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(4) 一般世帯向け公営住宅は 大阪市内に居住している ( 住民登録をしている ) か 又は大阪市内に勤務先を有していること ( 公営住宅の一部は 大阪府内に居住している ( 住民登録をしている ) 方も申込可能 ) ただし 市内在住者限定の公営住宅は大阪市内に居住している ( 住民登録をしている

市県民税所得課税証明書から年間所得金額を見る場合 平成 年度 ( 平成 年分 ) 市県民税所得課税証明書 住所 羽生市 134 番地 1 氏名 羽生田羽生子 所得の区分 所得金額 所得の区分 所得金額 総所得金額 330,000 所得控除金額 1,500,000 合計所得金額 330,000 課税標

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地域住宅計画 計画の名称千葉市地域 (3 期 ) 都道府県名千葉県作成主体名計画期間平成 27 年度 ~ 31 年度 千葉市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 千葉市は千葉県のほぼ中央部に位置し 人口は約 96 万人 世帯数は約 42 万世帯の地域で地域面積は k m2である 本市では

(3) 第 7 次地方分権一括法による公営住宅法の改正と条例改正の検討次の3 項目について 公営住宅法が改正されことから 条例改正について所要の検討を行った 1 高額所得者の明渡請求の条例委任 ( 公営住宅法第 29 条及び施行令第 9 条関係 ) ア概要道営住宅は 住宅に困窮する低額所得者に対して

高齢者住宅施策の現状と今後の方向性

3 年金所得金額 ( 雑所得金額 ) 年金所得の方は 年間総支給額を 20 ページ計算表の算出式に当てはめて計算します (2) 各自の総所得金額を計算総所得金額 = 給与所得 + 事業所得 + 年金所得 + 不動産所得 + 利子所得 + 配当所得 ( 各自の総所得金額を計算してください ) (3)

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

地域住宅計画 計画の名称高岡地域 (H27-31) 都道府県名富山県作成主体名高岡市 計画期間 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 平成 27 年度 ~ 31 年度 高岡地域は富山県の西部に位置し 人口約 17 万 6 千人 世帯数約 6 万 6 千世帯 (H26.12 月住民基本台帳 ) の地域で

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

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居住面積水準 住生活基本計画 (H28.3 閣議決定 ) において 最低居住面積水準及び誘導居住面積水準を定めている 最低居住面積水準は 健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積の基準である 誘導居住面積水準は 豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要

1. 給与所得による年間所得金額 (1) 下表により 就職時期などに応じ を計算 就職時期など 1 現在の勤務先に前年 1 月 前年分の 3,800,00 1 日以前から引き続き勤務している場合 ( 源泉徴収票の支払金額の欄に記載されている額 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 勤務した翌月から12

災害公営住宅について(ガイドブック)1-2p

( 各自の総を計算してください ) (3) 収入のある人の総を合算し 世帯の総を計算 本人の総 + 家族の総 = 世帯の総 (4) 世帯の総から控除額を差し引いたのち 12 で割って政令月収額を計算 世帯の総 - 控除額合計 12= 政令月収額 4 ページの 控除額一覧表 を参照して合計額を計算して

Microsoft Word - 児扶法改正(Q&A)

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Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

所得基準について 市営住宅へ入居申し込みをする際には 入居資格のひとつである所得基準を満たす必要があり 次の方法にて確認します 1. 世帯全員の申込日現在の 所得金額の合計 を算出します 収入のある人の前 ( 所得金額 )-(5ページ2の) ( ) ( )-( ) ( ) ( )-( ) 5ページ1

目 次 1. 月収額を計算する前に 2 収入基準早見表 3 2. 月収額の計算方法 2-1 給与所得者の場合 年金所得者の場合 その他の所得者の場合 7 3. 月収額の計算例 3-1 給与所得者の場合 給与所得者とその他の所得者がいる場合 年金所得者の

都営住宅地元割当 区営住宅の申込資格 家族向 (2 人以上 ) の場合 都営住宅 ( 地元割当 ) 区営住宅の家族向けの入居を申し込む方は 下記の 1 から 5 まであてはまることが必要です 1 申込者が足立区内に居住していること ( 区営住宅は継続して 1 年以上 ) (1) 申込者本人が足立区内

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定住意向で 今後も住み続けたい が過半数 ( 約 60%) を占めている 高齢者 障がい者対策で 身近なデイサービスの拡充 道路 公共施設のバリアフリー 相談窓口 等を求める意見が多い 子育て支援では 公園 保育所 児童館の整備 が多い 3) 周辺環境について より広い 地区単位の区分では以下のよう

78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) % % 40%

親世帯全員が暴力団員でないこと 親世帯のいずれかが介護保険施設 在宅とされる施設及びこれに準ずる施設に入所又は入居していないこと 4) 町内業者加算 施工業者が建築工事業の建設業許可を受けた町内に本店を有する事業者であること 対象住宅の要件 1) 新築住宅の場合 平成 2 9 年 4 月 1 日以降

( 例 2) 特定被災区域にある住家と区域外にある住家を行き来して生活しており 特定被災区域の家が被災したが 住民票は区域外にある場合 公共料金の支払等により生活実態が確認されれば対象として差し支えない ( 例 3) 学生で特定被災区域外に居住している ( 区域外に住民票 ) が 特例により 特定被

「犯罪被害者等の安全・安心の確保」への取組状況及び今後の方針

Microsoft PowerPoint - 資料2 国交省提出資料

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労災年金のスライド

1 計画策定の背景 目的住宅は 健康で文化的な日常生活を支える基盤であるにもかかわらず 全国的な課題として 低額所得者 被災者 高齢者 障がい者 子育て世帯等の住宅の確保に特に配慮を要する者 ( 以下 住宅確保要配慮者 という ) においては 家賃を負担する収入が十分にないこと その属性 ( 高齢者

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

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相模原市住宅基本計画 概要版

市営住宅(空家)入居者  - 募集要項 -

提出する書類 1 市営住宅入居申込書 (4 枚セット ) 2 裁量階層世帯の要件に該当することを証明できるもの ( 例 : 身体障害者手帳の写し ) 3 市営住宅入居資格調査同意書 (1 枚 ) 4 暴力団員でないことの誓約書 (1 枚 ) 5 市営住宅入居申込面談アンケート (1 枚 ) 6 住民


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5 公募住宅の規格及び家賃表家賃額については, 概算額となります ( 決定額ではありません ) 公営住宅 単身入居可能住宅 切串住宅 RC 造 4 階建て 302 号 3 階 51.20m2 3DK 単身可 無 昭和 53 12,700 円間取り ( 和 6 畳, 和 4.5 畳, 洋 4.5 畳,

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3. 申込先および問い合わせ先募集期間平成 29 年 6 月 9 日 ( 金 )~ 平成 29 年 6 月 19 日 ( 月 ) まで 土日祝日を除く毎日 午前 8 時 30 分 ~ 午後 5 時 15 分まで受付都市整備課建設 住宅係 ( 新庁舎 2 階 ) 申込先

地域住宅計画 計画の名称境港市地域都道府県名鳥取県作成主体名計画期間平成 29 年度 ~ 33 年度 境港市 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 1 境港市の概要境港市は鳥取県の北西部 弓浜半島の北端に位置し 東は美保湾に西は中海に 北は境水道をへだてて島根県松江市美保関町に相対し 南は米子市と接し

Microsoft Word - 3

( 政令月収額の求め方 ) 政令月収額は次の順序で計算してください 収入の種類別に所得金額を計算する 各自の総所得金額を計算する 収入のある人の総所得金額を合算し 世帯の総所得金額を計算する 世帯の総所得金額から控除額を差し引き 12 で割って政令月収額を計算する (1) 種類別所得金額の計算 1

平成 30 年度福岡市 子育てしやすい良好な住宅への住替えを支援するため, 住替えが必要な子育て世帯に対して, 住替えに係る初期費用の 一部を助成する事業です 募集期間 平成 30 年 6 月 18 日から平成 31 年 2 月 28 日まで 助成金の申請受付は, 募集期間内で先着順とさせていただき

( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

石狩市市営住宅入居申込の手引き 申込みができる方の資格と要件 1. 市内に住所又は勤務場所があること 外国国籍の方は 市に外国人登録をされていること 2. 月収額 (3~4 ページ参照 ) が 15 万 8 千円以下であること ( 裁量階層世帯 (3 ページ参照 ) は 21 万 4 千円以下に緩和

京都市ひとり親家庭等医療費支給条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 母子家庭の児童及び母, 父子家庭の児童及び父等に対し, 医療費の一部を支給することにより, これらの者の保健の向上を図り, もってひとり親家庭 ( 母子家庭及び父子家庭をいう ) 等の福祉の増進に寄与することを目的とする (

所得基準確認の手順 以下の手順にしたがって 世帯の所得金額および家族人数を計算し 所得基準表の範囲内かお確かめください 申込者および同居親族ひとりずつの収入の種類を確認し 所得を算出する 給与 7 ー 3 ~ 4 ページ / 事業等 7 ー 5 ページ / 金 7 ー 6 ページ 計算した所得金額を

公募住宅の規格及び家賃表 家賃額は, 概算額です ( 決定額ではありません ) 単身入居可能住宅 小用南 1 号住宅 RC 造 4 階建 403 号 4 階 12,400 円 14,300 円 16,300 円 18,400 円 m2 3DK 単身可無昭和 51 間取り ( 和 6 畳,

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

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くらしのおてつだいH30 本文.indd

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

スライド 1

地域住宅計画の名称 大崎地域住宅計画第 Ⅲ 期 ( 第 2 回変更 ) 作成主体 大崎市 計画期間 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 1. 地域の住宅施策の経緯及び現況 大崎市は, 市西部の奥羽山脈を源とする鳴瀬川, 江合川が東流する肥沃な耕土として形成された大崎平野に位置し, 田園と水資源豊

障害者福祉ハンドブック

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水俣市営住宅申込案内 ( 随時募集 ) 1 市営住宅への申込 ( 随時募集 ) について 水俣市では 住宅に空家が生じた場合の 空家待ち入居希望者 としての申込を定期募集と随時募集で受付けています 定期募集は 平成 23 年度の空家待ち入居希望者の順位を抽選会により決定し その順位に従い 空家が生じ

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

緊急に措置すべき事項

保護者のみなさまへ

別記第 1 号様式 ( 第 2 条関係 ) 申込者 申込形態一般法建用廃住替中堅特目抽選番号 現住所 本籍地 ( 国籍 ) 電話 標茶町営住宅入居申込書 氏名続柄生年月日職業勤務先の名称 所在地勤続年数年間収入 氏名 町営住宅に入居する者等 入居者 本人 同居 する 親族 別居扶養親族 希望の団地等

入居収入基準 ( 所得を算出 合算及び控除後に表 2 を見ていただく方 ) 収入のある方が 2 名 収入のある方が 収入のある方が 特別控除が 用される方の 以上の場合 自営業者 1 名の 年金所得者 1 名 ある場合 1 人で 2 種類以上の 場合 の場合 収入がある場合 給与所得者及び年金所得者

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第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

3 年金所得金額 ( 雑所得金額 ) 年金所得の方は 年間総支給額を 20 ページ計算表の算出式に当てはめて計算します (2) 各自の総所得金額を計算総所得金額 = 給与所得 + 事業所得 + 年金所得 + 不動産所得 + 利子所得 + 配当所得 ( 各自の総所得金額を計算してください ) (3)

地域住宅計画 計画の名称地域住宅計画都道府県名三重県作成主体名計画期間平成 17 年度 ~ 22 年度 1. 地域の住宅政策の経緯及び現況 当該地域は 三重県の南部に位置し 人口約 25,000 人 世帯数約 8,400 世帯の地域である は伊勢志摩国立公園の玄関口として 観光及び水産業を中心に発展

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

平成 29 年度税制改正 ( 租税特別措置 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 ) 制度名既存住宅のリフォームに係る特例措置の拡充 税目所得税 ( 国土交通省 ) 既存住宅流通 リフォーム市場の活性化に向けて 耐震性 省エネ性 耐久性に優れた良質な住宅ストックの形成を促進するため 既存住宅の耐震 省

2 申し込みに当たっての注意事項 (1) 申し込みは 1 世帯につき 1 件に限ります 申し込みに当た っては 次ページの申込資格をよくご確認下さい (2) 受付開始前に到達した申し込みは 受付できません ( 無効に なります ) (3) 定期募集と重複しての申し込みはできますが いずれか一方 の申

設 拡充又は延長を必要とする理由 関係条文 租税特別措置法第 70 条の 2 第 70 条の 3 同法施行令第 40 条の 4 の 2 第 40 条の 5 同法施行規則第 23 条の 5 の 2 第 23 条の 6 平年度の減収見込額 百万円 ( 制度自体の減収額 ) ( - 百万円 ) 東日本大震

方で 18 歳以上であるものその他これに類する方として知事が別に定めるものカ生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) 第 6 条第 1 項に規定する被保護者又は中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律 ( 平成 6 年法律第

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改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

【完了(所得確認書様式)】記入例

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

はじめに 所得税 個人住民税の扶養控除については 平成 22 年度税制改正において 年少扶養控除及び 16~18 歳までの特定扶養控除の上乗せ部分の廃止が行われたところであるが この見直しを行う場合 現行制度においては 所得税 個人住民税の税額等と連動している国民健康保険料 保育料等の医療 福祉制度

Microsoft Word - 市営住宅に入居を希望される皆様へ

水俣市特定公共賃貸住宅申込案内 ( 随時募集 ) 1 特定公共賃貸住宅への申込 ( 随時募集 ) について 水俣市では 住宅に空家が生じた場合の 空家待ち入居希望者 としての申込を定期募集と随時募集で受付けています 定期募集は 平成 23 年度の空家待ち入居希望者の順位を抽選会により決定し その順位

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

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( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

1 どこに相談すればよいのでしょう?

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

Microsoft Word - 大家向けマニュアル案0604

2

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

からだの不自由な人たちのために

Transcription:

平成 26 年度第 2 回京都市住宅審議会資料 11 市営住宅に係る取組について 平成 26 年 11 月 7 日 ( 金 ) 都市計画局住宅室 1

公営住宅制度について 2

1 公営住宅とは憲法 25 条 ( 生存権の保障 ) の趣旨にのっとり, 公営住宅法に基づき, 国と地方公共団体が協力して, 住宅に困窮する低額所得者に対し, 低廉な家賃で供給されるもの 2 入居者資格 (1) 入居収入基準 公営住宅制度概要 1 ここで言う月収は, 年収から給与所得控除, 配偶者控除, 扶養控除を行ったうえで, 月額換算したもの ( 参考 ) 標準的な 4 人世帯の場合月収 15 万 8 千円 年収約 447 万円月収 25 万 9 千円 年収約 677 万円 月収 ( )25 万 9 千円 ( 収入分位 50%) を上限として, 政令で規定する基準 ( 月収 15 万 8 千円 ( 収入分位 25%)) を参酌し条例で設定 (2) 住宅困窮要件現に住宅に困窮していることが明らか 以前に同居親族要件が設けられていたが, 平成 23 年 4 月 28 日付けで公営住宅法が改正され, 同居親族要件設置の有無については, 地方公共団体の裁量に委ねられた 京都市では, 引き続き同居親族要件を設けている 3

公営住宅制度概要 2 3 入居制度について 原則として, 入居者は公募による 特に居住の安定の確保が必要な者について, 地方公共団体の判断により, 入居者選考において優先的に取り扱うことが可能 ( 優先入居 ) 収入超過者 3 年以上入居し, 入居収入基準を超える収入のある者 明渡努力義務が発生 高額所得者 5 年以上入居し, 最近 2 年間月収 31 万 3 千円 ( 収入分位 60%) を超える収入のある者 地方公共団体が明渡しを請求することが可能 4

公営住宅制度概要 3( 家賃の算定 ) 家賃算定基礎額 収入分位 政令月収 家賃算定基礎額 1 ~ 10.0% ~ 104,000 円 34,400 円 2 10.0% ~ 15.0% 104,001 円 ~ 123,000 円 39,700 円 3 15.0% ~ 20.0% 123,001 円 ~ 139,000 円 45,400 円 4 20.0% ~ 25.0% 139,001 円 ~ 158,000 円 51,200 円 5 25.0% ~ 32.5% 158,001 円 ~ 186,000 円 58,500 円 6 32.5% ~ 40.0% 186,001 円 ~ 214,000 円 67,500 円 7 40.0% ~ 50.0% 214,001 円 ~ 259,000 円 79,000 円 8 50.0% ~ 259,001 円 ~ 91,100 円 5

京都市の市営住宅について 6

市営住宅の供給状況 ( 平成 26 年 7 月 1 日 ) 全体 公営 改良 ( 2) 団地数 ( 1) 住棟数管理戸数 管理 99 団地 ( 条例 88 団地 ) 管理 78 団地 ( 条例 67 団地 ) 678 棟 23,526 戸 541 棟 18,971 戸 21 団地 137 棟 4,555 戸 1 団地数について複数の街区で構成される向島, 醍醐西, 醍醐東については, 管理上は 1 つの街区を 1 団地としてカウントしているが, 京都市市営住宅条例 上は, 街区単位ではなく, 例えば 向島市営住宅 1 つの団地としてカウントしているため, それぞれの団地数を記載している 2 改良住宅住宅地区改良法に基づき, 不良住宅が密集する地区の住環境改善等に伴い, 住宅に困窮する従前居住者向けに供給された公的な賃貸住宅 7

入居者の状況 ( 所得階層別 ) 所得階層別認定件数 ( 平成 25 年 10 月 1 日 ) 階層 収入分位 月収 家賃算定基礎額 認定件数 割合 第 1 階層 ~ 10.0% ~ 104,000 円 34,400 円 16,279 83.5% 第 2 階層 10.0% ~ 15.0% 104,001 円 ~ 123,000 円 39,700 円 634 3.3% 第 3 階層 15.0% ~ 20.0% 123,001 円 ~ 139,000 円 45,400 円 431 2.2% 第 4 階層 20.0% ~ 25.0% 139,001 円 ~ 158,000 円 51,200 円 453 2.3% 第 5 階層 25.0% ~ 32.5% 158,001 円 ~ 186,000 円 58,500 円 448 2.3% 第 6 階層 32.5% ~ 40.0% 186,001 円 ~ 214,000 円 67,500 円 297 1.5% 第 7 階層 40.0% ~ 50.0% 214,001 円 ~ 259,000 円 79,000 円 316 1.6% 第 8 階層 50.0% ~ 259,001 円 ~ 91,100 円 576 3.0% 所得不明 59 0.3% 計 19,493 8

市営住宅入居者の世帯構成割合 ( 平成 26 年 7 月 1 日 ) 世帯人数別の割合 4,644 24% 7,128 37% 合計 19,410 世帯 7,638 39% 単身世帯二人世帯三人以上世帯 ( 参考 ) 京都市全体の状況 ( 平成 22 年国勢調査結果 ) 219,070 32% 合計 680,634 世帯 169,441 25% 292,123 43% 単身世帯二人世帯三人以上世帯 9

市営住宅入居者の世帯構成割合 ( 平成 26 年 7 月 1 日 ) 高齢者世帯及び子育て世帯の割合 5,249 27% 3,191 16% 合計 19,410 世帯 5,819 30% 5,151 27% ( 参考 ) 京都市全体の状況 ( 平成 22 年国勢調査結果 ) 332,120 49% 70738 10% 合計 680,634 世帯 123,879 18% 153,897 23% 高齢者世帯 ( 単身 ) 高齢者世帯 ( 二人以上 ) 高齢者世帯 ( 単身 ) 子育て世帯 高齢者世帯 ( 二人以上その他世帯 子育て世帯 その他世帯 10

入居率の推移 総管理戸数の中には, 整備に多額の費用を要するなどの理由により, 公募不可となっている住戸 ( 約 3,000 戸 ) も含まれる 11

一般公募制度 1 区分申込資格時期選考方法 一般住宅 単身者向住宅 民法上の成人であり, 次の (1) から (6) までのすべてに該当する方 (1) 現に同居し, 又は同居しようとする親族 ( 内縁の配偶者及び婚約者を含む ) があること (2) 京都市内に居住し, 又は勤務先があること (3) 収入が定められた基準内であること (4) 現在住宅に困っていること (5) 過去に市営住宅を不正に使用したことがないこと (6) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第 2 条第 6 号に規定する暴力団員でないこと 4 月,6 月 9 月,12 月 原則 15 万 8 千円 ( 原則階層 ) 障害者世帯, 高齢者世帯, 子育て世帯等については 21 万 4 千円 ( 裁量階層 ) 民法上の成人であり, かつ, 一般住宅の申込資格の (2) から (6) を満たす方で, 次の (1) から (10) までのいずれかに該当する方 (1) 60 歳以上 ( 昭和 31 年 4 月 1 日以前生まれの方を含む ) (2) 障害者 1 身体障害 ( 障害の程度が1 級から4 級までの者 ) 2 精神障害 ( 障害の程度が1 級から3 級までの者 ) 3 知的障害 ( 療育手帳の交付がされている者 ) (3) 戦傷病者 ( 障害の程度が特別項症から第 6 項症まで又は第 1 款症の者 (4) 厚生労働大臣の認定を受けている原子爆弾被爆者 6 月,12 月 (5) 生活保護受給者 (6) 海外からの引揚者 ( 引き揚げた日から5 年を経過していない方 ) (7) ハンセン病療養所入所者等 (8) 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律に規定するDV 被害者 ( 一時保護又は保護が終了してから5 年を経過していない方又は裁判所からの保護命令から5 年を経過していない方 ) (9) 犯罪被害者等基本法第 2 条第 2 項に規定する犯罪被害者等で同条第 1 項に規定する犯罪等により従前の住居に居住することが困難となったと市長が認めるもの (10) 結核により病院又は診療所に入院した期間が1 年以上の結核患者で当該病院又は診療所を退院した日から起算して1 年を経過していないもの 郵送受付 書類審査 公開抽選 12

一般公募制度 2 区分申込資格時期選考方法 多家族向住宅 親子ペア住宅 一般住宅の申込資格を有し, かつ, 尊属 2 親等内の 60 歳以上の高齢者を含む 5 人以上又は含まない 6 人以上の世帯であること 若夫婦世帯とその親である高齢者世帯 ( どちらかが 60 歳以上の高齢者夫婦又は 60 歳以上の単身の親をいう ) の 2 世帯で構成されており, それぞれについて一般住宅の申込資格を備え, かつ, 合わせて 4 人以上の世帯 4 月,6 月 9 月,12 月 郵送受付 書類審査 公開抽選 シルバーハウジング 一般住宅の申込資格を有する 60 歳以上の単身高齢者世帯,60 歳以上の者のみからなる世帯又はいずれかが 60 歳以上の夫婦世帯 不定期 郵送受付 書類審査 公開抽選 多回数落選者優先選考 一般住宅 単身者向住宅の申込資格を有し, かつ 11 回以上 ( 単身者向けは 9 回以上 ) 落選している世帯 同上 ( 単身者向は 6,12 月 ) ( 有資格者を登録し, 募集戸数を超えれば抽選 ) 13

一般公募実施状況 公募戸数合計 年度申込者数倍率 一般単身多家族親子ペアシルバー多回数特別空家 21 567 444 42 7 4 2 61 7 7,290 12.9 22 576 427 51 6 4 5 65 18 6,856 11.9 23 595 429 43 6 15 4 74 24 5,689 9.5 24 622 444 54 3 13 2 91 15 5,823 9.4 25 602 449 44 4 11 1 84 9 5,423 9.0 14

公募戸数合計 優先入居実施状況 年度申込者数倍率原爆 ひとり親心身障害者車いす子育て犯罪 DV 引揚者 21 92 39 33 11 2 7 289 3.1 22 101 37 38 6 4 16 204 2 23 113 30 35 17 3 17 11 181 1.6 24 131 28 46 8 3 16 30 179 1.4 25 136 38 38 8 1 16 35 279 2.1 注平成 22 年度 9 月公募から, 従来の母子世帯に新たに父子世帯を加えたひとり親世帯を募集対象とした 注子育て世帯優先選考については, 平成 20 年 12 月公募から募集 平成 25 年度から, 中学校修了前の子どもを含む世帯に対象を拡大 平成 26 年度から,20 歳未満 3 人以上の多子世帯区分を追加 注犯罪被害者 DV 被害者優先選考については, 平成 23 年度から募集 15

公募によらない入居の実施状況 1 特定入居 ( 公募の例外, 公営住宅法第 22 条 ) 災害, 不良住宅の撤去, 公営住宅の借上げに係る契約の終了, 公営住宅建替事業による公営住宅の除却その他政令で定める特別の事由がある場合 において, 公募によらず入居させることができる ( 実施状況 ) 16

公募によらない入居の実施状況 2 目的外使用 ( 地方自治法第 238 条の 4 第 7 項 ) 公営住宅の適正かつ合理的な管理に支障のない範囲内で, 地方自治法に基づく目的外使用として, 災害罹災者や留学生等を公営住宅に入居させることができる ( 実施状況 ) 震災被災者の受入状況 ( 平成 26 年 7 月 1 日現在 ) 被災者自主避難者合計 入居中の件数 これまでの退去件数 延べ件数 53 戸 (132 名 ) 15 戸 (40 名 ) 68 戸 (172 名 ) 83 戸 (333 名 ) 4 戸 ( 8 名 ) 87 戸 (341 名 ) 136 戸 (465 名 ) 19 戸 (48 名 ) 155 戸 (513 名 ) 火災等の災害被災者の市営住宅一時使用状況 ( 平成 26 年 7 月 1 日現在 ) 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度合計 入居 入居中 2 戸 9 戸 25 戸 2 戸 38 戸 0 戸 0 戸 8 戸 2 戸 10 戸 17

1 家賃減免について公営住宅法第 16 条 4 項の 病気にかかっていることその他特別の事情がある場合において必要があると認めるときは, 減免することができる との規定に基づき, 本市において市営住宅家賃の減免の取扱いを定めている 2 減免制度の種類 家賃の減免 1 低収入減額 2 特別減額 3 免除 一定水準以下の収入月額の入居者について, 収入月額に応じて家賃を減額する 世帯員の退職や失業, 世帯員の増減等により, 世帯収入が減少し, より低額の家賃となる場合に適用する 生活保護法による住宅扶助を受けている者が, 長期の入院加療等により住宅扶助の支給が停止されたときに適用する 18

家賃の減免 3 低収入による家賃の減額基準 ( 平成 21 年 4 月改正 ) 収入月額 減額率 標準的世帯の年間給与支給額 20,800 円以下 80% 2,240,000 円以下 20,800 円を超え 31,200 円以下 60% 2,440,000 円以下 31,200 円を超え 41,600 円以下 40% 2,596,000 円以下 41,600 円を超え 52,000 円以下 20% 2,776,000 円以下 減免後の家賃月額が 3,800 円未満となる場合は,3,800 円の家賃月額とする 4 減免実施状況 ( 平成 25 年度 ) 種別世帯数減免額 ( 千円 ) ( 参考 ) 家賃調定額 ( 千円 ) 低収入減額 4,937 942,046 特別減額 518 80,194 全額免除 54 9,470 計 5,509 1,031,710 5,266,604 19

利便性係数の見直し 1 20

利便性係数の見直し 2 利便性係数の見直しに係る経過及び今後の予定 H24.5.29 H25.11.13 利便性係数を今日的な住宅の設備水準や立地状況を踏まえたものに見直すため, 京都市住宅審議会に諮問 京都市住宅審議会から答申受理 市営住宅ストック総合活用計画に基づき, 建築年次の古い住戸にも浴室やエレベーターを設置していることから, 浴室設備の状況だけで住戸設備の水準を表すことが適当とは言えなくなっている 立地条件を家賃に反映させる度合いが低く, 公平性をそこねている H26.3.28 利便性係数の算定方法の見直しを決定 H27.4.1 見直し後の利便性係数適用 改正のポイント改正前改正後市内住宅地の固定資産税評価市内住宅地の固定資産税評価額の平均を基準と 1 立地の補正額の最高地点を基準としたマイしたプラスマイナスの補正ナスの補正 2 設備の補正評価項目 : 浴室設備 評価項目 : 浴室設備 エレベーター 経過年数 3 経過措置 見直しにより家賃が上がる方に対しては, 平成 27 年度から平成 31 年度までの5 年間をかけて見直し後の家賃になるよう経過措置を実施 21

住宅マスタープラン策定後の 取組状況について 22

より住宅確保の優先度が高い世帯へ市営住宅を供給するため, 方策としての優先入居制度の拡充 ( 障害のある市民や母子世帯等福祉対象世帯の優先入居の拡充 ) 新規 ( 施策番号 99) 1 事業内容住宅に困窮する低額所得者の中でも特に居住の安定が必要な者について, 募集の戸数枠を設けることで, 入居者選考において優先的な取扱いを行っている 2 実績 母子世帯を対象としていた優先入居を, 父子世帯にも拡大し, ひとり親世帯優先入居として実施 (22 年度 ) 夫婦間の暴力等の被害を受けている者を含む世帯を対象とした優先入居を実施 (23 年度 ) 犯罪により従前の住宅に居住することが困難となった世帯を対象とした優先入居を実施 (23 年度 ) 23

子育て世帯優先入居の対象年齢の引上げや入居枠の拡大, 期限付入居の導入 新規 ( 施策番号 100) 1 事業内容子どものいる世帯は子育てのための支出が多いことから, 実際の経済的困窮度が収入からは測り難い側面がある このため, 子どものいる世帯については, 市営住宅の入居収入基準を緩和しており, また, 住宅困窮度が高いことから, 入居者選考においても優先的な取扱いを行っている 2 実績入居収入基準の緩和対象である子育て世帯について, 対象となる子どもの年齢を小学校就学未満から中学校修了までに拡大 (25 年度 ) 同様に, 子育て世帯優先入居の対象も拡大 (25 年度 ) 20 歳未満の子を3 人以上扶養している多子世帯も子育て世帯優先入居の対象に追加 (26 年度 ) 24

入居収入要件を緩和する世帯 ( 裁量階層 ) の対象世帯の拡大状況 平成 21 年度時点 平成 26 年度時点 対象世帯 対象世帯 障害者を含む世帯 戦傷病者を含む世帯 原爆被爆者者を含む世帯 海外引揚者を含む世帯 ハンセン病療養所入所者 入居者が 60 歳以上の者であり, かつ, 同居者のいずれもが 60 歳以上又は 18 歳未満の者である世帯 同居者に小学校就学未満の者がいる世帯 平成 21 年度と同じ 平成 21 年度と同じ 平成 21 年度と同じ 平成 21 年度と同じ 平成 21 年度と同じ 入居者が 60 歳以上の者であり, かつ, 同居者のいずれもが 60 歳以上又は 20 歳未満の者である世帯 同居者に中学校修了前の者がいる世帯 同居者に 20 歳未満の者が 3 人以上いる世帯 25

住宅規模 世帯人員に応じた公募 住み替え制度の創設 新規 ( 施策番号 101) 1 事業内容市営住宅は, 一般住宅, 単身者向け住宅及び多家族向け住宅があり, それぞれ世帯人員に応じた公募を行っている また, 市営住宅の入居後に, 世帯の状況の変化により入居した住戸で生活することが困難となった場合, 他の住戸に転居するための制度を設けている 2 実績これまで身体障害により階段の昇降が困難な者のいる世帯を対象としていた住み替え制度の対象を, 現在の住宅に居住していることに起因して心身の状況が悪化した者等も対象に追加 (26 年度 ) 26

住宅変更の対象世帯の拡大状況 平成 21 年度時点 平成 26 年度時点 対象世帯 ( 主な例 ) 対象世帯 ( 主な例 ) 障害又は恒常的な疾病により階段等の昇降が困難と認められる者がいる世帯で, エレベーターの設置されていない住棟の 3 階以上の住宅等に居住している世帯 特殊設計住宅 ( 車いす専用住宅, 多家族向け住宅, 親子ペア住宅及びシルバーハウジング ) の入居者が特殊設計住宅に固有の資格要件を満たさなくなったとき 平成 21 年度と同じ 平成 21 年度と同じ 入居者又は同居者に, 現在の住宅に居住していることに起因して心身の状況が悪化しており, かつ住宅変更により状況が改善すると認められる者がいるとき 入居者又は同居者に, 授産施設等への通所のため, 近い住宅に居住する必要があると認められる者がいるときその他特別の事情により住宅変更が必要と認められるとき 27

多様な世代の入居を促し, コミュニティバランスの確保を図る方策としての優先入居制度の対象拡大 ( 若年夫婦 多子世帯優先入居の導入 ) 新規 ( 施策番号 126) 1 事業内容市営住宅は, 住宅に困窮する低額所得者を対象とした住宅であり, コミュニティバランスの確保を図るに当たっても, 入居者は経済的困窮度の高い世帯を対象とする必要がある その中で, 子どもを複数扶養している世帯については, 若い世代の中でも, 支出の多さから経済的困窮度が高いと考えられることから, 優先入居の対象としている 2 実績 20 歳未満の子を 3 人以上扶養している多子世帯を, 子育て世帯優先入居の対象に追加 (26 年度 ) 28

公募戸数合計 優先入居実施状況再掲 年度申込者数倍率原爆 ひとり親心身障害者車いす子育て犯罪 DV 引揚者 21 92 39 33 11 2 7 289 3.1 22 101 37 38 6 4 16 204 2 23 113 30 35 17 3 17 11 181 1.6 24 131 28 46 8 3 16 30 179 1.4 25 136 38 38 8 1 16 35 279 2.1 注平成 22 年度 9 月公募から, 従来の母子世帯に新たに父子世帯を加えたひとり親世帯を募集対象とした 注子育て世帯優先選考については, 平成 20 年 12 月公募から募集 平成 25 年度から, 中学校修了前の子どもを含む世帯に対象を拡大 平成 26 年度から,20 歳未満 3 人以上の多子世帯区分を追加 注犯罪被害者 DV 被害者優先選考については, 平成 23 年度から募集 29

優先入居の対象世帯の拡大状況 平成 21 年度時点 平成 26 年度時点 区分対象世帯区分対象世帯 母子世帯 20 歳未満の子を扶養している母子世帯 ひとり親世帯 20 歳未満の子を扶養している父子世帯も対象に追加 ( 平成 22 年度 ) 子育て世帯小学校就学未満の子を含む世帯子育て世帯 中学校修了前の子を含む世帯に拡大 ( 平成 25 年度 ) 20 歳未満の子を 3 人以上扶養している世帯を追加 ( 平成 26 年度 ) 障害者世帯 身体障害者, 戦傷病者, 知的障害者, 精神障害者を含む世帯 障害者世帯 平成 21 年度と同じ 長期結核療養者世帯 1 年以上結核診療所等に入所又は入院中の者で, 結核が治癒し, 再発する恐れがない者を含む世帯 長期結核療養者世帯 平成 21 年度と同じ 原爆被爆者世帯 被爆者健康手帳の交付を受けた者を含む世帯 原爆被爆者世帯 平成 21 年度と同じ 引揚者世帯 帰国した者で 5 年を経過していない者を含む世帯 引揚者世帯 平成 21 年度と同じ DV 被害者 配偶者等からの暴力による被害を受けている者を含む世帯を対象に実施 ( 平成 23 年度 ) 犯罪被害者 犯罪により従前の住宅に居住することが困難となった世帯を対象に実施 ( 平成 23 年度 ) 30

京都市, 京都橘大学及び醍醐中山団地町内連合会の地域連携事業について 1 事業概要 京都橘大学が, 市営住宅の空き住戸を活用し, そこに学生 ( 留学 生を含む ) がルームシェア形式で居住することにより, 住民として団 地の活動に参加するとともに, 大学が, 団地内に地域と連携する拠 点となる 地域連携センター の分室を設置 運営し, 子育て世帯や高 齢者の支援等を行うことで, 団地の活性化を目指す全国初の取組 団地にとっては, 自治会活動への学生の参加により地域コミュニ ティの活性化に資するものとなり, 大学にとっては, 学生に対して実 践的な社会経験を積む場を提供すること等ができる 2 今後のスケジュール平成 26 年 11 月住戸の改修工事着工 ( 京都橘大学が実施 ) 平成 27 年 4 月学生の入居及び地域連携センター分室の運営開始 31

連携事業のフレーム図 目的 地域コミュニティの活性化 大学のまち 学生のまち京都の推進 市営住宅ストックの有効活用 Win-Win フレーム 団地 地域コミュニティ ( 自治会活動 ) の活性化学生 実践的な社会経験, 日本文化との触れあい ( 留学生 ) 大学 地域貢献, 学生を即戦力となる社会人として輩出 大 学 生 ( 大学がルームシェアする学生を選考 ) 自治会活動への参加 地域連携センター活動への参加等 団 学 地域連携センター分室 ( 教員 学生を派遣 ) 実施する事業の協議 調整 京都市が空き住戸の使用を許可 京都市 高齢者支援 ( 健康相談等 ) 子育て支援 ( 子育て相談等 ) 実施する事業の協議 調整 地

子育て世帯優先入居の対象年齢の引上げや入居枠の拡大, 期限 付入居の導入 ( 施策番号 100) 課題認識 1 子育て世帯については, 優先入居や入居収入基準緩和の対象となる世帯の子どもの年齢を, 小学校就学未満から中学校修了までに拡大するなどの取組を行っている 子育て世帯を対象とした期限付入居は, コミュニティバランスの確保につながり, 運用次第では, 市内中心部の高倍率の住戸に入居しやすくなるなどのメリットが考えられる しかし, 昨今の社会経済情勢を考慮すると, 期限到来時に当該世帯の経済状況が好転しているかどうかは不透明であることから, 退去後の住宅の確保の課題があり, また, 自治会活動の担い手が期限到来により退去しなければならなくなるなどの地域コミュニティへの影響も考えられることから, 現時点では導入していない ( 今後の進め方 ) 今後とも, 優先入居の実施を継続して行うとともに, 他の住宅確保要配慮者とのバランスを考慮しながら, 期限付入居については, その必要性も含めて研究していく 33

課題認識 2 社会的困窮度の減額率への反映, 応益性を取り入れた最低家賃額, 生活保護基準を参考とした収入認定を導入することにより, 公平性, 応益性, 福祉との整合性を勘案した家賃減免制度の改正 新規 ( 施策番号 104) 所得に応じて一律の減額率を適用し, 共通の最低家賃額を適用している現行の制度の見直し内容については, 見直しによる入居者の生活への影響や運用上の容易性にも配慮し, 検討する必要があると考えている また, 消費税の増税や電気料金等の値上げ, 平成 27 年度からの市営住宅家賃の見直しなど, 入居者を取り巻く経済状況は良い状態とは言えない状況にあることから, 現行よりも減免率の低下する見直しについては, 慎重に検討する必要がある ( 今後の進め方 ) 1 高齢や障害等の社会的困窮度に応じた減額率の設定 2 住宅の便益に応じた最低家賃額の導入 3 生活保護基準を参考とした最低生活費と世帯収入との比較に基づく減額といった見直しの内容について, 具体的な算出方法を検討していく 34

市営住宅ストック総合活用計画 について 35

新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅の現状 ( 計画策定時 ) 市営住宅の老朽化等築 30 年以上 約 6 割新耐震基準 約 6 割エレベーター等の設置 約 5 割住戸内の段差解消 約 2 割浴室設置 約 7 割コミュニティの弱体化 65 歳以上の高齢者を含む世帯 約 5 割 18 歳未満の子どもを含む世帯 約 2 割世帯人数が2 人以下の世帯 約 7 割前ストック計画の評価 ( 平成 13~22 年度 ) 建替え, 全面的改善が中心 入居者の移転等の対応に相当の時間 + 財政状況が深刻化 計画の遅れ 36

37 新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅ストック総合活用計画 の位置付け 京都市基本計画 : ( 平成 23~32 年度 ) 今後 10 年間の京都の未来像と主要政策を明示する都市経営の基本となる計画 11 の重点戦略と,27 の政策体系を示す 分野別計画 京都市住宅マスタープラン : ( 平成 22~31 年度 ) 京都市基本計画の分野別計画で, 住宅部門の基本方針 施策を定めた計画 下位計画 京都市市営住宅ストック総合活用計画 : ( 平成 23~32 年度 ) 市営住宅ストックを長く有効に活用する という方針の具体化を図る計画 各団地及び住棟ごとの活用方針等を示す

38 新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅ストック総合活用計画 の概要 基本的な考え方対象 期間住棟活用方針 4 つの基本方針 フローからストック重視へ ( しっかりと手入れして, 長く大切に使う ) 計画対象 99 団地 702 棟 23,616 戸 (H22.11.1 時点 ) 計画期間 10 年間 (H23-H32) 継続活用 21,286 戸 (90%) 用途廃止 280 戸 (1%) 建替え対象 615 戸 (3%) 集約対象 1,435 戸 (6%) (5 年程度を目途に, 計画内容の見直し ) 1 長期活用に向けた適切な維持管理と改善 2 耐用年限を経過した木造住宅等の用途廃止 3 最小限の建替え, 計画的な集約 建替え 集約を含む 16 団地 4 団地再生計画を策定し, 総合的に事業を実施

39 新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅ストック総合活用計画 の基本方針 1 住棟活用方針 継続活用 21,286 戸 (90%) 4つの基本方針 1 長期活用に向けた適切な維持管理と改善 耐震改修エレベーター等の設置住戸内の高齢者対応 ( 住戸内のバリアフリー化 ) 浴室の設置 適切な維持管理 ( 外壁改修など ) 用途廃止 280 戸 (1%) 2 耐用年限を経過した木造住宅等の用途廃止 入居者の住み替え住宅の用途廃止と除却住宅跡地の利活用

40 新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅ストック総合活用計画 の基本方針 2 住棟活用方針 建替え対象 615 戸 (3%) 集約対象 1,435 戸 (6%) 4 つの基本方針 3 最小限の建替え 計画的な集約 公営住宅の最小限の建替え 改良住宅の集約化 都心部に立地する改良住宅の公営住宅への転用 民間活力導入等の検討 建替え 集約を含む 16 団地 4 団地再生計画 を策定し, 総合的に事業を実施 コミュニティの活性化 市営住宅を地域資源と位置付け, 団地内外の課題に対応 ( 空き住戸及び余剰地の利活用 )

新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅ストックの改善状況 改善項目 計画策定時 (H22.11.1 時点 ) 現状 (H26.7.1 時点 ) 目標 ( 平成 32 年度 ) 耐震化率 56.2% 70.3% 90% 共用部のバリアフリー化率 50.9% 53.6% 70% 住戸内のバリアフリー化率 40.5% 43.6% 浴室設置率 70.5% 71.8% 高齢者が居住する住戸の 75% 可能な限り早期に 41

市営住宅の耐震化, バリアフリー化及び適正な維持管理による長寿命化の促進 ( 施策番号 102) 耐震改修の事例 K ブレースによる補強 PCa アウトフレームによる補強 42

市営住宅の耐震化, バリアフリー化及び適正な維持管理による長寿命化の促進 ( 施策番号 102) エレベーター及びスロープ設置の事例 エレベーター棟増築 スロープ設置 43

改良住宅ストックの転用や民間賃貸住宅の借り上げによる, 供給の少ない地域への公営住宅の供給 新規 ( 施策番号 109) 住宅マスタープラン策定後の改良住宅の公募実績 年度募集戸数応募件数入居戸数 平成 23 年度 32 戸 280 件 21 戸 平成 24 年度 19 戸 250 件 16 戸 平成 25 年度 10 戸 127 件 9 戸 平成 14 年度から平成 25 年度までの実績の累計は, 募集戸数 153 戸, 応募件数 1,103 件, 入居戸数 126 戸 44

新たな 市営住宅ストック総合活用計画 の策定推進 ( 施策番号 110) 市営住宅の耐震化, バリアフリー化及び適正な維持管理による長寿命化の促進 ( 施策番号 102) 課題認識 1 ストック計画の推進に関する課題 事業に伴う入居者の負担が大きいため, 合意形成に時間がかかる 厳しい財政状況のため, 十分な予算が確保できていない 将来, 大量の市営住宅が耐用年限を迎えるため, 計画的な更新が必要である 基本的な取組 市営住宅の適切な維持管理と改善 民間の資金やノウハウの導入も含めた検討 1 計画的な建替えの方針 2 地域コミュニティの活性化を目的とした市営住宅の利活用 市営住宅の必要戸数についても検討 45

改良住宅ストックの転用や民間賃貸住宅の借り上げによる, 供給の少ない地域への公営住宅の供給 新規 ( 施策番号 109) 課題認識 2 民間賃貸住宅の借上げに関する課題 民間賃貸住宅の借上げは, 借上げ料の負担が長期に発生 ( 本市の財政負担は, 借上げの方が直接供給よりも大きい ) 借り上げ期間の満了後の退去に伴う移転先の確保 公営住宅の供給の少ない地域における重層的な住宅セーフティネットの構築については, 空き家の活用を含め, 民間による供給を検討 借上げ公営住宅については, 直接供給方式との比較を十分にしたうえで, 導入の可否も含め, 改めて検討 46