大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が

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半損特例の有無 麦 9 類 全相殺方式 1 割 有 国庫 農家 * <

27 年産以降のゲタ ナラシ対策の交付対象者 ゲタ ナラシ対策の交付対象者は 27 年産から認定農業者 集落営農に認定新規就農者を加えるとともに 規模要件は廃止しました また 交付対象となる集落営農の要件も 2 要件に緩和します 担い手の方が幅広く参加できるようになります また ナラシ移行の円滑化対

制度がはじまります! 制度とは? 品目の枠にとらわれず 自然災害による収量減少だけでなく価格低下や 貸し倒れなども含めた収入減少を補償する仕組みです 補てんのイメージ 加入者が選べる! 積立方式保険方式 ( 必須 ) に積立方式を組み合わせるかを 選択できます 基準収入 過去 5 年間の平均収入農業

対象収入 所得税法上の農業所得として申告されているものの例 自ら生産した農産物の販売収入全体を対象 ( 所得ではない ) 加工品は原則として販売収入に含めない ( ただし 所得税法上の農業所得として申告されているものは含める このため 精米などの加工品であっても 農業者が自ら生産した農産物を加工して

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15 表 1 平成 7 野菜の 1a 当たり収量 及び ( 全国 ) 計 品目 1 a 当たり収量 対前比 1 a 当たり収量 474,7 1,654, 11,66, 99 nc nc 根 菜 類 164,7 5,11, 4,49, nc だ い こ ん,9 4,6 1

H26とりまとめ公表(生産計画認定面積)

目 次 農作物共済の当然加入制 1 水稲共済が任意加入制になると 掛金の納入期限はどのようになりますか 1 引受方式の取扱い 2 今回の改正により 引受方式は今後どのようになるのですか 2 3 水稲共済の一筆半損特例の掛金は いくらになりますか 3 4 一筆半損特例は 畑作物共済及び果樹共済にも導入

11 表 1 平成 5 野菜の 1a 当たり収量 及び ( 全国 ) 計 1 a 当たり収量 対前比 1 a 当たり収量 ( 参考 ) 対平均収量比 481,1 1,551, 11,451, 99 nc nc 根 菜 類 169,5 5,144, 4,6, 98 nc nc

対象収入 所得税法上の農業所得として申告されているものの例 自ら生産した農産物の販売収入全体を対象 ( 所得ではない ) 加工品は原則として販売収入に含めない ( ただし 所得税法上の農業所得として申告されているものは含める このため 精米などの加工品であっても 農業者が自ら生産した農産物を加工して

Microsoft PowerPoint - 03 数量確保タイプ3

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収入保険制度の具体的な仕組み 別記 1 対象者等 (1) 対象者 青色申告を行い 経営管理を適切に行っている農業者 ( 個人 法人 ) を対象 青色申告を 5 年間継続している農業者を基本とするが 青色申告 ( 簡易な方式を含む ) の実績が加入申請時に 1 年分あれば加入可 保険方式の補償限度額の

調査結果の主な利活用 食料 農業 農村基本計画における生産努力目標の策定及び達成状況検証のための資料 茶に関する生産振興に資する各種事業 ( 強い農業づくり交付金等 ) の推進のための資料 農業災害補償法 ( 昭和 22 年法律第 185 号 ) に基づく農業共済事業の適正な運営のための資料 累年デ

収入保険の具体的な仕組み 別記 1 対象者等 (1) 対象者 青色申告を行い 経営管理を適切に行っている農業者 ( 個人 法人 ) を対象 青色申告を 5 年間継続している農業者を基本とするが 青色申告 ( 簡易な方式を含む ) の実績が加入申請時に 1 年分あれば加入可 保険方式の補償限度額の上限

Ⅰ 農業災害補償制度のスキーム 1. 制度の目的 農業災害補償法 ( 昭和 22 年制定 ) に基づき 自然災害 病虫害 鳥獣害等によって農業者が受ける損失 ( 収穫量の減少等 ) を 国と農業者 ( 加入者 ) の拠出に基づく保険の仕組みにより補てんすることにより 農業者の経営安定を図っている 本

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がスタート 2

江府町地域協議会活用明細

平成 30 年産一番茶の摘採面積 生葉収穫量及び荒茶生産量 ( 主産県 ) - 一番茶の荒茶生産量は前年産に比べ 12% 増加 - 調査結果 1 摘採面積主産県の摘採面積 ( 注 1) は2 万 7,800ha で 前年産に比べ 400ha(1%) 減少した 2 10a 当たり生葉収量主産県の 10

青色申告を行っている農業経営者が対象です どのくらいの補てんになるの? 基準収入,000 万円の場合 保険期間の農業収入が 900 万円を下回った場合に補てんされます ( ) 規模拡大などを反映した基準収入の試算ができます! 補てん金額のイメージ 例えば 保険期間の農業収入が800 万円なら90 万

目 次 農業保険制度の概要 NOSAI 鳥取機構図 1 収入保険 2 農業共済制度改正のポイント 5 危険段階別共済掛金率のポイント 7 農作物共済 8 家畜共済 10 果樹共済 12 畑作物共済 14 園芸施設共済 16 建物共済 18 農機具共済 20

p1_10月月報用グラフ

石川県水田フル活用ビジョン 1 地域の作物作付の現状 地域が抱える課題 水稲作付面積については 昭和 60 年の 37,700ha から 平成 25 年では 26,900ha と作付 面積で約 10,000ha 作付率で約 30% と大きく減少したものの 本県の耕地面積に占める水稲作 付面積の割合は

4つの改革パンフ(中四局作成)

( 別記 ) 大玉村地域農業再生協議会水田フル活用ビジョン ( 案 ) 1 地域の作物作付の現状 地域が抱える課題 当該地域は 水田面積に占める主食用水稲の割合が 69% で 転作作物に占める割合としては飼料作物が多く 次にそば 野菜がある しかしながら 主食用米の需要が減少する中で さらに他の転作

新規前年度継続 ( 変更あり ) 前年度継続 加工用米助成 ( 基幹作物 ) 豊郷町農業再生協議会整理番号 2 加工用米 ( 基幹作物 ) 1,079 円 /10a 参考となる 3 1,300 円 /10a 豊郷町では加工用米を地域振興作物に位置付けている 一定品質を確保するために 種子更新を行って

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Microsoft Word - (HP用)H31年度企画書記載例doc

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【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

26

平成 31 年 2 月 19 日公表 調査結果 平成 30 年産茶の摘採面積 生葉収穫量及び荒茶生産量 ( 主産県 ) - 主産県の荒茶生産量は 前年産に比べ 6% 増加 - 1 摘採実面積主産県の茶の摘採実面積 ( 注 1) は 3 万 3,300ha で 前年産に比べ 500ha(1%) 減少し

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目次 Ⅰ 収入保険制度の基本的考え方 1 Ⅱ 収入保険制度の導入に向けたスケジュール 3 Ⅲ 収入保険制度の具体的な仕組み 1 対象者等 4 2 対象収入 9 3 対象要因等 12 4 補償内容 14 5 加入 支払時期 21 6 実施主体 24 7 政府再保険 26 8 類似制度との関係 27

25 保険金の支払 100% 50% 50% 5% 5% cm / cm 45cm 0.9/ / cm 30cm 0.4/ /100 0

2 作物ごとの取組方針 (1) 主食用米本県産米は 県産 ヒノヒカリ が 平成 22 年から平成 27 年まで 米の食味ランキングで6 年連続特 Aの評価を獲得するなど 高品質米をアピールするブランド化を図りながら 生産数量目標に沿った作付けの推進を図る また 平成 30 年からの米政策改革の着実な

Microsoft Word - 6 八十歳までの保証がついた終身年金

14 現行のナラシ対策では 集落営農が加入するには 法人化計画 (5 年以内の法人化 ) が必須であるが 意欲があっても法人化に時間を要するものもある 法人化はさせたいが 現在の法人化計画は実態に合っていないのではないか 15 平成 27 年度からの経営所得安定対策では 集落営農の法人化等については

都市近郊農住混在地域における小規模循環型農業に関する計画論的研究

米及び畑作物の直接支払交付金を受ける方は 対象作物ごとに生産数量目標を必ず記入してください 経営所得安定対策の交付金に係る営農計画書 主食用水稲の生産数量目標 主食用水稲は 生産調整方針作成者等から通知された 生産数量目標 単収 作付面積 ( 換算値 ) を記入してください 単収 が通知されていない

目次 Ⅰ 収入保険制度の基本的考え方 1 Ⅱ 収入保険制度の導入に向けたスケジュール 3 Ⅲ 収入保険制度の具体的な仕組み 1 対象者 4 2 対象収入 9 3 対象要因等 11 4 補償内容 13 5 加入 支払時期 20 6 実施主体 23 7 政府再保険 25 8 類似制度との関係 26

ウ WCS 用稲本市は県内最大の酪農地帯であるため 需要に応じた生産確保に努め 多収品種の推進 病害虫防除や雑草管理など適切な圃場管理を行う また についても実施する エ加工用米実需者の要望に対応できるよう 産地交付金を活用して複数年契約を進めることにより安 定的な供給を目指し 担い手の作付維持 (

1

スライド 1

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青色申告を行っている農業経営者が対象です どのくらいの補てんになるの? 基準収入,000 万円の場合 保険期間の農業収入が 900 万円を下回った場合に補てんされます ( ) 規模拡大などを反映した基準収入の試算ができます! 補てん金額のイメージ 例えば 保険期間の農業収入が800 万円なら90 万

目次 Ⅰ 収入保険制度の基本的考え方 1 Ⅱ 収入保険制度の導入に向けたスケジュール 3 Ⅲ 収入保険の具体的な仕組み 1 対象者 4 2 対象収入 9 3 対象要因等 11 4 補償内容 13 5 加入 支払時期 22 6 実施主体 25 7 政府再保険 27 8 類似制度との関係 28

3 特集新たなセーフティーネット一.収入保険制度とは!?収入保険制度は 新たな農業経営のセーフティネットとして 二〇一九年(平成三十一年)からの導入を予定しているものです 収入保険制度は 農業経営者ごとの収入全体を見て総合的に対応する保険制度を目指すものです 農業のセーフティネットとしては 現行制度

花き産業の概要 1. 花きの動向 (1) 生産の動向 1 花き産業は 生産から中間流通 加工 小売まで広がりを持って展開しており うち花き農業の生産額は 順調に推移してきたものの 平成 10 年の6,345 億円をピークに減少傾向に推移しており 平成 20 年には4,012 億円となっている なお

農畜産業振興機構の組織・業務の見直しの基本的考え方

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流拠点としての那覇空港を備えており 沖縄県への物流を確立することにより本市農産物の輸出の可能性が広がることが期待できること さらには年間 790 万人の観光入込客数があり そのうち 160 万人が外国人であることから 今後のインバウンドの増加を見込んだPRを実施する場所として効果的であると考えている

2012 保険金の支払 10 保険金総支払限度額 ,000 P30 100% 50%50% 5%5% cm

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

(5) そば収穫量の年次変動が大きいが 比較的栽培が容易であるため 適正品種を選定し 団地化による作付面積の拡大を図る また 排水対策 ( 額縁明渠等 ) や適期播種などを徹底し 単収 品質の向上に取り組む (6) 野菜等ア地域基盤作物江府町内で比較的 作付けが多く 生産部会が設置されているなど生産

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収入保険について 収入保険がはじまります 平成 31 年 1 月から農業者 ( 個人 法人 ) のための新たな国の保険として 収入保険がはじまります 収入保険は農業者の皆様の農業収入 つまり売上が万一減少した場合に 収入を補てんする保険です 新しく導入される収入保険では 保険料の掛金率は1% 程度で

目 次 Ⅰ 集落営農数 Ⅱ 集落営農数 ( 詳細 ) 1 組織形態別集落営農数 2 農業経営を営む法人となる画の策定状況別集落営農数 3 設立年次別集落営農数 4 経営所得安定対策への加入状況別集落営農数 5 人 農地プランにおける位置づけ状況別集落営農数 (1) 中心経営体として位置づけの有無別

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青色申告を行っている農業経営者が対象です どのくらいの補てんになるの? 基準収入,000 万円の場合 保険期間の農業収入が 900 万円を下回った場合に補てんされます ( ) 規模拡大などを反映した基準収入の試算ができます! 補てん金額のイメージ 例えば 保険期間の農業収入が800 万円なら90 万

はじめに 政府は 23 年度からの戸別所得補償制度に対して 8 月 31 日に概算要求案として 農業者戸別所得補償制度概算要求の骨子 を示した 国家戦略である新たな基本計画が大きな柱として位置づけた戸別所得補償制度は 農業者の経営安定と国内生産力の確保を図るための重要な政策であり 生産者の期待は大き

農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

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みずほインサイト 政策 2013 年 12 月 19 日 減反廃止 の実情を読み解く農業の構造再編 競争力強化への効果には懸念も 政策調査部主任研究員堀千珠 政府は 2013 年 11 月に 1 いわゆる 減反廃止 2

目次 Ⅰ 収入保険制度の基本的考え方 1 Ⅱ 収入保険制度の導入に向けたスケジュール 3 Ⅲ 収入保険制度の具体的な仕組み 1 対象者等 4 2 対象収入 9 3 対象要因等 12 4 補償内容 14 5 加入 支払時期 21 6 実施主体 24 7 政府再保険 26 8 類似制度との関係 27

めに必要な情報を提供するとともに 2 関係者一体となった契約栽培等の需要と直結した生産を推進していく また 生産者の収益性向上につながる地域の気候風土を活かした特色ある野菜等園芸作物への作付を促進し 産地づくりを進めていくため 生産者への作付誘導のインセンティブとなる産地交付金を戦略的に活用していく

農業災害補償制度の概要 制度の目的 農業災害補償法 ( 昭和 22 年制定 ) に基づき 自然災害等による収穫量の減少等の損失を補塡することにより 農業者の経営安定を図り 農業生産力の発展に資する 制度の仕組み被災した農業者の損失を保険の仕組みにより補塡しており 農業者があらかじめ掛金を出し合って共

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水田活用の直接支払交付金実施要領 農林水産省生産局長通知 制定平成 26 年 4 月 1 日付け 25 生産第 3561 号 第 1 趣旨 水田活用の直接支払交付金の実施については 経営所得安定対策等実施要綱 ( 平成 23 年 4 月 1 日付け22 経営第 7133 号農林水産省事務次官依命通知

はじめに 経営所得安定対策では 担い手農家の経営の安定に資するよう 諸外国との生産条件の格差から生ずる不利を補正する交付金 ( ゲタ対策 ) と 農業者の拠出を前提とした農業経営のセーフティネット対策 ( ナラシ対策 ) を実施しています また 食料自給率 自給力の向上を図るため 飼料用米 麦 大豆

平成 30 年産かんしょの作付面積及び収穫量 - かんしょの収穫量は 前年産に比べ 1% 減少 - 平成 31 年 2 月 5 日公表 調査結果 1 作付面積全国の作付面積は 3 万 5,700ha で 前年産並みであった 2 10a 当たり収量全国の 10a 当たり収量は 2,230kg で 前年

中津山地区の事業の効用に関する詳細 1. 総費用総便益費の算定 (1) 総費用の総括 ( 単位 : 千円 ) 評価期間事業着工評価期間における総費用区施設名時点の当該事業費関連事業費終了時点の予防保全費分資産価額 再整備費資産価額 6=1+2+3 ( 又は工種 ) 後谷

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

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目次 Ⅰ 現行農業共済制度の問題点と収入保険制度の基本的仕組み 1 Ⅱ 収入保険制度の導入に向けたスケジュール 3 Ⅲ 事業化調査における仮スキームの考え方と今後の検討課題 1 対象者等 4 2 対象収入 9 3 対象要因等 12 4 補償内容 14 5 加入 支払時期 21 6 類似制度との関係

23保険金の支払 10 保険金総支払限度額 , P27 100% 50%50% 5%5% cm CSR


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1 課題 目標 山陽小野田市のうち 山陽地区においては 5 つの集落営農法人が設立されている 小麦については新たに栽培開始する法人と作付面積を拡大させる法人があり これらの経営体質強化や収量向上等のため 既存資源の活用のシステム化を図る 山陽地区 水稲 大豆 小麦 野菜 農業生産法人 A 新規 農業

写真1 野菜選果場 BIG SUN の外観 選果施設を整備 10年度から本格稼働 工 業務用の大きいにんじんは 自動箱 を開始した24年度には選果機械を更 詰機で10キロずつ箱詰めされる 新している 写真1 選果場の整備により かつては生産者 敷地面積9980平方メートル 建物延 自身が行っていた洗

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02_公表資料<厚生年金・国民年金の平成27年度収支決算の概要>

5. 農機具等の被害状況申出書 5 台以上お持ちの方は,2 枚,3 枚と使用してください No. ( ア ) 被災機種名 ( イ ) 被災機種能力等 ( ウ ) 買替 ( 更新 ) 機種能力等 ( エ ) 添付資料 ( オ ) 規模拡大 ( カ ) 見積額 ( 必須 ) ( 必須 ) ( 必須 )

CONTENTS Vol.62 No.5 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

公益目的支出計画実施報告

( 福岡県 ) 1 58,000 ~ 63,000 5, , , , ,000 63,000 ~ 73,000 6, , , , ,000 73,000 ~ 83,000 7, ,

速報

区分地目所在地 現状目標 ( 平成 年 ) a a 所有地 田 出雲市 2000a 250a 借入地 農業経営規模の拡大に関する目標 作 物 作 業 現 状 目 標 ( 平成 年 ) 作業受託面積 生産量 作業受託面積 生産量 特定作業受託 作 物 作 業 現 状 目 標 ( 平成 年 ) 水稲 耕

Ⅰ 収穫量及び作柄概況 - 7 -

野菜品目別 別 別取扱高 (2) ごぼう 広 島 , , , 北海道 , , 青 森 51,602 17,908, ,654 3,797,

1. 取組の背景射水市大門地域は 10a 区画の未整備な湿田が多く 営農上の大きな障害となっていた 昭和 62 年に下条地区で県内初の大区画圃場整備が実施されたのを皮切りに 順次圃場整備が進んでいる 大区画圃場整備事業が現在の 経営体育成基盤整備事業 になってからは 農地集積に加えて法人化等の担い手

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大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県の主な農産物等の試算 ) 米 ( 収入保険 と 農作物共済 及び ナラシ対策 ) 大豆 ( 収入保険 と 農作物共済 及び ナラシ対策 ) 秋冬ねぎ ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 秋冬だいこん ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 夏秋ピーマン ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 夏秋トマト ( 夏秋ミニトマト )( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 夏秋きゅうり ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) 秋冬はくさい ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) にら ( 収入保険 と 野菜価格安定制度 ) なし ( 収入保険 と 果樹共済 ) 乾しいたけ ( 収入保険 のみ ) 夏秋キャベツ ( 収入保険 のみ ) 花き ( 輪ぎく ( 収入保険 のみ ) いちご ( 収入保険 のみ ) はちみつ ( 収入保険 のみ) 本資料に関するお問い合わせは 大分県農業共済組合までお尋ねください 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が 収量 5 割減 シナリオ 4 自然災害により 個人のみが 収量 5 割減 シナリオ 5 自然災害以外の要因により 収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 14,318 円 /60kg 80 万円 80 万円 50 万円 50 万円 80 万円 既存制度 掛金拠出合計 4.7 万円 16 万円 0 万円 24 万円 15 万円 0 万円 ナラシ対策 (20% コース ) 最大で 2 割の収入減少 まで補てん積立金 4.1 万円 16 万円 0 万円 9 万円 共済金相当額全相殺 9 割 (31 万円 ) 控除 0 万円 0 万円 農作物共済一筆方式補償限度 7 割共済掛金 0.6 万円 - - 15 万円 15 万円 - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 9 万円 9 万円 36 万円 36 万円 9 万円 掛金拠出合計 2.9 万円保険料 0.7 万円 積立金 2.2 万円 89 万円 89 万円 86 万円 86 万円 89 万円

( 注 ) 1 主食用米の作付面積 83a( 共済引受戸数と作付面積より算出 ) 単収 504kg/10a( 作物統計 ) 販売単価 14,318 円 /60kg(28 年産相対取引価格 ) 平均収入 998,251 円と仮定して試算しています 2 ナラシ対策は地域で最も加入者の多いコースを選択した場合 農作物共済は地域で最も加入者の多い引受方式 補償限度を選択した場合で試算しています 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです ナラシ対策 : ( 積立金 )10a 当たり標準的収入金額 (108,986 円 /10a) 作付面積 (83a) 積立幅 (0.2) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=40,706 円 農作物共済 : ( 共済掛金 ) 作付面積 (83a) 基準単収 (479kg/10a) 補償限度 (7 割 ) 引受単価 (190 円 /kg) 共済掛金率 (2.37%) 1/2( 国庫補助 50%) =6,266 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 998,251 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=7,187 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 998,251 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=22,461 円 4 収入保険と既存制度 ( ナラシ対策 と 農作物共済 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象者 収入保険 は青色申告を行っている農業者が対象 ナラシ対策 は市町村から認定農業者等の認定を受ける必要があります 2 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では 米の収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では 収穫後に米の出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません また 既存制度のうち 農作物共済 は 自然災害による収量減少以外の場合は 補てんされません 3 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度のうち ナラシ対策 では 地域の米の主要銘柄の平均取引価格を使って収入減少を計算しますので 農業者個人の取引価格が低下しても 主要銘柄の平均取引価格が低下していなければ補てんされません また 農作物共済 では 農業者ごとの収量減少を補てんします 4 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度のうち ナラシ対策 では 基準収入を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 最大で 2 割の収入減少までが補てんの対象です また 農作物共済 では 米の多くの方が加入されている 一筆方式で補償限度 7 割のタイプは 基準収穫量の 7 割を下回った場合に補てんされ 10 割の収量減少までが補てんの対象です 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 大豆 平均収入 90 万円作付面積 287a 単収 88kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が 収量 5 割減 シナリオ 4 自然災害により 個人のみが 収量 5 割減 シナリオ 5 自然災害以外の要因により 収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 22,266 円 /60kg 72 万円 72 万円 45 万円 45 万円 72 万円 既存制度 掛金拠出合計 9.5 万円 11 万円 0 万円 49 万円 38 万円 0 万円 ナラシ対策 (20% コース ) 最大で 2 割の収入減少 まで補てん積立金 2.8 万円 11 万円 0 万円 11 万円 ( 最大 2 割の減 少まで補てん ) 0 万円 0 万円 畑作物共済全相方式補償限度 9 割共済掛金 6.7 万円 - - 38 万円 38 万円 - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 8 万円 8 万円 34 万円 34 万円 8 万円 掛金拠出合計 2.8 万円保険料 0.7 万円 積立金 2.1 万円 80 万円 80 万円 79 万円 79 万円 80 万円

( 注 ) 1 大豆の作付面積 287a( 共済引受戸数と作付面積より算出 ) 単収 88kg/10a( 作物統計 ) 販売単価 22,2 66/60kg(28 年産フクユタカ平均落札価格に畑作物直接支払交付金平均単価を加えたもの ) 平均収入 93 7,250 円と仮定して試算しています 2 ナラシ対策は地域で最も加入者の多いコースを選択した場合 農作物共済は地域で最も加入者の多い引受方式 補償限度を選択した場合で試算しています 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです ナラシ対策 : ( 積立金 )10a 当たり標準的収入金額 (21,773 円 /10a) 作付面積 (287a) 積立幅 (0.2) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=28,120 円 畑作物共済 : ( 共済掛金 ) 作付面積 (287a) 基準単収 (99kg/10a) 補償限度 (9 割 ) 引受単価 (338 円 /kg) 共済掛金率 (15.5%) 1/2( 国庫補助 50%) =66,985 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 937,250 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=6,748 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 937,250 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=21,088 円 4 収入保険と既存制度 ( ナラシ対策 と 畑作物共済 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象者 収入保険 は青色申告を行っている農業者が対象 ナラシ対策 は市町村から認定農業者等の認定を受ける必要があります 2 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では 大豆の収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では 収穫後に大豆の出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません また 既存制度のうち 畑作物共済 は 自然災害による収量減少以外の場合は 補てんされません 3 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度のうち ナラシ対策 では 地域の大豆の主要銘柄の平均取引価格を使って収入減少を計算しますので 農業者個人の取引価格が低下しても 主要銘柄の平均取引価格が低下していなければ補てんされません また 畑作物共済 では 農業者ごとの収量減少を補てんします 5 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度のうち ナラシ対策 では 基準収入を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 最大で 2 割の収入減少までが補てんの対象です また 畑作物共済 では 大豆の多くの方が加入されている 全相殺方式で補償限度 9 割のタイプは 基準収穫量の 9 割を下回った場合に補てんされ 10 割の収量減少までが補てんの対象です 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 秋冬ねぎ 平均収入 600 万円 作付面積 100a 単収 2,000kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 298 円 /kg 480 万円 480 万円 480 万円 480 万円 既存制度 掛金拠出合計 35.7 万円 48 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の90 %) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 35.7 万円 48 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 54 万円 54 万円 54 万円 54 万円 掛金拠出合計 17.7 万円保険料 4.3 万円 積立金 13.4 万円 534 万円 534 万円 534 万円 534 万円

( 注 ) 1 秋冬ねぎの作付面積 100a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 2,000kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 298.08 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 5, 961,600 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 秋冬ねぎの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 竹田 豊後大野 豊後高田 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (100a) 単収 (2,000kg/10a) ( 保証基準価格 (268.25 円 /kg)- 最低基準価格 (178.85 円 /kg)) 補てん率 (0.8) 1/4( 国 : 都道府県 : 生産者 =2:1:1)= 357,600 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 5,961,600 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=42,924 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 5,961,600 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=134,136 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では 白ねぎの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では 白ねぎの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場での白ねぎの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 8 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 秋冬だいこん 平均収入 300 万円 作付面積 160a 単収 3,290kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 58 円 /kg 240 万円 240 万円 240 万円 240 万円 既存制度 掛金拠出合計 18.4 万円 25 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の9 0%) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 18.4 万円 25 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 27 万円 27 万円 27 万円 27 万円 掛金拠出合計 9.1 万円保険料 2.2 万円 積立金 6.9 万円 267 万円 267 万円 267 万円 267 万円

( 注 ) 1 秋冬だいこんの作付面積 160a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 3,290kg/10a( 作物統計 ) 販売単価 58.31 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 3,069,438 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 秋冬だいこんの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 野津 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (160a) 単収 (3,290kg/10a) ( 保証基準価格 (52.5 円 /kg)- 最低基準価格 (34.99 円 /kg)) 補てん率 (0.8) 1/4( 国 : 都道府県 : 生産者 =2:1:1)=184,345 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 3,069,438 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=22,100 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 3,069,438 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=69,062 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では だいこんの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では だいこんの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのだいこんの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 8 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 夏秋ピーマン 平均収入 330 万円 作付面積 10a 単収 13,950kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 237 円 /kg 264 万円 264 万円 264 万円 264 万円 既存制度 掛金拠出合計 17.8 万円 30 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の90 %) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 17.8 万円 294 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 30 万円 30 万円 30 万円 30 万円 掛金拠出合計 9.8 万円保険料 2.4 万円 積立金 7.4 万円 294 万円 294 万円 294 万円 294 万円

( 注 ) 1 夏秋ピーマンの作付面積 10a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 13,950kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 237.47 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 3,312,707 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 夏秋ピーマンの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 野津 大分 竹田 豊後大野 中津 玖珠九重農協 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (10a) 単収 (13,950kg/10a) ( 保証基準価格 (213.50 円 /kg)- 最低基準価格 (142.48 円 /kg)) 補てん率 (0.9) 1/5( 国 : 都道府県 : 生産者 =3:1:1)=178,331 万円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 3,312,707 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=23,851 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 3,312,707 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=74,536 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では ピーマンの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では ピーマンの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのピーマンの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 9 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 夏秋トマト 平均収入 770 万円 作付面積 20a 単収 12,667kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 305 円 /kg 616 万円 616 万円 616 万円 616 万円 既存制度 掛金拠出合計 41.6 万円 69 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の90 %) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 41.6 万円 685 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 70 万円 70 万円 70 万円 70 万円 掛金拠出合計 22.9 万円保険料 5.5 万円 積立金 17.4 万円 686 万円 6862 万円 686 万円 686 万円

( 注 ) 1 夏秋トマトの作付面積 20a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 12,667kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 304.94 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 7,725,350 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 夏秋トマトの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 玖珠九重農協 九重町飯田農協 竹田 由布 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (20a) 単収 (12,667kg/10a) ( 保証基準価格 (274.25 円 /kg)- 最低基準価格 (182.96 円 /kg)) 補てん率 (0.9) 1/5( 国 : 都道府県 : 生産者 =3:1:1)=416,293 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 7,725,350 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=55,623 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 7,725,350 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=173,820 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では トマトの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では トマトの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのトマトの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 9 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 夏秋ミニトマト 平均収入 750 万円 作付面積 20a 単収 6,413kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 587 円 /kg 600 万円 600 万円 600 万円 600 万円 既存制度 掛金拠出合計 40.7 万円 68 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の90 %) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 40.7 万円 688 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 68 万円 68 万円 68 万円 68 万円 掛金拠出合計 22.4 万円保険料 5.4 万円 積立金 17 万円 668 万円 668 万円 668 万円 668 万円

( 注 ) 1 夏秋ミニトマトの作付面積 20a( 大分県園芸振興室調査による夏秋トマト平均作付面積 ) 単収 6,413 kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 587.30 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 7,532,710 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 夏秋ミニトマトの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 玖珠九重農協 九重町飯田農協 竹田 由布 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (20a) 単収 (6,413kg/10a) ( 保証基準価格 (528.75 円 /kg)- 最低基準価格 (352.42 円 /kg)) 補てん率 (0.9) 1/5( 国 : 都道府県 : 生産者 =3:1:1)=407,090 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 7,532,710 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=54,236 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 7,532,710 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=169,486 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では ミニトマトの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では ミニトマトの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのミニトマトの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 9 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 夏秋きゅうり ( 指定野菜 ) 平均収入 60 万円 作付面積 15a 単収 1,820kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 237 円 /kg 48 万円 48 万円 48 万円 48 万円 既存制度 掛金拠出合計 3.5 万円 6 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の90 %) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 3.5 万円 6 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 6 万円 6 万円 6 万円 54 万円 掛金拠出合計 1.9 万円保険料 0.5 万円 積立金 1.4 万円 54 万円 54 万円 54 万円 6 万円

( 注 ) 1 夏秋きゅうりの作付面積 15a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 1,820kg/10a( 作物統計 ) 販売単価 236.83 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 646,546 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 夏秋きゅうり ( 指定野菜 ) の指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 中津 竹田 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (15a) 単収 (1,820kg/10a) ( 保証基準価格 (213.00 円 /kg)- 最低基準価格 (142.10 円 /kg)) 補てん率 (0.9) 1/5( 国 : 都道府県 : 生産者 =3:1:1)=34,840 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 646,546 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=4,655 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 646,546 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=14,547 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では きゅうりの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では きゅうりの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのきゅうりの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 9 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 秋冬はくさい 平均収入 530 万円 作付面積 200a 単収 4,940kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 54 円 /kg 424 万円 424 万円 424 万円 424 万円 既存制度 掛金拠出合計 25.5 万円 47 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の90 %) を下回った時に 最大で4 割の価格低下まで補てん 積立金 25.5 万円 47 万円 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 48 万円 48 万円 48 万円 48 万円 掛金拠出合計 15.8 万円保険料 3.8 万円 積立金 12 万円 472 万円 472 万円 472 万円 472 万円

( 注 ) 1 秋冬はくさいの作付面積 200a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 4,940kg/10a( 作物統計 ) 販売単価 54.02 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 5,337,176 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 秋冬はくさいの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 日田 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (200a) 単収 (4,940kg/10a) ( 保証基準価格 (48.50 円 /kg)- 最低基準価格 (32.41 円 /kg)) 補てん率 (0.9) 17.5/100( 国 : 都道府県 : 生産者 =65:17.5:17.5)=255,200 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 5,337,176 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=38,428 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 5,337,176 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=120,086 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では はくさいの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では はくさいの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのはくさいの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 9 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : にら 平均収入 1,500 万円作付面積 50a 単収 7,650kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 378 円 /kg 1,200 万円 1,200 万円 1,200 万円 1,200 万円 既存制度 掛金拠出合計 96.3 万円 0 万円 0 万円 0 万円 0 万円 野菜価格安定制度 保証基準額 ( 平均価格の80 %) を下回った時に 最大で4.5 割の価格低下まで補てん 積立金 96.3 万円 0 万円 ( にらは 特定野菜のため 2 割を超える価格低下の場合に補てんされます ) 0 万円 - - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 130 万円 130 万円 130 万円 130 万円 掛金拠出合計 42.9 万円保険料 10.4 万円 積立金 32.5 万円 1,330 万円 1,330 万円 1,330 万円 1,330 万円

( 注 ) 1 にらの作付面積 50a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 7,650kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 377.63 円 /kg( 野菜価格安定制度における平均価格 ) 平均収入 14,444, 348 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は にらの指定産地でなければ利用できません ( 大分県の指定産地 : 大分 野津 佐伯 ) 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 野菜価格安定制度 : ( 積立金 ) 作付面積 (50a) 単収 (7,650kg/10a) ( 保証基準価格 (302.125 円 /kg)- 最低基準価格 (207.69 円 /kg)) 補てん率 (0.8) 1/3( 国 : 都道府県 : 生産者 =1:1:1)=963,237 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 14,444,348 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=103,999 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 14,444,348 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=324,998 円 4 収入保険と既存制度 ( 野菜価格安定制度 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では にらの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では にらの収量減少や出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの計算方法 ( 個人単位か地域単位か ) 収入保険 では 農業者ごとの収入減少を補てんします 既存制度では 市場でのにらの平均取引価格を使って価格低下を計算しますので 農業者個人の販売価格が低下しても 市場での平均取引価格が低下していなければ補てんされません 3 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では 旬別に販売価格を計算し 旬ごとに保証基準額を下回った場合に 下回った価格との差額 8 割が 旬ごとの出荷量に応じて補てんされ 最大で 4.5 割の価格低下が補てんの対象となります 本表シナリオ 1 の試算においては 期間を通じて販売価格が したことを前提として試算しています 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : なし 平均収入 710 万円作付面積 130a シナリオ 1 販売価格 シナリオ 2 自然災害により 収量 2 割減 シナリオ 3 自然災害により 収量 5 割減 シナリオ 4 自然災害以外の要因により収量 2 割減 単収 2,200kg/10a 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 248 円 /kg 568 万円 568 万円 355 万円 568 万円 既存制度 掛金拠出合計 12.2 万円 0 万円 0 万円 114 万円 0 万円 果樹共済半相殺一般方式補償限度 7 割共済掛金 12.2 万円 - 0 万円 114 万円 - 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 64 万円 64 万円 255 万円 64 万円 掛金拠出合計 21.1 万円保険料 5.1 万円 積立金 16 万円 632 万円 632 万円 610 万円 632 万円

( 注 ) 1 なしの結果樹面積 130a( 共済引受戸数と引受面積より算出 ) 単収 2,200kg/10a( 作物統計 ) 販売価格 248 円 /kg( 共済引受単価の最高額 ) 平均収入 7,092,800 円と仮定して試算しています 2 果樹共済は地域で最も加入者の多い引受方式 補償限度を選択した場合で試算しています 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 果樹共済 : ( 共済掛金 ) 作付面積 (130a) 基準単収 (2,395kg/10a) 補償限度 (7 割 ) 引受単価 (182.66 円 /kg) 共済掛金率 (6.14%) 1/2( 国庫補助 50%) =112,216 円 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 7,092,800 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=51,068 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 7,092,800 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=159,588 円 4 収入保険と既存制度 ( 果樹共済 ) との比較のポイントは次のとおりです 1 補てんの対象 ( 収入減少の要因 ) 収入保険 では なしの収量減少や価格低下 収穫後に出荷や販売ができなかった場合などでも 補てんの対象です 既存制度では 自然災害による収量減少のみが補てんの対象で 価格低下の補てんはありません また 収穫後に なしの出荷や販売ができなかった場合は 補てんされません 2 補てんの範囲 収入保険 では 基準収入の 9 割を下回った場合に 下回った額の 9 割が補てんされ 10 割の収入減少までが補てんの対象です 既存制度では なしの多くの方が加入されている 半相殺一般方式で補償限度 7 割のタイプは 基準収穫量の 7 割を下回った場合に補てんされ 10 割の収量減少までが補てんの対象です 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 乾しいたけ 平均収入 280 万円駒数 10 万 シナリオ 1 販売価格が シナリオ 2 自然災害により収量 2 割減 シナリオ 3 自然災害以外の要因により収量 2 割減 単収 70kg/1 万駒 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 販売単価 4,000 円 /kg 224 万円 224 万円 224 万円 既存制度 利用できる既存制度はありません 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 25 万円 25 万円 25 万円 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 掛金拠出合計 8.3 万円保険料 2 万円 積立金 6.3 万円 249 万円 249 万円 249 万円

( 注 ) 1 乾しいたけ駒数 10 万 単収 70 kg /1 万駒 販売価格 4,000 円 / kg 平均収入 2,800,000 円と仮定して試算しています ( 大分県林産振興室提供平均データー ) 2 乾したけでは 収量減少や価格低下を補てんする既存制度はありません 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 2,800,000 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=20,160 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 2,800,000 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=63,000 円 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 夏秋キャベツ 平均収入 450 万円作付面積 シナリオ 1 販売価格が シナリオ 2 自然災害により収量 2 割減 シナリオ 3 自然災害以外の要因により収量 2 割減 100a 単収 3,500kg/10a 360 万円 360 万円 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 360 万円 販売単価 128 円 /kg 既存制度 利用できる既存制度はありません 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 40 万円 40 万円 40 万円 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 掛金拠出合計 13.3 万円保険料 3.2 万円 積立金 10.1 万円 400 万円 400 万円 400 万円

( 注 ) 1 夏秋キャベツの作付面積 100a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 3,500kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 128 円 /kg( 大分市青果市場 ) 平均収入 4,480,000 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は 夏秋キャベツの指定産地でなければ利用できません 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 4,480,000 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=32,256 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 4,480,000 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=100,800 円 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 花き ( 輪ぎく ) 平均収入 1,750 万円作付面積 シナリオ 1 販売価格が シナリオ 2 自然災害により収量 2 割減 シナリオ 3 自然災害以外の要因により収量 2 割減 80a 単収 35.7 千本 /10a 1400 万円 1400 万円 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 1400 万円 販売単価 61,333 円 / 千本 既存制度 利用できる既存制度はありません 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 157 万円 157 万円 157 万円 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 掛金拠出合計 52 万円保険料 12.6 万円 積立金 39.4 万円 1,557 万円 1,557 万円 1,557 万円

( 注 ) 1 輪ぎくの作付面積 80a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 35.7 千本 /10a( 作物統計 ) 販売単価 61,333 円 / 千本 ( 大分園芸花市場 ) 平均収入 17,516,705 円と仮定して試算しています 2 花きでは 収量減少や価格低下を補てんする既存制度はありません 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 17,516,705 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=126,120 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 17,516,705 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=394,126 円 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : いちご 平均収入 960 万円作付面積 シナリオ 1 販売価格が シナリオ 2 自然災害により収量 2 割減 シナリオ 3 自然災害以外の要因により収量 2 割減 15a 単収 5,700kg/10a 768 万円 768 万円 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 768 万円 販売単価 1,122 円 /kg 既存制度 利用できる既存制度はありません 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 86 万円 86 万円 86 万円 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 掛金拠出合計 28.5 万円保険料 6.9 万円 積立金 21.6 万円 854 万円 854 万円 854 万円

( 注 ) 1 いちごの作付面積 15a( 大分県園芸振興室調査による平均作付面積 ) 単収 5,700kg/10a( 大分県園芸振興室調査直近 3 年平均 ) 販売単価 1,122 円 /kg( 大分市青果市場 ) 平均収入 9,593,100 円と仮定して試算しています 2 野菜価格安定制度は いちごの指定産地でなければ利用できません 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 9,593,100 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=69,070 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 9,593,100 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=215,845 円 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110

大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : はちみつ 平均収入 130 万円 設置群数 シナリオ 1 販売価格が シナリオ 2 自然災害により収量 2 割減 シナリオ 3 自然災害以外の要因により収量 2 割減 100 群 単収 病気や怪我で 作業委託もできなかった 新規作物の栽培に失敗 等 6.5kg/ 群 104 万円 104 万円 104 万円 販売単価 2,000 円 /kg 既存制度 利用できる既存制度はありません 収入保険補償限度 9 割 ( 保険 8 割 + 積立 1 割 ) 12 万円 12 万円 12 万円 支払率 9 割 10 割の収入減少まで補てん 掛金拠出合計 3.8 万円保険料 0.9 万円 積立金 2.9 万円 116 万円 116 万円 116 万円

( 注 ) 1 はちみつの設置群数 100 群 単収 6.5kg/ 群 販売単価 2,000 円 /kg( 大分県畜産技術室提供平均データー ) 平均収入 1,300,000 円と仮定して試算しています 2 はちみつでは 収量減少や価格低下を補てんする既存制度はありません 3 掛金拠出の試算方法は 次のとおりです 収入保険 : ( 保険料 ) 基準収入 ( 平均収入 1,300,000 円 ) 保険方式の補償限度 (0.8) 支払率 (0.9) 保険料率 (2.0%) 1/2( 国庫補助 50%)=9,360 円 ( 積立金 ) 基準収入 ( 平均収入 1,300,000 円 ) 積立幅 (0.1) 支払率 (0.9) 1/4( 国庫補助 75%)=29,250 円 問い合わせ先 大分県農業共済組合連絡先 ( 電話番号 ) 097-544-8110