事業継続計画 (BC BC) に基づく災害時対応ガイドライン 平成 7 年 月改訂公益社団法人大分県看護協会
. ガイドラインの目的本ガイドラインは 地震 火災その他の災害に対処するためのもので 災害発生時に対応状況 ( 指示 確認 ) をチェックすることによって 災害対応の効率化 円滑化を図ることを目的としている 災害対応の各段階 ( 準備 初動 応急 復旧 ) において 大分県看護協会職員が実施すべき対応 (6 項目 ) をチェックリスト形式でとりまとめている 災害時の基本方針 災害時フローチャート 事業継続計画 (BC BC) の策定 運用及び各種資料編は 災害対策マニュアル に記載. 災害対策の特徴今後予想されている 南海トラフ巨大地震 は 0 年以内の発生確率が 60~ 70% と想定されている 国内で発生する最大級地震として大分県は防災対策推進指定地域となっており 県 市町村が一体となり災害対策について検討している 本看護協会においても 効果的な災害 危機対応ができる一元的な災害 危機対応システム ( インシデントコマンドシステム ;ICS ICS) を参考に 災害対策に取り組んでいる < 用語の定義 > () インシデントコマンドシステム (ICS ICS) 970 年代に米国カリフォルニア州で発生した森林火災時の反省から開発され 00 年に発生するあらゆる緊急災害 緊急事態に命令系統や管理手法が標準化された Incident nt Command System(ICS ICS) を適用することが定められている 日本では 内閣府災害対策標準化検討会議においても ICS を参考に検討している ICS は 災害 危機対応活動を 指揮統制 事案処理 情報作戦 資源管理 財政総務 の 5つの機能を災害対策本部レベルで組織的に体系化したものである () 事業継続計画 (Business Continuity lanning ; BC) 企業が災害時に 事業資産の損害を最小限にとどめつつ 中核となる事業の継続あるいは 早期復旧を可能とするために 平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法 手段などを取り決めておく計画 をいう
対策本部長 ( 会長 ) Command * スタッフの補佐を受けて意思決定し 現場対応にあたる実行部隊の指揮をする ( 現場対応 ) ( 後方支援 ) ( 後方支援 ) ( 後方支援 ) 事案処理部門情報作戦部門資源管理部門 perations lanning ogistics Finance ( 事業部 ) ( 研修部 F) ( ナースセンター ) ( 総務部 ) 活動方針に基づいて実行する ( 実行部隊 ) 救助 救急活動 情報収集 分析 施設設備管理 経理 総務 *( 研修部 F) 情報収集 分析 計画立案 ( 計画部隊 ) 計画立案 インフラ 生活再建 災害支援ナース 通信手段 非常持出し 文書管理 地域貢献活動 広報 防災用具 地域連携 * 関連部署の非常持出し * 関連部署の非常持出し 資機材の調達 食料 医薬品等調達 ( 物資調達部隊 ) 廃棄物処理 * 関連部署の非常持出し 財政総務部門 資金管理 * 関連部署の非常持出し ( 平成 7 年度 )
災害時の事業継続計画 (Business Continuity lanning ; BC) の段階的目標 被災県看護協会としてとして災害時の役割機能役割機能を果たす 平常時の業務 準備段階 平時から災害時の備えができる 会館の耐震化 施設設備保管 管理 組織体制 役割機能の明確化 災害訓練実施 発災当日 発災時は速やかに職員 受講生の安全が確保できる 対策本部設置 受講生 職員の安否情報 被災情報確認 館内のけが人の救出 救護 救急搬出 建物 設備 インフラ関連 通信手段確認 非常持出し物品 防災用品点検 重要書類 データ管理 応急的な復旧活動 (~ 日 ) 災害時の応急的な復旧活動ができる 災害支援ナースの県内派遣要請に対応できる インフラ関連 危険箇所 補修箇所の措置 二次災害防止 ( 個人情報の盗難防止 ) 災害支援ナースの県内派遣要請 ( レベル ) があったら支援要綱に基づき対応 日本看護協会と県外からの派遣が必要かどうか判断 ( レベル ) 仮復旧活動 (~ 週間 ) 日本看護協会と災害支援ナースの派遣に関する調整に対応できる 災害時の仮復旧活動をするとともに業務再開に向けての準備を開始できる 日本看護協会に応援を要請する場合 ( レベル ) は情報提供 報告 相談 業務再開に向け準備開始 職員の生活再建に対応 本復旧活動 (~ ヶ月 ) 災害時の収束に向けての準備及び業務再開に向けて本格的に活動できる 災害支援ナース活動の収束に向けて準備できる 派遣終了日検討 災害支援ナース活動の収束に向け準備 県内派遣者の活動状況の情報収集 業務再開に向け本格的に活動 業務再開日程について会員に広報 復旧活動終了宣言をし 平常時の業務に戻ることができる 災害時の活動を振返り課題を整理する 復旧活動終了宣言 順次平常時の業務に復帰 災害支援ナースの活動の記録を整理し 県 日本看護協会に報告 災害に関連した記録物の整理 災害時の活動を振返り課題を整理
準備段階 N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 災害発生時に速やかに行動できるように事前に協会内における役割分担をきめる 定期的に災害対策の方針 役割を確認する C 対策本部の組織 運営 ( 役割機能の明確化 ) < 役割機能に基づく役割分担 > 本部長 ( 指揮統制者 ) 事案処理部門 (perations) 情報作戦部門 (lanning) 資源管理部門 (ogistics) 財政総務部門 (Finance) 防災訓練 防災教育 定期的に防災訓練を行う 訓練にあわせて防災教育を実施する ( マニュアルの概要や災害対策について ) 救助 救急活動 救護用具 医薬品の確保をする 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 災害支援ナース派遣要綱を見直す 定期的に合同防災訓練を行う 災害支援ナース派遣要請受入れ 日本看護協会 県 市との協定内容の確認をする 5 災害支援ナース派遣依頼 災害支援ナース登録施設 登録者の確認をする 6 建物 施設 設備の確認 建物の耐震化 施設 設備の定期点検を行う 定期的に什器物の点検をし 整備する 7 電気 水道 ガス 回線等インフラの確認 インフラ ( 電気 水道 回線等ソフト面 ) の定期点検を行う 非常持出品の準備 災害時に最優先して持ち出さなければならない金品 文書を定め 災害時に速やかに搬出できるよう特定の場所に整理 保管する 防災用品は持ち出しやすい場所に備蓄し 定期的に現物を点検し 必要に応じて補充する 8 防災用品と非常食の備蓄 食料品 水 薬品 工具 日用品については 時間内であれば 災害発生と同時に手分けして店舗 ( 新鮮市場 スーパーキッド ドラッグイレブン ナフコ大分店等 ) で調達する 協会内の受水槽を活用する 大分市が被災した時に 上記店舗が閉店している場合は 水については協会内の自販機で確保する 9 物資等調達 供給 出入り業者と契約する 物資等一覧リストを作成する 0 通信手段の確保 電話 ( 衛星電話 ) FAX メール ホームページ 携帯等通信手段の確認をする
N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 受講生の参加者リストを作成しておく 情報収集 報告 職員の勤務者リストを作成しておく 交通情報 道路情報の収集手段を確認する 緊急連絡網の整備 全職員の住所 電話番号 ( 携帯電話 ) を記載した緊急連絡網を整備して全職員に印刷して配布する 職員は 目的外の使用は避けて 取扱いに十分注意し 連絡先の変更は速やかに届け出る 広報活動 会員への情報伝達手段を確保しておく 重要書類の保管 : 耐火金庫に保管しておく F 重要書類 データ管理 ( 総務 財務関連 ) データ管理 : サーバーに保管されているデータは 定期的にデータのバックアップが行われているか確認 (QNA) する F 生活再建支援 会員の福利厚生を整備する 職員の生活再建について基準を検討する 5 廃棄物処理 瓦礫 ( がれき ) 仮置き場について候補地の検討をしておく 災害廃棄物の処理について検討しておく 6 近隣の事業所や住民との連携および協力体制の確認 災害直後から余裕があれば近隣地区の貢献活動に協力する 自治会等との協力体制について確認しておく 5
初動段階 : 発災当日 N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 6 7 5 災害対策本部 < 設置時期 > イ ロ < 設置場所 > イ ロ 震度 6 弱 以上の地震 その他大災害 竜巻等の被害が発生し 対策本部長 が発令 した場合 津波の懸念がない場合 F 事務室 津波が懸念される場合 F 第 研修室 < 非常持出し品リスト > 別紙 参照 ( 災害対策マニュアル ) < 任務 > 防災対策上重要事項の決定 指示 命令 報告 職員の帰宅について安全確認後帰宅 指示 救急用具 医薬品の確認 館内のけが人を救出 救護をする 受講生 職員の被害状況を確認する 安全に非難誘導を行う 人数把握し報告する インフラ関連を緊急点検する 出火防止 ( 火気使用設備の使用停止 ) 非常持出品の準備 非常時持ち出し物品の確認 搬出準備 0 通信手段の確保 通信手段の選択 ( 衛星電話等 ) C 8 対策本部の組織 運営 ( 役割機能の明確化 ) 救助 救急活動 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 建物 施設 設備の確認 インフラ ( 電気 水道 回線等 ) の確認 防災用品と非常食の備蓄 情報収集 報告 日本看護協会に県下の被害情報を提供 施設 設備等を緊急点検する 防災用品の確認 搬出準備 交通機関 道路 協会周辺の被災情報を収集 受講生 職員の安否確認 被災情報確認 テナントの被災状況 緊急連絡網で休暇中 帰宅後の職員の安否確認 広報活動 会員への情報伝達手段を確認 F 6 重要書類 データ管理 ( 総務 財務関連 ) 近隣の事業所や住民との連携および協力体制の確認 重要書類 データ管理の確認 搬送準備 災害情報関連の記録 協会の近隣で地震や火災が発生し 被害が出た場合 協力して人命救助や消火活動を行う 6
応急段階 : ~ 日 応急的な復旧活動 N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 C 対策本部 応急的な復旧活動 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 大分県の被害情報の報告 相談をする 日本看護協会と県外からの災害支援ナース派遣が必要かどうか相談して判断する ( レベル,) 災害支援ナース派遣要請受入れ 県及び市対策本部等より派遣依頼があったら災害支援ナース登録施設に派遣要請をする * 大分県看護協会災害時看護支援要綱に基づく 5 災害支援ナース派遣依頼 災害支援ナースの県内派遣 ( レベル ) を判断した場合 * 大分県看護協会災害時支援要綱に基づく 被害状況把握 危険箇所を把握し 危険がある場合は必要な 措置を行う 危険箇所の立入りを禁止するなど 安全管理に十分配慮して作業に取りかかる 6 危険箇所を把握し 補修箇所の応急処置をする 事務所が使用不能の時には 仮事務所を駐車場に設置する ( 一番被害の少ない場所 ) 研修会館の補修箇所の応急処置をする テナントの被害状況の確認及び今後の復旧 罹災建物の警備体制を確保する 罹災建物の警備体制を確保する ( 重要物 個人情報の盗難防止 ) インフラ関連の緊急点検 措置 電気 水道 回線等インフラの確認をし 修理箇所の措置をする 7 二次災害防止 ( 個人情報の盗難防止 ) 電気の設備 器具の安全点検をした後に使用する パソコン 重要書類等の保管に注意し 個人情報の盗難防止に努める 9 物資等調達 供給 出入り業者の被災状況を確認し 物資調達 供給を確認する 関係先との通信手段を確保する 0 通信 手段の確保 被災地の施設との通信手段を確保する 電話 メール FAX の他 あらゆる手段を検討する 会員の安否及び被 害状況の確認 通信手段が確保できたら 各会員施設に連絡 (FAX) を行い 安否 被害状況を確認 F 取引先の情報収集 取引先の被害状況について把握する 事業再開に当たり必要な措置を講ずる 6 近隣の事業所や住民との連携および協力体制の確認 研修会館の被害が少ない場合は 避難場所の提供に協力する ( 一時的な避難場所として ) 7
応急段階 : ~ 週間 仮復旧活動 N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 C 対策本部 仮復旧活動 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 災害支援ナース派遣要請の受入れ 日本看護協会の指示に従って情報提供 報告相談 ( 日本看護協会に応援を要請する場合 ) 県及び市対策本部等より派遣要請があった場合 * 大分県看護協会災害時支援要綱に基づく 5 災害支援ナース派遣依頼 災害支援ナースの県内派遣 * 大分県看護協会災害時支援要綱に基づく 6 建物の修理 ( 一時移転 ) 会館が損傷した場合 修理を建設会社等に要請する ( 目標復旧日に間に合う計画で ) 建物の早期復旧が困難な場合は 仮事務所を駐車場に設置するか 他の場所に移転を検討する 備品等の修理 調達 机 椅子 キャビネット等の使用可能かどうか確認を行い 使用可 修理必要に分類する 機器類の修理 調達 パソコン 印刷機 AV 機器等の修理の発注を行う 7 情報システムの回復 情報システム等の回線に異常が無いか確認し 業者に依頼する ソフトウエアの破損は バックアップデータを用いて回復させる 会員への被災状況の報告 会員に対して 協会の被災状況 今後の再開の目処 確実な連絡手段 次回の連絡時期を情報提供する 仕入先に対して今後の納品等の状況の説明を求め 取引の調整をする 業者に対する対応 できる限り 納品業者等に対して過日分の支払いを行う 仕入先が納品出来ない場合 他業者での代替を従来どおりに戻すことを原則とする F 復旧資金の確保 修理見積もり 購入見積もり結果から 建物や什器備品の修理費用 購入費用等 復旧に必要な資金を見積もる 損保保険の支払いを受ける 必要に応じて 政府系金融機関等から災害復旧の貸付を受ける 給与支払い 給料日に 職員に対して給料を支払う 8
N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 全職員に対して事業継続方針を説明し 適宜その進捗状況を示す 職員の食事や日用品等を確保する F 生活再建支援 職員や家族が死傷した場合は できる限り配慮する 住居を被災した家族に対しては 仮住居の手配等を検討する 5 廃棄物処理 瓦礫 ( がれき ) 仮置き場に災害廃棄物を種類別に廃棄する 9
復旧段階 : ~ ヶ月 本復旧活動 N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 C 対策本部 本復旧活動 復旧活動終了宣言 () 業務復旧の優先度を検討 () 業務環境の回復 再構築 建物 倉庫等施設の修復 パソコン ネットワーク等情報システム の回復 備品の調達等 () 稼動の確認 物流設備 情報システム その他経営資源に関して稼動確認の報告を受け 全ての復旧を確認したら復旧活動終了宣言し本来の平常時の業務再開に向け準備する 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 大分県災害対策本部及び大分市対策本部の指示を受け 派遣終了日について日本看護協会と協議する 派遣終了日を確認し 収束に向け準備する 災害支援ナース派遣要請受入れ 県対策本部及び大分市対策本部の指示を受け 収束に向け準備する 5 災害支援ナース派遣依頼 県対策本部 大分市の指示を受け 派遣依頼を中止し 収束に向け準備する 6 7 建物 施設 設備等の確認 インフラ ( 電気 水道 回線等 ) の確認 9 物資等調達 供給 建物修理 機器類の修理 備品等の修理を確認し 業務再開に向け準備する 電気 水道 回線等インフラ関連の復旧を確認し 業務再開に向けを準備する 必要な物資が整い 物流環境が回復していることを確認し 業務再開に向け準備する 0 通信手段の確保 電話 FAX メール ホームページ等通信手段が回復していることを確認し 業務再開に向け準備する 情報収集 報告 全会員施設に再度会員の被害状況の調査を F AX で一斉に行い 全容を把握する 広報活動 業務再開の日程についてあらゆる通信手段で広報する 災害支援ナースの活動状況についてホームページ上で情報提供する 0
N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 F 重要書類 データ管理 金品 重要書類 バックアップ用品等全てそろっていることを確認し 業務再開に向けて準備する F 生活再建支援 ( 会員 職員 ) 被災した職員の生活再建に向け支援する 会員の福利厚生に基づきお見舞の手配をする 災害義援金について検討し 看護協会としての方針を決定する 5 廃棄物処理 6 近隣の事業所や住民との連携および協力体制の確認 瓦礫 ( がれき ) 仮置き場の廃棄物処理方法について大分市の災害対策本部と交渉する 近隣での災害復興活動にできるだけ協力する
平常時の業務 N 機能対策項目番号活動内容指示確認備考 C 対策本部 復旧活動終了宣言 防災訓練 防災教育 防災訓練 防災教育の評価をし 今後の課題を整理する 救助 救急活動 救助 救急活動の記録を整理する 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 日本看護協会に災害支援ナースの派遣を要請した過程と活動内容に関する記録を整理し 報告する 災害支援ナース派遣要請受入れ 災害支援ナースの派遣要請があった施設と活動内容の記録を整理する 5 災害支援ナース派遣依頼 災害支援ナースの派遣依頼をした施設の記録 及び活動内容の記録を整理する 6 建物 施設 設備の確認 建物 施設設備の破損 修理状況等の記録を整理をする 7 電気 水道 回線等インフラの確認 インフラ関連の故障箇所 修理状況等の記録を整理をする 8 非常持出品の準備 非常持出し物品 防災用品等使用状況等の記録を整理する 9 物資等調達 供給 物資等調達 供給に関する記録を整理する 0 通信手段の確保 通信手段の選択から各種通信手段が回復するまでの過程について記録を整理をする 情報収集 報告 受講生 職員の安否等被害状況に関する記録の整理をする 広報活動 会員への広報に関する記録の整理をする F 重要書類 データ管理 ( 総務 財務関連 ) 重要書類 データ管理に関する記録の整理をする F 生活再建支援 会員の福利厚生および職員の生活再建支援に関する記録の整理をする 5 廃棄物処理 廃棄物処理に関する記録を整理する 6 近隣の事業所や住民との連携および協力体制の確認 地域貢献活動に関する記録の整理をする
N C 機能 0 項目 災害対策本部の組織 運営 防災訓練 防災教育 救助 救急活動 大分県看護協会 準備段階 会館の耐震化 施設設備保管 管理 組織体制 役割機能の明確化 災害訓練実施 定期的に防災訓練 訓練にあわせて防災教育を行う 救護用具 医薬品の確保 事業継続計画 (Business Continuity lanning:bc) に基づく災害時対応ガイドライン 初動段階 ( 発災当日 ) ~ 日 ~ 週間 対策本部設置応急的な復旧活動仮復旧活動本復旧活動復旧活動終了宣言 館内のけが人の救出 救護 救急搬送 ( 人数把握 報告 ) 応急段階 復旧段階 ~ ヵ月 平常時の業務 防災訓練 防災教育の評価をし 今後の課題を整理する 救助 救急活動の記録を整理する 日本看護協会と災害支援ナース派遣に関して連携 災害支援ナース派遣要請受入れ 災害支援ナース派遣要綱に基づき合同防災訓練 日本看護協会 県 市との協定内容確認 県下の被害情報の提供 日本看護協会と県外からの災害支援ナース派遣が必要かどうか判断 ( レヘ ル,) 日本看護協会の指示に従って情報提供 報告 相談 ( 日本看護協会に応援を要請する場合 ) 大分県の被害状況を日本看護協会に適宜報告 相談する県及び大分市対策本部等より派遣依頼があったら災害支援ナース登録施設に派遣要請 * 大分県看護協会災害時看護支援要綱に基づく 派遣終了日について協議する 日本看護協会から派遣された災害支援ナースの活動状況について情報交換する 収束に向け準備 日本看護協会に災害支援ナースの派遣を要請した過程と活動内容に関して記録を整理し 報告する 災害支援ナースの派遣要請があった施設と活動内容の記録を整理する 5 災害支援ナース派遣依頼災害支援ナース登録施設 登録者確認 災害支援ナースの県内派遣 ( レベル ) と判断した場合 * 大分県看護協会災害支援要綱に基づく 県内派遣者の活動状況の情報収集 派遣依頼を中止し 収束に向け準備 災害支援ナースの派遣依頼をした施設の記録 及び活動内容の記録を整理し 報告する 6 建物 施設 設備等の確認 施設の耐震化 設備の定期点検 施設 設備等の緊急点検 危険箇所を把握し 補修箇所の応急処置 罹災建物の警備体制を確保 建物 備品機器等の確認をし修理依頼 建物修理 機器類の修理 備品等の修理を確認し 業務再開に向け準備 建物 施設設備の破損 修理状況等の記録を整理をする 7 インフラ ( 電気 水道 回線等 ) の確認 電気 水道 回線等ソフト関連の定期点検 インフラ関連を緊急点検 出火防止 ( 火気使用設備使用停止 ) インフラ関連の修理箇所の措置情報システムの回線に異常 二次災害防止 ( 個人情報の盗難防止 ) ないか確認し修理依頼 インフラ関連の復旧を確認し業務 再開に向け準備 インフラ関連の故障箇所 修理状況等の記録を整理をする 8 非常時持ち出し 防災用具 非常食備蓄等確認 定期訓練時に 非常時の持ち出し 防災用品等の点検 非常時持ち出し物品 防災用品の確認 搬出準備 非常持出し物品 防災用品等使用状況等の記録を整理する 9 物資等調達 供給 物資等の調達 供給対策 出入り業者との協定 一覧リスト整備 出入り業者の被災状況確認し 物資調達 供給確認 必要な物資 物流環境が整ったことを確認し 業務再開に向け準備 物資等調達 供給に関する記録を整理する 0 通信手段の確保 通信手段の確保 ( 衛星電話 FAX メール ホームヘ ーシ スマホ等 ) 通信手段の選択 電話 FAX パソコン等の通信手段の補修箇所について修理依頼 通信手段が回復していることを確認し 業務再開に向け準備する 通信手段の選択から各種通信手段が回復するまでの過程の記録の整理をする 情報収集 報告 緊急連絡網の整備 受講生 職員の安否情報 被災情報 交通情報 道路情報 受講生 職員の安否情報 被災情報確認 交通情報 道路情報確認 通信手段が確保できたら 会員の安否 被害状況に関する情報収集 再度会員の被害状況調査しをし 全容を把握する 受講生 職員の安否 被害状況に関する記録の整理をする 広報活動会員への情報伝達手段確保会員への情報伝達手段の確認 協会の被災状況 今後の再開の目処等情報提供 業務再開日程について あらゆる通信手段で広報する 会員への広報に関する記録を整理する F 庶務 財務関連 重要書類 データ管理 災害情報関連の記録 重要書類 データ管理 災害情報関連の記録 取引先の被害状況把握復旧資金の確保 事業再開にあたり必要な措置を講ずる 金品 重要書類 バックアップ用品等全てそろっいることをて確認し 業務再開に向け準備する 重要書類 データ管理等に関する記録の整理をする F 生活再建支援 会員の福利厚生整備 職員の生活再建検討 職員の生活再建についての方針検討 会員の福利厚生に基づきお見舞いの手配をする 必要時義援金活動 会員の福利厚生及び職員の生活再建に関する記録を整理する 5 廃棄物処理 瓦礫 ( がれき ) 仮置き場の確保 災害廃棄物の処理 災害廃棄物処理 災害廃棄物処理方法の検討 廃棄物処理に関する記録を整理する 6 0 地域貢献活動 被災直後から余裕あれば近隣地区の貢献活動に協力する 協会の近隣で被災者や火災が発生した場合 協力して人命救助や消火活動を行う 研修会館の被害が少ない場合は 避難場所の提供に協力する ( 一時的な避難場所として ) 近隣での災害復興活動にできるだけ協力する 地域貢献活動に関する記録を整理する 0