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ロータリーへようこそ世界的組織であるロータリーでは 世界中のロータリアンが リーダーシップの力や職業の専門性を生かしながら 地域社会の問題を解決するために活動し 生涯続く友情を築いています あなたも 自分に合った方法で積極的にロータリーにご参加ください スキルを生かしたボランティア活動 4 活動に生

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日本企業による国外での環境への取り組みに係る

ボランティア行動等実態調査【速報】

JAPANESE (JA) 重点分野の基本方針 重点分野の基本方針について ロータリー財団は以下の点を強調します 1. ロータリー財団は 補助金手続きの効率 および補助金によるプロジェクトの質を高めることを目指しています 2. 各方針の内容は 補助金の受領資格の有無を示しています 3. 受領資格の範

国際ロータリー第 2610 地区富山第三分区東となみロータリークラブ 年度第 1744 回例会 ロータリー財団月間にちなんで 2014 年 ( 平成 26 年 )11 月 5 日ロータリー財団委員会山本武夫 卓話資料 : やさしいロータリー財団の話 ロータリーの友 より 1.26

5. ギャング ( 暴力的グループ ) 反対運動や 人々の間の大きな違い ( 民族的違いなど ) を乗り越えるための活動 ( ただしこれらに限らない ) など 地域におけるマイナスの社会的ダイナミクスに取り組む研修プログラムやキャンペーン 6. 以前に紛争に直接関わっていた当事者間のコミュニケーショ

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2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

自衛隊の補給支援活動に関する特別世論調査 の要旨 平成 21 年 3 月内閣府政府広報室 調査時期 : 平成 21 年 1 月 22 日 ~2 月 1 日調査対象 : 全国 20 歳以上の者 3,000 人有効回収数 ( 率 ):1,684 人 (56.1%) 1 補給支援活動の認知度 平成 21

女性会員の純増: 会員数が49 人以下のクラブは 少なくとも1 名 会員数が50 人以上のクラブは 少なくとも2 名の純増を達成する 会員維持率の向上: 昨年度より 少なくとも1パーセント向上させる 新会員推薦者の増加: 新会員を推薦した会員の比率を 昨年度より 少なくとも1パーセント増やす < 財

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

New International Directors Orientation

3 特許保有数 図表 Ⅰ-3 調査対象者の特許保有数 Ⅱ. 分析結果 1. 減免制度 (1) 減免制度の利用状況本調査研究のヒアリング対象の中小企業が利用している法律別の減免制度の利用状況を 図表 Ⅱ-1 に示す 企業数は延べ数でカウントしている 図表 Ⅱ-1 減免制度の利用状況 この結果から 産業

END POLIO NOWキャンペーン 実施マニュアル

MDG Report 2014

Uモニ  アンケート集計結果

平和な世界を築いていくには もっと多くの平和構築者が必要です ロータリーの平和プログラム ロータリー平和センター では 選り抜かれた関連分野の専門家たちが 平和構築の知識とスキルを磨くために 熱心に研究に励んでいます これらの優秀な平和フェローの候補者を探す上で重要な役割を担うのがロータリアンです

(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

(Microsoft Word - Weekly\223\307\216\322\203A\203\223\203P\201[\203g\222\262\215\270\214\213\211\312\203\214\203|\201[\203g_No.1_Ver.3.0.doc)

第3節 重点的な取り組み

スライド 1

社会通信教育に関する実態調査 報告書

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「北朝鮮による日本人拉致問題に関する特別世論調査」の概要

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市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

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設問 6: あなたは普段どの程度国際的なニュースや情報に接しているか ( 注 ) この設問は2015 年より実施 (1) 毎日 (2) 週に2~3 回程度 (3) 週 1 回程度 (4) 月 1 回程度 8 8 (5)2~3ヶ月に1 回程度 2 3 (6)6ヶ月に

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問 3 問 2 で と回答した方は 上記対策で何を見て知ったか ( 複数回答可 ) % 問 4 問 2で と回答した方は 下記対策で利用したいまたは既に利用しているものは 問 4 何か ( 複数回答可 ) 特定健診 特定保健指導対策 10 (41.9%) がん ( 婦人

データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合

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1 ジカウイルス感染症の認知度 問 1 あなたは, ジカウイルス感染症, いわゆるジカ熱を知っていますか この中から 1 つだけお答えください どのような病気か詳しく知っている 9.1% どのような病気かある程度知っている 44.9% 名前だけ知っているが, どのような病気かは知らない 37.7%

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報道資料

ご参考資料 オーナー経営者経営者の意識調査 - 概要 - 調査期間 2003 年 9 月 1 日 ~10 月 31 日 調査機関日本では ASG グループが本調査の主体になり 日経リサーチ社に調査を委託した 調査の一貫性を保つために 各国のデータの取りまとめは 国際的な調査機関である Wirthli

CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果《概要版》

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<ロータリー情報10分間⑩――2011~12年度>

「社会的課題・SDGsに関する意識調査」~さらなる浸透に向けて、企業に求められるものとは~「社会的課題・SDGsに関する意識調査」~さらなる浸透に向けて、企業に求められるものとは~_損保ジャパン日本興亜

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい


1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

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回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう

政策評価書3-3(4)

小学生の英語学習に関する調査

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参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

インターネット白書2002

報道関係者各位 NEWS RELEASE 2018 年 10 月 9 日ジョンソン エンド ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー 10 月 10 日は 目の愛護デー 小 中 高校の養護教諭 288 名へのアンケート結果を発表 目を取り巻く環境が悪化!? 子どもたちの視力低下が浮き彫りに 6 割の

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図 1 左側は 全病院における病床規模の分布を 右側は回答者施設の病床規模の分布を示す 200 床以上 ~500 床未満 500 床以上では全体に占める割合に比べて回答者の割合がやや高く 200 床未満では やや低い 以下 回答施設全体の統計要約は この点を考慮に入れてみる必要がある 図 1 全病院

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組合員対象 奨学金制度に関するアンケート の集計状況 1. はじめに調査概要とサンプル特性について < 調査概要 > 調査実施期間 2016 年 11 月 16 日 ~12 月 28 日 調査対象 全国の国公立および私立大学の学部学生 院生 回収数 1,745 有効回答数 文責 : 加藤

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

「標準的な研修プログラム《

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

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歯科医院企画提案書

1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一

クラブ会員増強 委員会の手引き クラブ役員キット の一部 226B-JA (512)

Rodrigo Domingues UNDP Borja Santos Porras/UNDP Ecuador UNDP Kazakhstan 2

問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

3 学校の部活動部活動についてについてお聞きします 問 7: あなたは 学校の部活動に参加していますか 学校の部活動に参加していますか 部活動部活動に参加している人は 所属している部活動の名前も記入してください 1. 運動部活動に参加 ( 問 8へ ) 2. 文化部活動に参加 ( 問 9へ ) 3.

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「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

目次 1. 調査概要 Page 2 2. 回答者属性 Page 3 3. 問 1. 地球儀を俯瞰する外交 Page 4 4. 問 2. 日本の国連安保理非常任理事国としての取組 Page 5 5. 問 3. 東アジアの安全保障政策 Page 6 6. 問 4. 女性参画推進における国際的取組 WAW

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2013(平成25年度) 確定拠出年金実態調査 調査結果について.PDF

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. 次世代決済プラットフォームの構築 ネット決済 No. の GMO ペイメントゲートウェイ株式会社と 三井住友カード株式会社を中心としてリアル決済 No. のSMBCグループが 次世代決済プラットフォームの構築に向けた協議を開始 SMBCグループとしては新たな領域への参入となり 事業者にトータルな

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調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

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第2章マレーシア人海外旅行市場の現状

賞 最優秀賞 1 件 賞金 15 万円 副賞 : ハノイ貿易大学での交流のための渡航費用 ( 上限 3 名 ) 優秀賞 2 件 賞金 5 万円 スケジュール スケジュール内容 日程 応募申請書と企画書の提出 5 月 1 日 ~ 6 月 30 日 一次審査結果通知 7 月 23 日 一次審査通過プラン

活動状況調査

平成18年度標準調査票

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

★EU集計表タイプ公表資料

地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主

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出発前に提出が必要な書類 ロータリー クラブでのスピーチの義務 報告書の提出義務 申請時に大学から入学許可が下りている必要性 奨学金の管理 就学期間と学業レベル 国際親善奨学金 グローバル補助金奨学金 地区補助金奨学金 奨学生は財団の奨学金担当部 奨学生は提唱ロータリアンに以 提唱ロータリアンが決定

調査の結果5.xlsx

Transcription:

広報部連絡先 :1-847-866-3237 ROTARY E メール :pr@rotary.org Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA www.rotary.org ロータリーとポリオ撲滅 ポリオポリオは いまだにアジアやアフリカの一部諸国で子供たちの身体の自由を奪い 時には命まで奪い続けています ポリオのウイルスは神経系を侵し 数時間のうちに全身麻痺を起こすこともあります 年齢を問わず感染しますが 特に 5 歳未満の子供に感染のリスクが高いとされています ポリオ プラス 1985 年 国際ロータリーは 世界中の児童をポリオから守る予防接種プログラム ポリオ プラス を発足しました 現在までに ロータリーは 122 カ国 20 億以上の子供たちを守るために 8 億米ドル以上と莫大なボランティア要員を投入し 貢献してきました 現在 ロータリーは ビル アンド メリンダ ゲイツ財団から授与された 3 億 5,500 万ドルのチャレンジ補助金に上乗せするために さらに 2 億ドルを募金するための活動を行っています この取り組みでは 必要なポリオ ワクチン 運営費 医療関係者 研究室の器材 保健員と親のための教育用資料を提供しています また 各国政府がこの撲滅活動に総計 40 億米ドル以上を寄付することになった背景には ロータリーの大きな貢献がありました 今日のポリオ今日 野生型ポリオ ウイルスが常在しているのは世界で 4 カ国 ( アフガニスタン インド ナイジェリア パキスタン ) を残すのみとなり 2008 年には 2000 件を下回る症例が世界で報告されました 多大な進展が見られた一方で 未だ課題は残されています 予防接種キャンペーンの全般的な質の改善に加え さらなる資金も必要とされています これを受け 各国政府 寄付者 国際機関は ポリオのない世界に向けてのこうした課題に取り組むため 明確な目標を備えた計画を支持しています 世界ポリオ撲滅推進計画地域社会を基盤とした世界的ネットワークを持つロータリーは ポリオ撲滅運動に尽くす全世界的な協同活動におけるボランティア部門 また 民間最大の寄付者として 大きな役割を果たしています 世界ポリオ撲滅推進活動が 1988 年に発足して以来 世界保健機関 (WHO) 国際ロータリー 米国疾病対策センター (CDC) 国際児童基金 ( ユニセフ ) の主導により ポリオの感染を 99 パーセント以上も減らすことに成功してきました 発足当時は 125 カ国以上にポリオが常在し 毎年 35 万人以上の子供たちがこの病気による麻痺障害で身体の自由を奪われていました 活動するロータリアンロータリーの 100 万人以上の会員は 募金活動のほかにも 世界中で行われている大規模な全国予防接種日で時間と資金を捧げ 約 20 億人の児童に予防接種をしてきました 紛争 地理的要因 貧困などが原因で社会の主流から隔てられた人々にポリオの恐ろしさと予防法について伝えるため ロータリアンは あらゆるマスコミ手段を駆使しています また ロータリアンは ボランティア仲間を募り ワクチンの輸送 子供たちへのワクチンの投与のほか 手配面でもさまざまな支援を行っています 永久の遺産 ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

ポリオが撲滅されれば それまで予防接種に投入されていた年間 15 億米ドルが節約されるため この資金を他の公共衛生優先活動に充てることができるようになります またそれ以上に 人々を苦しみから解放することの恩恵は計り知れません ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

ROTARY Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA 広報部連絡先 :1-847-866-3237 E メール :pr@rotary.org www.rotary.org ロータリーと教育 ロータリーは教育を通じて平和を推進しています 1947 年以来 ロータリー財団は 11 億米ドルを超える人道的補助金と教育的補助金を授与してきました ロータリー財団の奨学金は 民間の国際奨学金としては世界最大のものです 補助金は地元のロータリー クラブによって管理されています ロータリーの教育的プログラム 国際親善奨学金 3 カ月から 2 年間までの海外留学のために 年間およそ千口の奨学金が世界中の大学生に授与されています 海外へ渡った奨学生は母国の親善大使としての役割を務めます 1947 年以来 ロータリー財団は 115 カ国以上から 39,000 人を超える奨学生を援助しています 研究グループ交換研究グループ交換 (GSE) は 2 カ国間において 25 歳から 40 歳までの若い専門職従事者が 4 週間から 6 週間にわたる交換訪問を行うものです GSE チームは 職業面 教育面 文化面に焦点を当て さまざまなことを学びます 1965 年以来 106 カ国から 65,000 人を超える人々 (13,541 チーム ) が参加しています 青少年交換毎年 世界中の 8 千人余りの十代の学生が 海外でその国の歴史 言語 文化を学んでいます この学生たちも また 親善大使としての役割を務め 世界理解と平和を推進しています 大学教員のためのロータリー補助金発展途上国の教育機関において最高 10 カ月間 教鞭を執る大学教員に毎年授与される補助金です ( 年間およそ 30 人 ) 1985 年以来 486 人の大学教員がこのプログラムに参加しています ロータリー世界平和フェローシップこのプログラムでは 将来に外交官やリーダーとなる対象に 平和構築と紛争解決の方法についての研修が行われます 平和と紛争解決の分野における国際問題研究のため 提携大学 8 校のいずれか 1 校で学ぶロータリー世界平和フェローが 毎年 最高 110 名まで選出されます フェローは 平和研究 紛争解決 国際関係の分野の修士号 または平和と紛争研究の分野の修了証を取得します 2002 年以来 75 カ国以上から約 339 人のフェローが参加し その費用は 2,300 万ドルを超えています 提携大学は デューク大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校 ( 米国 ノースカロライナ州 ) サルバドール大学 ( アルゼンチン ブエノスアイレス ) ブラッドフォード大学 ( 英国 ウェストヨークシャー州 ) 国際基督教大学 ( 日本 東京 ) カリフォルニア大学バークレー校 ( 米国 カリフォルニア州 ) クイーンズランド大学 ( オーストラリア ブリスベーン ) チュラロンコーン大学 ( タイ バンコク ) です ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

ROTARY Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA 広報部連絡先 :1-847-866-3237 E メール :pr@rotary.org www.rotary.org ロータリーと水 ロータリーは きれいで安全な水の重要性を認識し 水問題への取り組みを最優先事項の一つとしてきました 簡単で維持可能な技術を使い 自宅から比較的近い距離で安全な水が得られるようにする活動を支援するため ロータリーは約 33,000 の奉仕クラブによる独自のネットワークを活用しています このネットワークの利用は 世界各地のさまざまな規模のロータリー プロジェクトに反映されています ロータリーは 発展途上国の水問題に取り組むため 非政府組織 企業 各種機関と協力するほか ロータリー クラブの会員が貯水や浄水 水の供給に関わるプロジェクトを毎年実施しています こうした活動はすべて 援助を必要としている地域社会に安全な飲料水を提供することを目標としています ロータリーの水プロジェクト例 草の根レベルで強力な基盤を持つロータリーを評価した米国国際開発庁 (USAID) は 国際 H 2 O 協力 と呼ばれる新しい提携関係をロータリーと結びました この協力の下 発展途上国において長期的かつ持続可能な水 衛生プロジェクトが実施されます 国際 H 2 O 協力 ではまず ドミニカ共和国 ガーナ フィリピンで活動が開始され これら最初の活動が成功した後でほかの国でも活動が実施される予定です 各国での提携活動には USAID とロータリーが合同で資金を提供し 最初の投入額は 1 国につき 200 万米ドル以上になると見込まれています ドミニカ共和国では これまでに ロータリー クラブが 1 万 8 千個以上のバイオサンド フィルターを設置する支援を行ってきました このように低コストで簡単な設備は 単価がわずか 60 セントであるにもかかわらず 下痢の発生率を 40 パーセントも減らすことができます このような下痢発生率が劇的に低下すれば 発展途上国における子供の死亡率の低下にもつながります この活動に カナダ 米国 カリブ海諸国から約 120 のロータリー クラブが参加しています 米国 バージニア州のバメンダ キャメルン シャルロットズビルの 3 つのロータリー クラブは バージニア大学工学部の学生たちと共に水プロジェクトに取り組みました ロータリー財団からの 13,500 ドルの補助金が充てられたこのプロジェクトでは きれいな水を 5 万人に供給するための貯水槽 3 基と配管システムが設置されました これらのクラブは 3 段階から成るこのプロジェクトに 18,500 米ドルを寄付しました プロジェクトは 2010 年に完了の予定です スリナムのパラマリボ ロータリー クラブは ドイツ オランダ 米国のクラブと協力し 新しい水システムを設置する 73,000 米ドルのプロジェクトを実施しました このプロジェクトでは 貯水槽 フィルター ポンプが備えつけられ 設備の作動には太陽熱パネルが利用されています アルコア財団 地元支援のためのカナダ基金 (Canada Fund for Local Initiatives) ゲオルグ フィッシャー クリーンウォーター財団 (Georg Fischer Clean Water Foundation) からも財政的支援が寄せられました 米国ニューヨーク州のロータリー クラブは タイのエイズ患者を治療するクリニックに総合的な配水システムを導入しました クラブはまた ホンジュラスのチュラテカの住民のために水フィルターを製造し これを届けるプロジェクトも始めました これまでに 2,300 のフィルターが届けられ 最終的には 2,800 のフィルターを提供する予定です 同様のプロジェクトはエルサルバドルでも始められました ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

ROTARY Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA 広報部連絡先 :1-847-866-3237 E メール :pr@rotary.org www.rotary.org ロータリーの統計の概要 (2008 年 6 月 30 日現在 *) 国際ロータリー 会員ロータリーにおける女性会員インターアクト クラブ (14~18 歳 ) 創設 1962 年ローターアクト クラブ (18~30 歳 ) 創設 1968 年 ロータリアン数 :1,231,483 人ロータリー クラブ数 :33,270 クラブ新クラブ数 :696 クラブロータリー地区数 :532 地区国および地域数 :200 以上ロータリー クラブは 7 大陸全域に所在 女性会員数 ( 推定 ):191,000 人以上女性会員のいるクラブ数 ( 推定 ):26,367 クラブ 会員数 ( 推定 ):272,918 人クラブ数 :11,866 クラブ国および地域数 :132 会員数 ( 推定 ):171,856 人クラブ数 :7,472 クラブ国および地域数 :162 ロータリー地域社会共同隊 隊員数 :6,522 人 創設 1986 年 国および地域数 ( 推定 ):77 ロータリー青少年交換プログラム創設 1929 年 年間参加者 ( 推定 ):8,000 人以上プログラムに参加している国と地域数 :115 以上 国際ロータリーのロータリー財団 プログラム補助金補助金と経費の総額 2 億 2,750 万ドルの内訳は以下の通りです と経費の総額 2007-08 会計年度ポリオ プラス :1 億 2,670 万ドルマッチング グラント :4,380 万ドル地区補助金 :640 万ドル保健 飢餓追放および人間性尊重 (3-H) 補助金 :530 万ドル国際親善奨学金 :1,410 万ドル研究グループ交換 :440 万ドルプログラム運営費総額 :1,950 万ドルロータリー世界平和フェローシップ :460 万ドルその他 :270 万ドル プログラム補助金と経費の総額 (1947 年以来 ) 20 億 3,400 万ドル

つづき ( ロータリー財団 ) ロータリー財団への総額 2 億 4,570 万ドルの内訳は以下の通りです 寄付年次プログラム基金 :1 億 1,480 万ドル恒久基金 :1,390 万ドルポリオ プラス基金 :1 億 1,410 万ドルその他の基金 :290 万ドル ポール ハリス フェローフェローの数 :11,126,784 人 1957 年に最初のポール ハリス フェロー認証 年間寄付の 70 パーセントはポール ハリス フェロー認証から ロータリー財団ベネファクターベネファクター総数 :77,776 人 国際親善奨学金 1947 年以来授与された奨学金は 115 カ国以上から 39,000 口以上 創設 1947 年 2007-08 年度 72 カ国から 673 名の奨学生が 73 カ国に留学 研究グループ交換参加者 :106カ国から 65,000 人 (1965 年以来 ) 創設 1965 年現在までの補助金総額 :1 億ドル以上参加国 :106カ国 2007-08 年度の補助金授与額 :440 万ドル 地区補助金 地区補助金を受理した国の数 :65 カ国 創設 2003 年 2007-08 年度に承認された補助金の数 :389 口 2007-08 年度の補助金授与額 :640 万ドル マッチング グラントマッチング グラント プロジェクトの数 :29,000 件創設 1965 年プロジェクト国の数 :199 カ国新たに承認された補助金の数 :2,424 口 2007-08 年度の補助金授与額 :4,380 万ドル 保健 飢餓追放および人間性尊重 (3-H) 補助金プログラム 1978 年以来 77 カ国の 324 件のプロジェクトに 米貨 8,400 万ドルが授与される 2007-08 年度に 19 件の新たなプロジェクトが承認され 530 万ドルが授与される ポリオ プラス創設 1985 年 現在までの寄付額 :7 億 5,700 万ドル 2007-08 年度の補助金授与額 :1 億 2,670 万ドル * ロータリーの会計年度は 7 月 1 日に始まり 6 月 30 日に終わります

ROTARY Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA 広報部連絡先 :1-847-866-3237 E メール : pr@rotary.org www.rotary.org ロータリーと保健 ロータリーは その巨大で国際的な草の根ネットワークを通じて 十分な医療が受けられない人々の健康を脅かす様々な健康上のリスクに取り組むため 全世界で地域社会に根ざしたプロジェクトを率先して実施しています ポリオ撲滅 1985 年 ロータリーは 世界でポリオ撲滅を目指すロータリーの主要プログラム ポリオ プラス を発足しました 1988 年 ロータリーは 世界ポリオ撲滅推進計画を主導するため 世界保健機関 (WHO) 米国疾病対策センター (CDC) 国際児童基金 ( ユニセフ ) と協力関係を結びました この世界ポリオ撲滅推進計画は 公共機関と民間組織の協力として前例のないものであり ポリオの感染を 99 パーセント以上も減らすことに成功しました 2009 年 ビル アンド メリンダ ゲイツ財団から ロータリーに対し ポリオ撲滅を目的とする 3 億 5,500 万ドルの補助金が授与されました これを受け ロータリーは 今後 3 年間に独自に 2 億米ドルを募金し この補助金に上乗せすることを約束しました 今回の補助金は ゲイツ財団がこれまで提供した補助金の中で最も高額のものであり ポリオ撲滅という目標へ向けた ロータリーのビジネスモデルに基づくアプローチが高く評価されたことを物語っています 20 億人近い世界中の子供たちに予防接種を行うため ロータリーは 8 億米ドル近くを寄付し 無数のボランティア活動を行ってきました ポリオ撲滅に対する貢献は 民間部門による世界の保健推進活動に対する支援としては 史上最大のものとなっています ロータリー クラブは ポリオ撲滅活動に加え 保健医療や医療品の提供 HIV/ エイズの予防と治療 世界のマラリア発生地域でのマラリア根絶活動など 保健問題に幅広く取り組んでいます その他の保健プロジェクトの例 ドイツ オーストリア ナイジェリアのロータリー クラブは 妊婦の死亡率を減らすための包括的なアプローチの必要性を認識し ナイジェリアのカヌ州とカドゥナ州において 120 万ドルの試験プロジェクトを開始しました このプロジェクトは 500 万人の妊婦の健康を改善し 産科フィスチュラ ( 陣痛が長引くことにより女性が慢性的に排泄のコントロールを失い その多くは死産をもたらす疾患 ) を予防 治療することを目的としています インドのコインバトール ギャラクシー ロータリー クラブは 同国の青少年 スポーツ省大臣であるネール ユーラ ケンドラ氏の協力の下 エイズ認識キャンペーンを実施しました キャンペーンでは 10 キロメートルのラリーが行われたほか 大学生 3,000 人とアーチストのグループが 町中の市場でダンスや演劇の路上パフォーマンスを行いました イタリアのナルド ロータリー クラブは イタリアとハイチの財団およびハイチ ロータリー クラブと協力して ハイチでのマラリア プロジェクトの第 1 段階を実施しました 同クラブは 15,000 服のマラリア予防薬を製造 配給し 財団の援助の下 現地へ赴き 政府の規制を満たし プロジェクトに対する現地の人々の信頼を得ました ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

ROTARY Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA 広報部連絡先 :1-847-866-3237 E メール :pr@rotary.org www.rotary.org ロータリーとは 国際ロータリーは 事業と専門職務に携わるリーダーによるボランティア団体で 人道的奉仕活動を行いながら 世界の親善と平和の確立に寄与しています 世界 200 以上の国や地域に 33,000 のロータリー クラブが存在し 約 120 万のロータリー クラブ会員が活動しています ロータリーは 1905 年にシカゴで創立され 2005 年に奉仕の百周年を祝いました ロータリー財団は 21 億米ドル以上の補助金を授与し これらの補助金はロータリー クラブによって地域レベルで管理 活用されています ロータリーの目的は何かロータリー クラブは 人道的 教育的活動および異文化交流活動を通じて 地域社会の改善を行うことを目指しています クラブは 他国のクラブと協同関係を結ぶことで 国際理解を推進しています またロータリーは すべての職業における高い道徳的水準を奨励しています ロータリー クラブは何をするのかロータリー クラブは ニーズを抱えた何百万という人々に保健医療や医療機器 清浄な飲用水 食糧 職業訓練 青少年の育成 教育を提供することによって 地元と海外で重要な問題に取り組んでいます ロータリーが重点を置いている分野には次のようなものがあります ポリオの撲滅 :1985 年 国際ロータリーは 世界中の児童をポリオから守る予防接種プログラム ポリオ プラス を発足しました 現在までに ロータリーは 122 カ国 20 億以上の子供たちを守るために 8 億米ドルと莫大なボランティア要員を投入し 貢献してきました 現在 ロータリーは ビル アンド メリンダ ゲイツ財団から授与された 3 億 5,500 万ドルのチャレンジ補助金に上乗せするために さらに 2 億ドルを募金する活動を行っています この取り組みでは 必要とされているポリオ ワクチン 運営費 医療関係者 研究室の器材 保健員と親のための教育用資料などを提供しています また 各国政府がこの撲滅活動に総計 40 億米ドル以上を寄付することになった背景には ロータリーによる大きな貢献がありました 地域社会を基盤とした世界的ネットワークを持つロータリーは ポリオ撲滅運動に尽くす全世界的な協同活動におけるボランティア部門として 大きな役割を果たしています ボランティアとして活動する会員は 各国の保健省 世界保健機関 (WHO) ユニセフ 米国防疫センター (CDC) と協力し ワクチンの運搬 社会の動員をはじめ その他の手配を援助しています 平和 : 明日の平和維持活動家や外交官を育てる活動の一環として 毎年 110 名までのロータリー世界平和フェローが 平和と紛争解決の分野における国際問題を学ぶために 提携 8 大学のうち 1 校に留学します 2002 年以来 75 カ国以上から約 339 人のフェローが参加し その費用は 2,300 万ドルを超えています 国際教育 : ロータリーは 民間の組織としては世界最大の国際奨学金を提供しています 毎年およそ千人の大学生に 海外留学のためのロータリーの奨学金が授与されています また 各地のロータリー クラブは高校生の交換留学プログラムも行っており 毎年 8 千人近い高校生を 3 カ月から 1 年の外国留学に送り出してきました 人道的プロジェクト : ロータリー クラブは 毎年 何千もの人道的奉仕プロジェクトを実施します ボランティアによるこれらのプロジェクトでは 飢餓 貧困 疾病 非識字といった紛争の根本的原因に取り組んでいます 識字率向上 : ロータリー クラブは 世界中で識字率を高めるための活動を行っています 集中言語能力助長プログラム (CLE) と呼ばれるロータリーが開拓したユニークなプログラムは 資金が非常に限られている発展途上国で大きな効果を上げてきました タイでは 同プログラムが大きな成果を収めたことから タイ政府は国全体のプログラムとしてこの学習方法を採り入れました 水保全 : 清浄な水の重要性を認識した多くのロータリー クラブが 清浄な飲み水を必要とする地域社会 特に発展途上国の人々が飲み水を得られるよう 井戸を設置したり 水処理システムや配水システムを作る援助をしています ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

ROTARY Rotary International One Rotary Center 1560 Sherman Avenue Evanston, IL 60201 USA 広報部連絡先 :1-847-866-3237 E メール :pr@rotary.org www.rotary.org ロータリーと平和 ロータリーは 200 以上の国と地域のボランティア 120 万人が集まるネットワークを活用し 世界平和と国際理解を築くことに献身しています ロータリー クラブの会員は 非識字 疾病 飢餓 貧困 飲料水の不足 環境問題といった争いの根本的な要因に取り組むため 地元や海外で人道的プロジェクトを行っています ロータリーは 平和および紛争解決の分野における国際問題研究のためのロータリー センター を設立するために 世界の主要大学 8 校と提携しています 世界や地域社会の次世代のリーダーたちを対象に 世界から戦争や暴力の脅威を減らすのに必要な知識やスキルを学んでもらうため 毎年 ロータリーは 修士号取得のためのフェローシップ 60 口 専門能力開発の修了証取得のためのフェローシップ 50 口を授与しています 国際問題研究のためのロータリー センターは 6 カ国の主要大学内に設置されています これらの大学は 国際基督教大学 ( 日本 ) サルバドール大学 ( アルゼンチン ) ブラッドフォード大学 ( 英国 ) クイーンズランド大学 ( オーストラリア ) カリフォルニア大学バークレー校 ( 米国 ) デューク大学 / ノースカロライナ大学チャペルヒル校 ( 米国 ) チュラロンコーン大学 ( タイ ) です ロータリー センターの学友 ( 元フェロー ) は 草の根で活動する各地の非政府組織 コンサルティング団体 各国政府 軍事 警察 国際組織など幅広い分野で活躍し その就職先は 国連 世界銀行 国際移住機関 米州機構などさまざまです 以下は 2006-08 期生までの全学友に関する統計です (2009 年 3 月現在 ) 数字には ブラッドフォード大学からの 2007-09 期生も含まれています これまで 333 名の平和フェローが 現在の就職状況についてロータリー財団に報告してきています 99 人が NGO または平和関係の仕事に携わっている (30%) 74 人が政府機関で働いている (22%) 42 人が新たに平和関連分野の修士課程を履修している (13%) 33 人が教師または教授になっている (10%) 29 人が研究または学術支援に携わっている (9%) 17 人が国連機関に勤務している (5%) 8 人が世界銀行に勤務している (2%) 8 人がジャーナリストになっている (2%) 3 人が弁護士または法律分野の仕事に就いている (1%) 10 人は銀行家 人事専門職 事業主をはじめ 上記以外の仕事に関与している (3%) 10 人は 平和関連の仕事に就くために積極的に就職活動をしていると報告 (3%) ロータリーとは 事業と専門職務に携わるリーダーが世界的に結び合った団体です 世界 200 以上の国と地域に 120 万人の会員を擁し 人道的奉仕を行い 世界における友好と平和の確立に努めています

RI 広報に関するアンケート調査から得られた結果報告 会員増強部と広報部が共同で ロータリー世界での広報の実践に関するアンケート調査を行いました 本調査の目的は ロータリーの広報において現在利用されている広報材料や広報活動 また RI からクラブに提供された広報資料についての認識や効果に関する情報を把握することにあります 概要報告 要約すると 広報活動により地域社会のロータリー活動に対する認識 新会員の勧誘 クラブへの寄付額が高まったと感じた回答者が 50% 以上であったの対し 広報活動により会員維持および RI のロータリー財団への寄付額に影響があったと感じた回答者は 50% 以下にとどまりました また クラブの 80% は年次計画に広報を盛り込み 77% は個別の行事やプロジェクトに併せて定期的に広報活動を行い 68% は常任で広報委員長の役職を設けています 広報委員会を設置しているクラブでは 通常 委員 ( 委員長も含む ) の数を 3 名としています さらに 回答者の 62% が 7 年前と比べてクラブの広報活動が増えたと答え また 半数が 2 年前と比べて増えたと答えています 回答者の 91% は新聞で掲載されたことがあると報告し ラジオやテレビの放送 インターネットや掲示板への掲載を確保したことがあるのは 50% 以下にとどまりました 広報枠を確保したことのある回答者は インターネットへの掲載が最も簡単で テレビでの放送が最も難しいとう感想を抱いています 人類のために活動する キットのいずれか (I または II) または両方を利用したことがある回答者は 公共奉仕広告を掲載する媒体としては新聞が最も人気があると述べました 広報活動の 3 つの最大の障壁と思うものを選ぶという問いに対し 上位の回答は以下の通りでした 1. メディアからの関心がないこと 2. 広報活動のための資金がないこと 3. 広報についての研修がないこと 4. すぐに利用できる広報材料がないこと クラブがなぜ RI が提供する参考資料 リソースを利用したことがないかという問いに対し 資金不足がその理由として挙げられました 参考資料 リソースが 高すぎる / 資金不足 という報告が寄せられました また 回答者には RI 広報補助金に関する説明文を提供し いくつかの質問について尋ねました 回答者によると 広報補助金について知っていると答えたのは わずか 42% でした ただし 86% は 今後も補助金が継続される場合 これを申請することを検討すると回答しています 広報についての研修が行われないことに関し RI の広報資料がメディアによる掲載 ( 放送 ) をいかにして確保するかについて適切な手引きとなっているかという問いに対し 回答者の 62% は はい ( 適切 ) と答え 38% は いいえ ( 不適切 ) と答えました いいえ と答えた回答者に詳しく説明してもらったところ 資料について最も多かった回答は以下の通りでした 1. 地元のニーズ / 必要条件について触れていない 2. 研修会を開くことで内容を補充する必要がある 3. 一般的かつあいまいすぎる 4. クラブ用の具体的な計画が必要である 5. 内容が複雑で詳細すぎる 1

最も多かった回答 地元のニーズ / 必要条件について触れていない は常に懸念材料とされています RI の広報メッセージは 地域にとって文化的に適切であるかどうかという問いに対し 73% は はい ( 適切 ) 27% は いいえ ( 不適切 ) と答えました また 地域ごとに回答を詳しく調べてみたところ 文化的な適切性として 西ヨーロッパの 60%( 最低 ) から 日本のほぼ 80%( 最高 ) にまで分かれ 後者は米国の数字に匹敵しました RI の広報メッセージが地域にとって文化的に適切なものではないと答えた回答者には 詳しく説明してもらいました 最も多かった回答は 1. 資料に地元のプロジェクトが紹介されておらず 地元の問題に関連ししたものを扱っていない 2. 文化と慣習が違いすぎる 3. 米国を対象とした内容になりすぎている ( 哲学的な面 または物事の描写方法などにおいて ) 4. 資料が地元言語で提供されていない 研修の話題をさらに掘り下げてみたところ 広報についての研修を受けたことがあるのは回答者のわずか 34% のみでした また 研修を受けたことのあるほとんどの回答者は 会長エレクト研修セミナー (PETS) において 地区広報委員長から研修を受けたということでした しかし この研修はクラブ会長エレクトのみを対象としたもので クラブ広報委員長と委員にこの研修行事への参加が認められていることはほとんどありません 地区協議会で研修を行う方が クラブ広報委員長と委員が参加できる研修としてふさわしいと 50% 以下の回答者が答えました 研修を受けるのに最適な会合は何であるかという問いに対し その他 と答えた回答者のほとんどは 広報についての研修のみに焦点を当てた個別の会合を開くことを望んでいると述べました すぐに利用できる広報材料がないことに関し 国際ロータリーは 情報を掲載したパンフレット 公共奉仕広告 広報を紹介した手引書 ニュースレターを含め クラブ用に多くの広報資料を作成しています RI が作成した 11 の広報資料について知っているかという問いに対し 回答者は以下のように述べました 回答者の 50% 以下は 人類のために活動する I- ポリオ撲滅 および 効果的な広報 : ロータリー クラブのための指針 について聞いたことがあると述べた 40% 以下は rotary.org の 効果的な広報 のページは 国際奨学金を通じて平和を推進する および 人類のために活動する II 教育を通じて平和を推進する について聞いたことがあると述べた 20% 以下は PR Tips (E メールのニュースレター ) および 5 つの簡単な方法 : 公共イメージ プロジェクトのための指針 について聞いたことがあると述べた 人類のために活動する II- 平和を推進する PR Tips(E メールのニュースレター ) 5 つの簡単な方法 : 公共イメージ プロジェクトのための指針 が特に認知度 利用度が低いと見られますが 実際の利用者の間では 3 資料ともすべて実用性において比較的高い評価を受けています 回答者に RI 公共イメージ支援グループに関する説明文を提供し いくつかの質問について尋ねました 回答者によると RI 公共イメージ支援グループについて知っているのはわずか 21% のみである 公共イメージ支援グループ コーディネーターが誰かを知っているのはわずか 15% のみである 2

コーディネーターが誰かを知っている人のうち o 17% は コーディネーターから支援を受けたことがある o 37% は コーディネーターから支援を必要としない o 46% は コーディネーターからまだ連絡がない 最後に クラブの 79% は RI からの広報への支援をさらに望んでいると答えました どのような支援を望んでいるかを知るため 最も RI に提供してもらいたい参考資料 リソースは何かをクラブに尋ねました 1. すぐに使用できる広報材料をもっと提供する 2. 地域用にもっと簡単に独自の内容に修正することができる広報資料を作成する 3. 地域用に独自の内容に修正することができる広報資料をもっと提供する 4. 広報に関する既存の研修資料について もっと周知させる 3

結果報告 この調査書は 2006 年 10 月 9 日 無作為に抽出された世界 3,269 のロータリー クラブに送られました 広報の推進計画は長期間にわたり 不特定多数の人々が関与する可能性があるため 本調査書への記入は 近年 クラブ内で広報活動を担当してきた 3 名から 4 名の会員を集めてグループで行うよう指示されました 複数の会員による調査書の記入が要請されたのは ある年度に特定の一個人が指導する広報活動ではなく クラブの広報の全般的傾向を把握できるようにするためでした 2006 年 12 月 1 日までに 756 件の回答が RI へ提出され は 23 パーセントとなりました 調査回答は 63 の国と地域 370 地区を代表しています 以下は その調査結果です 広報へのアプローチ 広報に関する回答者の一般的な考え方を知るため 広報活動が以下の要素に与えた影響 ( 高まったか 低まったか または 変化がなかったか ) について回答者に尋ねました 下表に示した通り 50% 以上の回答者は 広報により地域社会のロータリー活動に対する認識 新会員の勧誘 クラブへの寄付が高まったと感じたのに対し 広報により会員維持および RI のロータリー財団への寄付に影響があったと感じた回答者は 50% 以下にとどまりました クラブへの寄付 広報による影響 ロータリー財団への寄付 会員維持 新会員の勧誘 高まった変化なし低下した ロータリー活動に対する地域社会の認識 0% 20% 40% 60% 80% 100% また 以下のことがわかりました 80% のクラブは 年次計画に広報を盛り込んでいる 77% のクラブは 個別の行事やプロジェクトと併せて定期的に広報を実施している 68% のクラブは 常任で広報委員会委員長の役職を設けている 広報委員会を設けているクラブでは 通常 委員 ( 委員長も含む ) の数は 3 名としている 90% のクラブは 地区のリーダーが 広報の重要性を強調していると述べている 4

クラブの広報活動が増えたか 減ったか または 変わらないかを判断するため クラブは 現在の広報活動を 2 年前 5 年前 7 年前の活動と比べるよう求められました その回答が以下の図表にまとめられています クラブの広報活動における変化 7 年前比 5 年前比 2 年前比 増えた 変わらない 減った 0% 20% 40% 60% 80% 100% 57% のクラブは ウェブサイトを設けていると答えています その中で 84% は ウェブサイトに一般の人々にクラブを紹介する内容を掲載していると述べました 以下の図表は クラブがウェブサイトをどれくらいの頻度で更新しているかを表しています ウェブサイトの更新頻度 毎年 15% 毎四半期 17% 毎週 40% 毎月 28% メディアによる掲載 ( 放送 ) の経験のほどを把握するため さまざまなメディアにおいて掲載 ( 放送 ) を確保したことがあるかどうかをクラブに尋ねました 下表に示されている通り ほとんどは新聞による掲載を確保したことがあると答えましたが ラジオ インターネット テレビ 看板による掲載 ( 放送 ) を確保したことがあるという回答者は 50% 以下にとどまりました 確保された広報枠 新聞 他の印刷メディアラジオインターネットテレビ看板 確保した確保しなかった 0% 20% 40% 60% 80% 100% 5

いずれかのメディアで広報枠を確保したことがあると答えた回答者には 広報枠を確保する際の状況について述べてもらいました 以下の図表に示した通り ほとんどの回答者は 広報枠を確保するのは比較的簡単だったとしており 中でもインターネットが最も簡単 テレビが最も難しいと答えました 広報枠確保の状況 とても簡単 6 5 4 4.91 4.62 4.56 4.45 4.34 4.00 3 2 非常に難しかった 1 次に 地域における広報活動の最大の障壁と思われるもののうち 3 つをクラブに選んでもらいました その回答が以下の図表にまとめられています 広報活動の最大の障壁 メディアからの関心がないこと 広報活動のための資金がないこと 広報についての研修がないこと すぐに利用できる広報材料がないこと メディアが他団体に関心を寄せていることによる競合関係 クラブに広報に対する熱意がないこと ニュース性のあるロータリー行事がないこと その他 0 50 100 150 200 250 300 350 400 回答数 クラブが直面している障壁をさらに深く理解するため 当てはまる回答がない場合は その他 の理由を記入するよう回答者に選択肢が与えられました その他 という回答の中で最も多かったのは 時間がない や 広報に充てるほど十分な会員数がない などでした 参考資料とリソース 国際ロータリーは 情報を掲載したパンフレット 公共奉仕広告 広報に関する手引書 ニュースレターを含め クラブ用の広報参考資料を数多く作成しています クラブがどの程度これらの多種多様な参考資料やリソースの存在を認識しているか クラブにとってこれらがどの程度役立ってい 6

るか また これらのものを改善するのに RI に何ができるかを判断するため 以下の質問に答えてもらいました 次の参考資料について聞いたことがあるかどうかをクラブに尋ねました また 聞いたことがある場合には 実際に利用したことがあるかを尋ねました 以下の図表に示した通り 半数以上の回答者が聞いたことがあり かつ利用したことがあると答えたのは ロータリー大要 および ロータリーとは のみでした リソースの認識度および利用頻度 ロータリー大要 ロータリーとは ロータリーの基本知識 人類のために活動する I ポリオを撲滅する公共奉仕広告キット 効果的な広報 : ロータリー クラブのための指針 www.rotary.org 上の 効果的な広報 のページ 知っている 利用したことがある 国際奨学金を通じて平和を推進する 人類のために活動する II 平和を推進する公共奉仕広告キット PR Tips (E メールのニュースレター ) 5 つの簡単な方法 : 公共イメージ プロジェクトのための指針 子供たちにロータリーについて話そう 0% 20% 40% 60% 80% 100% クラブが利用したことがある参考資料 リソースについて 回答者は 以下の基準を用いて実用性を評価するよう尋ねられました その結果をまとめたものが以下の表です 1 = 全然役立たなかった 2 = 多少役立った 3 = ある程度役立った 4 = 大変役立った 平均評価点 3.22 ロータリーの基本知識 3.16 ロータリー大要 3.12 ロータリーとは 参考資料 リソース 3.09 人類のために活動する II - 平和を推進する公共奉仕広告キット 3.04 PR Tips(E メールのニュースレター ) 3.03 5 つの簡単な方法 : 公共イメージ プロジェクトのための指針 3.02 人類のために活動する I ポリオを撲滅する公共奉仕広告キット 2.99 www.rotary.org 上の 効果的な広報 のページ 2.99 効果的な広報 : ロータリー クラブのための指針 2.90 国際奨学金を通じて平和を推進する 2.86 子供たちにロータリーについて話そう 7

上表に示してある通り ほとんどの参考資料は ある程度役立った という評価を受けました ロータリーの基本知識 ロータリーの大要 ロータリーとは の 3 資料に関しては ( 前の図表を参照 ) 知名度と利用頻度が最も高い上に 実際の利用者による評価も最も高いものです ( 表を参照 ) 出版物 Tell Children Your Rotary Story( 子供たちにロータリーについて話そう ) ( 英語 ) は 知名度 利用頻度が最も低かっただけでなく 評価も最低となりました 人類のために活動する II 平和を推進する PR Tips (E メールのニュースレター ) 5 つの簡単な方法 : 公共イメージ プロジェクトのための指針 は ほとんど知られておらず 利用頻度の低い資料であったにもかかわらず これらの 3 資料を実際に利用した人からは比較的高い評価を受けていたのは興味深い結果でした 使用した資料の実用性を評価した後 クラブには 利用しなかった資料に焦点を移し 利用しなかった理由を説明してもらいました 回答者の大半は 資料の存在自体を知らなかったか または 全般的な認知不足を理由に挙げました 資料の認識度については 前の問いで すでに明らかにされているため 以下の回答結果には盛り込まれていません 残る以下の回答は クラブが一定の RI 資料を利用しない理由です 1. 資料に対する知識不足または資料について知らなかった 2. 広報活動の時間が取れなった 3. クラブ会員に広報に対する関心がない 4. 資金がかかりすぎる / 資金不足 5. 広報に充てるクラブ会員の人数が足りない (5 位 ) クラブが RI の広報資料を必要としない (5 位 ) 7. 資料の入手方法がわからない (7 位 ) 資料を利用する機会がなかった (7 位 ) 広報メッセージが地域にとって適切でない (7 位 ) クラブが広報活動において 他にどのような RI 資料 ( 調査書の質問 10 に含まれていない資料 ) を利用しているかを尋ねたところ 以下のような回答がありました 1. ザ ロータリアン 誌 / ロータリーの友 2. ロータリーのウェブサイト 3. DVD/ ビデオ (3 位 ) ポスター (3 位 ) 各種のプログラム パンフレット ( 例 : ポリオ プラス RYLA GSE)(3 位 ) RI の広報資料は メディアによる掲載 ( 放送 ) をいかにして確保するかについての適切な手引きとなっているかどうかという問いに対し 回答者の 62% は はい ( 適切 ) 38% は いいえ ( 不適切 ) と答えました いいえ と答えた場合は 詳しく説明してもらいました 以下は 資料について最も多く見られた回答です 1. 地元のニーズや要件が取り上げられていない 2. 直接の研修によって補足する必要がある 3. 具体性に欠け 漠然としすぎている 4. クラブ用の具体的な計画が必要である 5. 内容が複雑で難しすぎる RI の広報メッセージは 現在 地域にとって文化的に適切なものであるか尋ねたところ 73% は はい ( 適切 ) 27% は いいえ ( 不適切 ) と答えました この問いに対する回答における地域ごとの違いを把握するため 以下に地域別の回答の内訳をまとめた表を示しました 8

地域にとって文化的に適切か フィリピン * 中央および東ヨーロッパ * 北米中東および北アフリカ * 日本 ラテンアメリカ サハラ以南のアフリカ インド オーストラリア ニュージーランド 太平洋諸島 西ヨーロッパ RIBI 韓国 * カリブ海諸島 * アジア - ゾーン 4B と 6B * 適切 不適切 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% * この地域はが低かったため 比率には多少の誇張が含まれている場合もあります RI の広報資料の内容が地域にとって文化的に適切でないと答えた回答者には 詳しく説明してもらいました 最も多かった回答は 以下の通りです 1. 資料が地元のプロジェクトについて触れていない / 地元の問題に関連したものでない 2. 文化と慣習が違いすぎる 3. 内容が米国を対象としたものになりすぎている ( 考え方や物事の描写 説明方法などにおいて ) 4. 資料が地元言語で提供されていない 新しい取り組みである 人類のために活動する 公共奉仕広告キットは すべてのクラブに郵送されたため このキットについていくつかの質問を回答者に尋ねました 人類のために活動する I ポリオ撲滅 (2005 年 1 月に送付 ) について o 6% は キットを利用したことがある o 49% は キットを利用したことがない o 45% は キットを受け取った記憶がない 人類のために活動する II 平和を推進する (2006 年 2 月に送付 ) について o 8% は キットを利用したことがある o 46% は キットを利用したことがない o 46% は キットを受け取った記憶がない 人類のために活動する キットのどちらか (I または II) もしくは両方を利用したことがあると答えた回答者には どのメディア機関で公共奉仕広告の掲載 ( 放送 ) を確保したかについて尋ねました 以下の表に示した通り 掲載 ( 放送 ) を確保する媒体としては 新聞に最も人気が集まりました 9

公共奉仕広告が取り扱われたメディア機関 新聞 ラジオ ポスター 雑誌 看板 テレビ 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 研修 クラブが広報の掲載 ( 放送 ) を確保する方法についての研修を必要とするかどうかを判断するため 各種メディアでの確保の方法を知っているかをクラブに尋ねました 以下のグラフに示されている通り 回答者の半数以上は 以下の各メディアにおいて掲載 ( 放送 ) してもらう方法を知っていると述べました 広報枠を確保する方法を知っているか 新聞他の印刷メディアラジオインターネットテレビ看板 知っている知らない 0% 20% 40% 60% 80% 100% いずれかの媒体で 掲載 ( 放送 ) を確保する方法を知っていると答えた回答者には この作業に取り掛かる際の自信度について評価を行ってもらいました 以下の表が示す通り ほとんどの回答者は 取り掛かる自信度を 大体大丈夫 と答え また 最も自信を持って取り掛かることができる媒体として新聞を挙げ テレビの場合が自信度が最も低いという結果になりました 10

広報枠を確保できる自信 大変自信がある 4 大体大丈夫だ 3 3.21 3.02 3.01 2.97 2.83 2.75 多少の不安はあるが大丈夫だ 2 まだ全く不安である 1 回答者の 34% のみが ロータリーの広報の実施方法に関する研修を受けたことがあると答えました これらの回答者には 受けた研修に関する情報について質問をしました 以下の表に示しれている通り ほとんどの回答者は PETS( 会長エレクト研修セミナー ) において広報についての研修を受けました また その他 に記入された回答の中で最も多く見られたのは 地区広報セミナーと地区委員長研修セミナーでした どこで研修を受けたか PETS( 会長エレクト研修セミナー ) 地区協議会地区大会その他 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 以下の表に示されている通り 広報についての研修を実施したのは 主に地区広報委員長 地区研修リーダー 地区ガバナーでした また その他 に記入された回答の中で最も多く見られたのは 外部の広報コンサルタントでした 地区広報委員長地区研修リーダー地区ガバナー ( 現 元 次期 ) ガバナー補佐クラブ広報委員長その他クラブ会長公共イメージ支援グループ コーディネーター RI 広報部担当職員 誰が研修を行ったか 0% 10% 20% 30% 40% 50% 11

以下の表にある通り 研修で最も頻繁に取り上げられる話題は 効果的な広報計画 についてでした 効果的な広報計画 メディアとの協力方法 特別行事の推進 ニュースリリースの作成他団体との協力 新しいタイプのメディア 広報の成果を図る基準 その他 研修で取り上げられた話題 0% 20% 40% 60% 80% 研修カリキュラムに補足されるべき点を把握するため 研修で取り上げられなかった話題で 取り上げられるべきだと思う話題は何であったかについて回答者に尋ねました 最も多かった回答は 1. メディアとの協力方法 2. 新しいタイプのメディアとの協力 3. 効果的な広報計画 4. 効果的な広報メッセージの作成方法 (4 位 ) ニュースリリースの作成 (4 位 ) 6. 他クラブ / 地区との協力 (6 位 ) 資金の調達方法 / 広報資料の入手方法 (6 位 ) テレビおよびラジオでの広報の放送 (6 位 ) 広報についての研修を受けるのに最適な会合はどれかを回答者全員に尋ねました 以下の表に示されている通り ほとんどの回答者は PETS もしくは地区協議会を選びました しかし 特定の会合を選ぶ代わりに その他 に回答を記入する回答者が多く見られました その他 に記入された回答としては 広報に関する研修を別個に設けることを望むという答えが圧倒的多数を占めました その他 広報の研修がクラブ例会またはクラブ協議会で行われることを望むという答えが多かったほか 小規模の IM( インターシティー ミーティング ) もしくは 多クラブ合同の地域会合で研修が行われるべきであるという回答も見られました 広報についての研修を行うのに最適な会合はどれか PETS( 会長エレクト研修セミナー ) 地区協議会 地区大会 その他 0% 10% 20% 30% 40% 50% 12

国際ロータリーからの支援 回答者に RI 公共イメージ支援グループに関する説明文を提供し これについていくつかの質問をしました 回答者によると 21% のみが RI 公共イメージ支援グループについて知っている 15% のみが 担当する公共イメージ支援グループ コーディネーターが誰であるかを知っている 公共イメージ支援グループ コーディネーターが誰であるかを知っている回答者の o 17% は コーディネーターから支援を受けたことがある o 37% は コーディネーターからの支援を必要としない o 46% は コーディネーターからまだ連絡がない 回答者に RI 広報補助金に関する説明文を提供し これについていくつかの質問をしました 回答者によると 42% のみが 広報補助金について知っていた しかし 86% は 今後も補助金が継続される場合 これを申請することを検討すると表明した クラブが RI からの広報支援が増えたか 減ったか または変わらないのいずれと感じているかを判断するため 回答者に 現在の RI からの広報支援を 2 年前 5 年前 7 年前と比べてもらいました その回答が以下の図表にまとめられています RI からの広報支援における変化 7 年前比 5 年前比 2 年前比 増えた 変わらない 減った 0% 20% 40% 60% 80% 100% 79% のクラブは RI からさらに広報支援を増やしてほしいとしています どのような支援を最も望んでいるかを理解するため RI 提供してほしい最も重要なことを特定するよう クラブに求めました その回答が以下の図表にまとめられています 13

RI からどのような支援を望むか すぐに使用できる広報材料をもっと提供する 地域用にもっと簡単に独自の内容に修正することができる広報資料を作成する 地域用に独自の内容に修正することができる広報資料をもっと提供する 広報に関する既存の研修資料について もっと周知させる RI 職員が当地で広報研修を提供する 広報に関する研修資料をもっと提供する その他 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% クラブが望んでいる支援をさらに深く理解するため 当てはまる回答がない場合は その他 に記入するよう回答者に選択肢が与えられました 圧倒的に多かった回答は 広報資金 / 財政支援 でした その他の回答の中には 広報リソースの完全リスト すぐに使用できるようにまとめられたクラブの広報材料のキット 他のクラブ / 地区から集めた広報のベストプラクティス ( 最良の実践方法 ) のリストが含まれました 結論 この調査の結果によると クラブ 地区 国際ロータリーは 広報において大きな成功を収めているところもあるようです しかしながら すべてのレベルで課題が残されていると同時に 改善に向けて活動する機会があるということも この調査で明らかになりました 特定された主な課題のうちの一つは すでに存在する資料の認識についてです 第 7 ページのグラフから参照できるように RI から提供されたほとんどの資料は クラブ レベルにおいて認識が極めて低く 利用頻度ともなるとさらに低いのが現状です 中でも 資料について知っているにもかかわらず利用しないクラブの多くは 資料の内容についての知識が不足している 利用方法や入手方法がわからないなどを理由に挙げています 一方 資料を実際に利用したクラブを見てみると ほとんどは資料が役立つものであったと述べています この事実を考慮すれば クラブがこれらの資料の内容をはじめ 入手方法や利用方法を知ることができれば 広報活動実施の機会に大いにつながるものとみられます これには 内部でクラブや地区に広報の参考資料 リソースをさらに推進する必要があります 特定されたもう一つの重要な課題には 資金があります 広報のための資金不足は 広報活動に対する第 2 の障壁として挙げられ また クラブが一定の RI 参考資料 リソースを利用しない主たる理由としても指摘されました また 資金を確保する方法は 広報の研修で取り上げられるべき最も重要な話題の一つとして挙げられました クラブの 42% のみが 近年支給されるようになった RI 広報補助金について知っていたものの 86% は 今後も継続されれば これを申請することを検討すると述べました 資金不足への多大な懸念と 資金確保への高い関心レベルを考慮すると 今後 RI 広報補助金が継続され また これらの補助金についてクラブの認識を高める取り組 14

みにさらに力が注がれるのであれば 広報活動が実施される機会は大いに増えることになるでしょう さらにもう一つの課題は 広報についての研修です 広報研修の欠如は 広報活動に対する第 3 の障壁として特定され また 回答者の 66% は 広報についての研修をまったく受けたことがないと答えました 研修を受けたことのある回答者のほとんどは 会長エレクト研修セミナー (PETS) で受けたとしています ただし PETS は クラブ会長エレクトだけを対象とし 広報委員長ならびに広報委員会の委員が参加することはまずないと考えてよいものです 広報についての研修がまだ盛んに行われていない現状を考慮すると 今後 広報関連の研修 ( 特に 地区協議会 または クラブ広報委員長や委員が参加できる地元での別個の広報研修会合 ) の実施が盛んになるにつれ 広報活動実施の機会も大いに期待できるようになるはずです また 研修は 広報の経歴または経験を持つ個人が行うのが理想的です クラブは 広報の課題に直面しているものの ほとんどは広報が重要であると感じているようです これは ロータリーの公共イメージを高めるという点において ロータリーの長期計画の強調事項と一致するものです クラブ 地区 国際ロータリーが広報の課題と機会に共に取り組むならば ロータリーは広報の潜在的な力を発揮することができるでしょう 15