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大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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今後のスケジュールについて 17 年 8 月 ~ 17 年 11 月 ~ 17 年 12 月 ~ NPO 等によるボランティア福祉有償運送を含む STSの普及促進 NPO 等の運行主体に対する実態調査 関係者等からのヒアリング 交通バリアフリー法の見直しの検討 ( 実態調査 ヒアリングを踏まえた )

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的 大阪市は 政令指定都市の中でも街頭犯罪が多い都市となっており 安全で安心して暮らせるまちづくりのための対策が必要となっています その中で 防犯カメラは 24 時間撮影が可能であることから 犯罪の抑止効果があるとともに 犯罪発生時には容疑者の特定にも役立つ

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別紙 1. 新機能 (1) 駅視 -vision( ホーム上混雑度 ) 1 内容対象駅の上下ホームの駅構内カメラの画像を10 秒ごとに画像解析し エリアごとの人数をカウントし ホーム上の混雑をヒートマップ形式で 東急線アプリ に配信する実証実験です あわせて そのデータを蓄積し 今後 曜日 時間帯別

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訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

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参画プログラム マスコット投票宣言

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(第14回協議会100630)

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ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

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携帯電話の料金その他の提供条件に関する タスクフォース 取りまとめ 平成 27 年 12 月 16 日

4. 迅速な情報配信と配信情報の拡充東急線アプリなどによる配信情報を拡充し 運行見合わせなどの輸送障害が発生した際に 目的地までの所要時分などの情報を迅速にお客さまに提供するほか 駅の混雑状況が把握できる対象駅をさらに拡大するなど 情報配信機能の強化を図ります これらの計画については 昨年度から開始

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

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目次 1. はじめに 1 (1) 基本方針策定の目的 1 (2) これまでの取組みと今後の取組み 1 (3) 街頭防犯カメラ と 施設監視カメラ 2 2. 設置に係る基本方針 3 (1) 設置場所 3 (2) 撮影範囲 4 (3) 設置していることの表示 4 (4) 設置地域の周知 4 (5) 地域

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

【道路台帳整備の対象となる指定道路】

ガイドライン策定の目的 和歌山県では 和歌山県安全 安心まちづくり条例 ( 平成 18 年 3 月 24 日条例第 26 号 ) に基づき 家庭及び地域における人と人との絆を大切にし お互いが支え合い 及び助け合うとともに 安全で安心な暮らしに配慮した環境の整備を行うまちづくりを推進しています その

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1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々

問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

1. 趣旨この基本方針は 市がネーミングライツの付与に関する事業 ( 以下 ネーミングライツ事業 という ) を実施するにあたり 郡山市広告事業実施要綱 ( 平成 27 年 4 月 1 日制定 )( 以下 実施要綱 という ) 第 19 条 ネーミングライツ スポンサーの募集 に基づき ネーミングラ

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( 選定提案 ) は 利用者に貸与しようと福祉用具の種目の候補が決まった後で 具体的な提案品目 ( 商品名 ) を検討する際に用いる つまり ( 選定提案 ) に記載されるのは 候補となる福祉用具を利用者に対して提案 説明を行う内容である 平成 30 年度の制度改正では 提案する種目 ( 付属品含む

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平成18年度標準調査票

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

(2) 第 3 段階ハローワーク徳島 ( 徳島市出来島本町 1 丁目 5 番地 ) 所管区域は 徳島市 名東郡 名西郡 4 具体的な業務内容 (1) 第 1 段階 駅のハローワーク で 国が直接実施しているサービスを 県の権限で実施する 具体的には 職業相談 職業紹介等の業務を 県の職員が執行できる

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1 はじめに 自動ドア安全ガイドライン ( スライド式自動ドア編 ) ( 以下 ガイドライン ) は 自動ドアを利用する通行 者の安全性の向上を図るために策定しました 自動ドアの設置環境は様々であることから 安全性の向上 のためには自動ドア供給者の対策だけでは不十分であり 設置計画から保守管理までの

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2. 現状の建物における物流に関する問題点 大きな懸念は オリンピックを契機として建設される大規模建築物をはじめ 今後新しく建造される施設において 物資の搬入や搬出を円滑に行うことが可能かどうかという点である 現存する百貨店や複合商業ビル等の大規模建築物では 物流に配慮されて建設されたものは少ないと

公社債の店頭売買の参考値等の発表及び売買値段に関する規則 に関する細則 の 一部改正について 平成 30 年 4 月 6 日 日本証券業協会 Ⅰ. 改正の趣旨本協会では平成 27 年 11 月 2 日より 社債の取引情報の発表制度 ( 以下 発表制度 という ) を開始しており 発表制度については

Transcription:

資料 4 ベビーカー利用ルールの作成 1. ベビーカー利用ルールの必要性 公共交通機関等におけるベビーカーの利用について 各事業者が独自に取り組みを行い 利用方法が事業者ごとに異なる現状では 利用者の混乱を招く原因となり 望ましくない 公共交通機関等の混雑の状況等は地域によって差異はあるものの 関係者がベビーカーの利用の円滑化にあたって取り組むべき事項には共通点を見いだすことができるため これらを整理し 発信していくこととする 2. ベビーカー利用ルール作成の考え方 (1) 検討事項の事前整理 検討事項として想定される内容については 以下のとおり関係者及び着眼点ごとに網羅的に整理し 前回の協議会においてお示ししているところ < 関係者 > < 着眼点 > 1ベビーカー使用者 1 安全性 の確保 2 一般利用者 2 理解 の促進 3 交通事業者 施設管理者 3 スペース の問題 4ベビーカーメーカー (2) ルール作成の基本方針 公共交通機関や公共施設でのベビーカー利用にあたっては 社会全体で子育てを支える という考えのもと 子どもの安全を守り 子育てしやすい環境をつくる ことを重視した取り組みを進める 子どもの安全を守り 子育てしやすい環境をつくる ためには 上記の関係者がそれぞれの立場で役割を果たすことが重要であり 本協議会において定める取り組み事項は それぞれの関係者に守ってもらえるよう 内容を一方的に強制するものではないことに加え 一定の社会的理解を得られるものであることが必要不可欠である このため 関係者がそれぞれの立場で自主的かつ積極的に取り組むことができるよう 以下の点に留意し 取り組み事項を定めることとする 細かいことを押しつけるのではなく 必要最小限の範囲にとどめた緩やかなもの 関係者間で合意ができるもの - 1 -

上記の考え方に基づき 安全性 理解 スペース の観点ごとに 関係者が取り組むべき具体的な事項をまとめる なお ベビーカーの公共交通機関等における利用は ここ近年急増してきている状況であり 今後の利用状況や社会的理解の進展等を踏まえ 内容の見直しには柔軟に対応していく必要がある (3) 関係者と取り組み事項の関係 (2) の基本方針に基づき 子どもの安全を守ること ( ベビーカーの安全な使用 ) 及び 子育てしやすい環境をつくること ( ベビーカー利用への理解 配慮 ) を関係者に呼びかけるルールを作成する 1ベビーカーの安全な使用 ベビーカー使用者に対し 子どもの安全を守るためにベビーカーの使い方などで心がけてもらいたいことをお願いする内容 2ベビーカー利用への理解 配慮 ベビーカー使用者及び周囲の方に対し 公共交通機関等が快適に利用できるようにお互い理解や配慮をしてもらいたいことをお願いする内容 子どもの安全を守るために周囲の方にお願いしたいこと 及びスペースの利用にあたって両者にお願いしたいことも含む なお 交通事業者 施設管理者やメーカーの取り組みは その性質上 ルールという形で呼びかけることにそぐわないため 本協議会の 取りまとめ に記載することにより明文化し 事業者団体等を通じて周知するなどして取り組みを進めてもらう < 関係者と取り組み事項の関係整理 > 関係者 ベビーカー使用者 周囲の方 交通事業者 施設管理者ベビーカーメーカー 安全性 理解 スペース ルールの作成 (1ベビーカーの安全な使用 ) ルールの作成 (2ベビーカー利用への理解 配慮) 本協議会の 取りまとめ への記載 - 2 -

(4) ベビーカー利用ルール の呼称 本協議会では これまで 関係者に守ってもらいたい事項やお願いしたい事項等について ベビーカー利用ルール として作成することを念頭に検討を進めてきたところであるが これまでの検討の結果 その内容は規制的な意味あいを持つ ルール というよりは むしろ利用者への お願い と呼ぶべき内容となっている このため 今後 本協議会では ルール という表現は用いず ベビーカー利用にあたってのお願い と呼ぶこととする - 3 -

3. ベビーカー使用者 周囲の方へのお願い ( 呼びかけの内容 ) (1) ベビーカーの安全な使用 呼びかける事項 ベビーカーの使い方に関わる内容を中心に ベビーカーの使用にあたって守ってもらいたいことをまとめる 子どもにはシートベルトを着用すること 段差 隙間に注意すること 子どもを乗せたまま エスカレーターや階段は使用しないこと 駆け込み乗車はしないこと ベビーカーから目を離さないこと 止めている間は 動かないようストッパーをかけること 周知 普及方法 チラシとして作成し ベビーカー販売時や駅などの施設で配布するなどして 周知することを想定 利用場面によって お願いする内容に多少の違いがあるため 標準的な利用場面を想定した 共通版 に加え 鉄道用 バス用 の3 種類を用意 ( 別紙 1) (2) ベビーカー利用への理解 配慮 呼びかける事項 ベビーカー使用者や周囲の方の相互理解が得られるように 理解 配慮してもらいたいことをまとめる 混雑時の乗降時などには お互い声をかけあうこと ベビーカー使用者は 接触や固まっての移動 放置など 操作には気をつけること 周囲の方はベビーカー使用者の行動には温かい気持ちで接し 見守ること ベビーカー使用者は 困っているときは遠慮せず手助けを求めること 周囲の方はベビーカー使用者が困っていれば 一声かけて手助けを申し出てみること 周知 普及方法 ポスターとして作成し 駅などの施設に掲示するなどして 広く呼びかけることを想定 利用場面によって お願いする内容に多少の違いがあるため 標準的な利用場面を想定した 共通版 に加え 鉄道用 バス用 の3 種類を用意 ( 別紙 2) - 4 -

4. 交通事業者 施設管理者 ベビーカーメーカーの取り組み (1) エレベーターの優先的使用 ベビーカーに子どもを乗せたままエスカレーターを使用すると 緊急停止や子どもの予期しない動きなどによりバランスを崩して転落などの危険性があり 実際このような事故も発生しているところである このため ベビーカーの安全な使用の観点から これまでの各関係者の取り扱いと同様に ベビーカーに子どもを乗せたままのエスカレーターの使用はやめてもらい エレベーターを使用するよう呼びかけることとする ( 同伴者や周囲の方の協力を得て 子どもを抱っこし ベビーカーを持ってもらうような場合は使用しても構わない ) これは 階段において抱えて昇降する場合も同様の考え方であるが この結果 垂直移動手段がエレベーターに限られてしまうことから そのままではベビーカー使用者の利便性が著しく低下することになる そこで 垂直移動手段を確保する方法として エレベーターを利用しやすくする環境を整備する観点から 以下のような取り組みを行う 駅等の旅客施設やデパート等の不特定多数の方が利用する商業施設等においては ベビーカー使用者が優先的にエレベーターを利用できるようにするとともに その旨ベビーカーマークを掲出する 周囲の方に対して できるだけ階段やエスカレーターの利用を促し エレベーターの使用を譲ってもらうよう呼びかけを行う ( (5) の活動とも共通 ) また 旅客数の多い駅等の旅客施設や一定の建築物には垂直方向の移動のためにエレベーターを原則として設置することとなっているが 利用状況等を踏まえ かごのサイズを大きくして一度に乗れる人数を増やすことや 複数箇所に設置して利用を分散させることなど 待ち時間を減らし利用しやすくなるような取り組みが望まれる (2) 車椅子スペースの活用 ベビーカー使用者が公共交通機関等を利用しやすい環境をつくるにあたり 既に設置されている車椅子スペースを活用することとする ( 車椅子スペースをベビーカー使用者が専用的に使用することや ベビーカー使用者が他のスペースを利用することができないようにすることは想定していない ) 車椅子使用者に比べてベビーカー使用者の利用は多いことから スペースをより利用しやすくするよう 以下のような取り組みを行う 周囲の方や障害者などに対して ベビーカースペース確保の必要性があることについて理解が得られるよう呼びかけを行う ( (5) の活動とも共通 ) 鉄道車両には1 編成に1 箇所以上 (1 編成が長い場合は2 箇所以上が標準的な整備内容 ) の車椅子スペースを設けることになっているが このスペースは利用形態を限定 - 5 -

せず ベビーカー使用者等の多様な利用者に配慮したものとするとともに 利用実態を踏まえ ベビーカー使用者の利用が多い場合等には ベビーカー等が利用可能なスペースを増設することが望まれる また 設置するスペースの大きさも ベビーカー使用者等が円滑に乗車できるよう 2 台以上の車椅子が乗車可能な大きさとすることが望まれる さらに 鉄道やバス車両における車椅子スペースについては 車椅子マークを車内 車外に掲出することとしているが 周囲の方の協力が得られやすいように ベビーカー使用者が安心して利用できる場所であることを示すベビーカーマークもあわせて車内 車外に掲出することが望まれる (3) ベビーカーをたたまずに乗車可能とすることについて ベビーカー使用者は 子どもの荷物などを抱えており ベビーカーをたたんで子どもを抱っこすることは現実的に困難な場合が多い また 無理矢理たたんで子どもを抱っこした場合 体勢が不安定となり転倒などの危険があるため 子どもの安全性の観点からも問題がある このため 小型のバス車両など 構造上たたまずに乗車することが困難な場合を除き 原則として ベビーカーをたたむことに関する呼びかけは行わないこととする (4) 事故防止のための取り組み 公共交通機関等でのベビーカーの利用の増加に伴い 車両とホームの隙間や車両ドアなどに車輪が挟まるなどの事故も発生しているところである このため 公共交通機関等を安全に利用する観点から 以下のような取り組みを行う ベビーカーメーカーは 公共交通機関等での利用に適したベビーカーの開発について検討を行う 万一 ベビーカーの車輪が鉄道車両のドアに挟まれた場合にも検知が可能なように 鉄道事業者は車両ドアの戸あたりゴムを堅いものへと改良する取り組みを順次拡大する (5) 利用者の理解促進のための活動 3. に掲げるように ベビーカー使用者や周囲の方に対して ベビーカーの安全な使用 及び ベビーカー利用への理解 配慮 を呼びかけることが極めて重要である このため 交通事業者 施設管理者やベビーカーメーカー さらには国や本協議会の各メンバーは チラシの配布やポスターの掲示などを通じて 積極的に広報 周知を行うこととする - 6 -