国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

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平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

H30全国HP

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

H

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

<H19 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平成 23 年度は震災のため中止となりました 豊能町立小学校全国学力学習状況調査結果 ( 平均正答率全国を 1 として ) H19 H20 H21 H

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

gggggggggggggggggggggggggggggggggggggkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk

①H28公表資料p.1~2

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 領域全国平均正答率下回っているやや下回っているほぼ同じやや上回っている上回っている 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特 質に関する事項 67.0% 漢字を正しく読んだり 文の中で正しく使

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

01-1 H29_表紙(目次)解禁なし2 〇

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について(概要)

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

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[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

算数 A ( 基礎的 基本的な知識 技能が身についている かどうかをみる問題 合計 16 問 ) 平均正答率は 平均を上回っていました 数量や図形についての技能 に関しての正答率が高い傾向にありました [ 設問 2(2)]( 末尾のそろっていない小数の加法の計算をすることができる ) 蹉跎小.9%

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小学校国語について

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

2 度数分布 ( 正答数分布グラフ ) 3 の概要 学習指導要領の領域別平均正答率 評価の観点の平均正答率では 各領域とも全国平均を上回っている 特に 学習指導要領の領域別平均正答率の 読むこと で2.9ポイント 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 で4.1ポイント全国平均を上回っている 評価

調査結果及び考察 1 国語 (1) 結果全国正答率との比較 1 国語 A( 知識 ) 話す 聞く 書くこと 読むこと 言語事項 勧興小 佐賀県 全国 国語 B( 活用 ) 1 話す 聞く 書くこと 読む

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

(2) 国語 A 主として知識に関する問題 9 8 話す聞く書くこと読むこと言語事項 全体 71.9% 75.2% 72.9% C 話す聞く 77.8% 79.8% 79.2% C 書くこと % 72.8% B 読むこと 84.7% 79.6% 78.5% A 言語事項 68.1%

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

国語について (1) 結果 国語 A 国語 B ともに県 全国を下回っている 無回答率が県 全国の平均を上回っており 特 に記述式の問題で目立っている (2) 課題 話し合いの場面で 話し合いの内容のポイントをつかむことに苦手意識がある 漢字の読み取りに関しては県と同等であったが 漢字の書き取りに関

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

指導方法等の改善計画について

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

1

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

HP用【通常版:しばりなし】H27調査結果概要

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

中学校 (3 年 ) 国語では A( 知識問題 ) は ほぼ全国平均なみです B( 活用問題 ) は 課題が見られます 数学では A( 知識問題 ) B( 活用問題 ) ともに 課題が見られます 国語 A( 知識に関する問題 ) 国語 B( 知識を活用する問題 ) 言語事項は ほぼ全国平均なみです

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科富士見市埼玉県全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

調査実施概況 小学校 ( 都道府県 ( 指定都市除く )) 教育委員会数 ( 1) 学校数児童数 ( 2) 全体 実施数 調査対象者在籍学校数 実施数国語 A 国語 B 主体的 対話的で深い学びに関する状況 ( 3) 算数 A 算数 B 質問紙 平均正答率 13~15 問 国語

3 教科に関する調査から見える成果と課題 成果 小学校国語 A B 算数 A B ともに全国平均正答率を超えました 小学校では 平成 19 年の調査実施以来初めて国語 算数のすべての調査 ( 知識 活用 ) で全国平均正答率を超えました 各小学校において 児童が話し合ったり自分の考えを書いたりする等

Transcription:

新潟市立関屋小学校 学校だより 特別号 平成 29 年 10 月 5 日教育目標 自らきたえる 重点目標 : 成長が実感できる学校生活を創る 地域と共に歩む学校の中で - 4 月 18 日に, 全国の小学校 6 年生を対象に調査が行われました 内容は, 国語, 算数の 主に知識(A 問題 ), 主として活用(B 問題 ) の学力調査と, 生活環境や学習環境 に関する学習状況調査です その結果がでましたので, 関屋小学校の学力と学習状況や今後の対応についてお知らせします 1 学力調査 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 関屋小学校 85 71 91 61 新潟市 77.9 61.2 81.2 48.3 新潟県 ( 公立 ) 77 59 80 46 全国 ( 公立 ) 74.8 57.5 78.6 45.9 < 全体的な考察 > 各教科とも当校の正答率は, 全国 県 市の正答率より高く, 学力の定着がうかがえます 関屋小学校では, 分かる できる授業 を目指した授業改革に取り組んでいます 分かる できる をより確かなものにするために, どの授業においても質の高い学習課題の工夫と友達とのかかわりの場を大切にしています また, 学習習慣の定着に向けた取組も全校体勢で積極的に取り組んでいます このような取組の成果が結果に表れていると捉えています しかし, 全国平均正答率や新潟県 新潟市平均正答率より低かった問題もいくつかありました 低かった問題を以下に記します (1) 国語 国語 A 国語 B 領域 関屋小 新潟県 全国 関屋小 新潟県 全国 話す聞く 81.0 70.3 69.2 79.4 67.6 64.9 書く 71.4 63.5 60.6 63.8 55.8 53.4 読む 81.0 70.1 70.2 66.7 49.8 49.2 言語 88.7 80.1 78.0

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国 1お礼の気持ちを伝えるために, どのような内容を書い 76.2 77.4 79.7 ているのか 2 漢字の読み ( 申しこみ期限 ) 95.2 96.5 94.5 1は, 目的や意図に応じ, 内容の中心を明確にして, 依頼状, 案内状, 礼状詳しく書くことができるかをみる問題です 外部講師やボランティアをお願いするなど実生活の中で, その目的や意図を明確にしたり, 手紙全体の構成や基本的な形式を指導したりすることを大切にしていきます 2は漢字を読む問題です 各学年の配当漢字を指導するに当たっては, 日常的に文や文章の中で適切に使うことができるようにすることが大切であると考えています 今年度, 漢字の読み書きの問題は 6 問ありました 平均正答率は,90.5%( 全国平均 79.4%) とたいへん高い結果でした どの学年でも, 習得した漢字は, 読んだり書いたりする機会をできるだけ多く意図的 計画的に設定していきたいと思います 国語 Bでは, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした 全国平均正答率 県平均正答率を下回った問題は, ありませんでした しかし, 正答率の低い問題が 1 つありました 設問の概要関屋小新潟県全国 水やりに協力してくれる人をぼ集します の イ に入 38.1 36.8 33.0 る内容を, 中学生からの アドバイス を基に書く A 問題のお礼状と同じく, 目的や意図に応じて協力を依頼する文章を書くことができるかをみる問題です 国語の学習だけでなく, 各教科等においても, 新聞やリーフレット, ポスター作りなどを通して, 意図的, 計画的に指導していきます この 1 問以外は, どの設問も 10 ポイントほど全国平均を上回っている設問が多かったです 今後も国語の授業の充実に努めていきたいと思います (2) 算数 算数 A 算数 B 領域 関屋小 新潟県 全国 関屋小 新潟県 全国 数と計算 92.3 80.5 80.6 67.6 53.5 52.8 量と測定 85.7 70.1 68.8 61.9 47.7 47.0 図形 95.2 85.5 81.1 19.0 12.3 13.2 数量関係 93.3 80.5 79.6 57.1 40.6 40.0 算数 A は, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均, 県平均を上回 り, 高い正答率でした 全国平均正答率 県平均正答率を下回った問題は, ありませんでした し かし, 正答率の低い問題が 1 つありました

設問の概要関屋小新潟県全国買ったリボンの長さと,1m 当たりのリボンの値段と, 代金が, 71.4 67.7 69.9 それぞれ数直線上のどこに当てはまるかを選ぶ 文章問題においては, 問題場面を的確にと らえさせるために, 数量の関係を図や数直線 などに表わす活動を学習の中で積極的に取 り入れています 具体的な問題場面におい て, 数量の対応関係や大小関係を的確にとら えさせるために, 今後も図や数直線などに表 わす活動を意図的に取り入れていきます 算数 B も, 領域別, 観点別, 問題形式別にみて, どの区分においても全国平均, 県平均を上回 り, 高い正答率でした しかし, 全国平均正答率 県平均正答率を下回った問題が,11 問中 1 問 ありました また, 正答率の低い問題が 1 つありました 設問の概要関屋小新潟県全国 113 本の直線を使う場合, 手紙の用紙の長い辺を 3 等分するのは, 何本目の直線と交わった点かを書く 2 与えられた情報から, 基準量, 比較量, 割合の関係を捉え, 最大の満月の直径 に近い硬貨を選び, 選んだわけを書く 23.8 25.8 27.4 19.0 12.3 13.2 1は, 日常生活の問題の解決において, 必要な情報を選択して数学的に処理したり, 示された方法を場面に応じて適用したりすることができるかをみる問題です 2は, 日常生活の事象を割合を活用して数学的に解釈したり, 事柄を適切に判断したり, 判断した理由を数学的に表現したりすることができるかをみる問題です 示された割合を基に, 基準量と比較量の関係をとらえることの弱さと, 過不足なく説明する力の弱さが見られました 算数では, 立式するだけでなく, 式や数値の意味を考えノートに書かせたり, 友達が考えた式を読み取ったりする活動を授業の中に位置付けています 式と図や言葉, 数, 表, グラフなどを結び付けて解釈したり, 説明し合ったりする学習を今後も充実させていきたいと思います 日常生活の中には, 数理的に捉えることで, 算数の有用性を実感できる場面がたくさんあります 授業の中や家庭学習などにおいて, 日常生活の事象を数理的にとらえる機会を積極的に設定し, 算数の学習の充実を図っていきます 1 2

学習状況調査の国語, 算数にかかわるアンケート結果を見ると, 国語, 算数ともに授業の内容がよく分かるかの質問に肯定的に答えている児童の割合が 100% に近い高い数値でした 好きかどうかという質問でも肯定的に答えた児童は, 国語 76.2%( 全国 60.5%), 算数 90.4%( 全国 65.9%) と高い数値でした 今後も, 各教科において自分の考えを説明したり文章に書いたりできるように, 課題解決の見通しをきちんともたせたり, 話し合い活動を意図的, 積極的に取り入れたりした授業を工夫していきます また, 児童が意欲的に取り組める課題を工夫したり, 一人一人のつまずきを把握し, 個に応じた指導を行ったりします このようにして, 児童が 分かる できる を実感できる授業に努めていきたいと思います 2 学習状況調査 学習状況調査は, 児童質問紙によるアンケート形式で行われます 学習に関する関心 意欲 態度, 基本的な生活習慣, 将来に関する意識などの項目について回答します 全国や県の平均と比較すると, ほとんどの質問について肯定的な回答をした割合が高かったです その中で高かった項目, 低かった項目を表に示しました 質問事項関屋小新潟県全国 高 い 低 い 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか 100 81.1 77.4 自分にはよいところがあると思いますか 95.2 80.3 77.9 家で, 自分で計画を立てて勉強していますか 100 75.3 64.5 友達と話し合うとき, 友達の考えを受け止めて, 自分の考えを持つことができていますか 100 89.8 85.5 授業で学んだことをほかの学習や普段の生活に活かしていますか 95.2 85.8 82.8 地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がありますか 85.7 66.5 63.9 地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがありますか 81.0 43.7 42.3 地域社会などでボランティア活動に参加したことがありますか 76.2 61.9 59.3 今住んでいる地域の行事に参加していますか 61.9 80.1 62.6 全体的に見ると, 家庭学習を計画的に十分行っていることや, 授業に積極的に取り組んでいること, めあてや目標をもって生活していることなどが分かりました また, 一人一人が自分のよさを発揮しながら達成感を味わったり, そのことを児童同士が認め合ったりしながら生活している様子も伺えました 今まで肯定的な回答率の低かったり, 全国や県の平均を下回っていたりしていた地域社会へのかかわりや関心に関する質問についても, 今住んでいる地域の行事に参加している 以外の項目で, 肯定的な回答率が高くなっています 成長が実感できる学校生活を創る ~ 地域と共に歩む学校の中で ~ を重点目標とし, 地域や保護者の方々とかかわる機会や行事を積極的に取り入れてきました 地域や保護者の方々も主体的 積極的に子供たちにかかわってくださっています このような恵まれた環境をさらに生かし, 子供たちが, 地域に関心をもち, 地域や保護者の方とのかかわりを深めていけるような働き掛けを積極的に行っていきたいと思います 今後も, ご支援, ご協力をよろしくお願いします 全国学力 学習状況調査の問題や結果は 下記のアドレスで見ることができます 参考にされてください http://www.nier.go.jp/17chousa/17chousa.htm