平成 年度 ( 国語科 ) 教育指導計画 (1) 科目の配当 分担表 ( 必修, 選択必修, 選択 ) ( 講師 :*) 学年科目名必修 選択単位数クラス数時数担当者名 1 国語総合 ( 現代文 ) 宮川康 1 国語総合 ( 古典 ) 中野信行 現代文 中野信行 古典 藤本一栄 3 現代文 3 6 琢磨昌一 3 古典 宮川康 藤本一栄 3 古典講読 琢磨昌一
() 指導計画表 科目名 : 国語総合 ( 現代文 ) 学年 :1 年 単位 : 担当者名 : 宮川康 多様な文章を読むことを通じて 実社会に存在する さまざまな問題に対する高い見識を身につけるとともに 豊かな感受性を養い より良い人生を生きるための基礎的な力を高める 随筆 自分の道 小澤征良小説 羅生門 芥川龍之介評論 水の東西 山崎正和 しっかりした読解力を身につけ 論理的な思考能力 を養う < 学期 >. 評価の観点文章を読み味わい 論点や要旨を的確に把握する読解ができているか 主体的に文章から 物事を学ぶ姿勢を持っているか 論理的にものごとを考え 自分の考えを表現することができるか 3. 授業方法 詩 樹下の二人 高村光太郎詩 サーカス 中原中也評論 考える身体 三浦雅士小説 城の崎にて 志賀直哉 評論 言語と文化 池上嘉彦小説 セメント樽の中の手紙 葉山嘉樹 一斉授業中心. 評価の方法 定期考査を主として 提出物等を考慮し 総合評価 筑摩書房 国語総合改訂版 ( 副教材 ) 東京書籍 新総合図説国語 ( 副教材 )
科目名 : 国語総合 ( 古文 漢文 ) 学年 :1 年単位 : 担当者名 : 中野信行 古文に親しみ 古典作品を読み味わうことを通して 伝統文化を理解し より豊かな言語感覚 感受性 思考力を養う. 評価の観点 古文に描かれる 様々な人々のものの見方 考え方についての理解の深まり 自己の生き方と対置した主体的な読み深め 解釈に必要となる基礎的な読解力 鑑賞力 人間の生き方や伝統 文化に対する理解力 思考力 3. 授業方法講義形式 演習形式を中心とし 必要に応じてグループ学習も取り入れる 和歌 小倉百人一首 説話 古今著聞集 小式部内侍 沙石集 歌ゆゑにいのちを失ふこと 宇治拾遺物語 児の空寝 文法 用言 漢文 訓読入門 故事 戦国策 漁夫の利 < 学期 > 歌物語 伊勢物語 芥川 筒井筒 東下り 日記 土佐日記 門出 帰京 文法 助動詞 唐詩 春暁 送元二使安西 江南春 など 史伝 十八史略 鶏鳴狗盗. 評価の方法 定期考査を中心とするが 平生の学習態度 学 習意欲 学習能力等を考慮し 総合的に評価する 軍記 平家物語 木曽の最期 随筆 徒然草 神無月のころ ある人 弓射ることを習ふに など 文法 助詞 思想 論語 筑摩書房 国語総合改訂版 東京書籍 新総合図説国語 自主教材プリントを使用する
科目名 : 現代文 学年 : 年 単位 : 担当者名 : 中野信行 近代以降の優れた文章や作品を読解 鑑賞し 人間や社会について幅広いものの見方 感じ方 考え方を深め より豊かな言語生活の充実を求める態度を育て 詩 飛込 村野四郎 甃のうへ 三好達治など る 評論 科学と人生 中谷宇吉郞 時間をめぐる 衝突 内山節 文学と青春 亀井勝一郎な. 評価の観点 より豊かな言語生活を営もうとしたか ど小説 良識派 安部公房 山月記 中島敦など ことばとこころを探る営みに心掛けたか 進んで読書する態度が身についたか < 学期 > 3. 授業方法講義形式 演習形式を中心とし 可能な限り表現活動も取り入れる. 評価の方法定期考査を中心とするが 平生の学習態度 学習意欲 学習能力等を考慮し 総合的に評価する 評論 ものとことば 鈴木孝夫各詩人の ことば に関する詩短歌 その子二十 与謝野晶子石川啄木など評論 コピーの芸術 佐々木健一小説 赤い繭 安部公房 夢十夜 こころ 夏目漱石 詩 永訣の朝 宮沢賢治 小景異情 室生犀星など小説 セメント樽の中の手紙 葉山嘉樹 明治書院 新精選現代文 第一学習社 カラー版新国語便覧 自主教材プリントを使用する 評論 科学と世界観 村上陽一郎 である ことと する こと 丸山真男
科目名 : 古典 学年 : 年 単位 : 担当者名 : 藤本一栄 古文 基本的な文法事項を確認し 様々な方法で演習を繰 り返し 確実に基礎事項を自分のものとして身につけ る 文法的知識を解釈に生かし 平安朝文学を中心とした さまざまなジャンルの作品を読み味わう それぞれの時代背景などを理解した上で 古典の世界をイメージする力をつける 古文十訓抄 博雅の三位と鬼の笛 徒然草 筑紫に なにがしの押領使 家居のつきづきしく その他更級日記 門出 物語 古文の音読を意識し 口調 リズムをつかむ 漢文主要な句法を理解習得し 短時間で正しく読解できる能力を高める 時代背景と その思想を理解し 作品世界を深く味わう. 評価の観点 古文文法的知識を解釈に生かすことができているか 古文の豊かな語彙は身に付いているか すばやく正確な読解ができるか 漢文小説 晏子の御 不死之薬 < 学期 > 古文枕草子 うつくしきもの 九月ばかり すさまじきもの 源氏物語 光源氏の誕生 若紫 漢文主要な句法を使いこなして解釈することができるか 素早く正確な読解ができるか 漢文 文章 桃花源記 漁父辞 3. 授業方法一斉授業を中心に行う. 評価の方法定期考査を主として 提出物等を考慮し 総合評価する 東京書籍精選古典新 古典の文法新版中央図書 古文大鏡 花山天皇の出家 最後の除目 俳諧と俳論 漢文思想 孔子と賢人たち ( 孔子 ) 人の生 ( 孟子 ) 自然への回帰 ( 老子 ) 漢文史記項羽と劉邦 鴻門之会 四面楚歌 錬成古典 3 ステップオリジナル問題集
科目名 : 現代文 学年 :3 年 単位 : 担当者名 : 琢磨昌一 多様な文章を読むことを通じて 様々な問題に対 する問題意識を身につけ 深めさせる また 豊かな感受性を養い 自他に対する認識を深めさせる 読解力を身につけ 論理的な思考能力を養うとともに 表現力を育てる 小説 檸檬 ( 梶井基次郎 ) 評論 言葉の意味と表徴 ( 中村雄二郎 ) 評論 クローン人間の脅威 ( 上村芳郎 ) など. 評価の観点 文章を読み味わい 論点や要旨を的確に把握することができているか 論理的にものごとを考え 自分の考えを表現することができるか 諸提出物に真面目に取り組んだか < 学期 > 小説 復讐 ( 三島由紀夫 ) 評論 ファンタジー ワールドの誕生 ( 今福龍太 ) 小説 舞姫 ( 森鷗外 ) など 3. 授業方法 評論 支配の役割 ( 小坂井敏晶 ) 一斉授業中心とするが 表現の課題演習を適宜採用 する. 評価の方法 定期考査を主として 提出物等を考慮し 総合評価 桐原書店 探求現代文 ( 副教材 ) 筑摩書房 現代評論選
科目名 : 古典 学年 : 3 年 単位 : 担当者名 : 宮川康 藤本一栄 ( ア ) 年の古典学習の知識を確実なものとし 内容把握できる力を身につける 主として日本の古典の文章を多く読み それらを通し 古典の世界を楽しみ味わう 自分の力で内容の読解を試み 他の生徒に伝える 大学入試に向け 実力を養う 古文説話わらしべ長者随筆枕草子中納言参り給ひて御方々 君たち物語 源氏物語 夕顔 ( 夕顔 ) 若紫 ( 若紫 ) 明石の君と姫君 ( 薄雲 ) 漢文逸話 説苑. 評価の観点基本的読解力を身につけたか 新序淮南子 作品の内容を理解し 人物像をつかみえたか 時代 社会背景を含めて作品世界をイメージでき たか < 学期 > 古文評論 紫式部日記 和泉式部と清少納言 3. 授業方法講義中心 日本紀の御局 和泉式部日記 夢よりもはかなき世の中 無名草子 紫式部と 源氏物語. 評価の方法定期考査及び課題プリント等を考慮し総合評価 無名抄 深草の里 大鏡 弓争い 三舟の才 漢文名家の文章 第一学習社改訂版 標準古典 京都書房新修古典文法二訂版京都書房よくわかる古典ステージ 3 問題演習 名作を楽しむ問題演習
科目名 : 古典講読 学年 :3 年 単位 : 担当者名 : 琢磨昌一 長い文章を読むことに慣れ 昔の人々の考え方や 思いを理解し 生徒の古典に親しむ態度を育てる 古文 大鏡 菅原道真の左遷 村上天皇と中宮安子 古典文法の知識や語彙の力を深め 知識を使って文章を読む態度を育てる 関白は次第のままに 道隆の酒好き道長と女院詮子 佐理の大弐 行成の器量 中納言争ひ 二葉の葵 時代や文化について知識を持たせ 興味 関心を育てる 敦明親王の東宮辞退 漢文 史記. 評価の観点 張良 韓信など 学習活動に積極的に取り組んでいるかどうかを重視する. 授業方法 担当生徒が朗読 現代語訳 解釈等を行い また担当生徒と参加生徒との質疑応答によって読みを深める 教員は生徒同士による読みの深まりを援助する 5. 評価の方法 学習活動への取り組みの様子を中心に 考査の結果を加味して評価する < 学期 > 古文 源氏物語 藤壺の宮の入内夕顔の死 藤壺の宮との過ち葵の上の出産 野宮の別れ明石の君との出会ひ 須磨の絵日記明石の君の苦悩 六条院の新春蛍火のいたづら 野分の日の垣間見女三宮の降嫁 柏木の懸想薫の五十日の祝ひなど 古文 評論 古今和歌集仮名序など 第一学習社 古典講読 ( 大鏡 源氏物語 史記 ) ( 学期 漢文は問題演習形式で 適宜扱う ) 適宜補助プリントを用意する