リンテック業務内容 1. 設計図を把握 2. 一般図作成 : アンカープラン伏図 ( ふせず ) 軸組図 ( じくぐみず ) 継手詳細図 ( つぎてしょうさいず ) 修正 承認 提出 チェックバック 承認後作成 FAB: 鉄工所 提出 チェックバック 3. 詳細図作成 : 本柱詳細図 ( ほんばしら

Similar documents
Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

Microsoft Word MDCR 建築構造用耐火鋼材ver02.r(村上修正).doc

< D93C195CA977B8CEC C837A815B BC8FCC A FE990BC A8D488E96967B91CC2D93538D9C92A0955B2E786C73>

屋根ブレース偏心接合の研究開発

kic_mihon.pdf

GLOOBE 2017 構造連携

N-00 フリーアングル ユニクロめっき N-03 S-/S- フリーアングル ステンレス N-01 フリーアングル ドブめっき S-/S- SS-/SS- N-1 N-1 N-14 アングル君ジョイント金具 ドブめっき アングル君ジョイント金具 ステンレス アングル君ジョイント金具 ユニクロめっき

SF施工図2システム 差し替え

2.1 全体構成及び部材配置 (1) 構成概要図 に CLT 制震壁の全体構成及び部材配置図を示す CLT 制震壁は 鉄骨造建物の一つのフレーム ( 柱と梁に囲まれた部分 ) に配置することを想定した 頭部鋼板ビス打ちせん断金物 < ビス接合部 > CLT 制震壁の範囲 鉄骨造梁 CLT

機械構造用角形鋼管 角出し STKMRK ( ミガキ ) 機械構造用角形鋼管 R 付き STKMRR ( ミガキ ) 正方形 長さ kg/m 在庫 矩形 長さ kg/m 在庫 正方形 長さ kg/m 在庫 矩形 長さ kg/m 在庫 9x9x x25x1.2R 5500

階の施工方法 1 は, スパン表に従って 支点間距離が許容範囲内となるように施工します 2 根太受け金物は 原則的に床梁用を使用します ( 図 10) 釘打ちには 必ず 金物専用の ZN 釘を使用し 横架材へ ZN65 10 本 Ⅰ 形梁へ ZN40 4 本とします 3 火打梁を省略す

目 次 経営理念 地図 1 2 スチール製品等辺アングル 4 不等辺アングル 5 不等辺不等厚アングル 5 チャンネル 5 H 形鋼 6 軽量 H 形鋼 8 アイビーム 9 CT 形鋼 10 レール 11 デッキプレート 12 合成スラブ用デッキプレート 13 フラットバー 14 機械構造用炭素鋼平

<315FB1DDB6B088EA94CA D43292E6A7763>

15日栄_13_132_133.indd

Microsoft Word _設計施工要領書(表紙).doc

ダクトの吊り金物 形鋼振れ止め支持要領 (a) 横走りダクト (1) 吊り金物 (2) 形鋼振れ止め支持インサート金物インサート金物 ダクト 吊り用ボルト (M10) h ダクト L a 材 形鋼 (b) 立てダクト ( 形鋼振れ止め支持 ) 注 (2) のa 材及びインサート金物は 形鋼振れ止め支

鉄骨工場加工組立 1 Structural steel framing of shop-fabricated steel (S 造工場副資材費 間接費含む鋼材費 溶接費 塗装費等別途 ) ( 単位 : 円 /t) (Fabrication yard, incl. subsidiary materia

開口率約40 たわみの選定 単純梁 連続梁 ①曲げモーメント M Mmax=P/4 kg cm ②曲げ応力度 M/Z fb ③たわみ δ δ=p 3 0/48EI mm fb 短 =,400kg/cm E=. 06kg/cm H40型 t=.6 単純梁 集中P=80 H60型 t=.6 連続梁 集中

1_CDR一般部(VFPL).jwc

形鋼 形鋼 3-1 有効断面のとり方 b b 幅厚比のとり方 t t 形鋼寸法および断面性能表 幅厚比のとり方 d フランジ /t ウェブ -t / フランジ /t ウェブ -t / d t 3- 広幅系列 寸法 SM SS材は異なります 断面二次モーメント k /m 寸法 lx l 断面二次半径

※最新※パイロンバリアー施工要領書( )

申請図書の作成要領 耐震診断評定の対象とする建築物等 耐震診断評定に適用する基準等 標準的な業務の流 れ 変更評定の業務の流れ及び留意事項等は 別に定める申請要領をご参照ください 1-1 申請図書の体裁 (1) 申請図書は A4 判の差し替え可能なファイルとしてください ( 両面印刷可 ) 図面等で

<82658C5E95578EAF928C208BAD93788C768E5A8F >

鉄筋コンクリート構造配筋標準図 (1) S-02

1 サイズ選定 2 板厚選定 50~00mm 3 4 隅取付穴指定 コーナー R 指定 納 期 50~00mm 50~00 00~ 記号 金額 5 記号 板厚 N 記号 サイズ 金額


建築支保工一部1a計算書

<8AEE967B925089BF88EA C81698CF6955C A E786477>

強化 LVL 接合板および接合ピンを用いた木質構造フレームの開発 奈良県森林技術センター中田欣作 1. はじめに集成材を用いた木質構造で一般的に用いられている金物の代わりに スギ材単板を積層熱圧した強化 LVL を接合部材として用いる接合方法を開発した この接合方法では 集成材と接合板である強化 L

Super Build/MC1 - S梁継手の計算

Steel Construction Engineering Vol.9 No.76 (December ) 7 BCP BCR STKR - a) a) b) FA c).. b) FA c).. d). c).. d).. d).. a) c) d) [] [] a)

目 次 ステンレス 角パイプ平角パイプ角パイプ鏡面ミガキフラット角パイプ肉厚角パイプ平角パイプ化粧丸パイプ配管丸パイプ丸座金蓋 穴明フラットバー 1 フラットバー 2 エルボジョイント管丸棒角棒アングルピン角アングル不等辺アングルフォーミングアングル半球キャップ浅型キャップ球楕円パイプ半丸パイプラウ

Bentley Architecture Copyright(C)2005 ITAILAB All rights reserved


加工図 型紙 帳票 管理資料

JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521

極厚H形鋼・NSGH®鋼・NS-TWH®鋼

要 約 本件建物は 構造上の安全性に問題がある 前回裁判で提出されている本件の問題点に加え 現地調査書 (( 株 ) 日本建築検査研究所岩山氏作成 ) 施工図及び竣工図をもとに再検討を行なった その結果下記に示すように建物の安全性を損なう重要な問題点が発覚した 発覚した問題点を反映し構造の再計算を行

アド オオバンレール工法 株式会社アドヴァン

PナシB006.jww

<4D F736F F D2095BD90AC E8D918CF08D9091E D862E646F63>

Microsoft Word - UA_ηA計算補助資料

を 0.1% から 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% まで増大する正負交番繰り返し それぞれ 3 回の加力サイクルとした 加力図および加力サイクルは図に示すとおりである その荷重 - 変位曲線結果を図 4a から 4c に示す R6-1,2,3 は歪度が 1.0% までは安定した履歴を示した

配管用支持金具 A 立バンド 住設管材の友 積算価格: 円 A A A VP 立バンド TNF 立バンド ステンといバンド A A A ステン VP 立バンド ステン TNF 立バンド PP 吊タ

SolidWorks は 米ソリッドワークス社の登録商標です その他本書に記載されている会社名 製品名は 一般の各社の登録商標または商標です 008 アドライズ 本書のプログラムを含むすべての内容は 著作権法上の保護を受けています 著者 発行者の許諾を得ずに 無断で複写 複製することは禁じられていま

(G) 小屋組み 構造設計 : 和小屋は単純ばり構造 小屋ばりに働く主要な力は曲げ 構造設計 : 洋小屋はトラス構造 スパン 6m 以上で有用 陸ばりの受ける主要な力は引張 ( 曲げも若干受ける ) 部材の算定 有効断面積 : 引張材の設計時の有効断面積はボルト孔等の欠損部分の面積を低減

ボルト ナット 212 N N N N N N 六角ボルトW 六角ボルトM 六角ボルトW( ステンレス ) 六角ボルトM( ステンレス ) 六角ボルトW( ドブめっき ) 六角ボルトM( ドブめっき )

アド オーバンレール工法 株式会社アドヴァン

耐震設計のコンセプト―建築鉄骨造 耐震設計の考え方と鋼材について―

平成28年熊本地震八次調査報告(HPアップ版v3)反映

JIS 規格鋼材 名称種類の記号 ( 一部略 ) 建築構造用圧延鋼材 (JIS G 3136) 建築構造用炭素鋼管 (JIS G 3475) 一般構造用圧延鋼材 (JIS G 3101) 一般構造用角形鋼管 (JIS G 3466) 一般構造用炭素鋼鋼管 (JIS G 3444) 溶接構造用圧延鋼材

ご注意安全上の230 商品の選定施工基準かかる前に標準施工法施工方法納まり納まり位の納まり工法施工方法施工方法維持管理参考資料設計基準 施工に施工部材の木造下地の鉄骨下地のその他各部外張断熱装飾部材の軒天材の工事管理 9. 外張断熱工法 1 設計施工上のポイント 外張断熱工法については 住宅会社 設

躯体作図 編集 HAS-C-school Copyrightc DAIKIN INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.

新築工事 建方施工計画書 平成 年 月 施工者株式会社 建設 現場代理人

jis-kikaku

学校施設における天井等落下防止対策のための手引|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

<4D F736F F D208C9A927A8CA48B868E9197BF D955C8E862C82CD82B582AA82AB >

2カタログゼンブALL DETA修正のコピー

<4D F736F F D D30302D4A49538D7C8DDE834A835E838D834F B835E B835882D682CC926696CA92C789C12E646F63>

<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73>


橋梁伸縮装置 伸縮装置総合カタログ 荷重支持型鋼製伸縮装置 荷重支持型ゴム製伸縮装置 突合せ型伸縮装置 遊間部舗装連続化装置 縦目地用伸縮装置 鋼製歩道用伸縮装置

大径ステンレス鋼鋼管 製造可能範囲表 呼び径 外径 A B (NP)

t コンクリート 打 設 又 は コーナー 筋 帯 筋 ( 末 端 部 溶 接 ) スリット コンクリート 打 設 又 は 溶 接 金 網 鋼 板 (t) 鋼 板 (t) スリット rは5t 程 度 とする 無 収 縮 モルタル 圧 入 スリット 無 収 縮 モルタル 圧 入 スリット 帯 筋 はド

ハイベース NEO 工法設計施工標準 大臣認定 BCJ 評定 MSTL-0404,0180 (Gタイプ用ベースプレート) MBLT-0042~0046 ( アンカー用ボルトセット ) BCJ 評定 -ST0058(Gタイプ) BCJ 評定 -ST0059( エコタイプ ) 1. 材質 (1) ベース

RC 補強壁 W= 新設開口部 :W850 H1,800 F7 F8 F7 F7 F9 F5 F8 F7 F7 F9 F5 W12 W12 W12 F6 F8 F6 F6 F4 1, F1 F2 F3 F3 F1 補強後 教室棟 基礎伏図 F7 4,500 4,000 W12 F6 F8 F6 F6

Microsoft Word - GTフロアー標準施工要領書ver.1004.doc


孟鋼鉃 製品サイス 一覧 2-1 鋼 - 特殊鋼 - 構造用合金鋼 サイス ( 径 ) 概算重量 S25C S35C S45C S55C SCM415H SCM435H SCM440H ( kg /m) 1.04 S55C は全サイス 取寄せ S45C/SCM4

スライド 1

Microsoft Word - めっきSHTB施工新修正.doc

第4章 溶接施工管理

K01001 一般構造用圧延棒鋼 SS400 径 9mm~11mm kg K01002 一般構造用圧延棒鋼 SS400 径 12mm~13mm kg 鋼板単価の取扱については P155 工場製作にかかる鋼板単価の取扱について を参 K01003 一般構造用圧延棒鋼

< A CF906B935688E48E7B8D4897E12E786C73>

uper Build/ Ver... BU- Ver..0(DB..0.) Ver.. EIN La CREA Ver 柱脚アンカーボルトの扱い 切削ねじ 転造ネジ 定着長さ 扱える既製柱脚 アンカーボルトのばねの評価 軸部径を入力軸断面積 =(0.d) π 軸断面積の直接入力も可能

施工報告書_RC_ (未セルロック)1 (2)

Steel Frame Designer 操作マニュアル

大臣認定と異なる製品を販売していた製品差異リスト

1 建築物の概要使用プログラムの概要伏図 軸組図等 特別な調査又は研究の結果等説明書 2 荷重 外力等固定荷重積載荷重 荷重分布図 1 プログラムの出力メッセージに対するコメントの記載がない 2 貫通孔を有する梁部材において その仕様の明示や補強計算書の添付がない ( 既製品使用時は 構造計算概要書

Microsoft Word - PBプログラムQ&A.doc

PowerPoint プレゼンテーション

目次 1. 目的 P2 2. 総則 P3 3. 留意事項 P3 4. ボードの荷姿 運搬 保管 P4 5. 材料構成 P5~6 6. 標準施工要領 P7 7. 施工要領部分詳細 P8 8. 標準詳細図 P9~10 9. 自主検査 P11 1/11

Microsoft Word - 学科C問題(確定版).docx

中間検査が必要となる建築物の対象拡大について

構造番号質疑回答 3 講習会資料 P5 判定事例の対応集 横補剛材について屋根ブレース等により水平移動が拘束された大梁に対して 例えば図 1 のよう下図 a 又は b 又は a b 材共に ( 梁に ) 対する横補剛材として c の火打ち材をに大梁せいの中心位置に横補剛材を設け 補剛材

Super Build/S耐震診断

2016年9月●日

問1_H27.xls

スライド 1

板 厚mm 0.3 在庫品 1 枚の質量 (Kg/ 枚 ) 1000 x x x SUS304 板 (HL 研磨 ) JIS G4305 SUS

第 14 章柱同寸筋かいの接合方法と壁倍率に関する検討 510

<8D488E968B4C985E8F9195CA8E86342E786C73>

目次構成

<93538BD8947A8BD895578F80907D20826D826E BD90AC E82518C8E FA816A2E6A7777>

8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (

タラップ 鉄骨タラップ 鉄骨タラップ 規格 寸法 品名 段数 h 寸法 自重 鉄骨タラップ1.2L 3 1mm 11.3kg 鉄骨タラップ1.6L mm 13.6kg 鉄骨タラップ2.0L 5 0mm 16.0kg 鉄骨タラップ2.4L mm 18.3kg 注 ) h 寸法は

目次 1. 目的 P2 2. 総則 P3 3. 留意事項 P3 4. ボードの荷姿 運搬 保管 P4 5. 材料構成 P5~6 6. 標準施工要領 P7 7. 施工要領部分詳細 P8 8. 標準詳細図 P9~10 9. 自主検査 P11 1/11

26 車止め Safety Pole FUKUNISHI 26-1

文字数と行数を指定テンプレート

Transcription:

仕事 ( 受注 ) の流れ 施主 ( せしゅ ) 監理 もとうけそうごうゼネコン : 建設会社 ( 元請け 総合 ) 設計会社 設計図 意匠図 鉄骨製作 FAB : 鉄工所 ( 製図 製作 運搬 建方 ) ( ファブリケーター ) 製作図を依頼 施工図 図面作図 リンテック 一般図 加工図 詳細図 原寸 南京林鉄工 リンテックベトナム -P.01-

リンテック業務内容 1. 設計図を把握 2. 一般図作成 : アンカープラン伏図 ( ふせず ) 軸組図 ( じくぐみず ) 継手詳細図 ( つぎてしょうさいず ) 修正 承認 提出 チェックバック 承認後作成 FAB: 鉄工所 提出 チェックバック 3. 詳細図作成 : 本柱詳細図 ( ほんばしらしょうさいず ) 大梁詳細図 ( おおばりしょうさいず ) 小梁詳細図 ( こばりしょうさいず ) 間柱詳細図 ( まばしらしょうさいず ) 修正 承認 承認後作成 4. 加工図 ( かこうず ) 5. 原寸作業 ( げんすんさぎょう ) 提出 FAB: 鉄工所発注 製作 -P.02-

建築の各構造 もくぞう 木造 あーるしーぞう RC 造 鉄筋コンクリート造 えすぞう S 造 鉄骨造 えすあーるしーぞう SRC 造 鉄骨鉄筋コンクリート造 S: スチール ( 鉄骨 ) R: 鉄筋 C: コンクリート 建築用語 どうぶち 胴縁 : 壁の下地 もや 母屋 : 屋根の下地 ねだ 根太 : 床の下地 本柱 : 建物の大切な骨組みとなる柱 間柱 : 梁の補強の柱 大梁 : 柱と柱をつなぐ梁の事 ALC : 既製品の壁 ( 壁の種類 ) 小梁 : 梁と梁の間ををつなぐ梁の事 ベース : 鉄骨の柱脚部に溶接される水平鋼板のこと 図面に表示されるマーク G : 大梁のことを表す BL : ベースライン ( ベースの高さの線 ) B : C : 小梁のことを表す 本柱のことを表す GL : グラウンドライン ( 地面の高さの線 ) P : 間柱のことを表す FL : フロアライン ( 床の高さの線 ) SL : スチールライン ( 鉄骨の高さの線 ) RFL : ルーフライン ( 鉄骨の一番上の高さの線 ) -P.03-

H 型鋼 うちのり 内法 フィレット 梁成はりせい (WEB の高さ ) デップス (D) 表サイズ 裏サイズ H-300x150x6.5x9 H-298x149x5.5x8 ボルト he p p p he h : e : p : he: 端明 ( はしあき ) エンド ピッチ へりあき ガセット PL h e BH H 形鋼の種類 ロール H ( 既製品 ) H 鋼 ビルト H BH フランジ ウェイブの厚みが PL サイズとなります ハイパー H ( 外のり ) -P.04-

H 型鋼フランジの継手 h p p 平行二列 千鳥外列 hpppp 2 1 he g g1 p g2 he he 3 p he 平行四列千鳥内列 he p p he h p p hp 4 ppp g1 p p g1 g2 g2 he he ( フランジ幅 ) ゲージ (g) h : e : p : he: 端明 ( はしあき ) エンド ピッチへりあき 1 1 1 1 1 1 3 4 100 g=60 125 g=75 150 g=90 175 g=105 200 g=120 250 g=150 300 g1=150 g2=230 2 400 g1=140 g2=320 -P.05-

山型鋼 ( アングル ) 等辺アングル 刃 ゲージ L-50x50x4 g=30 R 背 g L-65x65x6 L-75x75x6 L-90x90x7 etc g=35 g=40 g=50 不等辺アングル L-100x75x7 etc g=55 55 100 ゲージ g ゲージ 75 チャンネル型鋼 みぞ型鋼 [-100x50x5x7.5 etc 軽みぞ型鋼 L[-150x75x4.5 etc リップみぞ型鋼 C-100x50x20x2.3 etc -P.06-

ボルトの形と種類 ハイテンションボルト ( 高力ボルト ) トルシア型 M-16 M-20 M-22 M-24 六角高力ボルト 中ボルト M-12 M-16. 孔あけのサイズはボルトのサイズ +2mm アンカーボルト. 孔あけのサイズはボルトのサイズ +5mm ボルトの長さの決め方 H.T.B トルシア型 M-16 余長 25mm 中央 GJ60 端部 H-600x200x11x17 H-600x200x11x17 40 60 410 6040 10 200 40 40 120 200 使用箇所数 32 箇所 2G1 2GB RGB M-20 M-22 M-24 30mm 35mm 40mm 600 80 440 80 40 170 80 40 10 ( 端部 ) ( 中央 ) 40 40 120 6@60 =360 120 600 いっしゃににゅう 1 捨 2 入 2 捨 3 入 4 捨 5 入 スプライス備考 H T B 外 FSPL-12x200x410 24-M20 F 内 2PL-12x80x410 L=70 14-M20 W 2WSPL-9x170x440 L=60 17+12+12+30=71 => L=70 11+9+9+30=59 => L=60 * メッキの場合は +5mm( ワッシャーの厚み ) -P.07-

鋼材の材質について -1 コラム材質 ( 建築構造用鋼管 ) 角型鋼管 STKR400 厚み x2 コラム BCR295 厚み x2.5 BCP235 BCP325 厚み x3.5 コラムのフィレットの決め方 BCR( ロール成形角形鋼管 ): 鋼帯を一回, 円形に成形し シーム部を溶接したものを角形に成形します BCP( プレス成形角形鋼管 ): 厚板の鋼管の角になる部分をプレース成形し シーム部を溶接します 溶接部 BCR( ロール成形 ) 溶接部 BCP( プレース成形 ) (2 シーム溶接 ) 溶接部 -P.08-

鋼材の材質について -2 溶接部 BCP( プレース成形 ) (1 シーム溶接 ) H 鋼の材質 いっぱんこうぞうようあつえんこうざい 一般構造用圧延鋼材 SS400 ようせつこうぞうようあつえんこうざい 溶接構造用圧延鋼材 SM490A SM490B SM490C SN400A けんちくこうぞうようあつえんこうざい 建築構造用圧延鋼材 SN400B SN400C SN490B SN490C C 型鋼の材質 いっぱんこうぞうよう 一般構造用 SSC400 丸パイプ いっぱんこうぞうようまるがたこうかん 一般構造用丸型鋼管 STK400 -P.09-

ダイアフラムの厚みの決め方 通しダイアフラム 接続する梁フランジ最大厚みの2サイズアップとする かつ柱厚み以上 内ダイアフラム 接続する梁フランジ最大厚みの 1 サイズアップとする PL-25( 通しダイアフラム ) ダイアミミ 目違い寸法 3 梁サイズ H-450x200x9x14 PL-19( 内ダイアフラム ) 3 梁サイズ H-500x200x10x16 目違い寸法 柱サイズ -400x400x25 PL 厚みの基準 1.2 1.6 2.3 3.2 4.5 6 40mm 以上の場合は +5mmピッチで厚くなります 45mm 以上の場合はプレート (PL) の材質は TMCP325C です 9 12 16 19 22 25 28 32 36 40 -P.10-

溶接について 名称記号 1. すみ肉溶接 2. 完全溶け込み溶接 フルペネ (F.P) 3. 部分溶け込み溶接 パーシャル (P.P) 開先 (35 ) 工場溶接 ルートキャップ 現場溶接 裏当て金 FB-9x25 改良型 スカラップ 改良型スカラップ R=35mm と 10mm の複合型スカラップ スカラップ =R35 スカラップ =R10 -P.11-

ハンチについて -1 通しダイアを入れた時にダイア-ダイア間が狭く 柱パネルが短く生成出来ない時に FLGレベルを変えてダイアレベルを調整することをハンチ ( ウェブハンチ ) と言います 上 FLGハンチする場合もあります ハンチには 切り開きハンチ と BHハンチ があります パネル長さ こうばいひりつ勾配比率 b さんかくこうばい 三角勾配 1 5 a=bx5 ( ハンチ距離は 1/5 程度とする ) 本来はこの位置に通しダイアが入れたいが 柱 ( パネル ) 長さが短すぎる為 生成出来ない また 梁が柱と外面合わせの場合 下 FLG は柱の R 部と干渉する為に溶接不可となります この様な場合に 柱との溶接を避けて下 FLG は通しダイアフラムと取合いにします 溶接不可 -P.12-

ハンチについて -2 きりひらき 切り開きハンチ 梁ウェブを切り開いて 空間部分に PL を溶接します 溶接します 三角 PL FLG 曲げ位置 BH ハンチ 3 枚プレート (PL) を溶接して BH 仕口を作成します FLG 曲げ位置部には補強の為に リブ PL を入れます リブ PL にはフル WEB タイプと三角リブタイプがあります 設計図及び FAB の指示によります フル WEB 三角リブ -P.13-

接合の種類 -1 1. 剛接合 スプライス PL 取合い フィラープレート 梁の中央部と端部で厚みが違う場合にスプライスを入れると段差が出来ます その隙間を埋める PL のことをフィラー PL と言います 1mm 以下の場合はフィラー PL 不要です 2. 飛行機梁 梁に溶接とする スチフナー スチフナー スチフナー 3. ピン接合 一面せん断 シングルシャー ( ボルト ガセット使用 ) -P.14-

接合の種類 -2 4. 振れ止め PL ふれどめ 振れ止め PL 間柱にピン接合梁との取り合い部 振れ止め PL はガセット PL と同厚同材質 0 振れ止め PL と梁フランジの目違い不要 リブ 0 ガセット PL 振れ止め PL 5. 現場溶接 フランジ現場溶接 ( ノンブラケット ) 6. ブラケット + 現場溶接 溶接 上側に下地等の取り合いがありスプライス + ボルトが 使えない時などに 現場で溶接します 上 FLG のみ現場溶接の場合もあり 溶接 7. 二面せん断 ダブルシャー (WEB ガセットプレートとスプライス接合 ) 梁 WEB と同厚 同材質 ( サイズ UP の場合はフィラー PL 必要 ) 8. ブラケット + 二面せん断 ブラケットを出して WEB のみ 2 面せん断取合い -P.15-

接合の種類 -3 ざくつどめ 9. 座屈止め 小梁取り合いの一種 梁 - 梁間で斜めに入る形になる 寸法 ( ポイント ) は指示による 寸法 ほうづえ 10. 方杖 梁取合い時の補強材 ( アングル 2 アングルなど ) 補強材は小梁側に取り付けて運搬します 現場で補強材を回転して親梁と接合します 下の表は回転して干渉しない寸法例 フランジ幅 A 寸法 ( 例 ) 運搬時 200 155~ 取付け時 とじ孔 ( とじ PL) 2 アングルの場合 250 300 350 180~ 205~ 225~ A 400 240~ 11. FLG 切り欠き 梁を納める為に 下 FLG を切り取ること ( ガセット形状によります ) かたば 片刃落とし りょうば 両刃落とし 10~20 10~20 10~20 ガセット PL と干渉しない様にガセット端から 10~20mm 程度クリアを取ります -P.16-

縮尺について 図面の種類 使用する縮尺 アンカープラン 伏図 軸図 1/50 1/100 1/150 1/200 基準図 1/10 1/20 1/30 詳細図 1/20 1/30 部分詳細図 1/1 1/2 1/3 1/5 1/10 枠のサイズ 1/1 A1 594 ( 原寸 ) 841 1/30 594x30=17820 841x30=25230 -P.17-

デッキ受け材 * 嵩上げ材 ( かさあげざい ) コンクリート 2FL デッキ受け L 材 T 材 PL 材 デッキ受け 嵩上げ 嵩下げ デッキプレート 敷き込み方向 支点方向 -P.18-

すじかいブレース ( 筋交い ) 補強度 1. H 鋼ブレース 強 2. アングルブレース 3. 丸棒ブレース (JIS ターンバックルブレース ) 弱 丸棒ブレース (JIS ターンバックルブレース ) 溶接 ターンバックル 溶接 羽子板 丸棒ブレース 羽子板 ブレース中央取り合い部 かめのこう亀の甲 -P.19-