2-1 沖縄県の住宅事情 (1) 人口 世帯数及び住宅ストックの状況 1 平成 22 年 ~42 年に人口 2.7% 増 ( 全国 :8.9% 減 ) 世帯数 13.0% 増 ( 全国 :5.9% 減 ) 推計によると 本県は人口 世帯数ともに平成 37 年まで増加する ( 全国では人口 H22 世

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. 調査概要 清里町住生活基本計画の策定にあたり 清里町民の住宅に関する意識や意向などを把握する ため 住宅アンケート調査を実施しました 調査の目的 対象 方法等は以下の通りです () 調査の目的 住宅アンケート調査は 清里町住生活基本計画策定のための基礎調査として 町民の居住意識や意向などの把握を

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( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

平成20年 住宅・土地統計調査から見た       美濃加茂

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第 3 章で設定した 6 本の基本目標 質の高い住まいづくり 安全 安心な居住環境づくり 社会ニーズに対応した住まいづくり まちづくり 沖縄の特性を活かした住まいづくり まちづくり 多様な居住ニーズが実現される環境づくり 全ての県民の居住の安定の確保 を受けて 県民が理解しやすい施策の方向を示し そ

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相模原市住宅基本計画 概要版

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栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

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78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) % % 40%

(3) 住宅ストック の概況 1 住宅総数と空家率住宅総数は一貫して増加傾向にあり 昭和 63 年の 38,100 戸から平成 20 年の 58,570 戸へと 20 年間で 20,470 戸増加しています 空家数は昭和 63 年の 3,500 戸 ( 空家率 9.2%) から バブル後の平成 5

空き家の現状データ 参考資料 ⑴ 住宅数及び空き家数 表 1 住宅数の内訳 ( 資料 : 平成 25 年住宅 土地統計調査 ) 住宅数 居住世帯居住世帯なしあり総数一時現在者のみ建築中空き家 全国 60,628,600 52,102,200 8,526, ,800 88,100 8,19

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2-5 住宅の設備

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1章 静岡市住生活基本計画の目的

1 章計画の目的と方法 計画の目的 小樽市住宅マスタープラン( 住生活基本計画 ) は 安全で快適に暮らせる住環境づくりを推進するために 官民含めた住宅施策の方針を示すものであり 本市の住宅施策は 第 6 次小樽市総合計画及び本プランに基づき展開していきます 平成 16 年度に現行プランを策定後 第


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目次 1. 調査の概要 調査の目的 調査対象 対象地域 調査方法 回収状況 結果の概要 住み替え 建て替え リフォームに関する事項 住み替えに関する意思決定 リフォーム

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1 計画の目的と位置づけ 1 計画の目的 本県では 平成 17 年度に 福井県住宅 宅地マスタープラン を策定 平成 23 年度に改定して ゆとりある豊かな住生活の実現に取り組んでいます 今回 本計画の上位計画となる住生活基本計画 ( 全国計画 ) が平成 28 年 3 月に改定されたことや 人口減

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定住意向で 今後も住み続けたい が過半数 ( 約 60%) を占めている 高齢者 障がい者対策で 身近なデイサービスの拡充 道路 公共施設のバリアフリー 相談窓口 等を求める意見が多い 子育て支援では 公園 保育所 児童館の整備 が多い 3) 周辺環境について より広い 地区単位の区分では以下のよう

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地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画都道府県名三重県作成主体名計画期間平成 17 年度 ~ 22 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 当該地域は 三重県の南部に位置し 人口約 25,000 人 世帯数約 8,400 世帯の地域である は伊勢志摩国立公園の玄関口として 観光及び水産業を中心に発展

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①基本計画_ xbd

地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

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住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL ( 代表 ) 内線

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住環境 コミュニティ 1 コミュニティの再生 2 老朽木造密集市街地等の住宅 住環境改善 狭あい道路の拡幅整備推進 良好な景観の形成 5 既存集落の活力低下 6 防犯性の向上 緑化の推進 8オールドニュータウンへの対応 住宅市場 その他 1 公共と民間

地域住宅計画の名称 大崎地域住宅計画第 Ⅲ 期 ( 第 2 回変更 ) 作成主体 大崎市 計画期間 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 1. 地域の住宅施策の経緯及び現況 大崎市は, 市西部の奥羽山脈を源とする鳴瀬川, 江合川が東流する肥沃な耕土として形成された大崎平野に位置し, 田園と水資源豊

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目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

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(1) 公営住宅の状況 1 公営住宅入居者の状況 1) 住宅の所有関係別低所得者の状況公営住宅制度では 高齢者等の裁量階層を除いて 認定月額所得 15.8 万円以下の世帯が入居資格を有しており 当該世帯 ( モデル :3 人世帯 ) の年収は概ね 400 万円未満の世帯が対象となる 本県において 民

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公的な住宅改修制度について

地域住宅計画 計画の名称高岡地域 (H27-31) 都道府県名富山県作成主体名高岡市 計画期間 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 平成 27 年度 ~ 31 年度 高岡地域は富山県の西部に位置し 人口約 17 万 6 千人 世帯数約 6 万 6 千世帯 (H26.12 月住民基本台帳 ) の地域で

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人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

地域住宅計画 計画の名称 宮城県地域住宅計画 ( 第 Ⅲ 期 ) 都道府県名 宮城県 作成主体 宮城県, 石巻市, 塩竈市, 気仙沼市, 白石市, 名取市, 角田市, 多賀城市, 岩沼市, 登米市, 栗原市, 東松島市, 大崎市, 富谷市, 蔵王町, 七ヶ宿町, 大河原町, 村田町, 柴田町, 川崎


2025年の住宅市場 ~新設住宅着工戸数、60万戸台の時代に~

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目 次 第 1 章計画の背景 目的 1 計画の背景 計画の目的 計画の期間... 1 第 2 章高齢者をとりまく状況と課題 1 山梨県の高齢者をとりまく状況 人口 世帯等 高齢者の所得 就業 高齢者の住まい... 9

高齢者の住まいに係る社会背景 高齢化が急速に進む中で 高齢者の単身者や夫婦のみの世帯が急増しており 介護 医療と連携して 高齢者を支援するサービスを提供する住宅を確保することが重要である 一方 高齢者住宅の供給は 欧米各国に比べて立ち後れている状況である 国土交通省 厚生労働省共管の制度として 高齢

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地域住宅計画 計画の名称鳥取市地域都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 22 年度 ~ 26 年度 鳥取市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 鳥取市の概要鳥取市は鳥取県東部に位置する県庁所在地で 平成 16 年 11 月 1 日に国府町 福部村 河原町 用瀬町 佐治村 気高町 鹿野町 青谷町

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表紙

地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画 (Ⅲ 期 ) 都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 28 年度 ~ 32 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 の概要は鳥取県西部に位置する地方商業都市で 北側に日本海 東側に秀峰大山と自然豊かなまちである 気象に関しては 降雨日数 曇天日数が多い山陰

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

マンション建替え時における コンテキスト効果について

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

空き家数の推移と種類別内訳 住宅 土地統計調査 ( 総務省 ) によれば 空き家の総数は この 20 年で 1.8 倍 (448 万戸 820 万戸 ) に増加 空き家の種類別の内訳では 賃貸用又は売却用の住宅 等を除いた その他の住宅 ( いわゆる その他空き家 ) がこの 20 年で 2.1 倍

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新潟県労働金庫

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沖縄県の住宅事情と住宅施策の課題 2-1 沖縄県の住宅事情 2-2 沖縄県の住宅施策の課題

2-1 沖縄県の住宅事情 (1) 人口 世帯数及び住宅ストックの状況 1 平成 22 年 ~42 年に人口 2.7% 増 ( 全国 :8.9% 減 ) 世帯数 13.0% 増 ( 全国 :5.9% 減 ) 推計によると 本県は人口 世帯数ともに平成 37 年まで増加する ( 全国では人口 H22 世帯数 H27 をピークに減少に転じる ) 世帯人員数は急激に減少し 平成 42 年には全国平均に近い値となる ( 本県 :2.43 人 / 世帯 全国 :2.39 人 / 世帯 ) 人 世帯 1,600,000 1,400,000 1,200,000 1,000,000 800,000 600,000 400,000 200,000 0 人口 一般世帯の推移及び将来推計 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 人 4.50 4.00 3.50 3.00 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 人口世帯数世帯人員 資料 : 国勢調査 (S45~H22) 人口問題研究所資料 (H27~H42) 2 普通世帯の増加に対して住宅総数の増加が上回り 空き家数も増加傾向である 普通世帯数及び住宅総数ともに増加しており 住宅総数は各年の普通世帯数を上回る 空き家も平成 10 年まで急激に増加するが 平成 15 年に若干減少し 平成 20 年に再び増加に転じた 世帯戸 700,000 世帯数 住宅総数 空家数の推移 空家 70,000 600,000 60,000 500,000 50,000 400,000 40,000 300,000 30,000 200,000 20,000 100,000 10,000 0 S48 S53 S58 S63 H5 H10 H15 H20 0 普通世帯数住宅総数空家数 資料 : 住宅 土地統計調査 6 沖縄県住生活基本計画

第2-1 沖縄県の住宅事情むけて3 平成 11 年度を境に持ち家が減少して借家が増加する 新設住宅着工戸数は 持ち家については減少傾向から近年は横ばいで推移し 平成 22 年度は 2,523 戸 となっている 貸家については増加傾向から近年は減少傾向で 平成 22 年度は 7,506 戸となっている 資料 : 住宅着工統計調査 4 持ち家の減少が著しく 平成 20 年には住宅総数の約半数が借家という状態である 本県の住宅の所有関係は 昭和 53 年では持ち家率が 63.3% であったが 年々減少し 平成 20 年には 50.2% と借家とほぼ同数となる 全国では平成 20 年で持ち家率は 61.1% となる S53 S58 S63 H5 H10 H15 H20 全国 H20 合計戸 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 新設住宅着工戸数の推移 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 合計分譲住宅持家貸家 63.3% 59.6% 57.7% 55.9% 55.3% 52.3% 50.2% 61.1% 住宅の所有状況 各計戸 14,000 12,000 10,000 持ち家 借家 36.6% 39.9% 42.1% 43.7% 43.5% 46.5% 48.7% 35.8% 8,000 6,000 4,000 2,000 資料 : 住宅 土地統計調査 誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄 0 7 1章計画策定の目的等第2章住宅事情と課題第3章基本的な方針第4章施策の具体的展開第5章地域別施策の展開第6章公的賃貸住宅の供給第7章施策の実現に

5 居住水準は低く 最低居住面積水準未満の世帯が 9.5% である本県の居住水準は向上傾向だが 全国と比較して低く 平成 20 年において 最低居住面積水準未満の世帯が 9.5%( 全国 6.7%) あり 誘導居住面積水準以上の世帯が 42.4%( 全国 54.1%) となる 平成 20 年は従来の居住水準が見直されて居住面積水準となっている 居住水準の推移 H5 13.3% 56.3% 30.4% H10 9.3% 53.4% 37.3% H15 7.6% 50.3% 42.1% H20 9.5% 48.1% 42.4% 全国 H20 6.7% 39.2% 54.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 最低居住水準未満の世帯 最低居住水準以上 誘導居住水準未満の世帯 誘導居住水準以上の世帯 資料 : 住宅 土地統計調査 6 全国と同様に世帯分離が進み 世帯人員数 3 人以下の割合が増加している本県の 3 人以下世帯の割合は平成 2 年では 55.5% であったが 平成 22 年には 72.5% にまで増加する 全国では平成 22 年において 77.8% となっている 世帯人員別世帯数 H2 19.3% 18.6% 17.6% 19.8% 14.2% 6.4% 4.1% H7 21.9% 20.1% 18.2% 19.0% 12.7% 5.1% 3.0% H12 24.3% 21.6% 19.1% 18.2% 10.7% 4.1% 2.0% H17 27.4% 22.9% 19.1% 16.9% 8.8% 1.6% 3.2% H22 29.4% 24.3% 18.8% 15.6% 7.8% 2.7% 1.4% 全国 H22 32.4% 27.2% 18.2% 14.4% 5.0% 1.9% 1.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 7 人以上 資料 : 国勢調査 8 沖縄県住生活基本計画

第2-1 沖縄県の住宅事情むけて7 世帯人員別住宅の延べ面積では 2 人以上世帯において住宅延べ面積が狭い箇所に集中している 全国においては 2 人以上世帯は主に 100 m2以上に多く分布するが 本県の 2 人 ~4 人世帯は主に 40 ~59 m2に多く分布する 世帯人員別延べ面積別世帯割合 ( 沖縄県 ) 世帯人員別世帯数 0.8% 5 人以上 2.8% 7.0% 20.5% 16.8% 17.1% 23.1% 11.8% 4 1.0% 3.5% 8.3% 23.1% 16.3% 18.7% 20.5% 8.5% 1.3% 3 4.0% 8.8% 26.0% 20.8% 15.5% 16.6% 6.9% 1.8% 2 4.6% 11.8% 25.3% 20.9% 15.1% 14.7% 5.9% 1 8.5% 17.0% 18.2% 26.7% 14.7% 7.7% 5.3% 1.9% 0~19 20~29 30~39 40~59 60~79 80~99 100~149 150 m2以上 世帯人員別延べ面積別世帯割合 ( 全国 ) 世帯人員別世帯数 0.6% 5 人以上 6.4% 10.4% 0.2% 1.3% 1.0% 4 10.7% 0.3% 2.1% 0.5% 3 3.7% 14.3% 1.5% 11.7% 18.5% 19.7% 29.7% 17.7% 16.7% 32.3% 28.1% 39.6% 17.4% 15.4% 2 0.9% 5.5% 2.6% 18.3% 19.6% 15.7% 24.8% 12.7% 1 9.9% 20.3% 14.5% 20.6% 14.2% 7.8% 8.6% 4.1% 0~19 20~29 30~39 40~59 60~79 80~99 100~149 150 m2以上 資料 : 国勢調査 (H22) 誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄 9 1章計画策定の目的等第2章住宅事情と課題第3章基本的な方針第4章施策の具体的展開第5章地域別施策の展開第6章公的賃貸住宅の供給第7章施策の実現に

(2) 耐震性の状況 1 新耐震基準以前に建築された住宅は全体の 31.7% である新耐震基準 ( 昭和 56 年 ) 以前に建設された持ち家は 40.9% と全国よりもやや多いが 借家は 23.0% と全国よりも少ない 新 旧耐震基準別住宅建築状況 総数沖縄 31.7% 64.0% 4.3% 総数全国 32.0% 60.8% 7.2% 持家沖縄 40.9% 57.9% 1.1% 持家全国 37.2% 61.0% 1.8% 借家沖縄 23.0% 71.7% 5.3% 借家全国 25.9% 65.7% 8.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 旧耐震基準新耐震基準不詳 資料 : 住宅 土地統計調査 (H20) 2 新耐震基準以前の住宅の非木造率は全国よりも高い 新耐震基準以前の住宅の構造は 鉄筋 鉄骨コンクリート造が 86.0% である ( 全国の鉄筋 鉄骨コンクリー ト造は 24.0%) 新耐震基準以前の住宅の構造 2.3% 1.3% 沖縄 8.8% 86.0% 1.7% 3.2% 全国 45.1% 27.2% 24.0% 0.4% 木造防火木造鉄筋 鉄骨コンクリート造鉄骨造その他 資料 : 住宅 土地統計調査 (H20) 10 沖縄県住生活基本計画

第2-1 沖縄県の住宅事情むけて3 新耐震基準以前の持ち家における耐震改修工事の状況はどの建築時期においても 2% に満たない 耐震改修工事状況をみると 持ち家全体では 1.3% 建築時期別でみると 昭和 35 年以前 が 1.4% 昭和 36 年 ~45 年 が 1.9% 昭和 46 年 ~55 年 が 0.9% である 構造別で見ると 木造 防火木造は 0.7% 非木造は 1.3% である 建設年度別住宅割合 旧耐震基準総数 1.3% 持家総数 S35 以前 S36~45 1.4% 1.9% S46~55 0.9% 木造 防火木造 旧耐震基準総数 S35 以前 S36~45 S46~55 0.0% 0.0% 0.7% 2.4% 旧耐震基準総数 1.3% 非木造 S35 以前 S36~45 1.5% 1.8% S46~55 1.0% 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 資料 : 住宅 土地統計調査 (H20) (3) 高齢化の状況 1 高齢者世帯数は平成 12 年から 42 年で約 2 倍に増加する 世帯主が 65 歳以上の世帯は平成 12 年から 42 年まで約 112 千世帯増加 65 歳未満の世帯は約 36 千世帯増加すると推計される 世帯 世帯年代別世帯数の推計 600,000 500,000 400,000 97,397 121,392 136,863 157,345 182,782 198,219 208,898 300,000 38,756 35,639 47,821 57,499 53,157 51,993 54,319 65 歳以上 60~64 歳 60 歳未満 200,000 303,942 329,950 327,077 330,846 328,507 328,038 324,830 100,000 0 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄 11 1章計画策定の目的等第2章住宅事情と課題第3章基本的な方針第4章施策の具体的展開第5章地域別施策の展開第6章公的賃貸住宅の供給第7章施策の実現に

2 高齢者世帯の家族類型別の推計をみると 単独世帯の割合の増加が著しい 高齢者世帯 ( 世帯主年齢が 65 歳以上の世帯 ) の家族類型は 平成 22 年から 42 年まで単身世帯が 29.5% から 37.4% に増加すると推計される 高齢者世帯の家族類型の推計 H12 28.1% 25.4% 19.4% 12.5% 14.6% H17 28.5% 25.4% 19.6% 13.0% 13.6% H22 29.5% 25.7% 18.8% 13.5% 12.5% H27 31.2% 26.4% 18.1% 12.3% 12.0% H32 33.3% 26.1% 16.9% 11.9% 11.8% H37 35.2% 26.1% 15.4% 11.7% 11.6% H42 37.4% 25.6% 13.9% 11.5% 11.5% 単独夫婦のみ夫婦と子ひとり親と子その他 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 3 民営借家に住む高齢者世帯の割合が増加しており 全国と比べても高い民営借家に住む高齢者世帯の割合は増加傾向であり 平成 2 年の 9.5% から平成 22 年には 15.8% と増加した また 全国と比較しても高い割合である ( 全国 :10.0%) 高齢者世帯の住宅の所有関係 H2 87.5% 2.1% 9.5% 0.9% H7 85.6% 2.8% 11.0% 0.6% H12 82.6% 3.5% 12.4% 1.5% H17 81.0% 4.1% 14.0% 0.9% H22 78.2% 4.5% 15.8% 1.6% 全国 H22 82.3% 6.5% 10.0% 1.2% 持家公的借家民営借家その他 資料 : 国勢調査 12 沖縄県住生活基本計画

第2-1 沖縄県の住宅事情むけて4 高齢者等のための設備への対応が遅れている 高齢者等のための設備の状況をみると 一定のバリアフリー化 (2 箇所以上の手すり設置又は屋内の段差 解消に対応 ) が 20.4% 高度のバリアフリー化 (2 箇所以上の手すり設置 屋内の段差解消及び車椅子で通 行可能な廊下幅のいずれにも対応 ) が 3.8% となっており 全国 ( それぞれ 30.0% 7.8%) に比べて対応が遅 れている また 高齢者のいる世帯では全住宅に比べてやや値が高くなっている 高齢者等のための設備の有無 30.0% 全国 7.8% 9.5% 36.9% 一定のバリアフリー化 ( 全住宅 ) 高度のバリアフリー化 ( 全住宅 ) 沖縄県 3.8% 20.4% 26.5% 一定のバリアフリー化 ( 高齢者のいる世帯 ) 高度のバリアフリー化 ( 高齢者のいる世帯 ) 5.4% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 資料 : 住宅 土地統計調査特別集計 (H22) 5 持ち家における高齢者等のための設備工事を行った住宅は 1 割に満たない 持ち家における高齢者等のための設備工事の有無の状況をみると 工事をした割合は一戸建て 7.4% 長屋建て 4.5% 共同住宅 5.9% その他 8.8% となっている 持ち家における高齢者世帯のための設備工事の有無 (H20) 一戸建て 7.4% 92.6% 長屋建て 4.5% 90.9% 共同住宅 5.9% 94.1% その他 8.8% 91.2% 高齢者等のための工事をした 高齢者等のための工事をしていない 資料 : 住宅 土地統計調査 (H20) 誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄 13 1章計画策定の目的等第2章住宅事情と課題第3章基本的な方針第4章施策の具体的展開第5章地域別施策の展開第6章公的賃貸住宅の供給第7章施策の実現に

(4) 子育て世帯の状況 1 子供のいる世帯数は減少傾向にあるが 全国と比較すると高い割合である本県における子供のいる世帯の割合は 平成 2 年の 68.6% から平成 22 年の 43.6% と減少している 全国では平成 22 年で 32.5% まで減少している 子どものいる世帯 H2 68.6% 31.4% H7 59.9% 40.1% 全国沖縄県 H12 H17 H22 H2 H7 H12 53.1% 48.1% 43.6% 52.2% 43.8% 39.1% 46.9% 51.9% 56.4% 47.8% 56.2% 60.9% H17 35.5% 64.5% H22 32.5% 67.5% 子供のいる世帯子供のいない世帯 資料 : 国勢調査 2 子育て世帯の 遊び場 交通安全 治安 等に対する不満が大きいことが分かる 親と子の世帯の住環境の各要素に対する不満率をみると まわりの道路の歩行時の安全性 子供の 遊び場 公園など 及び 治安 犯罪発生防止 等の項目に対する不満率が高い 火災 地震 水害などに対する安全 家族型別住環境の各要素に対する評価 ( 不満率 : 単位 %) まわりの道治安 犯罪路の歩行時発生の防止の安全 日常の買物 医療 子供の遊び通勤 通学福祉施設 場 公園ななどの利便文化施設などどの利便 51.5 25.7 21.1 56.1 騒音 大気汚染などの少なさ 敷地の広さ近隣の人た緑 水辺なや日当たちやコミュニど自然とのり 風通しなまちの景観ティとの関ふれあいど空間のゆわりとり 56.1 49.1 28.6 29.0 27.8 親と子 ( 長子 5 歳以下 ) 35.4 54.5 52.7 51.5 親と子 ( 長子 6 歳 ~11 歳 ) 35.4 57.3 54.1 45.1 28.4 26.6 51.6 46.2 29.3 28.2 24.5 親と子 ( 長子 12 歳 ~17 歳 ) 36.6 47.9 47.1 40.2 22.8 26.6 46.9 44.4 33.0 31.5 26.4 親と子 ( 長子 18 歳 ~24 歳 ) 39.2 43.7 43.3 42.0 21.6 25.5 44.0 40.5 36.1 29.7 29.6 親と子 ( 長子 25 歳以上 ) 31.7 38.1 36.2 39.1 19.3 23.9 42.3 40.2 28.6 29.9 23.4 不満率 = 多少不満 + 非常に不満 : 不満率 50% 以上 : 不満率 40% 以上 (5) 中古住宅市場の状況 1 全国と比較して平成 3 年以降建築の中古住宅の流通の割合が低い 資料 : 沖縄県の住宅需要 (H17.3) 本県は 全国と比較して平成 3 年以降に建築された中古住宅の流通の割合が低く 特に平成 13 年から 17 年の割合が低い状況である 建築時期別持家として取得した中古住宅の構成比 1.1% 沖縄県 21.2% 25.5% 24.8% 20.8% 4.7% 1.8% 全国 16.9% 20.3% 20.4% 23.3% 12.1% 5.2% 1.8% S45 以前 S46~55 S56~H2 H3~12 H13~17 H18~20.9 不詳 資料 : 住宅 土地統計調査 (H20) 14 沖縄県住生活基本計画

第2-1 沖縄県の住宅事情むけて2 住まいに関する意向において 新築に 特にこだわらない 世帯が多い 中古 と答えた世帯の割合は低いものの 特にこだわらない と答えた世帯は約 3 割であり 単身世帯を 中心に新築にこだわらないという傾向がうかがえる 家族型別住まいに関する意向 ( 新築 中古 ) 総計 56.2 2.4 30.6 10.8 単身 (35 歳未満 ) 34.3 2.6 55.5 7.6 単身 (35 歳 ~64 歳 ) 42.2 1.6 50.0 6.2 単身 (65 歳 ~74 歳 ) 39.4 3.0 44.6 13.1 単身 (75 歳以上 ) 49.1 0.7 34.7 15.5 夫婦のみ ( 家計を支えるものが 65 歳未満 ) 63.3 1.9 28.5 6.4 夫婦のみ ( 家計を支えるものが 65 歳以上 ) 61.1 0.9 23.9 14.1 親と子 ( 長子 5 歳以下 ) 57.6 4.0 32.9 5.5 親と子 ( 長子 6 歳 ~11 歳 ) 60.3 3.5 30.6 5.5 親と子 ( 長子 12 歳 ~17 歳 ) 57.2 3.3 31.7 7.8 親と子 ( 長子 18 歳 ~24 歳 ) 59.5 2.0 30.3 8.3 親と子 ( 長子 25 歳以上 ) 63.6 2.1 24.8 9.5 三世代世帯 65.3 1.6 23.5 9.7 複合世帯 60.4 2.5 27.6 9.5 その他 46.2 7.3 42.6 3.9 不明 45.6 2.4 23.4 28.6 新築住宅中古住宅特にこだわらない不明 資料 : 住生活総合調査 (H20) 3 新築住宅における住宅性能表示の実施率は 全国と比べて低い 本県の新築住宅における住宅性能表示の実施率は 平成 22 年度で 4.7% と全国の 23.6% と比べ約 1/5 程度である 住宅性能表示の実施率 25% 23.6% 20% 19.9% 21.0% 19.3%19.1% 15% 15.6% 13.7% 11.7% 沖縄県 10% 5% 0% 5.3% 8.2% 10.9% 9.4% 10.4% 5.8% 2.1% 2.9% 4.1% 4.7% 5.3% 4.7% H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 全国 資料 : 設計住宅性能評価書 を受けた戸数 ( 国土交通省調べ ) 誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄 15 1章計画策定の目的等第2章住宅事情と課題第3章基本的な方針第4章施策の具体的展開第5章地域別施策の展開第6章公的賃貸住宅の供給第7章施策の実現に

(6) 公営住宅に関する状況 1 建設ピーク時の公営住宅は 整備から 25~32 年が経過している昭和 54 年から 61 年に 合計の整備戸数が年間 1,000 戸を超える大規模な事業が実施されている これら建設ピーク時の公営住宅は 整備から 25~32 年が経過している 1,200 建築年別県営住宅ストックの状況 新規 1,000 800 建替え ( 計画 進行中 ) 建替え ( 完了 ) 600 既存戸数 400 耐用年限 1/2 以上 200 耐用年限 70 年以上 0 S50 S52 S54 S56 S58 S60 S62 H1 H3 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H25 H27 H29 H31 H33 H35 H37 H39 H41 H43 H45 H47 H49 H51 H53 H55 H57 H59 H61 H63 H65 H67 H69 H71 H73 H75 H77 H79 H81 H83 H85 H87 H89 H91 H93 H95 H97 資料 : 沖縄県住宅課 2 公営住宅において 居住年数が長期の方や 住み替えの予定のない方が多い県営 市町村営住宅の居住者アンケートによると 居住年数は 20~29 年 (19.8%) 15~19 年 (14.8%) と 3 割以上の人が 15 年以上居住している また 住み替えの予定に関しても 住み替えたいが予定なし (38.3%) 予定なし (53.7%) と 9 割以上の居住者は住み替え予定がない 0.6% 1.2% 19.8% 14.8% 居住年数 3.7% 34.6% 5 年未満 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~29 年 30 年以上無回答 0.6% 53.7% 住み替え予定 (5 年以内 ) 0.6% 6.8% 38.3% 予定あり 住み替えたいが予定はない 予定なし その他 25.3% 無回答 資料 : 県営 市町村営住宅居住者アンケート調査 16 沖縄県住生活基本計画

第2-1 沖縄県の住宅事情むけて(7) 地価に関する状況 1 本県の地価は 九州内では福岡県に次ぐ高さである本県の住宅地における地価指数 ( 東京都 :100) は 14.2 で 九州の中では福岡県に次ぐ高さである 特に那覇市は 人口 10 万人以上の市 ( 三大都市圏を除く ) の住宅地の平均価格で比較すると 全国で最も高い数値となっている ( 浦添市 :8 位 沖縄市 :54 位 うるま市 107 位 ) 都道府県別住宅地平均価格及び指数 沖縄 (44,600) 福岡 (46,800) 14.2 14.8 佐賀 (22,900) 長崎 (26,700) 熊本 (28,000) 大分 (28,300) 宮崎 (27,300) 鹿児島 (31,400) 7.2 8.3 8.9 8.8 8.6 9.9 東京都 (309,200) 100 0 20 40 60 80 100 資料 : 都道府県地価調査 (H23) 誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄 17 1章計画策定の目的等第2章住宅事情と課題第3章基本的な方針第4章施策の具体的展開第5章地域別施策の展開第6章公的賃貸住宅の供給第7章施策の実現に

2-2 沖縄県の住宅施策の課題 1 新規住宅需要への対応全国が人口減少時代を迎える中 本県は今後も人口増加が予測され さらに世帯分離の進展に伴い 世帯数の増加率も全国に比べ高いものと予測される よって 今後も相当数の新規住宅ストックの形成が見込まれるものと考えられることから 新規住宅ストックに対する住宅施策が重要となる あわせて 住宅の長寿命化により長くに渡って活用することも重要である 2 少子高齢化への対応本県も全国と同様に少子高齢化の進展が予測されるが 現在 高齢者等のための設備がある住宅ストックや高齢者等のための設備工事を施した住宅の割合は低く 今後 高齢者に対応した住宅施策が必要となる また 子育て世帯に適した住宅ストック 居住環境づくり等に対する住宅施策や福祉施策との連携も必要である 3 借家住宅の増加への対応近年 新設住宅において平成 11 年以降 持ち家が減少し借家が増加している また借家の割合は 全国では年々減少傾向にあるが 本県では増加傾向を示しており ストックベースの 5 割に近づいている 借家増の要因 県民の持ち家志向等について 今後 調査 分析を行い 住宅施策へ反映させていく必要がある 4 居住水準の向上本県の居住水準は全国と比較して低い状況にある また 延べ面積別住宅ストック数と世帯人員別世帯数の関係をみても 世帯人員数が多い世帯であっても狭い住宅に居住している傾向があり 今後 居住水準を向上させる住宅施策の展開が必要となる 5 県民の多様なニーズへの対応県民の多様なニーズに対応していくためには 多様な住宅が循環利用されるような環境が必要となる 本県の中古住宅購入者やリフォーム数は増加しており 新築にこだわらない世帯も増えている状況である 今後は 市場重視 ストック重視の住宅施策の展開が重要となる 6 老朽公営住宅への対応現在 県内公営住宅については 耐用年限が 1/2 を経過する公営住宅が急激に増加してきている状況であり 今後は建替えを実施すべき公営住宅も急激に増加してくる 老朽公営住宅への対応にあたっては 民間活力による建替え等 様々な施策を展開する必要がある 7 沖縄県の気候風土に合った住宅の普及沖縄県は 本土と異なる高温多湿の亜熱帯気候となっており 県内に残る古民家などに見られるように 伝統的にこれらに対応した住宅の整備や住まい方を行ってきた 今後も このような背景を活かした取り組みにより沖縄らしい住宅政策が重要である 18 沖縄県住生活基本計画