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Transcription:

2018( 平成 30) 年度 ( 公社 ) 尼崎人権啓発協会事業計画 はじめに 当協会は これまで市をはじめ関係機関 団体と連携を図りながら 地域における住民交流の促進や市民啓発の推進等に取り組み 同和問題をはじめとする人権問題の解決に寄与してきた 平成 24 年度には公益社団法人となり 平成 27 年度からは 新たに市から4つの啓発事業の受託 協会の今後のあり方検討委員会の開催など 公益法人にふさわしい事業の拡大や安定的な経営基盤の確立に向けた取組を進めてきた そして 昨年 10 月には 取り巻く環境の変化を踏まえ あらためて協会の社会的役割を明確にし 中長期的な視点から 今後の取組方向を定めた3か年の中期経営計画を策定したところである 計画では 協会のビジョン ( めざす姿 ) として あらゆる人権問題の啓発 全市的な人権啓発活動 身近な指導者の育成 様々な団体の側面的支援 の4つを掲げるとともに 組織 事業 財務の基盤強化を図ることとしている 平成 30 年度は計画の初年度にあたるが 次のような取組を行い 計画を着実に進めていくこととする 事業面では 新たに市から 人権啓発推進事業 を受託し 市から委嘱された人権啓発推進員に対し研修等を行い 地域における 身近な指導者の育成 を図る また これまで助成先が固定化されていた人権啓発活動補助金について見直しを行い 広く助成団体を募り 人権問題の解決に取り組む 様々な団体の側面的支援 を行う さらに 平成 27 年度から実施している じんけんスタディツアー事業 や 人権啓発活性化事業 などを通じて 引き続き あらゆる人権問題の啓発 全市的な啓発活動 を進めていく 組織面では あらゆる人権問題に的確に対応できるよう役員構成の見直しなどにより理事会の活性化を図るとともに 財務面では 非常勤役員の報酬の見直しなどにより経費節減に努める あわせて 計画の中で検討項目となっている新たな啓発事業の受託や地域総合センターの指定管理などについて 積極的に検討を行っていく

1 人権問題に関する啓発事業同和問題をはじめとする人権問題の意識の高揚を図るため啓発事業を行う (1) 地域啓発事業の実施市内各地での啓発活動の充実を図るため 地域の課題に取り組み 地域に密着した人権問題の啓発活動を行っている各地域人権教育啓発促進委員会と連携し 啓発事業を進める 1 人権問題講演会及び各種研修会の開催 市民を対象とした人権問題講演会や各種研修会の開催 2 地域の人権啓発指導者の養成及び人権啓発グループ等の養成 指導者研修会 研究集会等の参加 人権啓発グループの活動支援 3 地域市民交流促進事業の実施 各地域文化祭 夏まつり等地域住民との交流事業 4 啓発誌の発行等啓発広報事業の実施 各地域の啓発誌の発行 (2) 各種団体の人権啓発事業への助成人権問題の解決に取り組む様々な団体の側面的支援を図ることを目的として 人権啓発活動補助金交付要綱に基づき 広く対象を募り 各種団体の人権啓発事業に対し助成を行う 補助上限額 補助率 1 団体 10 万円 対象経費の 10 割以内

(3) 人権週間事業人権週間 (12 月 4 日 ~10 日 ) の事業として 人権問題の意識の高揚を図るため 当協会役員を中心とした人権啓発のための街頭キャンペーンを行い 市民に啓発チラシ等を配布するとともに 人権標語ののぼりを掲示し 広報車により人権の大切さを訴える また 各地域人権啓発団体が行う街頭キャンペーン等に対し協賛を行う さらに 中央 園田地区においては 市民運動推進協議会と連携して 人権問題講演会の開催や人権啓発紙の発行を行う 1 街頭キャンペーン市内 10 箇所 ( 阪神尼崎駅他 市内主要駅等 ) において 啓発チラシ グッズを配布しながら人権の大切さを訴える 人権標語ののぼりの掲示 広報車による街頭宣伝も行う 2 人権問題講演会の開催 ( 人権啓発活性化事業 ) 中央地区ふれあい講演会 園田地区きずな講演会 3 人権啓発紙の発行 ( 人権啓発活性化事業 ) 中央地区 ふれあい 園田地区 きずな 2 人権問題に関する研修会 調査及び研究事業人権問題の意識や知識の向上を図るため 講演会や研修会を実施する (1) 人権問題講演会の実施市民及び会員を対象に 同和問題 女性 障がい者 在日外国人差別等 広く人権問題について理解を深めるための講演会を 年 1 回の通常総会にあわせて実施する

(2) 各種研修会の実施 1 合同研修会他都市の啓発事業を学び 人権問題の知識の向上を図るため 役員や会員を中心に各種団体や企業等の関係者にも幅広く参加を呼びかけ 研修会を行う 内容 : 年 1 回実施する 歴史資料館や福祉施設等の見学 フィールドワーク等を行い他都市の啓発事業を学ぶ 2 じんけんスタディツアー事業 ( 受託事業 ) 個々に実施している人権啓発に係る講演会等の事業を活用し 人権問題を自分自身の課題と受け止め 市民の自主的な人権問題の解決に向けた提言と行動ができる人づくりと 市民の人権尊重意識の高揚を図る 内容については 関係機関の担当者で構成する じんけんスタディツアー担当者会議 でカリキュラムを企画し 各回にテーマを設け基本学習 ( 体験学習も含む ) とグループワーク等を行う 3 市職員研修人権行政の推進者である市職員に対し研修を行う インターネット差別書込みモニタリング事業を活用した人権研修( 受託事業 ) 年間 120 人 24 回開催 1 回の研修につき ファシリテーター 1 人 受講者 5 人程度 協会事業を活用した人権研修じんけんスタディツアー事業などの市民を対象とした協会の啓発事業について市職員研修としても位置づけ実施する

(3) 人権問題啓発指導者の育成 1 人権啓発推進事業 ( 受託事業 ) 市から委嘱された人権啓発推進員に対し 人権問題に関する研修 講座等を企画 実施し 地域における身近な指導者として育成する 2 協会職員の講師派遣あらゆる人権問題についての啓発指導者を育成するため 人権に関する研修会に協会職員を講師として派遣する (4) 調査及び研究事業差別落書きやインターネットによる差別書込み等 様々な人権侵害や差別事象について 各種団体や尼崎市の人権啓発関係部署と連携 協力をしながら情報を分析し 防止対策や啓発方法などの調査 研究を行う インターネット差別書込みモニタリング事業( 受託事業 ) 月曜日と金曜日の週 2 回以上実施する 1 回あたり1 時間 ~2 時間程度 (5) 人権問題資料コーナーの充実人権問題に関する専門書や啓発関係資料等を整備 データベース化し 協会事務局横のじんけんライブラリーにおいて 市民等の自己啓発のため 市職員等への図書の貸出しを行う (6) 学習教材の研究 作成学習する立場に立った わかりやすい学習教材を研究 作成し 市民や企業等の研修場に配布し貸し出す また 人権問題を視覚的にわかりやすく解説したパネルを作成し 市内公共施設やイベントで展示会を行うなど 市民の学習促進や啓発活動に活用する

3 人権問題に関する業務の受託事業尼崎市から人権問題に関する業務を受託し 市民啓発に努める (1) 人権問題市民啓発映画上映等業務の受託 1 巡回映画会の実施市民 企業等を対象に市内の公民館及び地域学習館等を中心に公共施設を巡回して啓発映画を上映し 当協会から派遣した講師が講演を行う 巡回映画の上映作品の選定に際しては 広く意見を聞き 市民意識に即した啓発に適切なより良い映画を選ぶため 選定委員会を開催する 実施時期 : 前期 (4 月 ~9 月 ) 後期(10 月 ~3 月 ) 2 大規模人権啓発映画会 ( ハートフルシネマ in あまがさき ) の実施一般の劇場映画の中から一定のテーマを選び 人権問題について考えるきっかけを作ることを目的とし 市内全域を対象とした大規模な人権啓発映画会を開催する 開催にあたっては 尼崎市 尼崎市教育委員会の人権啓発関係部署とハートフルシネマ in あまがさき実行委員会を設置する 映画の選定は 前年度のアンケートや参加者からの意見を参考にしながら 実行委員会で決定する 実施時期 : 幅広い年齢層の参加を促すため 夏休み期間中に開催する 定員 : 約 400 人 ( 定員 200 名 2 回上映 ) 3 視聴覚教材の貸出し 講師の紹介地域や企業内における人権問題研修会などの利用に供するため 啓発用ビデオ D VD プロジェクター等の無料貸出しを行う また 小グループの学習会や企業の社内研修について テーマに応じた作品 講師の紹介など相談に応じる

(2) 平和啓発推進事業業務の受託 1 原爆被害者の語り部による講演会の開催市内の小学校や公民館等公共施設において 原爆被害者による語り部の講演会を実施する 2 平和モニュメント等のリーフレットの作成 配付市内の平和モニュメント等を掲載し紹介するリーフレットを作成する 発行部数 :4,500 部配付先 : 市内全中学校 1 年生 公共施設等 3 被爆体験 DVDの活用平成 26 年度に作成された被爆体験 DVDの貸出しを行う 4 夏休み親子平和スタディツアー親子で平和の大切さや命の尊さを考えるきっかけとなることを目的として 参加者を募り市内の平和モニュメントや戦争遺跡を巡る