農業における豪雨被害に対する総合的な産地再生対策について 豪雨被害鳥獣害防止施設復旧事業 鳥獣被害防止総合対策事業 (43,379 千円 ) 予定 被災した侵入防止柵の再整備に要する経費 [ 補助率 : 国定額 ( 資材費相当 ) 又は国 1/2 県 1/4 ( 市町 1/4)] 鳥獣害防止施設復旧

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保 無保証人での貸付け 4 集出荷施設が被災し 出荷が出来ないなど間接的に被害を受けた農林漁業者に対する農林漁業セーフティネット資金等の貸付利子を貸付当初 5 年間実質無利子化 (2) 被災した農林漁業用施設等を復旧するための施設資金の調達を支援するため 以下のとおり対応 1 スーパー L 資金 農

証料を保証当初 5 年間免除 (3) このほか 被災農林漁業者が意欲を持って経営を再開できるように 以下のとおり要請済み 1 新規融資に際しては 円滑な融通が図られるように 関係金融機関に要請 2 既往融資に関して 償還猶予などの措置を適切に講じるように 関係金融機関に要請 3 災害救助法の適用地域

農業指導情報 第 1 号能代市農業総合指導センター環境産業部農業振興課 発行平成 26 年 4 月 25 日二ツ井地域局環境産業課 確かな農産物で もうかる 農業!! 農家の皆さんを支援します!! 農家支援チームにご相談ください! 今年度 農業技術センター内に農家支援

( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

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公益目的支出計画実施報告

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

平成 30 年梅雨期豪雨対応産地緊急支援事業実施要領 第 1 趣旨平成 30 年の梅雨期 (6 月 28 日 ~7 月 8 日 ) における豪雨及び暴風雨 ( 以下 平成 30 年梅雨期豪雨 という ) により 各地域で作物 農地 農業用ハウス 集出荷施設等に甚大な被害が生じており 農業経営及び農作

( 別添様式 )( 別記様式第 3 号関係 ) 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 神奈川 県農業再生協議会 策定 : 26 年 8 月 1 日 変更 : 26 年 10 月 9 日 第 1 第 2 目標年度 : 平成 27 年度 ( 事業実施最終年度の翌年度 ) 地域の農業生産に係る現状と

1. 対象鳥獣の種類 被害防止計画の期間及び対象地域 対象鳥獣計画期間対象地域 シロガシラ イノシシ キジ平成 27 年度 ~ 平成 29 年度うるま市全域 ( 注 )1 計画期間は 3 年程度とする 2 対象地域は 単独で又は共同で被害防止計画作成する全ての市町村名を記入 する 2. 鳥獣による農

【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

ワープロ一覧(30.7月臨時).xlsx

(別記様式第1号)

現行見直し案見直し理由等 カラス 被害時期 : 通年 ニホンザル 被害対象 : 農作物全般への食害 農業施設へ被害 生活環境被害 ヒヨドリ 被害時期 : 通年 アナグマ 被害対象 : 果樹への食害 被害対象 : 農作物全般への食害 ハクビシン 被害対象 : 農作物全般への食害 住居侵入による生活環境

平成 26 年度補正予算 :200 億円 1

(別記様式第1号)

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1. 対象鳥獣の種類 被害防止計画の期間及び対象地域対象鳥獣イノシシ ニホンジカ ヌートリア アライグマ ハシブトガラス ハシボソガラス ( 以下 カラス類 と言う ) ツキノワグマ ニホンザル カワラバト キジバト ( 以下 ハト類 という ) アオサギ ダイサギ( 以下 サギ類 という ) 計画

どうして GAP を導入するの? 産地や農家が安定した経営を続けるためには 次のような取組が必要です 産地の信頼を守るための体制を作りましょう 安全な農産物の生産は農家の責務です また 産地の農家のうち 1 人でも問題を起こせば 産地全体で出荷停止や商品回収を行わなければならず その後の取引にも影響

農業だより

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

目 次 Ⅰ 集落営農数 Ⅱ 集落営農数 ( 詳細 ) 1 組織形態別集落営農数 2 農業経営を営む法人となる画の策定状況別集落営農数 3 設立年次別集落営農数 4 経営所得安定対策への加入状況別集落営農数 5 人 農地プランにおける位置づけ状況別集落営農数 (1) 中心経営体として位置づけの有無別

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農業者の場合 公的年金は国民年金だけですので 夫婦二人で満額支給されたとしても約 13 万円 ( 月額 ) が支給されます 一方 厚生年金に加入したサラリーマンは平均的なモデル夫婦世帯で22 万円程度は支給されます サラリーマン ( 厚生年金 ) 並の年金を確保するには 追加して年金に加入する必要が

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東部地域の農業 農地の復旧 復興スケジュール 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 市復興ビジョン 復旧 再生期 発展 創出期 仙台の復興 仮設ポンプ設置 基盤整備対策 がれき撤去 排水機能復旧 ( 排水ポンプ場 排水路の改修等 ) 堆積土砂の除去 除塩事

農業経営基盤強化準備金~農業者向けQ&A~

取組の詳細 作期の異なる品種導入による作期分散 記載例 品種名や収穫時期等について 26 年度に比べ作期が分散することが確認できるよう記載 主食用米について 新たに導入する品種 継続使用する品種全てを記載 26 年度と 27 年度の品種ごとの作付面積を記載し 下に合計作付面積を記載 ( 行が足りない

1 1(1)(2) 災害復旧事業 ( 農地 農業用施設等 ) の概要 1. 趣旨 災害復旧事業 ( 農地 農業用施設等 ) は 地震 豪雨等により被災した農地 農業用施設等の早期復旧を行い 農業生産活動の維持と農業経営の安定を図り さらには国土の保全及び農村地域の安定性を向上させることを目的とする

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が

第54回岐阜県農業協同組合職員資格認証試験実施要領(案)

新米の契約取引拡大支援事業 9,000 中核経営体の連携生産及び複数年契約等による県産米の取引モデルを確立 普及することにより 産地間競争に打ち勝つ生産体制の強化や 米価変動の影響が少ない安定した生産 供給体制の構築を図る 予算額 奨励品種 恋の予感 等の大規模流通試験 地域間連携による統一商品づく

農業用施設 災害当初 (9 月 20 日十勝総合振興局報告 ) 被害額 2,352,321 千円 内訳 ため池 5か所 85,200 千円頭首工 1か所 240,000 千円水路 33 か所 1,942,161 千円道路 3か所 84,960 千円試算の前提条件 担当職員 関係機関職員 測量会社等に

章さらに 熊本県では 平成 31(2019 年度末の完了を目指し 大規模な地表面の亀裂やずれによる被害が発生した農地や農業用施設について 創造的復興の取組として 単に 元あった姿に戻すだけでなく 大区画化と併せた農地集積を図る基盤整備事業を行うとしくまもとしましきまちあきつあそしあそだにみなみあてい

項目別目次 森林被害編 1 森林において土砂崩れが発生してお困りの方 1 2 所有林の立木が被災されている方へ 2 3 保安林内の木が倒れてお困りの方へ 3 林道 作業道被害編 4 林道が崩壊等により通行ができない方へ 4 5 所有林の作業道が被災されている方へ 5 施設被害編 6 木材加工流通施設

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Taro-【24号改正後】要綱1101

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

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(別記様式第1号)

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県事業計画書(271221)

1 課題 目標 山陽小野田市のうち 山陽地区においては 5 つの集落営農法人が設立されている 小麦については新たに栽培開始する法人と作付面積を拡大させる法人があり これらの経営体質強化や収量向上等のため 既存資源の活用のシステム化を図る 山陽地区 水稲 大豆 小麦 野菜 農業生産法人 A 新規 農業

Taro-【済】85頁-91頁_07主要事業の概要(農地整備課)

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

1 表紙(背表紙ぬき)

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激甚災害制度について

(別紙様式第1号)

新規前年度継続 ( 変更あり ) 前年度継続 加工用米助成 ( 基幹作物 ) 豊郷町農業再生協議会整理番号 2 加工用米 ( 基幹作物 ) 1,079 円 /10a 参考となる 3 1,300 円 /10a 豊郷町では加工用米を地域振興作物に位置付けている 一定品質を確保するために 種子更新を行って

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3 売れる農産物づくり (1) 農業産出額 目標 評価 755 億円 (22 年度 ) 760 億円 (25 年度 ) 755 億円 A (2) 県オリジナル品種の作付面積 141ha (21 年度 ) 197 ha (26 年度見込み ) 190 ha A (3) オリーブ牛出荷頭数 100 頭

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

立地条件を活かした都市と農村の交流による地域活性化に取り組みます 都市近郊で道後温泉などの観光客や直売所が多い立地条件を活かし 地域資源を活用した体験交流会や農家レストランなどのグリーン ツーリズムや 6 次産業化を推進し 都市と農村の交流人口の拡大や農家所得の向上に取り組みます 島嶼部や中山間地域

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( 問 2) 担い手確保 経営強化支援事業は 補助率が 2 分の 1 以内となっていますが 融資額と補助金はどのような関係となっていますか 本事業では 農業者の融資を活用した主体的な経営発展の取組を支援することから 融資の活用を要件としており 融資を主体とするいわゆる融資主体型補助事業としていること

スライド 1

( 注 )(1) 1 の 2 の施策を推進するために必要な 農地の確保の方針 は 市町村全体における農業の健全な発展に向けた農地の確保の取り組みについて記載する (2) 農地の利用の方針 は 農業 農村の復興マスタープラン及び復興関連施策の事業計画 工程表等を踏まえ 被災農地の復旧 復興による農地の

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維持管理体制各土地改良区の維持管理計画書において 維持管理体制が合意されている ( 南予用水土地改良区連合による維持管理体制となる ) 営農支援体制平成 25 年 2 月 8 日に 南予用水地区営農検討委員会 を設立し 営農支援体制を確立 ( 構成 : 宇和島市土地改良区事務局長ほか 8 土地改良区

収入保険制度と既存の類似制度と の比較のポイント 平成 30 年 6 月

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27 年産以降のゲタ ナラシ対策の交付対象者 ゲタ ナラシ対策の交付対象者は 27 年産から認定農業者 集落営農に認定新規就農者を加えるとともに 規模要件は廃止しました また 交付対象となる集落営農の要件も 2 要件に緩和します 担い手の方が幅広く参加できるようになります また ナラシ移行の円滑化対

2016 年 9 月 No.22

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重点戦略事業土地改良事業補助事業 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助した 土地改良区が行う土地改良事業 ( 用排水施設の整備等 ) について 農家負担の軽減を図るため 事業費の一部を補助する 重点戦略事業基盤整備促進事業

1 2 3 CONTENTS

( 別紙 1) 補助対象経費 公募要領第 4 に定める補助対象経費は 次の費目ごとに整理するものとする 1. 補助対象経費 備品費 費目細目内容注意点 本事業を実施するために直接必要な試験 調査備品の経費 ( ただし リース レンタルを行うことが困難な場合に限る ) 事業費 通信運搬費 本事業を実施

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2 作物ごとの取組方針 (1) 主食用米本県産米は 県産 ヒノヒカリ が 平成 22 年から平成 27 年まで 米の食味ランキングで6 年連続特 Aの評価を獲得するなど 高品質米をアピールするブランド化を図りながら 生産数量目標に沿った作付けの推進を図る また 平成 30 年からの米政策改革の着実な

1. 有害鳥獣対策の法規制の緩和と捕獲業務の体制強化 建議 農作物の大敵である有害鳥獣の被害防止対策につきましては 毎年 補助事業等の活用により ワイヤーメッシュ柵 電気牧柵器及び箱罠の設置等に多額の予算を計上していただき また その普及や管理に関する知識の伝達等にご尽力いただいておりますことに対し

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ただし 特に必要と認めた農業機械等の導入に必要な経費に対する助成金の総額は 沖糖振協へ交付された本事業の交付額の 2 0 % を上限とする 第 3 応募要件本事業に応募できる者は さとうきびの生産振興の取組を行う 次に掲げるものとする 1 農業協同組合 2 公社 ( 地方公共団体から出資を受けている

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1. 対象鳥獣の種類 被害防止計画の期間及び対象地域 対象鳥獣 ツキノワグマ カラス類 サギ類 カワウ カモ類 ハト類 スズメ イノシシ タヌキ ハクビシン ニホンジカ ニホンザル 計画期間 平成 28 年度 ~ 平成 30 年度 対象地域 長岡市全域 2. 鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止に

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農業における豪雨被害に対する総合的な産地再生対策について 平成 30 年 7 月豪雨により 県下の広い範囲で作物 農地 農業用施設等に甚大な被害が生じており 農家の経営継続や産地の維持に大きな影響を及ぼしている このため 被災した農家が営農再開に取組める環境を整えるとともに被害を受けた作物の減収を最小限に抑えるための対策や 倒壊した農業用ハウスの復旧 農業機械の再取得 選果場等の共同利用施設の再建 さらには鳥獣害防止施設の再整備等総合的な対策を講じる 豪雨被害営農継続緊急支援事業 (50,633 千円 ) 県単独事業 被害を受けた農作物の樹 ( 草 ) 勢回復 病害等防除 植え直し 当年産米の収穫調整等の委託 防除 かん水作業の委託又は応急的な代替機械等の購入 被災圃場等の応急的な復旧の為の機械等のレンタル [ 補助率 : 県 1/3 ( 市町 1/3) ] 追肥 防除 植え直し 米の収穫等の委託防除 かん水作業委託 豪雨被害営農再開緊急支援事業 (320,422 千円 ) 国事業名 : 平成 30 年梅雨期豪雨対応産地緊急支援事業 次期作等に必要な種苗など消費材の購入 作業委託 農業用機械 ( 軽トラ含む ) のレンタル 作物転換や規模拡大に必要な生産資材の購入 農業用機械のリース導入 土づくりのための堆肥等の追加的な投入 (10,000 円 /10a) 航空防除に転換した際の委託経費 作物残さの撤去費用 (1,500 円 /10a) [ 補助率 : 国 1/2 県 1/5 ( 市町 1/5) 定額 ] 国直接採択事業のため県 市町の継ぎ足しは県単独事業 種苗購入 生産資材の購入 農業用機械のリース導入 豪雨被害農業共同利用施設整備事業 被災共同利用施設出荷円滑化支援事業 (45,171 千円 ) 国事業名 : 平成 30 年梅雨期豪雨対応産地緊急支援事業 共同利用施設の簡易修繕費用 上限事業費 1 千万円 / 施設 被災施設で集荷する農作物を周辺施設へ輸送する経費 (7,000 円 /t) 手選果等の作業労賃 (5,600 円 / 人 日 ) [ 補助率 : 国 1/2 定額 ] 被災農業共同利用施設整備事業 (650,000 千円 ) 国事業名 : 強い農業づくり交付金 被災した共同利用施設等の修繕及び再取得 [ 補助率 : 国 1/2] 共同利用施設の復旧 再取得 被災農業者向け経営体育成支援事業 (1,067,648 千円 ) 国事業名 : 被災農業者向け経営体育成支援事業 農業生産又は加工に必要な施設の再建 修繕や農業 加工用機械の修繕 再取得 災害復旧事業の対象とならない農業用ハウス等に流入した土砂の除去 [ 補助率 : 国 1/2 県 1/5 ( 市町 1/5)] 倒壊した農産物の生産に必要な施設の撤去等 [ 補助率 : 定額 ( 国 1/2 県 1/4 市町 1/4)] 施設の再建 修繕 土砂の撤去 農業用機械の取得 修繕

農業における豪雨被害に対する総合的な産地再生対策について 豪雨被害鳥獣害防止施設復旧事業 鳥獣被害防止総合対策事業 (43,379 千円 ) 予定 被災した侵入防止柵の再整備に要する経費 [ 補助率 : 国定額 ( 資材費相当 ) 又は国 1/2 県 1/4 ( 市町 1/4)] 鳥獣害防止施設復旧事業 (10,555 千円 ) 国補事業の採択要件を満たさない鳥獣被害防止施設 ( 侵入防止柵 捕獲用具等 ) の再整備に要する経費 [ 補助率 : 県 1/2 ( 市町 1/2) ] 鳥獣被害防止施設の再整備 果樹経営支援対策事業 国事業 改植に必要な苗木代 樹体の撤去費用等 ( 定額 ) 同一品種の改植 被害を受けた樹体ごとのスポット的な改植が可 未収益期間の管理費用の助成 (5.5 万円 /10a 改植の翌年から 4 年分 =22 万円 /10a) 樹体保護のための剪定 摘果費用の助成 (5,600 円 / 人 日 ) 樹園地から農道までの運搬作業経費の助成 5,600 円 / 人 日 運搬補助機材レンタルは国 1/2 県 1/5 ( 市町 1/5) [ 補助率 : 国定額 国 1/2 県 1/5 ( 市町 1/5) ] 県を経由しない事業のため県 市町の継ぎ足しは県単独事業 改植

豪雨被害営農継続緊急支援事業 ( 県単独事業 ) 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けた農業者の応急的な復旧を支援します 被害を受けた農作物の病害防除 樹勢 ( 草 ) 回復 植え直しをしたい コンバイン 乾燥機が壊れたので 米の収穫や乾燥調製作業を委託したい スプリンクラーが壊れて防除できないので 防除やかん水作業を委託したい 代替機械で防除やかん水をしたいが 代替機械を所有していない 圃場や園内作業道に流入した土砂をすぐに撤去したい 1 追加的な防除 施肥に必要な農薬 肥料の購入費用 2 植え直しに必要な種苗 肥料 資材の購入費用 3 収穫乾燥調製作業の委託費用 4 防除 かん水作業の委託費用 5 代替機械の購入費用 ( 防除やかん水に必要な代替機械を所有していない場合に限ります ) 6 圃場の応急的な復旧に必要な機械のレンタル料 ( 土砂の撤去 搬出に必要なバックホーやトラック 倒れた樹木の撤去に必要な粉砕機などのレンタル料です ) 1 事業対象者農協 農業法人 営農集団等 ( 特認団体 ) 農協等が農家の要望を取りまとめ 市町に申請します 2 補助率県 1/3 以内 ( 市町 1/3 以内 ) 3 事業実施期間平成 30 年 7 月 8 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 被災日まで遡って対象とすることができます 4 募集期間平成 30 年 8 月末頃まで ( お住まいの市町までお問い合わせください ) 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課果樹係 089-912-2566 米麦係 089-912-2568 野菜 花き係 089-912-2570

豪雨被害営農再開緊急支援事業 国事業名 : 平成 30 年梅雨期豪雨対応産地緊急支援事業 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けた農業者の営農再開を支援します 1 次期作等に必要な種苗やマルチなど消費材の購入費用 農業機械 ( 軽トラック含む ) のレンタル料 作業委託料 2 作物転換や規模拡大に必要な生産資材の購入費用 ( ハウスなどの資材が対 象で消費材は対象外 ) 農業機械のリース導入 ( 本体価格 ( 消費税を除く )50 万円以 上のもので 担い手への集約化や共同利用に必要なものが対象 ) 3 堆肥の購入費用 ( 災害復旧事業により客土工法を用いて復旧した圃場が対象 ) 4 作物残さの撤去費用 5 地上防除から航空防除に転換した際の委託費用 1 支援対象者農業者の組織する団体 公社 地域農業再生協議会 特認団体 支援対象者が農家の要望を取りまとめ 国に申請します 2 採択要件受益農家 3 戸以上 3 補助率 1 次期作等支援国 1/2 以内 県 1/5 以内 ( 市町 1/5 以内 ) 2 作物転換 規模拡大国 1/2 以内 県 1/5 以内 ( 市町 1/5 以内 ) 3 堆肥購入費国定額 10,000 円 /10a 以内 4 作物残さの撤去国定額 1,500 円 /10a 以内 5 航空防除委託国 1/2 以内 県 1/5 以内 ( 市町 1/5 以内 ) 国の直接採択事業のため 県 市町の継ぎ足しは県単独事業で実施 4 事業実施期間平成 30 年 6 月 28 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 被災日まで遡って対象とすることができます 5 募集期間平成 30 年 8 月 20 日 ~ 平成 30 年 9 月 21 日 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課果樹係 089-912-2566 米麦係 089-912-2568 野菜 花き係 089-912-2570

被災共同利用施設出荷円滑化支援事業 国事業名 : 平成 30 年梅雨期豪雨対応産地緊急支援事業 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けた集出荷施設の簡易修繕 出荷円滑化 など緊急的な措置を支援します シャッターが破損した程度なので 簡易な修繕で復旧できそう 選果機が被災して使用できないので 周辺の集出荷施設で選果したい 選果機が被災して使用できないので 人を雇って手選果でなんとか対応したい 1 共同利用施設の簡易修繕費用 ( 簡易な修繕で早期復旧が可能な程度の被災 上限事業費は 1 千万円 / 施設 です ) 2 被災施設に集荷した農作物を周辺施設へ輸送し 選果を行うために必要な輸送経費 3 手選果等により出荷量を回復させるために必要な作業労賃 1 支援対象者農業者の組織する団体 公社 地域農業再生協議会 特認団体で集出荷施設所有者 2 採択要件受益農家 3 戸以上 3 補助率 1 簡易修繕費国 1/2 以内 2 輸送経費国定額 7,000 円 /t 以内 3 作業労賃国定額 5,600 円 / 人 日以内 4 事業実施期間平成 30 年 6 月 28 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 被災日まで遡って対象とすることができます 5 募集期間平成 30 年 8 月 20 日 ~ 平成 30 年 9 月 21 日 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課果樹係 089-912-2566 米麦係 089-912-2568 野菜 花き係 089-912-2570

被災農業共同利用施設整備事業 国事業名 : 強い農業づくり交付金 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けた集出荷施設の再整備を支援します かんきつ選果場に泥水が流入し 冷蔵庫が破損 簡易修繕では間に合わない 野菜選果施設の建屋 選果機 予冷庫まで広く被災したので 再整備が必要 ライスセンターが水没し 修復不可能 被災地区において 共同利用施設等の修繕及び再取得を支援します 1 支援対象者農業協同組合等 2 採択要件受益農家 5 戸以上 3 補助率国 1/2 以内 4 事業実施期間平成 30 年 6 月 28 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 被災日まで遡って対象とすることができます 5 募集期間お住まいの市町までお問い合わせください 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課果樹係 089-912-2566 米麦係 089-912-2568 野菜 花き係 089-912-2570

被災農業者向け経営体育成支援事業 国事業名 : 被災農業者向け経営体育成支援事業 平成 30 年 7 月豪雨等により被害を受けた 農産物の生産 加工に必要な 農業用施設 機械の再建 修繕等を支援します 1 農業用ハウス モノレール 加工施設など農産物の生産 加工に必要な農業用施設の再建 修繕 2 コンバイン 野菜収穫機 ブームスプレーヤなど農産物の生産 加工に必要な農業用機械の再取得 修繕 3 災害復旧事業の対象とならない農業用ハウス等に流入した土砂の除去 4 倒壊した農産物の生産に必要な施設の撤去 被災前と同程度の再建 修繕となり 併せて施設の強度の向上や規模拡大等を行うこともできますが 原形復旧を超える部分は自己負担となります 被災地での再建が困難な場合は 設置場所の移動もできます 1 支援対象者 農業者 農業者の組織する団体 ( 個別経営体 ) 2 採択要件 被災した農業者 農業者の組織する団体であって 営農を継続する者 市町の被災証明が必要になります 3 補助率 1~3 : 国 1/2 以内 県 1/5 以内 ( 市町 1/5 以内 ) 4 : 定額 ( 国 1/2 県 1/4 市町 1/4) 4 の定額 ( 農業者負担なし ) に関し 国の 1/2 支援は 県と市町が合わせて 1/2 負担することが要件です 被災まで農業に使用していた施設や機械で 営農再開に必要なものが対象です ( 事業費上限 下限なし ) 園芸施設共済の対象となる施設については 共済金の国費相当額を合わせて 1/2 以内 ( 未加入の場合は 4/10 以内 ) となります 4 事業実施期間 平成 30 年 8 月 20 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 被災日まで遡って対象となります 5 募集期間 ( 第 1 回 ) 平成 30 年 8 月 20 日 ~9 月 11 日 ( 今後も複数回設定の予定 ) 愛媛県農林水産部農政企画局農政課 6 次産業化推進グループ 089-912-2514

豪雨被害鳥獣害防止施設復旧事業 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けた侵入防止柵等の鳥獣被害防止施設の再整備を支援します 被災した鳥獣被害防止施設 ( 侵入防止柵 捕獲機材等 ) の再整備に要する経費への支援 1 鳥獣被害防止総合対策整備事業 予定 1) 侵入防止柵の整備 1 支援対象者市町 市町協議会 捕獲隊等 市町協議会が取りまとめ 市町に申請します 2 採択要件 受益農家 3 戸以上 3 補助率国 1/2 以内 ( 侵入防止柵の自力施工を行う場合は 資材費相当分が定額 ( 上限単価あり )) 2) 補助残額への上乗せ助成 1) により侵入防止柵を整備し 1/2 以内の補助率を採用した場合の補助残額に対し補助 1 補助率 : 県 1/4 以内 ( 市町 1/4 以内 ) 2 鳥獣害防止施設復旧事業 1 の採択要件を満たさない侵入防止柵等の再整備に要する経費に対し補助 1 補助対象 鳥獣侵入防止対策 ( 電気柵 ワイヤーメッシュ柵 防鳥網等 ) 鳥獣捕獲対策 ( 捕獲用具 ( 箱わな 囲いわな )) 周辺環境改善対策 ( 緩衝帯 獣肉処理施設備品 ) 2 支援対象者市町 市町協議会 農協 認定農業者 営農集団等 支援対象者が取りまとめ 市町に申請します 3 採択要件受益農家 2 戸以上 ( 認定農業者 1 戸 ) 4 補助率県 1/2 以内 ( 市町 1/2 以内 ) 3 募集期間 鳥獣被害防止総合対策整備事業 未定鳥獣害防止施設復旧事業 平成 30 年 9 月 18 日まで 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課 鳥獣害対策係 089-912-2554

果樹経営支援対策事業 ( 国事業 ) 平成 30 年 7 月豪雨により営農活動の継続に支障をきたした果樹生産者の改 植 緊急的な剪定等作業委託を支援します 1 改植に必要な苗木代 樹体の撤去費用等 2 未収益期間に必要な肥料代や農薬代等 3 樹体保護のために 緊急的に行う剪定 摘果費用の助成 4 樹園地から農道までの運搬作業経費の助成 1 支援対象者 1 2 農業者 3 4 生産出荷団体 2 補助率 1 改植に必要な苗木代 樹体の撤去費用等 国定額 23 万円 /10a( みかん等のかんきつ ) 国定額 17 万円 /10a( ぶどう もも なし等の落葉果樹 ) 国定額 33 万円 /10a( かき なしのジョイント栽培等 ) 国 1/2 以内 ( その他果樹 ) 災害時には 同一品種 スポット的な改植が可能です 2 未収益期間に必要な肥料代や農薬代等 国定額 5.5 万円 /10a 改植の翌年から4 年分 =22 万円 /10a 3 樹体保護のために 緊急的に行う剪定 摘果費用の助成 作業を行うための雇用に係る費用: 国定額 5,600 円 / 人 日以内 4 樹園地から農道までの運搬作業経費の助成 作業を行うための雇用に係る費用: 国定額 5,600 円 / 人 日以内 運搬車 アシストスーツ等の運搬補助機材のレンタル費用: 国 1/2 以内 県 1/5 以内 ( 市町 1/5 以内 ) 県 市町を経由しない事業のため 県 市町の継ぎ足しは県単独事業 ( 豪雨被害営農再開緊急支援事業 ) で実施 3 募集期間 ( 公財 ) 中央果実協会の公募に基づき行います 4 留意点 ( 公財 ) 中央果実協会が実施する事業となっております 要望される際は ( 公社 ) 愛媛県園芸振興基金協会 (089-933-7383) 又は産地協議会事務局 ( 各 JA) にお問い合わせください 愛媛県農林水産部農業振興局農産園芸課 果樹係 089-912-2566