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目次 1. はじめに 2. 基本的な考え (1) 家庭内備蓄 (2) 企業内備蓄 (3) 流通在庫備蓄 3. 行政備蓄の果たす役割 4. 行政備蓄の対象人口の想定 5. 行政備蓄品目および目標数 (1) 食料等 (2) 生活必需品等 (3) 資機材 6. 行政備蓄品の保管について 7. 資料編年次整

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

職員の運営能力の強化 避難所担当職員研修の実施 全庁対象の避難所担当職員研修(5 回開催で約 400 名参加 ) 区毎の避難所担当職員研修 男女共同参画の視点に立った避難所づくり 共助による災害時要援護者支援の取り組みについて説明 各区災害対策本部との連絡 避難所内の課題解決の調整など 地域団体等へ

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目次 1 総則 1 (1) 本計画の位置づけ (2) 基本的な考え方 (3) 行政備蓄の対象人口 2 備蓄品目 5 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 3 備蓄目標 6 (1) 食料 (2) 生活必需品 (3) 避難所資機材 4 備蓄品計画 8 (1) 食料及び生活必需品 (2)

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東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

H25 港南区区民意識調査

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

防災業務計画 株式会社ローソン

小郡市災害時備蓄計画 目次 Ⅰ. 総則 1 1. 本計画の位置付け 2. 基本的な考え方 3. 行政備蓄の対象人口 Ⅱ. 備蓄品目 3 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関する防災資機材 Ⅲ. 備蓄目標 4 1. 食料 2. 生活必需品 3. 避難所資機材 4. 水防に関

西区05-CS5_小

表紙.ai

1505諫早市2(SG60)行政最終.indd

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

- 目次 - 第 1 章総則 1 第 1 節計画策定の趣旨 1 第 2 節計画策定に当たっての考え方 1 第 3 節自助 共助 公助の基本的な役割 1 第 2 章自助 共助による備蓄 2 第 1 節県 2 第 2 節自主防災組織 4 第 3 節事業所 5 第 3 章公助による備蓄 調達 6 第 1

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

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★★★備蓄計画★★★

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平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

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4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

首都圏で大地震が起きると 建物 が 倒 れ ま す! 揺れで建物が倒れます 窓ガラスが割れ 道路に飛び散ります 火災があちこちで起きます 特に木造の建物が集まっている 火災 が 起 き ま す! 地域では 大規模な火災が起きる場合があります 道路 が 通れ な く な り ま す! 建物が倒れて道路

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大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

平成 30 年度第 9 回ネット モニターアンケート防災意識及び大規模地震発生時の行動について アンケートの趣旨名古屋市は 今後発生が危惧されている南海トラフ巨大地震などの大災害に備え 平成 27 年度 新たに防災危機管理局を設立し 市全体の防災対策を総合的かつ計画的に推進していくとともに 地域防災

大規模災害対策マニュアル

家庭での災害用食品備蓄に活用ください

発災対応型防災訓練 皆さんが住むまちの中を訓練会場として 地震発生時に地域にある資器材を活用して 災害対応を行う防災訓練です 参加者は 煙 ( 発炎筒 ) などを見て初めて近所の火災を知り 近くの消火器などを利用して消火します 実施要領 1 事前に町会役員等と協議し 地域に数箇所の火災の発生場所を決

新規文書1

避難所名大江中学校住所大江町波美 40 番地避難所 No, 313 電話番号 収容人数 250 所管部署教育総務課浸水想定深なし土砂災害危険区域該当なし耐震改修基準に対応備蓄倉庫飲食料備蓄ありカギ保管場所総務部危機管理室 避難所担当職員 職員室 支所 位置図 土砂災害警戒区域土砂が到

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

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<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

上川口小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 毛布 9 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 男女分離 多目的 施設概要 ブルーシート 99 枚 タオル 30 シャワー 校舎にありバスタオル 5 浴槽 プロパン カセットコンロ 懐中電灯 1 校舎にあり乾電池 (

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

夜久野ふれあいプラザ施設概要 保有施設 バリアフリー トイレ男女共用 - 毛布 テレビ ラジオ FAX スロープ 防災無線 - ブルーシート 12 タオル 300 枚 バスタオル 50 枚 懐中電灯 1 乾電池 ( 単一型 ) 6 カセットコンロ 2020 年 8 月 1 台 ダンボール間仕切りセッ

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

目 次 1. はじめに 1 2. 現状と課題 1 備蓄に係る都民の意識等 備蓄品の管理の状況 3. 自助による備蓄の必要性 3 (1) 大規模地震の発生により東京で想定される事態 3 被災後の生活拠点 ライフラインの被害 負傷者の発生と救出救助 物資供給の停滞 (2) 自助による備蓄の必要性 5 想

台谷町内会 自主防災組織 防災マニュアル

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

5 緊急連絡網を作成しておくこと ( 不在者があった場合にはスキップ ( 飛び越し ) し FAXあるいは後刻再度電話により連絡内容を伝達する ) 6 通常時の防災活動に利用できること マニュアルは適宜見直しをし 常時役立つものとしておくことが必要です 災害対策本部設置について ( 印は別紙参照 )

国土技術政策総合研究所 研究資料

未曾有の被害をもたらした東日本大震災は 安全 安心な生活と それを守るための平素からの防災 減災への取り組みや投資の大切さを あらためて認識する機会となりました 東日本大震災から間もなく2 年が経とうとしています そこで 経済広報センターは 全国の様々な職種 世代により構成されている当センターの 社

(1)時間外勤務について

< 要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか? トップは圧倒的に 地震 約 8 割の方が 最も備えが必要な災害 と回答 北海道 東北では 大雪 雪崩 中国 四国 九州は 台風 大雨 洪水 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点で

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

1 地震等の大規模な災害や 新型インフルエンザ等の新型感染症の発生時には 食料供給の減少が予想されるほか 保存性の高い食料品を中心に食料品の需要が一時的に集中し 一部の食料品が品薄状態や売り切れ状態になるおそれがあります 平成 23 年 3 月に発生した東日本大震災では 物流の混乱等により 満足に食

避難所講演資料

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第3回検討会_8.20豪雨災害における避難所の確保と運営に関する本市の対応等について

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

1 計画の目的 当施設は 箱根町地域防災計画に 活動火山対策特別措置法 ( 以下 活火山法 という ) 第 6 条に基づく 避難促進施設 として定められており 活火山法第 8 条に基づき本計画を定める 本計画は 当施設に勤務する者 ( 従業員 ) 施設の利用者 施設周辺にいる登山者 旅行者等の噴火時

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

Ⅰ 地域防災計画とは 1 計画の目的 松前町地域防災計画 は 災害対策基本法に基づき 松前町の防災対策を定めたものです 今後 この計画に定めた内容を推進することによって 住民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的とします 2 計画の構成と内容 松前町地域防災計画 は 災害の種類を 風水害 (

【ペット&ファミリー】ペットオーナーの防災対策意識調査

上六人部会館 保有施設 バリアフリー FAX 種別有無品目数量 トイレ男女共用 - 毛布 90 枚 入浴シャワー設備 ガス器具 テレビ ラジオ 水利 避難所環境整備 スロープ 防災無線 炊事場所 エレベーター AED インターネット設備 ブルーシート 100 枚 タオル 300 枚 バスタオル 50

☆配布資料_熊本地震検証

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

[平常時及び災害時におけるそれぞれの役割]災害時におけるペットの救護対策ガイドライン

北栄町耐震改修促進計画の目的等 目的 本計画は 町民生活に重大な影響を及ぼす恐れのある地震被害から 町民の生命 財産を保護するとともに 地震による被害を軽減し 社会秩序の維持と公共の福祉に資するため 建築物の計画的な耐震化を促進することを目的とします 計画の実施期間 本計画の実施期間は 国及び県の実

施行社会福祉施設等における非常災害対策計画の点検・見直しガイドラインページ入り.docx

大正小学校 保有施設 バリアフリー 種別有無品目数量 トイレ男女共用 入浴シャワー設備 ガス器具 水利 避難所環境整備 炊事場所 シャワー 浴槽 プロパン カセットコンロ 井戸 保健 医務室 通気 換気設備 自動販売機 駐車可能台数 ヘリ離発着 スロープ AED 男女分離 多目的 プール 施設概要

要約 < 質問 1-1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか 地震 が約 8 割で 3 年連続トップ 次いで 台風 大雨 洪水 < 質問 1-2> 質問 1-1 で選択した災害の次に 備えが必要だと思う災害は何ですか 2 番目に備えが必要な災害は 台風 次いで 大雨 洪水 津波 北海

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基本事業評価シートA

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Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

の課題フェイズごとの食に関する問題 大規模な水害や地震が起きると ライフラインが寸断されたり家屋が倒壊 損傷したりして自宅で食事を摂ることができなくなります しばらくすると支援物資が運ばれてきますが 道路の寸断により時間がかかり食料が手に入りにくい状況も想定されます また 避難所や野外へ避難する人が

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Q. 断層帯の発生確率をおしえてください A. 地震調査委員会が発表した 立川断層帯の長期評価について ( 平成 15 年 8 月 7 日 ) によりますと 下記のような発生確率がでています 今後 30 年以内の地震発生確率 : 0.5%~2%( 1, 2) 今後 50 年以内の地震発生確率 : 0

防災 減災に向けた取組 ( 砂川市 )

10月2日 シンポジウム 「要配慮者の被災と災害食」


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< 単純集計の要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか トップは昨年と変わらず 79.8% が 地震 と回答 北海道は 大雪 雪崩 中国 四国 は 津波 九州は 台風 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点ですか 全体平均は 3

1 東日本大震災での多くの被害が発生!! 平成 23 年 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は 三陸沖を震源としたマグニ チュード 9.0 仙台市内での最大震度 6 強 宮城野区 という巨大な地震でした 東部沿岸地域では 推定 7.1m 仙台港 もの津波により 家屋の浸水やライフラ

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

Microsoft Word - 資料2 第二次報告の想定結果(概要)  最終(確定).doc

目次 1 はじめに P1 2 備蓄の基本方針 P1 3 自助 としての家庭内備蓄 P2 4 互助 としての地域内備蓄 P4 5 共助 としての事業所内備蓄 P5 6 公助 としての公的備蓄 P6 7 流通在庫備蓄 P8 8 共同備蓄物資 救援物資 P9 9 学校及び保育施設等の備蓄 P10 10 災

目次 1. 芽室町議会災害時対応基本計画の必要性と目的 3 2. 災害時の議会 議員の行動方針 3 (1) 議会としての役割 3 (2) 議員としての役割 3 3. 災害時の執行機関の動きと議会との関係 3 4. 議会が発動する災害の種類 4 5. 災害時の体制及び活動の基準 5 (1) 災害時の体

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

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災害への備えと対応に関する意識・実態調査報告書

目 次 1 はじめに P1 2 調査研究の経過 P1 3 受援体制の整備に係る調査 P1 4 視察や意見交換等を通して見えてきた課題 P4 5 提言 P4 6 終わりに P5

Transcription:

広尾町災害時備蓄計画 広尾町

目次 1 はじめに 2 2 基本的な考え方について 2 3 備蓄及び調達イメージ 3 4 備蓄物資目標数量 4 5 備蓄品目 6 6 整備 ( 購入 ) 計画 6 7 備蓄物資の管理 7 8 町民による非常用持出品 8 9 事業所内備蓄について 9 資料編 1 避難所等備蓄状況一覧 ( 主な品目 )(H25.5 現在 ) 11 2 年次備蓄配備計画 12 1

1 はじめに 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災 そしてそれを基に平成 24 年 6 月に公表された 太平洋沿岸に係る津波浸水予測 により 広尾町では防災対策事業の大幅な見直しが必要となった 本計画は 広尾町において実際に災害が起きた際に 被災した町民に対し円滑な物資の提供を行うことにより被害の抑制を図ることを目的に作成したものである 広尾町はここに 災害対策基本法 広尾町地域防災計画に基づき 今後の大規模災害に備え 町民と協力し 備蓄計画を策定するものである 2 基本的な考え方について 震災時は 被災地域における流通機能が停止したり 外部からの救援物資が届きにくい状態になることが懸念されることから 自らの身の安全は自ら守る という防災の基本に鑑み 町民は日頃から 被災直後に必要な物資を備えておくことが必要である しかしながら 震災時には 家屋の倒壊 焼失等により 多数の避難者 負傷者の発生が予想される このため 町は 町民自らが非常用持出品として食糧品等の備蓄をすることを基本としつつ 町も非常用持出品を持ち出せなかった避難者等のための食糧 生活必需品及び災害応急対策に必要な資機材を備蓄する 2

3 備蓄及び調達イメージ 本町における備蓄及び調達イメージ図 (1) 町による備蓄町は 大災害や局地的な災害に備えて 常に必要な物資を必要とする避難所等に配送できる環境を確保することとし 特定の避難所等に配備する (2) 個人による非常用持による非常用持出品町民は 災害時に備え非常用持出品として 3 日分程度の食糧や飲料水 ラジオ 懐中電灯 医薬品等の備蓄を行う (3) 自主防災組織等による防災備蓄町からの補助等により 自主防災組織や町内会等において防災資機材等の備蓄を行い 災害時に対応する (4) 町民による炊出し災害時において 町民や民間事業者等の協力による炊出し支援を行い 避難所等へ配給を行う (5) 救援物資町は災害時において 各種団体や民間事業者 個人から善意で寄せられる物資について 不足する避難所に配布する (6) 自治体からの支援物資町は 道や応援協定先自治体等から不足する食糧品等を支援物資として調達し配分する 3

4 備蓄物資目標数量 備蓄物資配分対象者数については 平成 24 年 6 月に北海道防災会議が公表 した 北海道太平洋沿岸に係る津波浸水予測 に基づき算定した 最大避難者数の概数 2,500 人 北海道太平洋沿岸に係る津波浸水予測 で示された広尾町における浸水予測範囲内全ての世帯を想定した (1) 目標数量目標数量については 2,500 人を基本とし 食料及び飲料水については 3 日分の備蓄 (1 人 2 食 / 日 1 人 3リットル / 日 ) を行う 4 日目以降については 自衛隊や各自治体からの支援 救援物資により補うものとする また 食糧 飲料水以外のその他の備蓄品目については 学校や公民館などの公共施設の各指定避難所に配備するものとする 必要とする数量 食糧 :2,500 人 6 食 =15,000 食飲料水 :2,500 人 9 リットル=22,500 リットル 町民による持出 各種広報活動や自主防災組織支援活動により各家庭での備蓄を奨励し 最大避難者 2,500 人のうち 30% にあたる 750 人が非常食等を持ち出せるものとする 町内事業所からの確保 町内の米穀小売登録業者 食糧品小売業者等と災害時に物資を優先的に供給 ( 有償 ) する趣旨の協定を結ぶ等により確保できる食糧品を 最大避難者 2,500 人の 30% にあたる 750 人分とする 全体数量 区分食糧飲料水町 6,000 食 9,000 リットル町民 4,500 食 6,750 リットル事業所 4,500 食 6,750 リットル計 15,000 食 22,500 リットル (2) 町備蓄物資町が行う食糧及び飲料水の備蓄目標数量は 6,000 食 9,000 リットルとする 4

(3) 事業所からの物資の提供町による備蓄で不足が予測される分として 4,500 食 6,750 リットルの確保を目標とする (4) 自主防災組織等による防災備蓄全ての自主防災組織等に配備できるよう 啓発に努める (5) 町民による非常用持出品の配備町民自らの持出品目標数量は 4,500 食 6,750 リットルとする 5

5 備蓄品目 備蓄品目については 緊急性があり 家屋が全壊 流出し避難した住民にと って災害発生後 行政機関等からの物資が届くまでの間の必要不可欠な食糧 生活必需品などをあらかじめ選定する (1) 避難所備蓄ア ) 食糧品等アルファ米 非常用飲料水 (500ml ペットボトル ) イ ) 生活必需品毛布 簡易トイレ等ウ ) 資機材発電機 アルミマット ポータブルストーブ 担架等エ ) 医薬品救急箱等 6 整備 ( 購入 ) 計画 整備 ( 購入 ) 計画を次のとおりとする (1) 避難所備蓄ア ) アルファ米 非常用飲料水を毎年必要に応じて配備し 常時 6,000 食 9,000 リットル保存する なお 賞味期限は5 年以上のものとし 賞味期限の切れる備蓄品については 年度内の地域や学校等の防災訓練などで使用する イ ) 生活必需品 資機材 医薬品避難所等において使用した場合や 不足が生じると予想される場合には 随時補充する 6

7 備蓄物資の管理 災害時に備蓄物資を使用するのは主に地域住民であることから 備蓄物資の保管場所を熟知してもらうことや 資機材の使用方法を習得してもらうことが大切である このため 備蓄倉庫の管理方法や役割分担について 地域住民や関係機関と十分に協議を行い 管理方法などをまとめたマニュアルを作成するなどし 地域住民の理解と協力を得ながら地域が主体となって取り組むことによって 災害時の対応が速やかに行えるよう地域が主体となった備蓄倉庫の適正な管理を促進する 7

8 町民による非常用持出品 広尾町地域防災計画では 広尾町は防災週間や防災関連行事を通じて住民に対し3 日分の食料及び飲料水の備蓄に努めるよう啓発を行うと規定している 住民に対して備蓄を呼びかける際には 特別なものでなくてもかまわないので 普段購入しているものでも震災時には十分足りることを様々な方法により継続的に周知し 家庭内備蓄の充実を図るものとする また 自主防災組織等の平常時の活動においても広報を行い 各家庭や地域における備蓄を促進する (1) 非常用持出品の備蓄各家庭では 次のものを非常用持出品として備えることが必要である また 非常用持出品は 直ちに持ち出せるようリュックサックなど持ち運びしやすいものに収納することが大切である 最低限必ず備蓄するもの 食糧( 下記に示すものが適している ) 飲料水( 長期 (3~5 年 ) 保存可能なもの ) ラジオ 懐中電灯 その他の備蓄品 毛布 タオル ティッシュ 救急医薬品 常備薬( メモでもよい ) 老眼鏡 携帯電話充電器 ライター 軍手など (2) 備蓄食糧の条件次のような条件を満たしたものが 備蓄食糧として適している ア ) 日常生活にも使え なおかつ長期間保存に耐えられるもの ( 乾物類は日本の伝統食品で保存日数も長く栄養もある ) イ ) 調理にあまり手間のかからないものウ ) 持ち運びに便利なものエ ) 必要最小限のエネルギーや栄養素が確保できるもの (3) 家庭での備蓄に適した食糧 飲料水特別に災害用食糧を用意しなくても 普段購入しているものを上手に活用することで まかなうことができる 栄養バランスを配慮し かつ家族の好みに合うものを 普段から購入するよう 心がけることが必要である 飲料水は 1 人 1 日 3リットルが目安になる 8

例 ) レトルト主食 ( 白米 五目御飯 白粥 ) 米 冷凍めん 個包装もち 粉類 ( 小麦粉 ホットケーキミックス ) 乾パン 即席めん ビスケット クラッカー せんべい シリアル類 乾めん 缶詰 レトルト料理 9 事業所内備蓄について 事業所等は 管理する施設の耐震性 耐火性の強化や事業所内収容物の転倒防止などに取り組み 従業員や来場者の安全確保を図るとともに 地震が発生した場合に応急処置を迅速かつ的確に講じることができるよう 資機材を備蓄し 防災訓練を実施することが望ましい また 震災時における従業員との連絡方法を定め 3 日分以上の備蓄等を推奨する 地震が発生した場合には住民と協力し 周辺地域における防災活動を行うことが求められることから 保有する施設 資機材 組織力等の防災能力や資源を提供することも必要と考えられる (1) 事業所等で用意することが望ましいもの食糧 飲料水 3 日分以上資機材 医薬品 携帯トイレ 防水シート テント ラジオ 乾電池 ヘルメット 軍手 など 保管場所は 取り出すときの容易さ 耐震性 分散化を考慮する 飲料水 食糧 乾電池等は 定期的な更新が必要である (2) 従業員個人で用意することが望ましいもの地図 懐中電灯 防寒着 手袋 歩きやすい靴 携帯食糧 飲料水 携帯ラジオなど 9