内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

解答類型

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

いろいろな衣装を知ろう

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自己紹介をしよう

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単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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児童はこれまでに これは何でしょう (1 年下 ) で ものの特徴を聞き手に分かり やすく説明したり その特徴を落とさないようにしながら聞いたりする学習や 問題が分 かるように はっきりした発音で話す学習をしてきている だが それらを意識はしてい ても十分身に付いているとは言い難い 日々の学習の中で

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

社会科学習指導案

第1学年国語科学習指導案

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

○ ○ 科 学 習 指 導 案

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

<小学校 生活科>

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

6 単元の構想本単元の目標相手に応じて大野の ステキ を整理 分析することを通して, 内容や表現方法を工夫して発信することができる 本単元で活用する既習事項 小中の連携 第 1 学年生活科 がっこうだいすき 第 2 学年生活科 聞いて聞かせてまちのすてき どきどきわくわくまちたんけん もっとなかよし

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

(1)

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

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2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

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中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

第○学年 ○○科指導計画

【授業 1】

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

ように話す順序を考えて発表原稿をまとめ, 発表カードの大枠を完成させる ここで, 発表カードの内容をより充実させるために, 再度, ペアで発表カードを聞き合い, 質問し合う活動を通して, 発表原稿の付け加えを行い, 発表カードを完成させる 次に, 発表の練習に取り組む 発表練習に取り組む前に, 相手

グリーン家の人々

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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

国語科学習指導案

国語科学習指導案様式(案)

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

○○○

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

Hi, friends!1 Lesson3

総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

1 自己存在感児童の生活体験や生活環境の実態 興味 関心を把握し 他教科との関連を踏まえて 様々な視点から取り組めるように課題提示の工夫を行う 2 共感的人間関係話し合いや発表会のときには 相手を大切にした聞き方と発表の仕方ができるように意識させ 支持的雰囲気の中で学び合わせる また 自分との違いや

4 題材の目標 (1) 歌詞の内容や曲想に関心をもち 音楽表現を工夫して歌う学習に主体的に取り組む ( 音楽への関心 意欲 態度 ) (2) 声部の役割や全体の響きを感じ取って音楽表現を工夫し どのように合わせて歌うかについて思いや意図をもっている ( 音楽表現の創意工夫 ) (3) 歌詞の内容や曲

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

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国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

第4学年算数科学習指導案

第1学年国語科学習指導案

4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

Taro-4年 総合 指導案(最終)

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

そこで 6 月単元 新聞記事を読み比べよう では 記事の構成を捉え 見出しやリード 本文 写真やキャプション等に着目することで それぞれの書き手の意図を読み取る学習を行った また 立場を決めて討論しよう では 簡単なメモを使って論点を整理しながらグループの意見をまとめることで 討論を深めるためには

Transcription:

第 4 学年国語科 話す 聞く 学習指導案 授業者宮川珠実 1 目指す言語能力考えながら, 進んで話し合う力 2 教材名 話し合って決めよう 3 児童の実態 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 本学級では, 担任や友達と話をすることが好きな児童が多い 家庭での出来事や, 友達と遊んだこと, 習い事のことなどいろいろな会話を楽しんでいる 昨年度から, 朝の発見タイムを中心に, 人前で話したり聞いたりする経験を増やすスピーチ活動に取り組んでいる スピーチ活動では, 話すことに慣れてきて, 友達の前でも安心して話せるようになってきた また, スピーチの場での相手に応じた適切な表現も意識してできるようになっている しかし, 選材の工夫をして詳しく話すことや, 伝えたいことを筋道を立てたり整理して話したりすることは, まだ十分ではない 聞くことに関しては, 話し手の方を見ながら聞く, 黙って最後まで聞くことは, ほとんどの児童ができるようになっている スピーチ活動の中では, 聞き取りカードを用いて話し方に注意を払って聞いてきた 話の内容を聞き取って自分の意見や感想を持ったり, 分からないことやもっと詳しいことを質問したりすることは, なかなかできない 学級会の話し合いでは, 自分の意見を言える児童が3 年の当初に比べて多くなってきた しかし, クラスのみんなの前では緊張してしまい, なかなか意見を言えない児童もいる また, 発言の声が小さい児童もいる 3 年の 名前をつけよう の単元は, グループで一つの意見にまとめる話し合いを通して, 意見の出し方や話し合いのしかたを学習した だが, 学級での話し合いは, 十分に意見を出し合う前に安易に多数決で決める傾向があり, 互いの意見の相意識しながら合意点を探る話し合いにはまだ到っていない 児童一人ひとりの実態 内容 児童 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なことをメモを取りながら聞く 意見や感想を持ちながら聞く 友達の考えを聞きながら進んで意見を言う - 1 -

内容 児童 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なことをメモを取りながら聞く 意見や感想を持ちながら聞く 友達の考えを聞きながら進んで意見を言う 4 指導の内容と教材の関わり 目的意識 話し合いのしかたを学ぶため 相手意識 話し合いをしている友達に対して 方法意識 身近な話題について, 少人数グループの中で安心して意見を出し, 役割を決めて話し 自分たちの話し合いを振り返るために, 話し合いグループと観察グループに分かれて話し 場面状況意識 少人数グループでの話し合いの場面, 及び自分たちの話し合いを振り返る場面で 評価意識 ワークシートをもとに学習を振り返る 友達の評価や教師の支援から自分の活動を振り返る 本単元は, 話すこと 聞くこと の 話し合うこと に重点をおいた単元である 自分たちの活動を自分たちで話し合って決めたいという意識が芽生えてきたこの時期の発達段階を考慮し, 児童が協力し合ってまとめる話し合いのしかたを学ぶことをねらいとする このねらいを達成するため, 十分に意見を出し合う前に, 安易に多数決によって決めてしまうのではなく, 友達の意見を聞きより良い意見にまとめる話し合い活動を設定した 指導に当たっては, まず話し合いのモデルを示し, これまでの自分たちの話し合いと比べさせ, 意見を出すときに大切なことを理解させる この理解をふまえ, 合いをさせる 児童が関心を持ち, 意見を出しやすいような身近な話題を設定し, 進んで話し合わせる また, すべての児童が安心して意見を言えるように,4,5 人の少人数グループで話し合わせる 本単元における意見を一つにまとめる話し合いでは, 進行係が合意点を探る上で重要な役割を果たす そこで 進行係の役割についても重点的に学ばせる また, 自分たちの話し合いを客観的に振り返るために, 話し合いグループと観察グループに分かれて話し合いをさせる 観察グループは, 話し合いを聞くことによって話し合いグループの評価をし, 役割を代えて話し合う際に, 自分た - 2 -

ちの話し合いに生かせるようにする このような活動を通して, 進んで話し合おうとする態度を育て, 話し合いによって物事を決める楽 しさを実感させたい 5 日常の取り組み (1) 話すこと 聞くこと への取り組み 一分間スピーチ 毎日朝の会で日直 2 名が話し, 話し方がんばりカードと話し方 聞き方カードを活用している 教師の話の聞き取り 板書なしでの連絡を聞き取りって書く 話し合い( 学級会 ) 自分の意見を持ち, 進んで意見を言うようにする 友達の意見に対して自分の立場をはっきりさせて意見を言うようにする (2) 読むこと への取り組み 読書タイム 漫画以外の読み物の本を各自で読む 学年の教師が各学級を回って読み聞かせや本の紹介をする 本の読み聞かせ 図書の時間や, 授業初めの1 分程度の時間に少しずつ読み聞かせる 本の紹介( 教師 ) 各自が学級の友達にすすめたい本を書いたカードを綴って, 学級文庫に置き, 自由に閲覧できるようにしておく 6 指導の目標 考えながら, 進んで話し (A- ウ ) 7 指導計画 (A 領域 30 時間の 6 時間 ) と評価計画 時 学習活動 評価の観点 方法 評価規準 A 評価規準 B C 手だて 1 次話し合いのモデルを参考に, 話し合いで大切なことを理解する 1 話し合いのモデル (CD 教科書) と比べ, 意見を出すときに大切な 意見を出すときに大切なことを, 理解しているか 意見を出すときに大切なことを見つけ出し, 理解できる 意見を出すときに大切なことを, 理解できる みんなでまとめた大切なことを示し, その良さについて説明する ことを理解する 2 話し合いのモデル (CD 教科書) を聞き, 進行係の役割について大切なことに気づく 進行するときに大切なことを理解しているか 進行するときに大切なことを見つけ出し, 理解できる 進行するときに大切なことを理解できる みんなでまとめた大切なことを示し, その良さについて説明する - 3 -

3 話し合い (CD) を, 気をつけて聞き, 大切なことを確 かめる 1 話し合いグルー にさせる 2(本時)プと観察グルー プに分かれて 雨 の日の室内レク をテーマに話し 話し合いグルー プと観察グルー プに分かれて み んなでできる楽 しい歩数アップ 作戦 をテーマに 話し 話し合いグル ープと観察グ ループを入れ 替える 3 これまでの話し 合い活動振り返 り, 学習のまとめ として あったら いいなこんな係 をテーマに, 話し 話し合いを気を つけて聞き, 良い ところを見つけ ることができた か メモ 話し合いを気を つけて聞き, 良い ところを見つけ て自分ならどう 言うか考えるこ 話し合いを気を つけて聞き, 良い ところを見つけ るこ 2 次少人数グループで, まとめるために話し ワークシート 自己評価 相互評価 ワークシート 自己評価 相互評価 他の人の意見を 取り入れてより よい案を考え, 進 んで話し合うこ 他の人の意見を 取り入れてより よい案を考え, 進 んで話し合うこ これまでの話し 合いを生かして, 他の人の意見を 取り入れてより よい案を考え, 進 考えながら進ん で話し合うこと ができる 考えながら進ん で話し合うこと ができる 合うことができ る 教師が読み聞か せ, 良いところを 説明する 話し合いでは, 友 達の考えの良さ にも気づかせる 自分の意見と友 達の意見を比べ ながら聞くよう 話し合いでは, 友 達の考えの良さ にも気づかせる 自分の意見と友 達の意見を比べ ながら聞くよう にさせる 話し合いでは, 友 達の考えの良さ にも気づかせる 自分の意見と友 達の意見を比べ - 4 -

ワークシート 自己評価 相互評価 んで話し合うこ ながら聞くよう にさせる 8 本時の展開 (1) 日時 2006 年 10 月 20 日 ( 金 )5 校時 (1:50~2:35) (2) 場所 4 年 2 組教室 (3) 学習内容 みんなで楽しくできる歩数アップ作戦 について, 少人数グループで話し (4) 本時の目標 考えながら, まとめるために進んで話し (5) 授業の展開 過程 児童の活動 教師の活動 評価の観点 方法 振り返る 前時までの活動を振り返る 本時の課題をつかむ 前時までの活動を思い出させる 本時の課題を提示する つ か む おたがいの考えの同じところやちがうところを考えながら, まとめるために進んで話し合おう 意見を話し合いで, それぞれの役割について大切なことを確認する 話し合いグループ 意見を出す人 賛成 反対などの立場をはっきりさせ, 理由をつけて意見を出す 他の人の意見を取り入れて, よりよい意見を出す 話し合いグループ 進行係 最初に話し合いのテーマを確かめる 話題がそれたらもとに戻す もう一度テーマにもどって確かめる 話し合いから結論をまとめ, たしかめる 観察グループ 担当する友達の良いところを見つける 自分だったらどう言うか考える 話し合いグループと観察グルー 話し合いの様子を見てま 進んで話し合いに参加し 確 プに分かれ みんなが楽しくでき わり, 助言する ているか か る歩数アップ作戦 をテーマに話 ひとつの意見にまとめら まとめる め し ない班には, 合意点とな ための話し合いになって る 少人数グループで話し るような視点を提示す いるか ( 教師観察 ) - 5 -

観察グループは話し合いグループの担当の児童を中心に話し合いを聞き, メモを取る 決まったことを書きこむ 話し合いグループは自己評価を, 観察グループは担当の児童の評価を行う 話し合いグループは観察グループのメモをもとに話し合いを振り返る る 話し合いを振り返り, ワークシートに記入させる 友達の評価を参考にして話し合いを振り返らせる ( 話し合いの様子をICレコーダーで録画し, 次時での振り返りに活用する ) 振り返りカードをもとに話し合いをふりかえることができたか ( 振り返りカード ) 話し合いで決まったことを発表 話し合いグループの児童 まとめる する 本時の学習のまとめをする に発表させる 本時の話し合いで良かったところを伝え, 次時へ の意欲を持たせる (6) 評価の具体 A 他の人の意見を取り入れてよりよい案を考え, 進んで話し合うこ B 考えながら進んで話し合うこと ができる C ( 手だて ) 自分の意見に固執して主張してしまう ( 話し合いでは, 友達の考えの良さにも気づかせる ) 友達の考えに対して意見を言うことができない ( 自分の意見と友達の意見を比べながら聞くようにさせる ) - 6 -