給水装置の設置に伴う取扱いについて ( 鳥羽市 ) ( 説明 ) 現在 鳥羽市において施主 ( 施工業者 ) が住宅の建築等で給水装置の設置を希望する場合 1 給水装置の新設を申し込む 2 申込み後 新設等工事設計審査申請書 を提出し 設計審査を受けた後 工事に着手する 3 工事が完了した後 工事完了報告書 を提出して 現地審査を受ける 以上の手続きを経た後に 市の監督の下 量水器の設置を行うこととなりますが 1から3までの手続きを行うまでに日数を要するため 2までの手続きを完了後 量水器を施工業者に渡してほしいとの要望が出ています ( 業者に量水器が渡った時点から使用開始とするものです ) 各都市において このように工事が完了しない時点で量水器の受け渡しを行っているかどうか また 行っている場合は 完成検査や工事にかかる負担金の支払いについての対応方法や問題点をご教示願います
新潟市 当市では 使用者が住宅建築用として早期に水道を必要とする場合は 給水装置工事申込書 ( 工事用 ) の提出を受け 加入金と工事検査手数料の納入確認後に量水器を渡しています ( 水道料金は量水器の取付日から発生 ) 工事用 は水栓を1 箇所設置することを条件付けており 配水管の分岐から水栓までを 工事用検査 として局職員による検査を実施しています 最終的な検査については 給水装置工事が全て完了した時点で 指定給水装置工事事業者が竣工検査の申込みを行い 局職員による 現地検査 又は 書類検査 を行い竣工としています なお 上記に関する問題等は発生していません 魚沼市 議題の内容については 仮設水道 ( 下水なしの水道使用 ) を業者が必要としているのではないでしょうか 当市では 量水器は申し込み後に受け渡し可能としています ( その後 現場を検針するので料金的には問題ないです ) また 完了検査 ( 外部委託 直営での実施 ) も特段問題はありません 負担金工事についても 事前に ( 施主及び業者並びに不動産関係者等 ) 協議を行っているので特段の問題はありません 聖籠町 1 給水装置の新設時に 加入申込書 の提出及び加入金を納付する 2 給水装置工事申込書 の提出時に 設計審査及び工事検査手数料を納付する 3 給水装置工事申込書 の設計審査を行って 問題無ければ工事の施工許可を出します 4 工事用水が必要な場合は 仮設水栓を設置し 給水開始届けを提出して 引き替えに量水器を貸与し給水開始となります 5 工事完了 ( 仮設水栓撤去 ) 後 給水装置工事竣工届 を提出し給水装置の完了検査となります
長野市 当市では 下記のとおり行っています 中野市 1 給水装置工事承認申込書 を提出 2 受付 審査を行い 決裁後に 工事検査手数料 加入金 配水負担金 の納付書を発行し 入金確認後に工事承認する 3 水道使用開始届 と 連絡工事施工等届 を提出し 指定した曜日 場所にて 指定給水装置工事事業者が量水器を受け取り 指定給水装置工事事業者が現地に設置する 4 工事が完了した後 工事完了届 を提出し 現地検査を受ける 量水器の受け渡しは 給水装置工事申込書 の提出を受け設計審査を行ったのち 加入者分担金の納入を確認してから量水器を渡しています 工事が完了したのち 給水装置工事完成届 が提出され 現地の完成検査 完成届の書類審査を行い その後 設計審査手数料及び完成検査手数料を合算して請求しています 問題点は 工事が完成していて完成届が提出されない場合 手数料 ( 審査 検査 ) が請求できない点です 佐久水道企業団 当企業団では基本的に検査に合格しなければ 量水器の出庫及び開栓することはありません 工事途中で 水道の使用が必要な場合には 中間検査を行い 量水器を出庫しています 当企業団の給水装置工事の申請からしゅん工までの流れは以下の通りです 1 当企業団では指定給水装置工事事業者制度をとっており 給水装置工事については 給水装置工事申込書兼設計審査申請書 で行われた申請に対し 佐久水道企業団給水装置工事施行指針 に基づいた使用材料 設計がおこなわれており構造性能基準省令をクリアしているか審査を行ったうえで 加入金及び申請手数料の納入を以って許可しています
2 基本的には配水管 給水管からの分岐の際に 検査職員が立ち会い 使用資材 施工が正しく行われているか確認 指導を行っています 1.75MPa-1 分間の耐圧検査及び残留塩素 取り出し管の水圧確認 配水管の経年劣化状態等の確認を行っています 工事用水栓を設置したい場合は この際に立水栓まで検査に合格すれば 量水器の出庫 ( 開栓 ) を許可しています この検査は中間検査と呼び正式なしゅん工検査の前に開栓をしたい場合に行われるもので別途 5,000 円の手数料を納めていただいています 3 給水装置工事のしゅん工検査は 指定給水装置工事事業者からのしゅん工届 給水装置台帳の提出後に随時予定を組んで職員が立ち会ってしゅん工検査を行っています 耐圧検査については 第 1 止水栓から宅内の水抜き栓まで 1.75Mpa-1 分の検査を行っております 検査終了後 検査手数料請求書を発行して手数料を徴収していますが 昨今の不景気もあり 手数料の納入が滞っているかと思うと不渡りを出して倒産という事例もあるので未収金の管理には留意が必要かと思います 手数料一覧 (φ13~20 ミリ一般家庭等 ) 設計審査手数料 4,000 円 新規加入金 137,621 円 中間検査手数料 5,000 円 しゅん工検査手数料 6,000 円 富山市 当市では 通常 給水装置工事申込書が提出されれば 翌日に量水器の出庫は可能です しかしながら 新設工事と改造工事では若干の違いがあり 新設工事の場合は申請後 加入負担金の納付書が発行され 翌日以降納入することができ 納入の確認ができないと量水器の出庫はしません さらに道路占用許可書がないと工事もできないので 一週間程度の日数がかかります また 改造工事の場合で現在量水器の付いていないものは 翌日以降であれば必要な時期に施工業者に取りに来てもらい取付けてもらっています さらに 水道料金については 量水器を取付けた日から請求することになるので 施工業者に取付日を確認しています なお 当市の場合加入負担金のみ徴収しており 審査や検査にかかる負担金は徴収していません
氷見市 当市では 一次側は 工事完了届 を受理してから量水器の貸し出しを行っています 2の段階で量水器の貸し出しを行うと その後の書類が提出されない可能性があります 魚津市 当市では 1 給水装置工事の 申請書 及び道路の 占用届け をセットで受け付けています 2 書類の審査を済ませ 3 占用届け を道路管理者へ提出しています 4 占用申請許可後 給水管取出しの立会い検査を行い 5 検査終了後 業者が量水器を取りに来て取り付けています 負担金については 設計審査 検査立会い手数料 が1 万円で給水装置工事の申請時に納付することとしています ( 当市には 加入者負担金等の負担金はありません ) 金沢市 本市では以下のように実施しています 1. 給水装置の新設を申し込む ( 申込書と道路占用申請がセットで ) 2. 設計審査が完了後 加入金 審査及び検査手数料の納付書を発行する 3. 加入金及び審査 検査手数料の納付が確認され 且つ 道路占用許可が下りたことを確認後 工事着手の許可を出します 4. 着工許可と同時に量水器出庫伝票を配布し 施行業者が現地にて量水器を設置する 5. 施行業者より完了届けの提出を受け 完了検査を行います 以上のように工事が完了して無くても 量水器を支給しています また 工事費用については あくまでも民間工事であり 当市としては 一切介入しておりません
小松市 当市において施主 ( 施工業者 ) が住宅の建築等で給水装置の設置を希望する場合 1 給水装置新設申込書 で新設を申込む 2 設計審査を受けた後 水道の加入負担金及び審査 監督手数料の納付書が発行される 同時に 道路占用がある場合は道路占用申請が行われる 3 加入負担金及び審査 監督手数料を納入して 道路占用許可が下りたことが確認されれば 給水装置施工通知書 で工事着手を認められ 工事に着手する この段階で 業者に量水器が渡されます 4 工事が完了した後 給水装置工事完成届 を提出して 現地監査を受ける 当市においては 工事が完了しない時点で量水器の受け渡しを行っています これは必ず 水道の加入負担金及び審査 監督手数料を支払って頂いた後になります また 工事費用については 小松市では見積は提出していただきますが あくまで 施主と実際に工事をする水道業者とのやりとりとしており 当市は一切費用には触れない方法を取っています 輪島市 当市での運用 1 給水装置の新設を申し込む 2 申込み後 給水装置新設等 ( 工事施工 ) 承認申請書 を提出し 審査を受けた後 輪島市より加入金の納付書を発行する 加入金の納付により給水工事の着手が可能 量水器の受け渡しについては 二次側に散水栓等の設置により給水可能な状態となれば量水器の受け渡しが可能 完成検査は量水器設置時に完成検査 給水管の工事費は個人負担 給水管の管理は1 次側 ( 市管理 ) 2 次側 ( 個人管理 )
福井市 当市では 工事が完了しない時点での量水器の受け渡しを行っています 当市における施主の給水装置の設置手順は 以下のとおりです 1 給水装置工事施行申請書 を提出し 内容の承認を得た後 加入金及び審査 検査手数料を納入する 2 給水工事施工票 を提出し メーター器を受け取り工事に着手する 3 工事完了後 竣工検査を受け竣工届を提出する 検査は 道路掘削を伴う分岐工事の立会い時と竣工時の2 回行っており 道路掘削を伴わない場合は メーター取付時と竣工時に行っています 敦賀市 当市では 工事完了前に 仮設量水器 として 量水器を施工業者に出庫する場合があります この場合の注意点として 完了検査を受けていないので 水質の補償はない ( 建築工事用にのみ使用する水とする ) 仮設量水器の出庫の申請は 施工業者が行い 使用した水量を支払う ( 施主が申請すると完了検査を受けず放置する場合がある ) なお 工事検査手数料として 仮設量水器出庫の有無を問わず 一律 500 円としています 美浜町 当町では給水装置工事申込書が提出され設計審査を行い 新規取出しの場合は口径に応じた加入金を納入後 工事を着工できることとなっています 完成後 現地検査を行い 所定の書類が提出されてから量水器の設置を行うこととなっています 岐阜市 当市では 使用開始を希望する時点で 水道開栓届の提出を受け 水道メー
ターを施工業者に渡し設置させています その後 ( 新築の場合は 原則入居前に ) 完成検査を行うこととしています ( 水道メーターが設置され使用可能な状態を工事完成としているため ) 飛騨市 加入金の納付書を施主に渡して 納付確認後に工事の完了に関わらず量水器を渡しています 本巣市 未収金 工事施行についてのトラブルを防止するため 負担金等の収入確認及び工事完成確認をしてからでないと 量水器を支給していません 静岡市 当市では 施工業者の給水装置の設置に伴う手続きは次のとおりです 1 給水装置工事の申込を行う 2 審査手数料納付後に設計審査を受け 工事着手承認を得た後に工事に着手する 3 給水装置工事完成届出書の提出後にメーターが出庫される 4 検査手数料納付確認後 完成図書 工事写真及び現地による工事検査を受ける 当市では 原則として工事完成届出書の提出後にメーターを出庫しています ただし 工事に使用する給水装置については 完成届出書の提出前であっても 給水装置が完成して工事写真が整っていること または 工事が完成に近いことを工事写真や現場の状況から確認して 設置可能と判断した場合に限り出庫しています しかしながら 問題点としては 工事完成後において指摘事項の改善に要する期間が長く 事業者指導に苦慮することなどがあげられます なお 負担金 加入金制度については 当市では実施していません
下田市 当市では 以下のとおりです 1 給水申込並び給水装置新設工事承認申請書を提出 2 工事費 負担金の入金後量水器等を渡す ( 設置した日から使用開始 ) 3 中間検査を行う (2 回 ) 4 完成届を提出して 完成検査を行う 湖西市 当市の場合 工事申込みを承認した時点で加入金及び設計審査手数料の納付書を発行し 工事店が加入金の領収証のコピーを持参してメーターを受け取ります 水道の使用開始はメーター設置時からとなりますが メーター出庫時に工事店に設置年月日を確認します ( メーター出庫は設置の2 3 日前 ) 工事完成検査手数料については 工事店からの完成検査申請書提出から1か月後を目途に納付書を取りに来てもらっています 取りに来ない場合は 電話で催促します 津市 給水装置の新設の手順 ( 配水管 給水管 量水器 ) 1 給水装置の新設を申し込む 申込者 ( 指定給水装置工事事業者 ) 水道局 2 道路等占用許可手続き申込者 ( 指定給水装置工事事業者 ) 水道局 道路管理者等 3 加入金の納付書発行 ( 納付 ) 水道局 申込者 水道局 ( 指定金融機関等へ納付 ) 4 道路等占用許可後 道路工事着手届書 を提出して給水引込工事に着手指定給水装置工事事業者 ( 配水管接続時に水道局立会 ) 5 量水器設置を除く給水装置工事完了後 工事竣工届等手続きを行う 指定給水装置工事事業者 6 量水器の設置工事竣工届の手続き時に 加入金の納入確認を行い指定給水装置工事
事業者へ量水器を渡し設置してもらう ( 水道使用申込書を提出 ) 加入金の納入が確認できない場合は量水器を渡しません 7 竣工検査指定給水装置工事事業者立会の上竣工検査 ( 宅内配管がある場合 ) 工事用の水栓柱だけの場合は指定給水装置工事事業者の立会無しで 現地確認を行います 以上の手順で行っていることから工事が完了しない時点では量水器の受け渡しを行っていません 伊賀市 当市では 給水装置の新設申込み書 と 給水装置工事施工承認申請書 を同時に提出していただき 設計審査後各種負担金納付書を発行し納入確認後 水道部立会の上 量水器一次側工事及び量水器の設置を行っていますので 工事前の受け渡しは行っていません 屋内給水栓工事が完了した時点で 給水装置竣工届 ( 工事完了報告書 ) を提出していただき 竣工 ( 完成 ) 検査を行っています 豊橋市 1 給水装置工事申込書 の受付及び審査をする 2 決裁がおりた後 工事承認書及び納付書を発行する 3 入金を確認後 給水申込書 の提出を受け 量水器を出庫する 4 工事完了後 工事しゅん工検査申請書 及び工事写真 しゅん工図等の提出を受け 現地検査をする 完了検査前に量水器を出庫している為 施工業者が完了検査を受検する時期が業者の都合で遅くなる場合があります 岡崎市
新設の場合 1 給水装置工事申込書の提出 2 審査において申込み内容が適正と判断され 水道施設建設改良費分担金の納付が確認されたのち工事に着手します 3 仮設 1 栓立ち及びメーターボックスまでの工事完了時点で中間検査を行います 4 中間検査合格後 宅内工事で水道使用の申込があった場合に限り 工事用の臨時料金 を徴収するものとして 水道メーターの貸与 ( 施工業者が設置 ) を行っています ( この場合の使用者は工事事業者とする場合が多いです 完成届の提出を促すためです ) 5 給水装置の工事完了後 給水装置工事検査届の提出 6 給水装置の検査で適正と判断された場合 既に水道メーターが貸与されている場合は使用者及び料金区分の変更を行います 水道メーターが貸与されていない場合で 直ぐに使用を開始したい場合は 施工業者が水道メーターを設置し使用開始をします また 当面使用しない場合は 使用申込みがあった際に水道局が水道メーターの設置を行い使用開始をします 刈谷市 量水器の受け渡しについては 完了届提出後の出庫を原則としておりますが 公道部における給水管取出工事が完了し 宅内工事等で給水が必要な場合には一定の手続きを経た上で 量水器の出庫を行っています 負担金の支払いにつきましては 市への納付は公道工事着手前に納付する口径分担金のみであり 完成検査や工事にかかる負担金の支払いはありません 一定の手続きとは 給水支払い者を申請者 ( 給水所有者を含む ) 以外のものに固定し 指定工事業者が完了届を提出するまでの間は支払い者の変更ができないことを承諾する旨の 給水依頼書 が提出され承認されたもの 名古屋市 当市では 配水管分岐部から公私境界までは上下水道局施工 公私境界から屋内側が指定工事店施工となっており 申込者からは上下水道局施工分の工事費及びメータ口径に応じた加入金 ( 基本工事費 ) を徴収します
その後 工事費が納入されていること及び公私境界からメータ廻りまでの配管が完了していることを確認したうえで 配水管分岐部から公私境界までの給水管工事を施工しますが この際 指定工事店 ( または建築業者等 ) からの申し込みに応じて 給水管工事と同日にメータを設置 ( 給水開始 ) する場合があります この場合 メータ以降の屋内配管がまだ完成しておらず 当面は建築工事用として使用するケースも生じますが そのような場合は後日改めて屋内検査を実施することになります また 給水開始後に完成検査を実施する場合は 屋内工事が完了したことを速やかに報告するように指定工事店を指導する必要が生じます