Graduate School of Policy and Management, Doshisha University 13 超高齢社会を迎える日本 概要 1970 24 2010 70 はじめに disclosure 2012 H24 26 10 1. 超高齢社会の実態 1. 1 主要国の高齢化率の推移と将来推計 65 1.1 1970 7.1 1980 9.1 1994 14.1 2008 20.2 2010 23.1 2060 41.2
14 日本 ( 社人研推計 ) 日本 ( 国連推計 ) 韓国中国イタリアドイツ英国フランススウェーデン 米国 図 1. 1 主要国の高齢化率の推移と将来推計 ( 国立社会保障 人口問題研究所 2012.1.30 資料による ) 24 40 47 61 85 115 1980 1. 2 高齢者を支える現役世代の人数 1940 72 6.5 1980 32 2.3 1.2 1970 /8.6 1980 /7.4 1990 /5.8 2000 /3.3 2010 /2.6 2030 /1.7 2060 /1.2 1.3 2010 50 50 32 8674 23 39.9 47.3 12.710
15 図 1. 2 年齢層別の人口の推移 ( 厚労省 2012.1.30 資料による ) 表 1. 3 現役世代の推移の比較 ( 厚労省 2012.01.30 調べによる ) 65 20 64 0 19 / 2010 2806 2948 23 7568 59.1 2292 17.9 /2.6 2060 8674 3464 39.9 4103 47.3 1101 12.7 /1.2 50 1. 3 歳とっても社会を支える側に 50 2010 9.4 50 2060 20.1 30 2040 29.5 1.4 60 76 歳以上 3% 75 歳まで 10% 60 歳以上 1% わからない 1% 元気ならいつまでも 40% 70 歳まで 22% 65 歳まで 23% 図 1. 4 何歳まで仕事をしたいか ( 内閣府資料による )
16 2011 50 2060 39.9 65 60 1. 3. 1 70 歳現役社会 の実現を目指して 2012 70 1.5 70 NPO 70 70 図 1. 5 福岡県 70 歳現役応援センター ( 福岡県労働局新雇用開発課資料による ) 2. 社会保障制度と世代間格差 2. 1 公的年金制度の仕組み 2000
17 根本的な世代間格差の助長要因図 2. 1 社会保障制度 設計の要点 3 超高齢社会の新たな地平を求めて 3. 1 国民世論と政府との乖離 2. 2 世代間格差の根本的な要因と改善策 1980 1990 2.1 2012 3. 1. 1 設問 現在の社会保障制度は お年寄りの年金や医療 介護等の費用を若い世代が負担する仕組みだ あなたは 少子化と高齢化が急激に進むことで こうした制度を維持できなくなる不安を感じるか? 93 3. 1. 2 設問 今の社会保障の水準を維持するためには 税金や保険料が今より高くなっても構わない? 37 31 31
18 3. 1. 3 設問 今後も増え続ける社会保障費を高齢世代と現役世代がどう負担するのが望ましいか? 62 17 70 3. 1. 4 設問 今後も 社会保障制度を維持するために 消費税の引上げが必要だと思うか? 63 33 3. 1. 5 設問 消費税の引上げに伴って 所得の低い人ほど 負担が重くなる ( 逆進性の問題 ) あなたは この負担を和らげるためには どのような対策が必要だと思うか? 68 20 2030 17 IMF 2015 10 2012 3.1 74 17 77 18 2012 3.1.5 2011 表 3. 1 軽減税率導入に関する 国民世論調査 の比較 読売新聞 世論調査 東京新聞 世論調査 導入すべき 74% 導入すべき 77% 思わない 17% 思わない 18% 分らない 9% 答えない 5%
19.6 19 20 25 20 19 3.2 19 25 19.6 5.5 19 19 20 3. 1. 6 設問 政府は 増税の前に予算の無駄削減の努力をしているか? 41 39 16 3 80 31 10 480 180 300 242 142 100 3. 1. 7 設問 今の年金制度を信頼しているか? 73 35 20 40 74 30 71 3. 1. 8 設問 若い世代の年金制度の不満について問う? 50 40 37 表 3. 2 ヨーロッパの代表的な国の軽減税率 ( 国税庁資料による ) 2.1 7 6 4 5.5 7 12 4 or 10 2.1 4 5.5 7 10
20 27 27 23 66 132 17 24 23 30 50 24 38 H22 28 3. 1. 9 設問 政府は 増加する医療費を抑制するために 高齢者の入院期間を短くし 代わりに 自宅で医療を受けられる態勢を充実させる方針だ あなたは政府の方針に賛成か? 46 45 20 40 50 3. 1. 10 設問 病院で患者が支払う医療費に 一律 100 円程度の金額を上乗せ 癌などの専門的で 高額な医療費の財源とすべきだと考えるか? 65 28 60 3. 1. 11 設問 介護保険制度のために必要な費用は 利用者の増加によって増え続けている 今後 どのような対策が必要だと思うか? 39 34 22 22 40 11 39 34 20 30 30 3. 1. 12 設問 子育て支援として 家庭に直接 給付金を支給する方法 と 保育所の増設や育児休暇制度の拡充など子育て環境を整備する方法 のどちらに重点を置くべきか?
21 73 23 2009 3. 2 社会保障制度の政策転換 70 20 15 50 80 42 3. 3 生活保護 3. 3. 1 生活保護法の目的 25 3. 3. 2 生活保護の申請手続き CW
22 14 3. 3. 3 生活保護の仕組み 3.3 3.4 図 3. 3 保護が受けられる場合 ( 生活保護手帳による ) 図 3. 4 保護が受けられない場合 ( 生活保護手帳による ) 25 137,950 30 83,700 65 69 120,270 42,500 55,000 3. 3. 4 生活保護の抑制 2012 210 7000 57 39 moral hazard 1950 1951 204 1995 88 2008 1995 2011 16 122 2012 211 7232 2011 3.5 67 3. 3. 5 不正受給対策 2012 210 2009 102 2010 130 2013 2012
23 3. 3. 6 新しい生活困窮者支援 3.5 NPO むすびに 1.3 1.4 70 p16 17 p17 93 p18 63 p17 37 p17 18 表 3. 5 厚労省が示す 新しい生活困窮者支援の構想 1 NPO 2 3
24 p19 80% 3.6 Populism [ 補論 ] 国民共通番号制度 11 IC 90 設問 番号制度の導入には長所と短所が 表 3. 6 今後の検討課題 15 10 10
25 表 3. 7 主要国の 番号制度 ( 国税庁資料による ) ある あなたは どのように考えるか? 54 36 3.7 参考文献 2008 2009 2012 2006 2012 68 2012 46 No. 2011 参考資料 2011 2060 2012 24 24 24 2012 2012 jpss.go.jp/shoushika/tokkei 2012 30 nta.go.jp/ntc/kenkyu/ ronsou 2012 30 sankei.jp/economy/news 2012 70 pref.fukuoka.lg.jp 2012 30 ID soumu. go.jp/johotsusintokei/whitepaper 2012 1 soumu.go.jp/main_content/000173753. pdf 2012 31