2)N 分類 Nの入力に際し 画像診断 (CT MRIなど ) より腫大リンパ節の有無を加味した以下の分類細目に従って報告する N0 所属リンパ節腫大 (-) N1 所属リンパ節腫大 (+) NX 画像診断をしなかった 3)M 分類 M0 遠隔転移なし MA 傍大動脈リンパ節の腫大 M1 その他の遠

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子宮頸がん 1. 子宮頸がんについて 子宮頸がんは子宮頸部に発生するがんです ( 図 1) 約 80% は扁平上皮がんであり 残りは腺がんですが 腺がんは扁平上皮がんよりも予後が悪いといわれています 図 1 子宮頸がんの発生部位 ヒトパピローマウイルス (HPV) 感染は子宮頸がんのリスク因子です

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原発不明がん はじめに がんが最初に発生した場所を 原発部位 その病巣を 原発巣 と呼びます また 原発巣のがん細胞が リンパの流れや血液の流れを介して別の場所に生着した結果つくられる病巣を 転移巣 と呼びます 通常は がんがどこから発生しているのかがはっきりしている場合が多いので その原発部位によ

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2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

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Transcription:

個別報告入力要領治療患者の登録と報告は 毎年 前年 1 月 1 日から12 月 31 日の間に治療を開始した患者につき 以下の原則に従って行う (1) 子宮頸部に原発した癌で 組織学的に確認されたもののみを報告する 治療開始日は 子宮頸癌治療を開始した年月日とする (2) 子宮頸部と体部に同時に癌が認められ 原発部位を臨床検査あるいは術後組織検査で明確に決定できない場合は その組織が扁平上皮癌であれば子宮頸癌に 腺癌であれば子宮体癌に分類する (3) 子宮頸部と腟壁に連続して癌が認められ 外子宮口に達していれば子宮頸癌に分類する また外子宮口に達していない場合 その原発部位は病巣の占居範囲の大きさなどを参考にして決定する (4) 診断のみ行い治療を行わなかった症例 試験開腹のみ行いそれ以後に子宮頸癌に対する治療をまったく行わなかった症例 診断が最終的に細胞診のみによって下された場合は報告より除外する 登録コード 1 新規報告患者 ( 追加したい患者 ) 2 既報告患者の内容変更 3 既報告患者の削除 (1) 従来 Ch 群とされた症例については TNM 分類など必要事項を入力し 備考 2 欄にその旨を入力する 患者 No. 自動表示 (CC20XX-から始まる番号) 年齢 治療開始時点での満年齢を入力する 進行期分類の選択 1 臨床進行期分類 2 術前治療施行例 (1)FIGO UICCの進行期分類は同じにすること (2) 術前に放射線治療や化学療法を施行した症例は 術前治療施行例 となり ptnm 欄は術後所見 備考 1 欄にypTNMとして手術時所見に即してpTNM 分類を入力する 進行期分類 1. FIGO 分類 ( 日産婦 2011 FIGO2008) 10 Ⅰ 期 ( 亜分類不明 ) 11 ⅠA1 期 12 ⅠA2 期 13 ⅠA 期 ( 亜分類不明 ) 14 ⅠB1 期 15 ⅠB2 期 16 ⅠB 期 ( 亜分類不明 ) 20 Ⅱ 期 ( 亜分類不明 ) 21 ⅡA1 期 22 ⅡA2 期 23 ⅡA 期 ( 亜分類不明 ) 24 ⅡB 期 30 Ⅲ 期 ( 亜分類不明 ) 31 ⅢA 期 32 ⅢB 期 40 Ⅳ 期 ( 亜分類不明 ) 41 ⅣA 期 42 ⅣB 期 2. TNM 分類 (UICC 第 7 版 ) 1)T 分類 99 TX 00 T0 01 Tis 10 T1( 亜分類不明 ) 11 T1a1: 脈管侵襲なし 12 T1a1: 脈管侵襲あり 13 T1a2: 脈管侵襲なし 14 T1a2: 脈管侵襲あり 15 T1a( 亜分類不明 ): 脈管侵襲なし 16 T1a( 亜分類不明 ): 脈管侵襲あり 17 T1b1 18 T1b2 19 T1b( 亜分類不明 ) 20 T2( 亜分類不明 ) 211 T2a1 212 T2a2 210 T2a( 亜分類不明 ) 22 T2b 30 T3( 亜分類不明 ) 31 T3a 32 T3b 40 T4 ( 注 )FIGO2008では 0 期 (CIN 3) は進行期から除 外されたが 2012 年治療症例より 年報 の入力画面 より登録する 1

2)N 分類 Nの入力に際し 画像診断 (CT MRIなど ) より腫大リンパ節の有無を加味した以下の分類細目に従って報告する N0 所属リンパ節腫大 (-) N1 所属リンパ節腫大 (+) NX 画像診断をしなかった 3)M 分類 M0 遠隔転移なし MA 傍大動脈リンパ節の腫大 M1 その他の遠隔転移の存在 M9 遠隔転移の判定不十分なとき ( 注 )UICC 第 7 版ではMA( 傍大動脈リンパ節転移 ) が削除されているが 本登録においては従来通りMAとして登録する 3) 膀胱浸潤 (2) 浸潤の有無 4) 所属リンパ節 ( 骨盤 ) 3. 画像診断 1) 最大腫瘍径 (2) 最大径 1 7mm以下 2 ~2cm 3 ~4cm 4 ~6cm 5 6cmをこえる 6 測定不能 2) 基靭帯浸潤 (2) 浸潤の有無 (2) 腫大の有無 5) 傍大動脈リンパ節 (2) 腫大の有無 6) その他のリンパ節 (2) 腫大の有無 2

7) リンパ節以外の遠隔転移 (2) 遠隔転移の有無 4. ptnm 分類 pt pn pm 各分類は各々 TNM 分類に準ずるが 以下の点に注意を要する (1) 子宮頸部円錐切除術は臨床検査とみなし これによる組織検査の結果は原則としてTNM 分類に入れ ptnm 分類に入れない ただし 臨床検査 ( 狙い組織診 円錐切除診を含む ) によって術前に確認された癌が 摘出子宮の組織学的検索では認められない場合 あるいは術前のものより軽度の癌しか認められない場合には ptの入力は術前検査で確認された組織診断によることとする (2) 摘出物の組織学的な癌の広がりを検索しないときはXとする (3) 不完全手術または試験開腹に終わり その際バイオプシー程度の組織検査で癌の広がりを検索した結果 癌が小骨盤腔をこえていない場合はpTXとし 癌が小骨盤腔をこえて認められた場合はpT4として報告する また このような場合のpNについての報告は (4) に準ずる (4)pNの報告に際して 組織学的検索を施行しなかった場合と施行した場合に分けて報告する 1 検索方法としては 1) 検索せず 2) 生検 3) 郭清 4) センチネル生検とする 2リンパ節検索部位は骨盤領域と傍大動脈領域に分ける 3 リンパ節郭清 とはある領域のリンパ節を全て切除することである 4 リンパ節生検 とは転移が疑わしいリンパ節を切除する または肉眼的に確認できるリンパ節を切除することである 5 センチネル生検 とはセンチネルリンパ節生検に留め 陰性あるいは陽性いずれの場合にも郭清を行わなかった場合である 6 日本産科婦人科学会取扱い規約においてはリンパ節検索に必要なリンパ節摘出個数は規定しない (5) 遠位リンパ節である傍大動脈リンパ節の明らかな腫大あるいは転移はM 分類に入れる (6)pT 分類の報告についてはT 分類に準じ その入力コードも同じものを用いることとする pm 分類は MA 症例についてはさらにpMA1, pma2, pma3に細分化して報告する 1)pT 分類 99 ptx 00 pt0 01 ptis 10 pt1( 亜分類不明 ) 11 pt1a1: 脈管侵襲なし 12 pt1a1: 脈管侵襲あり 13 pt1a2: 脈管侵襲なし 14 pt1a2: 脈管侵襲あり 15 pt1a( 亜分類不明 ): 脈管侵襲なし 16 pt1a( 亜分類不明 ): 脈管侵襲あり 17 pt1b1 18 pt1b2 19 pt1b( 亜分類不明 ) 20 pt2( 亜分類不明 ) 211 pt2a1 212 pt2a2 210 pt2a( 亜分類不明 ) 22 pt2b 30 pt3( 亜分類不明 ) 31 pt3a 32 pt3b 40 pt4 2)pN 分類 骨盤リンパ節 (RP) 1 骨盤リンパ節を摘出しなかった ( 病理学的 検索が行われなかった ) 2 骨盤リンパ節の選択的郭清 ( 生検 ) を行っ た 3 骨盤リンパ節の系統的郭清 ( すべての所属 リンパ節 ) を行った 4 センチネル生検を行った RP1 骨盤リンパ節の病理学的検索が行われなかっ たが 明らかな腫大を認めない RP2 骨盤リンパ節の病理学的検索が行われなかっ たが 明らかな腫大を認める RP3 骨盤リンパ節を摘出し 病理学的に転移を認 めない RP4 骨盤リンパ節を摘出し 転移を認める 3

3)pM 分類 pm0 遠隔転移なし pma1 傍大動脈リンパ節の明らかな腫大を認める が 病理学的検索が行われなかった pma2 傍大動脈リンパ節の明らかな腫大は認めな いが 病理学的検索にて転移を認める pma3 傍大動脈リンパ節の明らかな腫大を認め 病理学的検索にて転移を認める pm1 その他の遠隔転移の存在 pm9 遠隔転移の判定不十分なとき 組織診断 10 扁平上皮癌 分類不明 11 扁平上皮癌 角化型 12 扁平上皮癌 非角化型 13 類基底細胞癌 14 疣 ( いぼ ) 状癌 15 コンジローマ様癌 16 乳頭状扁平上皮癌 17 リンパ上皮腫様癌 18 扁平移行上皮癌 19 微小浸潤扁平上皮癌 20 腺癌 : 分類不明 21 腺癌 : 粘液性腺癌内頸部型 22 腺癌 : 粘液性腺癌腸型 23 類内膜腺癌 24 明細胞腺癌 25 漿液性腺癌 26 中腎性腺癌 27 最小偏倚型粘液性腺癌 28 絨毛腺管状粘液性腺癌 29 微小浸潤腺癌 30 腺扁平上皮癌 31 すりガラス細胞癌 32 腺様嚢胞癌 33 腺様基底細胞癌 40 カルチノイド 41 非定型カルチノイド 50 小細胞癌 51 大細胞神経内分泌癌 60 未分化癌 70 癌肉腫 80 その他 99 不明 ( 採取せず ) (1) 不明 ( 採取せず ) の場合は癌診断の根拠を その 他の組織の場合はその組織診断名を備考 2の項目に入 力する 治療開始年月日 癌に対する手術 化学療法 放射線療法がはじめて行われた年月日を西暦で入力する 治療法 1) 治療法 11 手術 ( 骨盤 傍大動脈リンパ節郭清を行う ) 12 手術 ( 骨盤リンパ節郭清のみを行う ) 13 手術 ( リンパ節郭清を伴わない ) 2 腔内照射 3 体外照射 4 化学療法 7 その他の治療 21 同時化学放射線療法 ( 腔内照射 ) 31 同時化学放射線療法 ( 体外照射 ) 2) 初回手術時の腹腔鏡手術の有無 1 なし 2 あり (1) いくつかの治療を併用した場合には 主治療を先に その他 施行した順に入力するのを原則とする 但し上記 9つの治療法のうち 代表的なもの6つまでを入力すること (2) 術前治療施行例の場合は治療を行った順に入力する (3) 試験開腹または癌の原発巣を除去する以外の目的の手術 ( 尿管移植 イレウス 尿瘻形成などに対する手術 ) は入力しない (4) 開腹で生検材料のみを採取し 閉腹したものは手術としない (5) 手術 放射線療法の補助として 化学療法 ホルモン療法 その他の治療を行ったが その投与量が明らかに不十分とみなされる場合は治療として入力しない 備考 1 進行期分類の選択の項目にて 術前治療施行例 を選択した場合にはypTNMとして手術時所見に即して ptnm 分類を入力する 備考 2 不完全治療 Ch 群など 特筆すべきと考えられる事項を入力する 4

3 年および 5 年予後報告入力要領 進行期分類 治療後の健否 10 生存 ( 非担癌 ) 11 生存 ( 担癌 ) 21 子宮頸癌による死亡 22 他の癌による死亡 23 癌と直接関係のない死亡 29 死因不明 99 生死不明 (1) 治療後満 3 年 満 5 年について生存か否かを入力する (2) 癌による死亡で 子宮頸癌による死亡 か 他の癌による死亡 か不明のときは 子宮頸癌による死亡 とする (3) 死因がはっきりしないが癌による死亡が十分疑われる症例は 子宮頸癌による死亡 とする ( 死因不明 としない ) 最終生存確認年月日 1 ( 西暦年月日入力 ) 2 不明 (1) 最終生存確認年月日を西暦で入力する (2) 生死不明の患者はその生存を確認した最終年月日を入力する ( 退院後行方不明の場合は退院日となる ) (3) 死亡した患者は死亡年月日を入力する その年月日が不明の場合は 不明 を選択する 進行期分類は 治療法の決定や予後の推定あるいは治療成績の評価などに際し 最も基本となるものである 日本産科婦人科学会では国際的な比較を可能にするため FIGOによる臨床進行期分類とUICCによるTNM 分類を採用している 1. 臨床進行期分類 ( 日産婦 2011 FIGO2008) Ⅰ 期癌が子宮頸部に限局するもの ( 体部浸潤の有無は考慮しない ) ⅠA 期組織学的にのみ診断できる浸潤癌 肉眼的に明らかな病巣は たとえ表層浸潤であっても ⅠB 期とする 浸潤は計測による間質浸潤の深さが5mm以内で 縦軸方向の広がりが7mmをこえないものとする 浸潤の深さは浸潤がみられる表層上皮の基底膜より計測して5 mmをこえないもの脈管 ( 静脈またはリンパ管 ) 侵襲があっても進行期は変更しない ⅠA1 期間質浸潤の深さが3mm以内で 広がりが7mmをこえないもの ⅠA2 期間質浸潤の深さが3mmをこえるが5mm以内で 広がりが7mmをこえないもの ⅠB 期臨床的に明らかな病巣が子宮頸部に限局するもの または臨床的に明らかではないが ⅠA 期をこえるもの ⅠB1 期病巣が4cm以内のもの ⅠB2 期病巣が4cmをこえるもの Ⅱ 期癌が頸部をこえて広がっているが 骨盤壁または腟壁下 1/3には達していないもの ⅡA 期腟壁浸潤が認められるが 子宮傍組織浸潤は認められないもの ⅡA1 期病巣が4cm以内のもの ⅡA2 期病巣が4cmをこえるもの ⅡB 期子宮傍組織浸潤の認められるもの Ⅲ 期癌浸潤が骨盤壁にまで達するもので 腫瘍塊と骨盤壁との間にcancer free spaceを残さない または腟壁浸潤が下 1/3に達するもの ⅢA 期腟壁浸潤は下 1/3に達するが 子宮傍組織浸潤は骨盤壁にまでは達していないもの ⅢB 期子宮傍組織浸潤が骨盤壁にまで達しているもの または明らかな水腎症や無機能腎を認めるもの ただし 明らかに癌以外の原因によると考えられる水腎症や無機能腎は除く Ⅳ 期癌が小骨盤腔をこえて広がるか 膀胱 直腸の粘膜を侵すもの ⅣA 期膀胱 直腸の粘膜への浸潤があるもの ⅣB 期小骨盤腔をこえて広がるもの 5

[ 分類にあたっての注意事項 ] (1)FIGO2008 分類では 上皮内癌 (CIS)0 期は進行期から除外された (2) 臨床進行期分類は原則として治療開始前に決定し 以後これを変更してはならない (3) 進行期分類の決定に迷う場合には軽い方の進行期に分類する 習熟した医師による麻酔下の診察が望ましい (4) 進行期決定のために行われる臨床検査は以下のものである a) 触診 視診 コルポスコピー 診査切除 頸管内掻爬 子宮鏡 肺および骨のX 線検査 膀胱鏡 直腸鏡 排泄性尿路造影については必須の項目ではない b) 子宮頸部円錐切除術は 臨床検査とみなす (5) 従来の進行期分類では CTやMRI 等による検査結果は治療計画決定に使用するのは構わないが 進行期決定に際しては これらの結果に影響されてはならない とされていたが 日産婦臨床進行期分類 (2012) ではFIGO 臨床進行期分類 (2008) に準じて CTやMRI 等による画像診断を腫瘍の進展度合いや腫瘍サイズの評価に用いても構わない とされた しかし FIGO 臨床進行期決定にはCT MRIの結果を反映させず 従来からの診断方法により行う なお 画像診断の結果は婦人科腫瘍登録時に報告し 将来の進行期改定に役立てる (6)ⅠA1 期とⅠA2 期の診断は 摘出組織の顕微鏡検査により行われるので 病巣がすべて含まれる円錐切除標本により診断することが望ましい ⅠA 期の浸潤の深さは 浸潤が起こってきた表層上皮の基底膜から計測して5mmをこえないものとする 静脈であれリンパ管であれ 脈管侵襲があっても進行期は変更しない しかしながら 脈管侵襲が認められるものは将来治療方針の決定に影響するかもしれないので別途記載する 子宮頸部腺癌についてもⅠA1 期 ⅠA2 期の細分類は行うこととする (7) 術前に非癌 上皮内癌 またはⅠA 期と判断して手術を行い 摘出子宮にⅠA 期 ⅠB 期の癌をみとめた場合は (2) の規定にかかわらず それぞれⅠA 期 ⅠB 期とする (8) 術前に非癌 上皮内癌 またはⅠA 期と判断して子宮摘出を行ったところ 癌が子宮をこえて広がっていた場合 このような症例は臨床進行期分類ができないので治療統計には含まれない これらは別に報告する (9) 進行期分類に際しては子宮頸癌の体部浸潤の有無は考慮しない (10)ⅢB 期とする症例は子宮傍組織が結節状となって骨盤壁に及ぶか原発腫瘍そのものが骨盤壁に達した場合であり 骨盤壁に固着した腫瘍があっても子宮頸部との間にfree spaceがあればⅢb 期としない (11) 膀胱または直腸浸潤が疑われるときは 生検により組織学的に確かめなければならない 膀胱内洗浄液中への癌細胞の出現 あるいは胞状浮腫の存在だけではⅣA 期に入れてはならない 膀胱鏡所見上 隆起と 6 裂溝 (ridges & furrows) が認められ かつ これが触診によって腫瘍と硬く結びついている場合 組織診をしなくてもIVA 期に入れてよい 2. TNM 分類 (UICC 第 7 版 ) このTNM 分類は平成 24 年 1 月以後の症例より適用される TNM 分類は次の3つの因子に基づいて病変の解剖学的進展度を記述する 各々の広がりについては数字で付記する T 分類 : 原発腫瘍の進展度 N 分類 : 所属リンパ節の状態 M 分類 : 遠隔転移の有無 (1) 組織診のないものは区別して記載する (2)TNM 分類は一度決めたら変更してはならない (3) 判定に迷う場合は進行期の低い方の分類に入れる (4)CTやMRIなどによる場像診断を進展度合いや腫瘍サイズの評価に用いても構わない また 転移が疑われるときは 穿刺吸引細胞診をすることが望ましい <TNM 治療前臨床分類 > 1)T- 原発腫瘍の進展度 (T 分類はFIGOの臨床進行期分類に適合するように定義されている ) TX 原発腫瘍が評価できないもの T0 原発腫瘍を認めない Tis 浸潤前癌 (carcinoma in situ) T1 癌が子宮頸部に限局するもの ( 体部への進展は考慮に入れない ) T1a 浸潤が組織学的にのみ診断できる浸潤癌 肉眼的に明らかな病巣は たとえ表層浸潤であってもT1b 期とする 浸潤は計測による間質浸潤の深さが5mm以内で 縦軸方向の広がりが7 mmをこえないものとする 浸潤の深さは 浸潤がみられる表層上皮の基底膜より計測して 5mmをこえないものとする 浸潤の深さは 隣接する最も浅い上皮乳頭から浸潤最深部までを計測する 脈管 ( 静脈またはリンパ管 ) 侵襲があっても進行期は変更しない T1a1 間質浸潤の深さが3mm以内で 広がりが7mmをこえないもの T1a2 間質浸潤の深さが3mmをこえるが5mm以内で 広がりが7mmをこえないもの T1b 臨床的に明らかな病巣が子宮頸部に限局するもの または臨床的に明らかではないがT1a をこえるもの T1b1 病巣が4cm以内のもの T1b2 病巣が4cmをこえるもの T2 癌が子宮頸部をこえるが 骨盤壁には達していないもの癌が腟に進展しているが その下 1/3には達していないもの

T2a T2a1 T2a2 T2b T3 T3a T3b T4 子宮傍結合織浸潤のないもの病巣が4cm以内のもの病巣が4cmをこえるもの子宮傍結合織浸潤を伴うもの癌が骨盤壁に達しているもの直腸診で腫瘍と骨盤壁の間にcancer free spaceがない 癌が腟の下 1/3を侵しているもの 癌によると思われる水腎症または無機能腎がみられるもの骨盤壁には進展していないが 腟の下 1/3を侵しているもの骨盤壁に進展しているか 水腎症または無機能腎のあるもの癌が小骨盤腔をこえて進展しているか 膀胱または直腸の粘膜を臨床的に侵しているもの (1)FIGO2008では 0 期 (CIN 3) は進行期から除外されたが 2012 年治療症例より 年報 の入力画面より登録する (2)TisとT0を混同しないこと (3)T0は臨床所見より子宮頸癌と診断したが 原発巣より組織学的な癌の診断ができないもの ( 組織学的検索をせずに治療を始めたものを含む ) (4)TXは組織学的に子宮頸癌と診断したが その進行度の判定が何らかの障害で不可能なもの 2)N- 所属リンパ節所属リンパ節は 基靱帯リンパ節 閉鎖リンパ節 外腸骨リンパ節 内腸骨リンパ節 総腸骨リンパ節 仙腸骨リンパ節である 鼠径上リンパ節は所属リンパ節ではないが 転移を認めた場合は便宜上 N1とし 備考欄に鼠径上リンパ節に転移を認めた旨を記載する NX 所属リンパ節を判定するための最低必要な検索が行われなかったとき N0 所属リンパ節に転移を認めない N1 所属リンパ節に転移を認める ( 注 ) 傍大動脈リンパ節はM 分類に入れる 3)M- 遠隔転移 M0 M1 遠隔転移を認めない遠隔転移を認める 7