う言語活動を位置付けた学習をしていくという目的意識を持つ 第 2 次では 注文の多い料理店 について キャッチコピー あらすじ 二人の紳士の人物像 ここがおすすめ ( 話のおもしろさを伝える ) という要件で リーフレットにまとめる 第 3 次では 並行読書してきた宮沢賢治の作品のリーフレットを作り

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

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児童は, これらの 読みの観点 を使いながら, 物語のしくみや中心人物の心情の変化を捉える経験を積んできている しかし, 作品の価値や作者の思いに気付いたりすることは十分ではない (2) 教材観本単元で取り扱う教材は, 作者である小林豊氏がアフガニスタンを訪問した際の経験を基に書いた三部作の中から教

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第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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たい 単元を貫く言語活動として, ポップカード で友達におすすめの本を紹介するという活動を位置 付ける もうすぐ雨に で習得した学びを活用し, 自分で選んだ本の紹介文を書いていく 作品の テーマを読み取りまとめる言語活動は, 読書に対する興味 関心を広げることにつながると考える (4) 単元の指導計

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

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単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 1 学年 国語科学習指導案 1 単元名 オツベルと象 を読む ~ 読みの交流を通して~ 学習指導要領との関連 C 読むこと (1) エ文章の構成や展開 表現の特徴について 自分の考えを持つこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項イ ( ア ) 音声の働きや仕組みについて関心を持ち 理解を深

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

d 単元について 第 2 学年 5 組国語科学習指導案単元名 : 謎解きインタビュー記事を書こう教材文 : 走れメロス 男子 21 名女子 16 名計 37 名 指導者水田陽子 単元観本単元は, 中学校学習指導要領国語科第二学年, C 読むこと の指導事項 イ文章全体と部分との関係, 例示や描写の効

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

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○ ○ 科 学 習 指 導 案

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指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

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6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

国語科学習指導案 平成 25 年 6 月 25 日 ( 火 ) 5 校時 第 3 学年 A 組 ( 男子 12 名, 女子 15 名計 27 名 ) 授業教室 3A 教室 指導者相田健太郎 (T1) 柿内香予 (T2) 1 単元の学習指導について (1) 単元名 近現代の短歌 俳句 読もう 詠もう短

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

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第 2 学年 3 組国語科学習指導案 単元名 : いろいろなどうぶつのすづくりすごろく を作ろう ビーバーの大工事 単元について 指導者呉市立横路小学校西宮和子 本単元は, 小学校学習指導要領の C 読むこと ( 第 1 学年及び第 2 学年 )(1) イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内

Transcription:

第 5 学年国語科学習指導案 1 単元名 ファンタジーのおもしろさをリーフレットで伝えよう 学習材 注文の多い料理店 東京書籍 5 年下 宮沢賢治の作品数冊 日時平成 25 年 11 月 13 日 ( 水 )5 校時場所 5 年教室児童男 4 名女 4 名計 8 名指導者中澤達也 2 単元を貫く言語活動とその特徴本単元を貫く言語活動として リーフレットで推薦する ことを位置づける ここに取り上げるリーフレットは 1 キャッチコピー 2 あらすじ 3 人物像 4 おもしろさを伝える ここがおすすめ で構成する リーフレットは 一枚紙のもので 二つ折り 三つ折りなど折り方を変えることで構成の工夫ができ 伝えたいことが明確になる そこで 折り目を利用して ファンタジーのおもしろさを伝えるためのキャッチコピーの短い言葉で人を引き付け ストーリー 登場人物の人物像 そして最後は ここがおすすめ と 目的意識や相手意識を明らかにして 話のおもしろさを伝えることができると考えた 上記のような構造のリーフレットにまとめることで 本単元の重点指導事項 登場人物の相互関係や心情 場面についての描写をとらえ 優れた叙述について自分の考えをまとめること ( 読むことエ ) を実現できるようにしている 3 単元について (1) 児童について本学級の児童は 4 年生の 10 月に ごんぎつね を学習材に 場面の移り変わりに注意しながら 人物の関係や気持ちの変化を読み取る力 の育成をねらい 視点を変えて物語をリライトする という言語活動を行っている この学習では ごん の目線で進む物語が 最後の場面だけ 兵十 の目線で書かれていることに着目させ 場面の移り変わりに注意しながら 人物の関係や気持ちの変化を読み取る力を付けた 5 年生の 6 月には 世界でいちばんやかましい音 という学習材を使って 物語の構成や場面に即して人物の変化を読み取る力 の育成をねらい 物語の構成に気をつけて読み 物語をポップで紹介する という言語活動を行った ポップの中には キャッチコピー あらすじ 感想の 3 つの要件を入れた この学習から児童は 場面の移り変わりや物語の構成 登場人物の心情の変化や場面をとらえる力を付けてきた また 10 月には 目的に応じて 複数の本や文章を選び比べて読む力 の育成をねらい ブックポスターで紹介する という言語活動を行った ブックポスターの中には キャッチコピー 作者について 心に残った場面の紹介 心に残った場面の絵 を入れた 児童は同じ作者のシリーズの本の中から一冊を選び その本の強く印象に残った文章を引用しながら 本を紹介する力を付けてきた しかし 目的や相手を意識して伝えるという部分が弱く 推薦する という表現様式をふまえることに課題が残っていた そこで 本単元では 作品の特徴をとらえ おもしろさを伝えるという目的意識をもって 叙述について自分の考えをまとめる力を付けられるように指導していきたい (2) 単元構成について本単元で付けたい力は 登場人物の相互の関係や心情 場面の描写をとらえ 優れた叙述について自分の考えをまとめる力 である そこで 本単元では 注文の多い料理店 を学習材に 場面の構成 展開 あらすじ 登場人物の人物像からお話の不思議なおもしろさについて読み 宮沢賢治の作品をリーフレットで表現するという言語活動を通して 読むこと の力を付けさせていきたいと考える 第 1 次では 宮沢賢治の作品を読み ファンタジーのおもしろさをリーフレットで伝える とい

う言語活動を位置付けた学習をしていくという目的意識を持つ 第 2 次では 注文の多い料理店 について キャッチコピー あらすじ 二人の紳士の人物像 ここがおすすめ ( 話のおもしろさを伝える ) という要件で リーフレットにまとめる 第 3 次では 並行読書してきた宮沢賢治の作品のリーフレットを作り 作品のおもしろさについて伝える このようにして 学習材の 注文の多い料理店 の学習で学んだことを生かしながら リーフレットを作り推薦すること通して 登場人物の相互関係や心情 場面についての描写をとらえ 優れた叙述について自分の考えをまとめさせていく 本単元で使用する学習材は 注文の多い料理店 ( 東京書籍 5 年下 ) である この物語は 狩りをしようとしていた二人の若い紳士が山奥で迷ってしまい 偶然見つけた一軒のレストランに入っていくところから始まる そこは不思議な注文の書かれた戸ばかりでなかなか料理にありつけない 最後に二人は自分たちが山猫に料理として食べられそうになっていることに気づく ようやく助かった二人の紳士だったが 紙くずのようにくしゃくしゃになった顔はもとには戻らなかったという不思議な話の作品である 作者が工夫を凝らした構成や優れた叙述などに着目して読むことで ファンタジーのおもしろさを味わうことができる作品である このことから 注文の多い料理店 という作品は 今回の学習に適した学習材である (3) 指導について第 1 次では 単元を貫く言語活動の見通しを持たせ 学習のめあてを設定する まず 宮沢賢治や作品の紹介 学習材の 注文の多い料理店 の題名について考えさせ 学習への興味を喚起させる 次に 教師が作成したリーフレットをもとに ファンタジーのおもしろさを伝える リーフレット について学習し 言語活動の要件を話し合う そして 宮沢賢治の作品の中から本を選び 並行読書をしていくことを確認する 最後に 注文の多い料理店 の初発の感想を発表し合い 物語の構成 ( 設定 展開 山場 結末 ) を簡単にとらえ 要件をもとに 人物像 あらすじ おすすめ を考えるための読みの視点を明らかにし 学習計画を立てる 第 2 次では 学習材の 注文の多い料理店 を読み ファンタジーのおもしろさを推薦するリーフレットを作る まず 現実 非現実 ( 不思議な世界 ) 現実という場面をとらえさせ 場面の移り変わり 場面の不思議さ ( おもしろさ ) をワークシートに書き あらすじをつかませる 次に 二人の紳士の会話や行動に着目させ そこから分かる人物像をワークシートにまとめさせていく さらに 戸に書かれている言葉と二人の紳士の言動に着目させ 解釈の違いをワークシートに書かせる 最後に ワークシートにまとめたものをもとに 全体を通してのおもしろさをまとめながら 推薦するための一言を添えて 注文の多い料理店 のリーフレットを完成させる 第 3 次につなげる活動としては それぞれの学習の時間で学習したことをもとに 並行読書している本ではどうかを考える時間を取る 第 3 次では 並行読書してきた本のリーフレット作りをし 作品について推薦し合う さらに 友達のリーフレットから 他の宮沢賢治の作品に読み広げられるようにしたい 4 単元の指導目標 物語に興味を持ち 推薦しようとする理由を明らかにしながら本を読み返そうとしている ( 関心 意欲 態度 ) 場面の展開に沿って読み 場面の描写 ユーモラスな叙述について自分の考えをまとめることができる ( 読むこと ) 物語のおもしろさについて伝え合い 自分の考えを広げたり深めたりすることができる ( 読むこと ) 比喩や反復などの表現の工夫に気付くことができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 ) 5 単元の評価規準国語への関心 意欲 態度 読む能力 言語についての知識 理解 技能 リーフレットで推薦する理由を明らかにするために本を読み返そうとしている 場面の展開に沿って読み 場面の描写 ユーモラスな叙述について自分の考えをまとめている ( エ ) 比喩や反復などの表現の工夫を理解している ( イ ケ )

本や文章を読んで考えたことを発表し合い 自分の考えを広げたり深めたりしている ( オ ) 6 本単元の読みの視点 (1) 登場人物の会話や行動 情景描写を結び付けながら読むこと (2) 山猫軒の扉の注文と紳士の言動を対比させながら読むこと (3) 情景を表す言葉や場面のつながりを関連づけながら読むこと 7 単元の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) 本単元につながる学び 目 標 場面の移り変わりに気をつけて 人物の気持ちの変化をとらえる 指導事項 場面の移り変わりに注意しながら 登場人物の人柄や気持ちの変化 情景などにつ いて 叙述をもとに想像して読むこと 言語活動 視点を変えて物語を書き直そう 学習材 ごんぎつね 東京書籍 4 年下 次時主な学習活動 1 1 2 学習の見通しを持つ リーフレットについて知る 注文の多い料理店 を読み 感想を書く 感想を発表し 物語の構成をとらえる 並行読書 指導上の留意点 ( ) と評価 ( ) 注文の多い料理店 という題名について考えさせ 全文通読し 初発の感想を書けるようにする 並行読書で宮沢賢治の作品を読んでいくことを確認し 並行読書の本を選べるようにする ファンタジーのおもしろさをリーフレットで伝える という単元を貫く言語活動の見通しを持たせ リーフレットに書かれてある内容に沿って要件を話し合い 学習していくことを確認できるようにする 単元を貫く言語活動の見通しを持っている ( 発言 ノート ) それぞれの感想からおもしろいと思ったことや不思議だと思ったところをもとに 物語を 設定 展開 山場 結末 の 4 つの部分に分け 現実の世界 不思議な世界 現実の世界 という流れを押さえられるようにする 感想から簡単なあらすじ 登場人物 場面分けと要件をもとに キャッチコピー 人物像 あらすじ ここがおすすめ を考えるための読みの視点を明らかにし 学習計画を立てられるようにする 視点 (1)(2)(3) 学習の見通しを持っている ( 発言 ワークシート ) 2 3 物語の大体をとらえる ( あらすじと場面の描写や構成のおもしろさをつかむ ) 初発の感想から 場面の展開に沿って あらすじ をつかませ 場面の描写や構成のおもしろさに気づけるようにする 並行読書している自分の本の あらすじ について考えられるようにする 視点 (1)(2)(3) 物語のあらすじをまとめている ( 発言 ワークシート ノート )

4 5 本時 6 7 物語の全体を通して二人の紳士の変化を読む ( 人物像と相互関係のおもしろさをつかむ ) 戸に書かれている言葉と二人の紳士の言動を対比して読む ( 言葉と会話の対比からおもしろさをつかむ ) 要件に沿って 人物像 あらすじ おすすめについて再構成し リーフレットを作る リーフレットを完成させ 注文の多い料理店 について推薦し合う 物語の始めの部分と終わり部分の紳士の会話や行動から人柄や人物の相互関係のおもしろさに気づくようにする 並行読書している自分の本ではどんな人物が登場し どんな人柄か ( 人物像 ) を簡単にとらえられるようにする 視点 (1)(2) 紳士の会話や行動からどのような人物かをとらえている ( 発言 ワークシート ノート ) 扉の注文と紳士の言動を対比させながら山猫の本当のねらいを想像させ 場面の展開のおもしろさに気づくようにする 並行読書している本の中でおもしろい場面や不思議なところをおすすめ場面として考えるようにする 視点 (2)(3) 扉の注文と紳士の言動から山猫軒の場面のおもしろさを読んでいる ( ワークシート 発言 ) 作品全体のおもしろさや不思議さについて再構成し 伝える文章を考え リーフレット作りができるようにする 視点 (1)(2)(3) 並行読書している本の中であらすじをまとめ おもしろさについて考えるようにする 今まで学習してきたものを整理し 要件に沿って キャッチコピー 人物像 あらすじ ここがおすすめ をまとめている ( 注文の多い料理店 リーフレット) 作品全体のおもしろさや不思議さを再構成し 伝える文章を考え リーフレット作りができるようにする 視点 (1)(2)(3) リーフレットを完成させ 作品のおもしろさを伝えている ( 注文の多い料理店 リーフレット) 3 8 9 10 注文の多い料理店 で学習してきたことをもとに 並行読書をしてきた本のリーフレットを作る 完成したリーフレットを用いて本を推薦し合い 交流する 自分のおすすめの本についてリーフレットを作ることの確認ができるようにする 第 2 次に行ってきた学習を振り返りながら リーフレットに表現できるようにする 並行読書をしてきた本について リーフレットにまとめている ( リーフレット ) リーフレットをもとに 自分が読んだ宮沢賢治の本を推薦することができるようにする ファンタジーのおもしろさについて 自分の考えを広めたり深めたりしている ( 発言 行動観察 ) 本単元がつながる学び 目 標 登場人物の関係をおさえて 物語が自分に最も語りかけてきたことについてまとめる 指導事項 登場人物の関係や人物 場面の描写をとらえ 自分考えをまとめること 言語活動 人物の生き方を考え パンフレットで推薦しよう 学習材 海のいのち 東京書籍 6 年下 8 本時の指導 (1) 目標戸に書かれている言葉と二人の紳士の言動を対比させながら登場人物の心情を読み 場面の展

開のおもしろさを読むことができる (2) 指導過程主な学習活動主な発問 ( ) と指示 ( ) 指導上の留意点 ( ) と評価 ( ) 時間 つ か む 5 分 ふ か め る 1 前時までの学習を想起し 本時の課題を確かめる 戸に書いてある言葉と紳士の会話や行動から 場面のおもしろさを見つけよう 2 13 枚の戸に書かれある言葉と二人の紳士の会話や行動を対比し 登場人物の心情や物語のおもしろさを考える ( 一人学び ) 3 自分が考えたことを発表し 戸の言葉と紳士の会話からの解釈 話のおもしろさについてグループで交流する 4 グループでの交流をもとに 学級全体で交流し 対比して読むことでのおもしろさについて考える 戸に書かれてある言葉と紳士の会話から 紳士は戸の言葉をどのように解釈しているところがおもしろいか考えよう その他の戸の言葉と結びつけた紳士の会話の解釈のおもしろいと思うところをワークシートに書いていきましょう 自分の考えたことを交流しましょう グループで交流したこともふまえ どこの戸の言葉と会話を比較して おもしろさを見つけましたか 13 枚全体から 場面のおもしろさを見つけましょう 本時の読みの視点を確認する 戸に書かれてある言葉と紳士の会話や行動を対比すること 登場人物の心情を想像すること 戸に書かれている言葉は料理店の注文であることを確認する 戸の言葉と結び付けた会話から 二人の紳士が都合のいいように解釈しているところを見つけいくことを確認する いくつかの戸に書かれている言葉と二人の紳士の言動を対比させ 全員で心情やおもしろさについて考え 一人学びに入っていけるようにする 全部の戸と紳士の会話を考えていくのではなく ここはおもしろさにつながっているというところを考えていけるようにする それぞれ どこの戸の言葉と紳士の会話から 紳士がどう解釈し それがどんな風におもしろいのかをグループで交流していくようにする 全体交流で山猫軒での場面のおもしろさにつながっていけるようにする 評価規準 支 戸の言葉と紳士の会話を対比して読み 自分の考えを持ち その考えを広げたり 深めたりして 場面のおもしろさを見つけている ワークシートからおもしろさにつながる言葉に着目させ おもしろさを想像させる 30 分

ま と め る ひ ろ げ る 10 分 5 まとめをする 振り返りを行う 学習のまとめをする 6 本時の視点で並行読書の本を紹介する 7 次時の学習を確認する 山猫軒での場面のおもしろさ見つけるためにどのような学習をしてきたか振り返りましょう 山猫軒での戸の言葉と紳士の会話の場面から おもしろさをまとめよう 並行読書をしている宮沢賢治の作品で この場面がおもしろい ここがふしぎ というおもしろさを紹介してください 本時の課題や読みの視点 思考の流れについて確認し 戸の言葉と紳士の会話を比較して読んでいくことでおもしろさにつながったことを振り返られるようにする 戸の言葉は 実は二人の紳士に対する注文だったことが場面のおもしろさにつながったことをまとめとして確認する 学習したことが 並行読書やこれからの活動にどうつながっているか確認する 今まで学習してきたことを生かして 注文の多い料理店 のリーフレットを作っていくことを確認する (3) 板書計画 い ( 児童の言葉から ) に従い どんどん奥に入っていくところがおもしろ 食べる前のお店側の注文だと勝手に思い込んで指示 二人を食べるための注文なのに 二人の紳士が料理を 山猫軒の場面のおもしろさ と場面のおもしろさを見つけることができる 言書葉かやれ会て話あかるら言登葉場と人会物話のを心対情比をし想て像読しむて読む 注文はず 注文が多すぎて 納得している 当けんは なか なか 全く疑ってない ことに太 ぼく ら かんげいされて いる どなた ただでご ちそうを 十三枚の戸の言葉 紳士の会話 心情 解釈 読視み点の 登場人物の心情を想像すること 戸に書かれて ある言葉と会話を対比すること 課題 や山行猫動軒かのら戸 に場書面いのておいもるし言ろ葉さとを紳見士つのけ会よ話う 注文の多い料理店 宮沢賢治