また 日額または時給での雇用契約者についても 時間単価が明らかであることから 同様に等 級単価適用者以外の者として取り扱う ( ア ) 健康保険料を徴収する事業主との雇用関係に基づき 当該補助事業に従事する者 ( イ ) 健康保険法による健康保険加入者 ( 健康保険法以外の国家公務員共済組合法等によ

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( ア ) 健康保険料を徴収する事業主との雇用関係に基づき 当該補助事業に従事する者 ( イ ) 健康保険法による健康保険加入者 ( 健康保険法以外の国家公務員共済組合法等による保険加入者等で 健康保険法に準じた取り扱いとみなす者も含む 以下 同様 ) であり 標準報酬月額保険料額表の健保等級適用者

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平成20年度

労務費単価の具体的な適用は 給与支給実績と比して過大である場合等を除き 原則として以下のとおりとする ( 給与支給実績と比して総額で大幅な乖離がある場合は 時間単価の調整が必要となります ) 次の各号に定める分類に応じ 当該各号に定める方法により計算した金額を労務費単価とする 1 健保等級適用者 (

Microsoft Word - ④別紙4.doc

労務費単価の具体的な適用は 給与支給実績と比して過大である場合等を除き 原則として以下のとおりとする ( 給与支給実績と比して総額で大幅な乖離がある場合は 時間単価の調整が必要となります ) 次の各号に定める分類に応じ 当該各号に定める方法により計算した金額を労務費単価とする 1 健保等級適用者 (

のとおりとする ( 給与支給実績と比して総額で大幅な乖離がある場合は 時間単価の調整が必要となります ) 次の各号に定める分類に応じ 当該各号に定める方法により計算した金額を人件費単価とする 1 健保等級適用者 (A) 次の各要件の全てを満たす者の人件費単価については 健保等級により該当する等級単価

戦略的基盤技術高度化支援事業における労務費の計算に係る実施細則 ( 健保等級ルール ) 平成 24 年 3 月中小企業庁創業 技術課平成 24 年 4 月以降に実施される戦略的基盤技術高度化支援事業 ( 以下 本事業 という ) に係る労務費の算出方法を以下のとおり定めて運用する 事務の効率化や計算

< 派遣 > 直接雇用者の健保等級適用者以外の算出方法を適用します ただし 年俸 月給 日給 時給の記載はそれぞれの単位の契約額と読み替えます 人件費単価一覧表 ( 専従者用 ) 人件費単価 YES NO チャート ( 専従月額単価用 ) (P.4) を参考にしてください < 直接雇用

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補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について 平成 22 年 9 月 27 日 22 経第 960 号大臣官房経理課長から大臣官房総務課長 大臣官房政策課長 大臣官房厚生課長 大臣官房地方課長 大臣官房環境バイオ マス政策課長 大臣官房国際部長 大臣官房統計部長 各局 ( 庁 ) 長 沖縄

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別紙 1 健康保険料 介護保険料 厚生年金保険料 子ども 子育て拠出金 1. 複数資金間での負担配分について (1) 複数の外部資金間での負担配分当該外部資金管理者間の調整により任意に負担割合等を決定する (2) 外部資金と経常費間での負担配分 A. 外部資金による常勤の雇用者に経常費による手当支給

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均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

(2) 報酬日額の算出方法休業給付の給付日額を算出する際の 標準報酬日額 の算定は 標準報酬月額の1/22 支給割合 となりますが 比較の対象となる 報酬日額 については 次表の区分に応じて算出します 報酬日額の算出方法 ( 手当等の金額に乗じる率 ) 区分手当等の種類算出に用いる率 日々の勤務に対

<このような時は?(Q&A)>

短時間労働者の適用拡大 新しい 4 分の 3 基準 に満たない場合であっても 平成 28 年 10 月 1 日以降 次のすべての要件に該当した場合は 短時間労働者の適用拡大の対象となります 週労働時間 20 時間以上 勤務期間 1 年以上 月額賃金 8.8 万円以上 学生でない 従業員 501 人

労働法令のポイント に賞与が分割して支払われた場合は 分割した分をまとめて 1 回としてカウントし また 臨時的に当該年に限り 4 回以上支払われたことが明らかな賞与については 支払い回数にカウントしない ( 賞与 として取り扱われ に該当しない ) ものとされている 本来 賞与 として取り扱われる

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申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

●「高齢者医療運営円滑化等補助金《については、なぜ、本日の公開による再仕分けの対象事業に選定されたと認識しているか

公共鹿第1029号

(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか

第 8 条年俸制適用職員の特殊勤務手当は, 給与規程第 18 条の規定に準じて支給する ( 超過勤務手当 ) 第 9 条年俸制適用職員の超過勤務手当は, 給与規程第 21 条の規定に準じて支給する ( 休日給 ) 第 10 条年俸制適用職員の休日給は, 給与規程第 22 条の規定に準じて支給する (

社保継続(最終版)1

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

公益社団法人松戸市シルバー人材センター臨時職員就業規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益社団法人松戸市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) の臨時に雇用する者 ( 以下 臨時職員 という ) の就業に関して必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において

【目   次】

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ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

別添 2 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める基準を満たすものである旨の証明願平成年月日厚生労働大臣殿 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める下記の基準を満た

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JMITU 通信産業本部殿 平成 29 年 12 月 1 日 NTT マーケティングアクト 平成 29 年度年末定期特別手当の支給方法 1. 支給対象平成 29 年 12 月 1 日現在在職する社員とする 2. 支給額 (1) 定率部分平成 29 年 12 月 1 日現在における個々の社員の基準内給

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日商簿記2級直前対策講座

留意事項 ( 1) 賃金アップの方法 欄には 賃金の算定方法を下記から選択し記載してください 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 の場合は 1 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 + 臨時に支払われる賃金 の場合は 2 賃金アップの方法 欄において 1の 毎月決まって支払われる賃金 を選

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Ⅱ 産前産後休業終了時改定の新設 ( 国共法第 条第 11 項及び第 1 項 ) 1. 改定の対象産前産後休業を終了した組合員が 当該休業を終了した日に当該休業に係る子を養育する場合において 共済組合に申出をしたときは 標準報酬の改定を行います ( 平成 6 年 月 1 日以後に終了した産前産後休業

セットアップの必要性 タイミング セットアップの必要性 今回のプログラムは 必ずセットアップしてください セットアップのタイミング 今回のプログラムは すぐにセットアップしていただいて問題ありません セットアップ方法は プログラムのダウンロードとセットアップの手順書 をご参照ください 9 月の給与処

筑紫野市学童保育連絡協議会学童クラブ指導員就業規則

厚生局受付番号 : 東海北陸 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 東海北陸 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社 ) における昭和 39 年 7 月 1 日から同年 10 月 1 日までの期間の標準報酬月額を訂正することが必要である

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第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能

目次 定時決定 随時改定 定時決定 随時改定 標準報酬月額の更新の時期 P2 社会保険算定画面を表示する P4 定時決定 随時改定 p6 対象者のみを表示する P13 社員情報の標準月額報酬を更新する P14 出力 ( 定時決定 随時改定 ) 算定基礎届 月額変更届 P15 社会保険料改定通知書 P

Taro 【セット版】施行

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( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

目次 1. 被保険者資格の取得要件 ( 総論 ) 問 1 被用者保険の適用拡大の実施により 厚生年金保険 健康保険の被保険者資格の取得要件はどのようになるのか 問 2 施行日以降は 4 分の 3 基準をどのように判断するのか 問 2 の 2 就業規則や雇用契約書等で定められた所定労働時間又は所定労働

5. 改正の要件 固定的賃金の変動 ( 給与体系の変動 ) があり 変動月以後継続した 3 ヶ月の支払基礎日数がすべて 17 日以上あるとき ( 短時間労働者は 11 日以上 ) 以下の 1~4 の全ての要件に該当すると 年間平均額による随時改定 ( 保険者算定 ) を提出することができます ( 被

3 保険者算定の追加の要件 ⑴ 業務の性質上例年発生することが見込まれる場合 とは 業種や職種の特性上 基本的に毎年 4 月 ~6 月が繁忙期に当たるため 4 月 ~6 月までの期間中の残業手当等が 他の期間と比べて多く支給されることなどを理由として 例年季節的な報酬変動の起こることが想定されること

記入の方法 標準報酬月額の比較欄 の 合計額 及び 平均額 を算出する場合は 以下にご注意ください 1 支払基礎日数 17 日未満の月の報酬額は除いてください 2 短時間就労者 ( パート アルバイト等 ) の場合は 本年 4 月 ~6 月の合計額 平均額 には 支 払基礎日数が 17 日以上あれば

3 保険者算定の追加の要件 ⑴ 業務の性質上例年発生することが見込まれる場合 とは 業種や職種の特性上 基本的に毎年 4 月 ~6 月が繁忙期に当たるため 4 月 ~6 月までの期間中の残業手当等が 他の期間と比べて多く支給されることなどを理由として 例年季節的な報酬変動の起こることが想定されること

【別紙】リーフレット①

Microsoft Word - 2-2_随時改定保険者算定Q&A(別紙1)

無期転換嘱託職員の報酬 退職等に関する規程平成 30 年 4 月 1 日制定 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 別に定めるもののほか 公益社団法人全国市有物件災害共済会職員就業規則 ( 以下 規則 という ) 第 2 条第 2 号に定める嘱託職員のうち 労働契約法 ( 平成 19 年法律第 128

役 員 等 報 酬 規 程

スライド 0

別紙様式 3( 付表 1) 平成 年度介護職員処遇改善加算実績報告書積算資料 薄い黄色のセルに必要事項を入力してください 1. 加算受給額 ( 現行の加算 Ⅰと 現行の加算 Ⅱの比較額について ) 別紙様式 3の56を記載する場合のみ記載 別紙様式 3の34により報告した場合は記載不要です 単位 :

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

(1) 報酬 別表第 1に定める額 (2) 賞与 別表第 2に定める算式により算出される額 ( 支給する場合 ) (3) 退職慰労金 別表第 3に定める算式により算出される額 ( 支給する場合 ) 2 非常勤の役員に対する報酬の額は別表第 4に定める額とする 3 評議員に対する報酬の額は別表第 5に

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

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基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

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目次 問 1 労使合意による適用拡大とはどのようなものか 問 2 労使合意に必要となる働いている方々の 2 分の 1 以上の同意とは具体的にどのようなものか 問 3 事業主の合意は必要か 問 4 短時間労働者が 1 名でも社会保険の加入を希望した場合 合意に向けての労使の協議は必ず行う必要があるのか

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第 1 条 ( 目的 ) 本規程は 別冊職員就業規則第 5 章の細則として 職員の給与に関する事項を定める 第 2 条 ( 給与の種類 ) 1 給与とは 就業規則に基づいた職員の就業に対する報酬である 2 別冊職員就業規則第 3 条に定める正規職員については 給与の項目を以下とする 1 本給 2 管

 

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( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

2 改正の概要 昇給又は降給などで固定的賃金に変動があった月以後の継続した3か月間の報酬の平均から算出した標準報酬月額 ( 通常の随時改定の計算方法により算出した標準報酬月額 ) と 1 昇給月又は降給月以後の継続した3か月の間に受けた固定的賃金の月平均額に 2 昇給月又は降給月前の継続した9か月及

名称役員等報酬規程沿革平成 29 年 4 月 1 日初版 分類番号 S-2203 承認機関評議員会配布先本部評議員理事監事 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社会福祉法人おおぎだ ( 以下 当法人 という ) の評議員及び役員並びに苦情解決第三者委員等 ( 以下 役員等 という ) が 当法人の求

Transcription:

戦略的基盤技術高度化支援事業における人件費の計算に係る実施細則 ( 健保等級ルール ) ( 改定 H30.3) 平成 30 年 3 月中小企業庁技術 経営革新課 平成 30 年 4 月以降に実施される戦略的基盤技術高度化支援事業 ( 以下 本事業 という ) に係る人件費の算出方法を以下のとおり定めて運用する 事務の効率化や計算事務の煩瑣性の排除といった観点から 人件費の計算に係る必要な事項を定め もってその業務の適正な処理を図ることを目的とする なお 本実施細則で規定する等級単価一覧表 ( 別表 1) 及び月給単価算出表 ( 別表 2) とは 毎年度 大臣官房会計課において作成し提示される等級単価一覧表をもとに策定したものである 人件費単価については 雇用及び給与形態により適用となる単価算出方法ごとに 健康保険等級 ( 以下 健保等級 という ) をもとに適用される 等級単価 月給相当額を算出し適用される 月給単価 個別の雇用契約等により算出される 個別単価 と称する 1. 人件費の積算における原則本事業における人件費の積算については 原則として以下のとおりとする 1 本事業における人件費は 次項に規定する方法により算定した人件費単価 ( 円 / 時間 ) に 当該補助事業に直接従事した時間数 ( 以下 補助事業従事時間 という ) を乗じて算出する 直接従事した時間数 : 勤務時間等に関係なく事業に従事した時間をいう 2 補助事業従事時間は 別途定める 補助事業従事日誌 により証明されるものであって 事業者毎に定められた就業規則等に照らして適正と認められる範囲とする 3 法定福利費 ( 事業者負担分 ) については保険の種類 事業者の事業の種類の分類によって異なるため 事務の効率化の観点から人件費単価の算定には含めない取扱いとする 4 賞与とは 社会保険の対象となる賞与であって 事業主が恩恵的に支給する結婚祝金や臨時的に支給する大入袋 お年玉等は含まない 2. 人件費単価の適用方法 (1) 人件費単価の算定方法本事業における人件費の算出基礎となる人件費単価の算定については 以下のとおりとする なお 等級単価適用者は 次の1の要件を満たす者とし それ以外の者 ( 月給単価または個別単価を適用する者 ) については 等級単価適用者以外の者と称する 人件費単価の具体的な適用は 給与支給実績と比して過大である場合を除き 原則として以下のとおりとする ( 給与支給実績と比して総額で大幅な乖離がある場合は 時間あたりの単価を調整する ) 1 等級単価適用者次の要件の全てを満たす者の人件費単価については 健保等級を用いて等級単価一覧表により該当する等級単価を適用する なお 役員 ( 使用人兼務役員は除く ) については 健康保険法による健康保険加入者であっても 等級単価適用者以外の者として取り扱う

また 日額または時給での雇用契約者についても 時間単価が明らかであることから 同様に等 級単価適用者以外の者として取り扱う ( ア ) 健康保険料を徴収する事業主との雇用関係に基づき 当該補助事業に従事する者 ( イ ) 健康保険法による健康保険加入者 ( 健康保険法以外の国家公務員共済組合法等による保険加入者等で 健康保険法に準じた取り扱いとみなす者も含む 以下 同様 ) であり 標準報酬月額保険料額表の健保等級適用者 1-1 等級単価適用者における等級単価一覧表の区分 健保等級適用者に適用する人件費等級単価は 賞与回数に応じて該当する等級単価一覧表の区分 を使用する 賞与回数通常支給されない者 年 4 回以上支給される者年 1~3 回まで支給されている者 等級単価一覧表の区分 A 区分の等級単価を適用 B 区分の等級単価を適用 2 等級単価適用者以外の者等級単価適用者以外の者の人件費単価については その者の給与形態に応じて 以下の取り扱いとする 等級単価適用者以外の者人件費の賞与の取扱いについては (2)3により取り扱う 区分年俸制月給制日給制 ( 日給月給制 月給日給制含む ) 時給制 給与が年額で定められている者については 年額を12 月で除した額を月給相当額とし 月給単価算出表の月給範囲額により該当する月給単価を適用する 給与が月額で定められている者については 月給単価算出表の月給範囲額により該当する月給単価を適用する 給与が日額で定められている者については 月給単価算出表によらず 日額を雇用契約書等に明記された就業時間で除した金額を個別単価とする ただし 1 日単位で本事業に専従している場合は 当該日額をもって1 日当たりの個別単価 ( 日給 ) とすることができる給与が時給で定められている者については 当該時給をもって個別単価とする

2 算定に含まない金額解雇予告手当 退職手当 結婚祝金 災害見舞金 病気見舞金 年金 恩給 健康保険の傷病手当金 労災保険の休業補償給付 家賃 地代 預金利子 株主配当金 大入袋 出張旅費 臨時役員報酬 ( 給与相当額を除く ) など 3 賞与の取扱 ( ア ) 補助事業期間内に支給される賞与を加算することができる なお 補助事業期間の賞与を補助事業期間終了日の翌月末日までに支給することが確定している場合を含む ( イ ) 年俸制又は月給制の者の加算の方法として 上期 (4 月 ~9 月 ) 又は下期 (10 月 ~3 月 ) の期間内にそれぞれ支給されることが確定している額を各期間の月給相当額に加算できる この場合の年俸制適用者は 月額に換算して適用する また 出向契約書等に明示され かつ 支給されることが確定している賞与については 上期 下期又は年間に対応した額を加算できる 加算する賞与の額の算定 年俸制 : 年間に支給される賞与の額 ( 年間賞与の合計額が確定している場合 ) 月給制 : 上期又は下期の賞与 6 月 (1 円未満切捨て ) ( ウ ) 出向契約書等において 補助事業従事期間と賞与対象期間が対応して支給されることが明確な場合は その月数を前記の除数 6 月 に換えることができる (2)-2 給与形態が日給制または時給制の者等級単価適用者以外の者のうち 日額制及び時給制の者については 月給単価算出表は使用せず 雇用契約書 出向契約書 給与規程等により規定されている日額又は時間単価による個別単価を適用する 1 通勤手当の取扱日額制及び時給制の者に係る通勤手当については 雇用契約書等に定められた日額又は時給単価から算定される人件費とは別に支給されていること かつ その内容 ( 金額等 ) が明示されている場合に限り 以下のとおり計上することができる 1-1サポイン事業に専従の場合雇用契約書等に明示された内容から算定される1 日あたりの通勤手当から消費税及び地方消費税相当額を除外した額 補助金に消費税を含めることの出来る事業者については除外不要 ( 以下 通勤単価 という ) に従事日数を乗じて得た額を個別単価人件費に加算する 積算方法 時給制 : 個別単価 補助事業従事時間数 + 通勤単価 補助事業従事日数日給制 : 個別単価 ( 日額 ) 補助事業従事日数 + 通勤単価 補助事業従事日数 1-2 サポイン事業に非専従の場合 通勤単価を所定労働時間で除して得た額と雇用契約書等に基づいて定められる個別単価を合算 して得た金額に 従事時間を乗じて人件費算出する

積算方法 時給制 :( 通勤単価 所定労働時間 + 個別単価 ) 補助事業従事時間数日給制 :{( 通勤単価 所定労働時間 )+( 個別単価 ( 日額 ) 所定労働時間 )} 補助事業従事時間数 2 賞与の取扱 (2)-1.3( ア ) 及び ( ウ ) について 同様の扱いとするほか 以下にて取り扱う 日額又は時給に加算できる明確な賞与とは 給与明細又は雇用契約書 出向契約書等に賞与として額が明示され 支給されることが確定している場合をいう 加算する賞与の額の算定 日給制 : 上期又は下期の賞与 6 月 21 日 (1 円未満切捨て ) 時給制 : 上期又は下期の賞与 6 月 21 日 所定労働時間 (1 円未満切捨て ) 3. 等級単価一覧表 ( 別表 1) 及び月給単価算出表 ( 別表 2) の適用方法 (1)-1 等級単価一覧表の適用方法 (1)1 等級単価適用者が等級単価一覧表 ( 別表 1) に適用する健保等級については 以下の方法により決定する 1 従事月に適用されている健保等級を適用する 2 健保等級の変更 ( 定時決定や随時改定 ) があった場合は その改定月から改定後の健保等級を適用する ( ア ) 定時決定は 被保険者標準報酬決定通知書の適用年月を適用する ( イ ) 随時改定は 被保険者標準報酬改定通知書の改正年月を適用する 3 就業規則等で定めた所定労働時間より短い 短時間労働者 ( 嘱託 短時間勤務正社員等の別にかかわらず労働契約等で短時間労働が規定されている者 ) については 一週間における就業規則等で定めた所定労働時間と短時間労働者の所定労働時間の比率を算出し その比率を標準報酬月額に乗算した額により適用される等級人件費を適用することができる 算出方法 就業規則等で定めた所定労働時間 短時間労働者の所定労働時間 標準報酬月額 (1)-2 健保等級の証明前記の健保等級については 別添様式 1( 健保等級証明書 ) により その実績を当該事業者の給与担当課長等に証明させるものとする ( 証明書の日付は補助契約期間の最終日 ~ 実績報告書の提出日までの間の日付とする ) ただし 被保険者標準報酬決定通知書 同改定通知書 被保険者標準報酬月額保険料額表 給与明細等により健保等級が確認できる場合 当該証明書の提出は不要とする (2)-1 月額単価算出表の適用方法前記 2(2)-1. 月給単価算出表により月給単価を算出する者の給与額については 以下の方法により決定する 1 当該月に適用されている給与額を適用する

2 給与額に改定があった場合は その改定月から改定後の給与額を適用する 3 就業規則等で定めた所定労働時間より短い 短時間労働者 ( 嘱託 短時間勤務正社員等の別にかかわらず労働契約等で短時間労働が規定されている者 ) については 一週間における就業規則等で定めた所定労働時間と短時間労働者の所定労働時間の比率を算出し その比率を月給額に乗算した額により適用される月給範囲を適用することができる 算出方法 就業規則等で定めた所定労働時間 短時間労働者の所定労働時間 月給額 (2.(2)-1. で算定した額 (2)-2 給与額の証明前記の給与額については 別添様式 2( 給与証明書 ) により その実績を当該事業者の給与担当課長等に証明させるものとする ( 証明書の日付は補助契約期間の最終日 ~ 実績報告書の提出日までの間の日付とする ) ただし 給与明細 雇用契約書 出向契約書 派遣契約書等により給与額が確認できる場合 当該証明書の提出は不要とする 4. 人件費の確定 人件費の確定に当たっては 次の書類等を活用して照合を行うこととする 適用者等級単価適用者等級単価適用者以外の者上記共通 人件費確定にあたっての書類被保険者標準報酬決定通知書 同改定通知書 被保険者標準報酬月額保険料額表 給与明細等給与明細 従事者毎の雇用に関する契約書等給与台帳 補助業務従事日誌 就業規則 就業カレンダー タイムカード 出勤簿等 5. 人件費の上限額人件費の上限額については 次のとおり取り扱う 1 雇用契約書 出向契約書 派遣契約書等において 人件費の上限額が規定されている場合には その額を補助対象経費の上限額とする ただし 出向者については その上限額が出向元から得ている給与支給額を上回る場合には 出向者が得ている給与支給額を上限額とする 2 人件費単価は 等級単価一覧表及び月給単価算出表に記載された人件費単価 (10,950 円 ) を上限とする

月給単価算出表平成 30 年度適用 ( 別表 2) 健保等級適用者以外 ( 年俸制 月給制 ) 月給範囲額 以上 ~ 未満 労務費単価 ( 円 / 時間 ) ~ 83,790 450 83,790 ~ 97,090 530 97,090 ~ 110,390 610 110,390 ~ 123,690 690 123,690 ~ 134,330 770 134,330 ~ 142,310 810 142,310 ~ 151,620 860 151,620 ~ 162,260 920 162,260 ~ 172,900 990 172,900 ~ 183,540 1,050 183,540 ~ 194,180 1,110 194,180 ~ 206,150 1,180 206,150 ~ 219,450 1,260 219,450 ~ 232,750 1,330 232,750 ~ 246,050 1,410 246,050 ~ 259,350 1,490 259,350 ~ 279,300 1,570 279,300 ~ 305,900 1,730 305,900 ~ 332,500 1,890 332,500 ~ 359,100 2,040 359,100 ~ 385,700 2,200 385,700 ~ 412,300 2,360 412,300 ~ 438,900 2,520 438,900 ~ 465,500 2,670 465,500 ~ 492,100 2,830 492,100 ~ 525,350 2,990 525,350 ~ 565,250 3,230 565,250 ~ 605,150 3,460 605,150 ~ 645,050 3,700 645,050 ~ 684,950 3,930 684,950 ~ 724,850 4,170 724,850 ~ 764,750 4,410 764,750 ~ 804,650 4,640 804,650 ~ 844,550 4,880 844,550 ~ 884,450 5,120 884,450 ~ 924,350 5,350 924,350 ~ 970,900 5,590 970,900 ~ 1,024,100 5,900 1,024,100 ~ 1,077,300 6,220 1,077,300 ~ 1,137,150 6,530 1,137,150 ~ 1,203,650 6,930 1,203,650 ~ 1,270,150 7,320 1,270,150 ~ 1,336,650 7,720 1,336,650 ~ 1,403,150 8,110 1,403,150 ~ 1,482,950 8,580 1,482,950 ~ 1,562,750 9,060 1,562,750 ~ 1,642,550 9,530 1,642,550 ~ 1,722,350 10,000 1,722,350 ~ 1,802,150 10,470 1,802,150 ~ 10,950

様式 1 健保等級証明書 補助期間 : 平成年月日 ~ 平成年月日 平成年度 健保等級 従事者氏名 4 月 9 月月月 賞与の支給回数 20 21 2 備考 29.6.1 予定 29.12.1 予定 平成年月日 平成年度事業従事者に係る健保等級について 上記のとおり証明します 名称 ( 社名等 ) : 所属部署名 : 証明者氏名 ( 自署 ) : 本様式は 2. 人件費単価の計算方法 (1) 人件費単価の算定方法 1 等級単価適用者にのみ使用する 事業の開始月 定時決定月 (9 月 ) 新規の登録従事者の従事開始月 健保等級に改訂がある月については必ず記載する 賞与の支給回数は 0 1 のように算用数字で回数を記載のこと また 備考欄には賞与の支給日 ( あるいは支給予定日 ) を記載のこと

様式 2 補助期間 : 平成年月日 ~ 平成年月日 給与証明書 平成年度 月額給与 従事者氏名 4 月月月備考 給与額 350,000 賞与相当額 600,000 賞与の支給回数 2 給与額 賞与相当額 賞与の支給回数 平成年月日 平成年度事業従事者に係る給与支給額について 上記のとおり証明します 名称 ( 社名等 ) : 所属部署名 : 証明者氏名 ( 自署 ) : 本様式は 2. 人件費単価の計算方法 (1) 人件費単価の算定方法 2 等級単価適用者以外の者のうち 月給単価を使用する者のみ使用する 年俸制の者については 算定した月給額を記載する 事業の開始月 新規の登録従事者の従事開始月 給与に変更がある月については必ず記載する 賞与の支給回数は 0 1 のように算用数字で回数を記載のこと