はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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Taro-5年研究のまとめ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

第1学年国語科学習指導案

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

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第1学年国語科学習指導案

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

文章構成の在り方を実感できる「読むこと」の学習指導

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

H27 国語

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

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単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

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3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

H

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

国語科学習指導案様式(案)

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

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(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

たい 単元を貫く言語活動として, ポップカード で友達におすすめの本を紹介するという活動を位置 付ける もうすぐ雨に で習得した学びを活用し, 自分で選んだ本の紹介文を書いていく 作品の テーマを読み取りまとめる言語活動は, 読書に対する興味 関心を広げることにつながると考える (4) 単元の指導計

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HからのつながりH J Hでは 欧米 という言葉が二回も出てきた Jではヨーロッパのことが書いてあったので Hにつながる 内開き 外開き 内開きのドアというのが 前の問題になっているから Hで欧米は内に開くと説明しているのに Jで内開きのドアのよさを説明 Hに続いて内開きのドアのよさを説明している

第○学年○組 国語科学習指導案

よく聞いて, じこしょうかい 2

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

国語科学習指導案

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

解答類型

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

第4学年国語科学習指導案.doc

文部科学省認可通信教育文部科学省認可通信教育文部科学省認可通信教育文部科学省認可通信教育国語表現b1回目長尾谷高等学校レポート後期前半提出期限平成30 年11 月6日通信欄全 2 枚一日一枚 コツコツと 考えを発表する 教科書p72 ~75 準拠ノートp52 ~53 一次の文は 意見文を書くときの

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第3学年国語か学習指導案

指導方法等の改善計画について

第6学年 国語科学習指導案

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

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4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

難聴児童の伝える力を 高めるための指導の工夫 -iPadを活用した取り組みを通して-

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

自己紹介をしよう

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

1 研究の概要

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

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第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

Transcription:

第 5 学年国語 理由記述シートと構成メモの活用で 説得力のある意見文を書く 1 指導計画 1 時間目提案者の立場と資料を関係付けて読み取り それぞれの意見に良さと問題点があることをとらえる 2 時間目話し合い資料を基にして 説得力のある意見文の書き方をとらえ 構成メモを作る 3 時間目立場を明確にした意見文を書き 交流する 2 指導のポイントこの問題は資料や話し合いの様子を基にして A 案 B 案のどちらかを採用して意見文を書くものである ここでは 資料を関係付けて読み取る力や 意見の理由を明確に記述する力 問題点を理解した上で提案する力 段落を構成する力が必要となる そこで これらの力を付けるために 次の三つの段階を踏みながら指導に当たりたい 1 時間目まず 資料の読み取りを行う 話し合いのねらいを確認後 A 案 B 案それぞれの内容をとらえ その提案内容が資料のどこと関連しているのかを確認する その後 それぞれによさと問題点があることを確認し 話し合いの様子 2 から 発言者の話し方が 立場の表明 資料に基づく理由 となっていることを確認する 2 時間目読み取った資料を基にして自分の立場を決める その後 理由記述シート を用いて 立場を裏付ける理由を書き出す A 案 B 案のいずれにも問題点があることを認めた上で さらに経験や予想 問題点の解決策を述べる型が説得力につながることを確認する その後 構成メモ を作成する 3 時間目 構成メモ を用いて意見文を書く 書き終えたら友達と読み合い 文の型や説得力を生む表現に着目して相互評価をする 効果的な意見文の書き方を確認する 3 各時間の指導 (1) 資料を関係付けて読み取り 双方によさと問題点があることを確認する (1 時間目 ) 主な学習活動と教師の働き掛け 留意点 評価話し合いのねらいを確認する リード文から 話し合いのねらいを確認する リード文を読み 話 T 5 年 2 組で話し合いをしています 話し合いの様子 2では 話し合いのねし合いのねらいを確らいは何ですか 認する <リード文より> はっきりした声であいさつをする人を多くするにはどうするかです 表の見方を確認すアンケート結果を読み取るる 実態に合わせて T アンケートからどんなことが分かるでしょう 項目や数値の読み方 < 資料 1より> を指導する 自分からすすんであいさつ をすることはよくできているね - 1 -

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2 と資料 3 は関係しているものもあるね 資料 1 の課題の解決が資料 2 や資料 3 から考えられそうだね 話し合い資料を基に 意見の述べ方をつかむ T 資料 1~3 を基にした話し合いの資料 2 から 話し合う人たちそれぞれの 意見とその理由を読み取りましょう 田中さん : 資料との関連 資料 3 資料 2 <A 案 > 経験や予想 ハンカチ ティッシュ調べで賞状をもらってうれしかった問題点を補う工夫 名人カードでやる気を出す人もいる小林さん : 資料との関連 なし <B 案 > 経験や予想 カードをもらえない人もでるあいさつをする気もなくなる問題点を補う工夫 なし高橋さん : 資料との関連 資料 2 <B 案 > 経験や予想 いろいろなところであいさつをするともっと声がよくなる問題点を補う工夫 当番の決め方を工夫する渡辺さん : 資料との関連 なし <A 案 > 経験したこと 人数が増えてこむと あいさつどころではない問題点を補う工夫 なし T 発言の仕方でよいと思うところを確認してみましょう 自分の立場を言ってから理由を言っているところがよいと思います みんな はっきりした声であいさつをするひとを多くする という話し合いのねらいに沿って話をしています 理由に自分の経験や予想などを入れていると 分かりやすいです 理由が資料と結びついているから 分かりやすいです 資料一つ一つを読み取った後 それぞれの資料から分かった事実を関係付ける 話し合いの様子 2に色別のサイドラインを引き 内容をとらえさせる ア立場イ資料との関連ウ経験エ問題点の解決策 それぞれの案が 話し合いの様子 2のどの部分と関連しているのか 確認できるようにまとめる 立場の表明 理由 の流れで発言していることを確認する A 案 B 案それぞれの よさ と 問題点 をとらえる T A B それぞれの案には よさ と 問題点 があるようですね 話し合いの様子 2と関係付けてそれぞれの よさ と 問題点 をまとめましょう < A 案 について> 名人カードをもらうことでやる気を出す人がたくさんいる ( 田中さん ) 名人カードをもらうために はっきりした声であいさつをするようになる ( 田中さん ) < B 案 について> 全校から協力してもらえば いろいろな場所であいさつ運動ができる ( 高橋さん ) これまであまりいいあいさつができていない人も しっかりとあいさつをするようになる ( 高橋さん ) それぞれの案には 問題点が指摘されていることを確認する 話し合いの様子 2の ( よさ ) と 反映できていない事実 ( 問題点 ) を表にまとめる - 2 -

< 双方から考えられることについて> どちらも はっきりしたあいさつをする人がおおくなるように意見が出 されています どちらも 話し合いの様子 2と関係付けて考えられています A 案 B 案 あいさつ名人カード を渡す 全校児童もあいさつ当番をする 良さ 名人カードをもらうことでやる気を出す人がたくさんいる 名人カードをもらうために はっきりした声であいさつをするようになる 全校から協力してもらえば いろいろな場所であいさつ運動ができる これまであまりいいあいさつができていない人も しっかりとあいさつをするようになる 話し合いの様子 2を基に その発言が どの事実を理由としているのかをつかむ 左の表のようにまとめる 問題点 同じ人ばかりが名人カードをもらって カードをもらえない人が出る心配がある 生活委員会がカードを渡すことに気をとられていると あいさつをしている人を見のがしてしまう はずかしいと思う人が当番をすると あいさつを返す人の声も小さくなる 当番の人数が多いとこんざつして さわがしくなり あいさつどころではなくなる (2) 話し合い資料を基にして 説得力のある意見の書き方をとらえ 構成メモを作る (2 時間目 ) 主な学習活動と教師の働きかけ 留意点 評価 T 問題点はどのような方法で解決できるか 話し合いましょう 話し合いの様子 2 <A 案 > <B 案 > を参考にしながら カードをたくさん用意しておけばいいと 2~3 人のグループでいっしょにあい 改善策を考えさせ 思うよ さつすれば声も大きくなると思うよ る 期間中にもらえるカードの枚数を決めておけばいいと思うよ あいさつする人とカードを渡す人に分けるといいと思うよ 一週間ごとにあいさつ当番を学年で交代していけばいいと思うよ 意見や理由の述べ方をとらえることができたか 提示された構成を基に 構成メモを作成する T 始め 中 終わり の三部構成の文章を書きます 中 の部分にどの順番で理由を書くと説得力が増すかを考えて 構成メモを作りましょう < 条件 > 1 理由は二つ以上書くこと 2 理由の一つ以上に 自分の経験や予想を入れること 一つ目の理由は 資料と関連させよう 二つ目は経験したことや予想 三つ目は問題点とその解決を書こう 3 双括型で書くこと - 3 - 考える時間を保障し 自己決定させる 前時の学習をふり返り 効果的な意見の述べ方を確認する

- 4 - このように や このような理由から を使って立場を繰り返せばいいんだね 話し合いの様子 2 に出てきた理由も参考にさせ 関係付けて構成してもよいこととする 文の型を双括型に意識させる そのために つなぎ言葉に着目させる 自分の立場を明確にし その理由を 3 つの視点から書き出すことができたか (3) 立場を明確にした意見文を書き 交流する (3 時間目 ) 主な学習活動と教師の働きかけ 留意点 評価 構成メモ を用いて意見文を書く T 構成メモ を使って 説得力のある意見文を書きましょう < 条件 > 340 字以上書くこと 互いに意見文を読み合って 感想を交流する T 友達同士で文章を読み合い 交流しましょう 理由に問題点の解決方法が書いてあって 説得力があるね 解決方法があると 反対意見の人も納得して聞くことができるね ぼくの 終わり は 始め の繰り返しになっているから 話し合いのねらい を意識して書き直すとよさそうだな 問題点 と 解決策 は 2 と 3 のどちらに入っても説得力があるな 立場と理由を明確にし 条件を満たした意見文を書くことができたか 書くことが苦手な児童には 各段落の書き出しを示す 理由の書き方に着目して 互いの意見文を読み合うことができたか ぼくはA案に賛成します なぜなら A案は資料3とも関係していて やる気を出す人が多いと思うからです しかし A案には 同じ人ばかりがカードをもらい カードをもらえない人が出る心配もあります しかし カードをたくさん用意したり 期間中にもらえる枚数を決めておくなどすれば 解決できると思います他にも 名人カードをもらうために はっきりした声であいさつをするようになることが考えられます わたしも ハンカチ ティッシュ調べのときには賞状をもらいたくてがんばったことがあります このような理由から ぼくはA案の方がはっきりした声であいさつをする人が多くなると考えました ぼくはB案に賛成です 理由は二つあります 一つ目の理由は 話し合いの様子2にもあるように 全校から協力してもらえば いろいろな場所であいさつ運動ができるからです たしかに B案にははずかしいと思う人が当番をすると あいさつを返す人の声も小さくなる心配もあります しかし それは二~三人のグループでいっしょにあいさつをすれば声も大きくなると思います 二つ目の理由は これまであいさつができていない人もしっかりとあいさつをするようになると考えるからです ぼくも 苦手なドッジボールにさそわれてやっているうちに 上達したことがあります あいさつも似ていると思います このようにB案は はっきりした声であいさつをする人が多くなる案だと考えました 構成メモ 4 中 のまとめと立場の表明2理由 資料と関連 経験したこと3理由 問題点とその解決策1立場の表明終わり中始め

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