1 予防マネジメント業務状況

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利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

計画の今後の方向性

スライド 1

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

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高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

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資料 3 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画策定資料 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画施策評価報告書 平成 29 年 7 月

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

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平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

居宅介護支援事業者向け説明会

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

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2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

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平成 28 年度地域包括支援センター事業計画書及び収支予算書 資料 3 事業計画 地域包括支援センターでは 介護予防 日常生活支援総合事業 ( 総合事業 ) における介護予防ケアマネジメント 包括的支援事業 ( 総合相談支援事業 権利擁護事業 包括的 継続的ケアマネジメント支援事業 ) 包括的支援事

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

02 H30 å°‡éŒ•â–€ï¼„â–¡ã…»æł´æŒ°â–€ï¼„â–¡ï¼‹ç‘¾ä»»ï¼›ã‡«ã…ªã‡�ㅥㅩㅀ.xlsx

区分

Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

, 地域包括支援センターの組織と人材 2. 1 福祉専門職の歴史と特性

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別添 地域包括支援センター事業点検調書項目 ( レイアウト 部変更 ) 大項目 : 基本的事項 事業計画 設置場所 職員の姿勢 地域との連携 * については どちらかに を記入して下さい 地域包括支援センター運営マニュアルの最新版について 職員全員が内容を知っている 帯広市地域包括支援センター事業実

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2

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

附帯調査

議題 2 1. 介護保険特別会計 (1) 歳出 事業名 活動実績事業名 平成 29 年度地域包括支援センター関係 科目 前年度当初予算 本年度当初予算 予算の状況 比較 資料 4 支出の内訳 内は昨年度との変更点 介護予防 生活支援サービス事業費 訪問型サービス : 要支援者 事業対象者に対する訪問

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

介護予防ケアマネジメントについて

Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

平成 23 年度東村山市西部地域包括支援センター事業計画 現状 1 過去一年間の事業実績 ( 平成 22 年 1 月 ~12 月 ) (1) 予防給付実績 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 委託新規

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

ファーストケアチーム 事業実施マニュアル 阿南市保健福祉部福祉事務所 介護 ながいき課 平成 28 年 6 月作成

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キーワード 住民参加の介護予防 シルバーリハビリ体操指導士 シルバーリハビリ体操 フリフリグッパー体操 住民主体の介護予防事業及び認知症対策の推進 茨城県利根町 この事例の特徴 茨城県立健康プラザが 地域支援事業開始前より介護予防を推進するために開催してきたシルバーリハビリ体操指導士養成講習会を修了

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

在宅要介護高齢者口腔ケア推進事業

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

利用者基本情報 基本情報 作成担当者 : 相談日年月日 ( ) 来 所 電話 その他 ( ) 初回 再来 ( 前 / ) 本人の現況在宅 入院又は入所中 ( ) フリガナ 本人氏名 男 女 M T S 年月日生 ( ) 歳 Tel ( ) 住 所 Fax ( ) 日常生活 障害高齢者の日常生活自立度

施策の方向 2 生活機能 身体機能を維持するための高齢者の健康づくり 年齢を重ねても できるだけ長く自立した活力ある生活を営むためには 高齢者の生きがいづくりや社会参加の支援とともに 要支援 要介護状態の主な原因疾患であるロコモティブシンドローム ( 運動器症候群 ) や 脳血管疾患 認知症などの予

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第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

事業番号 3-1 事業概要説明書 1 事務事業名 ひとり暮らし高齢者の安否確認 関連事業 1 在宅高齢者緊急通報サービス事業 担当部局福祉保健部担当所属長寿福祉課担当班 係 事業開始年度昭和 63 年度根拠法令等 実施方法 直接実施 高齢者福祉サービス担当班 大分市在宅老人コミュニケーションシステム

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

からだの不自由な人たちのために

表 1 高齢者虐待の判断件数 相談通報件数 ( 平成 26 年度対比 ) 養介護施設従事者等 ( 1) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 養護者 ( 2) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 27 年度 408 件 1,640 件 15,976 件 26

長崎県の高齢者健康指導ボランティア養成事業の取り組み

事業内容

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高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

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障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

スライド 1

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

認知症医療従事者等向け研修事業要領

護保険のしくみ 介


第 2 部 地域包括ケアシステムの構築 第 2 部地域包括ケアシステムの構築

4 介護支援専門員証の有効期間を更新するためには 所定の研修の受講が必要です 更新のために必要な研修を受講された人は研修を受講後 有効期間満了の 1 か月前までに様式第 4 号 介護支援専門員証有効期間更新交付申請書 を提出手数料として 香川県証紙 4,200 円分が必要 有効期間満了日までの 5

平成 26 年度版 第三者評価結果概要版 ( 居宅介護支援 ) 基本情報 法人名 社会福祉法人多摩同胞会 事業所名 泉苑居宅介護支援センター 所在地 東京都府中市武蔵台 1 丁目 10 番 4 号 連絡先 事業者が大切にしている考え ( 事業者の理念 ビジョン 使命など )


上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

1. 地域ケア会議の定義, 法的な位置づけ狛江市 ( 以下 市 ) では, 多様な生活課題を抱えている高齢者が, 地域で安心して自分らしく生活できる環境づくりを進めるため, 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等への個別支援や関係機関 団体等の連携体制の構築を通じて, 介護支援専門員等が包括的か

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

孤立死防止 ~ 早期の発見と対応 未然の防止のために ~

第3章 指導・監査等の実施

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- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

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4 生活と家事 教員(1 年 2ヶ月 ) 栄養士 (S60/3) 栄養管理士 (H18/5) 人見玲子 教員 (8 年 7 ヶ月 ) 介護福祉士 (H13/3) 是枝智子 居宅介護事業所 サービス提供責任者(11 年 ) サービス提供責任者 (11 年 ) 介護福祉士 (H11/7) 小浦典子 介護

議案第3号

_認知症資源マップ_表紙

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

平成 20 年 9 月 29 日 平成 21 年度介護報酬改定に向けた提言 社会福祉法人東京都社会福祉協議会 はじめに センター部会長代行今裕司 東京都社会福祉協議会センター部会は 東京都内の地域包括支援センター 在宅介護支援センター デイサービスセンターの 664 箇所が加入している団体です 平成

山梨県社会福祉士会地域包括支援委員会アンケート調査結果 (43 部回収 22 事業所 ) 問 1 あなたの性別を教えてください 1) 男性 2) 女性 問 2 あなたの現在のご年齢をお答え下さい 1)20 代 2)30 代 3)40 代 4)50 代 5)60 代

出時に必要な援助を行うことに関する知識及び技術を習得することを目的として行われる研修であって 別表第四又は別表第五に定める内容以上のものをいう 以下同じ ) の課程を修了し 当該研修の事業を行った者から当該研修の課程を修了した旨の証明書の交付を受けた者五行動援護従業者養成研修 ( 知的障害又は精神障


事業内容

(2) 利用状況 ( 入所者数 ) 施設名 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 特別養護老人ホーム浅草 特別養護老人ホーム千束 特別養護老人ホーム谷中 特別養護老人ホーム三ノ輪 78 8

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

法律の問題って実は身近にある

第 1 節高齢者のいきがいづくり 具体的施策主な実施状況 4 情報化社会の進展とともに高齢者にもパソコンの活用への関心が高まり 新たな交流や趣味も広がりつつあることから パソコン教室の開催などによる普及 啓発に努めます (4) 交流機会の場の提供 1 高齢者 障害者 福祉団体等の活動の場である グリ

Transcription:

1 予防マネジメント業務状況 (1) 地域支援事業 平成 20 年度地域包括支援センター活動報告 1 特定高齢者事業 ( 特定高齢者新規決定数 ) 20 年度 19 年度 1,819 人 3,616 人 ( 特定高齢者通所事業 ) 教室名 20 年度 19 年度 運動器の機能向上 17 人 7 人 低栄養予防 口腔機能向上 31 人 14 人 資料 1 2 介護予防推進事業 ( 一般高齢者施策 ) 実人員 計 転倒予防 655 628 27 104.3% 尿失禁予防 212 117 95 181.2% 認知症予防 124 73 51 169.9% 口腔 栄養 75 94-19 79.8% 計 1,066 912 154 116.9% 154 116.9% 700 600 500 400 300 200 100 0 転倒予防尿失禁予防認知症予防口腔 栄養 延人員 計 転倒予防 8,042 7,113 929 113.1% 尿失禁予防 2,638 1,299 1,339 203.1% 認知症予防 1,626 850 776 191.3% 口腔 栄養 931 733 198 127.0% 計 13,237 9,995 3,242 132.4% 3,242 132.4% 8,000 6,000 4,000 2,000 0 転倒予防尿失禁予防認知症予防口腔 栄養 介護予防推進事業の実績は伸びているが 現在の介護予防施策体系の課題として特定高 齢者の事業参加ルートの確保があげられる 3 介護予防支援業務 平成 20 年度平成 19 年度増減数 増減率 包括直営分 4,339 4,199 140 103.3% 包括自己作成支援分 2,511 1,719 792 146.1% 居宅委託分 3,791 3,604 187 105.2% 計 10,641 9,522 1,119 111.8% 介護予防プラン作成数は認定者数の増加に伴い増加している 21 年度の地域包括支援センター増設によるプラン以降の作業を行ったが 大きな問題なく実施できた (2) 介護予防推進センターと地域の介護予防事業との連携 1 介護予防コーディネーター実績 健診人数 3,351 3,710-359 90.3% 教室回数 469 333 136 140.8% 4,000 3,000 2,000 1,000 0 3,351 3,710 健診人数 469 333 教室回数 20 年度は生涯学習スポーツ課の事業での健診がなく実績は伸びていないが 普及啓発 の講座の回数は増加した 1

2 介護予防推進センター事業 教室実人員 筋力向上教室 71 40 31 177.5% 転倒予防教室 156 88 68 177.3% 尿失禁予防教室 59 56 3 105.4% 認知症予防教室 46 40 6 115.0% 口腔 栄養教室 99 40 59 247.5% マシン ( リスク無 ) 352 343 9 102.6% フロア ( リスク無 ) 149 134 15 111.2% 計 932 741 191 125.8% 延人員 介護予防健診 1,607 1,272 335 126.3% 筋力向上教室 542 266 276 203.8% 転倒予防教室 1,087 547 540 198.7% 尿失禁予防教室 470 412 58 114.1% 認知症予防教室 667 480 78 116.3% 口腔 栄養教室 558 195 472 342.1% マシン ( リスク無 ) 3,124 2,619 505 119.3% フロア ( リスク無 ) 1,274 977 297 130.4% 生活支援事業 616 107 509 575.7% 介護予防講座 2,084 520 1,564 400.8% 介護予防相談 191 113 78 169.0% 計 12,220 7,508 4,712 162.8% 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 介健診後の教室に加え 参加しやすい 1 か月教室の開催や講座回数の増加などを実施し 介護予防推進センターを利用する人が増えた (3) 介護予防教室参加後の人材育成を含めた介護予防の継続性の確保 1 自主グループの育成 支援 認知症予防尿失禁予防口腔生活支援事業転倒予防教室介護予防筋力向上教室マシン(フロア(護予防健診 20 年度 19 年度 35グループ 30グループ 介護予防コーディネーターが 自主グループ活動についての相談窓口となり 自主グループ活動の支援を行った 増加するグループの活動場所 講師の確保に時間を要している 2 介護予防に関する人材育成研修 20 年度 19 年度 運動指導員初級 中級 18 24 人 30 16 人 グループ支援員 12 人 健診支援員 10 人 10 人 ふちゅう体操普及員 31 人 介護予防コーディネーターなど地域の要望を考慮し人材育成研修を行い 研修修了者に は 介護予防事業の中で 介護予防サポーター として活動をしてもらった 介護予防コーディネーター連絡会 介護予防推進事業担当者会議 ( 各 12 回 / 年実施 ) などで介護予防推進センターと連絡調整を行い 拠点施設 地域の介護予防事業の実績は増加している 今後増加していく高齢者サービスについて 介護予防サポーターなど市民が活動の中に参加できる仕組みをサラに充実させていく必要がある また特定高齢者施策では基本チェックリストの有効活用など検討していく必要がある 介護予防支援事業では増設地域包括支援センターと情報交換しながら業務を行っていく必要がある 介護予 栄養 防相談講座リスク無)リスク無)教室教室教室2

2 包括的 継続的ケアマネジメント業務 (1) 在宅介護支援センターを核とした地域の支援ネットワークの充実 (2) 担当地区ケア会議の効率的 効果的な開催による支援体制の強化平成 20 年度担当地区ケア会議実績 :205 回 * 詳細は 20 年度担当地区ケア会議報告参照 (3) 介護支援専門員の支援とケアプラン指導事業の充実 1 ケアプラン作成のためのグループワーク演習 ( 全 3 回 ) 勤務年数やレベルに応じたケアプラン指導を実施し 利用者本位の自立支援の視点をもった介護支援専門員の育成を行った ( 介護支援専門員延計 86 名参加 ) 2 精神保健福祉士を招いた事例検討会の開催 ( 全 9 回 ) 精神疾患のある要援護高齢者の事例について 疾患の理解と対応方法を学び 具体的援助方針の立案につなげた ( 介護支援専門員延 163 名 在宅介護支援センター延 148 名地域包括支援センター延 26 名 その他 ( 権利擁護ふちゅう )3 名 ) 3 講演会の開催 ( スーパービジョン研修等 )( 全 3 回 ) 介護支援専門員延計 127 名参加 (4) 関係機関とのネットワーク調整高齢者地域支援連絡会 居宅介護支援事業者連絡会及びケースワークを通じて顔の見える関係つくりをはかるとともに 医療 保健 福祉等の様々な機関との連携を行った (5) 認知症等に関する意識調査の実施 ( 資料 : 報告書 ( 概要版 )) 認知症の方とそのご家族に対する総合的支援策検討の基礎資料とするため 市民や介護支援専門員等へ認知症に関する意見 要望等を調査した もの忘れや体調不良時の身近な地域による声かけ 簡単な援助 頼みたい 状況によって も含む (65 歳以上市民 :81.2%)( 介護者 :78.2%) 介護をしていて困ること 負担に感じること 介護が必要な方を残して外出できない ( 介護者 :50.8%) 認知症の人や家族が安心して地域で暮らすために必要な支援 家族が疲れた時などに緊急でも介護を変わってくれる人や施設 (65 歳以上市民 :62.0%) ( 介護者 :71.5%)( ケアマネ :94.0%)( 通所 GH 職員 :88.9%) (6) 認知症の人や家族への総合的支援認知症についての正しい理解の普及啓発を行なった 1 キャラバン メイトの養成 37 人 7 月 14 日 :1 名 ( 府中市地域包括支援センター職員 ) 武蔵野市開催のキャラバン メイト養成講座に参加 12 月 4 日 :1 名 ( 多摩府中保健所職員 ) 三鷹市開催のキャラバン メイト養成講座に参加 12 月 24 日 :34 名 ( 府中市地域包括支援センター :3 名 社会福祉協議会 :3 名 在宅介護支援センター :24 名 高齢者サービスセンター :1 名 介護予防推進センター : 3 名 ) 3

府中市開催のキャラバン メイト養成講座にて 第一部講師 : 准教授下垣光氏 ( 日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科 ) 第二部講師 : 高齢者支援課木山彩 3 月 8 日 :1 名 ( 府中市地域包括支援センター ) 東京都開催のキャラバン メイト養成講座に参加 2 府中市認知症サポーター ささえ隊 の養成 20 講座 376 人 は在宅介護支援センター以外のキャラバン メイト開催 開催日対象者担当メイト人数 8/6 地域包括支援センター 包括 16 10/21 高齢者支援課 包括 18 10/23 高齢者支援課 包括 16 10/27 高齢者支援課 包括 15 12/9 メイト受講生 包括 28 1/21 3 地区民生委員 安立園 しんまち 30 1/16 ピースプラザ地域支援連絡会 (1) ピースプラザ 11 1/19 ピースプラザ地域支援連絡会 (2) ピースプラザ 9 2/25 鳳仙寮地域支援連絡会 鳳仙寮 18 2/19 しみずがおか家族介護者教室 しみずがおか 9 2/24 しみずがおか地域支援連絡会 しみずがおか 17 2/26 しみずがおか地域支援連絡会 しみずがおか 17 2/5 保険年金課 包括 23 3/18 ボランティア 21 の会 社会福祉協議会 18 3/28 グループいずみ ( 泉苑自主グループ ) 泉苑 14 3/3 エーザイ 包括 34 3/6 出納課 包括 10 3/14 あさひ苑家族介護者教室 あさひ苑 緑苑 51 3/12 介護予防推進センター内研修 介護予防推進センター 13 3/26 さくらんぼ地区 さくらんぼ 9 計 376 認知症支援啓発資料の配布 ( 資料 : 周知用チラシ ) チラシ : あなたも認知症サポーター ささえ隊 になりませんか? 4

3 福祉総合相談 虐待対応と養護者支援 権利擁護の重点取組み項目 (1) 相談件数 1,894 件 前年比 前年比 合計 1,894 1,886 100.4% 合計 3,244 2,850 113.8% 1 ( 内新規 ) 665 532 125.0% 高齢者日常生活相談 767 747 102.7% 相来所 747 737 101.4% 高齢者住宅 施設相談 417 439 95.0% 談電話 805 860 93.6% 高齢者グループホーム 28 49 57.1% 件数訪問 322 267 120.6% 高齢者看 介護 ( 保険 ) 相談 462 633 73.0% その他 20 22 90.9% 高齢者虐待 163 92 177.2% 合計 2,071 1,886 109.8% 身体障害者 ( 児 ) 16 31 51.6% 本人 471 605 77.9% 3 知的障害者 ( 児 ) 15 8 187.5% 相家族 611 465 131.4% 精神障害者 112 155 72.3% 談親族 106 85 124.7% ひとり親家庭 女性 DV 子ども 25 9 277.8% 内隣人 知人 68 68 100.0% 容認知症 426 - - 2 ケアマネ 60 - - 生活保護 100 106 94.3% 相支援センター 260 294 88.4% 資金援助 貸付 32 23 139.1% 談社協 58 30 193.3% 医療保険 機関 174 171 101.8% 者民生 児童委員 33 11 300.0% 成年後見制度 223 198 112.6% 内成年後見人 27 - - 福祉サービス利用援助 135 30 450.0% 訳医療機関 119 111 107.2% 消費者被害 41 9 455.6% 高齢者関係施設 81 70 115.7% その他相談 108 150 72.0% 障害者関係施設 17 10 170.0% 市関係課 79 52 151.9% その他公官庁 45 17 264.7% その他 36 68 52.9% (2) 府中市内での孤立死 ( 地域包括支援センター把握件数 ) 3 件 孤立死 ( 孤独死 ) 孤立死 ( 孤独死 ) 合計 3 (13) 5 (20) 件数男性 3 (9) 3 (10) 年齢80~84 (1) (5) 第一発見者自治会 1 (1) 発見期間2 週間 ~ 3 (2) 女性 0 (4) 2 (10) ~64 2 (5) 2 (5) 65~69 (1) 1 (4) 70~74 1 (1) 75~79 (3) (2) 85~ (2) 2 (4) 大家 管理人 1 (2) (3) 別居の家族 2 (4) (1) 隣人 / 友人 (5) 3 (7) 訪問食事 (2) ヘルパー (2) (3) 市役所他課 1 (3) 1 日 ~ (7) (9) 3 日 ~ (3) (6) 1 週間 ~ 2 (2) 2 (3) 1 ケ月 ~ 1 (1) 孤独死 孤立死の定義 孤立死 : 自宅で誰にも看取られず亡くなった者のうち 発見まで 1 週間以上を要したもの 孤独死 : 自宅で誰にも看取られず亡くなった者 5

(3) 高齢者虐待防止の普及啓発と 関係機関と連携した早期対応 13 月 担当地区ケア会議にて介護支援専門員向けに高齢者虐待防止についての研修を実施 参加者 14 名 2 虐待ケースへの対応 : 要介護者による虐待件数 56 件 ( 詳細 1) (4) 高齢者見守りネットワーク事業の普及啓発地域全体で認知症への正しい理解と認識を深め 市民や行政 地域の事業者 関係機関等が見守りネットワークによる連携を強化させていくきっかけ作りとして 研修会を開催した 高齢者見守りネットワーク研修会 (11 月 24 日 119 名参加 ) 認知症講演会 認知症の理解 講師 : 櫻井誠医師 ( 共済会櫻井病院 ) 事例発表 1 家族介護者 2 三菱東京 UFJ 銀行府中支店副支店長 3 介護支援専門員 相談機関の紹介及び事業案内 研修会の詳細については 府中市在宅介護支援センター事業報告書 を参照 (5) 権利擁護センターふちゅうと連携した成年後見制度の活用老人福祉法 32 条に基づく 成年後見制度市長申立件数 8 件申立にあたっては 権利擁護センター 在宅介護支援センターと連携しケース対応 裁判所への書類提出などを行なっている 6