2011年版惣菜白書ダイジェスト

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第2編 旅客営業 第4章 乗車券類の効力




吹田市告示第  号

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屋外広告物のしおり

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平成18年2月

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方



2 夜食 毎日夜食をとっている者は では 22.5%( 平成 23 年 23.9%) であり で % と割合が高い では 18.3%( 平成 23 年 25.2%) であり 40 歳代で割合が高い 図 夜食の喫食状況 (15 歳以上 性別 年齢階級別 )

NRC 日本人の食 調査とは 2 日本人の食の嗜好や食生活 に関する調査で 本篇は Part5 外 中 等の利 です 本篇で紹介する調査データは 月 &5 月調査と 月調査の2つです 4 月 &5 月調査は 外 中 の利 意識 を 11 月調査は 外食 中食の利 実態

単位換算⑶-体積・容積の単位

単身者の生活実態を明らかにするために、都心に勤務する就労単身者へのアンケート調査を行った

九州百貨店 スーパー販売動向 平成 30 年 1 月 11 日 ( 平成 29 年 11 月分速報 ) 1. 概況 (1) 百貨店 スーパーの販売動向 1 全店 ( 百貨店 19 店舗 スーパー 409 店舗 計 428 店舗 ) 11 月の百貨店 スーパー販売額は1,312 億円 前年同月比 +2

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ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

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札幌市道路位置指定審査基準

【デジタルプレス】2018年 防災食品のマーケット分析と将来展望

1. 沖縄県における牛肉の輸出動向 2015 年は 輸出額が過去最高 数量 金額 2015 年は数量が 18,424 KG( 前年比 97.0%) 金額が 87 百万円 ( 同 111.8%) となり 輸出額が過去最高を記録しました 沖縄県の輸出額シェアは 1.1% となっています 国別金額シェア

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東北地域百貨店 スーパー販売額動向 平成 28 年 3 月分速報 ( 旧名称 : 東北地域大型小売店販売額動向 ) 平成 28 年 5 月 13 日 1. 百貨店 スーパー ( 全店舗 ) の動向平成 28 年 3 月の管内 ( 東北 6 県 ) における百貨店 スーパー販売額 ( 全店舗 ) は

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牛乳・乳製品の市場調査及び日本製乳製品に関する調査~香港編~

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スーパーマーケット販売統計調査資料 2017 年 12 月実績速報版 ( パネル 270) 11 月実績確報版 ( パネル 270) 2017 年年間集計速報版 (2018 年 1 月 23 日公表 ) 調査資料概要 パネル 270 社集計 食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを対象に同一企業を集

1. 卸売業販売額の動向 卸売業を業種別にみると 医薬品 化粧品卸売業が前年同月比 9.6% の増加 食料 飲料卸売業が同 8.2% の増加 農畜産物 水産物卸売業が同 6.2% の増加 繊維品卸売業が同 3.7% の増加 その他の卸売業が同 1.2% の増加 機械器具卸売業が同 0.7% の増加と

トピックス

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

64. 真駒内地区 ( 南区 ) 小売業の店舗分布図 巻末 3-362

2 お好み焼は約半数が 家庭で作る派 お店派 は約 4 割 1 年以内に食べたことのあるお好み焼 についての問い ( 複数選択 ) において 家庭で作る関西お好み焼 を選んだ人が約半数の 55.5% 次いで多かったのが お好み焼店などの外食店で食べるお好み焼( 持ち帰り含む ) ( 以下 お店 )

ウ食事で摂る食材の種類別頻度野菜 きのこ 海藻 牛乳 乳製品 果物を摂る回数が大きく異なる 例えば 野菜を一週間に 14 回以上 (1 日に2 回以上 ) 摂る人の割合が 20 代で 32% 30 代で 31% 40 代で 38% であるのに対して 65 歳以上 75 歳未満では 60% 75 歳以

最新! インスタントラーメンに関する意識調査結果 一般社団法人日本即席食品工業協会では インスタントラーメンに関する消費者意識調査を継 続して行っています 最新の 2016 年度の調査結果がまとまりましたのでお伝えします [ 調査対象者 ] 全国の 歳男女 3,000 人 [ 調査期間

目次 Ⅰ 消費税軽減税率制度の概要 4 Ⅱ 軽減税率の対象品目 5 1 飲食料品の範囲等 5 ⑴ 飲食料品 5 ⑵ 飲食料品から除かれるもの ( 軽減税率の対象とならないもの ) 6 ⑶ 飲食料品を販売する際に使用される包装材料等 7 ⑷ 飲食料品の輸入取引 7 2 一体資産 8 ⑴ 一体資産 8

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スライド 1

日本リサーチセンター・NOS自主調査和食についての調査

食用油の購入 購入する容量は少ないが 使い切り期間は長い 一人暮らし 食用油の購入頻度は 一人暮らし 夫婦のみ が 3 ~ 5 ヶ月に 1 回程度 夫 婦と子 は 月 1 回程度 が最も多く また未開封油の平均ストック本数は 一人暮ら し 夫婦のみ 夫婦と子 の順に 2.2 本 3.3 本 4.1

平成 30 年 4 月 10 日公表平成 28 年 農業 食料関連産業の経済計算 ( 概算 ) - 農業 食料関連産業の国内生産額は 兆円で全経済活動の約 1 割 - 統計結果 1 農業 食料関連産業の国内生産額平成 28 年における農業 食料関連産業の国内生産額は 115 兆 9,63

2. 管内の主な商品の動き 品目寄与度主な動き (%) 全店既存店 合計 1.7 猛暑により 帽子 日傘など UV 関連商品の動きが良かったことに加え 化粧品 高額品の動きが引き続き良かったことなどから 2 か月ぶりに前年を上回った 衣料品計 0.1 猛暑により 秋物衣料の動きは鈍か

育ちにくく売上アップが難しくなってきている 以上の点を改革しなければ部門存続が難しくなる インストア製造商品の定価販売とロングチルド商品の導入 以上のことから 惣菜部門の構造改革 が必要になってきている インストア製造を縮小してアウトパック商品を多く導入すれば解決するという問題ではない 今のアウトパ

よく登場する主食メニューは 家庭ではカレー 和風めん類 単身男性はカレー チャーハン 単身女性は和風めん類 パスタ あらかじめ 65 項目のメニューの選択肢を挙げ 月に 1 回以上 食卓に登場するメニューを聞きました 主食メニューをみると 主婦の回答では カレー 和風めん類 ( そば うどん等 )

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

日本リサーチセンター・NOS自主調査和食についての調査

ニュースリリース

( 様式 1 号 ) 平成年月日 九州食べきり協力店等佐賀県登録申込書 1. 基本情報 ( 印の内容は, 県ホームページに情報を掲載いたします ) 事業者 店舗名 フリカ ナ代表者名 生年月日 (S H 年 月 日 ) 所在地 ( 複数店舗の一括申込の場合 代表する - 事業所等の所在地 ) 電話番

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目について以下の結果を得た 各社の加熱製品の自主基準は 衛生規範 と同じ一般生菌数 /g 以下 大腸菌 黄色ブドウ球菌はともに陰性 未加熱製品等の一般生菌数は /g 以下であった また 大腸菌群は大手スーパーの加熱製品については陰性 刺身などの未加熱製品については

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

モスクワ市の外食市場は 2015 年まで安定した伸長を遂げたが 2016 年は減少 2010 年から2015 年にわたって 外食市場は年平均伸び率 7.9% で拡大 外食市場規模は 2016 年に1,609 億ルーブルに減少 ロシアでは庶民的な価格帯のカフェ ( レストラン ) の利用が最も多い カ


FastaskReport

第62回税理士試験 消費税法 模範解答(計算)

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長 は10 年 ) にすべきことを 求 める ⑸ 改 善 意 見 として 事 務 引 継 書 にかかる 個 別 フォルダーの 表 示 について 例 えば 服 務 休 暇 全 般 ( 事 務 引 継 書 を 含 む) といったように 又 は 独 立 した 個 別 フォルダーとして 説 明 を 加 え

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生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 旅館業用 ) 導入手引書 旅館業用衛生管理点検表 1 個人衛生管理点検記録個人衛生管理は 従事者の感染症対策を中心に基準条例 8 の従事者に係る衛生管理の項目を始業時点検として次の項目を確認する (1) 従事者は 下痢 嘔吐等の体調不良がないことを確認し 症

1. 調査概要 調査主体 : 株式会社 Mizkan Holdings 調査テーマ : 節分の日における巻き寿司についての喫食状況 調査方法 : インターネット調査 ( マクロミルモニタを利 ) 対象エリア : 全国 調査対象 :20 69 歳男 3,266 名 ( 詳細は 以下の割付表にて ) 調

九州百貨店 スーパー販売動向 平成 30 年 11 月 6 日 ( 平成 30 年 9 月分速報 ) 1. 概況 (1) 百貨店 スーパーの販売動向 1 全店 ( 百貨店 19 店舗 スーパー 410 店舗 計 429 店舗 ) 9 月の百貨店 スーパー販売額は1,151 億円 前年同月 0.4%

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

食生活で摂取に気を付けているものを“あえて解禁”する「チートデイ」の実態を調査


今年度(2018年12月~2019年1月)の忘年会・新年会の動向を調査

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Transcription:

2017 年版 惣菜白書 - ダイジェスト版 - 一般社団法人日本惣菜協会

2017 年版惣菜白書 収録内容 1 第一章 惣菜市場の動向 1. 調査概要 2. 惣菜市場規模 ( 算出値 ) 12016 年のトータルマーケットは 9 兆 8,399 億円規模 2 算出の方法 3 業態別市場規模と構成比 4 業態別テナント FC 店売上比率 (2016 年 ) 5 業態別カテゴリーマーケット 3. 調査結果の詳細 ( 実測値 ) 1 調査対象企業の店舗総売上高と食品売上高 ウエート 2 店舗総売上高の直営とテナントの比率 32019 年の惣菜総売上高予測 4 おせち料理の売上高 5 恵方巻きの売上高 (2016 年 ) 6 惣菜売上高の推移 7 カテゴリー別惣菜売上状況 8 2~3 年後の直営調理状況予測 9 惣菜売場の運営方法 10 品揃えで意識する客層 11 現在 品揃えをしている惣菜カテゴリー 12 惣菜の商品形態の現状と今後 13 惣菜カテゴリー別の今後の取扱い比率の予測 14 今後注力する商品 15 現在 惣菜売場で行っている施策 16 今後惣菜売場で重視する施策 第二章 消費者動向 1. 調査概要 1 調査の設計 2 調査対象者フェイスシート 3 調査対象品目 2. 調査結果の要約 1 惣菜の種類別利用状況 ⑴ 最近半年間での品目ごとの購入頻度 ⑵ 最近 1 週間での品目ごとの購入頻度 ⑶ 購入場所別にみた購入頻度 ⑷ 食事時間別にみた利用状況 ⑸ 食事機会別にみた利用状況 2 惣菜購入に関する時系列分析 ⑴ 1 回あたりの購入種類 ⑵ 月平均購入金額 ⑶ 惣菜の単価の目安 ⑷ 惣菜類の購入頻度の増減 ⑸ 惣菜類の価格感の変化 ⑹ 今後の惣菜の利用意向 ⑺ 惣菜の消費期限の確認 ⑻ 惣菜の賞味期限の確認 ⑼ 惣菜の原料原産地についての表示の確認 ⑽ 惣菜の遺伝子組み換えについての表示の確認 ⑾ 惣菜の添加物表示の確認 ⑿ 惣菜のアレルギー表示の確認 ⒀ 惣菜のカロリー表示の確認 ⒁ ラベル表示に対する信頼 ⒂ 惣菜購入時の選択基準 ⒃ 惣菜の衛生面の信頼 ⒄ 今後購入したいと思う惣菜 ⒅ 特定の購入先の有無 ⒆ 惣菜を購入しやすい店の条件 ⒇ 今後 通信販売で惣菜を購入する機会 3 惣菜に関する意見 ⑴ 惣菜全体に対する評価 ⑵ 売り方について ⑶ 調理時間について ⑷ 惣菜の経済性について ⑸ 惣菜の作り方について 4 食品全般に関する意見 ⑴ 2~3 年前と比べて食事の変化 ⑵ 食の安全安心について 5 おせちに関する意見 ⑴ 購入について ⑵ おせちの購入場所 ⑶ おせちの購入金額 6 恵方巻きに関する意見 ⑴ 購入について ⑵ 恵方巻きの購入場所 ⑶ 恵方巻きの購入本数 ⑷ 恵方巻きの購入金額 7 袋物惣菜に関する意見 ⑴ 購入について ⑵ 購入した商品 ⑶ 袋物惣菜の購入場所 ⑷ 袋物惣菜の 1 カ月購入回数 ⑸ 袋物惣菜の購入金額 ⑹ 袋物惣菜の購入理由 参考資料編惣菜に関する市場規模調査票 惣菜販売動向 に関する調査 ( 専門店用 ) 惣菜販売動向 に関する調査 ( 百貨店 GMS SM CVS 用 ) お惣菜に関するお伺い ( 消費者用 )

惣菜白書 について 2 一般社団法人日本惣菜協会では 昭和 55 年より惣菜に関する調査研究を開始し 惣菜の業態別市場規模や事業者動向 消費者動向などを取りまとめた 惣菜白書 として刊行し 今年で 14 冊目となります 惣菜白書 は 惣菜が生活者の食生活に欠かせない社会的なインフラとして成長してきた過程を毎年追跡し 業界の現状を広く把握 白書としてとりまとめると同時に 行官界においても発表資料として活用されています 惣菜業界唯一の基礎データ集として 行政 大学 研究機関 マスコミなど業界外からも注目を集めております 2016 年の市場規模は 9 兆 8,399 億円となり 毎年成長を遂げております このように市場が拡大していることは 生活者のニーズが変化していく中 惣菜には高い期待が寄せられている事の表れだと考えます その期待に応えるべく 更に誠実に生活者のライフスタイルの多様化に対応していく必要性を感じているところであり また同時に 業界の健全な発展と山積する課題解決のために活動していかなければならないことを痛感しています 本書の発刊にご協力頂きました皆様に感謝するとともに 本書が惣菜産業の更なる発展のために 各企業の成長に役立つ指針となれば幸甚でございます 惣菜の定義 市販の弁当や惣菜など 家庭外で調理 加工された食品を家庭や職場 学校 屋外などに持ち帰ってすぐに ( 調理加熱することなく ) 食べられる 日持ちのしない調理済食品としている したがって 事業所向け給食および 調理冷凍食品やレトルト食品など比較的保存性の高い食品は除いている 米飯類 おにぎり 寿司 弁当など 調理麺 調理済み焼きそば うどん 割りこそば スパゲティーなど 調理パン サンドイッチなど ( 一般に常温売場で販売されている菓子パンは含まれない ) 一般惣菜 和 洋 中華の惣菜 煮物 焼物 炒め物 揚物 蒸し物 和え物 酢の物 サラダなど 袋物惣菜 容器包装後低温殺菌され 冷蔵にて 1 カ月程度の日持ちする調理済包装食品 ポテトサラダ等のサラダ 肉じゃが 鯖の味噌煮など

惣菜市場動向 3 1. 食 の市場規模と構成比推移 食市場全体が伸び悩んでいるなか 2015 年の惣菜市場規模は 9 兆 5,814 万円となり 10 年前と比較すると 122% を超えてきており 高齢化 核家族化 女性の社会進出などライフスタイルの変化を反映して 惣菜の利用が大きく増加している 内食中食 ( 惣菜 ) 外食食市場計 2006 年 305,587 億円 78,129 億円 245,523 億円 629,239 億円 2015 年 325,064 億円 95,814 億円 251,816 億円 672,694 億円 130.0% 120.0% 内食 中食 ( 惣菜 ) 外食の市場規模推移 (06 年比 ) 単位 :% 06 年 -15 年比 106.4% 122..6% 102.6% 106.9% 発刊時点で 2016 年外食市場規模 (7 月頃 ) 及び内閣府 国民経済計算 2016 年分統計 (12 月頃 ) が未発表のため 2015 年数値で比較しています 各分野堅調な中 中食 惣菜市場が国内の食シーンをけん引している 2. 惣菜市場マーケットデータ 110.0% 100.0% 90.0% 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 内食中食 ( 惣菜 ) 外食食市場計 (1) 惣菜市場規模の推移惣菜市場規模は堅調に推移し 2017 年は 10 兆円を超える見込み 10 兆 0,000 億円 9 兆 5,000 億円 9 兆 0,000 億円 9 兆 8,399 億円 9 兆 5,814 億円 9 兆 2,605 億円 2014 年 2015 年 2016 年 2015 年惣菜市場規模は 9 兆 5,813 億円 2016 年惣菜市場規模は 9 兆 8,399 億円 * 本誌では 2006 年からの市場規模推移を見ることができます 2014 年 2015 年 2016 年 惣菜市場規模 9 兆 2,605 億円 9 兆 5,813 億円 9 兆 8,399 億円

惣菜市場動向 4 (2) 業態別市場規模 業態別市場規模 2015 年 2016 年 市場規模構成比市場規模構成比前年比 専門店 他 2 兆 8,762 億円 30.0% 2 兆 9,024 億円 29.5% 100.9% 百貨店 3,712 億円 3.9% 3,674 億円 3.7% 99.0% 総合スーパー 9,169 億円 9.6% 9,148 億円 9.3% 99.8% 食品スーパー 2 兆 4,525 億円 25.6% 2 兆 5,417 億円 25.8% 103.6% CVS 2 兆 9,643 億円 30.9% 3 兆 1,133 億円 31.6% 105.0% 31.6% 業態別構成比 (2016 年 ) 29.5% 3.7% 25.8% 9.3% 専門店 他百貨店総合スーパー食品スーパー CVS 合計 9 兆 5,813 億円 100.0% 9 兆 8,399 億円 100.0% 102.7% (3) カテゴリー別構成比 カテゴリー別構成比 (2016 年 ) 6.7% 米飯類 32.5% 50.3% 調理パン調理麺 5.5% 5.0% 一般惣菜袋物惣菜 業態別構成比 では CVS の存在感が年々増し ついに専門店 他を超えるまでになった カテゴリー別構成比 では米飯類が最も多くいが 年々その割合は低下してきている 2012 年度より調査を開始した袋物惣菜が潜在感を増してきている * 本誌では各業態別のカテゴリー構成比を見ることができます

消費者動向 5 消費者調査結果 1 最近半年間での品目ごとの購入頻度 ( 例 ; 首都圏 ) 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 首都圏 弁当 (47.1%) おにぎり (45.1%) サンドイッチ (39.5%) コロッケ (38.4%) にぎり寿司 (33.9%) 2 業態別のよく利用する惣菜 ( 例 : デパート ) 首都圏近畿圏中国 四国圏北陸圏 にぎり寿司 / 焼とり / おこわ ( 類 ) 炊き込みご飯 / 弁当 / 巻寿司肉まん / にぎり寿司 / 弁当 / おこわ ( 類 ) 炊き込みご飯 / 肉だんごにぎり寿司 / コロッケ / 巻寿司 / おこわ ( 類 ) 炊き込みご飯 / 豚カツおこわ ( 類 ) 炊き込みご飯 / お好み焼き たこ焼き / コロッケ / 巻寿司 / いなり寿司 / 弁当 1 品目ごと購入頻度 首都圏では 弁当 が 1 位 サンドイッチが 4 位 3 位に上昇 2 業態別のよく利用する惣菜 デパートでは おこわ ( 類 ) 炊き込みご飯を購入する人が各エリアで上位 * 本誌では業態別 エリア別以外にも 時間帯別 ( 朝食 夕食等 ) や食事機会別 ( 普段 来客時等 ) データを見ることができます

消費者動向 6 3 惣菜の月平均購入金額 50.0% 40.0% 首都圏近畿圏中国 四国圏北陸圏 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 1,000 円未満 1,000 円 ~ 2,000 円 ~ 3,000 円 ~ 4,000 円 ~ 5,000 円以上不明 月平均購入金額は 各エリアともに 2,000 円未満 が半数以上を占めているが 他エリアに比べて首都圏の割合は低い * 本誌では 4 年間の時系列でエリア別以外にも 購入種類数や単価等の詳細データを見ることができます 4 惣菜購入時の選択基準 首都圏近畿圏中国 四国圏北陸圏 おいしさ 63.8% 64.3% 61.5% 60.0% 価格 54.3% 52.6% 53.9% 51.2% メニュー 47.6% 47.4% 48.6% 46.2% 消費期限 30.4% 31.3% 28.1% 28.7% 栄養バランス 29.2% 27.6% 24.4% 25.8% 各エリアとも 価格 より おいしさ 重視する傾向が進んでいる * 本誌ではより多くの項目の詳細なデータを見ることができます 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% おいしさ価格メニュー消費期限栄養バランス首都圏近畿圏中国 四国圏北陸圏

消費者動向 7 5 おせちの購入 首都圏 近畿圏 中国四国圏 北陸圏 購入した 15.6% 19.4% 14.0% 14.5% 購入していない 84.4% 80.6% 86.0% 85.5% 6 恵方巻の購入 首都圏 近畿圏 中国四国圏 北陸圏 購入した 34.0% 49.7% 45.6% 38.7% 購入していない 66.0% 50.3% 54.4% 61.3% 7 袋物惣菜の購入 首都圏 近畿圏 中国四国圏 北陸圏 購入した 27.9% 25.7% 21.2% 23.0% 購入していない 72.1% 74.3% 78.8% 77.0% * 本誌では 4 年間の時系列でエリア別 購入場所 ( チャネル ) 別 単価別等の詳細データを見ることができます 惣菜市場動向調査では 2016 年版以降は企業統合等を鑑み 前年版より現状に即した業態別の調査対象企業に変更し よりマクロデータとしての信頼性を高める取り組みを行っております また 消費者動向調査では 個別商品の 購入頻度 購入店舗 いつ食べるか どんな時に食べるか という 4 つの視点から調査を行い 惣菜の個別商品の使われ方を立体的に捉えると同時に 前回調査との比較により消費者意識の変化を捉え 個別商品がどのようなシーンで使われているかを明らかにすることを目的とした具体的な品目での調査を行っております ご購入を希望されます場合は 日本惣菜協会 ホームページ 調査研究 出版物 出版物申込み または 下記アドレスからお申し込み願います http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/outline/publishing/syosekikounyu/

惣菜白書 について 8 業態定義 専門店 他 惣菜専門店: 惣菜販売店 持ち帰り弁当店 仕出し弁当店 給食業者 駅弁売店 寿司販売店 おにぎり販売店 調理パン小売業 ( サンドイッチ ハンバーガー等 ) ピザ小売業( 持帰り ) イートインコーナー併設型惣菜店 受注後調理型惣菜店 専門店( 衣食住何れかの販売額が90% 以上 ) 業態の料理品販売 中心店( 衣食住何れかの販売額が50% 以上 ) 業態の料理品販売 その他の小売店 百貨店 以下の条件にあてはまる事業所の料理品 ( 惣菜 ) 販売額 セルフ販売でない 衣食住商品の販売額比率が各 10% 以上 70% 未満 従業者 50 名以上 総合スーパー 以下の条件にあてはまる事業所の料理品 ( 惣菜 ) 販売額 総合スーパー : 衣食住にわたる各種商品を小売し そのいずれも小売販売額の 10% 以上 70% 未満の範囲内にある事業所で 従業者が 50 名以上 衣料品スーパー : 衣料品の販売額 70% 以上 250 m2以上 住関連スーパー : 住関連品の販売額 70% 以上 250 m2以上 その他スーパー : その他の各種商品小売業に格付けされ コンビニエンスストアに該当しない セルフサービス方式を採用している事業所 ドラッグストア : 主に一般医薬品及び医療用品を販売 食料品スーパー 以下の条件にあてはまる事業所の料理品 ( 惣菜 ) 販売額 食料品の販売額比率が70% 以上のスーパー 250m2以上 CVS 以下の条件にあてはまる事業所の料理品 ( 惣菜 ) 販売額 30 m2以上 250 m2未満 飲食料品を扱っている 14 時間以上の営業

惣菜白書 について 9 消費者調査の設計 1 調査対象; 首都圏 (1 都 3 県 ) 近畿圏(2 府 3 県 ) 中国四国圏(9 県 ) 北陸圏(3 県 ) に居住する20 代 ~60 代の女性を対象に実施 2 調査手法; インターネット調査 (2017 年 2 月 13 日 ~20 日 ) 3 回収数 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 合計 首都圏 218 225 227 221 221 1,109 近畿圏 221 222 226 215 223 1,107 中国四国圏 159 159 162 160 154 794 北陸圏 158 162 165 200 136 821 全体 756 768 780 796 731 3,831 4 質問項目 1 種類別利用状況 ( 購入頻度 場所 食事時間等 ) 2 惣菜の購入状況 ( 購入種類 購入金額 利用意向等 ) 3 惣菜に関する意見 4 食品全般に関する意見 5おせちに関する意見 6 恵方巻に関する意見 7 袋物惣菜に関する意見 < 名称 > < 発行日 > < 価格 > 2017 年版より価格改定 2017 年版惣菜白書 2017 年 5 月 23 日 会員 賛助会員 受講生 惣菜管理士 学校関係者 一般企業 一般個人 5,000 円 3,000 円 ( 送料 税込 ) 10,000 円 5,000 円 ( 送料 税込 ) 2017 年版より多くの方に利用してもらうことを目的に 大幅な価格改定を行いました ご購入方法 日本惣菜協会 HP 調査研究 出版物 惣菜白書 出版物のお申込み