新電力のシェアの推移 全販売電力量に占める新電力のシェアは 216 年 4 月の全面自由化直後は約 5% だったが 217 年 5 月に 1% を超え 218 年 1 月時点では約 12% となっている 電圧別では 特別高圧 高圧分野 ( 大口需要家向け ) は時期により変動しつつも 全体的には上昇

Similar documents
スイッチングの状況 (2017 年 3 月時点 ) 本年 3 月末時点での新電力への契約先の切替え ( スイッチング ) 件数は約 4.7%( 約 295 万件 ) 大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) の自社内の契約の切替件数 ( 規制 自由 ) は約 4.1% ( 約 258 万件 ) であり 合

表 1 小売電気事業者( 新電力とみなし小売電気事業者の総計 ) の平成 29 年 3 月分 販売電力量 ( エリア別 ) 販売電力量合計 ( 単位 :MWh) その他需要 合計 北海道 260,709 1,129,470 1,028, ,749 8,428 2,730,690 東北 1

Microsoft Word - 報告書.doc

電気事業分科会資料

R-Style template v2.0

電気料金種別定義書 動力プラン 株式会社 Looop

1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL:

原子力政策

資料 3 第 21 回制度設計専門会合事務局提出資料 ~ 卸電力市場活性化に係る事業者ヒアリング ~ 平成 29 年 8 月 28 日 ( 月 )

2017(平成29)年度第1四半期 決算説明資料

新電力会社(登録小売電気事業者)の実態調査2018年

2018年度第1四半期 決算説明資料

平成 30 年 11 月 2 平成 30 年 11 月適用の燃料費調整単価 ( 円 /kwh) 税込値 平成 30 年 11 月適用の燃料費調整単価 ( 円 /kwh) 税抜値

平成 28 年 2 月 2 平成 28 年 2 月 適用の燃料費調整単価 ( 円 /kwh) 税込値 平成 28 年 2 月 適用の燃料費調整単価 ( 円 /kwh) 税抜値

海外における電力自由化動向

電気料金新旧単価一覧表 ( 平成 25 年 9 月 1 日実施 ) 平素は 弊社事業に対し格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます また 日頃から節電にご協力いただいておりますことについて 重ねて御礼申し上げます さて 弊社は東日本大震災や新潟 福島豪雨による甚大な設備被害 原子力発電の停止による火

Q 切り替えする手続きが面倒じゃないの? A 新しく契約する電力会社へ申し込みをするだけで 今の電力会社へ連絡はせずに切り替えができます また Web でも簡単に申し込み手続きができるようになります Q 停電が増えたり 電気が不安定になったりしないの? A 新電力と契約した場合でも 電気を送る電線や

電力小売全面自由化 1 年の状況 ( まとめ ) 昨年 4 月に自由化された低圧分野において 新電力へのスイッチングは 本年 1 月末時点で約 246 万件 ( 約 3.9% ) 昨年 5 月以降 月 20 万件のペースで着実に増加している 旧一般電気事業者の自社内の契約切替 ( 規制 自由 ) も

平成22年3月期 決算概要

Microsoft Word - 報告書.doc

これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約 28 万キ

ソフトバンクでんき for Biz 料金表[低圧]

PowerPoint プレゼンテーション

小売電気事業者総覧第 2 章事業者戦略 東京電力エナジーパートナー 業種販売戦略顧客獲得目標ブランド戦略 大手電力より割安な料金メニュー ガスや通信などの各種商材とのセット販売で競合を迎え撃ち Web サービスの充実などで顧客拡大を狙う さらに 顧客の暮らし全般をサポートする新サービスを

スライド 1

Microsoft Word - 報告書.doc

資料 2 接続可能量 (2017 年度算定値 ) の算定について 平成 29 年 9 月資源エネルギー庁

第1章

□120714システム選択(伴さん).ppt

再生可能エネルギーの全量買取に 関するプロジェクトチームについて

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(速報集計結果)からの推計-

電通、エネルギー自由化に関する生活者意識の変化を分析

<4D F736F F D CD8EA BB82C691BE977A8CF581698DC58F498D65816A E646F63>

報告書の主な内容 2012 年度冬季の電力需給の結果分析 2012 年度冬季電力需給の事前想定と実績とを比較 検証 2013 年度夏季の電力需給の見通し 需要面と供給面の精査を行い 各電力会社の需給バランスについて安定供給が可能であるかを検証 電力需給検証小委員会としての要請 2013 年度夏季の電

業務用電力 [ 契約電力 500 キロワット未満 ] ( 主契約料金表 ) 目 次 本 則 1 適 用 1 2 契 約 種 別 1 3 適 用 範 囲 1 4 供給電気方式, 供給電圧および周波数 1 5 契約負荷設備および契約受電設備 1 6 契 約 電 力 1 7 料 金 2 8 そ の 他 3

によるサポートなどを評価いただき ユーザー様の満足度も高い結果が得られております 今後もエネチェン ジ上で直接申し込める電力会社数を増やすことに注力し ユーザー様に対して利便性の高いサービスを提供し ていきます 以下は エネチェンジ社が保有するユーザーデータを解析した エネチェンジ電力自由化レポート

電解水素製造の経済性 再エネからの水素製造 - 余剰電力の特定 - 再エネの水素製造への利用方法 エネルギー貯蔵としての再エネ水素 まとめ Copyright 215, IEEJ, All rights reserved 2

例えば 全国に工場や店舗を持つ企業などは 地域に関係なく電力を調達できるようになるため 工場や店舗で使用する電力を一括して購入することが容易になる その場合 一括購入により 調達コストを削減したり 管理がしやすくなったりというメリットを享受できる あるいは 夜間に集中して電力を使用する企業などは 自

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

電気事業分科会資料

電力切替のご提案

目次(001目次タイトル)

untitled

2 I. 電力小売自由化後の課題 II. 都市ガス自由化に向けての課題 III.LP ガスの課題 まとめ

<4D F736F F D F57414F4E F18ABC5F8F5D97CA E646F6378>

問 3. いつから小売の全面自由化が行われるのですか 答.2016 年 ( 平成 28 年 )4 月 1 日です 問 4. いつから小売電気事業者の変更申込みが可能となるのですか 答.2016 年 ( 平成 28 年 )1 月より小売電気事業者により変更申込みの事前受付が本格化し 来年 3 月以降

PowerPoint プレゼンテーション

日本市場における 2020/2030 年に向けた太陽光発電導入量予測 のポイント 2020 年までの短 中期の太陽光発電システム導入量を予測 FIT 制度や電力事業をめぐる動き等を高精度に分析して導入量予測を提示しました 2030 年までの長期の太陽光発電システム導入量を予測省エネルギー スマート社

整力を確保する一方 小売部門が GC までの自社需要の想定誤差に対する予備力を確保する対 応をしていることから 一部の旧一般電気事業者については 送配電部門と小売部門が確保し ている予備力の合計値が 調整力公募制度開始以前と比較して増加している ( 卸電力取引所活性化の必要性 ) 旧一般電気事業者の

目次 要旨 背景と目的 はじめに 電力自由化とは 日本の電力自由化経緯 本研究の目的 分析手法 データの選定 データ分析手法 データ分析結果

大阪電力選べる環境づくり協議会

<8A C52E786C7378>

スライド 1

重要事項説明1809個人版入稿用.indd

部分供給については 例えば 以下の3パターンが考えられる ( 別紙 1 参照 ) パターン1: 区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ( 又は他の小売電気事業者 ) が一定量のベース供給を行い 他の小売電気事業者 ( 又は区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ) がを行う供給

05JPOWER_p1-40PDF.p....

1. インバランス精算における計画誤りの解消に向けた取組の実施状況 2. 今後のインバランス精算の在り方 1

スライド 1

1. 電気料金の経過措置の撤廃

平成30(2018)年度 第1四半期決算概況

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D F8D7793FC94CC E F181408E9197BF31312D32816A2E B8CDD8AB B83685D>

問 3. いつから小売の全面自由化が行われるのですか 答.2016 年 ( 平成 28 年 )4 月 1 日です 問 4. いつから小売電気事業者の変更申込みが可能となるのですか 答.2016 年 ( 平成 28 年 )4 月から 小売全面自由化が始まっており 既に申込みは可能です 問 5. 小売電

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

問 19. 自由化後に新規参入のガス小売事業者と契約した場合 その後に引っ越しをすると どうなるのですか 海外への転勤などで契約廃止の手続をするにはどうすれば良いですか 問 20. 持ち家 ( 戸建住宅 マンション又は集合住宅 ) に住んでいるのですが 新規参入のガス小売事業者からガスを買うことはで

i-1 電気事業制度についてー 1 自由化 2000 年 3 月から大口需要家に対する電力小売が自由化 その後 2004 年 4 月 2005 年 4 月と 自由化範囲が段階的に拡大 さらに 電力システム改革専門委員会での検討を踏まえ 2016 年 4 月から小売全面自由化が開始された (j-3 参

スライド 1

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

AWS Summit 2016 Executive Track 講演骨子

News Release No.214(14-5) 2014 年 ( 平成 26 年 )6 月 13 日 東商記者クラブ 日銀クラブで 資料投函させていただいております 平成 26 年 5 月度貸金情報統計概況 貸金業法の指定信用情報機関シー アイ シー (CIC) は 毎月 貸金情報統計を公表して

電気料金の値下げについて

スライド 0

1. これまでの電気料金制度

政策課題分析シリーズ15(本文2)

29 歳以下 3~39 歳 4~49 歳 5~59 歳 6~69 歳 7 歳以上 2 万円未満 2 万円以 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度 214 年度 215 年度 216 年度

平成29年度 第3四半期決算概況(補足データ付き)

トラック運送事業の経営実態 全日本トラック協会は全国のトラック運送事業者 2,188 社 ( 有効数 ) の平成 25 年度事業報告書に基づき集計 分析した 経営分析報告書 ( 平成 25 年度決算版 ) をまとめた 全日本トラック協会が平成 4 年度から発行しているこの報告書は 会員事業者が自社の

<4D F736F F D F28955C8E86298AD690BC926E88E690DD94F5938A8E918C7689E692B28DB E646F6378>

2017年度 決算概況


PowerPoint プレゼンテーション

公表内容 2 本機関は業務規程第 22 条に基づき 需要想定の前提となる経済指標として 以下の項目の見通しを策定し 公表します ( 全国の経済見通しの策定 ) 第 22 条本機関は 需要想定の前提となる人口 国内総生産 (GDP) 鉱工業生産指数 (IIP) その他の経済指標について 当年度を含む

2007年12月10日 初稿

四国地方 主要8行の預金・貸出金等分析(2017年第2四半期(中間期)決算)

経営効率化計画について

業務用・産業用のお客さま向け 大阪ガスグループの電気

第2部

地域経済分析システム () の表示内容 ヒートマップでは 表示する種類を指定する で選択している取引価格 ( 取引面積 mあたり ) が高い地域ほど濃い色で表示されます 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県

2 空 白

<4D F736F F D F4390B3817A4D42418C6F896390ED97AA8D758B60985E814091E63289F AE8E9197BF E646F63>

スライド 1

整力を確保する一方 小売部門が GC までの自社需要の想定誤差に対する予備力を確保する対 応をしていることから 一部の旧一般電気事業者については 送配電部門と小売部門が確保し ている予備力の合計値が 調整力公募制度開始以前と比較して増加している ( 卸電力取引所活性化の必要性 ) 旧一般電気事業者の

高圧検針 ( 計量 ) 日程分散化について 平成 30 年 3 月 15 日 関西電力株式会社送電サービスセンター

<4D F736F F F696E74202D A E83585F936497CD89FC8A76938A8E918FC194EF2E >

整力を確保する一方 小売部門が GC までの自社需要の想定誤差に対する予備力を確保する対 応をしていることから 一部の旧一般電気事業者については 送配電部門と小売部門が確保し ている予備力の合計値が 調整力公募制度開始以前と比較して増加している ( 卸電力取引所活性化の必要性 ) 旧一般電気事業者の

Transcription:

資料 3-1 電力小売全面自由化の進捗状況 218 年 5 月 18 日 資源エネルギー庁

新電力のシェアの推移 全販売電力量に占める新電力のシェアは 216 年 4 月の全面自由化直後は約 5% だったが 217 年 5 月に 1% を超え 218 年 1 月時点では約 12% となっている 電圧別では 特別高圧 高圧分野 ( 大口需要家向け ) は時期により変動しつつも 全体的には上昇を続けている一方 低圧分野は一貫して伸び続け 約 8% となっている 新電力シェアの推移 [%] 2 15 1 5 8.3 5.2.1 全体 ( 特高 高圧 低圧 ) 特高 高圧低圧 216 年度 217 年度 15.9 16.2 15.5 15.1 14.9 14.3 14.4 13.7 13.1 12.4 12.4 12.6 12.1 12.1 11.8 12.1 12.2 12.4 11.3 1.9 1.5 1.4 9.2 8.5 7.9 7.9 6.7 7.1 7.2 7.3 7.5 7.7 5.8 6.1 5.1 4.6 3.5 2.7 1.7 ( 出所 ) 電力調査統計 シェアは販売電力量ベース ( 自家消費 特定供給を除く )1

低圧分野のスイッチングの状況 (218 年 2 月時点 ) 218 年 2 月末時点での新電力への契約先の切替え ( スイッチング ) 件数は約 9.5%( 約 594 万件 ) 大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) の自社内の契約の切替件数 ( 規制 自由 ) は約 6.% ( 約 376 万件 ) であり 合わせて約 15.5%( 約 97 万件 ) となっている スイッチング率を地域別に見ると 東京 (13.3%) や関西 (12.5%) で 1% を超え 中国 (2.5%) や北陸 (2.7%) も徐々に進展 スイッチング ( 大手 新電力 ) 件数 (2 月末 ) 管内 他社切替実績 単位 : 万件 率 単位 :% 北海道 26.3 9.5 東北 22.8 4.2 東京 35.5 13.3 中部 54.2 7.1 北陸 3.6 2.9 関西 126. 12.5 中国 9.6 2.7 四国 7.9 4.1 九州 38.7 6.2 沖縄 - - 全国 594.5 9.5 大手自社内契約切替 ( 規制 自由 ) 件数 (2 月末 ) 管内 自社内切替実績 [ 単位 : 万件 ] 率 単位 :% 北海道 2.1.7 東北 8. 1.5 東京 91.4 4. 中部 124.7 16.4 北陸 2.9 2.4 関西 66.2 6.6 中国 44.4 12.7 四国 11.5 5.9 九州 24.5 3.9 沖縄.2.3 全国 375.8 6. ( 出所 ) 電力取引報 216 年 3 月の一般家庭等の通常の契約口数 ( 約 6,253 万件 ) を用いて試算 なお 216 年 3 月の低圧の総契約口数は約 8,6 万件だが 旧選択約款や公衆街路灯の契約などは 実態としてスイッチングが起きることが想定されにくく 母数から除外 また 同一需要家による供給事業者の変更や 大手電力の規制料金 自由料金メニュー間での契約種変更は 複数回行われた場合 その都度 スイッチングとしてカウントされることに留意 2

特別高圧 高圧分野の新電力シェア ( 地域別 ) 特別高圧 高圧分野の新電力のシェアを比較すると 高圧分野におけるシェアの上昇が大きく 多くの地域で全面自由化直後に比べて 2~3 倍となっている 地域別では 北海道と関西におけるシェアの上昇が大きく 217 年春以降 高圧分野においては 25~3% 程度で推移している (%) 35 3 特別高圧 (%) 35 3 高圧 北海道 25 25 関西 東京 九州 2 2 中部東北 15 関西 15 四国 中国 1 5 北海道 1 東京 東北 中国 九州 四国 中部 沖縄 北陸 216.4 216.7 216.1 217.1 217.4 217.7 217.1 218.2 5 216.4 216.7 216.1 217.1 217.4 217.7 217.1 218.2 ( 出所 ) 電力取引報 シェアは販売電力量ベース 沖縄 北陸 3

大手電力による域外進出の状況 従来の供給区域外での大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) の契約口数は 218 年 2 月時点で低圧で約 2 万件 特高 高圧で約 2.2 万件に拡大 地域別にみると 低圧は 東京 中部 関西へ集中 一方 特高 高圧はそれ以外の地域 ( 東北 九州等 ) においても進展が見られる 大手電力の 1% 子会社を含む ( 該当企業 : テプコカスタマーサービス ファミリーネットジャパン 日本ファシリティソリューション ケイ オプティコム 関電エネルギーソリューション Kenes エネルギーサービス ( 関電エネルギーソリューション 1% 子会社 ) シーエナジー エネルギア ソリューション アンド サービス 九電みらいエナジー ) 域外における大手電力の契約口数の推移 低圧 [ 件 ] 特別高圧 高圧 [ 件 ] 16 年 4 月 16 年 8 月 17 年 3 月 17 年 7 月 18 年 2 月 16 年 4 月 16 年 8 月 17 年 3 月 17 年 7 月 18 年 2 月 北海道区域 北海道区域 196 232 43 54 554 東北区域 173 213 263 東北区域 331 2,77 2,71 4,15 東京区域 26 2,44 7,698 83,78 135,797 東京区域 1,162 1,594 3,513 4,245 4,431 中部区域 7,755 18,21 21,458 24,214 中部区域 537 695 1,68 4,39 6,176 北陸区域 北陸区域 19 87 129 関西区域 58 18,887 24,36 35,848 41,638 関西区域 3,31 3,739 3,729 4,11 4,527 中国区域 α α 中国区域 α α 75 299 612 四国区域 四国区域 83 291 734 九州区域 47 九州区域 199 465 1,63 沖縄区域 沖縄区域 合計 264 28,686 113,18 141,37 21,967 合計 5,197 6,592 11,765 16,931 22,376 ( 注 )αは1~9 件を意味する ( 出所 ) 電力取引報 4

月別の一口当たり使用量と平均単価の相関 ( 低圧電灯 @ 東京 PG 管内 ) 低圧電灯の規制料金と新電力の需要家における一口当たり電力使用量 ( 月平均 ) を比較すると 季節による使用量の変化はあるものの 新電力需要家は年間を通じて概ね 3kWh 以上となっており 相対的に電力使用量の多い需要家が新電力に切り替えていることがわかる 平均単価については どの月においても新電力の方が割安になっている ( 円 /kwh) kwh あたりの平均単価 25 24 23 22 21 2 燃調込み 1 月 6 月 5 月 11 月 9 月 8 月 7 月 東京 PG 管内 (217 年 ) 6 月 1 月 11 月 12 月 9 月 8 月 4 月 3 月 5 月 7 月 2 月 1 月 4 月 2 月 3 月 1 月 規制新電力 28 ( 参考 ) 燃調影響を除いた場合規制新電力 27 6 月 9 月 5 月 7 月 8 月 3 月 1 月 26 5 月 7 月 1 月 11 月 4 月 2 月 4 月 12 月 12 1 月月 6 月 25 1 月 11 月 9 月 8 月 3 月 2 月 24 管内すべての小売電気事業者が東電 EPの各月の燃料費調整単価を使用しているとの前提で差し引きしている 23 1 2 3 4 5 6 月別の一口当たり使用量 (kwh/ 月 口 ) 12 月 ( 出所 ) 電力調査統計 電力取引報 5

( 参考 ) 地域別の一口当たり使用量と平均単価 ( 低圧電灯 ) kwh/ 月 口 ) 地域別の一口当たり使用量 (217 年 ) ( 低圧電灯 ) ( 円 /kwh) 地域別の平均単価 (217 年 ) ( 低圧電灯 ) ( 円 /kwh) 6 3 14 55 28 12 5 45 4 35 北陸 26 24 22 2 北海道 1 8 6 4 燃料費調整単価 3 25 2 沖縄 18 16 14 北陸 全国平均 2-2 15 全国平均 12 燃調 ( 東電 EP) -4 1 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 -6 北海道 東北 東京 中部 北陸 関西 中国 四国 九州 沖縄 全国計 北海道 東北 東京 中部 北陸 関西 中国 四国 九州 沖縄 全国計 燃調 ( 東京 ) ( 出所 ) 電力取引報 東京電力エナジーパートナー HP 6

小売電気事業者の参入地域 218 年 5 月 11 日時点での登録小売電気事業者数は 471 者 216 年 12 月末時点で登録のあった 362 者 ( ) について その供給地域数を 14 地域以上 22~3 地域 31 地域のみ 4 実績なしの 4 類型に区分すると 218 年 1 月にかけて供給地域を増やし その結果異なる類型に分類された事業者は全体の 2 割超 (88 者 ) を占めており 営業地域拡大の動きが見える ( ) 大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) を除く 4 ( 者 ) 216 年 12 月末時点で登録のあった小売 (362 者 ) の営業地域区分の推移 ( 者 ) 5 参考 218 年 1 月末時点での小売 (453 者 ) の営業地域区分 35 3 25 2 62 56 86 54 うち 216 年 12 月から営業エリアを拡大したのは 88 者 45 4 35 3 25 99 71 15 1 5 162 2 133 181 15 14 地域以上 1 22~3 地域 82 5 51 12 31 地域のみ 216 年 12 月 218 年 1 月 4 実績なし 218 年 1 月 ( 出所 ) 電力調査統計 7

( 参考 ) 競争の拡大 地域ごとのスイッチング申し込み件数や販売者数を 電力小売全面自由化 1 年目と 2 年目で比較すると 相対的にスイッチング率の高い東京や関西以外の地域にも競争が拡大している傾向が読み取れる スイッチング申し込み件数 管内 216 年度 件 217 年度 件 変化比率 北海道 144,756 182,713 1.26 東北 114,12 155,253 1.36 東京 1,498,644 1,68,917 1.12 中部 275,54 423,87 1.54 北陸 19,547 25,59 1.28 関西 589,528 768,89 1.3 中国 39,98 92,9 2.33 四国 3,924 67,716 2.19 九州 24,118 272,41 1.33 全国 3,345,735 3,954,783 1.18 ( 出所 ) 電力広域的運営推進機関 管内 販売実績のある事業者数 ( 低圧 ) 217 年 3 月末時点 ( 者 ) 217 年 12 月末時点 ( 者 ) 変化比率 北海道 38 51 1.34 東北 3 6 2. 東京 13 144 1.4 中部 4 69 1.73 北陸 17 29 1.71 関西 61 1 1.64 中国 25 54 2.16 四国 22 39 1.77 九州 41 69 1.68 全国 222 291 1.31 注 ) 各エリアで最も販売実績者数の多い都道府県における実績数 ( 出所 ) 電力調査統計 8

新電力間のスイッチング状況等 218 年以降 新規参入者の事業縮小や吸収合併等により 新電力からその他の新電力や 大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) へのスイッチングが月間 1 万件以上発生している ( ) [ 件 ] 新電力からの切り替え状況の推移 14, 12, 1, 新電力 新電力 新電力 大手電力 8, 6, 4, 2, 217 年 4 月 217 年 5 月 217 年 6 月 217 年 7 月 217 年 8 月 217 年 9 月 217 年 1 月 217 年 11 月 217 年 12 月 218 年 1 月 218 年 2 月 ( 出所 ) 電力取引報 218 年 1 月以降切替件数が増加している要因 大東エナジーの事業縮小 イーレックススパークマーケティングとイーレックススパークエリアマーケティングの事業統合 ( 吸収合併 ) など 9

卸電力取引所の取引状況 ( 取引量 取引価格 ) 小売全面自由化以降 卸電力取引所の取引量は大幅に増加 特に本年 4 月以降は 1 日当たりの取引量が 4 億 kwh に迫り 5 月に入ってからは全需要の 2%( ) を超える日もある 電力広域的運営推進機関発表の需要実績 ( 速報値 ) を基に算出 足元 4~5 月の取引価格は昨年と同様に約 7~1 円で推移している 約定量 ( 百万 kwh/ 日 ) 45 卸電力取引所の取引量 取引価格の推移 ( スポット市場 ) システムプライス ( 円 /kwh) 約定量システムプライス総需要に占める割合 ( 右軸 %) システムプライス (7 日移動平均 ) 25 4 35 2 3 25 2 15 1 15 1 5 5 全需要に占める取引量の割合 ( 右軸 (%)) 217/1/1 217/4/1 217/7/1 217/1/1 218/1/1 218/4/1 ( 出所 )JEPX 電力広域的運営推進機関ホームページ 1

大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) の電気料金平均単価の推移と変動要因 震災以降 値上げが相次ぎ 電気料金は大幅に上昇するも 214 年度以降は 原油価格の下落等により料金水準は低下 足下では原油価格が再び上昇 震災前と比べ 217 年度の平均単価は 家庭向けは約 16% 産業向けは約 21% 高い水準に ( 円 /kwh) 26. 24. 22. 2. 18. 16. 14. 12. 電灯料 ( 家庭用 ) 電力料 ( 産業用 ) 原油 CIF 価格 2.37 21.26 14.59 22.33 15.73 24.33 25.51 17.53 13.65 21 211 212 213 214 215 216 217 ( 年度 ) ( 出所 ) 電力需要実績確報 ( 電気事業連合会 ) 各電力会社決算資料等を基に作成 21 211 212 213 214 215 216 217 再エネ賦課金ーー.22.35.75 1.58 2.25 2.64 原油 CIF 価格 43,826 54,65 57,494 67,272 69,32 41,866 28,425 38,317 料金改定ーー東京 北海道 東北 関西 四国 九州 25% 上昇 38% 上昇 18.86 中部 24.21 17.65 北海道 関西 22.43 15.62 23.71 約 16% 上昇 16.57 約 21% 上昇 ー関西 原油 CIF 価格 ( 円 /kl) 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 11

( 参考 ) 大手電力 ( 旧一般電気事業者 ) 各社の財務状況 経常損益 211 212 213 214 215 216 217 売上高 (217) 値上げ率 ( 実施時期 ) 料金改定 ( 規制部門 ) 再値上げ ( 実施時期 ) 値下げ ( 実施時期 ) 北海道 146 億 1,186 億 988 億 87 億 212 億 58 億 132 億 7,31 億 東北 1,842 億 531 億 386 億 892 億 1,199 億 84 億 675 億 1 兆 8,693 億 東京 4,83 億 3,776 億 432 億 1,673 億 3,275 億 2,276 億 1 2,548 億 1 5 兆 8,59 億 中部 774 億 521 億 1,41 億 419 億 2,336 億 991 億 918 億 2 兆 5,971 億 7.73% (213.9) 8.94% (213.9) 8.46% (212.9) 3.77% (214.5) 15.33% 2 (215.4) 12.43% (214.11) - - - 北陸 22 億 21 億 73 億 181 億 189 億 32 億 56 億 5,491 億 - - 関西 3,2 億 3,925 億 1,229 億 1,596 億 2,1 億 1,437 億 1,455 億 2 兆 6,839 億 9.75% (213.5) 8.36% 2 (215.1) 4.62% (215.6) 3.15% (217.8) 中国 23 億 381 億 182 億 498 億 313 億 161 億 24 億 1 兆 2,274 億 - - 四国 85 億 634 億 81 億 194 億 133 億 14 億 196 億 6,543 億 九州 2,285 億 3,399 億 1,372 億 93 億 743 億 688 億 482 億 1 兆 8,235 億 7.8% (213.9) 6.23% (213.5) - - 沖縄 8 億 43 億 52 億 57 億 37 億 56 億 63 億 1,88 億 - - 1 社計 11,974 億 14,331 億 3,95 億 1,31 億 1,438 億 6,543 億 6,653 億 17 兆 4,435 億 - - 1 東京電力の216 年度及び217 年度の売上高と経常損益は連結の数値を採用している 2 直近の改定後の料金からの激変緩和のための段階的値上げ ( 北海道 :214.11 関西:215.6) を経た最終的な再値上げ率 12