2014年4月改定対応(レセプト)七版

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2010年4月改定対応(レセプト)

事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

3. 入退院登録 API( 入院登録 ) リクエスト番号 項目名 内容 必須 / 任意 例 備考 1 Save_Request リクエスト保持区分 ( 日レセにリクエストの情報を保持するか否かを指定 ) 任意 1 未設定時初期値 [0] 0: 残さない 1: 残す 2 Request_Number

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平成 24 年度診療報酬説明会リハビリテーション関連 平成 24 年 4 月 21 日 公益社団法人 高知県理学療法士協会 医療部

2015年1月改定対応(高額療養費算定基準額対応)

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医保レセプト(レセ電)の一部負担金等の金額置換編集

2016年4月改定対応(レセプト)

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

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2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応)

2018年8月改定対応(高額療養費制度の見直し)(第二版)

H まで経過措置注意喚起

医療機関コードの切り替え処理

2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び院外処方 ( 薬局調剤 ) における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また

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Microsoft Word - 体裁修正 【登録後修正版】説明資料(案)

日本医師会「2008年度緊急レセプト調査(4~6月分)」結果報告(2008年8月6日)

参考②(R系エラー)

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Q: 療養病棟が 2 病棟 (60 床 +60 床 ) あり 人員配置が共に施設基準をクリアしている場合には 2 病棟合計の 120 床に対して医療区分 2 3 の割合が 8 割以上となればよいのでしょうか 1 病棟 (60 床 ) 毎に 8 割以上でなければならないのでしょうか A: 療養病棟入院

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2018年8月改定対応(高額療養費制度の見直し)

機関と調整する ) 次の 1 から 3 により算出し それを合計して支払いを行うことと なりますので 各保険医療機関においては 別紙様式により 当該保険医療機関等の 平成 23 年 5 月の入院 外来別の診療実日数を併せて届け出るものとなります 1 入院分平成 22 年 11 月 ~ 平成 23 年

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Taro-【新旧】医療観察診療報酬告

2015年1月改定対応(難病・小児慢性対応)第五版

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診療報酬明細書の請求事例 ( 浜松市重度心身障害者 母子家庭等医療費助成制度と公費負担医療との併用請求 ) 平成 30 年 10 月診療分より 平成 30 年 10 月 静岡県国民健康保険団体連合会

診療報酬明細書 ( 医科入院外 ) 2 国 平成 28 年 4 月分県番 13 医コ 保険 医科 3 後期 1 単独 0 高外 7 公負 1 公負 2 公受 1 公受 2 記号 番号 氏 名 の 1 給 付 2 ジレイジュウイチ

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平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

Ⅱ 調剤録等の取扱いについて

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

テクノネットワーク様                     平成16年2月23日

2. 概算請求を行う場合の取扱いについて (1) 概算による請求を選択する保険医療機関等については やむを得ない事情がある場合を除き 別紙様式により 平成 23 年 4 月 13 日までに概算による請求を選択した旨及び 次の (2) による診療実日数等を各審査支払機関 ( 国民健康保険団体連合会及び

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第三者行為対応(自賠責保険)

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

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医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

平成18年4月制度改正にかかる請求明細書・給付管理票の記載例について

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン


要支援 介護保険負担額 (1 割月額 ) 介護保険負担額 (2 割月額 ) 要支援 1 1,843 円 要支援 1 3,686 円 要支援 2 3,779 円 要支援 2 7,557 円 サービス加算について (2 割負担の方は約 2 倍の料金となります ) 項目金額単位適用 内容 運動機能向上加算

スライド 1

疑義解釈資料の送付について(その7)

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

スライド 1

( 別紙 4) 診療報酬請求書等の記載要領等について ( 昭和 51 年 8 月 7 日保険発第 82 号 ) の一部改正について 1 別紙 1 の Ⅱ の第 1 の 9 の (2) を次のように改める 9 公費負担 欄の 公費と医保( 老人 ) の併用 欄について (2) 件数 欄には 公費負担医

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

重度認知症加算 2. 重度認知症加算は 今改定において 入院した日から起算して3 月以内の期間に限り, 重度認知症加算として, 日につき 00 点を所定点数に加算する から 入院した日から起算して 月以内の期間に限り 重度認知症加算として 日につき 300 点を所定点数に加算する へ変更となったが

○国民健康保険税について

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

加算・減算一覧【HPアップ用】(修正あり)

日が沈むのがはやくなり 涼しい風が吹くようになって参りました 皆様いかがお過ごしでしょうか 9 月 22 日の秋分の日を過ぎると徐々に 昼が短くなり夜の方が長くなって参ります また この時期を境にして徐々に寒くなっていきます 皆様 体調には気を付けて秋を楽しんでいきましょう 食欲? 運動? 読書?

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

Microsoft Word - 第10回消費税分科会資料税1-1(1月6日段階暫定)④

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

1 分析の主旨 ビタミン剤 うがい薬 湿布薬 保湿剤に関しては 医療費適正化の観点か ら 診療報酬改定で様々な対応を行ってきている 本分析は 2012 年度から2016 年度 ( 平成 24 年度から平成 28 年度 ) の調剤レセプトのデータを用いて これらの医薬品の薬剤料 数量等の推移を示したも

Microsoft Word - 44-第4編頭紙.doc

1.ICD-10(2013 年版 ) のコーディングの確認対象 確認対象医療機関 DPC 対象病院および DPC 準備病院 確認対象期間 平成 28 年 10 月診療分 ~ 平成 30 年 3 月診療分 ( 計 18 か月 ) 確認対象 ICD-10 様式 1 の診断情報の ICD-10 コードを対

Microsoft Word - コンピュータチェック対象事例ファイル仕様書

WIC-1

複数名訪問看護加算 (1 人以上の看護職員等と同 2 人以上による訪問看護を行う場合 行 ) 看護師等と訪問 看護師等と訪問 4,500 円 30 分未満 254 単位 准看護師と訪問 3,800 円 30 分以上 402 単位 看護補助者と訪問 ( 別に厚生労働省が定める場合 看護補助者と訪問 を

【73】300730 受付前点検チェック条件表(調剤)

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07体制届留意事項(就労継続支援A型)

国保連合会だより NO 平成 30 年 8 月 16 日静岡県国民健康保険団体連合会 静岡市葵区春日 2 丁目 4 番 34 号 TEL(054) jp/ 1 静岡県単独特定疾患治療研究事業の

1 届出 施設基準に 病院の一般病棟又は療養病棟の病棟 ( 病室 ) 単位で行うもの とあるが 一般病棟入院基本料や療養病棟入院基本料からの移行のみでなく障害可能である 者施設等入院基本料や亜急性期入院医療管理料 回復期リハビリテーション病棟入院料からの移行は可能か? 2 届出 当院は一般 10 対

平成 26 年 2 月 12 日 平成 26 年度診療報酬改定における主要改定項目 ( 病院 診療所薬剤師関係 ) 一般社団法人日本病院薬剤師会 病棟薬剤業務実施加算 [ 算定要件 ] 療養病棟入院基本料 精神病棟入院基本料又は特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟に限る ) を算定している患者につい

2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

届出上の注意 1 届出前 1 ヶ月の各病棟の勤務計画表 ( 勤務実績 ) 及び 2 つの勤務帯が重複する各勤務帯の申し送りの時間が分かる書類を添付すること 2 7 対 1 特別入院基本料及び 10 対 1 特別入院基本料を算定する場合には 看護職員の採用活動状況等に関する書類を添付すること

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3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

第 8 部 精神科専門療法 通則 1 精神科専門療法の費用は 第 1 節の各区分の所定点数により算定する ただし 精神科専門 療法に当たって薬剤を使用したときは 第 1 節及び第 2 節の各区分の所定点数を合算した点数 により算定する ぼう 2 精神科専門療法料は 特に規定する場合を除き 精神科を標

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握)

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サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

Microsoft Word - 05FAQ(医科)

11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

受付・事務点検ASPに係るチェック一覧(DPC)

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

別添 1 抗不安薬 睡眠薬の処方実態についての報告 平成 23 年 11 月 1 日厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部精神 障害保健課 平成 22 年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 向精神薬の処方実態に関する国内外の比較研究 ( 研究代表者 : 中川敦夫国立精神 神経医療研究センタートラン

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

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日医標準レセプトソフト 平成 26 年 4 月診療報酬改定対応 ( レセプト対応 ) 第七版 2015 年 3 月 25 日公益社団法人日本医師会

= 目次 = 診療報酬明細書 ( レセプト ) 対応... 2 1. 診療報酬明細書 ( レセプト )... 2 診療実日数...2 再診料...2 医学管理...2 在宅...4 処置...6 その他...7 入院...8 2. システム管理 2006レセプト特記事項編集情報に関する対応...10 3. 労災 自賠責保険で入院時の入院料加算の取り扱い... 11 4. 前期高齢者 2 割対応... 12 5. 在宅医療の訪問診療における様式 14の対応... 13 6. 向精神薬多剤投与対応... 15 7. 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬対応... 16 = 改定履歴 = 第ニ版 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算等の算定開始日自動記載について 自動記載しない対応を追記しました (p.8 入院 (1)) 第三版 脳血管疾患等リハ 運動器リハの発症日及び実施日数自動記載対応を追記しました (p.7 その他 (2)) 第四版 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算等の算定開始日自動記載について 対応方法を改善しました (p.8 入院 (1)) 前期高齢者 2 割対応について 追記しました (p.12) 第五版 通院 在宅精神療法の 精神科を初めて受診した日 自動記載について 自動記載の条件を修正しました (p.7 その他 (1)) 第六版 在宅医療の訪問診療における様式 14の対応を追記しました (p.13) 向精神薬多剤投与対応を追記しました (p.15) 第七版 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬対応を追記しました (p.16) 1 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

診療報酬明細書 ( レセプト ) 対応 プログラム更新を行い4 月 23 日提供パッチを適用することにより 平成 26 年度の診療報酬改定に対応した診療報酬明細書 ( レセプト ) 及びレセプト電算提出用データの作成が可能となります なお これについて修正等がある場合は随時パッチ提供を行いますから アナウンス等に注意し最新のパッチを適用してください 1. 診療報酬明細書 ( レセプト ) 診療実日数 (1). 113015810 地域包括診療料 の算定日について 実日数 1 日としてカウントします (2). 短期滞在手術等基本料での入院時について 入院料のカレンダーに 1 が立っていない日も実日数 1 日としてカウントします 例 ) 短手 3( 終夜睡眠ポリグラフィー 1( 携帯用装置 )) で 4 月 1 日から 3 日まで入院し た場合 実日数は 3 日となります 再診料 (1). 112017270 地域包括診療加算 の算定がある場合 再診 欄の再診の項に該当加算点数を集計します レセプト摘要欄には下記例のように個々の名称 点数を記載します レセプト摘要欄記載例 12 * 地域包括診療加算 20 1 医学管理 (1). 下記の算定がある場合 レセプト摘要欄に 算定日 コメントを自動記載します 113014810 入院栄養食事指導料 1 113014910 入院栄養食事指導料 2 ( 例 ) 入院栄養食事指導料 1を4 月 3 日に算定した場合 13 * 入院栄養食事指導料 1 算定 3 日 130 1 2 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

(2). 下記の算定がある場合 レセプト摘要欄に 前回算定年月 コメントを自動記載します 前回算定年月は 同一診療行為コードの前回算定年月になります 113015010 心臓ペースメーカー指導管理料 ( 着用型自動除細動器 ) 113015130 心臓ペースメーカー指導管理料 ( ロ 植込型除細動器移行期加算含む ) ( 例 ) 心臓ペースメーカー指導管理料 ( 着用型自動除細動器 ) を4 月 3 日 5 月 10 日に算定した場合 13 * 心臓ペースメーカー指導管理料 ( 着用型自動除細動器 ) 360 1 5 月分レセプト摘要欄記載例 13 * 心臓ペースメーカー指導管理料 ( 着用型自動除細動器 ) 前回算定年月 26 年 4 月 360 1 (3). 下記の算定がある場合 レセプト摘要欄に 過去算定日 コメントを自動記載します ( 当月算定日は記載しません ) 過去算定日は 同一診療行為コードの過去算定日になります 113015310 がん患者指導管理料 ( 医師 看護師が心理的不安軽減のため面接 ) 113015410 がん患者指導管理料 ( 医師等が坑悪性腫瘍剤の必要性等を文書説明 ) ( 例 ) がん患者指導管理料 ( 医師 看護師が心理的不安軽減のため面接 ) を 4 月 3 日 5 月 10 日 6 月 12 日に算定した場合 13 * がん患者指導管理料 ( 医師 看護師が心理的不安軽減の ため面接 ) 200 1 5 月分レセプト摘要欄記載例 13 * がん患者指導管理料 ( 医師 看護師が心理的不安軽減の ため面接 ) 過去算定日 26 年 4 月 3 日 200 1 6 月分レセプト摘要欄記載例 13 * がん患者指導管理料 ( 医師 看護師が心理的不安軽減の ため面接 ) 過去算定日 26 年 4 月 3 日 過去算定日 26 年 5 月 10 日 200 1 3 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

在宅 (1). 下記の算定がある場合 かつ 往診又は特別往診の算定がある場合 往診又は特別往診の剤に 往診日 コメントを自動記載します 往診又は特別往診と同一剤に "840000039"( 往診日 ) のコメント入力がある場合は自動記載しません 114023110 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物以外 ) 114023210 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物居住 ) 114023310 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物以外 ) 114023410 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物居住 ) 114023510 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物以外 ) 114023610 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物居住 ) 114023710 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物以外 ) 114023810 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物居住 ) 114023910 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114024010 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114024110 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114024210 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 114024310 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114024410 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114024510 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114024610 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 114024910 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物以外 ) 114025010 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物居住 ) 114025110 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物以外 ) 114025210 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物居住 ) 114025310 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物以外 ) 114025410 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物居住 ) 114025510 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物以外 ) 114025610 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物居住 ) 114025710 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114025810 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114025910 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114026010 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 114026110 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114026210 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114026310 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114026410 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) ( 例 ) 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) を算定 かつ 往診を 4 月 3 日に算定した場合 14 * 往診 3 日 720 1 4 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

(2). 下記の算定がある場合 在宅患者共同診療料開始日 (099140004) の入力を元にして レセプト摘要欄に 初回算定日 コメントを自動記載します 在宅患者共同診療料と同一剤に "840000097"( 初回算定 月 日 ) のコメント入力があ る場合は自動記載しません 自動記載する 初回算定日 は 直近の在宅患者共同診療料開始日 (099140004) の入 力日とします 在宅患者共同診療料開始日の入力がない場合は自動記載しません 114027610 在宅患者共同診療料 ( 往診 ) 114027710 在宅患者共同診療料 ( 訪問診療 )( 同一建物居住者以外 ) 114027810 在宅患者共同診療料 ( 訪問診療 )( 同一建物居住者 特定施設等 ) 114027910 在宅患者共同診療料 ( 訪問診療 )( 同一建物居住者 特定施設等以外 ) ( 例 ) 在宅患者共同診療料開始日を4 月 3 日に診療行為入力 在宅患者共同診療料 ( 往診 ) を4 月 3 日 5 月 10 日に算定した場合 14 * 在宅患者共同診療料 ( 往診 ) 初回算定 4 月 3 日 1500x 1 5 月分レセプト摘要欄記載例 14 * 在宅患者共同診療料 ( 往診 ) 初回算定 4 月 3 日 1500x 1 レセプト摘要欄に 初回算定日 コメントと併せて 通算実施回数 コメントを自動記載したい場合は 在宅患者共同診療料開始日 (099140004) と同一剤に "840000086"( 通算実施回数 ( 回 )) のコメント入力をします 注 1)"840000086"( 通算実施回数 ( 回 )) のコメント入力について 回数入力は不要です 注 2) 自動記載する 通算実施回数 は 上記全ての在宅患者共同診療料の初回算定日以降の実施回数を合算した回数になります ( 当月分を含みます ) 注 3) 在宅患者共同診療料と同一剤に "840000097"( 初回算定月日 ) のコメント入力がある場合は 通算実施回数 コメントも自動記載しません ( 例 ) 在宅患者共同診療料開始日 + 通算実施回数 ( 回 ) を4 月 3 日に診療行為入力 在宅患者共同診療料 ( 往診 ) を4 月 3 日に 在宅患者共同診療料 ( 訪問診療 )( 同一建物居住者以外 ) を5 月 10 日に算定した場合 14 * 在宅患者共同診療料 ( 往診 ) 初回算定 4 月 3 日 通算実施回数 ( 1 回 ) 1500x 1 5 月分レセプト摘要欄記載例 14 * 在宅患者共同診療料 ( 訪問診療 )( 同一建物居住者以外 ) 初回算定 4 月 3 日 通算実施回数 ( 2 回 ) 1500x 1 5 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

処置 (1). 下記の算定がある場合 レセプト摘要欄に 算定日 コメントを自動記載します 140054270 局所陰圧閉鎖処置初回加算 ( 入院外 )(100cm2 未満 ) 140054370 局所陰圧閉鎖処置初回加算 ( 入院外 )(100cm2 以上 ) 140054470 局所陰圧閉鎖処置初回加算 ( 入院外 )(200cm2 以上 ) ( 例 ) 局所陰圧閉鎖処置初回加算 ( 入院外 )(100cm2 未満 ) を4 月 3 日に算定した場合 40 * 算定 3 日局所陰圧閉鎖処置 ( 入院外 )(100cm2 未満 ) 局所陰圧閉鎖処置初回加算 ( 入院外 )(100cm2 未満 ) 1930X 1 (2). 下記の算定がある場合 磁気による膀胱等刺激法開始日 (099400001) の入力を元にして レセプト摘要欄に 初回実施日 コメント及び 2 回目以降の実施日 コメントを自動記載します 磁気による膀胱等刺激法と同一剤に "840000085"( 初回実施月日 ) のコメント入力がある場合は 初回実施日 コメント及び 2 回目以降の実施日 コメントを自動記載しません 自動記載する 初回実施日 は 直近の磁気による膀胱等刺激法開始日 ( 099400001) の入力日とします 膀胱等刺激法開始日の入力がない場合は 初回実施日 コメント及び 2 回目以降の実施日 コメントを自動記載しません 140055110 磁気による膀胱等刺激法 ( 例 ) 磁気による膀胱等刺激法開始日を4 月 3 日に診療行為入力 磁気による膀胱等刺激法を4 月 3 日 4 月 17 日 5 月 1 日 5 月 15 日 5 月 29 日 に算定した場合 40 * 磁気による膀胱等刺激法 初回実施 4 月 3 日 2 回目 4 月 17 日 70x 2 5 月分レセプト摘要欄記載例 40 * 磁気による膀胱等刺激法 初回実施 4 月 3 日 2 回目 4 月 17 日 3 回目 5 月 1 日 4 回目 5 月 15 日 5 回目 5 月 29 日 70x 3 6 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

その他 (1). 下記の算定がある場合 通院 在宅精神療法開始日 (099830102) の入力を元にして レセプト摘要欄に 精神科を初めて受診した日 コメントを自動記載します 自動記載する 精神科を初めて受診した日 は 通院 在宅精神療法開始日 (099830102) の入力日とします 通院 在宅精神療法開始日の入力がない場合は自動記載しません 180020570 通院 在宅精神療法 (20 歳未満 ) 加算 平成 26 年 5 月 27 日パッチ提供で 自動記載の条件を 通院 在宅精神療法(20 歳未満 ) 加算の算定がある場合 から 20 歳未満の患者に対して 通院 在宅精神療法の算定がある場合 に修正しました ( 例 ) 通院 在宅精神療法開始日を4 月 3 日に診療行為入力 通院 在宅精神療法 (20 歳未満 ) 加算を4 月 3 日 5 月 10 日に算定した場合 20 歳未満の患者に対して 通院精神療法 (30 分未満 ) を4 月 3 日 5 月 10 日に算定した場合 80 * 通院精神療法 (30 分未満 ) 通院 在宅精神療法 (20 歳未満 ) 加算精神科を初めて受診した日 26 年 4 月 3 日 680x 1 5 月分レセプト摘要欄記載例 80 * 通院精神療法 (30 分未満 ) 通院 在宅精神療法 (20 歳未満 ) 加算精神科を初めて受診した日 26 年 4 月 3 日 680x 1 (2). 下記の算定がある場合 レセプト摘要欄に 発症日 コメント及び 実施日数 コメント を自動記載します 180043430 脳血管疾患等リハビリテーション料 1( 要介 廃用症以外 ) 基準不適合 180043530 脳血管疾患等リハビリテーション料 1( 要介 廃用症 ) 基準不適合 180043630 脳血管疾患等リハビリテーション料 2( 要介 廃用症以外 ) 基準不適合 180043730 脳血管疾患等リハビリテーション料 2( 要介 廃用症 ) 基準不適合 180043830 脳血管疾患等リハビリテーション料 3( 要介 廃用症以外 ) 基準不適合 180043930 脳血管疾患等リハビリテーション料 3( 要介 廃用症 ) 基準不適合 180044030 運動器リハビリテーション料 (1)( 要介護 )( 施設基準不適合 ) 180044130 運動器リハビリテーション料 (2)( 要介護 )( 施設基準不適合 ) 180044230 運動器リハビリテーション料 (3)( 要介護 )( 施設基準不適合 ) ( 例 ) 運動器リハビリテーション開始日を平成 25 年 11 月 1 日に診療行為入力 運動器リハビリテーション料 (1)( 要介護 )( 施設基準不適合 )1 単位を 4 月 1 日に算定した場合 7 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

80 * 運動器リハ : 発症 25 年 11 月 1 日 * 運動器リハビリテーション料 (1)( 要介護 )( 施設基 準不適合 ) 1 単位 実施日数 1 日 147X 1 入院 (1). 下記の算定がある場合 レセプト摘要欄に 算定開始日 コメントを自動記載します 190127510 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳未満 )( 1) 190076570 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳以上 )( 2) 190127610 準超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳未満 ) 190076670 準超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳以上 ) 算定開始日は 同一診療行為コードの入院レセプト 入院年月日 以降の最初の算定日とします 同一剤に "840000056"( 算定開始年月日 ) のコメント入力がある場合は 算定開始 コメントを自動記載しません 加算を複数日算定し "840000056" のコメント入力を行う場合は正しくコメント記載を行う為 以下のように1 剤で算定してください ( コメント入力が有る剤と無い剤が別剤とならないよう注意してください ) ( 平成 26 年 4 月 25 日パッチ提供 ) 平成 26 年 5 月 20 日パッチ提供で 以下の内容に対応方法を改善しました 1. コメント自動記載について入院レセプト 入院年月日 以降に算定した超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 ( 1 及び 2) の最初の算定日を6 歳未満 6 歳以上共通の算定開始日として自動記載します 2. 診療行為で入力したコメントを記載する場合について過去診療分について超重症児 ( 者 ) 入院診療加算を算定されているが レセコンの切り替え等により日レセで これの入力が無い場合は "840000056"( 算定開始年月日 ) を入力することでレセプトに算定開始日を記載することも可能です この場合は 入院期間中の平成 26 年 4 月以降で最初に超重症児 ( 者 ) 入院診療加算を算定する際に 加算と同一剤に "840000056"( 算定開始年月日 ) のコメントを入力してください 入力されたコメントは翌月以降のレセプトにも記載を行う為 翌月以降は入力不要です ( 複数月でコメント入力がある場合は レセプト対象年月直近で入力されたコメント内容を優先して記載します ) 3. 準超重症児 ( 者 ) 入院診療加算の算定開始日についても同様です 4. 加算を複数日算定し "840000056" のコメント入力を行う場合は 以下のように1 剤で算定してください ( コメント入力が有る剤と無い剤が別剤とならないよう注意してください ) 8 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

( 例 )4 月 1 日に初回入院 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳以上 ) を4 月 1 日 ~5 月 31 日に算定した場合 90 * 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳以上 ) 算定開始日 26 年 4 月 1 日 400x 30 5 月分レセプト摘要欄記載例 90 * 超重症児 ( 者 ) 入院診療加算 (6 歳以上 ) 算定開始日 26 年 4 月 1 日 400x 31 (2). 夜勤時間超過減算の選定入院時レセプト摘要欄記載 190131310 一般病棟 7 対 1 入院基本料 ( 夜勤時間超過減算 ) 190131410 一般病棟 10 対 1 入院基本料 ( 夜勤時間超過減算 ) 190165810 一般病棟 13 対 1 入院基本料 ( 夜勤時間超過減算 ) 190165910 一般病棟 15 対 1 入院基本料 ( 夜勤時間超過減算 ) 上記の入院料の選定入院時は以下のコードを使用してレセプト摘要欄記載を行います 190122890 選定療養 ( 入院 180 日超 ) 減算 ( 入院基本料 ) ( 例 ) 一般病棟 15 対 1 入院基本料 ( 夜勤時間超過減算 ) の選定入院時レセプト摘要欄記載例 90 * 一般病棟 15 対 1 入院基本料 ( 夜勤時間超過減算 ) 選定療養 ( 入院 180 日超 ) 減算 ( 入院基本料 ) 653X 31 (3). 入院基本料種別欄に記載する略号の後の 経措 記載 ( 平成 26 年 4 月診療分 ~6 月診療分まで ) 該当月のシステム管理 1001 医療機関情報- 基本 の医療機関種別設定が 1 病院 かつ 該当月のシステム管理 5000 医療機関情報- 入院基本 の栄養管理経過措置設定が 1 栄養管理体制基準未適合 の場合 ( 管理栄養士の配置について基準を満たせない場合の経過措置に該当する場合 ) は 入院基本料種別欄に記載する略号の後に 経措 と記載します ( 例 ) 一般病棟 15 対 1 入院基本料で入院時レセプト入院基本料種別欄記載例 90 一般 15 経措入院 9 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

2. システム管理 2006 レセプト特記事項編集情報に関する対応 システム管理 2006レセプト特記事項編集情報で < 条件 > 在総診に 1 在宅総合診療料を算定している場合のみ対象 を設定した場合 下記の算定があれば 条件を満たす事とします 114023110 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物以外 ) 114023210 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物居住 ) 114023310 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物以外 ) 114023410 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物居住 ) 114023510 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物以外 ) 114023610 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物居住 ) 114023710 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物以外 ) 114023810 在医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物居住 ) 114023910 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114024010 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114024110 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114024210 在医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 114024310 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114024410 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114024510 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114024610 在医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 114024910 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物以外 ) 114025010 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん有 同一建物居住 ) 114025110 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物以外 ) 114025210 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床有 処方せん無 同一建物居住 ) 114025310 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物以外 ) 114025410 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん有 同一建物居住 ) 114025510 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物以外 ) 114025610 特医総管 ( 機能強化在支診等 )( 病床無 処方せん無 同一建物居住 ) 114025710 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114025810 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114025910 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114026010 特医総管 ( 在支診等 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 114026110 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者以外 ) 114026210 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんあり 同一建物居住者 ) 114026310 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者以外 ) 114026410 特医総管 ( 在支診等以外 )( 処方せんなし 同一建物居住者 ) 10 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

3. 労災 自賠責保険で入院時の入院料加算の取り扱い 労災 自賠責保険による入院時 入院基本点数を 1.30 倍 ( 入院の日から起算して 2 週間以内 ) 1.01 倍 ( 入院の日から起算して 2 週間を超えた期間 ) する際の計算に 以下新設された加算 をその計算に含めます A101 療養病棟入院基本料 190167970 慢性維持透析管理加算 ( 療養病棟入院基本料 ) 190168070 在宅復帰機能強化加算 ( 療養病棟入院基本料 ) A103 精神病棟入院基本料 190168970 精神保健福祉士配置加算 ( 精神病棟入院基本料 ) A108 有床診療所入院基本料 190170570 看護補助配置加算 1( 有床診療所入院基本料 ) 190170670 看護補助配置加算 2( 有床診療所入院基本料 ) 190170770 栄養管理実施加算 ( 有床診療所入院基本料 ) A109 有床診療所療養病床入院基本料 190171770 栄養管理実施加算 ( 有床診療所療養病床入院基本料 ) 又 上記の入院料加算の算定がある場合 入院料と同一剤に入院料加算を含めたレセプト摘要欄記載とします 慢性維持透析管理加算及び在宅復帰機能強化加算については 労災用 コードを使用してレセプト記載 ( レセ電記録 ) をします 101900130 慢性維持透析管理加算 ( 療養病棟入院基本料 )( 労災用 ) 101900140 在宅復帰機能強化加算 ( 療養病棟入院基本料 )( 労災用 ) ( 例 ) 慢性維持透析管理加算 ( 療養病棟入院基本料 ) の算定時レセプト摘要欄記載例 90 * 療養病棟入院基本料 1( 入院基本料 E) 慢性維持透析管理加算 ( 療養病棟入院基本料 )( 労災用 ) 労災 (2 週間以内 )(1.3 倍 ) 1929X 14 11 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

4. 前期高齢者 2 割対応 平成 26 年 4 月 1 日以降に 70 歳に達する被保険者等 ( 誕生日が昭和 19 年 4 月 2 日以降 の者 ) が平成 26 年 5 月診療分以降に 2 割負担となる場合の対応 (1) 診療報酬明細書 前期高齢者一般 低所得 として作成します ( 例 ) 協会単独の場合 (2) 診療報酬請求書 70 以上一般 低所得 に集計します ( 例 ) 協会単独の場合 (3) 保険請求確認リスト 70 歳以上一般 低所得 に集計します ( 例 ) 協会単独の場合 12 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

(4) 保険別請求チェック表及び保険別請求チェック明細表 前期高齢者一般 低所得 に該当する保険区分の名称を 高一 とします ( 平成 26 年 4 月分までの名称は 高 9 ) ( 例 ) 協会単独の場合 保険別請求チェック表 保険別請求チェック明細表 5. 在宅医療の訪問診療における様式 14 の対応 在宅患者訪問診療料 2を算定する場合に記載する 別紙様式 14 について 平成 26 年 9 月診療分までは添付を省略してもやむを得ないものとされていましたが 10 月診療分以降は明細書の摘要欄又は症状詳記に必要事項を記載する事となった為 診療行為入力でコメント入力された内容を編集し 明細書の摘要欄に記載する事としました < 患者ごとに記載する事項 > 要介護度 認知症の日常生活自立度 訪問診療が必要な理由 ( 要介護 4 以上又は認知症の日常生活自立度 IV 以上の場合は不要 ) < 算定日ごとに記載する事項 > 訪問診療を行った日 診療人数合計 ( 同一日に同一建物の患者に 同じ医師が在宅患者訪問診療料 2の対象となる訪問診療を行った人数の合計 ) 13 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

診療行為入力でのコメント入力例 <10 日 > <27 日 > レセプト摘要欄記載例 レセ電記録例 CO,99,1,810000001, 訪問診療にかかる記録書 CO,,1,810000001, 要介護度 :3 CO,,1,810000001, 認知症の日常生活自立度 :3a CO,,1,810000001, 理由 : 下半身の膠着が進行しているため通院が困難 CO,,1,810000001, 診療人数 :10 日 ( 6 人 ) CO,,1,810000001, 27 日 ( 8 人 ) 14 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

6. 向精神薬多剤投与対応 (1). 120003610 処方料 ( 向精神薬多剤投与 ) の算定がある場合 投薬 欄の処方の項へ 該当点数を集計します 摘要欄への記載は行いません (2). 630010005 薬剤料逓減 (80/100)( 向精神薬多剤投与 ) の逓減がある場合 内服薬剤の場合は 投薬 欄の内服薬剤の項へ 屯服薬剤の場合は 投薬 欄の屯服薬剤の項へ 外用薬剤の場合は 投薬 欄の外用薬剤の項へ 逓減点数をマイナス集計します 摘要欄への記載は 該当薬剤と対で記載し 剤点数の前に を記載します 剤点数が0 点の場合 点数を0で記載します レセプト摘要欄記載例 21 *( 精減 ) 抗不安薬 A 抗不安薬 B 抗不安薬 C その他薬剤 D その他薬剤 E 22 1 * 薬剤料逓減 (80/100)( 向精神薬多剤投与 ) 4 1 ------------------------------------------------------- 22 *( 精減 ) その他薬剤 F 6 1 * 薬剤料逓減 (80/100)( 向精神薬多剤投与 ) 1 1 ------------------------------------------------------- 23 *( 精減 ) その他薬剤 G 2 1 * 薬剤料逓減 (80/100)( 向精神薬多剤投与 ) 0 1 レセ電記録例 ( 剤点数が0 点の場合 点数を0で記録します ) CO,23,1,820000166, IY,,1,XXXXXXXXX,1,2,1,,,,,,,,,,,,,,,,1,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, IY,23,1,630010005,,0,1,,,,,,,,,,,,,,,,1,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, (3). 120003710 処方せん料 ( 向精神薬多剤投与 ) の算定がある場合 その他 欄の処方 せんの項へ該当点数を集計します 15 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定

7. 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬対応 (1). 120003870 処方料 ( 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬減算 ) の減算がある場合 投薬 欄の処方の項へ減算点数をマイナス集計します 摘要欄への記載は行いません (2). 630010006 薬剤料逓減 (60/100)( 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬 ) の 逓減がある場合 投薬 欄の内服薬剤の項へ逓減点数をマイナス集計します 摘要欄への記載は 該当薬剤と対で記載し 剤点数の前に を記載します レセプト摘要欄記載例 21 *( 減 ) 薬剤 A 薬剤 B 薬剤 C 23 30 * 薬剤料逓減 (60/100)( 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬 ) 276 1 レセプト摘要欄記載例 21 *( 精減 ) ( 減 ) 抗不安薬 A 抗不安薬 B 抗不安薬 C 18 30 * 薬剤料逓減 (80/100)( 向精神薬多剤投与 ) 108 1 * 薬剤料逓減 (60/100)( 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬 ) 173 1 (3). 120003970 処方せん料 ( 紹介率が低い大病院 30 日以上投薬減算 ) の減算がある場合 その他 欄の処方せんの項へ減算点数をマイナス集計します 16 2014 年 4 月診療報酬改定 レセプト改定