ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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ICTを軸にした小中連携

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

社会科学習指導案

思考力 判断力 表現力等 読むこと テクストに表された世界を 言葉の意味や文章の展開を手掛かりに 感じたり想像したりする力 細かな描写や表現を手がかり 作品を深く読む力 学びに向かう力 人間性等 国語を通じて 自分のものの見方 考え方を深めようとするとともに 考えを伝え合うことで 集団の考えを発展さ

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成29年度 中学校英語科教育 理論研究

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

ワークシート 分析 わかる できる つながる 三連携 言語領域文化領域グローバル社会領域 休日 趣味の尋ね方や答え方について n 語で口頭で復習する (A1) 休日 趣味の尋ね方や答え方について n 語で口頭で質問し答えることができる (B1) リストアップした内容を各グループ内で討論

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

H30全国HP

楽しい外国語活動を目指して

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

保健体育科学習指導案

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

4 展開計画 ( 全 5 時間 ) 時テーマ ねらい活動 内容使用教材 1 タンザニアを知ろう! No.1 アフリカの途上国 タンザニア という国について知る 興味を持ち どんな文化なのかどんな生活をしているのかを自ら調べようとする タンザニアについての基本的な情報を聞く ワークシートパワーポイント

解答類型


1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

(3) 児童観 本学級の児童数は 36 人で, 素直で学習意欲が高く, 学習課題に熱心に取り組み, 多くの児童が積極的に発表することができる 各教科の学習で取り組んでいるペアやグループ学習では, それぞれの意見を意欲的に伝え合うことができる しかしながら, 自分の考えや意見になかなか自信が持てない児

生徒の活動

目次 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム ダイジェスト版 について p. 1 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラムの位置付けについて p. 1 小学校教員養成課程外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム構造図 p. 2 学習項目と到達目標 p. 3 中 高等学校

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

総合的な学習の時間とカリキュラム・マネジメント

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

教育研究グループ報告書

自己紹介をしよう

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

国語科学習指導案様式(案)

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

PowerPoint プレゼンテーション

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主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

愛媛県学力向上5か年計画

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

20情報【授業】

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

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5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

(3) 指導観公民的分野は地理的分野と歴史的分野の学びの積み重ねによるところが大きい 用語や概念も高度化し 生徒の感想にも 難しい と感じるものが多くなっている そこで その難しいと感じる公民の用語などは積極的に用語集を活用し 難しい言葉に対する抵抗感を少しでも和らげるよう授業でも活用している また

(2) 平成 26 年度からの研究社会の変化に対応し未来を拓くために必要な 思考力 を育成するための新教科 未来思考科 を位置付けた教育課程, 新教科の指導内容, 指導方法及び評価方法についての研究開発を行っている 本校が考える 思考力 とは, 平成 24 年度に出された国立教育政策研究所のプロジェ

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

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成績評価を「学習のための評価」に

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

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本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

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考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

Transcription:

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校授業者津田優子 日 : 平成 9 年 月 5 日 ( 土 ) 公開授業 Ⅰ(0:00 ~0:50) 場所 : 授業研究室 3 対象 : 年 組 38 名 ( 男子 0 名 女子 8 名 ) 4 単元名 : プレゼンテーションをしよう 題材名 : 世界の国を紹介しよう 5 単元のねらいと研究主題との関連 () 単元のねらい新学習指導要領では 知識及び技能 について 情報を整理しながら考えなどを形成し 英語で表現したり 伝え合ったりすることに関する事項 が挙げられている この点に注目し 本単元では どのように伝えればいいか という包括的な問いのもと 聞き手に伝わる発表の仕方とは という本質的な問いを設定し パフォーマンス課題に取り組むことにした これまでの発表活動を通して得た気づきや学びを土台とし どのように伝えればいいか について実体験を通して身につけさせたい 今回のようなパワーポイントを用いてのプレゼンテーションは 英語の授業においては 回目である 前回は与えられたパフォーマンス課題に個人で取り組み 発表した 西岡 (06) は パフォーマンス課題については包括的な本質的な問いに対応させて 繰り返し類似のものが与えられること になり そのような課題に対応する力の伸びを捉えるような長期的ルーブリック について述べている また 長期的な見通しを英語科として共有し 生徒たちのコミュニケーション能力を育成するのに適したパフォーマンス課題を活用するとともに 最も効果的な場面でアクティブ ラーニングを取り入れること の重要性を述べている ( 西岡,06) 今回は 前回の発表活動で気づいたことを活かしながら グループで協働し課題に取り組むこととした ひとりひとりが役割を分担し 責任をもって情報を集め整理するとともに グループとしてまとまりのあるプレゼンテーションを行うために グループのメンバーと話し合ったり意見を出し合ったりすることも求められる また 英語を用いるため グループ内での助け合いも必然的に見られるだろう このように パフォーマンス課題を通して 主体的な学び 他者との対話や協働学習を進めていきたい 聞き手に伝わるための発表 の仕方について 次のようなことがポイントとなる 伝えたいことが明確になっているか 情報が整理されているか 聞き手を意識した内容になっているか 聞き手に伝わる英語表現を用いているか 聞き手に聞こえる声で アイコンタクトを意識して発表しているか 発表活動などの課題を積み重ねることにより 膨大な量の情報から伝えたいことを精選し 必要なものに焦点をあてることによって 聞き手が知りたいであろう情報を伝えられるようにしたい また 得た情報をもとに 自分も聞き手も理解できる英語表現を用いることができるよう 既習事項を用いることができる力を同に養っていきたい 今回のプレゼンテーション活動の評価については これまでの発表活動の評価基準を参考に教師が作成したルーブリックを原案として用いる それに加えて 前回の発表活動の振り返りや クラスメイトからのコメントを参考に 生徒自身が 素晴らしい発表はどのようなものなのか どのようなことができれば A 評価になるのか を話し合う機会を設け その内容をクラスで交流 共有し

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす資質 能力 ( 新学習指導要領との関連 ) 知識 技能 情報を伝える力 外国語の知識を適切に使う力 思考力 判断力 表現力等 知識や得た情報を活用して 自分の意見や考えを外国語で形成 整理 再構築する力 外国語で 情報や考えなどを表現し伝え合う力 学びに向かう力 人間性等 外国語を通じて 言語やその背景にある文化を尊重しようとする態度 外国語を通じて積極的に人や社会と関わり 自己を表現するとともに他者を理解するなど互いの存在について理解を深め 尊重しようとする態度 他者を尊重し 聞き手に配慮しながら情報や考えなどを外国語で話そうとする態度 (3)() から汎用的に活用できる資質 能力 ( 世紀型能力 より ) 論理的 批判的思考力 ( 思考力 ) 問題解決 発見力 創造力 ( 思考力 ) 持続可能な未来への責任 ( 実践力 ) (4) 本質的な問いと永続的理解 ( 見方 考え方 ) 包括的な問い本質的な問い永続的理解 どのように伝えればいいか 聞き手に伝わる発表の仕方とは 聞き手に何かを伝えるときには 情報の内容を整理し 聞き手が興味をもつ項目を取り上げることが大切である 英文は複雑なものではなく 簡潔にまとめ 既習の表現を中心にするなど 分かりやすい表現を用いることも有効である また 話し方やアイコンタクトなどコミュニケーションを意識した発表を行う必要がある (5) 主体的 対話的な活動 として 次のような活動を行う 一人勉強 ここでの 対話的 とは 資料などの書物との 対話 をさす 4~5 人の小グループでの話し合い活動 小グループでの発表活動 6 本単元のパフォーマンス課題のシナリオあなたは各国大使館の一員で チームで自分たちの国について紹介します 国について知ってほしい内容をプレゼンテーションし 自分たちの国に興味を持ってもらわなければいけません 紹介する内容では 特にその国の特徴やおすすめのスポット また注意点などを適切に伝えられるようにしてください 日本とその国との比較をするなど 伝えたいことを分かりやすくプレゼンテーションしてください

7 生徒の実態と指導観英語に興味を持ち 様々な活動に意欲的に取り組む生徒たちである 特に ペアやグループでの発表活動では互いにアイデアを出しながら楽しく取り組むことができる 平素の授業では インプットを重視しその方法を工夫するよう努めている また 個人での活動 ペアやグループでの活動など 多様な場面を設定し 互いにやりとりする機会を設けている パフォーマンス課題では 自分の考えや伝えたいことを整理し適切にまとめられるように かつ聞き手や読み手など情報の受け取り手に内容が伝わる方法を考えられるように指導していきたい 8 単元の学習指導計画 プレゼンテーションをしよう ( 全 5 間 ) 学習内容 単元の目標と学習内容について理解し 学習の見通しをもつ グループごとに紹介する国を決定し 紹介する内容を検討する 3 4 5 ( 本 ) 調べた資料や 各自の分担された内容を持ち寄り プレゼンテーションの構成を考える パワーポイントを作成する 調べた資料や 各自の分担された内容を持ち寄り プレゼンテーションの構成を考える パワーポイントを作成する 3 リハーサルをする プレゼンテーションをする 聞き手は 話された情報をもとに 内容に関してコメントを述べたり質問したりする プレゼンテーションをする 聞き手は 話された情報をもとに 内容に関してコメントを述べたり質問したりする 3 プレゼンテーションされた内容や幸福度ランキングをもとに 日本の良さについて話し合い 気づきを共有する 9 単元の評価の方法 評価の観点 () 知識 技能 情報を伝える力 外国語の知識を適切に使う力 () 思考力 判断力 表現力等 知識や得た情報を活用して 自分の意見や考えを外国語で形成 整理する力 外国語で 情報や考えなどを表現し伝え合う力 (3) 主体的に取り組む態度 外国語を通じて 言語やその背景にある文化を尊重しようとする態度 他者を尊重し 聞き手に配慮しながら情報や考えなどを外国語で話そうとする態度 総括的評価の方法 パフォーマンス課題 プレゼンテーションをしよう あなたは各国大使館の一員で チームで自分たちの国について紹介します 国について知ってほしい内容をプレゼンテーションし 自分たちの国に興味を持ってもらわなければいけません 紹介する内容では 特にその国の特徴やおすすめのスポット また注意点などを適切に伝えられるようにしてください 日本とその国との比較をするなど 伝えたいことを分かりやすくプレゼンテーションしてください 〇単元のふり返り〇観察 3

0 本の目標 プレゼンテーションをうけて 自分の意見や考え また質問を英語で表現することができる 思考力 判断力 表現力 聞き手に配慮しながら情報や考えなどを外国語で話そうとしている 主体的に取り組む態度 本の展開 導入 (5 分 ) 展開 (7 分 ). 本の学習の流れと Goal を知る 学習活動予想される生徒の反応備考 準備物.Warm-up ペアワーク (Chatting Time) 提示された Topic についてペアで会話をする. 前までのプレゼンテーションの振り返り 簡単に内容を振り返る.ALT のプレゼンテーションを見る 英語を用いてできるだけ会話を続けようとする ALT の映像を見て発表の仕方を確認する パソコン 3. 残りのグループのプレゼンテーションを行う 4. 内容に関してコメントを述べたり 質問したりする 展開 (5 分 ). あるランキングを提示し それが何のランキングかを考える 豊かな国 寒い国 美しい国. 外国についてのプレゼンと幸福度ランキングを元に 日本の良さについて話し合い 気づきを共有する ( ペア グループ ) 安全 自然が美しい 人が親切 和食 自分たちが紹介した国との比較 3. 全体で交流 まとめ. 振り返り 振り返りシート (3 分 ). 日本の良いところについて紹介する英文を書いてくる課題を伝える 4

ルーブリック 重みづけ A B C 観点 : 態度 聞き取りやすい大きな声で スムーズに話している 聞き手の方を見て話し ジェスチャーを用いるなどしている 英語らしい発音を意識している 聞こえる声で話している アイコンタクトを意識している 声が小さく 聞き取りにくい または 聞こえない ほとんどアイコンタクトができていない 観点 : 内容 内容が興味深く 充実している 情報が整理され パワーポイントがうまく活用されている 分かりやすい英語で簡潔に話している 必要な情報が述べられている 情報が整理されている 分かりやすい英語で話そうとしている 必要な情報が伝えられていない 情報が整理されておらず わかりにくい 引用 参考文献 西岡加名恵 (06). アクティブ ラーニング導入にあたっての評価のあり方. 英語教育, 65 (5),. 東京 : 大修館書店. 文部科学省 (07). 学習指導要領中学校外国語科 (07 年 3 月 3 日告示 ). 5