ポットファーム ( 独立ポット土耕養液栽培システム )

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表 30m の長さの簡易ハウス ( 約 1a) の設置に要する経費 資材名 規格 単価 数量 金額 キュウリ用支柱 アーチパイプ ,690 直管 5.5m 19mm ,700 クロスワン 19mm 19mm ,525 天ビニル 農 PO 0.1mm

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スプレーストック採花時期 採花物調査の結果を表 2 に示した スプレーストックは主軸だけでなく 主軸の下部から発生する側枝も採花できるため 主軸と側枝を分けて調査を行った 主軸と側枝では 側枝の方が先に採花が始まった 側枝について 1 区は春彼岸前に採花が終了した 3 区 4 区は春彼岸の期間中に採

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農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

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様式集

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目 次 はじめに 1 概要編 1 袋培地栽培の推進方針 1 2 袋培地栽培の特徴 1 3 袋培地栽培システムの構成 2 施工編 1 ほ場の準備 6 2 袋培地の配置及び整地 7 3 定植穴の作成 8 4 排水孔の作成 9 5 点滴チューブの改良 10 6 点滴チューブの配置 10 7 通水テスト 1

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今後の管理のポイント [懸案事項] ①早期作型における2番花 房の花芽分化遅延 ②炭そ病とハダニ類の発生 拡大 [対策] ①寒冷紗を被覆して 花芽分化を誘導する 2番花房 の花芽分化を確認して被覆を除去する 被覆期間の目安 9月25 10月20日 ②定期的に薬剤による防除を行う 特に葉かぎ後の 葉か

1 作物名     2 作付圃場 3 実施年度   4 担当

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平成 30 年 7 月 27 日 ( 表題 ) 台風第 12 号の接近に伴う農作物被害技術対策情報について ( 担当 ) 佐賀北部農業技術者連絡協議会事務局 気象庁によると台風第 12 号は 現在 ( 平成 30 年 7 月 27 日 6 時 45 分 ) 硫黄島の南 東約 80km を北東に向かっ

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得られることを明らかにした ( 井上ら 2014) また, 密植に適した培土量が少なく低コストで作業性の良い小型紙製育苗ポットを開発し, その育苗方法を明らかにした ( 奥ら 2014) 本研究では, これまでの知見をもとに, 小型紙製育苗ポット苗を使った密植栽培の方法, 労働時間や収益性を明らかに

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知る 段階では副実習題材として, ハツカダイコンとバジルの栽培を行う 発芽適温や利用部位の異なる2 種の作物を同時に育てていく中で, 作物の特徴や規則性, 土や肥料の性質, 播種, 鉢がえ, 摘心, 施肥等の管理作業など, 生物育成に係る基礎的 基本的な知識や技術を体験しながら習得させる 使う 段階

誠和の 楽苗 をご購入いただき 誠にありがとうございます この取扱説明書をよくお読みになり 各製品の特長を十分ご理解の上 適切な管理をしていただくようお願いいたします 尚 この取扱説明書は常に目の届くところに保管し 十分活用して下さい 安全に正しくお使いいただくために この取扱説明書および製品の表示

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Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

Ⅰ 収穫量及び作柄概況 - 7 -

年齢 年齢 1. 柏 2. 名古屋 3. G 大阪 4. 仙台 5. 横浜 FM 6. 鹿島 -19 歳 0 0.0% 0 0.0% 2 2.7% 1 1.4% 3 4.0% 3 4.6% 歳 4 5.0% 5 6.7% 7 9.6% 2 2.7% 2 2.7% % 25-2

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**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1)

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Transcription:

採算性が高い果菜 ( 果実を収穫する野菜 ) 栽培プラント ポットファームのご紹介 その他 P ベランダ菜園キット P ベランダ簡易栽培システム 独立ポット土耕養液栽培システム 岐阜県農業技術センター ピーエスピー株式会社

ポットファーム ( 独立ポット土耕養液栽培システム )

現 状 1. 農業の実態 農業への志向は高まっている 危機感 食料自給率が 39% と先進国の中で 農業を志し 脱サラして行う人々の増加農をテーマにした飲食の繁盛店の増加農産物直売所の増加雑誌 メディアでの農業の取り上げ増加 社会問題 もっとも低いことに対する不安 食の安全 生産に対する危機意識の 高まりや食料危機への不安 時代は農業を後押ししているが 耕作放棄地の深刻化全国で 118,593ha 農林水産省平成 20 年集計値 ( 農用地区域 ) Why? 1 儲からない ~ 職業 ( ビジネス ) として成り立たない 2 技術の習得が難しい ~ 経験や専門知識が必要となる 儲かり 計算できる農業 投入するコストを上回る収益を見込める 未経験者でも技術 経験なく生産できる それが ポットファーム です!

収益比較 栽培方法別の 5ヶ年収支シミュレーション ( 面積 1ha) 土耕栽培 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 売上げ 63,000,000 63,000,000 63,000,000 63,000,000 63,000,000 運営費コスト ( 人件費含む ) 52,750,000 52,750,000 52,750,000 52,750,000 52,750,000 設備初期投資 44,000,000 0 0 0 0 施設建設費 100,000,000 0 0 0 0 収益 -133,750,000 10,250,000 10,250,000 10,250,000 10,250,000 収益 ( 累積 ) -123,500,000-113,250,000-103,000,000-92,750,000 ポットファーム栽培 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 売上げ 98,000,000 101,500,000 105,000,000 105,000,000 105,000,000 運営コスト ( 人件費含む ) 53,984,000 53,984,000 53,984,000 53,984,000 53,984,000 設備初期投資 86,250,000 0 0 0 0 施設建設費 120,000,000 0 0 0 0 収益 -162,234,000 47,516,000 51,016,000 51,016,000 51,016,000 収益 ( 累積 ) -114,718,000-63,702,000-12,686,000 38,330,000 備考 1 収入合計は 1kg あたり 350 円 耕作面積は 1ha とし 以下のように試算土耕栽培 1 年間で 180t の収穫量 ポットファーム栽培 1 年目 280t 2 年目 290t 3 年目以降 300t の収穫量 2 雇用者数は土耕栽培 常勤 10 名 (@350 万円 / 年 )+ パート 3 名 (@100 万円 / 年 ) ポットファーム栽培 8 名 ( 同左 )+ パート 3 名 ( 同左 ) 3 施設建設費用は, 土耕栽培 総額 10,000 万円 ポットファーム栽培 総額 12,000 万円で試算

事業計画 ポットファームによる大玉トマト生産事業計画 < 面積 10a:300 坪 :1,000 m2 > 金額は全て消費税別 平成 24 年 8 月目安 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 収益 生産量 / kg 40,000 40,000 40,000 40,000 40,000 販売量 / kg 28,000 29,000 30,000 30,000 30,000 販売単価 / 円 / kg 350 350 350 350 350 収入計 / 円 9,800,000 10,150,000 10,500,000 10,500,000 10,500,000 固定費 ハウス施設代 / 円 12,000,000 0 0 0 0 ポットファーム設備一式 / 円 7,350,000 0 0 0 0 栽培資材 / 円 325,000 0 0 0 0 その他機材など / 円 950,000 0 0 0 0 小計 / 円 20,625,000 0 0 0 0 流動費 種苗代 / 円 645,000 645,000 645,000 645,000 645,000 肥料代 / 円 250,000 250,000 250,000 250,000 250,000 農薬代 / 円 140,000 140,000 140,000 140,000 140,000 燃料代 / 円 850,000 850,000 850,000 850,000 850,000 光熱費 / 円 50,000 50,000 50,000 50,000 50,000 備品代 / 円 213,400 213,400 213,400 213,400 213,400 予備費 / 円 150,000 150,000 150,000 150,000 150,000 人件費 / 円 3,500,000 3,500,000 3,500,000 3,500,000 3,500,000 小計 / 円 5,798,400 5,798,400 5,798,400 5,798,400 5,798,400 支出合計 / 円 26,423,400 5,798,400 5,798,400 5,798,400 5,798,400 収支 / 円 ( 単期 ) -16,623,400 4,351,600 4,701,600 4,701,600 4,701,600 収支 / 円 ( 累積 ) -12,271,800-7,570,200-2,868,600 1,833,000

特 徴 ポットファームの特徴 1 高い収量性コンパクトな草姿による密植栽培 ( 従来の 1.25 倍 ) 独立ポットの栽培による収穫期間延長 2 容易な生産管理 安定生産性生産管理マニュアルを制御盤にプログラムした自動管理システム過剰な養液は排液として排出される為 やりすぎでの失敗が皆無 3 農業生産法人の取得不要 トラクターなどの農業機械が不要畑を耕さないので 耕種栽培に該当しない耕運機など農業機械を使用しない為 事故の心配なく安全で安心

Point 生産管理が容易であり 商品を安定生産できる 制御盤による一括管理が可能 [ 自在な給液回数 給液時間 ] マニュアルに沿った給液回数をセットし 自動制御で給液を行う 生産量が多い 品質が安定し生産量も多い 防根透水性ポット 気化熱で夏場の培地温が低下します冬場はスカート内ダクト暖房により地温が安定する上 暖房効率も上がります ベンチ栽培 培土を直接加温するので冬場の生育を促進 密植栽培 草姿がコンパクトなので 300 坪当たり 2500 株 土耕栽培の場合は 同じ面積で 2000 株栽培 養液栽培 土壌消毒が不要なので 収穫期間が延長 充実した栽培指導 研修により栽培初心者も安心 栽培マニュアル 農業機械を持たない一般企業でも参入可能 大型の農業機械が不要 トラクター ( 耕耘機 ) や畦立て機が不要 耕種栽培ではないので 農業生産法人の取得が不要 ポットファーム研究会が提供する研修プログラムにより実地研修ができる為 初心者も安心 制御盤に生産管理マニュアルがプログラムされている ため 土壌診断はもちろん 肥料設計も不要

土耕栽培の現状 低コストな栽培方法? 必要な設備 : トラクター暖房機土壌消毒機ハウス 土壌病害が発生しやすい [ 土壌消毒が必要 ] [ 接木栽培が必要 ] 穂木収量 品質良 台木土壌病害に強い肥料吸収が良い 多大な労力 土壌改良材 ( 接木苗購入の場合 コスト高 ) 土壌消毒の場合 人体及び環境負荷

土耕栽培の現状 低コストな栽培方法? 必要な設備 : トラクター暖房機土壌消毒機ハウス 収穫作業時の姿勢が悪い 人への負荷が大 収穫姿勢 肥料の集積と流亡 環境負荷

養液栽培 ( ロックウール栽培 ) の現状 ロックウール : 玄武岩 鉄炉スラグ等に石灰等を混合し 高温をかけて形成する人造鉱物繊維 主成分は酸化ケイ素と酸化カルシウム 生育のコントロールが容易 容易 ( 肥料濃度 培地温度 ) 栽培のマニュアル化 高収量 病原菌が培地や培養液を介して容易に拡散する現状は接木苗使用ロックウールの廃棄方法に問題設備費が高い

その他養液栽培 ( バック栽培 ) の現状 生育のコントロールが容易 容易 ( 肥料濃度 培地温度 ) 設備費が比較的安い 高収量 高温時のバック内の環境制御が困難で病原菌が容易に増殖給液制御難 制御システムの高額化排液による圃場環境の悪化懸念

失敗しない安心簡単栽培 = 独立ポット土耕養液栽培システム 問題解消 今後は他システムの導入皆無 特徴 全国に導入拡大 低コスト ベンチの構造は直管等による単純なもの 自根栽培のため育苗のコストが小さい 環境に優しい 土壌消毒が必要ない 有機質培地の利用 培地量が少なく 省資源 (1.2L/ 株 ) 生分解性ポットの使用可能 独立ポット 養液栽培 高設ベンチ 排液回収 簡単制御 手動給液可能 病害抑制 ベンチ栽培 50cmの高さで 病原菌の侵入を防ぐ 独立ポット 青枯病等の土壌伝染性病原菌の拡散を防ぐ 自根栽培が可能 高収量 防根透水性ポット 気化熱により夏期の培地温が低下 ベンチ栽培 培地加温により冬期の生育を促進 栽植密度 草姿がコンパクトで 2500 株 /10a 養液栽培 土壌消毒を必要としないことから 収穫期間の延長が可能 ( 抑制長段 )

栽培システムの概略 廃液を殺菌消毒して循環型可能

栽培システムの概略 ベンチの構造 ( 軒高ハウス用 )

栽培システムの概略 給液制御装置 [ 自在な給液回数 給液時間 ] 培地量が少ないため少量多回数の給液が必要 自在な設定可能 給液回数は最多で1 日 36 回 栽培者による手動給液も可能 [ 排液センサー装備 ] ポットからの排液を感知し 給液停止( 過湿防止 養液のムダを最小限にとどめる ) [ 予備のポンプを接続 ] 制御盤による一括管理が可能 ポンプ作動時に給液がされていないことを水流セ [ 自在な給液回数 給液時間 ] ンサーで感知し 予備のポンプが作動 給液ミス無 マニュアルに沿った給液回数 [ 警報機能 ] 不測の事態による給液停止を 排液により感知 排液処理槽 携帯電話等への通報も可能 をセットし 自動制御で給液を行う [ 環境に優しい排液 ] 排液を回収し 硝酸態窒素濃度を10ppm 以下にする クレソン エンサイ等を栽培する 3 処理槽の容量は 10a 当たり6m ( 表面積 15m2程度 )

栽培システムの概略 栽培ベンチの設置代表例 栽培ベンチの設置方法 打ち込み式 1.2m 6m 1.8m 据え置き式 2,500 株 /10a 土耕栽培の 2,000 株 /10a の 1.25 倍

栽培体系 ( 作型 : 抑制長段 ) 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 旬上中下上中下上中下上中下上中下 ポット 収穫 土壌消毒不要 土耕 収穫 前作片づけ穂木播種 土壌消毒台木播種仮植 本圃準備接木 定植

独立ポット土耕養液栽培の流れ ( 作型 : 抑制長段 ) 7 月上旬 8 月上旬 品種選定 定植時 苗発注 高品質 PFCS 苗 ( ポットファーム専用セルストレート苗 ) 発注 30 日程度 本圃 培地詰め 栽培ベンチ 不織布製ポット 点滴かん水チューブで給水

独立ポット土耕養液栽培の流れ 8 月上旬 ( 定植 1 日後 ) 9 月上旬 ( 第 1 果房開花頃 ) 8 月中下旬 ( 定植 2 週後 )

独立ポット土耕養液栽培の流れ 10 月上旬 ( 収穫始め頃 ) ( 収穫作業姿勢 ) ポット 10 月中下旬 月中下旬 ( 加温準備 ) 土耕 ベンチ下被覆 ( 農ポリ ) ベンチ上被覆 ( 不織布シート )

独立ポット土耕養液栽培の流れ 11 月上旬 ( 加温開始 ) ハウス内加温 4 月上旬 ( 加温中止 ) 5 月上旬 ( ベンチ被覆資材除去 ) 培地加温 7 月中下旬 ( 栽培終了 後片づけ 清掃 ) 次作 ( 播種 ) ( 培地詰め )

培地温の推移 (8 月 ) 45 40 培地温ハウス内気温 35 30 25 20 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 6:00 12:00 18:00 8 月 5 日 8 月 6 日 培地温 :5 号ポット中心部で測定

培地温の推移 (2 月 ) 30 25 培地温 ハウス内気温 20 15 10 5 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 6:00 12:00 18:00 2 月 1 日 2 月 2 日 ハウス内加温 培地加温 : ポット側面に暖房機の地温センサーを設置 ( 夜間 15 設定 早朝 17 設定 )

収量性 41.6t/10a 41.8t/10a 40.1t/10a H17 作 :H17.7.25 播種 ~H18.7.20 栽培終了 H18 作 :H18.7.19 播種 ~H19.7.17 栽培終了 H19 作 :H19.7.19 播種 ~H20.7.18 栽培終了

果実の大きさ 250 200 平均果重 (g/ 個 ) 150 100 50 H17 作 H18 作 0 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 可販果の平均果重の旬別推移

果実品質 [ 糖度 ] ポット耕 : 本所収穫分で調査土耕 : 南濃試験地分 H17 作 果実品質 [ 酸度 ] H18 作 コクのある 美味しいトマト H17 作 H18 作 H17 作 H18 作

[ 高収量となる要因 ] 株数が多い [ 土耕 2000 株 /10a ポット耕 2500 株 /10a 1.25 倍 ] 栽培期間の延長可能最適な地温管理可能 7 月中旬まで収穫 [3~4t/10a の収量増 ] 地上病害 ( 灰色かび病等 ) の抑制が可能 [ 少量培地 コンパクトな草姿 葉露少 ] 草勢の維持が可能栽培ステージに応じた最適な養液の供給可能 [ 夏期の培地温上昇抑制 冬期の培地加温 着果良 ]

栽培ステージ毎の制御盤設定値完備 ポットファームの栽培マニュアル また コストには見えない以下の作業がなくなり 労力が軽減されます 耕耘 整地 施肥 畦作り 除草 保温 保湿用マルチを張り 土壌消毒 接木 農薬散布頻度 ポットファームなしなしなしなしなしなしなしなし月 1 回 土耕栽培 月 3 回

農業を躍進させるポットファーム研究会 2. ポットファーム研究会について 研究会の目的 : ポットファームの普及を以って 採算性が高い農業事業を振興する 生産者 地域販売店設備の設置やメンテナンス 生産者への技術支援を行います 生産者からの意見や要望なども集め研究会へフィードバック 栽培終了後は使用済ポットを回収します ポットファーム研究会 1 生産者の包括的なサポート 2 ポットファームの普及 3 ポットファームの技術向上 コンサルティング 農作物の販売チャネル開拓や農産物に付加価値化をつけるための商品開発の支援を行います 資材メーカー 種苗メーカー ポットファームに関わる資材を開発 設計 コストダウンや収量増加 作業の省力化 収穫できる農作物の品質向上のための資材の改良 開発を行います 種苗の品種改良を行います ポットファームに適する新しい種苗と栽培技術の開発に取り組みます 導入の際には 導入者に対しての研修も行います

社会貢献 まとめ 1 売上増進 1ha 当り約 1 億円 2 期目から短期黒字化 5 期目から累積黒字化 2 雇用の創出 1ha 当り約 10 名 ( パート雇用を含む ) 3 農業後継者の育成 農業人口 :5 年間で 75 万人減少 平均年齢 65.8 歳 4 一般法人で農業参入 深刻化する耕作放棄地対策 以上をもって 事業として利点があることはもちろん 大きな社会貢献にもつながり御社が躍進を遂げることは間違いありません!

企業参入事例 3. ポットファーム導入例 熊本県 JR 九州鉄道営業株式会社 JR 九州鉄道営業株式会社 18 人 農業初心者 土つくり困難 投資採算性 当社で研修

導入事例一覧 4. ポットファーム導入一覧 400 導入面積 新規導入 355.2a 300 200 100 沖縄 / 1 件 / 10a 0 2009 年以前 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 新潟 / 2 件 / 0.5a 福井 / 1 件 / 11a 奈良 / 1 件 / 10.0a 兵庫 / 1 件 / 10.0a 茨城 / 1 件 / 3.6a 千葉 / 2 件 / 4.9a 岡山 / 2 件 / 3.2a 山口 / 1 件 / 0.1a 福岡 / 8 件 / 59.7a 熊本 / 2 件 / 160a 大分 / 2 件 / 10.5a 宮崎 / 1 件 / 15a 岐阜 / 4 件 / 90a 愛知 / 2 件 / 2.4a 三重 / 2 件 / 20a

導入への道筋 5. 導入までの流れ お問合せ ポット設置 苗定植 工事開始 約 1 ヶ月間 栽培開始 苗ご注文 お問合せから 約 3 ヶ月後に スタート! 候補地視察 各種契約 水量 水質 排水日当り 電気など 打合わせ見積提出 面積 仕様など 定植の 2 ヶ月前 研修開始 工事 導入契約など

独立ポット土耕養液 簡易栽培システムキット メロンも栽培可能 福祉にも役立っています 簡易設置 簡易撤去も可能です

Pベランダ菜園キットでの栽培例 ゴーヤ栽培事例

オプションの見守りサポートシステム導入で安心