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2,089,426 1,797,000 2,578,808 2,518,000 ()
の認識です これを踏まえて 民間部門や地方自治体の資源を 取り込むとともに 民間部門主導の成長を促進する そして そのことが 日本経済の力強い成長にもつ ながるよう 官民連携 自治体連携による開発協力 を推進する とあります 具体的には 中小企業を 含む企業や地方自治体 大学 研究機関等との連携 を強化し さまざまな取組を 計画策定から事業実 施まで一貫して進める 重要な点は 開発途上国 の課題解決に役立てつつ 経済活動を拡大するため の触媒としての機能 です 中小企業の製品輸出を 中小企業のニーズだけに合せて行うのではなく JICAがここに開発協力として入っていく 日本の開 発協力が民間の優れたものと途上国の課題解決の両 方に役立つように 触媒の機能をODAが果たさなけ ればならないという点です 中小企業 地方自治体 が海外展開したいという話と 途上国も開発課題を 解決したいという 2 つを結びつけたwin-winの事業 展開を支援するのがJICAという位置づけです 今まで中小企業 地方自治体等と途上国政府機関 を結びつけてwin-winとすることをJICAはあまり考 えてこなかったのですが 今 この中小企業 地方 自治体の海外展開の促進 地方経済の活性化を重視 しています 中でも特に説明したいのが 地域主導の技術協力 である 草の根技術協力の地域経済の活性化 それ からグローバル人材の育成につながる 民間企業 自 治体と連携したボランティア事業 そして 民間 連携事業 途上国開発ニーズとのマッチング 中小 企業の海外展開支援をしていくものです この 3 つ について説明します 先日 四国にうかがいましたが 東京で見ている よりも 地方の中小企業の方々にとって途上国は遠 いのです ビジネスのやり方にしてもどのような提 案を書いたらいいのか どのように仕事をすればい いのか すごく遠い 自分達の持っている技術の何 講演会の様子 企業の優れた製品を使った技術協力を本格始動す る と打ち出しています 次に まち ひと しご と創生 地方創生 ここにも人口急減 超高齢化 という我が国の大きな課題に対し どう活路を見い だしていくべきか 各地域がそれぞれの特徴を活か した自立的で持続的な社会を創生できるよう とい うキーワードになっています そして 有名な イ ンフラシステム輸出戦略 この中にも 中小企業 支援 先進自治体が地元企業の海外展開視点と国際 貢献にODAを活用し と出ています 政府のあらゆ る施策に ODAと中小企業 地方再生とODA それ らを組み合わせた議論が展開されています そして 最後が開発協力大綱です 以前はODA大 綱と言っていたもので 2015年 2 月に閣議決定され ました 実施体制 連携の強化 の中に 大きく最 初に 官民連携 自治体連携 が謳われています 冒頭は 開発途上国への民間資金の流入が公的資金 を大きく凌いでいる とあります ODAよりも民間 の資金のほうがずっと多く 民間の活動が活性化す ることが開発のエンジンになっている 加えて わ が国の地方自治体が有する独自の経験や知見が 開 発途上国の抱える課題の解決にとって重要な役割を 果たすようになっている というのが開発協力大綱 6
が途上国の役に立つのか なかなかわかりにくい そ こにまさにJICAの国内機関が間に入って 橋渡しを していくわけです 次の 9 分野が 日本のノウハウで開発課題の解決 に資すると考えられる分野としてJICAが中小企業 の方々に提示しているものです ①環境 エネルギ ー ②廃棄物処理 ③水の浄化 水処理 ④職業訓 練 産業育成 ⑤福祉 ⑥農業生産性の向上 ⑦保 健 医療 ⑧教育 ⑨防災 災害対策です 全部が 途上国に共通にあるニーズで 例えば 環境 エネ ルギーでは 日本の中小企業が持っているのが防災 分野の雨量監視システムです 大手企業ばかり目立 ちますが これまで途上国でプロジェクトを行う時 にプロジェクトの中で使っている雨量監視システム は中小企業が生産していたり 廃棄物処理も中小企 業にノウハウがあったりします こうした具体例を 中小企業の方々に説明し 可能性があることを伝え ています では 中小企業の海外展開支援にどのような事業 があるのか 基礎調査 は 途上国にどんなニーズがあるのか 情報収集するための調査です また この調査の結 果 自分の持っている技術が使えるか可能性を調査 するのが 案件化調査 です 普及 実証事業 は 実際に技術 製品を持っていって使えるかを調査す るものです 2012年から本格的に始まり 基礎調査が累計で88 件 案件化調査が279件 普及 実証事業が168件 全 部で535件を採択しています 競争率は調査やタイミ ングにもよりますが 3 5 倍位です 基礎調査だけで終わってしまうものもあります が 案件化調査から普及 実証へとホップ ステッ プ ジャンプと進んでいくケースもあります 予算 規模は年間約60億円です 当初40億円程度で始まり 20億円程の補正予算が毎年付いています 機構法第 8 号の調査研究に当たるため 出てきた結果を調査 として受止め それを対価として支払う委託事業 と いう整理になっています 調査後 本当に事業は進んでいるのかという質問 をよく受けます 事業実施後の現状を調べたところ 80 が何らかの形で継続しています 断念した場合 7
役員等 ( 平成 29 年 7 月 1 日現在 ) 理事長 山野幸子 常務理事 岸本昌子 事務局長 平川伸明 上級審議役兼研修事業部長 山名健司 総務部長 堤敦史 国際協力推進部長 長山和夫 開発部長 土屋進 留学生事業第一部長 塩野谷剛 留学生事業第二部長 戸塚信男 国際交流部長 川越寛之 北海道支所長 打田斉道 JICE は昭和 52 年の設立以来 40 年にわたり主に開発途上国を 東北支所長 平山剛道 中部支所長中野則之対象とした国際協力事業を実施してまいりました 関西支所長中村稔 JICE は これまでの政府開発援助 (ODA) による事業に加えて 九州支所長吉村純 国内省庁をはじめとする外国政府や国際機関等における人材育成 主な事業 ニーズを踏まえた外国人研修生や留学生に対するサポート 及び国 留学生受入支援 国際研修 際交流を目的とした海外からの外国人招へいや日本から海外への派 国際交流 多文化共生 遣プログラムについても 積極的に取り組んでまいります 日本語講習 通訳派遣 プロジェクト受託 開発教育支援等 連絡先 一般財団法人日本国際協力センター 10940008 163-0716 東京都新宿区西新宿二丁目 7 番 1 号 小田急第一生命ビル 16 階 TEL 03-6838-2700 / FAX 03-6838-2701 http://sv2.jice.org/
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黒川恒夫副会長の就任について JICA