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が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

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訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート 調査の概要 訪日外国人旅行者を対象に 旅行中に困ったこと 受入環境 ( 多言語対応 通信環境 公共交通等 ) へのニーズ 満足度等に係るアンケートを実施した 訪日外国人利用者の多い成田国際空港 東京国際空港 関西国際空港を中心とした空港

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

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(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

北海道MICE戦略(仮称)

4-(1)-ウ①

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

スライド 1

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観光マーケティング調査


別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

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P.1 平成 28 年度タイ市場調査結果 北海道観光成 市場誘客促進事業 ( タイ市場 ) 概要編 公益社団法 北海道観光振興機構

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資料 4 外国人の利用のしやすさの向上について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

構成 1 第 1 章 IoT 時代の新たな地域資源 1. IoT 時代の新たな地域資源とその可能性 2. 新たな地域資源の活用に向けた基本的視点 第 2 章地域におけるオープンデータ ビッグデータ利活用の推進 1. 地域におけるオープンデータ利活用の現状と課題 2. 地域におけるビッグデータ利活用の

報道発表資料(新宿駅屋内地図オープンデータ)

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1. 実現を目指すサービスのイメージ 高齢者や障害者 ベビーカー利用者など 誰もがストレス無く自由に活動できるユニバーサル社会の構築のため あらゆる人々が自由にかつ自立的に移動できる環境の整備が必要 ICT を活用した歩行者移動支援サービスでは 個人の身体状況やニーズに応じて移動を支援する様々な情報

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

【課題1】海外の企業・人材が東京でビジネスをしやすい環境づくり~【参考】民間によるビジネス交流拠点の例

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体


今後の観光振興策に関する意見 ~ 新たな観光ビジョン 策定への期待 ~ 平成 28 年 2 月 18 日日本商工会議所 1. 基本的考え方 観光は 地方創生 デフレ脱却 成長戦略の切り札となるものであり 特にインバウンドにかかる期待は大きい 円安 訪日ビザ発給要件の緩和などを背景に 中間層の所得が増

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

マートシティ2020 年に向けた政策展開のポイント 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し 東京 2020 大会とその先を見据えた戦略的な観光プロモーションを展開 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう 観光案内機能の充実や多言語対応の強化等 受入環境の整備を推進 ナイトライフ観光の取組や地域

平成 29 年 1 月 13 日観光庁 カテゴリー Ⅱ 以上の認定外国人観光案内所への支援を開始します 二次募集 ~ 訪日外国人旅行者にとって利用しやすい観光案内所の整備を促進 ~ 観光庁は 平成 29 年 1 月 13 日より JNTO( 日本政府観光局 ) が認定するカテゴリー Ⅱ 以上 ( )

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

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平成20年度国家予算

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

都市サービスの高度化 ~IoT おもてなしクラウド事業の推進 1 IoT 時代の技術進歩の成果を踏まえ 訪日外国人等のスムーズな移動 観光 買い物等の実現に向け スマートフォン 交通系 IC カードやデジタルサイネージ等と 共通クラウド基盤を活用した多様なサービス連携 ( 個人の属性 言語等に応じた

手ぶら観光 に関する制度概要 共通ロゴマークの掲出認定 手ぶら観光 共通ロゴマーク 平成 30 年 3 月末日現在 222 箇所を認定 手ぶら観光共通ロゴマーク認定を受けるメリット 1 共通ロゴマークを掲出して外国人旅行者へ PR が可能 手ぶら観光補助事業 手ぶら観光カウンターの開設 改修費用 設

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報

観光立国の実現に向けて

1-(1) 中部電力 ( 株 ) 大日本印刷 ( 株 ) と共同で 歩道上の路上変圧器を活用した情報発信の実証実験を実施 ~1/24 国交省実証実験の対象地域に選定 ~ 1 国交省実証実験の対象地域に選定 先週木曜日(1/24) 国土交通省から 無電柱化に伴う一般国道の歩道上に設置されている電力設備

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2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

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2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

平成 31 年 3 月 22 日北海道管区行政評価局 道の駅 の運営 管理等に関する調査 調査結果に基づく改善通知 北海道管区行政評価局では 道の駅 に求められている各種機能の効果的な発揮を推進する観点から 道の駅 の運営 管理の実態等を調査し その結果を取りまとめ 必要な改善措置について北海道開発

平成 27 年度 観光庁関係 第 1 次補正予算 平成 27 年 12 月 観光庁

別紙 2 様式第十八 ( 第 13 条関係 ) 認定事業再編計画の内容の公表 1. 認定をした年月日平成 27 年 7 月 6 日 2. 認定事業者名 WAKUWAKU JAPAN 株式会社 3. 認定事業再編計画の目標 (1) 事業再編に係る事業の目標スカパー JSAT グループ ( 以下 スカパ

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

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北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

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1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

1 外国人傷病者対応 資料 1

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III 質問票

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

横浜市記者発表資料 平成 29 年 1 月 31 日港湾局客船事業推進課 官民連携による国際クルーズ拠点 を形成する港湾として 横浜港が選定されました 国土交通省は 民間による投資と公共による受入環境の整備を組み合わせてクルーズ拠点整備の促進を図る 官民連携による国際クルーズ拠点形成 の仕組みの創設

別紙 1 < 開催概要 > [ 主催 ] 公共交通オープンデータ協議会 [ 共催 ] INIAD chub( 東洋大学情報連携学部学術実業連携機構 ) 東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター 国土交通省 [ 特別協力 ] 東京地下鉄株式会社 東京都交通局 東日本旅客鉄道株式会社 Y

資料 3 高山市における地方誘客に関する取り組み 高山市のインバウンド誘客 ( 戦略 ) のこれまで 訪日外国人旅行者の更なる地方誘客に向けて 岐阜県高山市市長國島芳明 平成 29 年 5 月 16 日 1

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

PowerPoint プレゼンテーション

3

訪日外国人のICT利活用の 環境整備に向けた取組の加速化

1. キャッシュレスの現状と推進 1

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

スマートICの事業費の基準について

ベトナムの 6 ヶ国のうち少なくとも 1 ヶ国が含まれていること 適切な放送コンテンツの製作 確保要件 日本ブランド全体のイメージ向上に資する内容であり 国内の特定地域を限定的に取り上げる放送コンテンツでないこと ( 単一の都道府県のみを取り上げる事業企画は本事業の対象外とする ) 本事業が平成 2

国内観光復興に向けた取組 3. 来てもらう ( 観光業における風評の払拭 )(4)1 県外からの旅行者の回復に向けた施策 (a) 福島県ならではのコンテンツを発信する これまでの取組内容 日本酒ツーリズム増進事業全国新酒鑑評会で 金賞受賞数が5 年連続で日本一に輝いた 福島県の酒蔵について スタンプ

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

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公共サインガイドライン策定の基本的な考え方

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7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

東北地域のインバウンドの現状 東北 6 県の外国人延べ宿泊人数の推移 東北 6 県の外国人延べ宿泊数は 震災前の平成 22 年の数値まで回復 東北地域の市場別延べ宿泊人数の推移 平成 27 年 1~11 月の延べ宿泊数は 平成 22 年同期比で台湾は増加 一方 韓国 香港は未だ回復傾向にない 250

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数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

羽田エリアワンセグ サービス ベリカードデザイン

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東京オリンピック パラリンピックにおける ICT の活用場面 1 スマートな入国手続き スマートな移動 競技中 滞在中 駅 宿 競技場 選手村 空港 観光地 街 病院 店舗 全国各地 世界各国に展開


自転車活用推進に関係する本市既存計画 例規 (2) 計画名駐車基本計画 (H11 年 3 月策定 ) 都市計画局 大阪都市魅力創造戦略 2020( H28 年 11 月策定 ) 経済戦略局 駐車場法 1999( H11) 年度から 2016( H28) 年度から 駐車政策の基本方針 1

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

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(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

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表 1 関門地域における北九州空港の利用状況 北九州市 下関市 居住地 回答数利用したことはない 1~4 回 5~9 回 10~19 回 20~29 回 30~49 回以上 門司区 (100.0%) (58.7%) (35.9%) (4.3%) (0.0%) (1.

Transcription:

国土交通省観光立国推進本部とりまとめ ( 概要 ) 1. 知ってもらう ( 外国人に 日本 をよく知ってもらい 行きたい きっかけをつくる ) 資料 2 主な課題 日本の浸透度が低い例 ) 韓流ブームとの比較 観光庁 JNTO 単独の取組の限界 民間のアイディア 個人による口コミ等の活用が不十分 2. 来てもらう ( 行きたい と思った外国人に 実際に日本に来てもらう ) 主な課題 行きたい と思っても手続が煩雑で時間がかかる 日本への旅行費用が高い クールジャパンと一体となった日本ブランド発信 オールジャパン体制による連携の強化 拡大 オープンスカイ施策と戦略的に連動させた効果的な訪日プロモーションの展開 影響力ある個人や先進的な民間アイデアの活用 送客元の多様化 ビザの要件緩和 首都圏空港の機能強化 LCC 及びビジネスジェットの参入促進 低廉な宿泊施設の周知 3. 満足してもらう ( リピーターとして訪れたい 周りの人に訪日を勧めたい と強く思わせる ) 主な課題 到着時に入国手続で待たされる 空港からのアクセスが不便 旅行にあたっての外国人ならではの不便が存在 観光地等における外国語表記が未整備 あるいは内容が分かりづらい 地域資源を活かした魅力づくりができていない 出入国手続の迅速化 円滑化 交通モードを通じた快適 円滑な移動のための環境整備 空港アクセスの改善 外国語案内表示等の充実 地域資源のポテンシャルの最大化 インフラプロジェクトと連動した観光振興 4. 人と知恵 更には投資を惹きつける ( 国際会議等の誘致や投資の促進を図ることにより 多くの人や優れた知見を日本に呼び込む ) 主な課題 近年 アジア地域における我が国の国際会議の開催シェアが低下 都市のMICE 誘致能力 体制の強化や魅力の向上が必須 グローバルレベルのMICE 都市の育成 国を挙げたオールジャパンの誘致体制の構築 文化施設 公共空間等を利用したイベントの活性化 日本貿易振興機構 (JETRO) とも協働して訪日や対日投資を促進

1. 知ってもらう ( 外国人に 日本 をよく知ってもらい 行きたい きっかけをつくる )1 主な課題 ( ビジット ジャパン事業ジ 10 周年を迎えてのステップアッププ ) クールジャパンと一体となった日本ブランド発信 ビジットジャパン クールジャパン 等を連携させ 日本ブランド発信を計画的 集中的に展開し 日本ブームを創出する テレビ CM 枠を確保するなど 積極的な映像プロモーションを推進 統一的なイメージの発信 オールジャパン体制による連携の強化 拡大 観光庁 JNTOに加え 在外公館をはじめとする関係省庁 JETRO 海外 日本の浸透度が低い 例 ) 韓流ブームとの比較進出企業等が計画的に連携し オールジャパン体制による訪日プロモーションの強化 拡大 観光庁 JNTO 単独の取組の限界 幅広い国土交通省所管分野に協力を要請 JNTOの体制強化 民間のアイディア 個人による口コミ等の活用が 影響力ある個人や先進的な民間アイデアの活用不十分 個人を活用したプロモーションの展開(SNSの活用による口コミ等) 民間の活力やアイデアを積極的に活用 競合国と差別化された日本ブランドの構築が 刷新した映像コンテンツ(DISCOVER the SPIRIT of JAPAN) の活用 必要 送客元の多様化 多様な国からの誘致強化( 東南アジアからの誘客等 ) 外的要因 ( 震災や外交関係等 ) の影響を受け 個人 ビジネス旅行の促進 MICE 誘致促進 やすい ビジット ジャパン現地推進会の積極的な活用 オープンスカイ施策と戦略的に連動させた効果的な訪日プロモーションの展開 あなたの観光コンシェルジェ プロジェクト 業務で会った外国人 ( 政府職員等 ) に対して 個人的に訪日観光を勧める 道産品輸出拡大と併せた観光情報を発信 -1-

2. 来てもらう ( 行きたい と思った外国人に 実際に日本に来てもらう ) 主な課題 ビザ要件の緩和 行きたい と思っても手続が煩雑で時間がかかる 日本までの旅行費用が高い 物価 料金が高い 安く泊まれる簡易宿泊施設の増設とその情報がほしい 予約するのが難しい 首都圏空港の機能強化 羽田空港 成田空港の発着容量の増加 羽田空港における深夜早朝時間帯の利便性向上 成田空港におけるオープンスカイ実現と料金施策 LCC 及びビジネスジェットの参入促進 LCCの受入環境整備 - 空港使用料の引き下げ - LCCターミナルの整備 - 訪日旅客増加に向けたプロモーション ビジネスジェットの受入環境整備 ジ 低廉な宿泊施設の周知 宿泊サイトの周知宿泊サイトの周知 情報サイトにアクセスしやすい環境整備 各種サービスの有無についての情報提供のための仕組みを導入 クルーズの振興 官民連携したクルーズの誘致促進 外国クルーズ船に対応したワンストップ窓口の設置 ハード面の環境整備( 旅客船ターミナルの整備 防波堤の整備等 ) -2-

3. 満足してもらう ( リピーターとして訪れたい 周りの人に訪日を勧めたい と強く思わせる )1 (1) 出入国手続の改善 主な課題 クルーズ船の乗客の上陸時の入国審査手続に多くの時間がかかる 空港での出入国手続に時間がかかる 出入国手続の迅速化 円滑化 (2) 移動しやすい環境の整備 主な課題 交通運賃や観光地へのチケットが高くつく 横断的に使えるパスがほしい 交通機関が複雑で包括的な情報が分からない 言葉が通じない 交通機関 駅 買物 飲食施設 宿泊施設 案内所やレンタカー利用時に言葉が通じず不便を感じるケースがある 空港からのアクセスが不便 交通モードを通じた快適 円滑な移動のための環境整備 関係部局が連携しながら各事業者と意見交換会を実施 意見交換会で得られた方策等について JNTO 等を通じて積極的に情報発信を実施 バス タクシー等を活用したインバウンド観光の促進 空港アクセスバスの使いやすさの改善 バス タクシー レンタカーへの誘導の強化 車内での円滑な意思疎通の確保 外国人向けバスツアー 観光タクシーのメニューやコースの充実 空港アクセスの改善 都心- 空港 郊外直結鉄道 ( 都心直結線 ) の検討 羽田空港の深夜早朝時間帯のアクセス改善の検討 ( 再掲 ) -3-

3. 満足してもらう ( リピーターとして訪れたい 周りの人に訪日を勧めたい と強く思わせる )2 (2) 移動しやすい環境の整備 観光地内を周遊するための移動手段が充実していない (3) 滞在しやすい環境の整備 日本の宅配便運送サービスの信頼性 利便性が浸透しておらず 訪日外国人旅行者の多くが自分で荷物を持って日本国内を移動している 観光立国を支える地域公共交通関連施策の展開 地域公共交通確保維持に向けた取組( バス路線等の確保 維持等 ) 地域鉄道の再生活性化策の確立 DMV( デュアル モード ビークル ) の導入促進 電気自動車 ( 電気バス 電気タクシー ) 超小型モビリティの導入促進 宅配便運送サービスを利用した 手ぶら観光 の促進 手ぶら観光 の促進に関する検討会の立ち上げ 検討会での検討及び改善を踏まえ 日本の宅配便運送サービスの質の高さ 利用方法等について情報発信 (3) 滞在しやすい環境の整備 主な課題 宿泊施設の施設 サービス水準が外国人旅行者にとってわかりにくい 観光産業のレベルアップ ツアーオペレーター認証制度の導入 充実 無料公衆無線 LAN 外国語放送等の整備 宿泊施設の情報提供制度の普及 観光案内所への案内板 駅構内 路上 観光地等での案内板不足 案内板があっても日本語表記のみで読めない 標識 地図等の不備で案内所が見つけられない 観光案内所のネットワーク化と周知 道の駅 SA PA の観光機能の強化 道の駅 での観光等情報提供の内容充実 SA PAにおける観光情報の提供箇所の拡大 内容の充実 -4-

3. 満足してもらう ( リピーターとして訪れたい 周りの人に訪日を勧めたい と強く思わせる )3 (3) 滞在しやすい環境の整備 主な課題 路上での道路名や道路標識がないため 道に迷う 地図が分かりづらい 交通機関 飲食施設 宿泊施設等で言葉の不便を感じることが多い 文化や生活習慣の異なる旅行者の受入体制が充実していない 海外で発行されたクレジットカードでのキャッシングが不便 クレジットカード決済ができる施設が少ない 外国語案内表示等の充実 公共交通機関 道路における案内表示の外国語表記等の促進 地図データを活用した観光振興 各機関による地図整備や情報発信の取組について 国土地理院が情報提供や技術支援を実施 地理空間 (G 空間 ) 情報を活用したサービスモデルの検討 ICT を活用した歩行者移動支援の取組 スマートフォン等を通じたバリアフリー経路案内 観光 イベント情報や各種施設情報などの提供 不動産関係事業者との協議会の設置 観光立国推進のための不動産関係業者協議会 ( 仮称 ) を設置し 訪日外国人旅行者が多く利用するアウトレットモール等の商業施設やホテル等の施設における多言語表示等の取組を促進 気象情報の利活用推進 気象庁による英語版ホームページの運営と訪日外国人旅行者向け Webページからのリンクを推進 気象庁による観光業界との意見交換を実施 ムスリム旅行者への対応 ムスリム対応についての情報発信 ムスリム向け受入環境整備の促進やサービス提供事業者の参入拡大 海外発行クレジットカードを利用可能な ATM の情報周知 -5-

3. 満足してもらう ( リピーターとして訪れたい 周りの人に訪日を勧めたい と強く思わせる )4 (4) 魅力ある観光地域づくり 主な課題 地域の観光ポテンシャルの最大化 日本政府観光局(JNTO) による地域の観光資源の海外展開 目利きを活用した資源の磨き上げ 新ビジネスの育成 地域資源を活かした魅力づくりができていない ゴールデンルート以外のエリアをメインとした新たな観光ルートの開拓が必要 地域のポテンシャルを活かした旅行商品造成や人材の育成が必要 訪日外国人旅行者は 日本の歴史的 伝統的な街並みや都市の景観等に対する関心が高い インフラツーリズムの推進等 世界に誇るべき先進的な建築物 特徴あるインフラ施設等を観光資源として活用 国土交通省所管の公物等について 国際会議等の開催におけるユニークベニューとして活用 インフラプロジェクトと連動した観光振興 インフラ整備等と一体となった観光振興連絡調整会議 ( 仮称 ) の設置 大都市圏の国際競争力の強化 首都圏空港の機能強化 空港アクセスの改善 都市再生の推進 国際会議誘致等 関連施策の有機的連携 景観の改善 日本風景街道 の取組における修景 緑化 道路における無電柱化の推進 地域の魅力を活かした観光まちづくり 温泉 歴史等の観光をテーマとして 地域の観光資源等を活かしつつ まちづくりに必要な事業を総合的に推進 -6-

3. 満足してもらう ( リピーターとして訪れたい 周りの人に訪日を勧めたい と強く思わせる )5 (4) 魅力ある観光地域づくり 主な課題 ( 再掲 ) 街並み環境の整備と観光振興の連携強化 街なみ環境の整備改善事業等の実施 魅力ある観光地域づくりのモデルとなる取組事例の蓄積 観光庁の主催する会議等の活用による事例 手法の周知 河川空間を利用したまちのにぎわいの創出 地域資源を活かした魅力づくりができていない 海洋観光の振興 ゴールデンルート以外のエリアをメインとした 海洋観光の魅力発掘 発信 認知度向上( 国内外への広報 シンポ新たな観光ルートの開拓が必要 ジウムの開催等 ) 新たな海洋観光ルートの開発 検証等 地域のポテンシャルを活かした旅行商品造成や 離島活性化交付金の積極的活用人材の育成が必要 新たに創設した離島活性化交付金を活用し 離島の観光の推進等の取組を支援 訪日外国人旅行者は 日本の歴史的 伝統的な街並みや都市の景観等に対する関心が高い フェリーの利用促進 既存フェリーを活用したツアーの造成等による新しい観光魅力の発掘 地域固有の観光資源や食材等 地域の魅力を活かしたプロモーションの実施 フェリー事業者と地方自治体等 地域との連携強化 レンタサイクルの利用促進 自転車通行空間の整備 歩道等の道路空間でのレンタサイクルの駐車場等の確保 -7-

4. 人と知恵 更には投資を惹きつける ( 国際会議等の誘致や投資の促進を図ることにより 多くの人や優れた知見を日本に呼び込む ) 主な課題 誘致競争が激化し アジア地域に於ける我が国の国際会議開催シェアが低下 誘致支援の主体である都市のMICE 誘致能力 体制の強化や魅力の向上が必須 ビジネスマン 研究者を我が国に呼び込むツールとして認識が不足しており 誘致主体となる大学 学会や産業界との連携が不十分 国際会議参加者へのおもてなしなど MICE 受入環境の整備 充実が必要 グローバルレベルのMICE 都市の育成 グローバルMICE 戦略都市 を選定し 国が集中的に支援するとともに都市の自律的取組を促し グローバルな誘致競争に打ち勝つ都市を育成 国や都市の戦略実現ツールとしてのMICEの活用 国や都市の戦略的ツールとして国際会議等のMICEを位置づけ 世界のビジネス/ 科学技術をリードする人や情報を世界から集め ビジネス振興 イノベーション創造等を推進 国を挙げたオールジャパンの誘致体制の構築 各省所管分野での積極的なMICE 誘致 国土交通省所管分野を通じた積極的誘致を推進 このため 誘致可能性のある会議案件のリストアップ 省内相談窓口の設置等を実施 大学 産業界等との連携 大学 産業界等の有力者をMICEアンバサダーに任命し 各種誘致活動の支援体制を構築 多忙で国際会議誘致に取り組みづらい研究者に対するサポート環境を整備 文化施設 公共空間等を利用したイベントの活性化 ( ユニークベニュー整備 ) 文化施設 公共空間での会議のレセプションの開催等 海外に比べて後れている我が国のユニークベニュー利用を促進 国交省所管の施設等を積極的に活用 運輸事業者との連携 JNTOやコンベンションビューローと運輸事業者の連携を促進しと運輸事業者の連携を促進し 会議主催者の事前視察への共同対応や会議参加者に対する商品造成等を進める ミーティング インセンティブ誘致の推進 企業が主催するミーティングやインセンティブ( 報奨 ) 旅行を我が国に誘致するため 各種プロモーションを実施 MICE 開催地としての都市機能強化 海外に後れをとる会議関連施設や宿泊施設等について 各種取組の検討を行うと共に 関係者への働きかけを実施 日本貿易振興機構 (JETRO) と協働して日本への訪日 投資を促進 -8-