集会祈願唯一の神 すべての人を一つに呼び集めてくださる方 ここに集うわたしたちの心を照らしてください 滅びることのないキリストのことばに いつも信頼をおくことができますように 聖霊の交わりの中で あなたとともに世々に生き 支配しておられるみ子 わたしたちの主 イエス キリストによって アーメン [2

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集会祈願全能永遠の神よ ヨルダン川で洗礼を受けられたイエスにあなたは聖霊を注ぎ 愛する子であることを示してくださいました 洗礼によって新たに生まれ あなたの子どもとされたわたしたちが いつもみ心に従うことができますように 聖霊の交わりの中で あなたとともに世々に行き 支配しておられるみ子 わたしたち

集会祈願いつくしみ豊かな神よ あなたの栄光の輝きはすべての人を照らし 悲しみを喜びへと変えてくださいます 救いの道に招かれたわたしたちが キリストと一つに結ばれる日まで あなたの愛のうちに歩み続けることができますように 聖霊の交わりの中で あなたとともに世々に生き 支配しておられるみ子 わたしたちの

[1] 開祭 2017 年 9 月 17 日 年間第 2 4 主日の礼拝を始めます しばらく間をおいてから入祭唱を唱 ( とな ) えます 入祭唱 ( シラ書 36:21) 神よ しもべの願いを聞き入れてください あなたにより頼む人々に平和を与え あなたのことばに従う民を支えてください 主 イエス

( し じゆんせつ 四旬 節とたいこうせつ待降節にはこの部分はありません ) 歌います 司祭天のいと高きところには神に栄光 会衆地には善意の人に平和あれ われら主をほめ 主をたたえ 主をおが拝み 主をあがめ 主の大いなる栄光のゆえに感謝したてまつる 神なる主 天の王 全能の父なる神よ 主なるおん御ひ

の詩や歌があるかもしれません もちろん 賛美歌が挿入されることもあります しかし ほとんど の場合 礼拝のこの部分は 信経または信仰の宣言をそのクライマックスとして持つことが適切です 準備言葉の典礼が明らかになると それに対する準備とそれに対する祈りの反応がどのように適合しているかが分かりやすくなり

このメッセージは 父なる神について考えようとするものである Ⅰ. 聖書が使用する比喩的言葉 1. 神という言葉について (1) ヘブル語でエロヒム ( エル ) ギリシア語でセオス 1 普通名詞 神々を指す言葉である 2 日本語の神も 多くの神々を指す言葉である 3 聖書の神は どういう神かを示す必

み こと言 ば葉 の れい礼 はい拝

Microsoft Word - ◎中高科

付録6(聖歌案2013年).indd

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16


2011年度 牧羊者 第Ⅳ巻

としたこと それに対してイエスは 今は 止めないでほしい 正しい ことをすべて行うのは 我々にふさわしいことです ( マタイ 3 15) と 言って ヨハネから洗礼をお受けになったと伝えています しかしマルコ福音書は そういうことは何も伝えていません イエス は ユダヤの全地方から集まって来た大勢の

2017 年 10 月 8 日 ( 日 ) 9 日 ( 月 ) 15 回さらにすぐれた契約 さらにすぐれた契約 ヘブル 8:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし (2) ユダヤ教の 3 つの柱

イエスさまの公的な活動は 2 年から 3 年と言われます その短い時間の中で人々に与えた影響は 考えられないほど大きいものでした ここに今日 わたしたちが集まって礼拝しているのも そのせいです けれどもその 2 年ないし 3 年のイエスさまの活動はずっと順調であったわけではありません イエスを愛し慕

創世記5 創世記2章4節b~25

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2011 年 10 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 )42 ローマ人への手紙 11:25~36 拒否の解決 (3) イスラエルの救い 1. はじめに (1)10 月 13 日 ( 木 ) の日没から仮庵の祭りが始まった 1 第 7 の月の 15 日 満月 2 満月を眺めながら イスラエル

2018 年 5 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) 14 回 ペテロの第 2 のメッセージ (2) ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たち

原市場聖書教会 週 報 NO.726 年間聖句 主によって人の歩みは確かにされる 主はその人の道を喜ばれる その人は転んでも 倒れ伏すことはない 主がその人の腕を支えておられるからだ 詩篇 37 篇 23~24 節

1 説 教 聖日礼拝 北浜チャーチ 黒田 禎一郎 2017 年 6 月 4 日 ( 日 ) 主 題 : すべてを感謝しましょう! テキスト :1コロサイ人への手紙 3 章 17 節 はじめに たった一度しかない人生 私たちはどのように生きているでしょうか? 生き方を知っている人は幸いです しかし 多

牧会の祈り

2012 年 1 月 22 日 ( 日 ) 23 日 ( 月 )54 ローマ人への手紙 15:4~13 希望から希望へ 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)14:1~15:13 は 雑多な問題を扱っている 1 超道徳

* ユダヤ人の歴史家ヨセフスもまた同じような書き方をしている 5 テオピロは ルカの執筆活動を支援するパトロンであった可能性が高い 6 もしそうなら テオピロはローマ人クリスチャンであったと思われる (2)1~2 節は ルカの福音書の要約である 1 前の書 というのは ルカの福音書 のことである 2

2011 年 07 月 17 日 ( 日 ) 18 日 ( 月 )29 ローマ人への手紙 8:12~17 聖化の力 ( 聖霊 )(3) 養子の霊 1. はじめに (1) 聖化 に関する 8 回目の学びである 最終回 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は ク

創世記5 創世記2章4節b~25

2013 年 3 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 51 回目 Ⅵ-054 山上の垂訓 山上の垂訓 054 マタ 5:1~2 ルカ 6:17~19 1. はじめに (1) 呼び名について 1マタ 5:1~8:1 は 通常 山上の垂訓 ( 説教 ) と呼ばれる 2しかし この名称は 説教

2017 年 7 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 1 回 ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル 1:1~3 1. はじめに (1) 著者 1いくつかの名が上げられてきた * パウロ * ルカ ( パウロがヘブル語で書いたものを ルカがギリシア語に翻訳した ) * バ

2012 年 1 月 15 日 ( 日 ) 16 日 ( 月 )53 ローマ人への手紙 14:13~15:3 キリスト者の自由 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)12 章は 基本的には教会内の行動についての勧めであ

3 仲介者としての祭司たちが存在していた (2) 新約時代の状態 1すべての信者が まことの聖所に入ることができる * 天の聖所で 神の臨在の前に出ることができる 2これは 万人祭司の教えである 3 訳文の比較 こういうわけですから 兄弟たち 私たちは イエスの血によって 大胆にまことの聖所に入るこ

第 一 日 今 日 全 人 類 特 にすべての 罪 人 をわたしのもとに 連 れてき て わたしのいつくしみの 海 に 浸 しなさい そうすれば あなた は 失 われた 霊 魂 のために 苦 しい 悲 しみに 沈 んでいるわたしを 慰 め るあろう いつくしみ 深 いイエスよ あなたは 憐 れみとゆ

2 奇跡 3 父 4 聖書 4. メッセージのゴール (1) イエスを誰だと言うか (2) イエスを信じる者の幸いとは何か このメッセージは イエスの業と主張について考えようとするものである Ⅰ. イエスと父は一体である (19~29 節 ) 1. 行動において まことに まことに あなたがたに告げ

あなたへの 聖書メッセージ ヨハネの福音書 3 章 16 節 ヨハネの福音書 3 章 16 節 神は 実に そのひとり子をお与えになったほどに 世を愛された それは御子を信じる者が ひとりとして滅びることなく 永遠のいのちを持つためである この ヨハネ 3 章 16 節のみことばは 聖書 66 巻の

牧会の祈り


牧会の祈り

2 イエスの戒めを守るなら イエスの愛に留まることになる (2) その教えを話した理由は 弟子たちが喜びに満たされるためである 1イエスは 自分が経験している喜びを弟子たちに与えようとしている 2イエスの喜びは 父なる神への従順 ( 喜ばせること ) によって生まれる 3ヘブ 12:2 Heb 12

を与えられて 祈りつつ取り組んで行くように導かれる ですから私たちは自分の願い事を一方的に神に祈る祈りはやめて まず聖書を通してまず神を見上げること 御名を賛美することから始めたいのです そのような神への賛美また信仰告白から始まる祈りこそ祝福される祈りの基礎です さて第 2 の祈りは 御国が来ますよ

一 マリヤへの恵みある教会に 何かというと 恵まれた女よ おめでとう と言う人がいました 女性のための聖書のクラスで 誰かが正しい答えを言ったら 恵まれた女よ おめでとう 感謝なことの証しをしたら 恵まれた女よ おめでとう 誰かが牧師に祈ってもらっている姿を見たら 恵まれた女よ おめでとう 彼女はい

た 義認 の祝福を述べたものでしょうか しかしこの 1 節は 2 節の頭に なぜなら という言葉があるように 2 節と密接に関連しています ですから 2 節を見て行くことによって 1 節の意味を確かめることができます 2 節が述べていることは何でしょうか それは罪と死の原理からの解放です 私たちが

は歯が痛くなるとズキンズキンとして何をしていても繰り返し襲って来る痛みに悩まされますが そのように 絶えず痛みがある と言わずにいられないような痛みを感じ続けていた 一体それはどんな悲しみ 痛みだったのでしょうか それが同胞ユダヤ人の不信仰に関することでした パウロがどんなに同胞 同国人のことを思っ

これは Der Heidelberger Katechismus ハイデルベルク信仰問答 の全訳です 翻訳にあたり 以下の書物を参考にしました Otto Weber: Der Heidelberger Katechismus, Auflage( Tsd.)1990 Güte

sermon

2011 年 06 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )26 ローマ人への手紙 7:14~25 律法からの解放 (3) ロマ書 7 章クリスチャン 1. はじめに (1) 聖化 に関する 5 回目の学びである 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は

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アジア祈祷日 2018

2012 年 2 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )59 ローマ人への手紙総まとめ 総まとめ 1. はじめに (1) 執筆の意図 1 使徒としての使命 * 所々 かなり大胆に書いた (15:15) 2 使徒としての奉仕の原則 * 他人の土台の上に建てない (15:20) * これまで ロ

第二に 聖さを得るために 私たちはすべての人との平和を追い求めなければなりません 私たちの思いの内にある敵対心や闘争心などを放っておかず 平和的に生きるように努めなければなりません へブル書の著者は このことについて 非常に厳しく警告しています 私たちが神の聖さにあずかる者とならない限り 主を見るこ

2017 年 6 月 11 日 ( 日 ) 12 日 ( 月 ) 39 回 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 黙 22:1~5 1. はじめに (1) 旧約聖書の預言のハイライトは メシア的王国である 1 黙示 20 章は メシア的王国が千年で終わることを啓

さまいイエス様は生きておられる! ふくいんしょしょうふくいんしょしょうふくいんしょマタイによる福音書 28 章とマルコによる福音書 16 章とルカによる福音書 24 章ふくいんしょしょうかはなしさいわヨハネによる福音書 20 章に書かれているお話の再話 しょうと せいしょものがたり ミニ聖書物語 フ

2013 年 3 月 24 日 ( 日 ) 25 日 ( 月 ) 52 回目 Ⅵ-054 八福の教え 八福の教え 054 マタ 5:3~12 ルカ 6:20~26 1. はじめに (1) 文脈の重要性 1 文脈を無視して 山上の垂訓のある言葉を取り出すことが余りにも多い 2イエスは 神の国の福音をも

よと言っておられます あなたが思っているような安定した生活を送ることはできない 心地よい生活ではない 狐や空の鳥以下の生活であると なぜイエス様ともあろう大先生の生活がこういうものなのでしょう その答えは一言で言えば 私たちのため ということです マルコの福音書 10 章 45 節 : 人の子も 仕

聖書 : ピリピ 3:1~3 説教題 : 神の御霊による礼拝 日時 :2017 年 2 月 26 日 ( 朝拝 ) ピリピ人への手紙第 3 章に入ります この手紙は全部で 4 章からなっていますので 今日から後半部に入ることになります パウロは 最後に 私の兄弟たち と始めます この手紙はまだ半分ま

全国担当者2009 プレゼン資料

B2 神はどのようなお方か 1Chro.29:10-12 Dt.10:12-13 Ps.95:1-7 B3 イエス キリストはどのようなお方か John.14:8-10 Mk.6:31-56 John.10:30-33 Heb.2: John.4:2-3 2John.7-10 B4 三位

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2016 年 2 月 14 日川越教会 すべての民と共に 加藤享 [ 聖書 ] ローマの信徒への手紙 15 章 7~13 節だから 神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように あなたがたも互いに相手を受け入れなさい わたしは言う キリストは神の真実を現すために 割礼ある者たちに

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大阪インターナショナルチャーチ アリステア・マッケナ師 2015/6/28

                 

聖餐1

2017 年 7 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 ) 3 回 御使いに勝る御子 (2) 御使いに勝る御子 (2) ヘブル 2:1~9 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と

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2014 年 10 月 7 日 ( 火 ) 60 分で分かる創世記 60 分で分かる創世記 1. はじめに (1) 60 分で分かる〇〇 のシリーズを開始する 11 節 1 節の解説も重要であるが 鳥瞰図的な理解も必要である 2その場合重要なのは センス オブ プロポーション である (2) 創世記

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(2) ロマ 7:1~6 の要約 1 律法の大原則 * 律法は 人に対して権限を持つ * 律法は 死んだ人には権限を持たない 2 結婚関係の例話 * 夫が生きている間は 結婚の律法によって制約されている * それを破れば 姦淫の女と呼ばれる * 夫が死ねば 結婚の律法から解放される * 再婚しても

何度もふるいにかけて 麦の実とごみとを分けるように 信仰が本物かどうかを何度も試される 父なる神さまのお許しのなかで サタンの激しい攻撃が始まる この時 もしかしたら 誰が一番偉いか 誰が一番大きいかという争論で ペテロがやはり一番だろうと 弟子たちもペテロ自身を自他共に思っていたのかも知れません

2000 年は二日です ですからこちらも 遅い! と言えるほど 時は経っていないと言えます もちろん 1000 年イコール一日と言われているのではなく 一日のようだと言われていますので 単純計算できる話ではないのですが 先ほど引用した詩篇 90 篇 4 節では 私たちの時間のはかなさ 些細さという側

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神殿とは 神の住まいです 自分の中に神が住まわれたということが救いであり このよ うにしてイエス様とつながっているから イエス キリストを知ることができるようになる のです 神とのつながりを断ち切ることはできない わたしは彼らに永遠のいのちを与えます 彼らは決して滅びることがなく また だれ もわた

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

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(1) 神殿の聖所と至聖所を分ける幕である 1 長さが約 18 メートル 厚さが約 10 センチ 2この幕の内側に入れたのは 大祭司だけである それも年に一度だけ 3 大祭司 アロンの家系 ケハテ氏族 レビ族 イスラエルの民 全人類 (2) この幕が 上から下まで真っ二つに裂けた 1 神の御手がこれ

とは言えないような気がします 弟子達もすぐには主の復活を信じることが出来ない人達だったのです この人達はどうして主の復活を信じるようになったのでしょうか この最初の弟子達の証言によってイースターのメッセージが全世界に告げられていったことは事実です それだけにこの最初の弟子達が復活の信仰を持つようにな

2019 年 7 月 28 日 ( 日 ) 29 日 ( 月 ) 70 回 12 人の弟子たちの救い 12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけ

2017 年 8 月 13 日 ( 日 ) 14 日 ( 月 ) 7 回 第 2 の警告 (2) 第 2 の警告 (2) ヘブル 4:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と誤

牧会の祈り

礼拝の恵み 牧師チャールズ フレドリクソン どうして クリスチャンは日曜日に礼拝するの? 多くのクリスチャンやまだクリスチャンではない人たちも この疑問を持っています そもそも 聖書時代には 今日でもそうなのですが 安息日を守るという律法がありました 安息日は 金曜日の夜から土曜日の日没までの一日で

ヘブル人への手紙1章

牧会の祈り

日本カトリック典礼委員会 四旬節 聖なる過越の三日間 復活節の典礼に関する補足事項 カトリック中央協議会

4 灰の祝福と灰をかける式は 通常 ミサの中で行われるが ミサ以外のときに行うこともできる その場合 灰の水曜日のミサの入祭唱 集会祈願 聖書朗読を用いてことばの典礼の形式で行われる 聖書朗読の後に説教と灰の式が続き 共同祈願 会衆への祝福と派遣で式を結ぶ 4) 5 灰の式は キリスト者が復活祭を迎

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2 イエスは大胆に わたしは道です と言われました イエスが歩まれた道です イエスが示された道です 正しく この人を見よ! です それが聖書の教えです 私たちはこの一年間 幸いなみ言葉を心に覚えて進みたいと願います 今日は この年間聖句から次の2 点を考えてみましょう 大切なポイント 1. 勝利者イ

현장 전도를 위한 1단계 전도훈련교재 4

2017 年 2 月 5 日 ( 日 ) 6 日 ( 月 ) 22 回 イスラエルに対する戦い (2) イスラエルに対する戦い (2) 黙 12:7~17 1. はじめに (1) キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている 110 章 ~14 章は 挿入箇所である * 物語の進展はなく 状況の説明が

2018 年 2 月 4 日 ( 日 ) 5 日 ( 月 ) 29 回 善行の勧めと信仰上の勧め 善行の勧めと信仰上の勧め ヘブル 13:1~17 1. はじめに (1) この手紙は ユダヤ教への回帰を考えていた第 2 世代のメシアニック ジューたちを励ますために書かれた 1 教理的学び 2 学んだ

1.1 節 Rev 14:1 また私は見た 見よ 小羊がシオンの山の上に立っていた また小羊とともに十四万四千人の人たちがいて その額には小羊の名と 小羊の父の名とがしるしてあった (1) ヨハネは キリストの再臨後の状況を見ている 1 実際にキリストの再臨が起こるのは 19 章になってからである

From the Pulpit of the Japanese Baptist Church of North Texas July 8, 2018 信仰の勇者 ギデオン士師記 7:1-7 7:1 さてエルバアルと呼ばれるギデオンおよび彼と共にいたすべての民は朝早く起き ハロデの泉のほとりに陣を取っ

り そして キリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである 1:2 ヨハネは 神の言葉とイエス キリストの証し すなわち 自分の見たすべてのことを証しした 1:3 この預言の言葉を朗読する人と これを聞いて 中に記されたことを守る人たちとは幸いである 時が迫っているからである 1:4-

07/06/17  礼拝メッセージ  近藤修司 牧師

2 神はイスラエルをぶどうの木 ぶどうの実にたとえられました 神に選ばれたイスラエルは 本来その実を結ばせるべき存在でした しかし 聖書は次のように語っています エレミヤ書 2:21 わたしは あなたをことごとく純良種の良いぶどうとして植えたのに どうしてあなたは わたしにとって 質の悪い雑種のぶど

ミサ典礼書規範版 改訂第三版 2002年発行

に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか (1) ここで場面は 地から天に移行する 1 大患難時代を通して継続している状況の描写である (2) ヨハネは キリストに対する信仰のゆえに殉教の死を遂げた人々の幻を見た 1 彼らは 祭壇の下にいた 2 旧約時代のいけにえの血が祭壇の土台に注がれたこと

2008 年 7 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 8 創世記 8 創世記 3 章 14 節 ~24 節 アダム契約 イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 創世記には 11 の区分 ( トルドット ) がある (2) 第 1のトルドットには 人類の

: 目次 : P3 Part1 聖書とは? P4 Part2 神とは? 1 唯一の神 P5 P10 2 イエス キリスト 3 聖霊 P14 4 唯一の神の本質とは? P16 Part3 救いとは? 1 救いをもたらす力 P18 P21 2 救われる ( 義とされる ) 条件 3 信仰と行い この冊子

Ⅰ. 管理人の不正の発覚 (1~2 節 ) 1.1 節 a Luk 16:1 イエスは 弟子たちにも こういう話をされた (1) イエスは 弟子たちに話している 1これは 弟子訓練のためのたとえ話である 2 聴衆が誰かを判断することが たとえ話の解釈のために重要である (2) その周りで パリサイ人

(1) 処 女 降 誕 (2)イエスの 歴 史 性 (3) 福 音 の 3 要 素 (4)イエスの 死 後 の 状 態 (5) 昇 天 (6) 再 臨 * 今 回 は (4)イエスの 死 後 の 状 態 を 取 り 上 げる * 死 んでから 復 活 までの 3 日 間 をどのように 過 ごされたの

Transcription:

[1] 開祭 2018 年 11 月 18 日年間第 33 主日の礼拝をはじめます しばらく間をおいてから入祭唱を唱 ( とな ) えます 入祭唱 ( エレミア 29:11,12) 神は仰せになる わたしの思いは災いではなく あなたがたに平和をもたらすことである わたしに願い 祈り求めるなら わたしはそれを聞き入れる 主イエス キリストよ おいでください 弟子たちの中に立ち 復活のみ姿を現されたように わたしたちのうちにもお臨みください 懺悔と赦しの祈り しばらく自らを省みた後で唱えます 全能の神に告白します わたしは 思い ことば 行ない 怠りによってたびたび罪を犯しました 全能の神がわたしたちを憐れみ 罪をゆるし 永遠のいのちに導いてくださいますように アーメン あわれみの賛歌 ( キリエ ) ひとりで礼拝しているときは 先唱だけを歌います 先唱キリエ エレイソン 後唱 先唱 後唱 キリエ エレイソン クリステ エレイソン クリステ エレイソン 先唱キリエ エレイソン 後唱キリエ エレイソン 栄光の賛歌 ( グロリア ) いと高きところには神に栄光 地にはみ心にかなう人びとに平和がありますように 全能の父 天の王 主なる神よ 主を拝み 主に感謝し 主の栄光をほめたたえます 父のひとり子 主イエス キリスト 世の罪を除く神の子羊 主なる神よ わたしたちに憐れみをお与えください 父の右に座しておられる主よ わたしたちの祈りを受け入れてください イエス キリストよ 主のみ聖 主のみ王 主のみ聖霊とともに 父なる神の栄光のうちに 最も高くおられますアーメン

集会祈願唯一の神 すべての人を一つに呼び集めてくださる方 ここに集うわたしたちの心を照らしてください 滅びることのないキリストのことばに いつも信頼をおくことができますように 聖霊の交わりの中で あなたとともに世々に生き 支配しておられるみ子 わたしたちの主 イエス キリストによって アーメン [2] ことばの典礼 最初に第一朗読 章 節からといって読み始めます 本文の ( ) は聖書の接続詞 代名詞を補うためのことばですので 音読します 本文の冒頭の数字 : は文章番号ですので読みません 第一朗読ダニエル書 12:1-3 その時 大天使長ミカエルが立つ 彼はお前の民の子らを守護する その時まで 苦難が続く国が始まって以来 かつてなかったほどの苦難が しかし その時には救われるであろうお前の民 あの書に記された人々は 多くの者が地の塵の中の眠りから目覚める ある者は永遠の生命に入りある者は永久に続く恥と憎悪の的となる 目覚めた人々は大空の光のように輝き多くの者の救いとなった人々はとこしえに星と輝く 朗読の終わりは次のように唱える 第一朗読を終わります 第二朗読 章 節からといって読み始める 第二朗読ヘブライ人への手紙 10:11-14 18 すべての祭司は 毎日礼拝を献げるために立ち 決して罪を除くことのできない同じいけにえを 繰り返して献げます しかしキリストは 罪のために唯一のいけにえを献げて 永遠に神の右の座に着き その後は 敵どもがご自分の足台となってしまうまで 待ち続けておられるのです なぜなら キリストは唯一の献げ物によって 聖なる者とされた人たちを永遠に完全な者となさったからです

罪と不法の赦しがある以上 罪を贖うための供え物は もはや必要ではありません 朗読の終わりは次のように唱える 第二朗読を終わります 福音朗読マルコによる福音 13 章 24 節以下に記された主イエス キリストの福音 利き腕の指を額 口 左肩 右肩の順番におく 主に栄光 主に栄光がありますように ( そのとき イエスは弟子たちに言われた ) それらの日には このような苦難の後 太陽は暗くなり 月は光を放たず 星は空から落ち 天体は揺り動かされる そのとき 人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを 人々は見る そのとき 人の子は天使たちを遣わし 地の果てから天の果てまで 彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める いちじくの木から教えを学びなさい 枝が柔らかくなり 葉が伸びると 夏の近づいたことが分かる それと同じように あなたがたは これらのことが起こるのを見たら 人の子が戸口に近づいていると悟りなさい はっきり言っておく これらのことがみな起こるまでは この時代は決して滅びない 天地は滅びるが わたしの言葉は決して滅びない その日 その時は だれも知らない 天使たちも子も知らない 父だけがご存じである 朗読の終わりは次のように唱える 主に感謝 主に感謝します 説教 説教は黙読でもかまいません 何人かで礼拝していれば 一人が音読します 2018.11.18 年間第 33 主日わたしの言葉は決して滅びない マルコによる福音 13:24-32 夜空に星が光っています それらの星のなかに超新星という星があることを聞いたこ

とがあります 寿命をむかえた星が爆発する現象を超新星と呼んでいます 天文学者たちによれば 40 年に一度ぐらい超新星は観測されているそうです とても遠い銀河のはなしなので かりに明日 超新星が現れてもそれははるかむかしの出来事がようやっと地球で観測できたということになります テレビのニュースではシリア内戦の様子がリポートされています またカルフォルニアでは山火事がいまも広がり おおくの住宅が焼け落ち死者 行方不明者も増え続けています マルコ 13 章は小黙示録とも呼ばれます 太陽は暗くなり 月は光を放たず 星は空から落ち 天体は揺り動かされる マルコはこのように終末イメージを記しています 西日本豪雨のときも 熊本地震のときも 東日本大震災の時も アウシュビッツの時も 広島 長崎に原爆が落とされた時も 小黙示録と同じような状況でした おそらくシリアでもカルフォルニアでも被害 被災の当事者は終末のイメージが現実となっていることでしょう 主イエスは終末の予兆をいちじくの木にたとえて言います 枝が柔らかくなり 葉が伸びると 夏の近づいたことが分かる これらのことが起こるのを見たら 人の子が戸口に近づいていると悟りなさい 遠いところでおきている超新星現象をわたしたちが観測できるのはその出来事が過ぎ去ったはるか後のことです 残念ながら それと同じように 人の子が近づいていると悟る ことも過ぎ去った後に気づくのでしょうか わたしたちは礼拝を毎週おこないイエスさまの過越しを記念して聖餐をいただいています また年間をとおしてイエスさまの生涯を福音書をとおして学んでいます 週末は終末でもあり 主日は始まりでもあります 天地は滅びるが わたしの言葉は決して滅びない 福音のことばをわたしたちが信じ また行いによって証しすることができますように ----------------------------- 共同祈願いつも見守ってくださる神に信頼して祈りましょう すべての人のあがない主となられたキリストの呼びかけにこたえて わたしたちが信仰を育み 主がこられる日に備えることができますように 人生の中で苦難や試練が訪れるときも 神のことばが一人ひとりの心のより

どころとなり その歩みをたえず力づけてくださいますように 貧しい人々のための世界祈願日にあたって祈ります 困難な境遇にある人の声に耳を傾け 必要にこたえて寄り添う連帯の輪を広げていくことができますように ( あなたに必要な祈りを追加してお祈りしてください ) 神のはからいは限りなく すべての人に及ぶ 使徒信条わたしは 天地の造り主 全能の父である神を信じます また その独り子 わたしたちの主イエス キリストを信じます 主は聖霊によって宿り おとめマリヤから生まれ ( ここで礼をする ) ポンテオ ピラトのもとで苦しみを受け 十字架につけられ 死んで葬られ よみに降り 三日目に死人のうちからよみがえり 天に昇られました そして全能の父である神の右に座しておられます そこから主は生きている人と死んだ人とを審くために来られます また 聖霊を信じます 聖なる共同の公会 聖徒の交わり 罪の赦し 体のよみがえり 永遠の命を信じますアーメン [3] 感謝の典礼 ( にうつります ) 聖餐をおこなわない場合は以下を省略して [4] の 主の祈り をおこなう 聖餐のパンとぶどう酒は ここでテーブルのうえにおく しばらく黙想する 叙唱 聖なる父 全能永遠の神 あなたの偉大なわざをたたえ 感謝の祈りをささげます あなたは天と地とそこにあるすべてのものを造り 昼と夜 季節と年が巡るようお定 めになり またご自分に似せて人を造り 全世界を人の手におゆだねになりました こうして人は造られたものをすべて支配し 主 キリストによっていつもあなたの偉 大なわざをほめたたえるよう召されています すべての天使とともにわたしたちも喜 びの声を合わせ あなたをたたえて歌います 感謝の賛歌 ( サンクトゥス ) 聖なるかな 聖なるかな 聖なるかな 万軍の神主の栄光は天地に満つい と高きところにホサナ

ほめたたえよ主のみ名によってこられる方をいと高きところにホサナ奉献文天の父よ 救い主 み子イエス キリストによってわたしたちの感謝 賛美をお受けください わたしたちはみ子の模範にならい そのみ定めに従ってこの式典を行います どうかみ言葉と聖霊により 主の賜物であるこのパンとぶどう酒を祝し 聖として わたしたちのために主イエス キリストの 尊い体と血にしてください 以下は黙読する 二人以上で礼拝している時は一人が音読する 主は渡される夜 パンを取り 感謝してこれを裂き 弟子たちに与えて仰せになりました 取って食べなさい これはあなたがたのために与えるわたしの体です わたしを記念するためにこのように行いなさい 合掌して深く礼をする すこし間をおく また食事ののち 杯を取り 感謝して彼らに与えて仰せになりました 皆 この杯から飲みなさい これは罪の赦しを得させるようにと あなたがたおよび多くの人のために流すわたしの新しい契約の血です 飲むたびにわたしの記念としてこのように行いなさい 合掌して深く礼をする すこし間をおいて歌う キリストは死に / キリストはよみがえり / キリストは再び来られます記念唱 以下は途中まで黙読し 黒文字の部分から音読する これも二人以上で礼拝している時は一人がグレーの部分も音読する わたしたちはいま 主イエスの死と復活の記念を行い ここであなたに奉仕できることを感謝し いのちのパンと救いの杯をささげます キリストの体と血にともにあずかるわたしたちが 聖霊によって一つに結ばれますように 世界に広がるあなたの教会を思い起こし 全教会を愛の完成に導いてください 復活の希望をもって眠りについたわたしたちの兄弟とすべての死者を心に留め あなたの光の中に受け入れてください なお わたしたちをあわれみ 永遠のいのちにあずからせてください み子イエス キリストを通してあなたをほめたたえることができますように キリストによってキリストとともに キリストのうちに 聖霊の交わりの中で 全能の神 父であるあなたに ( ここから音読 ) わたしたちのうちに働く力によって わたしたちが求めまた思うところの一切を は

るかに超えてかなえてくださることができる方に 教会により またキリスト イエ スによって 栄光が世々に限りなくありますように アーメン [4] 交わりの儀式 主の祈り 天におられるわたしたちの父よ み名が聖とされますように み国が来ますように みこころが天に行なわれるとおり地にも行なわれますように わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください わたしたちの罪をおゆるしくださ い わたしたちも人をゆるします わたしたちを誘惑におちいらせず 悪からお救い ください 国と力と栄光は 限りなくあなたのものです アーメン 聖餐を行わない時は以下を省略して 感謝祈願 の II の祈りを唱え閉祭へと進む ここでパンを裂くときは次のようにいう わたしたちがパンを裂くとき キリストの体にあずかります パンが一つであるから わたしたちは多くいてもひとつの体です 拝領唱 ( 詩篇 73:28) 以下は黙読する 二人以上で礼拝している時は一人が音読する 神の近くにいるわたしはしあわせ わたしは主である神に希望をおく 平和の賛歌 ( アニュス デイ ) 世の罪を除く神の小羊よ 憐れみをお与えください 世の罪を除く神の小羊よ 主の平安をお与えください 拝領 テーブルまたは祭壇に近づき ひざまづく ( 沈黙のまま祈る ) キリストの体が永遠のいのちの糧になりますように 十字を切り アーメンと唱えてパンを頂く ( 沈黙のまま祈る ) キリストの血が永遠のいのちの糧になりますように 十字を切り アーメンと唱えてぶどう酒を頂く 拝領後は着席し 沈黙のうちにしばらく祈る 拝領祈願 I 永遠のいのちを与えてくださる神よ キリストのことばとからだに結ばれて祈 ります 主キリストが再び来られるときまで 教会が愛と希望のしるしとなることが

できますように わたしたちの主 イエス キリストによって アーメン II 主なる神よ わたしたちに限りない恵みをあたえてくださることを感謝します どうか あなたのみ言葉の光でわたしたちの心を照らし導いてください わたしたちがあなたを賛美し み言葉に従い ともに主の愛のうちに生活することができますように わたしたちの主 イエス キリストによって アーメン [5] 閉祭祝祷 黙読でも音読でもかまいません 父と子と聖霊なる全能の神の恵みが 常にわたしたちとともにありますように アーメン派遣の唱和主の日の礼拝を終わります 行きましょう 主の平和のうちに 主の平和がありますように アーメン これで礼拝は終わりです しばらく黙想したのち 礼拝のために準備したものを片付けます