別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

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目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

北海道MICE戦略(仮称)

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

4 施策別計画 4 施策別計画 施策別計画の見方 施策の方向性を示しています 関連する施策と連携の内容を示して 取組の目標を示しています います なお 市民協働や人権 行政 施策の必要性を示しています の効率化などを内容とする まちづ 取組の現状と課題を示しています くりを進めるための基盤 である施

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4-(1)-ウ①

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

施策吊

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

マートシティ2020 年に向けた政策展開のポイント 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し 東京 2020 大会とその先を見据えた戦略的な観光プロモーションを展開 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう 観光案内機能の充実や多言語対応の強化等 受入環境の整備を推進 ナイトライフ観光の取組や地域

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2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

観光部 事業報告(案)

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

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寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国

北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

スライド 1

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数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

基本方針 2-1 観光資源の有効活用〇歴史 スポーツ 自然など 恵まれた観光資源を活用し 世界に向けた積極的な情報発信や意見交換の場の整備を行います 〇文化 芸術資源のデジタルアーカイブ 33 化により 資源の保護を進め インターネット上での有効活用も行います 2-2 活力ある産業〇ホームページ等の

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目 次 1 平成 23 年の観光動向 1 2 観光統計総括表 2 3 観光客数 観光消費額の推移 3 4 月別観光客数 4 5 個人客 団体客の推移 5 6 宿泊客 日帰り客の推移 6 7 交通機関別観光客数の推移 7 8 外国人宿泊者数の推移 8 9 国 地域別外国人宿泊者数 9 10 コンベンシ

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修


昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

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01 【北海道】

阿賀野市観光マップ

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

共通基準による観光入込客統計 ~ 共通基準に基づき 平成 22 年 月期調査を実施した 39 都府県分がまとまりました~ 平成 23 年 10 月 31 日観光庁 各都道府県では 平成 22 年 4 月より順次 観光入込客統計に関する共通基準 を導入し 信頼 性の高い観光入込客統計調査を

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

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地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 石鎚山系の魅力発信及び持続可能な資源とする事業 2. 地域再生計画の作成主体の名称 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町 3. 地域再生計画の区域 愛媛県西条市並びに上浮穴郡久万高原町及び高知県吾川郡いの町の全域 4. 地域再生計画の目標



数値目標 H29 年 3 月末 H30 年 3 月末 H31 年 3 月末 観光客入込客数 ( 単位 : 千人 ) 大鰐温泉もやし生産者数 ( 単位 : 人 ) 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は大鰐温泉もやし増産プロジェ

計画の基本的な考え方 〇 〇本計画でのスポーツ〇 〇 スポーツをより身近なものとし スポーツの果たす多様な役割を踏まえて 本計画におけるスポーツを位置づけます 競技スポーツやレクリエーション活動だけでなく 健康づくりのためのウォーキング ハイキング 気分転換の散歩や軽い運動 サイクリング キャンプ活

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

化することが課題である 4-2 地方創生として目指す将来像錦町では 市場ニーズに応じて農産物を安定的に供給するための生産者の活動を支援することに加え 観光誘客による物産振興を図り 本町の基幹産業である農業を稼げる魅力的な産業に変えることによって 人口減少の抑制及び新たな雇用創出による活力に満ちたまち

8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

平成 30 年度上期観光入込客数状況について Ⅰ. 本市の上期観光入込客数の概要について 平成 30 年度上期観光入込客数は 総数 380,100 人で 前年の 399,700 人より 19,600 人 4.9% の 減となった (1) 道内客 道外客の状況 道内客が 98,200 人で 前年の 9

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観光消費額観光入込客数観光消費額と観光入込客数の推移 ( 億円 ) , ,391 ( 千人 ) 7,000 6, ,845 5,753 6,000 5,500 第 5 章前期基本計0 5

第 2 編基本計画 第 3 章 政策 施策 政策分野 15 観光 目指す姿 歴史や文化に誇りを持ち 地域の魅力を楽しみ 伝えながら おもてなしの心で来訪者を迎えるまち 着眼点 多様化する観光のニーズに対応するため 本市の観光資源の磨き上げと新たな観光資源の掘り起こしにより 観光地としての魅力向上を図

岡盆地を埋め尽くし 幻想的な風景を創り出す 雲海 など 大学等と連携する中で これらの地域資源である自然を活かしたまちづくりを推進する この 2 つの事業を展開することで 都市的な利便性 が調和する本市の特徴を活かし 市民のまちへの愛着を高め 亀岡への来訪者へのおもてなしの気持ちを表すとともに 豊か

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

平成 25 年 2013 年 2013 加賀市観光 加賀市観光統計 統計 長期推移 大聖寺川 流し舟 舟 片山津温泉 花火大会 山中温泉 鶴仙渓川床 川床 加佐の岬 岬 山代温泉 大田楽 =========================== 目 次 ========================

を補完することが必要である このため 北陸新幹線の開業等による来訪者の増加を一過性にせず リピーターの確保 さらには将来的な定住 班定住につなげる必要がある 4-3 計画の目標本県の総合戦略 とやま未来創生戦略 を実現するために 新幹線開業効果を一過性のものにせず しっかりと持続 深化させるためにも

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

観光で稼ぐ! ための手引書 観光消費の拡大と域内経済への波及をめざして ~ データに基づき観光施策を作り上げる 7 つのステップ ~ 北海道経済部観光局 平成 31 年 4 月


< 委託業務説明書 > 1 平成 20 年度事業実施において明らかとなった課題当初企画 予定していたとおり市民に使用しやすく 親しみが持て かつ利用価値が高い食育推進に資するポータルサイトの構築に努めてきた 食育情報の発信については 簡単に行うことができるようブログを活用した情報発信の仕組みの構築を

業務委託仕様書

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

ができるボランティア活動 のメニューを開拓するとともにウェブサイ トや SNS などを通じて情報発信を行います 施等により スポーツ団体等と連携した体験型ボランティアイベントの実施等により ボランティアムーブメントを拡大します 向けのボラ 学ボランテ 身近な所属等を通じて活動への参加を促すため企業や

資 料 1

中井町緑の基本計画(概要版)

オリンピック パラリンピック東京大会におけるホストシティ タウン構想に係る自治体における国際交流の取組についてのアンケート 1. 調査概要配布先 : 都道府県 市区町村時期 : 平成 26 年 9 月 30 日 ~10 月 30 日 ( 年内にとりまとめ ) 調査趣旨 : 2020 年オリンピック

12_15_中期計画表紙.ai

(5) 観光情報センター活動事業 県内の観光情報を内外に提供し 観光客の誘致促進を図る (6) 九州域内対策事業県内観光施設との連携による周遊 再来訪の仕掛け ( 紙媒体でのスタンプラリー レジャーチケットと絡めた企画 ) や WEB を活用した新しい形でのスタンプラリーを展開することで 九州域内か

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

経営課題 1 主な経営課題について 現状 データ 区民モニター : あなたにとって住民同士の つながり や きずな があると感じますか ( 単位 :%) 年代別 問 6 1. 感じる 2. ある程度感じる 3. あまり感じない 4. 感じない無回答 全体

Microsoft Word - 東京文化資源区構想最終報告書 docx

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

市内の旧家で発見されるなど 歌麿ゆかりのまちであることも知られるようになってきた これらの本市に残る江戸文化の風情や歴史文化資源については これまで展示 公開することを中心に利活用を行ってきたが 今後は 分かりやすいテーマでブランディングし 直接体感できる新たな体験メニューとしての転換を図り 視覚だ

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 3,500 千円 3,500 千円 10,600 千円 350 人 350 人 1,060 人 雇用の増加 5 人 5 人 18 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本事業は 日本の国技であ

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4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

Transcription:

2017 年 12 月 14 日 行政報告資料 経済観光部産業観光課 観光まちづくりの推進について 2017 年 5 月に策定した 町田市観光まちづくり基本方針 に基づく観光まちづくり関連事業を推進するため 2017 年度から2021 年度に進める先導的な取り組みを 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクト として策定するとともに 進捗管理を行うための数値目標を設定することについて報告します 1 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクト策定に向けた検討経過 2017 年 5 月町田市観光まちづくり基本方針策定 7 8 月 まちだ〇ごと大作戦 18-20 まちだ好きの集い での意見聴取 10 月観光まちづくりセミナー (46 名参加 ) 11 月観光まちづくりワークショップ (20 名参加 ) 事業者ヒアリング (22 事業者 ) まちだ〇ごと大作戦 18-20 まちだ好きの集い での意見聴取町田市観光まちづくり推進委員会 2 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクト ( 案 ) について 別紙参照 3 数値目標 ( 案 ) について 町田市観光まちづくり基本方針の短期達成目標の目標年次である 2021 年度の数値目標を 以下のとおり設定します 2021 年度の数値目標 1 1 観光入込客数 2 2 観光満足度 2 3リピーター率 4 延べ宿泊者数 5 観光消費額 現状値 (2016 年 ) 5,013,269 人 目標値 5,700,000 人 現状値 (2009 年度 ) 60.9% 目標値 70% 現状値 (2009 年度 ) 86.7% 算出中 算出中 目標値現状維持 1 延べ人数 平成 28 年度東京都観光客数等実態調査を参考に推計 2 2009 年度町田市観光入込客数等実態調査に基づき算出 4 今後のスケジュール 2017 年 12 月町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトの策定数値目標の設定 2018 年 2 月観光まちづくりシンポジウム

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

目次 1 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトの位置づけ... 1 2 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクト... 2 3 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトの推進にあたって... 6 参考資料町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトに係る事業費の見通し... 7

1 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトの位置づけ 町田市は 町田市観光まちづくり基本方針を2017 年 5 月に策定しました 本方針は まちの活力の維持 向上を目指し 市民と行政が協働で 観光振興 と まちづくり を一体的に進めるための将来像と3つの基本施策を定めています 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトは 本方針に基づく観光まちづくり関連事業を戦略的に推進するため 2017 年度から2021 年度に進める先導的な取り組みをまとめたものです 将来像 住んでよし 訪れてよし 交流感動都市まちだ 基本方針 町田市観光まちづ くり 3 つの基本施策 観光まちづくり関連事業 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト 1

2 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクト 基本施策 1 町田ならではの地域素材の洗い出し 磨き上げ来訪者へのヒアリング等による基礎データの収集を行うとともに 地域住民以外の力も借りて 今ある地域素材の洗い出しと磨き上げを行い 町田ならではの体験を提供し 何度も足を運びたくなるような魅力ある地域資源にします (1) データに基づく観光マーケティングの推進 観光入込客数 観光満足度 リピーター率 延べ宿泊者数 観光消費額 等の観光を推進するために必要なデータの収集を行い 戦略的な観光マーケティングを推進します 町田市観光入込客数等実態調査の実施 地域経済分析システム 観光予報プラットフォーム等を用いたデータ分析等 (2) さくら をテーマとした観光まちづくり市民にとって重要な資産である桜を将来に渡って大切に守り 育てるとともに 魅力ある地域資源へと発展させます 危険防止と名所づくり( 既存の桜の維持 更新と新たな桜の植樹 ) 地域が主催するさくらまつりの支援 桜を用いた新たな商品の開発等 町田さくらまつりの様子 尾根緑道の桜並木 2

(3) 町田ならではの観光プログラムの実施地域住民が慣れ親しんでいる地元の歴史 自然 文化に加え 新たな魅力も活用し 町田ならではの観光プログラムを実施します 観光プログラムを検討するワーキングチームの設置 市民主体で作る町田の魅力を活かした体験 交流型観光ツアーの実施 観光プログラムを取りまとめ 紹介するパンフレットの作成等 ガイドウォークツアーの様子 (4) 広域連携の強化による観光まちづくりの推進自治体間の面的 質的な広がりと地域資源を活かし 周辺自治体 多摩 26 市 交流都市と連携した観光施策を進めます 南多摩 3 市 ( 町田市 稲城市 多摩市 ) 観光連携プロジェクトの実施 広域連携による観光プロモーションの実施等 コラム町田と桜 ~ 町田さくらまつりの誕生 ~ 町田市には 恩田川 尾根緑道をはじめ 町田薬師池公園四季彩の杜 鶴間公園といった多くの桜の名所があります 1992 年には 財団法人 日本花の会 と共催でさくらシンポジウムを開催しました 同シンポジウムには約 800 名の市民が参加し みどりと花による街づくり について 市民と行政が協働して推進することが提言されています これに合わせ 町田さくらまつりが行われることとなりました 現在 町田さくらまつりは 毎年約 10 万人を超える町田市を代表するイベントとして定着しており 地域の人々に愛されるイベントとなっています 桜は まちづくり と 市民交流 を進める上で欠かせない存在です 3

基本施策 2 観光まちづくりの担い手と態勢づくり地域のおもてなし機運の醸成 体験プログラムやガイドウォークツアーの充実 観光案内人の担い手の拡充などを行い 市民全体で来訪者をおもてなしができるよう 観光まちづくりの担い手づくりと態勢づくりを行います (1) 観光まちづくりの担い手育成市民が町田市の地域資源の魅力を学ぶ機会の充実を図るとともに 観光まちづくりの担い手となることができるように 活動を支援する仕組みを充実させます また 将来の観光まちづくりの担い手を育成する機会を提供します 観光まちづくりワークショップの開催 観光まちづくりシンポジウムの開催 地域主催イベントの支援( 町田時代祭り 相原地域イベント等 ) 大学連携による観光まちづくり等 観光まちづくりワークショップ (2) 観光客の受入れ体制の強化観光案内の更なる充実や外国人観光客の受入れに向けた環境整備を行い 観光客の受入れ体制の強化を図ります 観光案内所の機能強化 観光ボランティアの組織体制の強化 外国人観光客向け案内ボランティアの育成 外国人向けモニターツアーの実施 民泊の活用( 古民家民泊 ) 等 まちの案内所町田ツーリストギャラリー 4

基本施策 3 地域素材が持つ魅力の伝達と交流の拡大 情報を伝達するターゲットを明確にするとともに 来訪者による情報発信を促進するため の仕組みを構築します これにより 来訪者と地域住民の交流を拡大します (1) ロケ支援 スポーツ大会誘致によるシティセールスの推進映画やドラマのロケ スポーツ 文化イベント等を用いたシティセールスを推進し 町田市の魅力を市内外に発信し 町田市の知名度やイメージの向上を図ります スポーツ大会 文化イベント等の誘致人材の育成及び組織体制の強化 映画やドラマ等のロケ支援組織の設置 ロケ地巡りガイドブックの作成等 シティセールス活動の様子 (2) 観光プロモーションの推進既存の情報メディア ガイドブック パンフレット等に加えて インターネット等を活用した観光プロモーションを行います また 来訪者と地域住民の交流を拡大するため 双方向の情報発信が可能な仕組みを構築します インターネット SNS 等を活用した情報発信 市外イベントでの積極的な観光 PR 活動 外国人向け観光マップやパンフレットの作成等 多言語の観光マップ 5

3 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトの推進にあたって 町田市と町田市観光コンベンション協会が一体となって 観光まちづくりリーディングプロジェクトを推進していきます プロジェクトの実施にあたっては 多くの個人や団体 民間事業者に関心を持っていただき それぞれの立場や役割に応じた参加ができる推進体制を構築していきます 個人 地域の歴史 文化等への理解 観光まちづくりへの参加 おもてなしの向上 観光情報の発信 団体 民間事業者等 観光商品やサービスの提供 市民と連携した観光まちづくりの推進 観光人材の活用 観光情報の発信 町田市観光コンベンション協会 町田市観光まちづくり基本方針に基づく事業の展開 観光人材の育成 観光振興に取り組む個人や団体 民間事業との連携 観光商品の開発 観光まちづくり推進体制町田市 町田市観光まちづくり基本方針の進捗管理 観光に関する調査 研究 観光振興施策の企画 立案 観光振興に向けた体制整備 広域的な連携による観光振興 6

参考資料 町田市観光まちづくりリーディングプロジェクトに要する事業費 の見通し (2017 年度から 2021 年度まで ) 基本 施策 プロジェクト名 事業費 (1) データに基づく観光マーケティングの推進約 700 万円 1 (2) さくら をテーマとした観光まちづくり約 8,000 万円 (3) 町田ならではの観光プログラムの実施約 4,500 万円 (4) 広域連携の強化による観光まちづくりの推進約 3,600 万円 2 3 (1) 観光まちづくりの担い手育成約 2,100 万円 (2) 観光客の受入れ体制の強化約 5,700 万円 (1) ロケ支援 スポーツ大会誘致によるシティセールスの約 6,300 万円推進 (2) 観光プロモーションの推進約 1,600 万円 総事業費 約 3 億 2,500 万円 町田市 町田市観光コンベンション協会等が実施する取り組みの概算事業費 ( 見込額 ) です 7