第 5 学年家庭科学習指導案 平成 5 年 月 5 日 ( 木 ) 第 5 校時学習場所家庭科室 題材名かたづけよう身の回り (6 時間扱い ) 内容 C() ア D() ア 題材について () 児童観 5 年生になって初めて家庭科が教科の中に加わり 児童は意欲的に学習に取り組んでい特に 調理学習においては積極的で家庭での実践に結びついている児童が多い 本題材の学習に当たり アンケート調査を行った結果 整理整頓やごみ処理の必要性に気付いてはいるが関心が薄いことがかった また ごみの出し方については 4 年生の社会科で学習をしているが 別の仕方を知っている児童は 3 のくらいであった しかし 学校での清掃は協力してよくやり 担当場所の教師に褒められてい係の活動に熱心で 新しいアイディアを出し取り組む児童が多い また これまでに身につけた手縫いなどの技能を活用し 不用品を使えるものに作り変えるといったリサイクルへの関心が高い児童も多い このような児童のよさを生かしながら 気持ちよい住まい方の工夫ができるように目を向けさせていきたい () 題材観本題材では 身の回りの整理 整頓の学習を通して 環境に配慮した生活ができるようにするために 自ら課題を見付け 計画を立て 工夫することをねらいとしてい収納の仕方を工夫して自の持ち物の整理をしたり 身の回りにある不用品の活用や適切なごみ処理をしたりできるようにす今日の社会では 豊かな物質にあふれ 子供達の身の回りにも さまざまなものがあそれらを使いやすく整理 整頓することは これからも必要とされる能力であ必要なものがすぐ取り出せること 安全な生活ができること 収納場所を有効に使うことに留意させたい また 限りある資源の大切さに気付き 家庭からでる様々なごみの処理の仕方や不用品の活用の仕方を考えて実践できるようにすることは 社会的課題でもあ本題材は 中学校において C 衣生活 住生活と自立 () 住居の機能と住まい方や D 身近な家庭生活と環境 () 家庭生活と環境の学習へと発展していく (3) 指導観 かたづけよう身の回り の題材では 身の回りを見つめさせることから導入し 実際の生活で実践する態度を育てる目的で授業を進めていきたい 持ち物の整理 整頓の学習では 写真やビデオを通し 整理 整頓の必要性に気付かせたい そして 机の引き出し ロッカーの整理 整頓を一人一人の児童に実習させごみの処理や不用品の活用の学習では 地域のごみの量を表すグラフやビデオを通し ごみ処理の大変さに気付かせたい そして 児童一人一人に 自にできるごみを減らす工夫や不用品の活用方法を考えられるようにし それが大切な資源を守ることにつながることに気付かせたい さらに 学習したことを冬休みの家庭の仕事へ生かして 実践へとつなげたい
3 題材の目標 < 家庭生活への関心 意欲 態度 > 身の回りの整理 整頓に関心をもつことができるようにす ごみを減らす方法や不用品の再利用に関心をもつことができるようにす < 生活を創意工夫する能力 > 自の持ち物の整理 整頓の仕方を工夫することができるようにす ごみを少なくする方法を考えたり 不用品を活用したり 再利用についての工夫ができるようにす < 生活の技能 > 持ち物に応じた整理 整頓ができるようにす ごみの別処理を適切にするとともに 不用品を活用することができるようにす < 家庭生活についての知識 理解 > 整理 整頓の必要性とその仕方を理解できるようにす ごみの別処理の仕方を理解し 資源や物の大切さがかるようにす 4 題材の評価規準 内容 (6) 内容の評価規準 題材の評価規準 (6) (6) 学習における具体の評価規準 ア家庭生活への 関心 意欲 態度 住まい方に関心をも ち 身の回りを快適に イ生活を 創意工夫する能力 住生活を見直し 身 の回りを快適に整え 整えようとしていることについて考え 身の回りの生活をみ つめ 整理 整頓やご み処理 不用品の活用 たり 自なりに工 夫したりしてい 身の回りの整理 整 頓やごみの処理 不 用品の活用の仕方に をしようとしていついて考えたり 自 整理 整頓に関心を もち 身の回りを快 適に整え 環境に配 慮した生活をしよ うとしてい 整理 整頓に関心を もち 生活しようと てい 3 快適な住まい方に ついて学習したこ とと自の生活を 比較して振り返り 日常生活で実践し ようとしてい なりに工夫したり してい 身の回りを見直し 課題を見付け 整 理 整頓の仕方に ついて自なりに 工夫をしてい 自の生活を見直 し ごみを少なく するために 不用 品の活用の仕方に ついて考え 自 なりに工夫してい ウ生活の技能 エ生活についての 知識 理解 身の回りの快適な 身の回りの快適な 整え方に関する基 整え方について理 礎的な技能を身に 解してい 付けてい 身の回りの整理 整整理 整頓の必要性 頓やごみの処理 不や仕方がか 用品の活用ができ ごみや不用品の処 理 活用の仕方が か 環境に配慮した 環境に配慮して 身の回りの整理 身の回りを整理 整頓ができ 整頓することの ごみの種類に合必要性や仕方がわせて別をしわかたり 不用品を活 不用品を再利用用したりするこしたり 別処理とができをしたりして ごみを少なくすることの大切さやその方法がか
5 指導と評価の計画 (6 時間扱い ) ア ( 関心 意欲 態度 ) イ ( 創意工夫 ) ウ ( 技能 ) エ ( 知識 理解 ) 小 題 材 ク リ ン 大 作 戦 ご み ゼ ロ 大 作 戦 ホーム大作戦 時 3 4 本 時 5 6 本時のねらい 主な学習活動 生活ウォッチングをす 整理 整頓の必要性がわか 持ち物に応じた整理 整頓 が工夫してでき 整理整頓の実習 家庭において身の回りを 整理 整頓し気持ちよく住 もうとす 家庭での実践計画 ごみや不用品の類の仕 方がわかり 適切に処理す ることができ ごみの種類 ごみの別実習 ごみを少なくする方法が わかり 物を活用しようと する態度を育て ごみを少なくする方法 学習したことを実際の生 活に生かすことができ 実践便り作成 学習活動における具体の評価規準 評価方法 アイウエ具体の評価規準教師児童 3 整理 整頓に関心をも ち 身の回りを快適 に整え 環境に配慮 した生活をしようとし てい 環境に配慮して 身の 回りを整理 整頓する ことの必要性や仕方が わか 身の回りを見直し課題 を見付け 整理 整頓 の仕方について自な りに工夫をしてい 環境に配慮した身の回 りの整理 整頓ができ 整理 整頓に関心を もち 生活しようと てい ごみの種類に合わせて 別をしたり 不用品 を活用したりすること ができ 自の生活を見直し ごみを少なくするため に 不用品の活用の仕 方について考え 自 なりに工夫して実践計 画を立ててい 不用品を再利用したり 別処理をしたりして ごみを少なくすること の大切さやその方法が か 3 快適な住まい方につい て学習したことと自 の生活を比較して振り 返り 日常生活で実践 しようとしてい 学習カ ード Ⅱ 学習カ ード Ⅳ 実践カ ード Ⅴ ウォッチ ングカー ド Ⅰ 学習カー ド Ⅱ 実習 計画書作 成 資料収集 ウォッチ ングカー ド Ⅲ 学習カー ド Ⅳ 実習 実践カー ド Ⅴ
6 本時の学習指導 (4/6 時 ) () 目標自の生活を見直し ごみを少なくするために 不用品の活用の仕方について考え自なりに工夫して実践計画を立て ( 生活を創意工夫する能力 ) () 展開 過程つかむ調 時間 学習活動 教師の働きかけ * 評価の ( 観点 ) < 方法 > A: 十満足 Bおおむね満足 資料等 家庭科研究部のから ごみの量の移り変わり ごみ処理にかかる費用を写真 5 地域のごみ処理の実態を 提示し ごみの多さに関心がもてるようにす ICT 知 家庭からでるごみをク ラムでも多く減らしていく ごみが増加していることを ことが大切なことに気付かせ 知 計画的な購入 過重包装 不用品の活用などにつ ごみの増加による問題につ いて関心をもてるようにす いて知 自の家で実践していることや知っていること 持ち物 に加えて アイディアも出せるようにす調べ べる 考える 5 ごみの減量や不用品の活 全体で話し合い さまざまなアイディアがあ用について話し合う ることに気付き 個人の課題を設定できるよ リサイクルすうにす 資源回収に出す これまでの生活や家庭科の授業を振り返り 肥料にす生活上の経験や家庭科の授業での経験をも 譲( バザー ) とに話し合いができるようにす 修理す 他の物に活用すゴミ0 大作戦学習カごみを減らすために 自にできることを考え 計画を立てようード 作品例 できる 3 自にできるごみを減らし不用品を活用する方法を 工夫したり調べたりす 児童の発想に合わせ活動できるように 学習コーナーを設け 調べカード広告 DVD 写真 工夫する 5 <リサイクルコーナー > <エコクッキングコーナー > 作品例の展示コーナーを 料理のエコポイントを調べら設け手に取って材料やれるようにす作り方が調べられるよう ( 学校栄養職員 ) にす ほかの物に活用した例も < 資源回収コーナー > 展示す 学校の資源回収のやり方を調 ICT べられるようにす ( 庁務手 )
<むだ使いしないコーナー > クラスの友達のお小遣いの使い方が調べられるようにす 本当に必要な物を買うことの大切さに気付かせたい < お店の工夫コーナー > スーパーマーケットの工夫を 調べられるようにす * 自の生活を見直し ごみを少なくするために 不用品の活用の仕方について考え 自なりに工夫して実践計画を立ててい ( 生活を創意工夫する能力 )< 学習カード 実習の様子にて> A: 自なりの工夫をして ごみを減らすことや不用品を活用する計画を立てることができ 工夫をを称賛し できるよう励ます B: ごみを減らすことや不用品を活用する計画を立てることができ 自なりの工夫ができるよう励ます 努力を要する児童への手だて 学習コーナーの資料から 自にできることを選ばせ 生 か す 0 4 学習のまとめをす 学習を振り返り 今 取り組んでいることを各コー 自でできるごみを減らし不用品を活用する方法をまとめられるようにす 次時の学習内容を知らせ必要な材料を準備する ナーごとにす よう指示す