次に トランプ氏は政権移行チームを立ち上げ オバマ政権からのスムーズな引継ぎを行おうとします そうした中で トランプ政権 の主要メンバーの候補が明らかになるでしょう トランプ氏が 良く知られた (=ある程度評価が定まっている ) 優秀な人材を配そうとするのか それとも 論功行賞よろしく選挙戦で貢献し

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また 23 日にはデットシーリング ( 債務上限 ) が復活します 当面 財務省が 奥の手 を使って資金をやり 繰りするので すぐに問題にはなりません しかし 18 年 3 月ごろには限界が来るとみられており その時点ま でにデットシーリングが引き上げられなければ デフォルト ( 債務不履行 ) の

りえない と明言しました こうした発言を受けて 国債利回りが改めて低下に向かうのか 9 月 日の次回会合に向けて追加 緩和期待が再び高まるのか その結果として円の上昇圧力が低下するのか 大いに注目されます 他方 米利上げ観測は低いままです FF レート ( 政策金利 ) 先物に基づけば

市場調査部レポートウィークリー アウトルック 米中貿易摩擦と日米通商協議 2018 年 8 月 3 日 ( 金 ) 発行 No.186 各通貨ペアの投資戦略については Weekly 投資戦略ガイド をご参照ください 原則 毎月曜 更新 ( 次回は 8 月 6 日 ) です ファンダメンタルズ <<

国 地域中央銀行 金融政策の市場予想 18 年 12 月までの見通し政策金利利下げ据え置き利上げ現在 18 年末 * 米国 FRB % % カナダ BOC % 1.75% 英国 BOE

相場環境 8 月の為替相場は 夏枯れ だったかもしれません ただ ブルームバーグが集計する 16 通貨のなかで 円は対ドルでの実績変動率 (8/26 までの 1 か月間 ) が南アランドに次ぐ大きさでした ( 以下 ブラジルレアル ポンド NZ ドル 豪ドル カナダドル ユーロ等の順 ) 今後 1

気になるのは 2015 年 8 月の中国人民元切り下げのケースです 後に チャイナ ショック (*) と呼ばれましたが 人民元が切り下げられた 8 月 11 日と 12 日には VIX 指数はほとんど動きませんでした 人民元切り下げ ( 背景は ) 中国景気悪化 世界景気への懸念 から まず新興国市

2016 年 11 月 4 日 ( 金 ) 発行 No.118 市場調査部レポートウィークリー アウトルック 運命の 11 8! ブラックスワン到来に要警戒! 相場環境 そして 米大統領選挙の投票日がやってくる! 全体観 米ドル 運命の 11 8! ブラックスワン到来に要警戒! ユーロ ユーロ /

日曜日夕方にお送りする経済を身近に感じるバラエティー番組 マネースクウェア ジャパンプレゼンツサポートウェルスプラス F 2016 年 10 月 2 日 ( 日 )17 時 30 分より放送開始 株式会社マネースクウェア ジャパン ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 相葉斉 以下 当社 )

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

相場環境 5 月の重要なイベント スケジュールを以下に概観します (4 月 27 日南北首脳会談 ) 5 月 1 日 NAFTA 再交渉の暫定合意目標 ( 鉄鋼 アルミ関税猶予が期限切れ ) 1-2 日米 FOMC(5/23 に議事録公表 ) 8-10 日米四半期国債入札 ( 年債 )

<4D F736F F F696E74202D2090E695A C815B C838B A837E B5F959F896990E690B62E >

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株式市場 米国株 国内の政策動向や海外の政治動向などに注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場はほぼ変わらずとなりました 月初には 2 月末のトランプ大統領の議会演説を好感して 株価は大幅上昇となりました しかし その後は 新政権の経済政策に対する期待が徐々に後退

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株式市場 米国株 国内外の政治動向に注目 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 好調な企業決算発表を受けて上昇米国株式市場は上昇しました 月前半までは2017 年 1-3 月期の決算発表内容が総じて好調であったことが株価を支えました 月半ばには コミー前 FBI( 連邦捜査局 )

株式市場 米国株 上値が重く神経質な展開 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました FOMC( 米国連邦公開市場委員会 ) における利上げの有無 大統領選挙の動向 ドイツの大手銀行の資本不足懸念などに一喜一憂する展開となりました 月半ばにかけて 利上げ観測や原油

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株式市場 米国株 高値警戒感の高まりなどから上昇一服も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました トランプ政権で閣僚などの人事において一部で混乱が見られましたが トランプ大統領の発言などにより減税 金融規制緩和などへの期待が高まったことや 発表された米国企

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

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米国株 投資家心理が落ち着けば 上昇基調に回帰と想定 株式市場 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 長期金利の上昇を契機に急落米国株式市場は下落しました 月初に発表された1 月の雇用統計において 時間当たり賃金が市場予想を上回る伸び率となったことを受けて 長期金利が約 4 年ぶ

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

株式市場 米国株 トランプ氏の政策への期待感後退で調整も MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました 11 月 8 日 ( 現地 ) に行われた大統領選挙でトランプ氏が当選し 減税やインフラ投資の拡大などの同氏の政策に注目が集まりました 債券市場では金利が上

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株式市場 米国株 先行き不透明感強いがファンダメンタルズは良好 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は下落しました 堅調な経済指標の発表を受けて米国の年内利上げ観測が高まったことで 金利動向の影響を受けやすいディフェンシブセクターの一部が軟調に推移しました また 米

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

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低インフレ 乏しい利上げ観測労働市場に目を向けると 8 月の失業率は約 年ぶりの低水準となる5.3% に低下した 雇用者数も伸びており 一部では技術者不足の声も聞かれる RBAは今後数年 失業率は自然失業率とされる5.% を目指して低下が続くとの見方を示している ただ 賃金の上昇率は ~ 月期が前年

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

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ドル上昇トレンド 赤色スパンの向きは 上昇方向であり ドル長期上昇トレンドを示しています そして 買いシグナ ルが点灯していますが すでに 逆行パターン から 順行パターン に変化しています 遅行スパンは ゾーンやローソク足の上方を推移しており 長期的にも短期的にも ドル買い優勢 を示しています 尚

2013年3月期3Q決算を読み解く ~転換期を迎えた日本企業のファンダメンタルズ~

したがって 今回 遅行スパンアタッカー を用いたトレード方法を解説しますが 敢え て スパンモデル は一切利用せず スーパーボリンジャー のみを使ったトレード方法を取り上げます 理由は 極力 判断をシンプルにすることで 初心者の方でも 比較的楽にトレード出来ることを目的とし 遅行スパンアタッカー を

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

一部新興国市場が動揺 アルゼンチンは前四半期から経済危機に陥っていましたが トルコでは 6 月に再選された大統領が米国と対立したこと等を契機に 8 月に通貨が急落しました ブラジルや南アフリカ インドの通貨も下落が加速する局面が見られ 中国元も緩やかに値を下げました これまでのところ個別国の問題とい

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

2017年上半期の為替相場展望

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受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

株式市場 米国株 新政権の政策期待による上昇も一服 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 米国株式市場は上昇しました ISM( 全米供給管理協会 ) 指数など月初に発表された経済統計がおおむね良好であったことを受け 月前半の株式市場は堅調に推移しました 月半ば以降は 高値警戒感な

信用取引の委託保証金について

( 平成 3 年 11 月 2 日 ) ユーロ / 円 ワイタ ーハ ント (25 日線 ) 3.% 7/ / ( 円 / ユーロ ) / / /15 7/13 8/1 9/7 1/5 11/

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2018 年は激動の年 年初来 トルコ株式指数はトルコリラベースで最大で約 24% 下落し トルコリラは日本円に対して最大で約 45% 下落しました トルコ株式 * の推移 ( トルコリラベース ) /12 18/03 18/06 18

(2) 円安を予想する割合が大幅に増加 [ 参照 : 別紙レポート 5 ページグラフ 3] 今後 3 ヶ月程度の米ドル / 円相場の見通しについて 円安になる と回答した個人投資家の割合が 51% と 前回調査時の 32% から大きく高まりました 米国の年内追加利上げの可能性がかなり高まってきたとみ

円 N 先週のメキシコペソ相場今週の見通し 12 月 17 日 - 12 月 21 日取引レンジ 5.53 円 円想定レンジ 5.50 円 円 対円レートは強含み 大幅な歳出拡大計画の発表が期待されており 歳出拡大による景気浮揚への期待が高まったことから 投機的なペソ売り

南アフリカランド / 円は 2014 年 7 月の くりっく 365 全体の取引数量の中でも 米ドル / 円 豪ドル / 円 につづいて競争力のあるスプレッドとスワップポイントが投資家から人気を集めています! くりっく 365 は 株式会社東京金融取引所の登録商標であり 同取引所が上場している取引所

定期調査の質問のうち 代表的なものの結果 1. 日本の株価を 企業のファンダメンタルズと比較してどう評価するか 問 1. 日本の株価は企業の実力( ファンダメンタルズ ) あるいは合理的な投資価値にくらべて 1. 低すぎる 2. 高すぎる 3. ほぼ正しく評価されている 4. わからないという質問で

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2019/10/5(土曜日) 楽天証券サービス開始20周年記念投資セミナー(東京) 「2020年に向けての相場展望と 投資ストラテジー」

MONEX 個人投資家サーベイ 2018年3月調査

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

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スコ 連 銀 総 裁 ) 緩 やかな 利 上 げが 正 当 化 されると 引 き 続 き 予 想 している(メスター クリーブランド 連 銀 総 裁 ) など 今 のところ 利 上 げの 方 向 に 大 きな 変 化 はなさそうです また FF レート 先 物 に 織 り 込 まれている 利 下 げ

米大統領選~トランプリスクと今後の見通し

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株式市場 米国株 景気 企業業績は依然として堅調 MSCI 米国 2, % 先月の回顧 貿易摩擦への懸念から下落米国株式市場は下落しました トランプ米大統領が鉄鋼やアルミニウムの輸入を制限する方針を表明したことから 世界的な貿易摩擦への懸念が高まり下落して始まりました その後 貿

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岡三レーティング情報

取引高について 2006 年の日経 225mini の開始以降 取引高は増加傾向 ( 単位 ) 300,000, ,000, ,000,000 日経 225mini 日経 225 先物 150,000, ,000,000 50,000,

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2016 年 メキシコペソ もとの状況と今後の 通し <メキシコペソ / 円は下落 > < 政策 利とインフレ率の推移 > メキシコペソは もとまで軟調に推移してきました しかし 原油先物価格は2016 年 2 に安値をつけて下落が続いてきた理由として 1 統領選 2メ以降 持ち直す展開

第 79 回 2017 年 5 月投資家アンケート調査結果 アンケート調査にご協力下さりました皆様 今年 5 月に実施致しましたアンケート調査にご回答下さり誠にありがとうございます このたび調査結果をまとめましたのでお送りさせていただきます ご笑覧賜れましたら幸 いです 今後もアンケート調査にご協力

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより

金融市場2018年12月号

今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

川畑琢也「外貨ネクストネオ」の魅力(便利機能を解説)

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2014 年 2 月 2 月 5 日ロックハート アトランタ連銀総裁 経済データの内容は強弱まちまちだが 一般には 2014 年に関して前向きな見方が強まっている それには妥当な理由があると考えられる 講演で 月 6 日ドラギ ECB 総裁 今日 行動しないことを決めた理由は実のとこ

5/14( 月 ) 5/14( 月 ) 上場通貨ペアの価格変化 ( 対円 ) ( の清算価格対比 ) 1 主要 7 通貨ペア ( 対円 ) 1.5% スイスフラン / 円 -0.5% 0.5% 豪ドル / 円 -0.7% -0.5% NZ ドル / 円 -1.1% - 米ドル / 円 -1.2% -

2012 年 10 月 15 日号

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

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退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況

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市場調査部レポートウィークリー アウトルック トランプ リスク から トランプ相場 へ 2016 年 11 月 11 日 ( 金 ) 発行 No.119 相場環境 トランプ リスク から トランプ相場 へ 全体観 米ドル トランプノミクス = 株高 ドル安政策に? ユーロ ユーロ / ドル 典型的なレンジ相場シグナル! 豪ドル RBA 議事録と豪雇用統計に要注意! NZ ドル RBNZ は利下げ打ち止めを示唆 NZ ドルは上値を試す可能性あり トルコリラ 下落圧力が加わりやすい地合い 注意が必要 ********************* 相場環境 トランプ リスク から トランプ相場 へ 米大統領選挙でのトランプ氏の勝利はビッグ サプライズでしたが 直後の NY 市場の反応も大きなサプライズでした ドルが大きく反発し 株価が上昇しました 国内外の協調や団結を訴えたトランプ氏の勝利演説を好感したと説明されました また トランプ氏が減税やインフラ投資による景気刺激の意向を表明したことで NY 株が大幅に反発 財政赤字懸念から米長期金利が上昇したことも ドルの押し上げ要因となりました もっとも 来年 1 月 20 日に正式就任する トランプ大統領 がどのような政策を打ち出すか それが新しい 議会の協力を得て日の目をみるのかどうかは 現時点では非常に不透明です 上記の疑問に関するヒントは これから出てくるでしょう まずは 新しい議会との関係です 大統領選挙と同時に行われた議会選挙で 共和党が上院でも下院でも過半数の議席を維持しました 現在の 分断された政府 (divided government) ではなく 大統領も議会も共和党が押さえる 統一された政府 (unified government) が誕生します ただし 予備選の最中からトランプ氏と共和党主流派との確執が表面化していました 果たして 両者は大きな溝を乗り越えて融和できるのでしょうか 新大統領と野党民主党との関係も注目されるところです (*) (*) 共和党は上院 ( 全 100 議席 ) でも過半数の議席を獲得しましたが 野党による採決先送り策 ( フィリバ スター ) を阻止できる 60 議席以上は確保できませんでした つまり 上院では民主党の協力がなければ 物 事が前に進まないケースがあります 1 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

次に トランプ氏は政権移行チームを立ち上げ オバマ政権からのスムーズな引継ぎを行おうとします そうした中で トランプ政権 の主要メンバーの候補が明らかになるでしょう トランプ氏が 良く知られた (=ある程度評価が定まっている ) 優秀な人材を配そうとするのか それとも 論功行賞よろしく選挙戦で貢献したという理由だけで 身内 を据えようとするのか とりわけ 外交 安全保障 経済の面で 国務長官 国防長官 財務長官や側近の補佐官の選択は重要でしょう トランプ氏が正式に大統領にするまでにも 同氏の言動を含めて様々な相場材料が出てきそうです 材 料次第で市場がポジティブにもネガティブにも反応しうる 値動きの荒い展開になるかもしれません そうし た トランプ相場 には十分な注意が必要でしょう ********* トランプ勝利 に関連した思惑が市場を動かす状況は まだしばらく続くかもしれません ただ 一方で米 FRB の金融政策にも注目が集まる可能性はありそうです FF レート ( 政策金利 ) 先物に織り込まれた 12 月 14 日の利上げ確率は10 日時点で80% です トランプ優勢 や トランプ勝利 の報道を受けて利上げ観測は一時大きく後退しましたが 同確率は投票日前の水準に戻っています 12 月の利上げはほぼ既定路線と言って良いかもしれません 一方で FRB は実現が不確かな経済政策を前提とした判断を下すとは考えにくいので 来年の利上げペースは引き続き緩やかなものを想定しそうです 来週は FRB の金融政策判断に影響を与えうる米経済指標 イベントがいくつか出てきます 10 月の小売売上高 (15 日 ) は 既報の自動車販売台数が前月比増加 ガソリン価格が小幅上昇しており (= 売上増加要因 ) 堅調な結果となりそうです 10 月の CPI 消費者物価 (17 日 ) も 食料とエネルギーを除くコアが前年比 2% を超えるとみられ 利上げに GO サインを出しそうです (FRB は PCE ほど CPI を重視していませんが ) 10 月の鉱工業生産 (16 日 ) 11 月の NY 連銀製造業景況指数 (15 日 ) と同フィラ指数 (17 日 ) は やや 弱めの結果となりそうです 17 日には イエレン FRB 議長が合同経済委員会で 経済見通し について証言 利上げタイミングの接近を伝えるかもしれません トランプ氏の経済政策や自身の進退について尋ねられる可能性もありますが 議長は政治的中立を守って慎重な発言に終始しそうです ただし 財政規律の維持を訴える可能性はありそうです 14 日の週は 他にはフィッシャー副議長 (15 日 ) ブラード セントルイス連銀総裁(16 日 ) など多くの FOMC 関係者が発言する機会があります <チーフエコノミスト西田明弘 > 2 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

全体観 米ドル トランプノミクス = 株高 ドル安政策に? [ ドル / 円 来週の予想レンジ ] ドル / 円 :100.00-107.50 円 相場環境 にもある通り 今週一番のサプライズは 米大統領選におけるトランプ氏の勝利 事前の世論調査では ほとんどの媒体がクリントン氏優勢を伝え また前回のレポートでご紹介した統計 学を使った選挙サイトでも 総論はクリントン氏勝利の確率が高くなっており 選挙の帰趨はほぼ決定済みと 見られていた中での まさかの坂 が現れた格好 しかしながら やはり 選挙は水物 先の英国の EU 離脱を問う国民投票にもある通り 人の心情や周囲 のムードといったものが支配する状況には常にカオス ( 混沌 無秩序 ) が存在し 決して予定調和にならない ということを改めて確信された方も多かったのではないでしょうか そんな中 米大統領選挙における 通説 ジンクス は健在で 今回の選挙でも オハイオを制する者は 全米を制する が当てはまり そのオハイオ州で勝利したトランプ候補が見事第 45 代米大統領に当選する ことに ( 正確には 選挙人による投票 [12 月 19 日 ] を経た後 翌年 1 月 6 日の開票を以て決定 ) そのオハイオ州は 五大湖 ( エリー湖 ) 周辺のミシガン州 ペンシルバニア州と合わせて ラストベルト 3 州 とも呼ばれており かつて米国経済の繁栄の象徴でもあった工業地帯の衰退こそが 反民主党 反ヒラリーとなってトランプ候補を押し上げたと言えるのではないでしょうか ( ラストベルト : ラスト (rust) は金属のさびのことで 現在脱工業化が進んでいる領域を表す呼称 ) トランプ候補躍進の一因となり得たのは こういった製造業が盛んな ( 盛んであった ) 地域の有権者の期待 感であり そういった有権者がトランプ候補の選挙スローガンであった Make America Great Again ( 米国を 再び偉大な国にしよう ) に共鳴 共感したとも言えます という事は トランプ氏は今後の政権運営を進めていくにあたって 製造業重視の施策を実施するであろうことは容易に想像できます しかも 他の経済面の政策として 中国の為替操作 (= 人民元安誘導 ) を是正するということは 今後のトランプ新政権下での為替政策の骨子は ドル高忌避 ということになるのではないでしょうか 当然 日本の円安誘導にも大いなる警戒感をもって接する姿勢が想像でき 今後の日銀の金融緩和政 策にも少なからず影響を与えると考えた方がよさそうです 3 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

以下参考ながら トランプ次期大統領の主な政策 ( 選挙公約 ) です 外交 米国第一主義 同盟国に相応の負担を要請 ロシアとの友好 協力関係を構築社会 不法移民の送還 メキシコ国境に壁を構築 銃規制に反対 オバマケアの撤廃経済 TPP 離脱 大幅減税の実施 中国の為替操作是正金融 イエレン FRB 議長の処遇 ( 交代 ) ドッド フランク法の全廃 トランプ氏自身は 一説によると第 40 代米国大統領であるロナルド レーガン氏を目指しているとも言われ ており 仮にそうである場合 強いアメリカ を標榜し 軍事費やインフラ支出等の増大が為されるとの予測 もされています 仮に レーガノミクス ならぬ トランプノミクス をもって大型財政出動を実施した場合は 財政収支にお ける赤字の拡大と債券市場の落ち込みが懸念される一方で 景気刺激策に伴って株式市場には大いに好 感されると言われています また 新債券王 として名高いジェフリー ガンドラック氏曰く ( トランプ ショック等で ) 一時的に大荒れの 相場環境の時は いい買い場 である とも言っており 総合すると トランプ新政権下では 株式 不動産 国際商品 については ( ) と考えていいのかもしれません 以下参考ながら 通貨ペアと株式市場との相関係数一覧をご覧ください 上図からは NZ ドル / 円や豪ドル / 円といったオセアニア通貨のクロス円と NY ダウおよび S&P といった米 国株式相場との相関性が相対的に高いことが見て取れます 4 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

仮に トランプ新政権下で 株式市場が堅調に推移するならば これら通貨ペア (NZ ドル / 円 豪ドル / 円 ) も同様に堅調推移が見込まれるのではないでしょうか 閑話休題 以下 ドル / 円 週足 ボリンジャーバンド (21 週 )+ スパンモデル + パラボリック +DMI をご覧くださ い 上記チャートより 1) 21MA(21 週移動平均線 ) の方向性が横向きであること 2) 遅行スパンがローソク足と絡み合いつつあること 3) ローソク足の上方に抵抗帯の 雲 があること 4) ローソク足の下方にパラボリック SAR( ストップ アンド リバース ) があることから 上方硬直性の強いレンジ相場が継続しそうであることが予想できます その他メルクマールでは トレンドの方向性を示唆する DMI の +DI と -DI が接近していること また各ボリンジ ャーバンド ( シグマライン ) が 21MA に向かって平行移動しつつあることから 方向性の乏しい横向き基調 ( レン ジ相場 ) が継続する可能性も 足もとのドル / 円は 上図チャート ±2σ ライン ( 99.60-106.00 円 ) を基本ゾーンと考えています ただし トランプ相場 で上下動の激しい展開もあり得ることから 106 円を超えた推移が続く場合は 107.50 円を 当面のメドと考えています < チーフアナリスト津田隆光 > 5 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

ユーロ ユーロ / ドル 典型的なレンジ相場シグナル! [ ユーロ / 円 ユーロ / ドル 来週のトレンドおよびコアレンジ予想 ] ユーロ / 円 : レンジ相場 :111.70-116.80 円 ユーロ / ドル : レンジ相場 :1.0880-1.1340 ドル 以下 早速ですがユーロ / ドル 週足 ボリンジャーバンド (21 週 )+ スパンモデル + パラボリック +DMI をご覧 ください 上記チャートより 1) 21MA(21 週移動平均線 ) が横向きであること 2) 遅行スパンがローソク足のやや下 方も 概ね絡み合う形状となっていること 3) 雲の形状が非常に薄くなっていること 4) ローソク足の下方 にパラボリック SAR( ストップ アンド リバース ) があることから 典型的なレンジ相場シグナルとなっています その他メルクマールでは トレンドの方向性を示唆する DMI の +DI と -DI がクロスしていること また各ボリン ジャーバンド ( シグマライン ) が 21MA に対して平行移動していることから 当面は ±2σ ラインをベースとする レンジ相場が継続しそうです 当面のコアレンジは ±2σ ラインである 1.0880-1.1340 ドル しばらくは 当該レンジをベースとするレン ジプレイが継続しそうです < 津田 > 6 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

豪ドル RBA 議事録と豪雇用統計に要注意! 来週の豪ドルは 15 日の RBA( 豪中銀 ) 議事録や 17 日の豪州の 10 月雇用統計が相場材料になりそ うです RBA は 11 月 1 日の会合で政策金利を過去最低の 1.50% に据え置きました 今回はその時の議事録です RBA は 1 日の声明で 入手可能な情報や 5 月と 8 月の会合で金融政策を緩和したことを踏まえると 理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが 持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した とし これまでと同様に先行きの金融政策について言及しませんでした ただし 新たに インフレ率は今後 2 年間に徐々に上向く見込み との一文を追加したことで 市場では RBA の利下げは打ち止め との見方が浮上し 政策金利発表後に豪ドルが上昇しました 15 日の議事録が その見方をさらに強める内容になるのか注目です 一方 10 月の雇用統計では 失業率や雇用者数の増減のほか 雇用者数の内訳 ( パートタイム雇用者 数 フルタイム雇用者数 ) にも目を向ける必要があります 市場の金融政策見通しを反映する OIS( 翌日物金利スワップ ) が 11 月 10 日時点で織り込む RBA が来年 6 月まで政策金利を据え置く確率は 63.9% 利下げの確率は 23.2% 利上げの確率は 12.8% 市場のメインシナリオは 少なくとも来年 6 月まで据え置き であることが確認できます 議事録や雇用統計を受けて 据え置き観測がさらに強まれば 豪ドルが堅調に推移する可能性があります <アナリスト八代和也 > NZ ドル RBNZ は利下げ打ち止めを示唆 NZ ドルは上値を試す可能性あり RBNZ は 11 月 10 日 政策金利を 2.00% から 0.25% 引き下げ 過去最低の 1.75% にすることを決定し ました 一方で 声明や金融政策報告 ウィーラー総裁の会見は RBNZ の利下げが最終局面にある可能性を 示すものでした 声明では 追加利下げに含みを残しながらも われわれの予測と想定は 本日の緩和 (= 利下げ ) を含 む政策設定によってインフレ率が目標レンジの中央付近で安定するのに十分な力強い成長が実現できると 見込んでいる としました 金融政策報告における OCR( オフィシャル キャッシュ レート 政策金利 ) 見通しでは OCR は今年 10-12 月期の平均 1.9% から 2017 年 4-6 月期に平均 1.7% へと低下した後 2019 年 10-12 月期までその水準に維持されるとの見方が示されました 政策金利は今回の利下げで 1.75% になったため RBNZ は現時点で追加利下げを予想していないと言えそうです 7 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

一方で RBNZ は NZ ドル高を強く懸念しているようです ウィーラー総裁は 11 月 10 日の会見で 利下 げを見送った場合 NZ ドル高のリスクがあった と述べました マクダーモット総裁補は同日 NZ ドルは高すぎる との見解を示し RBNZ は強い NZ ドルが与える影響を 懸念している と発言 為替介入については RBNZ は毎回の金融政策声明で為替市場に介入するための 条件を評価する としたうえで われわれはそれ ( 介入 ) をしないと言ったことはない と述べました 声明などでRBNZの利下げが最終局面にあることが示唆されたことを材料に NZドルは今後 反発する可能性があります ただし ウィーラー総裁やマクダーモット総裁補の発言をみると NZ ドルの上昇基調が続く場合 RBNZ は追加利下げや NZ ドル売りの為替介入に動く可能性もあります その点は注意が必要かもしれません < 八代 > トルコリラ 下落圧力が加わりやすい地合い 注意が必要 トルコリラは 11 月 9 日 対円で一時 30 円台へと下落し過去最安値を記録 対米ドルでも最安値をつけました エルドアン大統領の一段の独裁化や治安への懸念からトルコリラに下落圧力が加わるなか 米大統領選挙で共和党候補のトランプ氏が勝利したことで リスク回避の動きが強まったことが要因です エルドアン大統領の一段の独裁化や治安への懸念が高まった背景には 次のことが挙げられます (1) トルコ当局が 11 月 4 日 対テロ捜査に関連した検察からの出頭要請を拒否したとして クルド系野党の HDP ( 国民民主主義党 ) の共同党首 2 人を含む同党国会議員 12 名を拘束 うち 7 名を逮捕したこと (2) 拘束の数時間後 クルド人が住民の大半を占めるディヤルバクルで爆発事件が発生 イスタンブールなどで 5 日 HDP 党首らの拘束や逮捕に抗議するデモが発生し 警察当局は催涙弾や放水車を使って対抗しました トルコリラ / 円は米大統領選挙後のリスク回避の動きが一服したことで反発しました ただ トルコの政治を みると トルコリラには下落圧力が加わりやすいとみられます トルコリラ / 円は下落基調を再び強める可能性 があり 引き続き注意が必要です < 八代 > 8 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

9 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

< 執筆者 > 西田明弘 ( にしだあきひろ ) 市場調査部チーフエコノミストマクロ経済 マーケット全般 1984 年 日興リサーチセンターに入社 米ブルッキングス研究所客員研究員などを経て 三菱 UFJ モルガン スタンレー証券入社 チーフエコノミスト シニア債券ストラテジストとして高い評価を得る 2012 年 9 月 マネースクウェア ジャパン (M2J) 入社 市場調査部チーフアナリストに就任 現在 M2J の WEB サイトで 市場調査部レポート 市場調査部エクスプレス 今月の特集 など多数のレポートを配信する他 TV 雑誌など様々なメディアに出演し 活躍中 津田隆光 ( つだたかみつ ) 市場調査部チーフアナリストマーケット全般 米ドル ユーロ ポンド担当日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト (CMTA) 主に国際商品市況のマーケット業務に従事し 2008 年 1 月マネースクウェア ジャパン入社 シニアテクニカルアナリストとして独自のアレンジを取り入れた各種テクニカル分析レポートを執筆する傍ら セミナー講師やラジオ NIKKEI 番組コメンテーターなどを務める 2016 年 4 月 市場調査部チーフアナリストに就任 八代和也 ( やしろかずや ) 市場調査部アナリスト豪ドル NZドル トルコリラ 南アランド カナダドル担当 2001 年 ひまわり証券入社後 コールセンター 為替関連の市況ニュースの配信 レポートの執筆など FX 業務に携わる 2011 年 12 月 マネースクウェア ジャパンに入社 市場調査部に所属し 豪ドルや NZ ドルといったオセアニア通貨にフォーカスした オセアニア レポート を執筆している FX に携わり 13 年 10 Copyright 2016 MONEY SQUARE JAPAN, INC. All rights reserved.

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