Similar documents
塚畠遺跡Ⅲ ーE地点の調査ー




b

iwa p1

.....J (Page 1)


調査範囲全景 ( 写真上が北 合成写真 ) 巻頭図版 1

<95B689BB8DE08F8482E B7994C5817A2E696E6464>

KANTO_21539.pdf

新潟県立歴史博物館研究紀要第4号

<8CC E290D B835E B83582E555352>

概報表紙


昼飯大塚現説資料 indd



0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2


文化フォーラムレジュメ2014(本文)最終.indd


0316延永ⅣAB本文修正.indd

014.indb


口絵 1 荻窪鰯塚遺跡出土遺物 献 一rL 薄へ誓 〆嘱噸り 2 荻窪鰯塚遺跡調査区全景 西より望む 許稀 め ねレ こ 趣 マ へ


上原城下町遺跡

Ⅳ-3 層土層の一部 ( 幅 113 cm 高さ 29 cm 奥行き 7 cm ) 土壌となった土層(Ⅳ-2 層 ) の下底面の凹み ( 長さ 50 cm 幅 30 cm 厚さ 15 cm ) を切り取り発泡ウレタンで固定して観察を行った 水分が一定程度抜けた状態で詳細な観察ができるようになり 発掘

中表紙_中表紙


TP10 TP9 中世遺構検出 2-1区 中世後期 TP8 2-3区 2-2区 護岸遺 50m 0 2-4区 図 4 第 2 地点 調査区 6 S=1/1200 石積堤 防遺構 構1 2-5区


35号 表1-4.ai

紀要6.indd

取扱説明書 [F-05E]



はじめに むつのくにほねでらむら 一関市厳美町本寺地区は 中尊寺に残される 陸奥国骨寺村 え絵 ず 図 の現地として著名で きょうあり 日本の原風景 ともいえる農村景観を今に伝えています 平安時代以来 中尊寺経 ぞうしょう蔵の荘 えんあづまかがみ園であったことが 中尊寺の古文書群や鎌倉幕府が編纂した


市内遺跡10

本文/西川先生 2009‐04

概要報告 7 鈴鹿市国分町 富士山 10 号墳発掘調査概要 鈴鹿市教育委員会

本文.indd


同志社大学所蔵堺市城ノ山古墳出土資料調査報告 1 城ノ山古墳 城ノ山古墳は現在の大阪府堺市北区百舌鳥西之町1丁目 百舌鳥古墳群の東南部分 に所在していた 丘陵上に前方部を西に向けて築かれた古墳である 大山古墳の南側 百舌鳥川左 岸の台地が一段高くなる部分に築かれている 墳丘上からは大山古墳や御廟山古

<4D F736F F D20967B C8B9E91E58A778D7593B089FC8F438D488E9682C994BA82A48E96914F92B28DB88A F18D908F912E646F63>

す 遺跡の標高は約 250 m前後で 標高 510 mを測る竜王山の南側にひろがります 千提寺クルス山遺跡では 舌状に 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線 新名神高速道路 建設事業に伴い 平成 24 年1月より公益財団法人大 張り出した丘陵の頂部を中心とした 阪府文化財センターが当地域で発掘調査

85




本文p1-56.indd


104 E 106 E ラオスタイ 14 N 14 N アンコール遺跡群 シェムリアップ サンボー プレイ クック遺跡群 12 N 12 N プノンペン ベトナム 10 N 10 N km 104 E 106 E

<95CA93598E9197BF E8EBF92B28DB88E9197BF2E786477>

<4D F736F F F696E74202D2095BD96EC88E290D591E6338E9F94AD8C4092B28DB8205B8CDD8AB B83685D>



豪雨・地震による土砂災害の危険度予測と 被害軽減技術の開発に向けて


目次 例言 Ⅰ Ⅱ 第 1 章遺跡の目次 1 4 第 2 章調査区の概要 5 8 図版 2 7 写真図版 PL.1 10 図版目次 第 1 図チャシコツ岬上遺跡位置図 2 第 2 図地形測量図 3 第 3 図調査区及びグリッド配置図 4 第 4 図 PIT 1( 土坑墓 ) 及び PIT 2a( 土

5. 先端的科学 技術による保存研究アブ シール南丘陵遺跡における GPR 探査 101 アブ シール南丘陵遺跡における GPR 探査 * 岸田徹 1 * 津村宏臣 2 * 3 渡邊俊祐 1. はじめに 本調査では 遺跡の保存管理のための地下遺跡マップを作成することを目的として アブ シール南丘陵遺

28 簡便なことがあげられる 炉体を立ち上げる前に深さ 30 cmほどの土坑を掘り その内部で火を焚き 防湿を図ったと考えられるが 掘方の壁の上面が赤変する程度のものが大半である このタイプの炉は Ⅱ 類 Ⅲ 類に切られるものが多く Ⅰ 類からⅡ 類 Ⅲ 類の炉へ大型化が想定される Ⅱ 類の特徴とし

Microsoft Word - 第5章07地盤沈下.docx

00表紙_2012_CD用_00表紙_2009




SD SD SD


阿智村概報.indd


奈 良 市 埋 蔵 文 化 財 調 査 年 報 平 成 23(2011) 年 度 奈 良 市 教 育 委 員 会 2014

F-08E


FA0072 FA0028

例 言 本 文 目 次 挿 図 目 次 図 版 目 次 写 真 図 版 1 写 真 図 版 2


8月号.indd


象鼻山ペラ校正

... 6

裁定審議会における裁定の概要 (平成23年度)

和県監査H15港湾.PDF


日本経大論集 第45巻 第1号

クレイによる、主婦湿疹のケア

(3)(4) (3)(4)(2) (1) (2) 20 (3)

untitled

群馬県野球連盟


<82B582DC82CB8E7188E782C48A47967B41342E696E6464>

untitled




<91E F1938C966B95FA8ECB90FC88E397C38B5A8F708A778F7091E589EF8EC08D7388CF88F5837D836A B E696E6464>

Microsoft Word - 入居のしおり.doc

untitled

Transcription:

2006.3 深谷市教育委員会

2006.3 深谷市教育委員会

巻頭写真 1 幡羅遺跡 ( 北西より ) 第 1 号建物跡

巻頭写真 2 1 号建物 6 号礎石地業跡 1 号建物 3 号地業跡断面

例 言

発掘調査の組織 ( 平成 13 年度 ) 発掘調査の組織 ( 平成 17 年度 )

目次挿図目次

凡 例

Ⅰ 調査の契機 1 西別府廃寺跡と西別府祭祀遺跡 2 調査の契機

Ⅱ 位置と環境 1 幡羅遺跡の立地 櫛挽台地 幡羅遺跡 山地丘陵 台地低地 第 1 図 埼玉県の地形

妻沼低地

調査地点 幡羅遺跡 西別府祭祀遺跡 西別府廃寺 第 2 図遺跡位置図 (1:10000)

2 幡羅遺跡を巡る歴史的環境 6 世紀 7 世紀

6 世紀を中心とする集落 7 世紀を中心とする集落 式内社 古墳 白髭神社 柳町遺跡 上敷免遺跡 新屋敷東遺跡 上増田古墳群 城北遺跡 飯塚南遺跡 道ヶ谷戸遺跡 八日市遺跡 東川端遺跡 楡山神社 木の本古墳群 宮ヶ谷戸遺跡 清水上遺跡 森吉古墳群 幡羅遺跡 別府古墳群 一本木前遺跡 奈良神社 在家古墳群 籠原裏古墳 樋の上遺跡 玉井古墳群 坪井古墳群 三ヶ尻古墳群 田中神社 宮塚古墳 広瀬古墳群 石原古墳群 第 3 図 遺跡周辺の地形

8 世紀 9 10 世紀

Ⅲ 調査の方法 幡羅遺跡 1/5000 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ X=21500 X=21400 X=21300 X=21200 X=21100 X=21000 X=20900 Y=-45500 Y=-45400 Y=-45300 Y=-45200 Y=-45100 Y=-45000 Y=-44900 Y=-45500 Y=-45400 Y=-45300 Y=-45200 Y=-45100 Y=-45000 Y=-44900 A X=21500 B X=21400 C X=21300 D X=21200 E X=21100 F X=21000 G X=20900 深谷市 座標系 Ⅸ 系 ( 昭和 43 年建設省告示第 3059 号による平 等高線 50cm 間隔 測図年月 H14.9 S=1:5000 0 10 50 100m 第 4 図 調査区設定図

B X=21400 Ⅳ Y=-45200 1 2 3 4 5 20 Ⅴ Y=-45100 45 58 225 238 C X=21300 381 400 B-4-45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 65 66 67 71 72 73 74 75 76 77 78 85 86 87 95 96 97 98 105 106 107 118 125 126 127 第 1 次調査区 145 152 153 第 2 次調査区 165 166 167 168 172 185 186 187 188 189 191 198 205 206 207 208 209 210 211 212 213 218 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 238 第 5 図調査区グリッド図

B-4-45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 Y=-45140 65 66 67 71 72 73 74 75 76 77 78 2 号古墳跡 3 号古墳跡 85 86 87 95 96 97 98 1 号住居跡 105 106 107 118 2 号建物跡 2 号住居跡 X=21370 125 126 127 4 号古墳跡 145 152 153 1 号古墳跡 165 166 167 168 172 1 号建物跡 1 号溝跡 185 186 187 188 189 190 191 198 2 号溝跡 205 206 207 208 209 210 211 212 213 218 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 238 S=1:300 0 5 10m 第 6 図遺構配置図 (1)(1:300)

Ⅳ 遺構と遺物 1 古墳跡 1 号古墳跡 ( 形状 ) ( 規模 ) ( 出土遺物 ) A A A 32.400 3 A 1 2 1 号古墳土層説明 (A-A') 1 明褐色土 Fe 多く含む 2 暗灰褐色土 3 明褐色土 攪乱 0 2m 第 7 図 1 号古墳跡 (1:80) 2 号古墳跡 ( 形状 ) ( 規模 ) ( 出土遺物 )

A B A A 0 2m カクラン カクラン 1 2 号古墳土層説明 (A-A') 1 暗灰褐色土 カクラン カクラン 33.000 A 2 号古墳土層説明 (B-B') 1 暗灰褐色土 ( 砂質 ) B B 33.000 B 1 第 8 図 2 号古墳跡 (1:80)

3 号古墳跡 ( 形状 ) ( 規模 ) ( 出土遺物 ) A 33.000 A 1 2 3 号古墳土層説明 (A-A') 1 暗灰褐色土 2 黒褐色土 + ローム粒 A A SB2 0 2m 第 9 図 3 号古墳跡 (1:80) 4 号古墳跡 ( 形状 ) ( 規模 ) ( 出土遺物 )

A 33.000 A 1 A 6 7 9 5 8 10 6 4 3 2 4 号古墳土層説明 (A-A') 1 暗灰褐色土 ( 耕作土 ) 2 暗褐色土焼土含む 3 暗褐色土ロームブロック含む 4 暗褐色土ローム粒含む 5 暗灰褐色土ローム粒含む 6 暗褐色土ローム粒 ( 細 ) 含む 7 黒褐色土 FA ブロック混入 8 黒褐色土炭化物含む 9 黒褐色土ローム粒含む 10 暗褐色土ロームブロック含む 第 11 図 3 第 11 図 4 A SJ2 第 11 図 1 0 50cm SD1 SD2 第 11 図 2 0 2m 0 50cm 第 10 図 4 号古墳跡 (1:80)

第 11 図古墳出土遺物 (1)

2 住居跡 1 号住居跡 ( 平面形 規模 ) A A 4 貼床遺存の範囲 1 5 3 2 a 33.000 A b 1 号住居跡土層説明 (A-A') 1 茶褐色土焼土を多く含む 2 灰褐色土焼土含む 3 暗褐色土焼土をやや多く含む 4 茶褐色土焼土層 5 暗灰褐色土焼土 炭化物粒を含む A a 茶褐色土焼土を含む b 暗茶褐色土ローム粒 小礫を含む 貼床の範囲 0 2m 第 12 図 1 号住居跡 (1:60)

第 13 図 1 号住居跡出土遺物

( 床面 ) ( カマド ) ( 出土遺物 ) 2 号住居跡 ( 平面形 規模 ) ( 床面 ) ( カマド ) ( 出土遺物 )

B A A 33.000 A 2 1 B C C 3 B 33.000 B b -10 a -5-6 A -4-5 2 2 号住居跡土層説明 (A-A') 1 暗灰褐色土焼土を多く含む 2 明褐色土 (B-B') a 暗灰褐色土ローム粒 焼土を含む b 赤褐色土焼土層 C 33.000 C 0 2m : 礫 ピットの - 数字は床面よりの深度を表す 単位は cm 第 14 図 2 号住居跡 (1:60) 第 15 図 2 号住居跡出土遺物

3 建物跡 1 号建物跡 1 号 a - 1 建物 1 号 b 建物 出土遺物

F B B A A カクラン SK7 C C カクラン E E SK8 D D F SK9 4 3 2 1 0 2m 8 7 6 5 12 11 10 9 15 14 13 16 柱穴 壷地業跡番号 第 16 図 1 号 a 建物跡 (1:60)

A 33.000 A B 33.000 B 3 1 2 3 1 3 4 7 2 5 3 6 撹乱 6 4 5 1 号建物跡土層説明 (A-A') 1 暗灰褐色土径 30mmのロームブロック含む 2 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 3 暗灰褐色土ローム粒含む 4 暗褐色土 ロームブロック多量に含む 5 黒褐色土 ロームブロック多量に含む 6 暗褐色土 (a 建物の柱痕跡 ) 1 号建物跡土層説明 (B-B') 1 暗褐色土ローム粒含む 5 黒褐色土ローム 礫 砂 2 礫 砂 ロームブロック 6 暗褐色土ローム 礫 砂 3 暗褐色土ロームブロック 7 黒褐色土ローム 礫 砂 4 暗褐色土ローム 礫 砂 (1~4 炭化物 焼土を含む ) C 33.000 C D 33.000 D 1 4 6 1 5 2 3 5 7 2 6 3 4 撹乱 8 1 2 3 6 7 8 9 10 9 1 号建物跡土層説明 (D-D') 1 黒褐色土ローム粒含む 6 褐色土ロームブロック多く含む 2 灰褐色土ロームブロック含む 7 黒色土ロームブロック含む 3 暗褐色土ロームブロック含む 8 暗褐色土ローム粒含む 4 暗褐色土ロームブロック多く含む 9 黒色土ロームブロック含む 5 黒色土ローム粒含む 10 黒褐色土ロームブロック多く含む (8~10 は a 建物の柱痕跡 ) 1 号建物跡土層説明 (C-C') 1 暗灰褐色土ローム粒含む 6 暗褐色土ロームブロック多量に含む 2 暗灰褐色土ローム粒少量含む 7 黒色土ローム粒含む 3 暗灰褐色土ロームブロック含む 8 明褐色土 4 暗褐色土ロームブロック含む 9 灰褐色土ローム粒含む 5 暗褐色土ロームブロック多量に含む (7 8はa 建物の柱痕跡 ) E 33.000 E F 33.000 F 1 2 2 4 5 1 3 4 3 6 5 7 8 撹 乱 1 号建物跡土層説明 (E-E') 1 暗褐色土ロームブロック含む 2 黒褐色土ロームブロック含む 3 暗褐色土ロームブロック含む 4 暗灰褐色土ローム粒含む 5 暗褐色土ロームブロック含む 1 号建物跡土層説明 (F-F') 1 暗灰褐色土ローム粒含む 5 暗褐色土ロームブロック含む 2 暗灰褐色土ロームブロック含む 6 暗灰褐色土ローム粒含む 3 暗褐色土ロームブロック含む 7 暗灰褐色土ロームブロック含む 4 暗褐色土礫を多量に含む 8 黒色土ローム粒含む (a 建物の柱痕跡 ) (1~8 全て少量の焼土 炭化物を含む ) a 建物の柱痕跡 0 1m 第 17 図 1 号建物跡断面図 (1:30)

カクラン SK7 カクラン SK8 SK9 0 2m 第 18 図 1 号 b 建物跡 (1:60)

2 号建物跡 2 号 a 建物 2 号 b 建物

C C B B A A D カクラン D E E 4 3 2 1 8 7 6 5 12 11 10 9 0 2m 16 柱穴 壷地業跡番号 15 14 13 第 19 図 2 号 a 建物跡 (1:60)

A 33.000 A 7 6 4 未調査 5 8 3 1 2 2 号建物跡土層説明 (A-A') 1 淡灰褐色土径 30mmのロームブロック含む 2 黒褐色土ローム粒を含む 3 黒灰褐色土ロームブロック含む 4 暗灰褐色土 ローム粒を多量に含む 5 黒褐色土 ロームブロック多量に含む 6 暗褐色土ローム粒を多量に含む 7 黒褐色土ローム粒を多量に含む 8 黒褐色土ロームブロックを含む B 33.000 B C 33.000 C カクラン 6 2 1 4 5 3 12 13 11 8 9 10 6 7 5 1 2 3 4 2 号建物跡土層説明 (B-B') 1 暗灰褐色土径 30mmのロームブロック含む 2 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 3 暗灰褐色土ローム粒含む 4 黒色土 ロームブロック多量に含む 5 黒褐色土 ロームブロック多量に含む 6 明褐色土 2 号建物跡土層説明 (C-C') 1 明褐色土ロームブロック含む 8 暗褐色土ローム粒ロームブロック含む 2 黒褐色土ローム粒 ロームブロック含む 9 明褐色土 3 暗灰褐色土ローム粒ロームブロック含む 10 暗褐色土ローム粒ロームブロック含む 4 黒褐色土ロームブロック多量に含む 11 暗灰褐色土 5 黒褐色土ロームブロック多量に含む 12 暗灰褐色土ローム粒ロームブロック含む 6 暗褐色土ローム粒ロームブロック含む 13 褐色土ローム粒 ロームブロック含む 7 明褐色土 D 32.600 D 32.700 E 6 7 8 9 12 10 13 14 15 16 17 2 3 7 18 19 5 11 6 8 20 1 4 21 5 9 10 4 3 1 E 2 2 号建物跡土層説明 (D-D') 1 明褐色土ロームブロック粒含む 2 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 3 灰褐色土ローム粒含む 4 淡褐色土 ロームブ粒含む 5 黒褐色土 ローム粒含む 6 暗灰褐色土ローム粒含む 7 黒褐色土 ローム粒含む 8 暗灰褐色土ローム粒含む 9 灰褐色土ローム粒含む 10 暗灰褐色土ローム粒含む 11 黒褐色土 ローム粒含む 12 黒褐色土 ローム粒含む 13 明褐色土黒色土粒含む 14 黒色土 ローム粒含む 15 明褐色土黒色土粒含む 16 黒色土 ローム粒含む 17 暗褐色土ローム粒含む 18 黒色土 ローム粒含む 19 黒色土 20 暗褐色土 21 暗褐色土ローム粒を多く含む 第 6 層 ~ 第 21 層まではよく締った層である a 建物の柱痕跡 2 号建物跡土層説明 (E-E') 1 暗灰褐色土ローム粒含む 7 暗灰褐色土 ローム粒含む 2 暗灰褐色土ローム粒 焼土を含む 8 黒褐色土 ローム粒含む 3 暗灰褐色土ローム粒 ( 大 ) 含む 9 黒褐色土 4 黒褐色土 ロームブロックを含む 10 黒褐色土 ローム粒をマーブル状に含む 5 黒褐色土 ロームブロック多量に含む 6 黒褐色土 ローム粒含む 0 1m 第 20 図 2 号建物跡断面図 (1:30)

カクラン 0 2m 第 21 図 2 号 b 建物跡 (1:60)

第 22 図建物跡 1 号溝出土遺物

出土遺物 4 溝跡 1 号溝跡 1 号溝跡出土遺物

A 32.500 A 1 2 3 カクラン 3 1 4 2 5 6 1 号溝跡土層説明 (A-A') 1 暗褐色土ロームブロック粒含む 2 黒褐色土ローム粒を含む 3 灰褐色土ロームブロック含む 4 暗灰褐色土 ローム粒を多量に含む 5 明灰褐色土 ロームブロック多量に含む 6 灰褐色土ロームブロックを含む A A B 32.700 B 4 2 1 3 4 7 5 6 8 B B 1 号溝跡土層説明 (B-B') 1 暗灰褐色土 2 暗灰褐色土ローム粒を含む 3 黒灰褐色土ロームブロック含む 4 黒褐色土 ローム粒を多量に含む 5 暗灰褐色土 ロームブ粒に含む 6 暗灰褐色土ローム粒を多量に含む 7 黒褐色土ローム粒を多量に含む 8 黒褐色土ロームブロックを含む 0 1m 0 2m 第 23 図 1 号溝跡 (1:100 1:40)

2 号溝跡

5 土壙群 ピット 溝跡及び土壙の出土遺物 調査区内出土遺物

B-4-45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 Y=-45140 65 66 67 71 72 73 74 75 76 77 78 SK20 SK19 SK24 SK25 85 86 87 SK22 SK26 95 96 97 98 SK23 SK35 SK36 SK21 SK37 SK27 105 106 107 SK38 118 SK18 SK28 SK37 SK38 SK39 SK17 SK12 SK6 SK29 X=21370 SK30 SK31 SK40 SK43 125 126 127 SK33 SK32 SK44 SK13 SK41 SK48 SK42 SK4 SK11 SK45 SK5 SK34 SK46 SK49 SK1 SK2 SK50 SK47 145 152 153 SK3 SK14 SK15 SK10 SK16 165 166 167 168 SK7 172 SK9 SK8 SK51 SK52 SK53 SK54 185 186 187 188 189 191 SK56 SK58 SK59 198 SK55 SK57 SK60 SK61 205 206 207 208 209 210 211 212 213 SK62 218 SK63 SK64 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 238 Y=-45140 S=1:300 0 5 10m 第 24 図遺構配置図 (2)(1:300)

SK4 A 32.400 A A SK1 SK2 A 3 1 2 1 号土壙跡土層説明 (A-A') 1 暗灰褐色土ロームブロック粒を含む 2 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 3 淡灰褐色土ローム粒含む SK3 SK6 B B 32.400 B 4 5 1 2 7 3 6 SK5 2 号土壙跡土層説明 (B-B') 1 灰褐色土近年の攪乱土 2 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 3 淡灰褐色土ローム粒含む 4 灰褐色土 5 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 6 暗褐色土 7 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む B C SK7 C 32.400 C 3 2 1 C 3 号土壙跡土層説明 (C-C') 1 暗褐色土ロームをマーブル上に含む 2 暗灰褐色土ローム粒 ロームブロック含む 3 淡灰褐色土ロームブロックを多量に含む 0 2m 第 25 図土壙 (1:100)

第 26 図中世の出土遺物 (1)

第 27 図中世の出土遺物 (2)

第 28 図調査区出土遺物

Ⅴ 遺構の時期と性格 はじめに 1 遺構の先後関係

2 遺構の性格 2 号建物跡 4 号墳のマウンド部分は小さな高まりが残っていた可能性がある 1 号建物跡 1 号溝跡 0 S=1:300 5 10m 第 29 図律令期の遺構群 (1:300)

3 正倉小群の形成

おわりに 引用 参考文献

図版 1 4 号古墳埴輪出土状況 (1) 4 号古墳埴輪出土状況 (2) 4 号古墳埴輪出土状況 (3)

図版 2 1 号建物全景 1 号建物作業風景 1 号建物 6 号礎石地業跡

図版 3 1 号建物 3 号地業跡断面 1 号建物 9 号地業跡断面 1 号建物 16 号地業跡断面

図版 4 2 号建物全景 (1) 2 号建物全景 (2) 2 号建物掘込地業跡

図版 5 2 号建物 5 号地業跡断面 2 号建物 5 号柱穴 地業跡断面 2 号建物 9 号柱穴 地業跡断面

図版 6 1 号溝跡全景 1 号溝跡土層断面 1 号溝跡遺物出土状況 (1) 1 号溝跡遺物出土状況 (2)

図版 7 1 号住居跡 2 号住居跡

図版 8 4 号古墳 1 透孔と直角の位置にある小穿孔 4 号古墳 2 板状工具の痕跡

図版 9 4 号古墳 3 4 号古墳 4 4 号古墳 5 2 号住居 3 調査区出土遺物 2 調査区出土遺物 3 調査区出土遺物 6

図版 10 1 号住居 1 1 号住居 2 1 号住居 4 1 号住居 5 1 号住居 6 2 号住居 1 2 号住居 2

図版 11 1 号建物 1 1 号建物 3 1 号建物 4 2 号建物 5 1 号溝跡 8 1 号溝跡 11 1 号溝跡 9

図版 12 中世出土遺物 1 中世出土遺物 2 中世出土遺物 3 中世出土遺物 4 中世出土遺物 5 中世出土遺物 8 鉄製品 砥石 出土渡来銭

報告書抄録