4 計画期間 平成 30 年度を初年度とし 平成 34 年度までの 5 年間とします 5 計画の対象 現に生活困窮状態にある または将来的に生活困窮状態に陥りやすい状況にある母の妊娠期か ら 20 代前半までの子ども及びその家庭 2

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第2節 茨木市の現況


1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

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- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

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地域子育て支援拠点事業について

第 1 部 施策編 4

Taro-平成27年度の取り組み(資料:1)

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

平成 26 年 8 月 仙台市 認可保育所利用申請者数 15,077 人 14,340 人 13,826 人 認可保育所入所者数 13,994 人 13,401 人 13,069 人 市の保育施策で対応している児童数 人 174 人 157 人 待機児童数 人 533 人 4

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教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

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第1章 計画の目指すもの

計画の今後の方向性

第2節 茨木市の現況

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

府立高校 <P138> 支援学校 <P138> 保健センター <P139> 支援の必要な家庭の発見 子ども 保護者 親族からの相談 登校状況などを通して支援の必要な家庭を発見 (P50 表 2-3-4) 4 割程度が保護者の相談支援を実施 (P4 図 2-1-2) ケースに対応する中での課題として

(1) 庁内外の関係機関と密に連携を図りつつ必要に応じてひとり親家庭を訪問 1 背景ひとり親家庭からの相談窓口に寄せられる相談件数は増加傾向にある また養育に問題を抱える父母からの相談 父母や子どもが精神的に不安定であるケースに関する相談等 相談内容やその背景も複雑化してきていることから 碧南市では

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

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流山市子ども・子育て会議

調査結果概要 ( 旭川市の傾向 ) 健康状態等 子どもを病院に受診させなかった ( できなかった ) 経験のある人が 18.8% いる 参考 : 北海道 ( 注 ) 17.8% 経済状況 家計について, 生活のため貯金を取り崩している世帯は 13.3%, 借金をしている世帯は 7.8% となっており

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨 用語説明 6 終戦直後のベビーブーム期には 4.32 だったわが国の合計特殊出生率は, その後低下を続け, 15 年には 1.29 と戦後最低の水準を更新しました こうした出生率の低下は, 先進国共通 の現象ですが, 先進諸国の中でも, アメリカ,

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かわごえ子育てプラン(川越市次世代育成支援対策行動計画)

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学力向上のための取り組み

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

平成 28 年度施策評価シート 基本目標 1 みんなで支え合い 未来につなぐまちづくり 基本施策 3 多世代連携による子育て支援の充実 単位施策名称 1 子育て世代への重点支援所管部 施策の方向性 結婚 妊娠 出産 育児 ( 未就園児 ) の切れ目のない支援を行う仕組みづくりを構築し 結婚支援を含め

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

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2-3(2) 学校の教育力の向上 1. 学習環境の整備 子どもに質の高い教育を提供していくために 学びの森 を設置 運営する 学びの森 では専門的な指導員を配置し 1 教職員の研修体制の充実 2 学校と地域の連携協力の推進 3 児童生徒 保護者との教育相談を進める ティームティーチングによる学習支援

まちの将来像 第 2 章次代の社会を担う子どもたちを育むまち 施策 1. すべての子どもの育ちを支援する施策概要 施策の必要性 本格的な人口減少社会の到来を迎える中 少子化問題に対応するため 妊娠期から子育て期にかけての切れ目のない支援の推進と 待機児童の解消など仕事と子育てを両立できる環境の整備を

1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

【資料3】「児童福祉法等の一部を改正する法律」の概要(7.22現在)

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

仙台市基礎データ

はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

2 基本目標 基本理念を踏まえ次のような基本目標を掲げ その達成に向け総合的に施策を展開 していきます (1) 健康で豊かな心に満ちあふれた子どもの成長のために子どもの健康は母親の妊娠 出産期から始まります そのために 妊産婦や乳幼児等を対象に健康診査や育児相談 医療に関する支援を実施します また

乳児期からの幼児教育について 大阪総合保育大学 大方美香

2-2 大阪市における主な課題 大阪市の合計特殊出生率は全国と比較してさらに低くなっています 平成 18 年以降 出生数や合計特殊出生率が持ち直し 横ばい傾向にあるものの 総人口に占める年少人口 生産年齢人口の割合は減少しており 少子化への対応が喫緊の課題となっています 加えて 子育て層と考えられる

Microsoft Word - 【第2章】主な調査結果260624

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

第 1 章 札幌市幼児教育振興計画の策定 本計画は 主に幼稚園教育を対象とする 本計画は 平成 18 年度から概ね10 年間を計画期間とし 今後はこの方向性に基づいて早期に具体的な施策 ( アクションプログラム ) を打ち出していく 本計画は 社会情勢の変化などに対応し 必要に応じて計画の見直しを行

厚生労働省提出資料

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

1. 子育て短期支援事業の概要 根拠法 子育て短期支援事業 は 児童福祉法 ( 昭和 22 年法律第 164 号 以下 法 という ) 第 6 条の 3 第 3 項に規定する市町村が実施する事業 用語の意味 児童 児童福祉法第 4 条に規定する者をいう 保護者 児童福祉法第 6 条に規定する者をいう

平成 27 年 3 月 田川市

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問


計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

西東京市介護保険事業計画(第3期)中間のまとめ構成案

十和田市 事業別に利用数をみると 一時預かりは 年間 0 (.%) 以 上 (.) - (.%) の順となっています 問. 一時預かり ( 年間 ) n= 人 以上. 幼稚園の預かり保育は 年間 0 (.%) 以上 (.%) (.%) の順となっています ファミリー サポー

平成24年度「全国自治体の子育て支援施策に関する調査」報告書

Microsoft Word - 参考資料5-4.doc

1_【鑑】「生活困窮者自立支援制度と介護保険制度との連携について(通知)」の一部改正について

Microsoft PowerPoint - 資料8 家計相談支援事業について

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

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長野県プレスリリース 平成16年7月23日

目 次 第 1 基本的考え方 1 1 計画策定の趣旨 1 2 計画の期間 1 第 2 子どもの貧困の現状と課題 2 1 子どもの貧困の現状 2 (1) 我が国における子どもの貧困の現状 2 (2) 本道における子どもの貧困の現状 2 ア生活保護世帯の現状 3 イひとり親家庭の現状 3 ウ社会的養護の

広域利用の実態が異なる場合の考え方 保育整備計画との関係項目内容 6) 広域利用の実態が異なる場地域型保育事業の認可の際に行われる需給調整の判合の考え方断基準となること等から 学校就学前子どもの区分 ( 認定区分 ) ごと 地域子ども 子育て支援事業の事業ごとに教育 保育施設等及び地域子ども 子育て

事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

地域子ども 子育て支援事業の量の見込み及び評価シート (1) 利用者支援事業 教育 保育施設や地域の子育て支援の事業等の利用について情報集約と提供を行うとともに 子どもや保護者からの相談に応じ 子どもや保護者に必要な情報提供 助言をするなどし 関係機関との連絡調整等を行う事業 利用者支援については

Microsoft PowerPoint - 子供をめぐる格差とその是正(前半) HP用 [互換モード]

Ⅰ その他 教育委員会所管予算の概要 予算総括表 項 施策体系別事業一覧 3 平成 30 年度主要施策の概要 目 Ⅱ 平成 30 年度主要施策の概要希望をかなえるための後押し すべての子供が夢をはぐくむことのできる社会づくり 社会で活躍する人材の育成 学びのセーフティネット構築事業 重点事業 ( 一

第1章 計画の概要

c46812 ぼしれん5月号/5月号タイトル差し替え済

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第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

「すべての子どものため」の子どもの貧困対策②

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

平成 30 年度子ども未来部の主な取り組みの概略について 重点的な取り組み 新規 拡充要素 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 次期未来プラン策定開始 取り組みの内容 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 佐世保市まち ひと しごと創生総合戦略が後半戦を迎え


Transcription:

資料 2 仙台市子どもの貧困対策計画 ( 骨子 ) 第 1 章計画の基本 1 策定の経緯と趣旨 子どもの貧困対策は国を挙げて取り組むべき喫緊の課題 子どもの貧困対策に関する法律 (H26.1 施行 ) 子供の貧困対策に関する大綱 (H26.8 策定 ) 本市では 平成 28 年度に 子どもの生活に関する実態調査 を実施し 子どもの貧困の実態を把握しました この調査結果等を踏まえ 本市においても 子どもの貧困対策に関する施策を計画的かつ効果的に推進するため 標記計画を策定します 計画策定に当たっては 仙台市子どもの貧困対策計画策定協議会を設置し 各関連分野の有識者の助言を得るとともに 市民意見募集などを通じ 多くの皆様からご意見をいただきました 2 計画の位置づけ 他計画との関係 国が策定した大綱を踏まえながら 仙台市すこやか子育てプラン 2015 第 2 期仙台市教育振興基本計画 の課題や基本的な方向性等を基に 本市の子どもの貧困対策について改めて整理します 仙台市ひとり親家庭等安心生活プラン( 仙台市ひとり親家庭等自立促進計画 ) とは相互に補完し合います 3 計画における 子どもの貧困 生活に困窮する家庭の問題の背景は 経済的なものの他 保護者 児童に健康上の問題がある 時間的 精神的余裕がない 社会的に孤立しているなど 複合的なものとなっており どのような状況をもって 子どもの貧困 にあるのかを定義することも困難です しかし 子どもの貧困問題という比較的新しいテーマについて 問題のありかと支援対象を明確化し 計画の実行性を高めるためには 子どもの貧困 を改善すべき課題として捉える必要があるものと考えます そこで本市としては 後述する調査結果やその検証内容を踏まえ 子どもの貧困 を 主に経済的問題やそれに起因する家庭状況等により 子どもが通常享受できる生活環境 福祉 医療 教育につながっていない つながることができない状態 とし こういった状態にある子どもを把握するため 以下の3 点の視点で捉えていくこととします 1 経済状況 2 家庭環境 3 生活の質 1

4 計画期間 平成 30 年度を初年度とし 平成 34 年度までの 5 年間とします 5 計画の対象 現に生活困窮状態にある または将来的に生活困窮状態に陥りやすい状況にある母の妊娠期か ら 20 代前半までの子ども及びその家庭 2

第 2 章子どもの貧困に係る現状と課題 1 現状 各種統計データ 貧困率 全国 生活保護世帯 市 ひとり親世帯 市 就学援助 市 児童養護施設 市 ほか H28 仙台市子どもの生活実態調査結果 2 仙台市における子どもの貧困対策に係る課題 本市が平成 28 年度に実施した 子どもの生活に関する実態調査 では 各種統計データの分析 市民へのアンケート調査 ( 調査対象は 子育て家庭の保護者 生活困窮家庭の保護者と中高生 児童養護施設入所の中高生等 ) を行いました また併せて 地域や専門機関で子どもたちを支える支援者の方々に対するヒアリング調査も行っています これらの調査結果を受け 平成 29 年度に 仙台市子どもの貧困対策計画策定協議会 において 有識者による協議検討を行う中でも 様々な課題認識について委員からご意見をいただきました これらのことから 本市における子どもの貧困の実態や問題点となるその背景の一端を知ることができます これを解決の糸口とすべく 調査で把握された内容を子ども 家庭 そして地域 行政の視点から 次の6つの課題にまとめて示します なお それぞれの課題は単独ではなく 複合的に絡み合っている場合が多く見られます 子どもに関する課題 ( 課題 1) 貧困と教育 学力 就学の関係 生活困窮家庭では 不安定な家庭環境の影響を受けて子どもの学力や学習意欲が低下する傾向が見られます 生活困窮家庭では 不安定な家庭環境の影響を受けて不登校になる例も見られます 生活困窮家庭の子どもに高校中退のリスクが高い傾向が見られます 対象者世帯の中高生の大学進学率は一般世帯と比較して低い傾向が見られます ( 課題 2) 貧困による子どもの生活習慣 健康への影響 食事のとり方 夜間の過ごし方等について適切な生活習慣が確立されていない子どもも見られます 手を掛けられずに育つ中で心身の健康や健全な成長等に支障が生じている例も見られます 3

家庭に関する課題 ( 課題 3) 家庭の経済的困窮による影響 生活困窮家庭では 経済的理由による衣料 学用品 食料等の非購入の割合が高い傾向が見られます 生活困窮家庭では 支援情報不足や諦めの気持ちなどによる進学断念も見られます 生活困窮家庭では 家計管理が適切に行われていない状況が多く その場合 経済的支援が子ども自身に届きにくい傾向が見られます ( 課題 4) 貧困と家庭環境との関係 保護者自身が虐待 両親の離婚 DV などの過酷な体験をしている割合が高い傾向が見られます 保護者の課題が子どもに連鎖している例も見られます 対象者世帯の保護者の最終学歴が 中学校卒業 高校中退 で約 2 割を占めています 地域社会 行政に関する課題 ( 課題 5) 周囲とのつながりが薄い 周囲とのつながりが薄い家庭が多く見られます ( 課題 6) 支援につながりにくい 支援情報が生活困窮家庭に届かない状況が見られます 4

第 3 章計画の基本的な考え方 前章で整理した課題の解決に向け 本計画で目指す基本理念 基本目標 施策推進の基本的方向 性 施策体系は 次のとおりです 1 基本理念 仙台の未来を担う子どもたちが 生まれ育った環境に左右されることなく 夢と希望を持って その将来の可能性を広げることのできる社会の実現を目指します 2 基本目標 基本理念を踏まえて これを達成するために3つの具体的な目標を掲げます 1 家庭の状況にかかわらず子どもが健やかに育つよう 健康的な生活を守り 学びを支援する 2 子どもが将来的な社会的自立 ( ) を果たすことができるよう 貧困の世代間連鎖を断ち切る 3 現に生活困窮状態にある または将来的に生活困窮状態に陥りやすい状況にある家庭の子どもを早期に発見し 継続的に支援する仕組みを構築する 社会的自立 : 公共へ参画し 社会の一員として主体的に生活できること 3 施策推進の基本的な方向性 本計画における本市の子どもの貧困対策の基本的な方向性を次のとおりとし この考え方に基づき基 本理念 基本目標の実現に向けた施策の推進を図ります (1) 子どもの健やかな育ちを応援する 子どもの育ちには その成長段階に合わせて遊び 学び 多様な体験を積むことが大切です そして その育ちを助けるためには大人の 手 が必要になります しかし 貧困問題を抱える子どもの多くは 不安定な家庭環境の影響を受け 近しい人とのコミュニケーションが充分に取れない 適切な生活習慣や学習習慣を身につける機会が与えられないなどの難しい環境の中に身を置いています この子どもたちが 安心できる居場所と身近な支援者を得られること 適切な生活習慣や学力を身につけられること そして開かれた将来に向けて健やかに成長していけることを目指して 子どもに寄添う居場所づくり 学習支援 生活支援の充実など 子どもの育ちを助ける 手 となる施策の推進に取り組みます (2) 安心して子育てができる環境を整える 子どもの貧困への対策としては 相対的貧困 と 貧困の連鎖 という2つの大きな課題への対応が求められます いわゆる 相対的貧困 とは 経済的な理由により 皆にはできるが 自分にはできないこと が増え その積み重ねが諦めの気持ちを生み 結果的に子どもの将来を狭めて生活の質を落としていく 5

ことにつながるものと言えます この経済的課題に対しては 生活困窮家庭の親子が希望をもって暮らしていけるよう 子どもの生活に直接届く就学援助や医療費助成等の経済的支援と併せ 適切な家計管理への支援を行うなど 経済的な安定を目指す施策の推進に取り組みます 一方で 困窮する子育て家庭の問題は 経済的困窮のみならず 世代を超えた家族の人間関係の課題 心身の不調 DV 虐待など 複数の困難な課題が絡み合うものであることが多く 解決を難しくしています この生活困窮の原因にあたる問題へも目を向けて 安定した子育て環境を整えるとともに 予防の観点から若い世代へ働きかける啓発事業や母子保健事業の充実など 子どもへの貧困の連鎖を未然に断つことを目指す施策に取り組みます (3) 社会とつながる 地域で支える仕組みをつくる 子どもの貧困問題の解決に向けては 深刻な困窮状態にありながら地域で孤立を深め 福祉の窓口からの接触も困難な子育て家庭を早期に発見して支援を開始することが求められます しかし 支援を要する多くの子どもの存在は 地域の中でなかなか表には見えてこない状況です また 子どもの貧困対策では 生活困窮状態にある子育て家庭の生活の質の向上から 子どもが貧困の連鎖から離れ 社会に出て自立するまでという 息の長い寄添い支援が途切れることなく継続されることが重要です これらの取組みは 行政による対応のみで効果を出すことは困難です 困窮家庭が社会とつながり 地域に支えられて子どもを育てていけるよう 子どもを支援する施設 団体や様々な場で子どもと関わる支援者の方々と行政の各種専門機関が協働し 地域社会全体で切れ目ない寄添い支援を実現するための施策の推進に取り組みます 理念 ~ 施策 ~ 事業体系図解 1 子どもの健やかな育ちを応援する (1) 子どもの生きる力を育む保育 教育の充実 (2) 子どもの育ちを支える仕組みと場づくり (3) 困難な環境で育つ子どもへの支援 2 安心して子育てができる環境を整える (1) 子どもに届く経済的支援 (2) 子育て支援体制の充実 (3) 困難な課題を抱える家庭への支援 3 社会とつながる 地域で支える仕組みをつくる (1) 妊娠期から子どもの社会的自立までの切れ目ない支援 (2) 支援する人材 体制づくり (3) 相談支援体制の充実 6

第 4 章施策の展開 1 子どもの健やかな育ちを応援する (1) 子どもの生きる力を育む保育 教育の充実 家庭や学校外での教育機会を十分に得にくい生活困窮家庭の子どもの学びを支えるため 保育施設等における養護と幼児教育の中で生きる力の基盤を育てるとともに 確かな学力を身につけられるよう学校や地域の中で多様な学習支援を実施します このことにより 生活困窮家庭の子どもの自己肯定感を醸成して 社会で生きていく力を育み 生涯にわたる生活の質の向上につなげることを目指します 保育事業による養護と教育 小 1 生活 学習サポーターの配置 ( 学習支援関係 ) 学習 生活サポート事業 食育の推進 (2) 子どもの育ちを支える仕組みと場づくり 保護者や周囲の大人が 生活困窮家庭の子どもに寄添って手をかけ 声をかけて育てることができる環境をつくるため 子どもが支援者に出会える場づくりを進めるとともに 子どもが安心感をもって身を置ける居場所を地域に増やすことができるよう 子どもの居場所づくりを行う団体等への支援を実施します 放課後児童健全育成事業 ( 児童館児童クラブ等 ) 再掲 学習 生活サポート事業 中途退学未然防止等事業 子供相談支援センター 各種保育サービス事業 ( 延長保育 休日保育事業等 ) ( 子どもの居場所づくり関係 ) (3) 困難な環境で育つ子どもへの支援 生活困窮家庭の中高生等の若者や保護者からの支援を十分に受けられない児童養護施設等入所児童が希望をもって社会に巣立っていけるよう 進学支援 中退防止 就労支援等の寄添い支援を実施します 特に 福祉制度や地域の見守り事業等につながりにくい中高生等が 家庭と学校以外に居場所を見つけ 支えとなる人間関係を得られるよう 各種のサポート事業の充実を図ります また 生活困窮のみならず 保護者の疾病やDVによる離婚 虐待など 過酷な環境で育 7

つ子どもや自身に生きづらさを抱えた子どもに対する継続的な個別支援を行う専門機関の機能の充実を図るとともに 様々な場で子どもと接する支援者が 児童心理への理解 対応技術の向上等の研修を受けられる機会を増やします 児童養護施設等入所児童の自立支援 ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援 再掲 中途退学未然防止等事業 再掲 学習 生活サポート事業 再掲 子供相談支援センター 社会的養護 児童相談所 研修各種 2 安心して子育てができる環境を整える (1) 子どもに届く経済的支援 子どもの生活に欠かせない医療や学業に係る費用に直接活用できる現物給付型の経済的支援として 子ども医療費助成制度や学習 生活サポート事業を推進するとともに 各種施策の充実を図ります また 各種減免や奨学金等の情報が入りにくい困窮家庭にも必要な支援が届く仕組みづくりや家計管理の改善点 将来の見通し等を検討できる相談事業などを実施します 子ども医療費助成 母子 父子家庭医療費助成 就学援助 教育扶助における学校長払い 入学援助金等給付 高等学校等就学援助金 再掲 学習 サポート事業 児童入所施設等措置費等支弁 ひとり親家庭生活支援講習会事業 (2) 子育て支援体制の充実 経済的に困窮する中で仕事と子育ての両立に悩む家庭や 保護者の疾病等により安定した子育てができない家庭等を援助し 可能な限り子どもの育ちを優先した生活を営むことができるよう 各種の保育事業や家事援助等の子育て支援 子育てとの両立ができる仕事への転職等にかかる相談支援などの充実を図ります 8

また いざという時に利用できる預かり事業や 家庭での生活が難しくなった場合に頼れる施設を整えることなどで 安心して子育てができる環境づくりを推進します 再掲 各種保育事業( 延長保育 休日保育事業等 ) 病児病後児保育 子育て支援ショートステイ 地域子育て支援事業 育児ヘルプ家庭訪問事業 ひとり親家庭等日常生活支援事業 ( 家庭支援員の派遣 ) 母子生活支援施設 幼稚園 保育所 認定こども園の利用者負担額の軽減 市営住宅の抽選優遇及び別枠募集 ( ひとり親家庭 子育て世帯 ) 民間住宅入居支援制度 住宅確保給付金 ( 生活困窮者自立支援法 ) 保護者への就労支援 ( ひとり親家庭等安心生活プラン について説明 概要挿入) (3) 困難な課題を抱える家庭への支援 経済的困窮の原因となる家族の問題や疾病 障害などの複雑に絡む課題の解決には困難を伴いますが その解決に向けて取り組む家庭を支援するため 医療費の助成や心のケア等の支援を行います また 貧困の連鎖を防ぐ予防の観点から 若い世代に向けたDV 防止や母子保健等の知識の啓発 予期しない妊娠 若年出産への寄添い支援などの施策を推進します 再掲 母子 父子家庭医療費助成 親子こころの相談室運営 ひとり親家庭相談支援センター 育児ヘルプ家庭訪問事業における専門指導員の派遣 妊娠等に関する相談事業 ( せんだい妊娠ほっとライン ) 児童虐待対応 再掲 社会的養護 3 社会とつながる 地域で支える仕組みをつくる (1) 妊娠期から子どもの社会的自立までの切れ目ない支援 支援を必要としながら援助の手が届きにくい家庭を早期に発見し 対応する体制の整備を行うとともに 進学等によるライフサイクルの変わり目での見守りと寄添い支援が途切れないよう 支援策を調整する各種のケースワーカーの充実を図ります 9

妊娠 出産包括支援事業 - 母子保健事業 幼児健康診査及び事後指導 妊娠期からの児童虐待予防支援 ( 特定妊婦への支援 ) 育児ヘルプ事業専門指導員 保育所 幼稚園 小学校の連携 ( 相談支援関係 ) (2) 支援する人材 体制づくり子どもの貧困問題は 従来 行政機関や教育機関などの各所の支援者の間で認識され それぞれ対応されてきたところですが 児童養護や虐待 いじめ 不登校対策などと比べ 比較的新しく形成された施策の枠組みであり 国においても実態研究や体系だった取り組みは 緒に就いたばかりと言えます そのため 既存の福祉 教育施策を含め 改めて子どもの貧困問題の視点を取り入れた支援者の人材育成を行うとともに 対策の実行を可能にする体制の整備を推進します 社会的養護の体制整備 スクールソーシャルワーカー 保育専門技術向上支援事業 ( スーパーバイズ事業 ) 特別 ( 保育 ) 支援コーディネーター 小中高等学校生徒指導担当者会 ( 教員への子どもの貧困問題に関する研修 ) 児童相談所職員の専門性強化のための研修等による相談機能強化 ひとり親家庭相談支援センターによる相談員研修 生活保護現業職員 ( ケースワーカー等 ) 研修 精神保健福祉総合センター はあとぽーと仙台 による思春期問題研修講座 (3) 相談支援体制の充実生活困窮世帯に対する支援は 経済的なもののほか 家庭内の問題や子どもの養育や教育など多岐にわたることから これに対応し 多くの専門機関がそれぞれかかわっていく必要があり 各機関が相互に連携し 総合的な相談体制の整備を推進します 地域子育て支援事業 再掲 子供相談支援センター 再掲 スクールカウンセラー 再掲 児童相談所 再掲 子供家庭総合相談 再掲 ひとり親家庭相談支援センター 10

第 5 章計画の推進 1 計画の推進体制 地域の子育て支援に関わる機関 団体と連携しつつ 庁内関係各局とも調整のうえ 対策を総合的に進める 2 進捗状況の把握 計画最終年度において 平成 28 年度実施の 子どもの生活に関する実態調査 と同様の手法及び設問の調査を実施 統計データについては 毎年度把握 子どもの貧困に関連性の深いアンケート項目 統計データを本計画の指標とし 施策 の効果の検証 今後の推進の参考とする アンケート調査により把握 ( 例 ) 学校以外での子どもの学習時間 病院に行かなかった割合 経済的理由による食 料品等の非購入の状況 統計データ ( 例 ) 生活保護世帯等の子どもの進学率 3 評価 上記により把握した施策の進捗状況について 外部の第三者の意見を受けながら評価 を行う 4 計画期間以降について 本計画の進捗状況や評価 その時点の関連する計画における課題等を踏まえながら 次期計画策定に向けた検討を進めていく 11