第11回税調

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世界最先端 IT 国家創造宣言 ( 平成 28 年 5 月 20 日閣議決定 ) ( 平成 27 年 6 月 30 日閣議決定 ) の変更 ( 抄 ) ( 抜粋 ) I. 世界最先端 IT 国家創造宣言に基づくこれまでの成果 1. これまでの代表的な成果 (2) マイナンバー制度を活用した国民生活の

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【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料

第16回税制調査会 別添資料1(税務手続の電子化に向けた具体的取組(国税))

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経済財政運営と改革の基本方針 2018 ~ 少子高齢化の克服による持続的な成長経路の実現 ~ 1 第 3 章 経済 財政一体改革 の推進 4. 主要分野ごとの計画の基本方針と重要課題 (3) 地方行財政改革 分野横断的な取組等 ( 国 地方の行政効率化 IT 化と業務改革 ) 自治体行政の様々な分野

2017 年度 マイナンバー特別研究プロジェクト & 個人情報保護専門監査人部会 成果報告 システム監査学会 第 32 回研究 会 マイナンバー特別研究プロジェクト & 個 情報保護専 監査 部会研究成果報告 マイナンバーの現状と今後の展開 My number systems and Systems

年金分野労働分野福祉 医療 その他分野社会保障分野税分野 災害対策分野 個人番号の利用範囲 年金の資格取得 確認 給付を受ける際に利用 別表第一 ( 第 9 条関係 ) 国民年金法 厚生年金保険法による年金である給付の支給に関する事務 国家公務員共済組合法 地方公務員等共済組合法 私立学校教職員共済

BPMN( 転出 ~ 転入 : フェーズ Ⅰ) 1. 転出手続 引越先 引越し業者の検討 引越しの準備 引越しを行う者 引越すことが決まる 引越先住居及び引越し業者を探す 引越先住居及び引越し業者を決定する 引越しポータルにアクセスする 引越し手続に関するご案内 を選択する 引越し手続の大きな流れを

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番号制度の実施に伴う社会保障関係システムの改修について 国 都道府県 市町村 市町村 医療保険者等 システム名 社会保険オンラインシステム 労災行政情報管理システム ハローワークシステム 障害者福祉システム 児童福祉システム 生活保護システム 国民年金システム 国民健康保険システム 後期高齢者医療シ

資料 3-1 マイキープラットフォームの概要 平成 28 年 2 月 17 日 愛称 マイキーくん

参考 本資料における用語等の定義 用語 意味 内容等 モバイル NFC サービス MNO ( 移動体通信事業者 モバイル事業者 ) SP ( サービス提供事業者 ) SIM カード ( サブカードの発行先として活用想定 ) UI アプリ アプレット (Applet) MNO-TSM SP-TSM ア

1 マイナンバーの提示について (1) マイナンバーの提示状況問 1 あなたは マイナンバーをどのような手続で届け出たり 記載したことがありますか この中からいくつでもあげてください ( 複数回答 ) ( 上位 2 項目 ) 職場やアルバイト先で給料や社会保険の手続をしたとき 29.1% 年末調整や

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【別紙】リーフレット①

各種比較 住民基本台帳カード 個人番号カード 通知カード 1. 様式 住民票コードの記載なし顔写真は選択制 個人番号を記載顔写真を記載 個人番号を記載顔写真なし 2. 作成 交付 即日交付又は窓口に 2 回来庁手数料 :1,000 円 通知カードとあわせて個人番号カードの交付申請書を送付し 申請は郵

医療費控除が変わります!!! 1 領収書の提出等が不要となりました 2 明細書 ( 集計表 ) の提出が必要となりました 3セルフメディケーション税制が創設されました 医療費控除の明細書 ( 集計表 ) を提出することにより 医療費 の領収書の提出又は提示が不要となりました 医療費の領収書は 自宅で

1-1 e-tax ソフトの特長 はじめに e-tax ソフトの特長を紹介します 税務署に赴くことなく申告 納税等が行える パソコンとインターネットの環境があれば 税務署に足を運ぶ必要がありません 自宅や事業所等に居ながらにして 申告 納税等を行うことができます パソコンが不慣れな方でも利用可能 パ

社会保障 税番号制度の概要 内閣官房作成 基本理念 個人番号及び法人番号の利用に関する施策の推進は 個人情報の保護に十分に配慮しつつ 社会保障制度 税制 災害対策に関する分野における利用の促進を図るとともに 他の行政分野及び行政分野以外の国民の利便性の向上に資する分野における利用の可能性を考慮して行

附帯調査


ふるさと納税ワンストップ特例申請書の送付について この度は那須町へふるさと納税いただきまして誠にありがとうございます さて ふるさと納税による税の軽減を受けるためには確定申告を行っていただく必要がありますが ふるさと納税ワンストップ特例制度 に該当し 制度の適用を受けた場合 確定申告等の申告を行わな

健康保険組合におけるマイナンバーの取扱い及び事務処理について

健康・医療・介護分野におけるICTの活用について

資料 4 医療等に関する個人情報 の範囲について 検討事項 医療等分野において情報の利活用と保護を推進する観点から 医療等に関する個人情報 の範囲をどのように定めるべきか 個別法の対象となる個人情報としては まずは 医療機関などにおいて取り扱われる個人情報が考えられるが そのほかに 介護関係 保健関

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制度全般 Q1 これまでマイナンバーがなくても生活に支障がなかったと思いますが なぜマイナンバー制度を導入するのですか A1 これまでも 例えば 福祉サービスや社会保険料の減免などの対象かどうかを確認するため 国の行政機関や地方公共団体などの間で情報のやりとりがありました しかし それぞれの機関内で

資料3

第14回税制調査会 総務省説明資料(・地方税務手続の電子化等2・個人住民税2)

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0 マイナポータルにログインするマイナポータルに接続し 利 を開始します このメニューで うこと アカウント情報を登録済みの利 者が マイナポータルに接続し 利 を始める 順について説明します IC カードリーダライタを使う場合 2 次元バーコードを使う場合 あなた 2 次元バーコード マイナンバー

マイナンバー制度マイナンバー制度は 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(通称マイナンバー法) に基づく制度です マイナンバーは日本に住民票を持つ全ての人に付番される12 桁の番号で 誰の 情報であるかということが明確になることから 国民の利便性の向上や行政運営の効率化

中小法人の地方法人二税の eltax の利用率 70% 以上という目標達成に向けて 下記の eltax の使い勝手改善等の取組を進めるとともに 地方団体の協力を得つつ 利用勧奨や広報 周知等 eltax の普及に向けた取組を一層進める また 中小法人の地方法人二税の eltax の利用率の推移等を踏

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確認書類一覧表 個人番号カード を 持っている人 通知カード を 持っている人 どちらも持って いない人 2 個人番号確 個人番号カード 通知カードのコピー 個人番号が記載された 認の書類 の裏のコピー 民票のコピー 個人番号カード 下記いずれかの身分証の 下記いずれかの身分証の の表のコピー コピ

1 マイキープラットフォーム構想の概要 マイキープラットフォーム構想とはマイナンバーカードのマイキー部分 (IC チップの空きスペースと公的個人認証の部分で 国や地方自治体といった公的機関だけでなく 民間でも活用できるもの ) を活用して マイナンバーカードを公共施設や商店街などに係る各種サービスを

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ワンストップ特例制度を利用するためには 申請書と次の 1 と 2 の提出が必 要です ワンストップ特例申請書 ( 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 ) 1 個人番号 ( マイナンバー ) 確認の書類 2 本人確認の書類 なお 1 個人番号確認書類の種類によって 必要となる 2 本人確認書類が異なり

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ご注意ください! ワンストップ特例の申請には マイナンバーの記載と添付書類の提出が必要です 1. 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 にマイナンバー ( 個人番号 ) を記入して下さい 記入にあたっては 下記及び別紙記入例を参考にご記入下さい 2. 本人確認と個人番号確認の書類を手元に用意して下さい

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資料1-1


マイポータル/マイガバメント(仮称)および マイナンバー制度の証券業務での利活用について

もくじ (1) 国民年金被保険者関係届書 ( 申出書 ) 2 (2) 国民年金保険料免除期間納付申出書 4 (3) 国民年金保険料免除期間納付申出期間訂正申出書 6 (4) 国民年金保険料免除 納付猶予申請書 8 (5) 国民年金保険料免除 納付猶予取消申請書 13 (6) 国民年金保険料免除 納付

世論調査(附帯)

マイナンバーカードについて 1 マイナンバーカードはマイナンバー ( 個人番号 ) が記載された顔写真付のカード マイナンバーカードは プラスチック製の IC チップ付きカードで券面に氏名 住所 生年月日 マイナンバー ( 個人番号 ) と本人の顔写真等が表示される 本人の申請に基づき 市区町村長が

スライド 1

第4回マイナンバー・税務執行ディスカッショングループ 論点整理

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スケジュール 平成 27 年 10 月 1 日 ( 木 ) 個人番号カード申請相談窓口 を 岡谷市役所 1 階市民環境課前に設置 平成 27 年 10 月 5 日 ( 月 ) 住民票を有する国民のみなさん一人ひとりに 12 桁のマイナンバー ( 個人番号 ) を付番スタート 住民票に記載されている外

小特集暗号と社会の素敵な出会い 1. マイナンバーと電子署名 電子認証 基応専般 手塚悟 ( 東京工科大学 ) マイナンバーとは IC 図 -1 電子署名 電子認証とは 電子署名と電子認証の違い 1058 情報処理 Vol.56

eltax( 地方税ポータルシステム ) について 1.eLTAX( エルタックス : 地方税ポータルシステム ) の現状 運用主体 一般社団法人地方税電子化協議会 ( 全ての都道府県 市区町村が会員として加入 ) eltax 接続団体 全 47 都道府県及び全 1,741 市区町村が eltax

医療保険者 年金支給者 住民票関係情報 ( 市町村長 ) 地方税関係情報 ( 市町村長 ) 障害者関係情報 ( 都道府県知事 ) 医療保険給付関係情報 ( 医療保険者 ) 年金給付関係情報 ( 公的年金給付の支給者 ) 番号制度導入によるメリット ~ 導入前 ~ 住民 行住民 県庁と 行市役所政 の

広報高崎2015年(平成27年)12月15日号

参考資料 マイナンバー制度の概要 八王子市

本日のテーマ

(消費税)e-Tax編

マイナンバー等分科会 中間とりまとめの概要 世界最先端の IT 利活用社会 のインフラとして マイナンバー制度の普及と利活用を図るため 国 地方 民間が連携して取り組むべき事項を取りまとめ 目指すべき社会 個人番号カード 誰もが取得できる実社会 オンラインの本人確認手段 マイポータル / マイガバメ

スマートフォンアプリでの診断給付年金請求手続き 利用ガイド

目次 1. 平成 30 年改正対応 ( 平成 31 年 1 月リリース予定 ) (1) 改正内容 (2) 様式変更 (3) 画面イメージ (4) 帳票イメージ 1-2. 電子申告 (1) 様式変更 (2) メッセージボックスセキュリティ強化 (3) 納付手続き手順の変更 2. 注意事項 1

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

マイナンバーシンポジウム in 愛媛 平成 24 年 5 月 26 日 税理士菅浩一郎 ( 四国税理士会副会長 ) 日本税理士会連合会

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第 1 号被保険者 資格取得の届出の受理 種別変更の届出の受理 資格喪失の承認申請 ( 任意脱退 ) の受理 資格喪失届出の受理 資格喪失の申出 第 1 号被保険者 任意加入被保険者 付加保険料の納付の申出の受理 付加保険料の納付しないことの申出の受理 に申請 届出または申出をした場合 被保険者 世

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

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社会保障制度ではマイナンバーをどう使う?

総論 Q1 民間事業者はどのような場面でマイナンバーを扱うのですか A1 民間事業者でも 従業員やその扶養家族のマイナンバーを取得し 給与所得の源泉徴収や社会保険の被保険者資格取得届などに記載し 行政機関などに提出する必要があります 原稿料の支払調書などの税の手続では原稿料を支払う相手などのマイナン

電子申告義務化に向けた企業様向け電子申告入門セミナー

第17回税制調査会 資料3-2

補助指標 窓口委託化業務の検証と促進 社会保障 税番号制度の導入に向けた取組み 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 31 目標 70.2% 72.2% 75.0% 80.0% 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 31 目標 ーーー 11 分 8 分 23 年度 24 年度 2

<4D F736F F F696E74202D A4816A E9197BF A438A4F8DDD97AF8ED282D682CC8D7390AD B CC92F18B9F82CC82A082E895FB2E >

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

Ⅰ. 住基ネット活用のベネフィット試算結果 : 現状 183 億円 / 年 数年後には 917 億円 / 年 ( 内 国民への還元は 643 億円 / 年 ) Ⅰ 1 フェーズ Ⅰ( 既に実施済みの行政手続 ) の活用実態とベネフィット住基ネットを活用することにより 従来, 住民票の添付が必要とされ

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「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

新宿区は 外国人住民が全国で一番多く暮らす自治体で 全区民の 10% を超えています 地域別 全国 平成 26 年 1 月 1 日現在 住民記録人口総数 ( 人 ) 日本人住民人口 外国人住民人口 人数 ( 人 ) 割合 (%) 人数 ( 人 ) 割合 (%) 128,438, ,434

わたしのマイナンバー

3.e-Tax や確定申告書等作成コーナーをどのようにして知りましたか < 複数回答 > ( 件 ) 4. 利用した ( 利用予定 ) 手続 < 複数回答 > ( 件 ) 贈与税については 平成 24 年分の申告から e-tax を利用して提出 ( 送信 ) できるようになりました 2

別記様式 ( 市長 区長 町長 村長 ) 殿 ( 申請日 ) 平成年月日 住民票のある市区町村名を記入してください 通知カードの送付先に係る居所情報登録申請書 通知カードの送付先に係る居所 ( 現に居住する住民票の住所地以外の地 ) について 下記のとお り登録申請します 記 1 居所情報登録を行う

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

4.更正の請求書を作成する場合の共通の手順編

離婚届に関連する主な手続のご案内 必要な手続きをご自身で確認してください 番号 1 関連 手 続 内 容 対 象 説 明 期限 住民異動届 ( 住所や世帯構成等が変わった場合 ) 離婚により 住所は変更されません 住所や世帯構成が変 わる方は手続が必要です 住所戸籍 離婚届後の戸籍 住民票の交付時期

第17回税制調査会 資料3-1

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マイナンバー 社会保障・税番号制度

都市サービスの高度化アクションプラン 年には 4000 万人と想定される訪日外国人の方が 入国時から滞在 宿泊 買い物 観光 出国まで ストレスなく快適に過ごすことが可能となる ICT 基盤を整備することが重要 また東京大会以降の日本のレガシーとして実現を目指す 1 枚あれば電車 バス

提言活動の基本方針 当連盟は 世界最先端 IT イノベーション国家 の実現のために 下記の基本方針をもとに提言活動を行ってきている 2020 年に日本を世界で最先端の IT イノベーション国家とするため 以下の観点から法的環境の整備を行う 1. IT を活用することを全ての原則とした IT 前提社会

1 社会保障 税に関わる番号制度のマイ ポータルに係るユースケース分析等に関する調査研究 の概要 調査研究の概要 マイ ポータルで想定されるサービスの中からユースケース (10 件 ) を選定し IT を活用したサービスの事例調査 (15 件 ) の結果と比較し 現在抱えている問題点の洗い出しや マ

(消費税)e-Tax編

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

公的個人認証サービスの概要 オンラインでの行政手続等における本人確認のための公的サービス 成りすまし 改ざん 送信否認などを防ぐため 高いセキュリティを確保 電子証明書の発行件数 : 約 284 万件 (2014 年 10 月末現在 ) 住民基本台帳ネットワークシステム 全国サーバ / 都道府県サー

IT 利活用促進に関する新たな枠組みについて マイナンバー制度やパーソナルデータに関する法律の見直しなどにより 様々な分野において IT 利活用基盤 が 整いつつある中 これらの基盤を最大限に活用し 生活のあらゆる場面における IT 利活用をより一層加速させる ため 現状の枠組みの抜本的な見直しを図

Transcription:

入後概要画面構成 現状1 子育てワンストップサービスで便利になること サービス検索機能によって 自分にぴったりなサービスを検索できます 利用者は役所に出向くことなくオンライン申請が可能となります 忘れてしまいがちな手続きもプッシュ型通知でお知らせします 導かんたん検索 手続きに必要な書類を確認 申請書類を持ってきました あなたの場合 の書類も必要です 2 3 かんたんオンライン申請 自宅のパソコン等から手続きを申請 申請今日までだけど 子供が熱を出していけない プッシュ型通知 現況届の提出が近くなったらお知らせ いろいろな書類が届くから管理が大変 えっ HP には載ってないのに 役所に行かなければ 自分がどんな書類を出せばいいのか分かりづらい 仕事に子育てに忙しすぎて 役所になかなか行くことができない 認定通知書や支払通知や現況届のお知らせなどが届くが 紙で管理するのは大変 住まい 家族構成 サービスを選択っと あなたの申請書類一覧児童手当申請書健康保険被保険者証写し預金通帳の写し 申請フォームを入力 マイナンバーカードで電子署名して申請 申請が完了しました! 何かお知らせが届いた! お知らせを確認しようっと お知らせ表示 児童手当の現況届の提出について 納税のお知らせ その他 入力へ 住民 個々の状況に合わせて 必要なサービスが検索できるようになる 住民 いつでも手続のオンライン申請ができるようになる 住民 確認や提出忘れを防ぐことができる 自治体 窓口での住民への説明の手間を減らすことができるようになる 自治体 書面様式から手入力でシステムへ投入する手間が削減できる 自治体書類作成や郵送コストを削減できる 16

子育てワンストップサービス提供の 2 つのステップ 県 市 1st ステップ 2nd ステップ 平成 29 年 7 月 18 日 ~ 全市区町村でサービス検索を開始 10 月 ~ 電子署名付き電子申請を順次開始予定 子育てに関連するサービスについて インターネットで簡単に検索 比較が可能に! 窓口に赴くことなく手続に必要な申請書類の作成 印字 申請データの保存が可能に! 署名を付けて電子申請を行うことが可能に! インターネットで簡単に検索 窓口に赴くことなく申請書類を作成 必要な手続の電子申請 + 申請書類を郵送 利用者利用者市区町村申請書類を持参職員 利用者 申請データ送信 市区町村職員 電子申請について 本人確認が必要な手続は電子署名が必要だが 当該手続を電子 署名を付けずに電子申請を行う場合は 別途来庁等による本人確認が必要 17

マイナポータルの API 公開 マイナポータルで提供する機能を 行政機関だけではなく企業や市民団体等の民間組織に対しても API 群としてまとめて公開することで 自己情報や検索機能を活用した新たな行政サービス 民間サービスの開発を加速させる 自己情報融(FINTEC電子申請金H関連)お知らせ 素早いローン審査への活用 提供等記録 申請通信(キャリア SNS関連)サービス検索 API 連携 会話 bot を活用したサービス検索 健康 医療 医薬電子 インターネット空間 公金決済 予防接種アプリや電子お薬手帳への活用 統計機能 API公開市民団体(NPO等) API 連携 マイナポータル 自己情報 お知らせ 提供等記録 サービス検索 公金決済 統計機能 地域見守りなど福祉サービスへの活用 セキュアなネットワーク空間 情報提供NWSLGAPI 群WAN行政機関 国 機関等 地方公共団体 自治体 HP からのオンライン申請 自治体アプリと連動したタイムリーなお知らせの受信 オープンデータの活用 国民 18

活用例 1: ローン審査で必要な所得情報をマイナポータルから取得する ローン等の審査の際に必要な所得情報をマイナポータルの あなたの情報 機能を用いてオンラインで即時に取得することで ローンの審査をスムーズに進めることができます 現状 お金を借りたいんですが 役所に行く暇なんてないですよぉ 役所で所得証明書 ( 課税証明書 ) を発行してもらってきてください 金融機関 未来 マイナポータルから所得情報を取得しました! 助かったぁ 審査が通りましたので入金します 金融機関 19

活用例 2: 民間保険加入時に必要な健康診断情報をマイナポータルから取得する 民間保険への加入契約の際に求められた健康診断情報をマイナポータルの あなたの情報 機能を用いてオンラインで即時に取得することで 民間保険の契約をスムーズに進めることができます 現状 生命保険に入りたいのですが めんどうくさいなぁ 健康診断を受けてくるか 直近の特定健診の結果を貰ってきてください 保険会社 未来 マイナポータルから特定健診情報を取得しました! よかった それでは加入いただけます 保険会社 20

付申請受 2016 年 1 月以降順次 各種免許等における公的資格確認機能を持たせることを検討 旧姓併記等の券面記載事項の充実交付開始マイナンバー制度導入後のロードマップ ( 案 ) : 平成 27 年 9 月の法改正によるもの : マイナンバー法の改正が必要なもの 2015 年 (H27 年 ) (10 月 ) 2016 年 (H28 年 ) 2017 年 (H29 年 ) 2018 年 (H30 年 ) 2019 年 (H31 年 ) 2020 年 (H32 年 ) マイナンバー 号の通知 2016 年 1 月から順次 2017 年 7 月 18 日から 情報連携の試行運用開始 マイナンバーの利用開始 社会保障分野( 失業給付申請 日本年金機構への相談 照会 ) 税分野(28 年分所得の申告書 法定調書等への記載 ) 災害対策分野( 被災者台帳の作成 ) 2017 年秋頃から 情報連携の本格運用開始 日本年金機構は 2017 年 11 月末までの間で政令で定める日までは 情報連携ができない 2018 年 1 月から 預貯金口座への付番 2019 年通常国会 ( 目途 ) に向けて検討 戸籍事務 旅券事務 在外邦人の情報管理業務 証券分野等において公共性の高い業務への拡大について検討し法制上の措置番マイナンバーカード マイナポータル 2016 年 1 月から マイナンバーカードの交付 2016 年 4 月から 国家公務員身分証一元化 地方公共団体 独法 国立大学法人 民間企業の社員証としての利用の検討も促す 2016 年から順次 2017 年以降 民間サービスにおける利用を推進公的個人認証 ICチップの民間開放 地方公共団体による独自利用 2017 年度中 医療保険のオンライン資格確認システム整備 マイナポータルの構築 2017 年から順次 秋頃から本格運用開始 2017 年 1 月から マイナポータルのアカウント開設開始 詳細は マイナンバーカード利活用推進ロードマップ (2017 年 3 月 17 日公表 ) に記載 2018 年度から段階的運用開始 健康保険証としての利用 2017 年 7 月 18 日から マイナポータルの試行運用開始 情報提供等記録 自己情報 お知らせの閲覧開始 子育てワンストップサービス( サービス検索 ) 開始 2017 年秋頃から マイナポータルの本格運用開始 PCログインアプリの利用開始 子育てワンストップサービス( 電子申請 ) 順次実施 スマートフォンでの電子署名の利用開始 その他詳細は マイナンバーカード利活用推進ロードマップ (2017 年 3 月 17 日公表 ) に記載 21

項目平成 28 年平成 29 年平成 30 年以降マイナンバーカード 公的個人認証サービス等の利用範囲の拡大マイナンバーカード利活用推進ロードマップ 1 等用としての利公務員等や民間企業の職員証 社員証 民間企業の社員証や自治体での職員証と国家公務員等で利用開始しての導入を促す経済団体及び自治体向け ( 平成 28 年 4 月 ) 通知を発出 ( 平成 28 年 11 月 ) 国 地方公共団体 独法 国立大学法人等での導入を促進 電話加入契約 ( 携帯 固定 ) の本人確認書本人確認手段として活用本人確認手段としてマイナンバー類として利用可能な旨の周知を図る電気通 ( 金融機関での口座開設 電話契約 古物品販売 酒 たばこ販売信事業関係団体向け通知を発出 ( 平成 27 年カードの活用を促す経済団体向け引き続き活用を促進など ) 11 月 ) 通知を発出 ( 平成 28 年 11 月 ) マイナンバーカード等への旧姓併記など券面記載事住民基本台帳法施行令等の改正作業システム改修 テスト等 / 自治体の関係規程の改正等平成 30 年度以降速やかに施行項の充実 カードの多機能化の推進 ( 行政サービスにおける利一部の地方公共団体で開始 ( 図書館カード等として利用 ) 用 )( 印鑑登録証 公共施設利用カード 自治体ポイントカードなマイキープラットフォームによる地域活性化方策の策定ど ) 引き続き各自治体における利用を促進 マイキープラットフォームを使った実証 ( 平成 29 年 8 月頃 ~ 平成 30 年 3 月 ) 住民票 戸籍等の証明書のコンビニ交付 270 自治体 ( 対象人口 5,341 万提供自治体の拡大を促進するためのアクションプログ人 ) ラム取りまとめ ( 平成 28 年 H28.10.1 時点 12 月 ) 未参加自治体の導入推進 海外における継続利用 法制度の検討 ( 公的個人認証法 ) 分証公立図書館 (1,350 自治体 ) 地域産物等購入への地域経済応援ポイント活用等を実施身行政サービスにおける利用( 電子委任状法 ) 民間サービスにおける利用電子委任状を活用した電子調達 公的個人認証サービス等の民間開放 インターネットバンキングへの認証手段 電子委任状を活用した証明書 契約書の電子化促進 医療 健康情報へのアクセス認証手段 イベント会場等へのチケットレス入場 不正転売防止 東京オリンピック パラリンピック競技大会会場における入場管理 ボランティア管理との連携 カジノ入場規制 官民の認証連携推進 ( マイナンバーカードと連携した ID の認定制度等 ) 公的個人認証サービスを活用する民間事業者の認定開始 ( 平成 28 年 2 月 ) 8 社を認定 H28.11.1 時点 群馬県前橋市など 12 自治体で母子保健データへの本人のアクセス 認証手段として実用化 ( テスト運用含む ) 法制度の検討 マイナンバーカード及び電子委任状に対応した政府電子調達システムの基盤整備 利用促進 公的個人認証サービス及び IC チップ空き領域へのアプリ搭載による民間活用を引き続き促進 群馬銀行の協力の下 ログイン 口座残高照会への活用実証 ( 平成 29 年 5 月頃 ~) 法制度の検討 ( 電子委任状法 ) 群馬県前橋市 兵庫県神戸市 香川県高松市の協力の下 雇用証明書を用いた実証実験 ( 平成 29 年 5 月頃 ~) 患者など本人の認証に関する群馬県前橋市での取組成果も踏まえ 医師が医療データにアクセスする際の患者本人の同意取得の手段として活用する実証 ( 平成 29 年春頃 ~) チケットの適正転売のためのシステム実証 ( 平成 29 年 5 月頃 ~) IoT おもてなしクラウドで技術実証 ( 平成 29 年 10 月頃 ~) チケッティング及びボランティア管理におけるサービス内容 技術面の検討上記 IoTおもてなしクラウドの実証も踏まえつつ ( 公財 ) 東京オリンピック パラリンピック競技大会組織委員会との連携を検討 検討体制を組成して検討 ( 平成 29 年 7 月を目途に取りまとめ ) JPKI を活用した認証の仕組みの実用化を図る 自治体などにおける実用化を図る 地域における実用化を図る 関係事業者による実用化を図る IR 法 の附帯決議を踏まえ 内閣官房で検討される入場規制の内容に応じカードの活用方法を検討 法制度の検討 対象人口 1 億人超を目標 H31 年度末時点 海外転出後の公的個人認証機能の継続利用の実現 ( 平成 31 年度中 ) 組織委員会との連携に係る検討状況及び上記実用化の状況を踏まえ 競技会場における実装の検討を進め 導入を目指す 特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律 ( 平成 28 年法律第 115 号 ) マイナンバー制度の動き 平成 27 年 10 月 ~ マイナンバーの通知 平成 28 年 1 月から順次 マイナンバーの利用開始 社会保障分野 ( 子育て 介護保険 医療保険 雇用保険 ) 税分野 (28 年分所得の申告書 法定調書等への記載 ) 災害対策分野 ( 被災者台帳の作成 ) 平成 29 年 1 月 日本年金機構への相談 照会におけるマイナンバーの利用開始 平成 31 年通常国会 ( 目途 ) に向けて検討 戸籍事務 旅券事務 在外邦人の情報管理業務 証券分野等において公共性の高い業務への拡大について検討し法制上の措置 平成 28 年 1 月 ~ マイナンバーカードの交付 平成 30 年 1 月から 預貯金口座への付番 平成 29 年秋頃 ~ 情報連携の本格運用開始 (7 月から試行運用開始 ) 日本年金機構は 平成 29 年 11 月末までの間で政令で定める日までは 情報連携ができない 平成 29 年秋頃 ~ マイナポータルの本格運用開始 (7 月から試行運用開始 ) 順次 利用環境の整備を進める 医師資格 (HPKI) との連携 群馬県前橋市における HPKI と JPKI の利用拡大に関する日本医師会と ( 一社 ) ICT まちづくり共通プラットフォーム推進機構との検討状況も踏まえ HPKI カード ( 電子医師資格証 ) との連携の実証 ( 平成 29 年 5 月頃 ~) 地域における実用化を図る カードの多機能化の推進 ( 民間サービスにおける利用 )( 診察券 クレジットカードなど ) 群馬県前橋市などの医療関係者の協力の下 共通診察券として利用するための実証 ( 平成 29 年 5 月頃 ~) 民間事業者等との検討結果を踏まえ 地域や各業界での実用化を図る 医療保険のオンライン資格確認の導入 厚生労働省においてシステム開発 段階的運用の開始 ( 平成 30 年度 ) 本格運用の開始 ( 平成 32 年 ) 22

マイナンバーカード利活用推進ロードマップアクセス手段の多様マイナンバーカード利活用推進ロードマップ 2 マイナポータルの利便性向上( 平成 30 年 12 月目途 ) 化 平成 29 年秋頃 ~PC ログインアプリ利用開始等 / スマホ電子署名利用開始等 〇平成 30 年 4 月頃 ~ スマホ専用画面の利用開始等 子育てワンストップサービス公金決済サービス 子育てワンストップ検討タスクフォースにて子育てワンストップサービスの対象手続等について検討 取りまとめ ( 平成 28 年 9 月 ) 全市区町村での開始を促すアクションプログラム取りまとめ 地方公共団体へ実施作業に係るガイドライン提示 ( 平成 28 年 12 月 ) 準備作業 システム開発 テスト 保育所等の入所申請等 平成 29 年 10 月 ~ 児童手当現況届児童扶養手当現況届の 平成 30 年 6 月 ~ 事前送信 面談予約 平成 30 年 7 月 ~ 平成 29 年 7 月 ~ 子育て関連手続でのサービス検索 閲覧の開始順次 オンラインでの申請 届出 面談予約 検診や予防接種等のお知らせを実施 自治体の電子的な公金決済サービスと連動し公金決済サービスを実施地方税や社会保険料のペーパーレスオンライン納付の実現 引越や死亡等のライフイベントに係るワンストップサービス 実現に向けた方策の検討 取りまとめ ( 平成 29 年度 ) 民間とも連携し 可能なものから順次サービス開始 医療費通知を活用した医療費控除の簡素化 システム開発 実施可能な保険者等から段階的に実施 ( 平成 30 年 1 月 ~) ふるさと納税額通知を活用した寄附金控除の簡素化 平成 29 年度 ~ 法制度の検討 ( 地方税法 ) システムの整備 平成 31 年 1 月 ~ できる限り速やかにサービス開始 国民年金保険料の免除該当者等に対する情報提供の強化 平成 29 年度以降 日本年金機構における情報連携の予定が未定のため実施時期は未定 スマートフォンでの読み取り 平成 28 年 11 月以降 対応スマートフォン順次発売 ( ドコモ au ソフトバンク ) 対応製品の拡大や対応サービス ( アプリ ) の導入を推進 スマートフォンの SIM カード等への搭載 技術実証 ( イベント入場において実証実験 ( 平成 29 年 3 月 )) 法制度の検討 ( 公的個人認証法 ) SIM カード等へのダウンロードサービスの実用化を図る ( 平成 31 年中 ) CATV からのアクセス 岩手県葛巻町及び高知県南国市において マイナンバーカードを活用した見守りサービスや電子お薬手帳サービスの実用化を目指す ( 平成 29 年度中目途 ) 富山県南砺市でマイナンバーカードを活用した母子健康手帳 お薬手帳サービスを実用化 ( 平成 28 年 4 月 ) 岩手県葛巻町や富山県南砺市 高知県南国市での取組状況も踏まえ ケーブルテレビ経由でマイナンバーカード読み取りを可能とする新たな技術実証 ( 平成 29 年 5 月頃 ~) スマートフォン等を活用したマイナンバーカード対応 STB について 一部事業者において導入着手 項目平成 28 年平成 29 年平成 30 年以降 マイナポータルアカウントの開設開始 ( 平成 29 年 1 月 ~) e-tax との認証連携開始 ( 平成 29 年 1 月 ~) ねんきんネットや金融機関の顧客サイトなど官民のオンラインサービスとの認証連携を拡大 システム開発 テスト 市町村にアクセス端末配置 ( 平成 29 年 ~7 月中 ) マイナポータルの利用環境整備官民のオンラインサービスとの連携 情報提供等記録 自己情報 お知らせの閲覧 ( 平成 29 年 7 月 ~) マイナポータル利用環境改善〇平成 29 年 7 月 ~スマホQRコード認証アプリ利用開始等 デジタルテレビからのアクセス 推進組織 (( 一社 ) スマートテレビ連携 地域防災等対応システム普及高度化機構 ) 設立 ( 平成 27 年 9 月 ) 対応スマートテレビによる避難誘導の実証 ( 平成 28 年 3 月 ~) 北海道西興部村 徳島県美波町での対応機器を使った実証結果も踏まえ 実用化に向けて検討 23