3. 日本のプロ野球に対する関心や考え方 本章では 横浜市民による日本のプロ野球に対する関心や考え方を検討する まず プロ野球に対する関心の程度について 単純集計の結果を示した後 回答者の性別 年齢による差異を分析する 最後に プロ野球で好きなチームの有無 好意を有している場合には好きなチーム名およびそのチームを好きな理由を検討する 3.1 日本のプロ野球に対する関心 まず プロ野球に対する関心を横浜市民全体 男女別 年齢別に検討する 1) 単純集計の結果 表 3.1 横浜市民による日本のプロ野球に対する関心 (2011 年 ) スポーツニュースで見る 52.9 213 テレビで観戦する 39.0 157 新聞で結果を確認する 32.8 132 特に何もしていない 30.8 124 野球場に観戦に行く 18.9 76 インターネットで結果を確認する 9.7 25 ラジオで聴く 6.2 39 その他 2.5 10 注 : 複数回答による 総回答数は 403 である () 60 50 40 30 20 10 0 52.9 39.0 32.8 30.8 18.9 9.7 6.2 2.5 (n=403) 図 3.1 横浜市民による日本のプロ野球に対する関心 (2011 年 ) 注 : 複数回答による 総回答数は 403 である 11
日本のプロ野球に対する関心を示した表 3.1 および図 3.1 をみると スポーツニュース で見る (52.9) に対する回答が最く テレビで観戦する (39.0) 新聞で結果を確 認する (32.8) がこれに続く また 特に何もしていない (30.8) も目立った 2) 性別とのクロス集計の結果 表 3.2 横浜市民 ( 男女別 ) による日本のプロ野球に対する関心 (2011 年 ) 男 女 (n=204) (n=198) スポーツニュースで見る 60.8 124 44.4 88 テレビで観戦する 45.1 92 32.3 64 新聞で結果を確認する 46.1 94 19.2 38 特に何もしていない 21.1 43 40.9 81 野球場に観戦に行く 22.5 46 14.6 29 インターネットで結果を確認する 14.7 30 4.5 9 ラジオで聴く 8.8 18 3.5 7 その他 1.5 3 3.5 7 注 : 複数回答による 総回答数は無回答を除いて 402 である スポーツニュースで見る 60.8 44.4 テレビで観戦する 45.1 32.3 新聞で結果を確認する 46.1 19.2 特に何もしていない 21.1 40.9 男 野球場に観戦に行く 女 22.5 14.6 インターネットで結果を確認する 14.7 4.5 ラジオで聴く 8.8 3.5 その他 1.5 (n=402) 3.5 0 10 20 30 40 50 60 70 図 3.2 横浜市民 ( 男女別 ) による日本のプロ野球に対する関心 (2011 年 ) 注 : 複数回答による 総回答数は無回答を除いて 402 である 12
表 3.2 および図 3.2 は 男女別に日本のプロ野球に対する関心を表したものである 男女ともに スポーツニュースで見る (60.8) とする回答が最多である 男性では テレビで観戦する 新聞で結果を確認する がこれに続き それぞれ約 40 を占めた 一方 女性の回答では 特に何もしていない (40.9) が続いた 3) 年齢とのクロス集計の結果 次に 横浜市民による日本のプロ野球に対する関心を年齢別に示したものが表 3.3 および図 3.3 である すべての年代において 一番多い回答は スポーツニュースで見る であった 特に差が顕著であったのは 60 歳以上で 新聞で結果を確認する (48.9) と示し 40 歳 ~59 歳 (27.7) 40 歳未満 (20.2) の割合を大きく上回っている そのほか プロ野球に対する関心は 60 歳以上が全体的に高い割合を示している 表 3.3 横浜市民 ( 年齢別 ) による日本のプロ野球に対する関心 (2011 年 ) 40 歳未満 40 歳 ~59 歳 60 歳以上 (n=109) (n=155) (n=135) 野球場に観戦に行く 27.5 30 14.8 23 15.6 21 テレビで観戦する 32.1 35 32.9 51 51.1 69 ラジオで聴く 2.8 3 5.2 8 9.6 13 スポーツニュースで見る 46.8 51 51.6 80 58.5 79 新聞で結果を確認する 20.2 22 27.7 43 48.9 66 インターネットで結果を確認する 16.5 18 9.0 14 5.2 7 特に何もしていない 40.4 44 34.2 53 19.3 26 その他 1.8 2 1.9 3 3.0 4 注 : 複数回答による 総回答数は無回答を除いて 399 である 13
46.8 スポーツニュースで見る 51.6 58.5 40.4 特に何もしていない 19.3 34.2 テレビで観戦する 32.1 32.9 51.1 27.5 野球場に観戦に行く 14.8 15.6 新聞で結果を確認する 20.2 27.7 48.9 16.5 インターネットで結果を確認す 9.0 る 5.2 40 歳未満 (n=109) ラジオで聴く 2.8 1.8 5.2 9.6 40 歳 ~59 歳 (n=155) 60 歳以上 (n=135) その他 1.9 3.0 0 20 40 60 80 (n=399) 図 3.3 横浜市民 ( 年齢別 ) による日本のプロ野球に対する関心 (2011 年 ) 注 : 複数回答による 総回答数は無回答を除いて 399 である 3.2 日本のプロ野球チームで好きなチームがあるか ここでは 日本のプロ野球チームで好きなチームの有無と 好きなチーム名を分析する 1) 単純集計の結果 横浜市民による日本のプロ野球における好きなチームの有無をたずねた表 3.4 を みると ある (52.4) と ない (47.4) がほぼ同じ割合であった 表 3.4 横浜市民による日本のプロ野球における好きなチームの有無 (2011 年 ) 好きな日本のプロ野球チームがある 52.4 211 好きな日本のプロ野球チームがない 47.4 191 無回答 0.2 1 合計 100 403 14
次に 日本のプロ野球チームで好きなチーム名をみると ( 表 3.5 図 3.4) 読売ジ ャイアンツ (33.3) 横浜ベイスターズ (31.4) 阪神タイガース (13.8) の順に 多い 読売ジャイアンツ と 横浜ベイスターズ に対する回答数はほぼ同じとなった 表 3.5 横浜市民が日本のプロ野球で好きなチーム (2011 年 ) 横浜ベイスターズ ( 横浜 ) 31.4 66 読売ジャイアンツ ( 巨人 ) 33.3 70 阪神タイガース ( 阪神 ) 13.8 29 それ以外 21 44 無回答 0.5 1 合計 100 210 図 3.4 横浜市民が日本のプロ野球で好きなチーム (2011 年 ) 注 : チームの略称は表 3.5 に準じる (n=210) 2) 性別とのクロス集計の結果 日本のプロ野球で好きなチームがあるかを横浜市民 ( 男女別 ) で示したのが表 3.6 および図 3.5 である 男性では好きなチームが ある と答えた割合が 61.6 ない と答えた割合が 38.4 であった 一方 女性は 好きなチームが ある と回答した割合は 43.4 で ない と回答した割合は 56.6 であった 男性では 好きなチームが ある 人が ない の人を上回ったのに対し 女性では ない 人が ある 人を上回った 15
表 3.6 横浜市民 ( 男女別 ) による日本のプロ野球における好きなチームの有無 (2011 年 ) 男 女 (n=203) (n=198) 好きな日本のプロ野球チームがある 61.6 125 43.4 86 好きな日本のプロ野球チームがない 38.4 78 56.6 112 ある 43.4 61.6 男 (n=203) 女 (n=198) ない 38.4 56.6 0 20 40 60 80 () 図 3.5 横浜市民 ( 男女別 ) による日本のプロ野球における好きなチームの有無 (2011 年 ) 次に 好きなチームが ある と回答した人に対して好きなチームを訪ねた表 3.7 および図 3.6 を検討する 男性は 読売ジャイアンツ (32.3) 横浜ベイスターズ(32.3) が同率の一位であったが 女性では 読売ジャイアンツ (35.3) が最も多く 横浜ベイスターズ は 30.6 であった 表 3.7 横浜市民 ( 男女別 ) が日本のプロ野球で好きなチーム (2011 年 ) 男 女 (n=124) (n=85) 横浜ベイスターズ ( 横浜 ) 32.3 40 30.6 26 読売ジャイアンツ ( 巨人 ) 32.3 40 35.3 30 それ以外 35.5 44 34.1 29 16
横浜 32.3 30.6 巨人 32.3 35.3 男 (n=124) 女 (n=85) それ以外 35.5 34.1 0 10 20 30 40 () 図 3.6 横浜市民 ( 男女別 ) が日本のプロ野球で好きなチーム (2011 年 ) 注 : チームの略称は表 3.17 に準じる 3) 年齢とのクロス集計の結果 ここでは 横浜市民による日本のプロ野球チームに対する興味関心について 好きなチームの有無とそのチーム名を年齢別に分析する まず プロ野球チームで好きなチームがあるかという問に対する回答を年齢別にみると ( 表 3.8 図 3.7) 40 歳未満ではプロ野球チームで好きなチームが ない (55.0) とする回答が ある(45.0) を上回った 40 ~59 歳では ある (50.3) ない(49.7) となり プロ野球で好きなチームを有している方が多くなった 60 歳以上では ある (61.9) と答えた人の割合が高く ない (38.1) を大きく上回った 表 3.8 横浜市民 ( 年齢別 ) による日本のプロ野球における好きなチームの有無 (2011 年 ) 40 歳未満 40 歳 ~59 歳 60 歳以上 (n=109) (n=155) (n=135) 好きな日本のプロ野球チームがある 45.0 49 50.3 78 61.9 83 好きな日本のプロ野球チームがない 55.0 60 49.7 77 38.1 51 17
45 ある 50.3 55 61.9 40 歳未満 (n=109) 40 歳 ~59 歳 (n=155) 60 歳以上 (n=135) ない 49.7 38.1 0 20 40 60 80 () 図 3.7 横浜市民 ( 年齢別 ) による日本のプロ野球における好きなチームの有無 (2011 年 ) 次に 好きなチームがあるとの回答者に対して好きなチーム名を尋ねた結果をみる ( 表 3.9 図 3.8) 40 歳未満では特定のチーム名を挙げたものは少なく それ以外 (52.9) が過半数をしめたことから 好きなチームが多様化し特定のチームに回答が集中しない傾向があるといえる 一方 60 歳以上は 読売ジャイアンツ (40.2) 横浜ベイスターズ (36.6) と回答する割合が高く それ以外のチームが少ない 表 3.9 横浜市民 ( 年齢別 ) が日本のプロ野球で好きなチーム (2011 年 ) 40 歳未満 40 歳 ~59 歳 60 歳以上 (n=51) (n=75) (n=82) 横浜ベイスターズ ( 横浜 ) 25.5 13 30.7 23 36.6 30 読売ジャイアンツ ( 巨人 ) 21.6 11 34.7 26 40.2 33 それ以外のチーム 52.9 27 34.7 26 23.2 19 18
横浜 25.5 30.7 36.6 巨人 21.6 34.7 40.2 40 歳未満 (n=51) 40 歳 ~59 歳 (n=75) 60 歳以上 (n=82) それ以外 52.9 34.7 23.2 0 20 40 60 () 図 3.8 横浜市民 ( 年齢別 ) が日本のプロ野球で好きなチーム (2011 年 ) 注 : チームの略称は表 3.9 に準じる 3.3 特定のチームを好きな理由 前項で挙げられた 好きなチーム について そのチームを好きな理由を分析する 1) 単純集計の結果 横浜市民が特定のチームを好きな理由は ( 表 3.10 図 3.9) 昔から応援しているか ら (42.3) 地元のチームだか (33.3) が多く 合わせて全体の 75 以上を占めた 表 3.10 横浜市民が特定のチームを好きな理由 (2011 年 ) 昔から応援しているから 42.3 90 地元のチームだから 33.3 71 好きな選手がいるから 8.0 17 家族が好きだから 6.1 13 なんとなく 3.8 8 強いチームだから 1.4 3 知名度が高いから 0.9 2 その他 2.3 5 無回答 1.9 4 合計 100.0 213 19
無回答 2 好きな選手がいるから 8 その他 15 昔から応援しているから 42 地元のチームだから 33 図 3.9 横浜市民が特定のチームを好きな理由 (2011 年 ) (n=213) 2) 性別とのクロス集計の結果 次に 横浜市民が特定のチームを好きな理由について男女別に分析した表 3.11 および図 3.10 を検討する 男性では 昔から応援しているから (48.4) と回答した人の割合が 女性 (35.3) と比べて高かった 男性女性共に2 番目に多い割合を示しているのは 地元のチームだから ( それぞれ 34.7 32.9) であった 表 3.11 横浜市民 ( 男女別 ) が特定のチームを好きな理由 (2011 年 ) 男 女 (n=124) (n=85) 昔から応援しているから 48.4 60 35.3 30 地元のチームだから 34.7 43 32.9 28 好きな選手がいるから 6.5 8 10.6 9 家族が好きだから 1.6 2 12.9 11 なんとなく 3.2 4 4.7 4 強いチームだから 1.6 2 1.2 1 知名度が高いから 0.0 0 2.4 2 その他 4.0 5 0.0 0 20
昔から応援しているから 35.3 48.4 地元のチームだから 好きな選手がいるから 6.5 10.6 34.7 32.9 男 (n=124) 女 (n=85) その他 10.4 21.2 0 10 20 30 40 50 60 () 図 3.10 横浜市民 ( 男女別 ) が特定のチームを好きな理由 (2011 年 ) 3) 年齢とのクロス集計の結果 次に 横浜市民が特定のチームを好きな理由を年齢ベルに分析した表 3.12 と図 3.11 を 検討する 60 歳以上が 昔から応援しているから (48.1) と回答する割合は 40 歳 ~59 歳 (47.4) 40 歳未満 (27.5) と比べて高い 表 3.12 横浜市民 ( 年齢別 ) が特定のチームを好きな理由 (2011 年 ) 40 歳未満 40 歳 ~59 歳 60 歳以上 (n=51) (n=76) (n=81) 昔から応援しているから 27.5 14 47.4 36 48.1 39 地元のチームだから 31.4 16 32.9 25 37.0 30 好きな選手がいるから 15.7 8 7.9 6 3.7 3 家族が好きだから 11.8 6 6.6 5 2.5 2 なんとなく 5.9 3 2.6 2 3.7 3 強いチームだから 2.0 1 1.3 1 1.2 1 知名度が高いから 2.0 1 1.3 1 0.0 0 その他 3.9 2 0.0 0 3.7 3 21
昔から応援しているから 27.5 47.4 48.1 31.4 地元のチームだから 32.9 37 40 歳未満 (n=51) 40 歳 ~59 歳 (n=76) 好きな選手がいるから 7.9 3.7 15.7 60 歳以上 (n=81) その他 25.6 11.8 11.1 0 10 20 30 40 50 60 () 図 3.11 横浜市民 ( 年齢別 ) が特定のチームを好きな理由 (2011 年 ) 3.4 本章のまとめと考察本章の結果を総括すると 横浜市民は年齢を重ねるほど 横浜ベイスターズ と 読売ジャイアンツ を応援する傾向が強まり 逆に年齢が若いほど他球団を好む傾向があった これには 第一に40 歳未満の好きなチームの幅が広がっていること 第二に40 歳未満は横浜市での居住年数が短いことが影響していると考えられるため 以下で検証する 第一点目の 40 歳未満の好きなチームの幅が広がっていること に関して 表 3.13 および図 3.12 は横浜市民が日本のプロ野球チームで好きなチーム ( 全チーム ) を年齢別に示したものである 40 歳未満で 阪神タイガース (17.6) を好きであるとする回答は 40 歳 ~59 歳 (13.3) 60 歳以上 (11.0) と比較して高い割合を示した また 4 0 歳未満は 福岡ソフトバンクホークス (5.9) 東北楽天ゴールデンイーグルス(3.9) 北海道日本ハムファイターズ(2.0) 埼玉西武ライオンズ(2.0) などパ リーグに所属するチームへの関心が他の年代よりも高かった 第二点目の居住年数との関係については 表 3.14 および図 3.13 を検討する 40 歳未満の横浜市における居住年数は 10 年以上 ~20 年未満 (29.0) が最多となり 他の年代よりも居住年数が短い人が多いといえる 一方 60 歳代以上と 40~59 歳では 20 年以上 ( それぞれ 84.3 61.0) が最多であった よって 横浜市における居住年数が長いほど 横浜ベイスターズ を応援する人が多くなり 他方 横浜市での居住年数の短い若年層では 横浜ベイスターズ 以外の球団を応援する人が増加する 若年層が他球団を応援する要因として 横浜市に転居する以前に居住していた地域を本拠地とするチームを応援し続けている可能性も考えられる 22
表 3.13 横浜市民 ( 年齢別 ) が日本のプロ野球で好きなチームの詳細 (2011 年 ) 40 歳未満 40 歳 ~59 歳 60 歳以上 (n=51) (n=75) (n=82) 横浜ベイスターズ ( 横浜 ) 25.5 13 30.7 23 36.6 30 読売ジャイアンツ ( 巨人 ) 21.6 11 34.7 26 40.2 33 阪神タイガース ( 阪神 ) 17.6 9 13.3 10 11.0 9 中日ドラゴンズ ( 中日 ) 3.9 2 5.3 4 1.2 1 広島東洋カープ ( 広島 ) 7.8 4 1.3 1 2.4 2 東京ヤクルトスワローズ ( ヤクルト ) 7.8 4 4.0 3 3.7 3 福岡ソフトバンクホークス ( ソフトバンク ) 5.9 3 1.3 1.0 0 北海道日本ハムファイターズ ( 日ハム ) 2.0 1 2.7 2.0 0 埼玉西武ライオンズ ( 西部 ) 2.0 1 1.3 1 1.2 1 東北楽天ゴールデンイーグルス ( 楽天 ) 3.9 2 1.3 1 3.7 3 千葉ロッテマリーンズ ( ロッテ ) 2.0 1 4.0 3.0 0 60 歳以上 40 歳 ~59 歳 40 歳未満 0 20 40 60 80 100 横浜巨人阪神中日広島ヤクルトソフトバンク日ハム西武楽天ロッテ 図 3.12 横浜市民 ( 年齢別 ) が日本のプロ野球で好きなチームの詳細 (2011 年 ) 注 : チームの略称は表 3.13 に準じる 23
表 3.14 横浜市民 ( 年齢別 ) による横浜市での居住年数 (2011 年 ) 40 歳未満 40 歳 ~59 歳 60 歳以上 (n=107) (n=154) (n=134) 2 年未満 8.4 9.0 0.7 1 2 年以上 ~5 年未満 11.2 12 5.2 8 3.0 4 5 年以上 ~10 年未満 16.8 18 13.6 21 5.2 7 10 年以上 ~20 年未満 29.0 31 20.1 31 6.7 9 20 年以上 34.6 37 61.0 94 84.3 113 20 年以上 10 年以上 ~20 年未満 5 年以上 ~10 年未満 2 年以上 ~5 年未満 2 年未満 84.3 61 34.6 6.7 20.1 29 5.2 13.6 16.8 3 5.2 11.2 0.7 0 8.4 0 20 40 60 80 100 60 歳以上 (n=134) 40 歳 ~59 歳 (n=154) 40 歳未満 (n=107) () 図 3.13 横浜市民 ( 年齢別 ) による横浜市での居住年数 (2011 年 ) 上述の通り 横浜市民は高齢者ほど 横浜ベイスターズ を応援し 若年者ほど他球団を好む傾向が生まれた要因を検証してきた この結果をもとに 横浜ベイスターズ ファン ( 若年層 ) を増やすための方策について考察する まず 40 歳未満では特定のチームを応援する理由として 昔から応援しているから や 地元のチームだから とする回答が他の年代と比べて少ないのに対し 家族が好きだから が多年代よりも多いことから 家族で応援する環境を増やすことが有効であると考えられる 同様に 好きな選手がいるから との回答も相対的に多かったため 選手の魅力を周知し各選手のファンを増やしていくことが チーム全体として若年層のファン獲得につながる可能性があると考える 24