月日 今日の目標退院後の生活について不安や疑問があれば医療スタッフに確認しましょう < 時間 > < 予定 > 7:30 朝食 歯磨き 料金表をお部屋までお持ちします 2 階窓口でお支払終了後 病棟まで料金表をお持ちください次回外来予約表をお渡しします 11:00 退院退院前にお忘れ物がないようご確認ください 次回外来受診日は 月日 ( ) 時の予定です 外来受診時に検査のある場合は 事前に医師から説明があります ( 状況に応じて検査があります ) MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう 医療スタッフの目標 退院後の生活に不安がないよう支援します
食事吐き気の強い時は無理に食べると吐くことがあります吐き気が無くなったら何を食べてもかまいませんご希望があれば退院後でも栄養相談を受けることもできます退院後の吐き気が心配な方にはお薬を準備しますので 医療スタッフにご相談ください 排泄便通を良くするため 軽い運動や水分摂取を心がけましょう便秘がちな方は退院までに医療スタッフと対処方法について相談しておきましょう必要時は 下剤 ( 便をやわらかくする薬 便を押し出す薬 ) を準備しますので医療スタッフにご相談ください 下痢のときは白湯などの水分を充分補給して下さい下痢の症状があっても 水分は 1 日 1000ml 以上摂取しましょう水分を控えることは逆効果になります 入浴 体を清潔に保つことが大切です入浴は 特に制限はありません 発熱 38 度以上の熱が出た場合は 手持ちの抗生剤と解熱剤があれば薬袋の指示通りに服用しましょう内服しても熱が下がらず続く場合は がん相談支援センターにご相談ください 爪の黒ずみ 脱毛 治療後 4 週間以降に出現する場合があります
活動副作用症状がおさまっていれば 活動の内容や範囲に制限はありません無理をしない程度に体を動かしましょう運転や趣味の活動を行う上で迷うようなことがあれば医療スタッフにご相談ください 仕事仕事をやめる必要はありませんが 体の状態に合わせて休養してください重労働はしばらく避けるようにしましょう仕事を開始する時期や内容については 退院までに医師と相談しておくとよいでしょう退院までに相談できない場合は 外来受診時にご相談ください 内服薬の処方がある方は 薬袋に書いてある指示通りに服用しましょう MEMO 気になることや症状などを書きとめておきましょう
MEMO 疑問に思ったこと 質問したいことなど メモ用紙としてご利用ください
下痢が4~5 回 / 日以上続く場合や 38 以上の熱が続く場合 ( 手持ちの抗生剤と解熱剤がある方はそれを内服しても続く場合 ) はお電話ください ご心配な点があれば がん相談支援センターにご連絡ください 四国がんセンターの連絡先 平日 8:30~17:15 四国がんセンターがん相談支援センター ( 直通番号 ) 089-999-1114 平日上記時間外および土 日 祝祭日 日直 / 夜間当直師長 ( 代表番号 ) 089-999-1111 * 外来受診日や検査予約日の変更については 予約センターにご連絡ください 平日 8:30~17:15 ( 直通番号 )089-999-1112
化学療法 (5FU+ シスプラチン療法 ) を受けられる方へ